JPS61118353A - 新規ヒドラジド誘導体およびその製造法 - Google Patents

新規ヒドラジド誘導体およびその製造法

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JPS61118353A
JPS61118353A JP23786184A JP23786184A JPS61118353A JP S61118353 A JPS61118353 A JP S61118353A JP 23786184 A JP23786184 A JP 23786184A JP 23786184 A JP23786184 A JP 23786184A JP S61118353 A JPS61118353 A JP S61118353A
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義雄 井上
Riichi Iwa
岩 理一
Harumi Tatsu
春美 達
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分計〕 本発明は、新規ヒドラジド誘導体およびその製造法に関
する。更に詳しくは、新規なピラゾロン誘導体合成の中
間体として有用な新規ヒドラジド誘導体およびその製造
法に関する。
〔従来の技術〕
ある種の含フツ素有機化合物が、フッ素原子団固有の性
質、即ち電気陰性度が最も大きく、かつ原子半径が水素
に次いで小さいという性質に起因すると思われる特異な
生理活性を示すことから最近特に注目されている。
ところで、含フツ素共重合体の重要な原料の一種である
ヘキサフルオロプロペン製造時の副生物であるオクタフ
ルオロイソブチンは、毒性が強いばかりではなく、その
有効な利用方法が見出されないため、その廃棄処分にも
困っているのが現状である。
本出願人は先に、オクタフルオロイソブチンがその毒性
故にそのままの形では保存されず、一般に低級アルコー
ル、例えばメタノール、エタノール−n−プロパツール
、イソプロパツール、n−プタメールなどのアルコール
付加物の形で保存されていることを積極的に利用し、こ
のアルコール付加物C1E自体を出発原料として、ある
いは好ましくはアルコール付加物を塩基と接触させるこ
とにより容易に得られるそれの脱7ツ化水素物[111
を出発原料として、いくつかの有用な新規ピIJ ミジ
ン誘導体に導くことに成功した。
(0’FS)20−OF、+Rol!−+ (0?ρ、
0HOIF20RCI〕塩基 (OF山GHO?、OR−m−(GIP山0−01FO
Rl:I[]得られたいくつかの新規ピリミジン誘導体
の例は、次の如くである。
(特開昭59−104.364号公号公報時開昭59−
104,366号公報)(特開昭59−1   号公報
) (特願昭59−40042〜3号) 〔発明の課題および構成〕 本発明者らは、ヘキサフルオロイソブチンまたはそのア
ルコール付加物の新たな用途を求めて更に検討の結果、
上記の如きピ174ジン誌導体ばかりではなく、ピラゾ
ロン誘導体を得ることにも成功し、本発明はその新規な
ピラゾロン誘導体の金球に中間体として用いられる新規
ヒドラジド誘導体を提供せんとするものである。
従って、本発明は新規ヒドラジド誘導体に係り、この新
規ヒドラジド誘導体は、一般式 4式%) (ここで、Rは水素原子、アルキル基、アリル基、アリ
ール基またはアラルキル基である)で表わすれる。
本発明はまた、かかるヒドラジド誘導体の製造法に係り
、ヒドラジド誘導体の製造は、オクタフルオロイソブチ
ル低級アルキルエーテルまたはl−低級アルフキシパ−
フルオロイソプテント一般式 %式% (ここで、Rは水素原子、アルキル基、アリル基、アリ
ール基またはアラルキル基である)で表わさレルヒドラ
ジンとを反応させることにより行われるO 上記一般式〔N〕で表わされるヒドラジンとしては、例
えばヒドラジン、フェニルヒドラジン、p−二トロフェ
ニルヒドラジン、N−メチルヒドラジン、N−ブチルヒ
ドラジンあるいはこれらの無機塩などが用いられる。
この反応は、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン、テトラヒド
ロ7ランなどの極性溶媒中で、トリエチルアミン、トリ
プロピルアミン、トリブチルアミン、トリエタノールア
ミンなどの触媒ヲ用いて、約−10〜+40℃の温度で
行われる。用いられた触媒、例えばトリエチルアミンは
、次のように反応に関与するものと考えられる。従って
、との反応機構から、オクタフルオロイソブチル低級ア
ルキルエーテルと同様に、それから導かれる1−低級ア
ルコキシパーフルオロイソブテンも原料物質として用い
ることができる。
(OF’、)20HC!F20R’ + 2ICt、N
LM NNHQ IHOI (OF、)、GHOOBrHNHQ 得られたヒドラジド誘導体CITE FiZ級アミンと
反応ぎせることにより、下記反応式に示す如く新規なピ
ラゾロン誘導体〔■〕を与えるが、2級アミンとしては
、例えばジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジブチル
アミン、ジフェニルアミン、N−メチルアニリン、ピペ
リジン、モルホリン、ピロリジン、ピロール、イミダゾ
ールなどが用いられる。従って、得られるピラゾロン誘
導体の5−ジ置換アミ7基は、2級アミンが上記例の如
く環状基を形成している場合には、N原子の結合として
はジ置換されてはいるが、置換基としては1個である。
(OT!s)、01i00MHMHR+ HER♂この
反応は、ジメチルアセトアミド、ジメチルアセトアミド
、スルホラン、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフ
ランなどの極性溶媒中で、約−io〜+40℃の温度で
行われる。
〔発明の効果〕
オクタフルオロイソブチンの有効利用法の一つとして、
特異な生理活性を利用する用途に用いられる新規なピラ
ゾロン誘導体を合成する中間体として有用な、新規のヒ
ドラジド誘導体が合成された。
〔実施例〕
次に、実施例について本発明を説明する。
実施例1 オクタフルオロイソブチルメチルエーテル1.16り(
5ミリモル)を乾燥ジメチルホルムアミド10〇−に溶
かし、これを水浴で冷却しながらトリエチルアミン1.
