JPH1017764A - 無孔質膜型透湿性防水布帛用ポリウレタン樹脂組成物 - Google Patents

無孔質膜型透湿性防水布帛用ポリウレタン樹脂組成物

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JPH1017764A
JPH1017764A JP8188353A JP18835396A JPH1017764A JP H1017764 A JPH1017764 A JP H1017764A JP 8188353 A JP8188353 A JP 8188353A JP 18835396 A JP18835396 A JP 18835396A JP H1017764 A JPH1017764 A JP H1017764A
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JP
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glycol
resin
moisture
weight
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JP8188353A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kobayashi
良夫 小林
Tomoyuki Murahashi
智至 村橋
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱ブロッキング性ならびに加工性(耐カ−
ル性)の良好な透湿防水布帛用ポリウレタン樹脂組成物
を提供すること。 【解決手段】 オキシエチレン基を10〜90重量%含
有し、かつ軟化点がが160〜250℃、100%応力
が30〜150kg/cm2、および収縮率が0.2〜
3.0%であるポリウレタン樹脂(A)と、オキシエチ
レン基を10〜90重量%含有し、かつ軟化点がが10
0〜200℃、100%応力が20〜150kg/cm
2、および収縮率が0.01〜1.5%であるポリウレタ
ン樹脂ポリウレタン樹脂(B)と、有機溶媒(C)とか
らなる無孔質膜型透湿性防水布帛用ポリウレタン樹脂組
成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は透湿性防水布帛用ポ
リウレタン樹脂組成物に関する。更に詳しくは特に耐熱
ブロッキング性、加工性(耐カール性)に優れた無孔質
膜型透湿性防水布帛用ポリウレタン樹脂組成物に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、透湿性防水布帛に用いる透湿性材
料としては、ポリテトラフルオロエチレン樹脂を延伸し
て多孔質化させたフイルム、ポリウレタン樹脂の湿式成
膜フイルムのような微多孔質フイルムを利用するもの
(例えば特開昭59−15825号公報)、親水性を有
するポリウレタン樹脂の無孔質フイルムなどが知られて
いる。しかしながら、従来の微多孔質のフイルムでは、
汗、汚れ等で目詰まりして透湿性が低下するという問題
がある。この様な問題点を解決するものとして、親水性
を有するポリウレタン樹脂の無孔質フイルムが提案され
ており、この無孔質の透湿性ポリウレタン樹脂フイルム
は、ポリウレタン樹脂中に親水性セグメントを含有させ
たものである。また、この親水性を付与する方法とし
て、ポリオール成分にポリオキシエチレングリコールや
ポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンのブロック
共重合体等を用いることはよく知られている(特公昭5
4−961号、特開平3−203920号公報等)。こ
の、無孔質の透湿性ポリウレタン樹脂フイルムを用いて
の透湿性防水布帛は乾式法により製造され、一般的構成
は、透湿性のポリウレタン樹脂からなる表皮層用樹脂、
中間接着層用樹脂および繊維布帛の三層構造からなって
いる。使用される樹脂は、表皮層としては透湿性の熱可
塑性ウレタン樹脂、中間接着層には熱硬化性ウレタン樹
脂が多用されている。そして一般的な透湿防水布帛の製
造方法としては、離型紙上に表皮層用ウレタン樹脂を塗
布乾燥し、次いでこの上に中間接着層用ウレタン樹脂を
