JPS6111759Y2 - - Google Patents

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JPS6111759Y2
JPS6111759Y2 JP1979052800U JP5280079U JPS6111759Y2 JP S6111759 Y2 JPS6111759 Y2 JP S6111759Y2 JP 1979052800 U JP1979052800 U JP 1979052800U JP 5280079 U JP5280079 U JP 5280079U JP S6111759 Y2 JPS6111759 Y2 JP S6111759Y2
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JP
Japan
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tempo
speed
counter
clock
setting device
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JP1979052800U
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JPS55152590U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動リズム演奏装置のテンポ設定装
置に関するものである。
従来の自動リズム演奏装置のテンポ設定装置で
は、テンポ設定装置に付設されたテンポ表示用ラ
ンプを演奏者が視認しながら調整動作を行うた
め、どうしても演奏者の勘にたよらなければなら
ず正確性に欠けていた。これに対して、特願昭51
−74704号(特開昭53−110号)に開示されている
様に、テンポ発振器からのクロツク信号を所定の
時間幅で計数し、その計数値をテンポ速度として
表示する装置が提案されている。しかし、この様
なテンポ速度設定装置では、上記所定の時間幅を
定める規準時間信号とテンポ発振器から出力され
るクロツク信号とが同期していない事及び上記計
数値のうち整数部だけがテンポ速度として表示さ
れるため、実際に自動リズム演奏装置で演奏され
ているテンポ速度と表示されているテンポ速度と
の間に必然的に誤差が生じてしまう。
この考案は上記した従来の自動リズム演奏装置
のテンポ設定装置の欠点に鑑みなされたもので、
表示されているテンポと実際に演奏されているテ
ンポとが正確に一致する如き自動リズム演奏装置
のテンポ設定装置を提供することを目的とする。
この考案の自動リズム演奏装置のテンポ設定装
置は、テンポ速度を2進数や10進数などのデイジ
タル数値で設定するテンポ速度数値設定装置と、
この設定された数値を表示する表示装置と、上記
数値をくり返し加算して生じるキヤリイ信号に基
づいてリズム音発生装置を駆動するテンポクロツ
クを形成するテンポクロツク形成装置とをそれぞ
れ含んで構成されている。
以下添附の図面に示す実施例によつて更に詳細
にこの考案について説明する。
第1図はこの考案の実施例を示すものであり、
可変抵抗器1の調整に応じて発振周波数が変化す
る発振器2の出力がカウンタ3の計数入力端子
Ciに入力されている。カウンタ3のリセツト端
子Rにはクロツクパルスφが遅延回路4を介し
て入力されている。また、カウンタ3の出力はラ
ツチ回路5に入力され、ラツチ回路5のラツチ指
令信号入力端子Lには上記クロツクパルスφ
入力されている。従つて、ラツチ回路5がカウン
タ3の計数値をラツチした後所定時間後にカウン
タ3がリセツトされる事になる。よつて、カウン
タ3は所定時間幅に亘つて発振器2から出力され
るパルス信号を計数する。このカウンタ3として
は、例えば20〜500程度の整数をカウントする能
力が必要であり、9ビツトのカウンタが好まし
い。こゝで、前記テンポ速度数値設定装置に相当
する部分は可変抵抗器1と発振器2とカウンタ3
と遅延回路4とラツチ回路5からなる回路であ
る。
ラツチ回路5がラツチするカウンタ3の計数値
は一方において表示装置6に入力され、これによ
つて上記計数値が表示される。また、他方におい
てこの計数値は加算器7に入力される。加算器7
はクロツクパルスφを受けて、このタイミング
毎にラツチ回路5から出力される計数値を加算
(累算)し、この加算に伴ない発生するキヤリイ
出力を分周器8に出力する。分周器8はこのキヤ
リイ出力を適宜の分周比で分周しパルス整形して
テンポクロツクとしてリズム音発生装置9へ出力
する。リズム音発生装置9はこのテンポクロツク
