JPS6111835Y2 - - Google Patents

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JPS6111835Y2
JPS6111835Y2 JP16897678U JP16897678U JPS6111835Y2 JP S6111835 Y2 JPS6111835 Y2 JP S6111835Y2 JP 16897678 U JP16897678 U JP 16897678U JP 16897678 U JP16897678 U JP 16897678U JP S6111835 Y2 JPS6111835 Y2 JP S6111835Y2
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repeater
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signal
line
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JP16897678U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、火災検出により作動して固有信号
を信号線路の転極により伝送する同基転極伝送方
式を用いて発報地区を知ることのできる火災報知
機で用いられる副受信機の改良に関する。
従来、火災の検出で起動され発報地区を表すた
めの固有信号を受信機に対し送出する複数の中継
器を設けた火災報知設備では、発報に応動して信
号線路の転極を受信機側で所定回数行ない転極時
における中継器よりの状態から固有信号を受信解
読する所謂同期転極伝送方式が採用されており、
発報中継器の番号を表示する受信機の他に、同様
に発報中継器番号を表示するための副受信機を設
けている。従来、この種の副受信機は受信機より
の移報接点による動作をもつて受信機と同じ発報
表示を行なつており、移報接点のための線路を別
途必要とすることから、中継器が設置される警戒
区域の任意の位置に副受信機を設置することが困
難であり、受信機が置かれる中央監視室もしくは
その近辺にしか副受信機を設置できなかつた。
この考案の目的は、同期転極伝送方式により中
継器が受信機に対し固有信号を伝送する火災報知
機において、電源線と信号線とを併用した2線式
中継器回線が布設される警戒区域の任意の位置で
中継器よりの固有信号を解読表示して監視作業の
効率化を図ることのできる火災報知機用副受信機
を提供するものである。
以下に図面を参照して、この考案の望ましい実
施例を説明する。
第1図は、この考案による副受信機が用いられ
る火災報知機を示したもので、受信機1と中継器
3は2本の中継器回線2,2′により結ばれてお
り、この中継器回線2,2′の任意の位置にこの
考案による副受信機4が接続されると共に、端末
に終端器5が接続される。尚、中継器3は複数台
設けられるものであるが、その一台を代表して示
している。
まず受信機1は、直流電源6を備え、定電圧回
路7および定電流回路8を介して一定直流電圧、
例えばDC24Vを供給している。受信回路9は中
継器3の発報による線路電流に対応して作動し、
火災警報出力により表示灯を点灯し且つブザー等
を鳴動させる。クロツク検出回路10は中継器3
よりのクロツクパルスを取り出して転極回路12
を制御し、また信号検出回路11は回線2,2′
の転極時に中継器3から送出される固有信号を受
信検出する。クロツク検出回路10の出力は転極
駆動回路13に接続され、転極駆動回路13はク
ロツクに同期して転極回路12の転極接点l1,l2
を切替える。クロツク検出回路10および信号検
出回路11の出力は、中継器3よりの固有信号を
解読して、発報地区を表示するための表示部14
に入力されている。表示部14は、クロツクに同
期して直列的に入力される固有信号を解読するた
めの信号判読回路15、この信号判読回路15よ
りの出力に対応した数字を表示部17に表示させ
る表示変換回路16とを備えてなる。
一方、中継器3は、中継器回路2,′との間を
電源線19,19′および信号線20,20′で接
続しており、電源引入部にはダイオード・プリツ
ジで成る整流回路21が設けられ、押釦スイツチ
PS1を介してコンデンサCを常時充電している。
押釦スイツチPS1の常開側には定電圧回路22が
設けられ、定電圧回路22により電源を受けるク
ロツクパルス受信器23、固有信号のコードビツ
トを予じめ設定しているシフトレジスタ24及び
信号発生回路25が接続され、更に火災検出で閉
じられる押釦スイツチPS2及び火災検出回路26
が設けられている。信号線20,20′には、火
災検出回路26の作動で閉じられる常開接点l3
クロツクパルス発生回路27および信号送出回路
28が設けられている。クロツクパルス受信器2