塗布し繊維布帛と貼り合わせて乾燥を行い、その後離型
紙を剥離して透湿性防水布帛を得る方法が多用されてい
る。この透湿性防水布帛の表皮層用ウレタン樹脂の具備
すべき性能としては、透湿性、強靭性、表面滑性等に加
えて、さらに耐熱ブロッキング性にも優れることが必要
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この透湿性防水布帛製
造においては、前記の樹脂性能以外に表皮層用ウレタン
樹脂として特別の性能が要求される。それは表皮層ウレ
タン樹脂の加工性(耐カール性)である。前記の透湿性
防水布帛製造において表皮層用ウレタン樹脂皮膜上に接
着層用ウレタン樹脂を重ね塗りし、基布と貼り合わせ、
乾燥後離型紙を剥離すると、表皮層用ウレタン樹脂膜が
収縮し、製品がカール現象を起こし、得られる透湿性防
水布帛の外観を著しく損ない商品価値のないものとなる
ことが多々ある。上記カール現象は表皮層用ウレタン樹
脂皮膜が離型紙から剥離する段階で収縮変形するために
おきる現象である。つまり、表皮層用ウレタン樹脂は通
常、高分子量活性水素含有化合物と低分子量活性水素含
有化合物(鎖伸長剤)およびジイソシアネート化合物か
らなっており、実質的に線状のポリマーである。構造的
には、高分子量活性水素含有化合物に元づくソフトセグ
メント部分と鎖伸長剤−ジイソシアネートに基づくハー
ドセグメント部分からの繰り返しからなっている。そし
てハードセグメント間では分子間凝集力が強く働いて、
強靭な性能を付与するものである。しかし、この特徴が
非収縮性においては逆にマイナスに作用し、これを改善
させるためには表皮層用ウレタン樹脂の分子間凝集力を
抑制する必要があるが、分子間凝集力を抑制すると、表
面滑性、耐熱ブロッキング性などを大幅に低下させ、商
品価値を著しく損なうという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、耐熱ブロ
ッキング性、表面滑性等に優れ、しかも透湿防水布帛製
造において収縮変形の少ない加工性(耐カール性)に優
れた透湿性防水布帛用ポリウレタン樹脂組成物を得るべ
く鋭意検討した結果、本発明に到達した。すなわち本発
明は、オキシエチレン基含有高分子ジオールと、有機ジ
イソシアネートと、エチレングリコールおよび/または
1,4−ブチレングリコールからなる鎖伸長剤とを反応
させて得られるポリウレタン樹脂(A)、オキシエチレ
ン基含有高分子ジオールと、有機ジイソシアネートと、
1,2−プロピレングリコール、1,3−ブチレングリ
コール、ジエチレングリコールおよび1,6−ヘキサメ
チレングリコールから選択される少なくとも一種の鎖伸
長剤とを反応させて得られるポリウレタン樹脂(B)お
よび必要により有機溶媒(C)からなることを特徴とす
る無孔質膜型透湿性防水布帛用ポリウレタン樹脂組成物
である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明におけるポリウレタン樹脂
(A)は、オキシエチレン基含有高分子ジオールと有機
ジイソシアネートと特定の鎖伸長剤とからなるポリウレ
タン樹脂である。上記ポリウレタン樹脂(A)に用いら
れるオキシエチレン基含有高分子ジオールとしては、例
えばポリオキシエチレングリコール(以下PEGと略
記)、ポリオキシエチレンオキシプロピレンブロック共
重合ジオール、ポリオキシエチレンオキシテトラメチレ
ンブロック共重合ジオール;エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−
ヘキサメチレングリコール、ビス(ヒドロキシメチル)
シクロヘキサン、4,4’−ビス(2−ヒドロキシエト
キシ)−ジフェニルプロパンなどの低分子グリコールの
エチレンオキシド付加物;分子量1000以下のPEG
とジカルボン酸(例えばコハク酸、アジピン酸、セバシ
ン酸、テレフタル酸、イソフタル酸など)とを反応させ
て得られる縮合ポリエーテルエステルジオール;および
これらの2種以上の混合物が挙げられる。好ましくはP
EG、ポリオキシエチレンオキシプロピレンブロック共
重合ジオール、ポリオキシエチレンオキシテトラメチレ
ンブロック共重合ジオールであり、特に好ましくはPE
Gである。該オキシエチレン基含有高分子ジオール中の
