JPS61118177A - 屋根用緑青板の製法 - Google Patents

屋根用緑青板の製法

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JPS61118177A
JPS61118177A JP24009484A JP24009484A JPS61118177A JP S61118177 A JPS61118177 A JP S61118177A JP 24009484 A JP24009484 A JP 24009484A JP 24009484 A JP24009484 A JP 24009484A JP S61118177 A JPS61118177 A JP S61118177A
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patina
urethane resin
resin paint
powder
pattern
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Susumu Takagi
進 高木
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  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 近時建築様式の多様化に伴い緑青色の屋根材の要請が増
加しているので、いかなる素材がらでも屋根用緑青板を
製造して供給せんとするものである。
(従来の技術) 従来昭57−52425r屋根用緑青銅板の製法」があ
るが、これは次のような欠点をもっている。
(1)最後にスプレーする、耐水性クリヤーによる保護
膜の形成に当って、5ミクロン以上の膜厚にすると緑青
が流れてしまうので保護膜が薄い。
(2)前記(1)の原因により耐候性が非常に悪く、特
に冬の積雪によって剥げ落ちる等四に弱いことは実証済
みであり、その為素材は銅板に限られその他の素材は危
険で用いられない。
(3)作業性が限定的で、太陽の直射光線下や5℃以下
の乾燥不充分な条件下では共に緑青色の発色は不能であ
り、その作業条件がむつかしい為に現場加工は殆ど不可
能である。
(4)気候、温度、刷毛つぎの重なり等によって柄が変
化するので、多数板を必要とする屋根材としては柄の統
一が不可能である。
(5)褪色性、白化の速度が早く、素材に対する密着性
も悪い。
又、この他鋼板メーカーの緑青色屋根材も存するがこれ
も素材は銅板に限定されているし、第一層がタール塗装
である為、上層塗膜が剥離しても銅板は表れずに真黒な
タール色が顕現してくるだけで大きくイメージを損う欠
点がある。
又、これは軽砂を混入した無機質の上層塗料であるから
、自然緑青は発生してこないし作業性は悪(、重力に抗
して塗布することは不可能であるからこれも現場製作は
不可能である。
(発明が解決しようとする問題) 前述の従前技術の欠点が即ち問題点なのであるが、次に
それを箇条書きにすると、 (1)耐候性が極度に悪いので、これを強化し完全化を
図らねば責任施行ができない。
(2)限定された環境下でのみより製造不可能と7、 
    いう作業性の劣悪さから解放しなければならな
い。
(3)  自然な緑青の風あいと柄を出しながらも更に
その柄いきの統一を図らねばならない。
(4)銅板以外のあらゆる素材からでも、緑青屋根板を
製造してコストの低下を図らねばならない。
(5)第1層に黒色のタールは用いた(ない。
(問題点を解決する為の手段) (1)従前技術は水溶性接着剤に銅粉を混入して銅板に
塗布し、第2工程も又水溶性発色液を用いているので白
化が強く、そこへ有機性の耐水性クリヤーを保護膜とし
てスプレーすると折角の発色緑青が全部流れてしまう為
5ミクロン以上の保護膜が形成できないという主材が水
溶性であるための欠点がもろに現出した。本発明はこれ
に対応する工程には全部二液性ウレタン樹脂塗料をベー
スにしているので保護膜も厚くでき耐候性の劣悪さを解
決した。
(2)  ところが有機性のウレタン樹脂塗料では緑青
の柄いきや風あいが出せず、平板的な塗面より得られな
い問題があった。そこで本発明は第3工程において高圧
ガンを使用しながらもこれのエアー微調整によって緑青
粉末入りウレタン樹脂塗料主材の噴出流量を加減し、緑
青病を顆粒状に素材上にスプレーすることによって「柄
」つくりの問題点を解決した。
(3)シかしながら第3工程のみでは「柄」は得られて
も緑青の風あいが不充分であるので、この問題点を解決
するために本発明は従来保護膜形成にたゾ漫然とスプレ
ーしていた透明のウレタン樹脂クリヤーに着目し、この
クリヤーにも10%〜3096の緑青粉入りウレタン樹
脂塗料を混合して半透明状にするという従前技術では前
例のない進歩性顕著な工法を第4工程として取いれ、こ
\に緑青の風あい現出に成功し有機性塗料の限界を突破
し、有機性塗料で緑青板を製作する製法を確立したもの
である。
(作 用) 有機性ウレタン樹脂塗料をベースにしているので、切断
、折り曲げ等屋根材としての加工性が抜群によく、これ
ら作業による剥離、ひ望割れは全く生じないし、雨、雪
降り以外ならいかなる気象、気温の中ででも現場生産も
可能となり非常に作業性が進歩したのである。
(例示実施例) 本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
板(1)は銅、鉄、等金属板でもセメント板、陶器板、
合成樹脂板、木製板等いかなる板でも素材として使用す