3はクロツクパルス発生回路27とフオトカプラ
により結合され、クロツクパルスCPをシフトレ
ジスタ24に印加し、また信号送出回路28も信
号発生回路25とフオトカプラにより結合されて
いる。
中継器回線2,2′の任意の位置に接続される
この考案の副受信機の詳細は第2図に示される。
第2図を参照するに、副受信機4には定電圧回路
30により電源供給を受けるクロツクパルス検出
用の第1の比較回路31および固有信号検出用の
第2の比較回路32を有し、各比較回路31,3
2の各出力は、受信機の表示部14と同じ構成を
もつ信号判読回路33、表示変換回路34および
表示器35で成る表示部36に与えられている。
比較回路31の入力部はダイオードD1,D2
介して中継器回線2,2′に接続され、線路2が
プラスで線路2′がマイナスにおかれる中継器よ
りのクロツクパルス送出時における線路電圧の変
化を入力部に印加せしめるようダイオードD1
D2の接続極性を定めている。一方、比較回路3
2の入力部はダイオードD3,D4を介して中継器
回線2,2′に接続され、線路2がマイナスで線
路2′がプラスにおかれる転極時に中継器より送
出される固有信号による線路電圧の変化を入力部
に印加せしめるようダイオードD3,D4の接続極
性を定めている。また、副受信機4の電源は、内
蔵する乾電池もしくは設置場所における商用電源
を用いるが、更には整流回路を介して中継器回線
2,2′より受けるかのいずれであつてもよい。
次に第1図を参照して、まず受信機と中継器の
動作を説明する。
火災発生により中継器3の押釦スイツチPS1
PS2が連動して閉じられると、押釦スイツチPS1
の切替えでコンデンサCが定電圧回路22に接続
され、中継器回線2,2′から切離され、中継器
回路に電源が供給される。押釦スイツチPS2の閉
成により流れる電流で火災検出回路26が作動
し、シフトレジスタ24にセツト信号Sを供給す
ると共に、接点l3を閉じる。接点l3の閉成でクロ
ツクパルス発信回路27を介して中継器回線2,
2′に線路電流が流れ、このため受信機1のクロ
ツク検出回路10がクロツクパルスCPを取り出
し、信号判読回路15並びに転極駆動回路13に
印加する。このクロツクパルスにより転極駆動回
路13は転極回路12の接点l1,l2を切替え、中
継器回線2,2′の極性を逆転させる。中継器3
のシフトレジスタ24には所定のコードビツトが
固有信号として設定されており、クロツクパルス
受信器23よりのクロツクパルスで最初のコード
ビツトを信号発生回路25に送出し、コードビツ
トが“0”であれば、信号送出回路28は作動せ
ず、転極が行なわれても線路電流が流れないか
ら、受信機1の信号検出回路11の出力はコード
ビツト“0”を検出し、信号判読回路15に与え
る。また、中継器3のシフトレジスタ24のコー
ドビツトが“1”であれば、信号送出回路28が
作動して、転極時の中継器回線2,2′に線路電
流が流れ、この線路電流が受信機1の信号検出回
路11でコードビツト“1”として検出され、信
号判読回路15に与えられる。信号判読回路15
は検出信号を受信すると転極駆動回路13をリセ
ツトし、このため転極回路12の接点l1,l2が元
に戻り、再び中継器3のクロツクパルス発生回路
27を介して流れる電流でクロツクパルスが送出
される。このクロツクパルスに同期した固有信号
の送出は、シフトレジスタ24のビツトシフト完
了で終了し、受信機1の信号判読回路15は、最
終コードビツトの受信に応動して、表示変換回路
16を作動し、受信された固有信号により表わさ
れる中継器番号を表示器17に数値表示する。
上述のような同期転極伝送方式による受信機1
に対する中継器3からの固有信号送出時におい
て、第2図に示すこの考案の副受信機4は次の動
作を行つて発報した中継器よりの固有信号を解読
表示する。
中継器よりクロツクパルスが送出されると中継
器回線2,2′は中継器により低インピーダンス
に短絡された状態になることから、線路2の電位
が下がり、これがダイオードD1を介して比較回
路31に入力され、基準レベルVref以下になる
と比較回路31が反転してクロツクパルスを検出
し、信号判読回路33に印加する。一方、受信機
はクロツクパルスにより中継器回線2,2′を転
極するので、続いて線路2,2′の極性が入れ替
り、線路2はマイナスにおかれるので、比較回路
31は復旧する。この転極状態で中継器が固有信
号を形成する最初のコードビツトを送出し、この
コードビツトが“1”であれば中継器回線2,
2′が低インピーダンスに短絡されるので、線路
2′のレベルが低下し、このレベル低下はダイオ
ードD3を介して比較回路32に入力され、その
基準電圧Vref以下となつたとき比較回路32は
反転し、固有信号のコードビツトがレベル“1”
にあることる検出して信号判読回路33に印加
し、固有信号のコードビツト“1”が読込まれ