オキシエチレン基含有量は通常少なくとも40重量%、
好ましくは少なくとも50重量%である。オキシエチレ
ン基含有高分子ジオールの分子量は通常700〜20,
000、好ましくは1,000〜15,000である。
また、透湿性を阻害しない範囲で該ジオールと共に他の
高分子ジオールを併用することもできる。
【0006】他の高分子ジオールとしては例えば、ポリ
エーテルジオール(イ)、ポリエステルジオール
(ロ)、ポリカーボネートジオール(ハ)などおよびこ
れらの混合物が挙げられる。分子量は通常600〜50
00のものが挙げられる。ポリエーテルジオール(イ)
としてはオキシエチレン基を含有しないもの、例えばポ
リオキシプロピレングリコール、ポリオキシテトラメチ
レングリコール(以下PTMGと略記)、ポリオキシプ
ロピレンオキシテトラメチレンブロック共重合ジオール
などおよびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
【0007】ポリエステルジオール(ロ)としては、低
分子ジオールおよび/または分子量1000以下のポリ
エーテルジオールとジカルボン酸とを反応させて得られ
る縮合ポリエステルジオールや、ラクトンの開環重合に
より得られるポリラクトンジオールなどが挙げられる。
上記低分子ジオールとしてはオキシエチレン基含有高分
子ジオールの項で述べた低分子グリコールなど挙げられ
る。分子量1000以下のポリエーテルジオールとして
はポリプロピレングリコール、PTMGなどが挙げられ
る。ジカルボン酸としては脂肪族ジカルボン酸(例えば
コハク酸、アジピン酸、セバシン酸など)、芳香族ジカ
ルボン酸(テレフタル酸、イソフタル酸など)など、な
らびにこれらの2種以上の混合物が挙げられる。ラクト
ンとしては、例えばε−カプロラクトンが挙げられる。
(ロ)の具体例としては、ポリエチレンアジペート、ポ
リブチレンアジペート、ポリ2,2−ジメチルトリメチ
レンアジペート、ポリ3−メチルペンタメチレンアジペ
ート、ポリヘキサメチレンアジペート、ポリカプロラク
トンジオールおよびこれらの2種以上の混合物が挙げら
れる。ポリカーボネートジオール(ハ)としては、例え
ばポリヘキサメチレンカーボネートジオールが挙げられ
る。
【0008】本発明のポリウレタン樹脂(A)に用いら
れる有機ジイソシアネートとしては例えば芳香族ジイソ
シアネート[4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート(以下MDIと略記)、2,4−および/または
2,6−トリレンジイソシアネートなど]、脂肪族ジイ
ソシアネート(ヘキサメチレンジイソシアネート、リジ
ンジイソシアネートなど)、脂環式ジイソシアネート
(イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタ
ン−4,4’−ジイソシアネートなど)およびこれらの
2種以上の混合物が挙げられる、これらのうち好ましい
ものは芳香族ジイソシアネートであり、特に好ましいも
のはMDIである。。
【0009】鎖伸長剤としては、エチレングリコール
(以下EGと略記)および1,4−ブタンジオール(以
下1,4−BGと略記)およびこれらの混合物が挙げら
れ、好ましくはEGである。
【0010】ポリウレタン樹脂(A)の熱軟化点は通常
160〜250℃、好ましくは180〜240℃であ
る。熱軟化点が160未満では耐熱ブロッキング性が乏
しくなり、250℃を超えると耐カール性が乏しくな
る。100%応力は、通常30〜150kg/cm2
好ましくは40〜130kg/cm2である。100%
応力が30kg/cm2未満では耐熱ブロッキング性が
乏しきなり、150kg/cm2を超えると耐カール性
が乏しくなる。収縮率は通常0.2〜3.0%、好まし
くは0.3〜2.5%である。収縮率が0.2が未満で
は耐熱ブロッキング性が乏しくなり、3.0%を超える
と耐カール性が乏しくなる。
【0011】本発明で用いる収縮率とは、ポリウレタ
ン樹脂の樹脂濃度が20重量%になるようにジメチルホ
ルムアミド(以下DMFと略記)で調整した樹脂溶液
を、離型紙上に0.5mm厚みに塗布、乾燥した後、2
0℃,50%・RHの雰囲気中で3時間放冷する。