ることが可能である。前述の板(1)の面上に第1工程
で夫々の素地板に適合した下地処理をする。即ち金属板
であればシンナーで埃や油を払拭し、セメント板等はシ
ーラー処理を施すことによって下地処理済み面(2)を
形成する。次いでこの下地処理済み面(2)の上に緑青
、色にマツチする色の二液性ウレタン樹脂塗料を下塗り
をする第2工程を実施することによって下塗完了面(3
)を形成する。この面が乾燥後は緑青粉末入り二液性ウ
レタン樹脂塗料主剤を高圧ガンを用いながらもエアー微
調整によって主剤の噴出形状を造型し、顆粒状に「柄」
を現出せしめる第3工程を実施することによって緑青柄
形成面(4)を形成する。ところがこの段階では緑青の
風あいが全熱でていないので、こ\で従来技術では未開
発の進歩性と意外性に富んだ製法を案出したものである
。即ち保護膜形成の為に透明のま\より用いなかったウ
レタン樹脂クリヤーを透明のま\使用せず、これにも緑
青粉求人り二液性ウレタン樹脂塗料を10%〜30%混
入して淡緑青色の半透明のウレタン樹脂クリヤーを製造
し、これをスプレーする第4工程によって緑青柄形成面
(4)の上にあたかも淡緑青色のフィルター膜のような
保護膜を形成し、こ\に完全な緑青の風あいを現出した
緑青面(5)を製造したものである。
(他の実施例) 例示実施例に示す第1.第2.第3.第4工程の次に第
5工程としてフッ素樹脂クリヤーをスプレーして長期間
の耐候性を加重することもできる。
(発明の効果) (1)  この発明は従来のように素材が銅板に限定さ
れることなく、他の金属板、セメント等無機質板、合成
樹脂板、木質板等いかなる素材を用いても緑青板を製造
できるようになった。
(2)  水溶性主剤を用いていないので耐候性、密着
性に優れており責任施工が可能となった効果は筆絶につ
くし難い。
(3)  自然な緑青の柄や風あいを完全に出しながら
も柄いきを統一することが出来る。
(4)作業性が優れ、いかなる環境の下においても製造
できるので、屋根施行に最も望ましい現場製産が出来る
ことになった。
(5)サンド加工による粗面形成の必要がなくなったの
で素材の厚みを減じない。
(6)第1層にタールを塗つたり、軽砂を用いる必要が
なくなったので重力に抗して塗布し製造することが可能
になった。
(7)有機性の為白化や褪色がなく、特に積雪の多い寒
冷地においても変色、剥離の危険がなくなった。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本製法に
よって得られた緑青板の一例の一部切り欠き表面図であ
る。第2図は同上の拡大断面図である。 (1)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・板
(2)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・下
地処理済み面(3)・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・下塗完了面(4)・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・緑青柄形成面(5)・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・緑青面   。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 板に対して下地処理をする第1工程と、二液性ウレタン
    樹脂塗料で被膜を形成する第2工程と緑青粉末入り二液
    性ウレタン樹脂塗料を柄状にスプレーする第3工程と、
    ウレタン樹脂クリヤーに10%乃至30%の緑青粉末入
    り、二液性ウレタン樹脂塗料を混入したものをスプレー
    する第4工程とからなることを特徴とする屋根用緑青板
    の製法である。
JP24009484A 1984-11-13 1984-11-13 屋根用緑青板の製法 Granted JPS61118177A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24009484A JPS61118177A (ja) 1984-11-13 1984-11-13 屋根用緑青板の製法

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JPS61118177A true JPS61118177A (ja) 1986-06-05
JPH038836B2 JPH038836B2 (ja) 1991-02-07

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01274874A (ja) * 1988-04-27 1989-11-02 Takagi Toso Kk 凹凸柄緑青加工法
JPH01274873A (ja) * 1988-04-25 1989-11-02 Takagi Toso Kk 模様緑青板の製法
JPH03159702A (ja) * 1989-11-20 1991-07-09 Mitsui Toatsu Chem Inc 表面処理合板又はコンクリート型枠合板の製造方法
CN108329052A (zh) * 2018-02-07 2018-07-27 湖北文理学院 一种处理海盐海沙混凝土的方法

Cited By (4)

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