01 g(10ミリモル)を加え、90分間攪拌した後
、塩酸フェニルヒドラジン1.09 F (7,5ミリ
モル)を加え、更に室温で1時間攪拌してから水中に注
いだ。析出した固体状物質を吸引口過して集め、水洗、
乾燥させると109g(収率77%)の粗製物が得られ
、これをクロロホルムで再結晶して精製した。得られた
2−)+Jフルオロメチルー3y3s3.  トリフル
オロプロパンフェニルヒドラジドは、次のような特性値
を有している。
融点(℃)       161〜162秤IF NM
R(OF3)      −14,3(d)J O? 
 a (HZ)       7.5質量スペクトル 
      286 塩化カルシウム管を付けた冷却器および磁気攪拌子を備
えた容量100−の三ロフラスコに、上記フェニルヒド
ラジド肪導体7.15 g(25ミIJモル)全仕込み
、乾燥ジメチルホルムアミド70d中に溶解させた。こ
れに、各種の2級アミン(100ミリモル)を、滴下ロ
ートから滴下した。反応混合物は、滴下時にわずかに発
熱するが、更に室温で4時間攪拌した後、水中に注いだ
。析出した固体状物質を吸収口過し、水洗した後、クロ
ロホルムから再結晶した。得られた1−フェニル−4−
トリフルオロメチル−5−ジ置換アミ/−4−ピラゾリ
ン−3−オンの収率および特性値は、次の表1に示され
る。なお、”? NMRは、トリフルオロ酢酸を外部標
準とした化学シフトで、高磁場方向を負で表わした。
表1 1 ジエチルアミン  92   170.5−171
  −24.0    2992 ジブ−ピルアミン 
  76    162〜163−24.0     
3273、ピペリジン   64  227〜228−
25.5   3114 モルホリン   32  2
31粉解)−25,3313実施例2 実施例1において、塩酸フェニルヒドラジンの代りに、
等モル量の塩酸ヒドラジンを用いて、2−トリフルオロ
メチル−3,3,3−)リフルオロプロパンヒドラジド
の合成(収率73%)を行なった。その特性値は、次の
如くである。
融点(C”)      >250 ”F NMR(OF、)      −14,2(d)
JaF  a (aZ)       Zs質量スペク
トル       210 このヒドラジド誘導体を用いての4−トリフルオロメチ
ル−5−ジ置換アミノ−4−ピラゾリン−3−オンの合
成が実施例1と同様にして行われ、その収率および特性
値は次の表2に示される。
表2 1  ジエチルアミン   72  175.シν17
6.5  −24.2    2232  シフ−ビヤ
アミン   70  204〜205   −24.3
    2513 ピペリジン   65  187〜
188  −25.6   2354 モルホリン  
 88  280(分解)   −25,9237実施
例3 実施例1において、塩酸フェニルヒドラジンの代すに、
等モル量の塩ap−ニトロフェニルヒドラジンを用いて
、2−トリフルオロメチル−3,3゜3− ) I7 
フルオロプロパン−p−ニトロフェニルヒドラジドの合
成(収率98%)を行なった。その特性f11[Fi、
次の如くである。
融点(℃)       )250 (分解)′すNm
x(at3)     −14,4((L)このp−ニ
トロフェニルヒドラジド誘導体を用いての1−(p−ニ
トロフェニル)−4−)リフルオロメチル−5−ジエチ
ルアミノ−4−ピラゾリン−3−オンの合成(収率70
%)を行なった。
その特性mは、次の如くである。
融点(℃)     209〜210 ”1F NMR−23,6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 (CF_3)_2CHOONHNHR〔III〕(ここで
    、Rは水素原子、アルキル基、アリル基、アリール基ま
    たはアラルキル基である)で表わされる新規ヒドラジド
    誘導体。 2、オクタフルオロイソブチル低級アルキルエーテルま
    たは1−低級アルコキシパーフルオロイソブテンと一般
    式 H_2NNHR 〔IV〕 (ここで、Rは水素原子、アルキル基、アリル基、アリ
    ール基またはアラルキル基である)で表わされるヒドラ
    ジンとを反応させることを特徴とする一般式 (CF_3)_2CHCONHNHR 〔III〕(ここ
    で、Rは前記定義と同じである)で表わされる新規ヒド
    ラジド誘導体の製造法。
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