得られた塗膜を離型紙に着いた状態で塗膜上に10cm
の長さの標線を引き、次に離型紙から塗膜を剥がし、標
線間の長さ(L)を測定し、下記式を用いて算出した値
である。 収縮率(%)=(10−L)×100/10
【0012】また、ポリウレタン樹脂(A)中のポリオ
キシエチレン基含量は通常10〜80重量%、好ましく
は20〜70重量%である。10重量%未満では透湿性
が乏しく、80重量%を超えると得られる樹脂皮膜の強
度が弱くなり実用できない。吸湿量は通常3〜50重量
%、好ましく5〜40重量%である。吸湿量が3重量%
未満では透湿性が乏しく、50重量%を超えると耐水性
が乏しくなる。
【0013】上記吸湿量とは、ポリウレタン樹脂の樹
脂濃度が25重量%になるようにDMFで調整した樹脂
溶液をガラス板上に1.0mm厚みに塗布、乾燥した
後、ガラス板から塗膜を剥がす。得られた厚さ100
〜200μの塗膜7cm×10cmを20℃,50%・
RHの雰囲気に1時間放置した後、塗膜の重量(W1)
を測定し、次に、25℃,90%・RHの恒温恒湿器の
中で3時間放置した後、塗膜の重量(W2)を測定し、
下記式を用いて算出される値である。 吸湿量(%)=(W2−W1)×100/W1
【0014】本発明におけるポリウレタン樹脂(B)は
オキシエチレン基含有高分子ジオールと有機ジイソシア
ネートと特定の鎖伸長剤とからなるポリウレタン樹脂で
ある。上記ポリウレタン樹脂(B)に用いられるオキシ
エチレン基含有高分子ジオールとしては、前記ポリウレ
タン樹脂(A)に用いられるオキシエチレン基含有高分
子ジオールの項で例示したものと同様のものが挙げられ
る。また、透湿性を阻害しない範囲で他の高分子ジオー
ルを併用することも可能である。
【0015】該他の高分子ジオールとしては前記ポリウ
レタン樹脂(A)に用いられる他の高分子ジオールの項
で例示したものと同様のものが挙げられる。本発明にお
けるポリウレタン樹脂(B)に用いられる有機ジイソシ
アネートとしては、前記ポリウレタン樹脂(A)に用い
られる有機ジイソシアネートの項で例示したものと同様
のものが挙げられる。本発明のポリウレタン樹脂(B)
に用いられる鎖伸長剤としては1,2−プロピレングリ
コール、ジエチレングリコール(以下DEGと略記)、
1,6−ヘキサメチレングリコール(以下1,6−HG
と略記)およびこれらの2種以上の混合物が挙げられ
る。これらのうち好ましいものはDEG、1,6−HG
およびこれらの併用である。
【0016】ポリウレタン樹脂(B)は、熱軟化点が通
常100〜200℃、好ましくは120〜180℃であ
る。熱軟化点が100未満では耐熱ブロッキング性が乏
しくなり、200℃を超えると耐カール性が乏しくな
る。100%応力は、通常20〜100kg/cm2
好ましくは30〜80kg/cm2である。収縮率は通
常0.01〜1.5%、好ましくは0.05〜1.3%
である。収縮率が0.01%未満では耐熱ブロッキング
性が乏しく、1.5%を超えると耐カール性が乏しくな
る。
【0017】ポリウレタン樹脂(B)中のポリオキシエ
チレン基含量は通常10〜80重量%、好ましくは20
〜70重量%である。10%未満では透湿性が乏しくな
り、80重量%を超えると得られる塗膜の強度が弱く実
用できない。吸湿量は通常3〜50重量%、好ましく5
〜40重量%である。吸湿量が3重量%未満では透湿性
が乏しくなり、50重量%を超えると耐水性が低下す
る。
【0018】本発明における有機溶媒(C)としては、
例えばアミド系溶媒[DMF、ジメチルアセトアミドな
ど]、スルホキシド系溶媒(ジメチルスルホキシドな
ど)、ケトン系溶媒[メチルエチルケトンなど]、芳香
族系溶媒(トルエン、キシレンなど)、エーテル系溶媒
(ジオキサン、テトラヒドロフランなど)、エステル系
溶媒(酢酸エチル、酢酸ブチルなど)およびこれらの2
種以上の混合物が挙げられる。これらのうち好ましいも
のはアミド系溶媒、ケトン系溶媒、芳香族系溶媒および
これらの2種以上の混合物である。
【0019】本発明で用いられるポリウレタン樹脂
(A)およびポリウレタン樹脂(B)において、有機ジ
イソシアネートとオキシエチレン基含有高分子ジオール
および鎖伸長剤との割合(NCO:OH当量比)は、通
常(0.95〜1.05):1、好ましくは実質的に
