JPS6043065B2 - インドリジン‐2‐オン誘導体及びその製法 - Google Patents

インドリジン‐2‐オン誘導体及びその製法

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JPS6043065B2
JPS6043065B2 JP55030692A JP3069280A JPS6043065B2 JP S6043065 B2 JPS6043065 B2 JP S6043065B2 JP 55030692 A JP55030692 A JP 55030692A JP 3069280 A JP3069280 A JP 3069280A JP S6043065 B2 JPS6043065 B2 JP S6043065B2
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昭一 筧
祐隆 伊東
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Taiho Pharmaceutical Co Ltd
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Taiho Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 −、0”。
(式中Rは水素原子、低級アルキル基またはフェニル基
を、R゛は水素原子または低級アルキル基を、R”及び
R゜は低級アルキル基、置換基として低級アルコキシカ
ルボニル基を有する低級アルキル基、低級アルケニル基
、低級アルキニル基、またはアラルキル基を意味する。
またR”とR゜は互に連結してシクロペンタン、シクロ
ヘキサンまたはインダンを形成することもできる)で示
される新規なインドリジンー2−オン誘導体およびその
製法に関する。従来、一般式(1)で示されるようなイ
ンドリジンー2−オン誘導体については全く知られてい
なかつた。
本発明者はこの種のインドリジン誘導体について鋭意研
究を重ねた結果、本発明を完成するに至つた。本発明の
一般式(1)で示されるインドリジンー2−オン誘導体
は文献未記載の新記化合物であり、降出作用、抗菌作用
を有し、医薬として有用なものである。
上記一般式(1)の置換基R、R゛、R’及びR゜にお
ける低級アルキル基の例として、炭素数1〜6のアルキ
ル、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル基等が低級アルコキシカルボニルの例とし
ては炭素数2〜4を有するアルコキシカルボニル、例え
ばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキ
シカルボニル基等が低級アルケニル基の例としては炭素
数2〜6を有する低級アルケニル、例えば、ビニル、ア
リル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル基等が低級ア
ルキニル基の例としては炭素数2〜6を有する低級アル
キニル、例えば、エチニル、プロピル、ブチニル、ペン
チニル、ヘキシニル基等が、アラルキル基の例としては
、炭素数7〜9を有するアラルキル、例えばベンジル、
フェネチル、フェニルプロピル基等がXのハロゲン原子
としては、例えば、塩素、臭素、沃素原子等が挙げられ
る。
本発明の一般式(1)で示される化合物は、例えば一般
式ε、。
COOR、X゜”。(式中R゛は低級アルキル基を、X
はハロゲン原子を、RおよびR゛は前記の意味を有する
)で示される化合物と一般式R5(X)n(3) (式中、nは1〜2の整数を、R5はnが1の場合、低
級アルキル基、置換基として低級アルコキシカルボニル
基を有する低級アルキル基、低級アルケニル基、低級ア
ルキニル基又はアラルキル基を意味し、nが2の場合R
゜は炭素数4〜5を有するポリメチレン基又はo をX はハロゲン原子を意味する)で示されるモノあるいはジ
ハロゲン化物を塩基性物質の存在下に反応させることに
より製造される。
上記一般式(2)の置換基R’の低級アルキル基の例と
しては前記と同様の炭素数1〜6のアルキル基が挙げら
れる。
一般式(2)で示される化合物は公知の化合物であり、
例えばジャーナル、オブ、オーガニック、ケミストリー
(J、Org、Chem)36.2451(1971)
に記載の方法又はこれに準する方法により容易に合成す
ることができる。
上記一般式(3)のnが1の時におけるR5の低級アル
キル基の例としては炭素数1〜6のアルキル、例えばメ
チル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル
基等が、置換基としての低級アルコキシカルボニル基の
例として、炭素数2〜キシカルボニル基を有する低級ア
ルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、アラ
ルキル基を意味する。
またR2とR3は互に連結してシクロペンタン、シクロ
ヘキサンまたはインダンを形成することもできる)で示
されるインドリジンー2ーオン誘導体の製法。発明の詳
細な説明 本発明は一般式 (式中Rは水素原子、低級アルキル基またはフェニル基
を、R1は水素原子または低級アルキル基を、R2及び
R3は低級アルキル基、置換基として低級アルコキシカ
ルボニル基を有する低級アルキル基、低級アルケニル基
、低級アルキニル基、またはアラルキル基を意味する。
またR2とR3は互に連結してシクロペンタン、シクロ
ヘキサンまたはインダンを形成することもできる)で示
される新規なインドリジンー2−オン誘導体およびその
製法に関する。従来、一般式(1)で示されるようなイ
ンドリジンー2−オン誘導体については全く知られてい
なかつた。
本発明者はこの種のインドリジン誘導体について鋭意研
究を重ねた結果、本発明を完成するに至つた。本発明の
一般式(1)で示されるインドリジンー2−オン誘導体
は文献未記載の新記化合物であり、降圧作用、抗菌作用
を有し、医薬として有用なものである。
上記一般式(1)の置換基R,Rl,R2及びR3にお
ける低級アルキル基の例として、炭素数1〜6のアルキ
ル、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル基等が低級アルコキシカルボニルの例とし
ては炭素数2〜4を有するアルコキシカルボニル、例え
ばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキ
シカルボニル基等が低級アルケニル基の例としては炭素
数2〜6を有する低級アルケニル、例えば、ビニル、ア
リル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル基等が低級ア
ルキニル基の例としては炭素数2〜6を有する低級アル
キニル、例えば、エチニル、プロピル、ブチニル、ペン
チニル、ヘキシニル基等が、アラルキル基の例としては
、炭素数7〜9を有するアラルキル、例えばベンジル、
フェネチル、フェニルプロピル基等がXのハロゲン原子
としては、例えば、塩素、臭素、沃素原子等が挙げられ
る。
本発明の一般式(1)で示される化合物は、例えば一般
式(式中R4は低級アルキル基を、xはハロゲン原子を
、RおよびR1は前記の意味を有する)で示される化合
物と一般式R5(X)n
(3)(式中、nは1〜2の整数を、R5はnが1の
″場合、低級アルキル基、置換基として低級アルコキシ
カルボニル基を有する低級アルキル基、低級アルケニル
基、低級アルキニル基又はアラルキル基を意味し、nが
2の場合R5は炭素数4〜5を有するポリメチレン基又
は[ 11をXはハロゲン原子を意味する)で示される
モノあるいはジハロゲン化物を塩基性物質の存在下に反
応させることにより製造される。
上記一般式(2)の置換基R4の低級アルキル基の例と
しては前記と同様の炭素数1〜6のアルキル基が挙げら
れる。
一般式(2)で示される化合物は公知の化合物であり、
例えばジャーナル.オブ.オーガニック.ケミストリー
(J.Org.Chem)36.2451(1971)
に記載の方法又はこれに準する方法により容易に合成す
ることができる。
上記一般式(3)のnが1の時におけるR5の低級アル
キル基の例としては炭素数1〜6のアルキル、例えばメ
チル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル
基等が、置換基としての低級アルコキシカルボニル基の
例として、炭素数2〜4を有するアルコキシカルボニル
、例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プ
ロポキシカルボニル基等が、低級アルケニル基の例とし
ては炭素数2〜6を有する低級アルケニル、例えばビニ
ル、アリル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル基等が
低級アルキニル基の例としては炭素数2〜6を有する低
級アルキニル、例えばエチニル、プロビニル、ブチニル
、ペンチニル、ヘキシニル基等が、アラルキル基の例と
しては炭素数7〜9を有するアラルキル、例えばベンジ
ル、フェネチル、フェニルプロピル基等が挙げられる。
又nが2の時におけるR5の炭素数4〜5を有するポリ
メチレン基としては、−(CH2)4−・一(CH2)
5−を挙げることができる。本発明の反応は不活性容媒
中で行うのが好ましい。
用いられる不活性容媒としては、例えばメタノール、エ
タノール、プロパノール等の低級アルコール類、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ジメチルス
