JPS6111756Y2 - - Google Patents

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JPS6111756Y2
JPS6111756Y2 JP1130179U JP1130179U JPS6111756Y2 JP S6111756 Y2 JPS6111756 Y2 JP S6111756Y2 JP 1130179 U JP1130179 U JP 1130179U JP 1130179 U JP1130179 U JP 1130179U JP S6111756 Y2 JPS6111756 Y2 JP S6111756Y2
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tempo
rhythm
clock signal
frequency
oscillator
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JP1130179U
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【考案の詳細な説明】 この考案は、テンポ調節状態に応じてテンポ速
度表示すると共に、そのテンポ表示に用いられる
クロツク信号にもとずきリズム演奏音を発生制御
する自動リズム演奏装置に関する。
自動リズム演奏装置は、リズムを形成するため
の基準信号を発生するテンポ発振器を備えるもの
で、このテンポ発振器からのテンポクロツク信号
にもとずきリズムパターン信号を形成し、リズム
音源を駆動して自動リズム演奏音を得るものであ
る。このような自動リズム演奏装置にあつては、
リズム種類の選択指令によつて、そのリズム種類
に応じたリズムパターン信号を取り出し、リズム
音源を駆動するものであり、またテンポ発振器の
発振周波数を、テンポ設定操作子等によつて可変
設定することによつて、リズムテンポ速度、具体
的には1分間に発生する4分音符の拍数を調節設
定できるものである。
このような自動リズム演奏装置のリズムテンポ
は、楽譜上で指定されるリズムテンポに聴感覚で
とらえて設定するものである。したがつて、演奏
者の感覚にのみたよるものであるため、正確なリ
ズムテンポの設定は困難であり、特に初心者が使
用する場合におけるリズムテンポの設定が不可能
に近かつた。
このような欠点を改善する手段として、例えば
実開昭53−110号に示されるように、テンポ発振
器で発生される基準的テンポクロツク信号を、特
定される時間間隔で計数し、その計数値をテンポ
速度情報として表示させることが考えられてい
る。
しかし、このようなテンポ表示手段を用いた場
合、テンポ速度の計数計測に用いるクロツク信号
周波数は、リズムパターン形成に必要なクロツク
信号周波数に比較して充分高くする必要がある。
例えば、リズムパターンを形成するためのクロツ
ク信号周波数が、リズム演奏の4分音符の発生周
波数の16倍の周波数があると仮定し、且つリズム
テンポの可変調節範囲が、4分音符で1分間60〜
300拍とした場合には、テンポ発振器の発振クロ
ツク周波数の最下限は16Hzとなる。しかし、この
ような長い周期のクロツク信号を計数して上記の
ようなテンポ速度の表示制御を行なわせるには、
60/16=375秒となる長い特定時間間隔を設定しな
ければならない。
このため、テンポ発振器の発振周波数を、充分
高い周波数、例えば800Hz程度に特別に設定し、
この高い周波数のクロツク信号を、リズムパター
ン形成に必要な16Hz程度に分周して、リズムパタ
ーン形成部に供給するように構成する必要があ
る。
すなわち、自動リズム演奏装置において、最も
重要なリズム形成部に対して分周器を介して得た
クロツク信号を供給する必要のあるもので、実質
的に不要なものとなる結合分周器を付加構成要素
として組み込まなければならない。すなわち、テ
ンポ表示のために、リズム形成手段の構成を不必
要に複雑化しているものである。
この考案は上記のような欠点を改善し、不要な
結合分周器等を使用することなく、テンポ表示を
効果的に実行し得ると共に、リズム形成のための
テンポクロツク信号も、適合する周波数で形成し
得るようにする自動リズム演奏装置を提供しよう
とするもので、テンポ設定操作子で発振周波数の
制御される発振器からの発振クロツク信号を計数
してテンポ表示を行なうと共に、上記クロツク信