1:1である。NCO/OH当量比が上記範囲外の場合
にはポリウレタン樹脂の分子量が高分子量にならず、実
用的に有用な物性を有するポリウレタン樹脂を製造する
ことが困難となる。ポリウレタン樹脂(A)およびポリ
ウレタン樹脂(B)の分子量はそれぞれ数平均分子量
で、通常10,000〜300,000、好ましくは2
0,000〜200,000である。
【0020】ポリウレタン樹脂(A)および(B)は通
常の方法で製造でき、例えば有機ジイソシアネートと高
分子ジオールと鎖伸長剤とを同時に反応させるワンショ
ット法、有機ジイソシアネートと高分子ジオールとを先
に反応させた後、鎖伸長剤を続けて反応させるプレポリ
マー法などが挙げられる。製造はイソシアネート基に対
して不活性な溶媒の存在下または不存在下で行うことが
できる。溶媒の存在下で行う場合の適当な溶媒としては
前記有機溶媒(C)の項で例示したものが挙げられる。
【0021】ポリウレタン樹脂(A)および(B)の製
造に際し、反応温度はポリウレタン化反応に通常採用さ
れる温度と同じで良く、溶媒を使用する場合は通常20
〜100℃、無溶媒の場合は通常20〜220℃であ
る。
【0022】反応を促進させるため、ポリウレタン反応
に通常使用される触媒[例えばアミン系触媒(トリエチ
ルアミン、トリエチレンジアミンなど)、錫系触媒(ジ
ブチルチンジラウレートなど)]を必要により使用する
ことができる。
【0023】また、必要により重合停止剤[例えば1価
アルコール(エタノール、ブタノールなど)、1価アミ
ン(メチルアミン、ブチルアミンなど)など]を用いる
こともできる。
【0024】ポリウレタン樹脂の製造は通常当該業界に
おいて採用されている製造装置で行うことができる。ま
た溶媒を使用しない場合はニーダーやエクストルーダー
などの製造装置を用いることができる。このようにして
製造されるポリウレタン樹脂としては30重量%(固形
分)DMF溶液として測定した溶液粘度が通常10〜1
0000ポイズ/20℃であり、実用上好ましいのは1
00〜2000ポイズ/20℃である。
【0025】ポリウレタン樹脂(A)とポリウレタン樹
脂(B)の混合比は樹脂固形分として重量比で通常10
〜90:90〜10、好ましくは20〜80:80〜2
0、更に好ましくは30〜70:70〜30である。ポ
リウレタン樹脂(A)の比率が10未満では耐熱ブロッ
キング性が乏しくなり、90を超えると耐カール性が低
下する。
【0026】有機溶媒(C)の量は、ポリウレタン樹脂
(A)、ポリウレタン樹脂(B)および有機溶媒(C)
からなる樹脂組成物溶液の樹脂固形分濃度が通常5〜5
0重量%、好ましくは10〜40重量%となる量であ
る。
【0027】本発明の樹脂組成物中には、必要により耐
候性、耐熱劣化等の向上のための各種安定剤や多官能イ
ソシアネート化合物等の架橋剤、着色剤、無機充填剤、
有機改質剤、その他の添加剤等を含有させることができ
る。
【0028】本発明の組成物は通常の攪拌だけによる混
合でもよいし、混合装置(ボールミル、ニーダー、サン
ドグラスター、ロールミルなど)を用いて混合すること
によって得ることもできる。
【0029】本発明により得られるポリウレタン樹脂組
成物を用いた透湿性防水布帛の製造法は通常の方法でよ
い、離型紙に樹脂被膜を形成させた後、接着剤を塗布
し、繊維布帛と貼合わせ、乾燥後、離型紙より剥す転写
コーティング方法や、繊維布帛に直接コーティングし、
乾燥させる直接コーティング方法などがある。
【0030】また、前記繊維布帛としては、例えば天然
繊維、合成繊維の全てを使用できる。具体例としては木
綿、スフ、ポリエステル、ナイロン、アクリルおよびこ
れらの2種以上の混紡であってもよい。また形態は織
物、編物、不織布、起毛布などが挙げられる。また繊維
布帛の片面にポリウレタン樹脂の多孔質膜を有する積層
基材であってもよい。またこれらの繊維布帛はシリコン
樹脂、弗素樹脂などではっ水処理されていてもよい。
【0031】ポリウレタン樹脂組成物を塗布したポリウ
レタン樹脂膜の膜厚は樹脂固形分として通常1〜200
μm、好ましくは5〜100μmである。
【0032】
【実施例】以下実施例により本発明を更に説明するが本
発明はこれに限定されるものではない。実施例および比
較例中の部は重量部、%は重量%を表す。
