JPS61108637A - 表面処理用組成物 - Google Patents

表面処理用組成物

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JPS61108637A
JPS61108637A JP23203484A JP23203484A JPS61108637A JP S61108637 A JPS61108637 A JP S61108637A JP 23203484 A JP23203484 A JP 23203484A JP 23203484 A JP23203484 A JP 23203484A JP S61108637 A JPS61108637 A JP S61108637A
Authority
JP
Japan
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polyurethane resin
surface treatment
resin
benzoguanamine
diisocyanate
Prior art date
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Pending
Application number
JP23203484A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamitsu Daito
大東 隆光
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Honny Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Honny Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、表面処理用組成物に関し、詳しくは、プラス
チック成型品の表面に柔軟性を有し、かつ摩擦抵抗値の
低い滑性を有する被覆膜を形成する表面処理用組成物に
関する。
(従来技術) 従来、プラスチック成型品基材の表面に滑性(以下、面
滑性という)を付与するために、ポリウレタン樹脂を主
成分とする表面処理剤で処理した後ざらにシリコーン樹
脂処理を行うか、又は該表面処理剤にシリコーン樹脂や
シリカ微粉末等を添加することが行われていた。
しかしながら、シリコーン樹脂で表面処理を行うと、表
面がベタつき触感が悪く、ゴミやホコリの吸着で汚れ易
く、又、処理工程が増え作業能率も悪いという欠点があ
る。
一方、シリコーン樹脂やシリカ微粉末等の添加はシリコ
ーン樹脂の場合は、表面にシリコーン樹脂がブリードし
て前記と同様の欠点を生じ、シリカ微粉末の場合は、表
面の光沢が低下する欠点が生じ好ましくなかった。
(発明の目的) 本発明の目的は、前記従来の表面処理剤の欠点を解消し
、優れた血清性を付与できる表面処理剤を提供すること
にある。
(発明の構成) 本発明について概説すると、本発明の表面処理用組成物
は、ポリウレタン樹脂を主成分とする表面処理剤および
該ポリウレタン樹脂100重量部に対してベンゾグアナ
ミン樹脂粉末1〜20重量部を含むことを特徴とするも
のである。
本発明の表面処理用組成物の組成についてざらに詳しく
説明すると、ポリウレタン樹脂は、表面被覆用として使
用されており、分子mが50.Ooo〜150.OOO
でかつそのフィルムの100%モジュラスが60に9/
ai以下の値を示すものが適当である。
ポリウレタン樹脂の分子量が50.000よりも小ざい
場合、ポリウレタンフィルムに粘着性が残り耐ブロッキ
ング性に劣る。一方、150.000よりも大きい場合
、溶液粘度が高くなり表面処理に適した粘度に調整する
と、溶液の樹脂固形分が低下してしまい、適当な膜厚の
フィルムが得られにくいという欠点があり好ましくない
又、ポリウレタン樹脂フィルムの100%モジュラスが
60Kg/cdを越えるポリウレタン樹脂の使用は、血
清性の性質は向上するが、フィルム自身の柔軟性が低下
するという欠点が生じ好ましくない。
本発明で使用するポリウレタン樹脂を構成する各成分は
次に示す通りである。
(a)ポリオール成分 このポリオール成分は、分子量分布に関係なく、平均分
子1が5oO〜40o○、好ましくは1oOO〜300
0の範囲のものを使用するのが好適である。これは、平
均分子量が500未満であれば、フィルムの柔軟性が失
なわれ屈曲性等が劣り、一方、4000より多いと軟ら
かくなり弾性が失われて好ましくないためである。
ポリオール成分としては、ヒドロキシル機を有するポリ
エステル、ポリエーテル、ポリエステルエーテルなどが
あり、ポリエステルとしては多価アルコール、たとえば
エチレングリコール、プロピレングリコール、1,6−
ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、ソルビタ
ンなどと多価カルボン酸、たとえばコハク酸、アジピン
酸、フマル酸、グルタル酸、イソフタル酸、ピロメリッ
ト酸などとの縮合物、ヒドロキシカルボン酸と多価アル
コールとの縮合物、ラクトン重合物などが挙げられる。
ポリエーテルとしては、たとえばポリプロピレングリコ
ール、ポリテトラメチレングリコールなどが使用できる
又、ポリエステルポリエーテルとしては、前記ポリエス
テルにアルキレンオキサイドを付加させたもの、ポリエ
ーテルとポリカルボン酸とを縮合させた末端にヒドロキ
シル基を有するものなどが使用できる。
(’b)有様ジイソシアネート化合物 ポリオール成分と反応させる有機ジイソシアネート化合
物としては、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメ
チルへキサメチレンジイソシアネート、2,6−リジン
ジイソシアネートのような脂肪族ジイソシアネート、4
.4−ジフェニルメタンジイソシアネート2.4−及び
2.6−ドリレンジイソシアネート、m−キシリレンジ
イソシアネートなどのような芳香族ジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、芳香族ジインシアネート
の水素添加化合物のような脂環族ジイソシアネートなど
が使用できる。
(C)ジオール成分及び/又はアミン成分よりなる鎖延
長剤鎖延長剤に使用するジオール成分としては炭素数が
1〜6のジオールを使用する。  炭素数7以上のジオ
ールを使用すると、耐ブロッキング性が低下し好ましく
ない。  ジオールとしては具体的にはエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール
、1.4−ブタンジオール、1.5−ベンタンジオール
、1.6−ヘキサンジオール、シクロペンタン−1,2
−ジオール、シクロヘキサン−1,2−ジオール、シク
ロヘキサン−1,4−ジオールなどが適当である。
一方上記ジオールと併用するか、又は単独で使用するジ
アミンとしては、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジ
アミン、トリメチルへキサメチレンジアミンなどの脂肪
族ジアミン、イソホロンジアミン、ピペラジン、アミノ
エチルピペラジン、2.5−ジメチルピペラジン、3.
9−ビス−(3−アミノプロピル)−2,4,8,10
−テトラキサスピロ[5,5]ウンデカンなどの脂環族
および複素環式ジアミン、さらに、m−フェニレンジア
ミン、p−フェニレンジアミン、2,4−トリレンジア
ミン、m−キシリレンジアミン、p−キシリレンジアミ
ン、4.4−ジアミノジフェニルメタンなどの芳香族ジ
アミンが用いられる。
前記(a)〜(C)の3成分からポリウレタン樹脂を製
造するに当り使用する溶媒としては、ジメチルホルムア
ミド、ジエチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、
アセトン、メチルエチルケトン、ジメチルスルホキサイ
ドなど、従来一般にポリウレタン樹脂の溶解剤として用
いられているものから任意の組合せで選択使用すればよ
い。
ポリウレタン樹脂の数平均分子量はポリウレタン製造に
おいて、ポリオール成分の数平均分子nおよび鎖延長剤
の使用モル邑で調整する。
本発明で使用するポリウレタン樹脂の一例を示すと、分
子口500〜4000を有するポリエステルポリオール
又はポリエーテルポリオール1モルに対し、ジインシア
ネート成分1.5モル〜3モルとを50〜100℃で3
〜12時間反応させ、えられる末端イソシアネート基を
有するウレタンプレポリマーを有機溶媒で希釈し、ざら
に鎖延長剤0.5〜2モルを用いて40〜100℃で2
〜50時間反応させてえられる。
ベンゾグアナミン樹脂は、粒径0.2〜50ミクロン好
ましくは、0.5〜40ミクロンの範囲の微粉末を使用
する。粒径が小さいものを使用すると被覆膜の光沢が低
下する傾向がみられる。
ポリウレタン樹脂にベンゾグアナミン樹脂微粉末を添加
する場合、ポリウレタン樹脂中に直接添加するか、溶剤
に分散して添加するか又は希釈したポリウレタン樹脂溶
液に添加するかいずれの方法でも実施できる。
ベンゾグアナミン樹脂は、ポリウレタン樹脂100重量
部に対し1〜20119部、好ましくは、3〜15重量
部添加する。
これは、1重量部未満では、血清性の効果が全くなく、
一方20重量部より多くなると被覆膜の強度が低下し、
さらに膜の光沢が低下するため好ましくない。
ベンゾグアナミン樹脂粉末をポリウレタン樹脂に混合分
散させる場合には、デスパー、ホモミキサーなどの撹拌