号の周期を測定し、その測定情報にもとずき一定
周波数のクロツク信号を分周して、リズム形成用
のテンポクロツク信号とするものである。
以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明
する。第1図はその構成を示したもので、テンポ
発振器11は、図示しないテンポ設定用操作子に
よつて駆動される可変素子12によつて、その発
振周波数が可変設定されるもので、例えばその周
波数は800〜4000Hzに可変調節されるように
構成されている。この発振器11からの発振クロ
ツク信号φは、カウンタ13に供給され、これ
を計数するものであり、カウンタ13の計数値情
報はラツチ記憶回路14に導かれている。カウン
タ13は、基準時間信号発生回路15からの所定
時間間隔で発生する基準時間信号によつてリセツ
トされるものであり、この基準時間信号はさらに
ラツチ記憶回路14に対してラツチ記憶指令とし
て供給する。
すなわち、カウンタ13は基準時間信号発生回
路15から発生される基準時間信号の相互時間幅
で計数制御され、このカウンタ13のリセツト直
前の計数値情報がラツチ記憶回路14でラツチ記
憶されるものである。したがつて、このラツチ記
憶回路14では、発振器11からのクロツク信号
の発生速度に比例した数値情報を記憶するもの
で、この記憶数値情報を表示器16でデイジタル
的に表示するようにすれば、その表示数値はテン
ポ調節操作子で設定するテンポ速度を表現するよ
うになる。
例えば、リズム演奏音のテンポが、4分音符で
1分間に60〜300拍の範囲で可変制御され、前述
したようにクロツク周波数が800〜4000Hzで
可変される場合、基準時間信号発生回路15から
の基準時間信号の発生間隔を、0075秒に設定すれ
ば、表示器16において、4分音符の1分間の拍
数を数値化表示し得るようになる。
テンポ発振器11からの発振クロツク信号φ
は、また周期測定回路17に供給する。この回路
17は、クロツク信号φの発生する周期時間を
測定するもので、その発生時間幅に相当する情報
を可変分周回路18に分周比情報として供給す
る。この可変分周回路18には、一定発振周波数
に設定される発振器19からの発振クロツク信号
φを供給し、上記分周比情報に対応して分周す
る。すなわち、テンポ発振器11からのクロツク
信号φの周波数が低く、クロツク信号周期時間
幅の大きい場合には、周期測定回路17からの測
定情報は大きな数値となり、可変分周回路18の
分周比は大きくなる。このため、一定周波数のク
ロツク信号φを分周する可変分周回路18から
の分周出力信号は低い周波数となり、この出力信
号周波数はテンポ発振器11からの発振クロツク
信号周波数に比例する状態となる。
この可変分周回路18からの出力信号は、自動
リズム発生部20に対してテンポクロツク信号と
して供給する。自動リズム発生部20は、供給さ
れたテンポクロツク信号をバイナリ計数し、その
バイナリ計数値情報に対応して順次周期の異なる
複数の順次パルス信号を形成するもので、この順
次パルス信号を論理回路等で選択組み合わせるこ
とによつて、各リズム種類に応じた複数のリズム
パターン信号を形成する。そして、このリズムパ
ターン信号をリズム選択指令に応じて選択し、リ
ズム音源回路を駆動してリズム音源信号を発生す
るもので、このリズム音源信号は増幅器21で適
宜増幅した後にスピーカ22に供給し、リズム演
奏音として発生させる。
この場合、自動リズム発生部20においては、
上記のようなリズムパターンを形成するために必
要な周期のテンポクロツク信号が供給されれば効
果的なものであり、可変分周回路18からはこの
自動リズム発生部20において必要な周期のテン
ポクロツク信号を発生するように設定する。例え
ば、4分音符で1分間60拍のリズムテンポの時に
は、自動リズム発生部20に対して16Hzのテンポ
クロツク信号を供給するようにすれば効果的であ
る。そして、この時表示器16において、このリ
ズムテンポ速度に対応する数値「60」の表示がさ
れるように、前述したようにこの時のテンポ発振
器11の発振周波数800Hzに対して基準時間信号
発生回路15からの基準時間信号発生周期0.075
秒を設定すればよい。
したがつて、この自動リズム演奏装置にあつて
は、リズムテンポ制御をテンポ発振器11におい
て行ない、この発振器11の発振周波数に対応し
てリズムテンポ表示がされる。すなわち、このテ