【0033】試験例中の熱軟化点、100%応力、収縮
率、耐カール性、吸湿量、耐熱ブロッキング性、および
透湿度の評価は次の方法に従って行った。 (1)熱軟化点 試験用塗膜の作成 樹脂濃度が25%になるようにDMFで調整した樹脂溶
液を室温で20時間放置し、脱泡する。次に、ガラス板
上に1.0mm厚みに塗布し、70℃の循風乾燥機で3
時間乾燥し、更に60℃の減圧乾燥機で3時間乾燥した
後、ガラス板から塗膜を剥がす。 熱軟化点の測定 で得られた塗膜について、熱機械分析装置[(株)リ
ガク社製TMA8140]を用いて熱軟化点を測定し
た。
【0034】(2)100%応力 試験用塗膜の作成 (1)−で得られた塗膜を使用した。 100%応力の測定 JISK−6301・3号ダンベルで打ち抜いた試験片
を島津製作所製オートグラフAGS−500Dを使って
引っ張り速度500mm/分で室温で測定した。
【0035】(3)収縮率および耐カール性 試験用塗膜の作成 樹脂濃度が20%になるようにDMFで調整した樹脂溶
液を室温で20時間放置し、脱泡する。次に、離型紙上
に0.5mm厚みに塗布し、70℃の循風乾燥機で3時
間乾燥した後、20℃,50%・RHの雰囲気中で3時
間放冷した。 収縮率の測定 離型紙に着いた状態で塗膜上に10cmの長さの標線を
引く、次に離型紙から塗膜を剥がし、標線間の長さ
(L)を測定し、下記式を用いて収縮率を算出した。 収縮率(%)=(10−L)×100/10 耐カール性の判定 上記で算出した収縮率を下記基準で耐カール性の判定を
した。 〈判定基準〉 ○ :収縮率が0.4%未満のもの △〜○:収縮率が0.4〜0.7%未満のもの △ :収縮率が0.7〜1.0%未満のもの ×〜△:収縮率が1.0〜1.5%未満のもの × :収縮率が1.5%以上のもの
【0036】(4)吸湿量 試験用塗膜の作成 前記(1)−で得られた塗膜を使用した。 吸湿量の測定 7cm×10cmの塗膜を20℃,50%・RHの恒温
恒湿器中に1時間放置した後、塗膜の重量(W1)を測
定し、次に、25℃,90%・RHの恒温恒湿器の中で
3時間放置した後、塗膜の重量(W2)を測定し、下記
式を用いて吸湿量を算出した。 吸湿量(%)=(W2−W1)×100/W1
【0037】(5)耐熱ブロッキング性 試験用塗膜の作成 前記(3)−で得られた塗膜を使用した。 耐熱ブロッキング性の測定 5cm×5cmの塗膜を面/面で重ね合わせ、3kg/
5cm×5cmの荷重を載せ、100℃の乾燥機に2時
間放置した後、室温で2時間放冷する。次に、重ね合わ
せた塗膜を剥がし、下記基準で判定した。 〈判定基準〉 ○ :抵抗なく剥がれ、塗膜に損傷がないもの △〜○:剥がすのに抵抗があったが、塗膜に損傷がない
もの △ :剥がすのに抵抗があり、塗膜に多少の損傷があ
るもの ×〜△:剥がすのに抵抗があり、塗膜に多大の損傷があ
るもの × :塗膜が剥がれなかったもの
【0038】6)透湿度 試験用塗膜の作成および透湿度の測定 樹脂濃度が15%になるようにDMFで調整した樹脂溶
液を室温で20時間放置し、脱泡する。次に、離型紙上
に0.1mm厚みに塗布し、100℃の循風乾燥機で1
時間乾燥した後、20℃,50%・RHの雰囲気中で3
時間放冷し、塗膜を離型紙から剥がす。得られる塗膜の
厚みは約15μである。 透湿度 JIS−Z0208(条件B)に準じて透湿度を測定し
た。
【0039】以下の方法でポリウレタン樹脂(A1)お
よび(A2)、ポリウレタン樹脂(B1)および(B
2)、およびポリウレタン樹脂(C1)を製造した。
【0040】製造例1〔ポリウレタン樹脂(A1)の製
造〕 攪拌機および温度計を備えた四つ口フラスコに、数平均
分子量2000のPEG165.5g、EG22.6
g、MDI111.9gおよびDMF700gを仕込
み、乾燥窒素雰囲気下で70℃で10時間反応させて樹
脂濃度30%、粘度200ポイズ(20℃)のポリウレ
タン樹脂(A1)溶液を得た。得られたポリウレタン樹
脂(A1)のオキシエチレン基(OE基と略記)含量は
55%である。
【0041】製造例2〔ポリウレタン樹脂(A2)の製
造〕 製造例1と同様の反応容器に、数平均分子量4000の
PEG103.2g、数平均分子量2000のPTMG
44.2g、1,4−BG37.2g、MDI115.
