JPS6111290Y2 - - Google Patents

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JPS6111290Y2
JPS6111290Y2 JP10560681U JP10560681U JPS6111290Y2 JP S6111290 Y2 JPS6111290 Y2 JP S6111290Y2 JP 10560681 U JP10560681 U JP 10560681U JP 10560681 U JP10560681 U JP 10560681U JP S6111290 Y2 JPS6111290 Y2 JP S6111290Y2
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JP
Japan
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fall prevention
prevention wire
face material
support
insertion hole
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JP10560681U
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JPS5811557U (ja
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  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Fencing (AREA)
  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は防音壁、落下防止柵等における支柱、
面材落下防止ワイヤー固定具に関するものであ
る。
従来、この種の落下防止ワイヤー固定具として
たとえば特公昭56−11801号公報に記載される如
く環状の保持具が知られている。又、かかる環状
の保持具は遮音壁又は落下防止柵等の支柱上部に
それぞれ一体的に固定され、支柱落下防止ワイヤ
ーが複数スパン分の支柱に亘つて環状の保持具に
挿通されるようになされている。
しかしながら、かかる環状の保持具は支柱に一
体的に固定され着脱自在になされていないので、
衝突事故等により破損した支柱を取替えるような
場合、支柱落下防止ワイヤーをその端末固定部を
はずして取替える支柱位置まで順次他の複数本の
支柱上部の保持具を介して引抜かなければなら
ず、復旧作業に手間がかかる欠点がある。
又、かかる環状の保持具は支柱落下防止ワイヤ
ーを挿通するだけであり、支柱間の面材の落下防
止ワイヤーの固定機能を有していないので、面材
落下防止ワイヤーを別途固定しなければならず作
業性が悪い欠点がある。
さらに、かかる環状の保持具は単なる棒材が環
状になされたものであるので、支柱落下に際して
強度的に十分とはいえない欠点がある。
本考案者はかかる従来の欠点に鑑み鋭意工夫の
結果、上述の欠点を解消した防音壁、落下防止柵
等における支柱、面材落下防止ワイヤー固定具を
提供するものである。
以下、図面を参照しながら本考案の一実施例に
ついて説明する。
図面において、Aは本考案固定具、1は固定具
Aを形成する板体、11は板体1の曲折部、12
は板体1の平板部、13は板体1に穿設された挿
通孔、14は挿通孔13の大径部、15は挿通孔
14の小径部、16はボルト孔、Bは防音壁、2
は防音壁Bの支柱、3は防音壁Bの面材、4は支
柱落下防止ワイヤー、41は支柱落下防止ワイヤ
ー4の端末固定部、5は面材落下防止ワイヤー、
51は面材落下防止ワイヤー5の端末ストツパ
ー、6はボルトである。
本考案固定具Aは鉄、ステンレススチール、ア
ルミニウム等の金属から作製された板体1から形
成されている。
板体1は方形、円形等適宜形状となされ、その
一部が第1図の如く逆溝形状に曲折され、該逆溝
形状の曲折部11に沿つて第2図の如く支柱落下
防止ワイヤー4が挿通されるようになされてい
る。又、逆溝形状の曲折部11の内径は支柱落下
防止ワイヤー4の外径とほぼ等しいかやや大きく
なされている。又、板体1の曲折部11と平板部
12に亘つて面材落下防止ワイヤー5の挿通孔1
3が穿設されている。該挿通孔13は第1図の如
く曲折部11に大径部14、平板部12に大径部
14に連通する小径部15を有する異形状となさ
れている。
防音壁Bは複数本の支柱2,2……が一列状に
設けられ、支柱2,2間に面材3が設けられて形
成されており、特に構造を限定するものではな
い。又、支柱2は第2図の場合断面H形となされ
ている。
支柱落下防止ワイヤー4は防音壁Bの支柱2が
衝突事故等によりはずれて落下するのを防止する
ためのロープである。該支柱落下防止ワイヤー4
は端末が第3図の如く道路端部に設けられた端末
固定部41に固定され、防音壁Bの複数スパン分
の支柱2,2を連結するようになされている。
面材落下防止ワイヤー5は防音壁Bの面材3が
衝突事故等により支柱2,2からはずれて落下す
るのを防止するためのロープである。該面材落下
防止ワイヤー5は支柱2,2間の複数の面材3,
3……に直接貫通されたり、あるいは面材3,3
……に設けられた連結部に連結されて一体化さ
れ、端末が本考案固定具Aに固定されるようにな
されている。又、面材落下防止ワイヤー5の端末
ストツパー51は板体1の挿通孔13の大径部1
4とほぼ等しいかやや小さくなされると共に小径
部15よりも大きくなされている。
次に本考案固定具Aによる支柱落下防止ワイヤ
ー4と面材落下防止ワイヤー5の固定方法につい