ンポ発振器11は、テンポ表示制御に最も適する
状態に発振周波数設定すればよいものである。そ
して、このテンポ発振器11からの発振クロツク
信号の周期に対応して可変分周回路18を制御す
ることにより、この可変回路18からリズムパタ
ーン形成に最も適する状態の、テンポ調節に対応
した周期のテンポクロツク信号が得られるように
なるものである。
第2図は上記テンポクロツク信号発生部とさら
に具体化して示したもので、充分高い例えば
500KHzの周波数のクロツク信号φH(適宜他の電
子回路制御用のクロツクパルスを使用すればよ
い)で計数されるカウンタ23を有し、このカウ
ンタ23をテンポ発振器11からのクロツク信号
φでリセツトさせるようにする。このカウンタ
23の計数値情報は、ラツチ回路24に導かれて
いるもので、このラツチ回路24にはクロツク信
号φによるラツチ指令を与え、カウンタ23の
リセツト直前の計数値情報をラツチ記憶するよう
になつている。すなわち、クロツクφHをクロツ
クφの発生周期毎に区切り、その間のクロツク
φHの発生数をカウンタ23で計数し、ラツチ回
路24でラツチするもので、このラツチされた数
値情報は、クロツク信号φの発生周期を測定し
た情報となるもので、φが800〜4000Hzと変化
する時に、その測定情報は625〜125となる。した
がつて、カウンタ23とラツチ回路24とによつ
て、周期測定回路17が構成され、上記測定情報
は可変分周回路18に対する分周比情報となる。
また、発振器19からの一定周波数例えば10K
Hzのクロツク信号φは、カウンタ25で計数す
る。このカウンタ25の計数値情報は、前記ラツ
チ回路24の記憶数値情報と比較回路26で比較
し、この比較回路26からは一致検出時に出力信
号を発生してカウンタ25リセツトする。すなわ
ち、クロツク信号φをラツチ回路24の記憶情
報にもとずき分周する可変分周回路18が構成さ
れるもので、比較回路26からの一致検出信号が
テンポクロツク信号として自動リズム発生部20
に供給されるようになる。
以上のようにこの考案によれば、テンポ調節操
作をテンポ速度表示に関連して直接的に行ない、
且つそのテンポ速度表示制御用のクロツク信号の
周期に対応して、リズムパターン形成に適するテ
ンポクロツク信号を形成するものであるため、リ
ズム発生制御と共に、テンポ速度表示を最も効率
的に行ない得るものであり、テンポ表示機能を備
えた自動リズム演奏装置を充分簡易化して構成し
得るようになるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る自動リズム
演奏装置を説明する構成図、第2図は上記実施例
のテンポクロツク信号発生部を詳細にして示した
図である。 11……テンポ発振器、13……カウンタ、1
4……ラツチ記憶回路、15……基準時間信号発
生回路、16……表示器、17……周期測定回
路、18……可変分周回路、19……発振器、2
0……自動リズム発生部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リズムテンポ設定操作によつて発振周波数の設
    定される発振器と、この発振器からの出力クロツ
    ク信号を特定時間計数し上記クロツク信号速度情
    報を得る手段と、上記速度情報をリズムテンポ速
    度として表示する表示器と、上記発振器からの出
    力クロツク信号の周期を測定する手段と、この測
    定周期情報に対応する分周比で一定周波数のクロ
    ツク信号を分周する可変分周器とを具備し、この
    可変分周期からの出力信号をテンポクロツク信号
    としてリズム形成に供するようにしてなる自動リ
    ズム演奏装置。
JP1130179U 1979-01-31 1979-01-31 Expired JPS6111756Y2 (ja)

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JP1130179U JPS6111756Y2 (ja) 1979-01-31 1979-01-31

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JPS55111287U JPS55111287U (ja) 1980-08-05
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