装謬により十分にa合分散させる必要がある。
本発明の表面処理用組成物は、樹脂固形分10〜40重
量%に調整し 合成皮革基材、壁紙基材合成樹脂シート
等に適用する。
表面処理には、一般に使用されるスプレー法グラビアプ
リンター、ロールコータ−、リバースコーター、ドクタ
ーナイフコーター、ハケ塗などの被覆手段が使用可能で
ある。
以下、本発明をより具体的に説明するため実施例を示す
実施例1〜4および比較例1−2 市販のポリウレタン樹脂溶液(商品名ハニエース654
 ハニー化成社製:樹脂固形分30i!ffi%)50
0部にベンゾグアナミン樹脂粉末(商品名工ポスター日
本触媒化学工業社製二二粒径10〜20ミクロン〉を第
1表に示す割合で変量して添加し、デスパーで十分に撹
拌を行ない均一に分散して表面処理用組成物をそれぞれ
調整した。
えられた各種表面処理用組成物を使用し、合成皮革を製
造し、その表面摩擦抵抗値を測定したところ第1表に示
す通りであった。
なお、合成皮革基材は次のようにして製造した。
離型紙上に、表面処理用組成物を乾燥膜厚が50ミクロ
ンとなるようドクターナイフコーターにより塗布し、つ
いで、接着剤として、ポリウレタン樹脂(商品名 ハコ
エース699ハニー化成社製)に硬貨剤(商品名 デス
モジュールし−75)をウレタン樹脂固形分100重置
部に対し、5重量部の割合で添加し、酢酸エチルで樹脂
固形分20重量%に希釈したのち、6ミクロンの厚さに
塗布し、80℃で1分間乾燥した。これにもめん基布を
貼合せ更に80℃で2分乾燥した後、1日放置し・て合
成皮革を得た。
比較例3 ポリオール成分として、分子内に芳香環を有するポリエ
ステルポリオール(商品名 ポリライト0DX−236
0大日本インキ社製:分子ff12000)0.4モル
、ポリエステルポリオール(商品名 YG−213旭電
化社製:分子量2o○O)0.6モルに対し、4,4−
ジフェニルメタンジイソシアネート3.0モル、1,4
−ブタンジオール2.0モルを反応させて得られたポリ
ウレタン樹脂溶液に、ベンゾグアナミン樹脂(商品名 
工ポスター日本触媒化学社製)をポリウレタン樹脂10
0部に対し、10部の割合で添加し、実施例1と同様の
方法を行ない合成皮革を製造した。
以上、実施例1〜4及び比較例1〜3で製造した合成皮
革の物理的性質を測定したところ第1表に示す通りであ
った。なお、表面aim抵抗値は、次のようにして測定
をした。
合成皮革を巾11に切り、テストピースとし、離型紙を
取除きその表面を表面性測定m<商品名 HEIDON
−14新東化学社製)によりII擦低抵抗値測定した。
ただし、垂直荷重は1009であった。
+。
比較例4〜8 実施例1のベンゾグアナミンt!l脂粉末に力1えて架
橋ポ1ノスチレン(商品名 ファインパール3000F
住友イヒ学工業社製)シリカ微粉末(商品名 アエロジ
ル200 日本アエロジル社製)およびシリコーン樹I
II(商品名 KF’−310信越シリコーン社製)を
第2表に示すように添加配合する以外は、すべて同様の
方法で表面処理剤をそれぞれ調整し合成皮革を作成した
これらの表面処理剤より得られた合成皮革の物理的性質
&よ、第2表に示す通りであった。
以  下  余  白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリウレタン樹脂を主成分とする表面処理剤及び該
    ポリウレタン樹脂100重量部に対してベンゾグアナミ
    ン樹脂粉末1〜20重量部を含むことを特徴とする表面
    処理用組成物。 2、ポリウレタン樹脂は、分子150,000〜150
    ,000を有し、かつそのフィルムの100%モジュラ
    スが60kg/cm^2以下である特許請求の範囲第1
    項に記載の表面処理用組成物。 3、ベンゾグアナミン樹脂粉末は、粒径が0.2〜50
    ミクロンを有するものである特許請求の範囲第1項に記
    載の表面処理用組成物。
JP23203484A 1984-11-02 1984-11-02 表面処理用組成物 Pending JPS61108637A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59111849A (ja) * 1982-12-17 1984-06-28 帝人株式会社 易滑性ポリエステルフイルム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59111849A (ja) * 1982-12-17 1984-06-28 帝人株式会社 易滑性ポリエステルフイルム

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