て説明する。
本考案固定具Aは第2図の如く防音壁Bの支柱
2の上部ボルト6により着脱自在に固定されるも
のであり、又、第3図の如く防音壁Bの複数本の
支柱2,2……にそれぞれ固定されるものであ
る。
本考案固定具Aを支柱2上部に固定するに際し
て、第2図の如く挿通孔13の大径部14に面材
落下防止ワイヤー5の端末ストツパー51を挿入
し、該ストツパー51を挿通孔13側にずらせて
係止し、逆溝形状の曲折部11に沿つて支柱落下
防止ワイヤー4を挿通するようにして固定するも
のである。すなわち、面材落下防止ワイヤー5が
支柱落下防止ワイヤー4によつて挿通孔13の小
径部15に押しやられてストツパー51により挿
通孔13に係止されるようになされている。
以上詳述した如く、本考案固定具は防音壁、落
下防止柵等の支柱上部に着脱自在に固定されるよ
うになされているので、衝突事故等により破損し
た支柱の取替えに際して、固定具を一旦支柱から
取りはずすことにより落下防止ワイヤーと支柱を
容易に分離でき復旧作業に手間がかからない。
又、板体の一部が逆溝形状に曲折され、該逆溝
形状の曲折部に沿つて支柱落下防止ワイヤーが挿
通されるようになされ、板体の曲折部と平板部に
亘つて面材落下防止ワイヤーの挿通孔が穿設され
ているので、支柱落下防止ワイヤーと面材落下防
止ワイヤーの両方を固定することができ作業性が
良い。
さらに、面材落下防止ワイヤーの挿通孔が曲折
部に大径部、平板部に大径部に連通する小径部を
有する異形状となされているので、面材落下防止
ワイヤーの端末に上記大径部に適合するストツパ
ーを設けておくだけで面材落下防止ワイヤーを容
易に固定できる。
さらに又、板体の一部が逆溝形状に曲折され、
該曲折部に沿つて支柱落下防止ワイヤーが挿通さ
れるようになされているので、支柱落下に際して
も強度的に十分対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案固定具の一実施例を示す斜視
図、第2図は本考案固定具の使用状態を示す斜視
図、第3図は本考案固定具が取付けられた防音壁
を示す正面図である。 A……固定具、1……板体、11……曲折部、
12……平板部、13……挿通孔、14……大径
部、15……小径部、16……ボルト孔、B……
防音壁、2……支柱、3……面材、4……支柱落
下防止ワイヤー、41……端末固定部、5……面
材落下防止ワイヤー、51……ストツパー、6…
…ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板体1の一部が逆溝形状に曲折され、該逆溝形
    状の曲折部11に沿つて支柱落下防止ワイヤー4
    が挿通されるようになされ、板体1の曲折部11
    と平板部12に亘つて面材落下防止ワイヤー5の
    挿通孔13が穿設され、該挿通孔13は上記曲折
    部11に大径部14、平板部12に大径部14に
    連通する小径部15を有する異形状となされてお
    り、防音壁、落下防止柵等の支柱2上部に着脱自
    在に固定されるようになされた防音壁、落下防止
    柵等における支柱、面材落下防止ワイヤー固定
    具。
JP10560681U 1981-07-15 1981-07-15 防音壁、落下防止柵等における支柱、面材落下防止ワイヤ−固定具 Granted JPS5811557U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10560681U JPS5811557U (ja) 1981-07-15 1981-07-15 防音壁、落下防止柵等における支柱、面材落下防止ワイヤ−固定具

Applications Claiming Priority (1)

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JP10560681U JPS5811557U (ja) 1981-07-15 1981-07-15 防音壁、落下防止柵等における支柱、面材落下防止ワイヤ−固定具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5811557U JPS5811557U (ja) 1983-01-25
JPS6111290Y2 true JPS6111290Y2 (ja) 1986-04-10

Family

ID=29900137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10560681U Granted JPS5811557U (ja) 1981-07-15 1981-07-15 防音壁、落下防止柵等における支柱、面材落下防止ワイヤ−固定具

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4740900B2 (ja) * 2007-06-04 2011-08-03 株式会社ケイアールティ 鋼製高欄及び高欄の取り替え方法
JP4950827B2 (ja) * 2007-10-05 2012-06-13 西日本高速道路株式会社 落下防止装置及び落下防止方法
JP5073081B2 (ja) * 2011-05-02 2012-11-14 阪神高速道路株式会社 鋼製高欄

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Publication number Publication date
JPS5811557U (ja) 1983-01-25

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