ルホキシド等の極性溶媒類が挙げられる。本発明で用い
られる塩基性物質としては例えば水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等が挙げ
られる。反応温度は原料の種類、溶媒の種類等により、
必ずしも一定ではないが通常室温付近が好ましい。以下
、本発明の実施例を示す。
尚本発明の化合物は通常公知の方法により精製すること
ができ、例えば抽出、濃縮、蒸留、再結晶、カラムクロ
マトグラフィー等の手段により容易に分離することがで
きる。
実施例1 2−ベンジルー1−(エトキシカルボニルメチル)ピリ
ジニウムプロミド3.36y(10ミリモル)、ベンジ
ルプロミド5.13f(30ミリモル)をエタノール1
00ntに溶解し、これに水酸化カリウム水溶液(水酸
化カリウム1.96fI1水5m1)を加えた後、室温
下で1紛間攪拌する。
この反応混合液を希塩酸を用いて中和し、析出した無機
物を淵去し、戸液を濃縮する。残渣をアルミナカラムを
用いて分離後、クロロホルム−ヘキサンから再結晶する
と融点209−21(代)の3,3ージベンジルー1−
フェニルー2,3−ジヒドロインドリジンー2−オン3
.18yが得られる(収率89%)。化合物11R(K
Br)1592c!n−1カルボニル元素分析C28H
23NOとして実施例2〜14 実施例1と同様の操作により表1の化合物を合成した。
実施例152−ベンジルー1−(エトキシカルボニルメ
チル)ピリジニウムプロミド3.36g(10ミリモル
)、A,a″ージブロムー0−キシレン1.75g(1
0ミリモル)をエタノール100m1に溶解し、これに
水酸化カリウム水溶液(水酸化カリウム1.96g1水
5m1)を滴下し、室温下で5時間攪拌する。
この反応溶液を希塩酸を用いて中和し、析出した無機物
を淵去し、淵液を濃縮する。残渣をアルミナカラムを用
いて分離後、クロロホルム−ヘキサンから再結晶すると
融点203−205℃の1−フェニルー2,3−ジヒド
ロインドリジンー2−オンー3−スピロー2″−インダ
ン2.39gが得られる(収率77%)。化合物15 実施例15と同様の操作により表2の化合物を合見した

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素原子、低級アルキル基またはフェニル基
    を、R^1は水素原子または低級アルキル基を、R^2
    及びR^3は低級アルキル基、置換基として低級アルコ
    キシカルボニル基を有する低級アルキル基、低級アルケ
    ニル基、低級アルキニル基、アラルキル基を意味する。 またR^2とR^3は互に連結してシクロペンタン、シ
    クロヘキサンまたはインダンを形成することもできる)
    で示されるインドリジン−2−オン誘導体。2 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素原子、低級アルキル基またはフエニル基
    を、R^1は水素原子または低級アルキル基を、R^4
    は低級アルキル基、Xはハロゲン原子を意味する)で示
    される化合物に一般式R^5(X)n (式中nは1〜2の整数を、R^5はnが1の場合、低
    級アルキル基、置換基として低級アルコキシカルボニル
    基を有する低級アルキル基、低級アルケニル基、、低級
    アルキニル基、又はアラルキル基を意味し、nが2の場
    合R^5は炭素数4〜5を有するポリメチレン又は▲数
    式、化学式、表等があります▼を、Xはハロゲン原子を
    意味する)で示される化合物とを塩基性物質の存在下反
    応させることを特徴とする一般式▲数式、化学式、表等
    があります▼ (式中R,R^1は前記と同一の意味を有し、R^2及
    びR^3は低級アルキル基、置換基として低級アルコキ
    シカルボニル基を有する低級アルキル基、低級アルケニ
    ル基、低級アルキニル基、アラルキル基を意味する。 またR^2とR^3は互に連結してシクロペンタン、シ
    クロヘキサンまたはインダンを形成することもできる)
    で示されるインドリジン−2−オン誘導体の製法。
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US4567270A (en) * 1984-09-17 1986-01-28 G. D. Searle & Co. Hexahydroindolizinones useful for treating cardiac arrhythmia, thrombotic disorders in mammals

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