る。一方中継器より送出される固有信号のコード
ビツトが“0”であると、転極状態にある中継器
回線のレベル変化は生じないことから、比較回路
32は反転せず、信号判読回路33に固有信号の
コードビツト“0”が読込まれる。
固有信号における最初のコードビツトの検出が
終了すると、受信機において中継器回線2,2′
の転極状態が元に戻され、中継器は再度クロツク
パルスを送出し、以下固有信号における所定数の
コードビツトの送出が完了するまで、比較回路3
1,32はクロツクパルスとコードビツトの検出
動作を繰り返す。信号判読回路33は最終コード
ビツトの受信に応動して表示変換回路34を作動
し、検出された固有信号により表わされる中継器
番号を表示器35に数値表示させるものである。
この考案の火災報知機用副受信機は以上説明し
たように、受信機の表示部からの移報接点を使用
せずに、中継器より受信機に対し同期転極伝送を
もつて固有信号を伝送するための電源線と信号線
とを兼ねた2線式中継器回線に直接接続すること
で、中継器よりの固有信号を検出することができ
るため受信機から副受信機に対する専用の信号線
が不要となり、中継器回線が布設される警戒区域
の任意の場所に副受信機を設置することができ、
火災報知機における監視能力を向上せしめること
ができ、加えて中継器の動作試験時において近傍
の副受信機の表示状態をみることができるので、
中継器における固有信号送出機構の動作確認が容
易にできる効果をも得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の副受信機が用いられる2
線式中継器回線とした火災報知機の一例を示す回
路図、第2図は第1図の火災報知機に用いられる
この考案の副受信機の一実施例を示す回路ブロツ
ク図である。 1……受信機、2,2′……中継器回線、3…
…中継器、4……副受信機、5……終端器、6…
…直流電流、7,30……定電圧回路、8……定
電流回路、9……受信回路、10……クロツク検
出回路、11……信号検出回路、12……転極回
路、13……転極駆動回路、14,36……表示
部、15,33……信号判読回路、16,34…
…表示変換回路、17,35……表示器、18,
29……電話器回路、19,19′……電源線、
20,20′……信号線、21……整流回路、2
2……定電圧回路、23……クロツクパルス受信
器、24……シフトレジスタ、25……信号発生
回路、26……火災検出回路、27……クロツク
パルス送出回路、28……信号送出回路、31…
…第1の比較回路、32……第2の比較回路、
l1,l2……転極接点、l3……常開接点、PS1,PS2
……押釦スイツチ、C……電源用コンデンサ、
D1〜D4……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 火災検出により識別可能な固存信号を発信する
    中継器と、該中継器に電源を供給すると共に中継
    器よりの固有信号を解読して作動した中継器を識
    別表示する受信機とで成る火災報知機において、
    上記受信機と中継器とを結ぶ中継器回線を電源の
    供給と信号との伝送を併用する2線式中継器回線
    とし、該2線式中継器回線に接続され発報時に上
    記中継器からのクロツクパルスを検出する第1の
    比較回路と、発報時のクロツクパルスによる上記
    受信器の転極動作時に上記中継器から送出される
    固有信号を検出する第2の比較回路と、上記第1
    および第2の比較回路の出力を受けて上記動作中
    継器に該当する番号を判読表示する表示部とを備
    えたことを特徴とする火災報知機用副受信機。
JP16897678U 1978-12-11 1978-12-11 Expired JPS6111835Y2 (ja)

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JP16897678U JPS6111835Y2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11

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JP16897678U JPS6111835Y2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11

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JPS5586293U JPS5586293U (ja) 1980-06-14
JPS6111835Y2 true JPS6111835Y2 (ja) 1986-04-14

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