JP4950827B2 - 落下防止装置及び落下防止方法 - Google Patents
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Description
図1及び図2に示すように、本実施形態1に係る落下防止装置10は、固定体の一例としての高欄12(又は道路側壁)に据え付けられた標識柱14が落下又は転倒するのを防止するためのものである。標識柱14は、落下又は転倒を防止する対象物の一例である。
W・s=(1/2)・P・ΔL ・・・ (1)
W・(h+ΔL)=(1/2)・P・ΔL ・・・ (2)
が成立する。
ΔL=(P・L)/(E・A) ・・・ (3)
なる関係式(3)が成立する。前記式(2)、(3)より、以下の関係式(4)を導出することができる。
図6は本発明の第2実施形態を示す。第2実施形態は、高欄12(又は道路側壁)の天端12aに据え付けられた標識柱14の落下又は転倒を防止するためのものである。以下具体的に説明するが、ここでは実施形態1と同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図8は本発明の第3実施形態を示す。第3実施形態は、2本のワイヤロープ55,57を使用するようにしたものである。以下具体的に説明するが、ここでは実施形態1と同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
なお、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。例えば、各実施形態では、対象物として標識柱14を例にしたが、これに限られるものではない。例えば、照明灯、案内板等の道路付帯設備等を対象物とした落下防止装置としてもよい。
12a 天端
14 標識柱
14a 支柱
20 ワイヤロープ(索体)
20b 一端部
20c 他端部
20d 第1線状部
20e 第2線状部
20f 第3線状部
20g 第4線状部
20h 第5線状部
31 第1金具
31b 横部
32 第2金具
32b 横部
35 下側金具
35b フランジ部
35d 挿通孔
36 上側金具
36b フランジ部
36d 挿通孔
40 挿通孔
42 定着用孔
42a 挿通部
42b 定着部
50 支持部
50b 垂直板部
50c 挿通孔
55 第1ワイヤロープ(第1索体)
55a 一端部
55b 他端部
55d 第1線状部
55e 第2線状部
57 第2ワイヤロープ(第2索体)
57a 一端部
57b 他端部
57d 第1線状部
57e 第2線状部
59 上側定着金具
59a 湾曲部
59b フランジ部
Claims (9)
- 固定体に据え付けられた対象物が落下又は転倒するのを、索体20によって防止する装置であって、
前記固定体に固定され、前記索体20の一端部を定着可能な第1定着部31bと、
前記対象物に固定され、前記索体20のうち前記第1定着部31bに定着された一端部に連続する第1線状部20dを挿通させる下側第1通過部35bと、
前記固定体に固定され、前記索体20のうち前記第1線状部20dに連続する第2線状部20eを挿通させる固定側第1通過部32bと、
前記下側第1通過部35bよりも上方で前記対象物に固定され、前記索体20のうち前記第2線状部20eに連続する第3線状部20fを挿通させる上側第1通過部36bと、
前記固定体に固定され、前記索体20のうち前記第3線状部20fに連続する第4線状部20gを挿通させる固定側第2通過部31bと、
前記下側第1通過部35bと同じ高さ位置で前記対象物に固定され、前記索体20のうち前記第4線状部20gに連続する第5線状部20hを挿通させる下側第2通過部35bと、
前記固定体に固定され、前記第5線状部20hに連続する前記索体20の他端部を定着可能な第2定着部32bと、を備え、
前記下側第1通過部35b及び前記下側第2通過部35bは、前記対象物が落下又は転倒するときに、前記第1線状部20d及び前記第5線状部20hが引っ張られるような位置関係で前記対象物に固定されている落下防止装置。 - 前記下側第1通過部35b及び前記下側第2通過部35bは、前記第1定着部31b及び前記第2定着部32bと同等以下の高さ位置になるように前記対象物に固定されている請求項1に記載の落下防止装置。
- 前記上側第1通過部36bは、前記第1定着部31b及び前記第2定着部32bよりも高い位置になるように前記対象物に固定されている請求項1又は2に記載の落下防止装置。
- 前記固定側第1通過部32bと前記固定側第2通過部31bとは、前記対象物に固定された通過部35b,36bを挟んで互いに反対側になるように配置されている請求項1から3の何れか1項に記載の落下防止装置。
- 前記下側第1通過部35b及び前記下側第2通過部35bは、共通の金具35に設けられている請求項1から4の何れか1項に記載の落下防止装置。
- 前記第1定着部31bと前記固定側第2通過部31bとは、共通の金具31に設けられ、
前記第2定着部32bと前記固定側第1通過部32bとは、共通の金具32に設けられている請求項1から4の何れか1項に記載の落下防止装置。 - 固定体に据え付けられた対象物が落下又は転倒するのを、索体55,57によって防止する装置であって、
前記固定体に固定され、第1索体55の一端部を定着可能な第1定着部31bと、
前記対象物に固定され、前記第1索体55のうち前記第1定着部31bに定着された一端部に連続する第1線状部55dを挿通させる下側第1通過部35bと、
前記固定体に固定され、前記第1索体55のうち前記第1線状部55dに連続する第2線状部55eを挿通させる固定側第1通過部32bと、
前記下側第1通過部35bよりも上方で前記対象物に固定され、前記第1索体55のうち前記第2線状部55eに連続する他端部を定着可能な上側第1定着部59bと、
前記第1定着部31bと略同じ高さ位置で、第2索体57の一端部を定着可能な第2定着部32bと、
前記対象物に固定され、前記第2索体57のうち前記第2定着部32bに定着された一端部に連続する第1線状部57dを挿通させる下側第2通過部35bと、
前記固定体に固定され、前記第2索体57のうち前記第1線状部57dに連続する第2線状部57eを挿通させる固定側第2通過部31bと、
前記下側第2通過部35bよりも上方で前記対象物に固定され、前記第2索体57のうち前記第2線状部57eに連続する他端部を定着可能な上側第2定着部59bと、を備え、
前記下側第1通過部35b及び前記下側第2通過部35bは、前記対象物が落下又は転倒するときに、前記第1索体55の第1線状部55d及び前記第2索体57の第1線状部57dが引っ張られるような位置関係で前記対象物に固定されている落下防止装置。 - 固定体に据え付けられた対象物が落下又は転倒するのを、索体20によって防止する方法であって、
一端部が固定体に定着された索体20を、対象物に固定された下側第1通過部35b、固定体に固定された固定側第1通過部32b、前記下側第1通過部35bよりも上方で前記対象物に固定された上側第1通過部36b、固定体に固定された固定側第2通過部31b、対象物に固定された下側第2通過部35bに順次挿通し、前記索体20の他端部を前記固定体に定着することにより、前記対象物が落下又は転倒するのを防止する落下防止方法。 - 固定体に据え付けられた対象物が落下又は転倒するのを、索体55,57によって防止する方法であって、
一端部が固定体に定着された第1索体55を、対象物に固定された下側第1通過部35b、固定体に固定された固定側第1通過部32bに順次挿通し、前記下側第1通過部35bよりも上方で前記対象物に前記第1索体55の他端部を定着するとともに、一端部が固定体に定着された第2索体57を、対象物に固定された下側第2通過部35b、固定体に固定された固定側第2通過部31bに順次挿通し、前記下側第2通過部35bよりも上方で前記対象物に前記第2索体57の他端部を定着することにより、前記対象物が落下又は転倒するのを防止する落下防止方法。
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