を受けてこれに対応するテンポ速度で所定のリズ
ムパターンにしたがつて各種リズム音(打楽器
音)を出力し、これがスピーカー10から発音さ
れる。
尚、この実施例においては、分周器8が加算器
7とリズム音発生装置9との間に設けられている
が、加算器7のビツト数やクロツクパルスφ
周波数等の条件によつては不用のものである。
この考案の自動リズム演奏装置のテンポ設定装
置によれば、カウンタ3の計数値をテンポ表示用
の信号として用い、更にリズム音発生装置9を駆
動するためのテンポクロツクとして使用するた
め、装置6により表示されるテンポ速度と実際に
自動リズム演奏装置で演奏されるリズム音のテン
ポ速度とが正確に一致するものである。
以上記述した実施例においては、発振器2の出
力をカウンタ3によつて所定時間計数し、これを
ラツチ回路5でラツチしてテンポ表示及びテンポ
クロツクとして用いた。しかし、この考案はこれ
に限定されるものではなく、ラツチ回路5へ数値
をラツチさせるテンポ速度数値設定装置として次
のものがある。
(イ) 第1の手段としては、ラツチ回路5に直接演
奏者が数値をラツチさせるものが考えられる。
この例としては、電子楽器の各鍵をテンポ速度
を指定する装置として用い、演奏者が好みのテ
ンポ速度に対応する押鍵動作を行うと、これに
対応する数値がエンコーダから出力され、これ
をラツチ回路5でラツチするもの等が考えられ
る。この様な手段によれば、あらかじめテンポ
速度を表わす数値をメモリに記憶しておいて、
これを適宜読み出す事によりテンポ速度をプリ
セツトする事が可能となる。
(ロ) 第2の手段としては第2図に示すものが考え
られる。即ち、スイツチS1を投入するとアツ
プダウンカウンタ21がアツプモードで発振器
24の出力を計数し、スイツチS2を投入する
とアツプダウンカウンタ21がダウンモードで
発振器24の出力を計数する。スイツチS1,
S2がいずれも投入されていない場合には発振
器24の出力はアンド回路23で遮断され、ア
ツプダウンカウンタ21に入力されない。この
様な装置によれば、演奏者が所定のリズム速度
を第1図に示す表示装置6で視認しながら所望
のテンポ速度を設定する事が可能になる。
以上の説明から明らかな様にこの考案によれ
ば、表示されたテンポ速度と実際に自動リズム演
奏装置で演奏されるテンポ速度が正確に一致する
自動リズム演奏装置のテンポ設定装置を提供する
事が可能であり、更にテンポ速度の設定方法に自
由度が大きいという利点があり、特にテンポ速度
を数値で設定するようにしているのでテンポ速度
を簡単にプリセツトすることができる。また、テ
ンポ設定装置をデイジタル回路で構成できるため
IC化が可能になるとともに安定性が増す等の利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すブロツク
図、第2図は第1図に示した実施例の変更実施例
の要部を示すブロツク図である。 3……カウンタ、5……ラツチ回路、6……表
示装置、7……加算器、8……分周器、9……リ
ズム音発生装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テンポ速度を表わす数値を設定するテンポ速度
    数値設定装置と、 上記数値を表示する表示装置と、 上記数値をくり返し加算して生じるキヤリイ出
    力に基づいてテンポクロツクを形成するテンポク
    ロツク形成装置と、 を含んでなる自動リズム演奏装置のテンポ設定
    装置。
JP1979052800U 1979-04-19 1979-04-19 Expired JPS6111759Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979052800U JPS6111759Y2 (ja) 1979-04-19 1979-04-19

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JP1979052800U JPS6111759Y2 (ja) 1979-04-19 1979-04-19

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Publication Number Publication Date
JPS55152590U JPS55152590U (ja) 1980-11-04
JPS6111759Y2 true JPS6111759Y2 (ja) 1986-04-12

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