4gおよびDMF700gを仕込み、ポリウレタン樹脂
(A1)と同様の方法で反応させて樹脂濃度30%、粘
度300ポイズ(20℃)のポリウレタン樹脂(A2)
溶液を得た。このポリウレタン樹脂(A2)のOE基含
量は34%である。
【0042】製造例3〔ポリウレタン樹脂(B1)の製
造〕 製造例1と同様の反応容器に、数平均分子量が2000
のPEG138.3g、1,6−HG46.3g、MD
I115.4gおよびDMF700gを仕込み、ポリウ
レタン樹脂(A1)と同様の方法で反応させて樹脂濃度
30%、粘度500ポイズ(20℃)のポリウレタン樹
脂(B1)溶液を得た。このポリウレタン樹脂(B1)
のOE基含量は46%である。
【0043】製造例4〔ポリウレタン樹脂(B2)の製
造〕 製造例1と同様の反応容器に、数平均分子量6000の
PEG106.2g、数平均分子量2000のPTMG
45.5g、DEG41.1g、MDI107.2gお
よびDMF700gを仕込み、ポリウレタン樹脂(A
1)と同様の方法で反応させて樹脂濃度30%、粘度3
00ポイズ(20℃)のポリウレタン樹脂(B2)溶液
を得た。このポリウレタン樹脂(B2)のOE基含量は
35%である。
【0044】製造例5〔ポリウレタン樹脂(C1)の製
造〕 製造例1と同様の反応容器に、数平均分子量2000の
PTMG201.1g、EG14.7g、MDI84.
2gおよびDMF700gを仕込み、ポリウレタン樹脂
(A1)と同様の方法で反応させて樹脂濃度30%、粘
度200ポイズ(20℃)のポリウレタン樹脂(C1)
溶液を得た。
【0045】実施例1〜4、比較例1〜5 ポリウレタン樹脂(A1)、(A2)、(B1)、(B
2)および(C1)の各溶液を使用して、表1に示す組
成の溶液を調整した。
【0046】
【表1】
【0047】性能試験例 表1の各調製溶液を用いて、試験用塗膜を作成し、熱軟
化点、100%応力、収縮率、耐カール性、吸湿量、耐
熱ブロッキング性および透湿度の評価を行ったした。熱
軟化点、100%応力、収縮率、耐カール性および吸湿
量の評価結果を表2に、耐熱ブロッキング性および透湿
度の評価結果を表3に示す。
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】表2および表3から明らかなように、異な
る鎖伸長剤を用いて得られる物性の異なる2種のポリウ
レタン樹脂を組み合わせて用いた実施例1〜4は耐カー
ル性および耐熱ブロッキング性が良好であり、また、透
湿度も高い水準にある。これに対して単独のポリウレタ
ン樹脂を用いた比較例1、2および5は耐カール性が不
良、比較例3および4は耐熱ブロッキング性が不良であ
り、また、比較例5は透湿度が低い水準である。
【0051】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物を用いて得られる透
湿性無孔質膜は、従来の透湿性無孔質塗に比べ、とくに
加工性(耐カール性)および耐熱ブロッキング性が著し
く向上する。また、本発明の樹脂組成物から得られる塗
膜は風合いが柔らかく、良好な透湿性を示す。上記効果
を奏することから本発明の樹脂組成物は、衣料用、傘
用、帆布用、テント用等の透湿性防水布帛用樹脂組成物
として有用である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オキシエチレン基含有高分子ジオール
    と、有機ジイソシアネートと、エチレングリコールおよ
    び/または1,4−ブチレングリコールからなる鎖伸長
    剤とを反応させて得られるポリウレタン樹脂(A)、オ
    キシエチレン基含有高分子ジオールと、有機ジイソシア
    ネートと、1,2−プロピレングリコール、1,3−ブ
    チレングリコール、ジエチレングリコールおよび1,6
    −ヘキサメチレングリコールから選択される少なくとも
    一種の鎖伸長剤とを反応させて得られるポリウレタン樹
    脂(B)および必要により有機溶媒(C)からなること
    を特徴とする無孔質膜型透湿性防水布帛用ポリウレタン
    樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ポリウレタン樹脂(A)の熱軟化点が1
    60〜250℃、100%応力が30〜150kg/c
    2および収縮率が0.2〜3.0%であり、ポリウレ
    タン樹脂(B)の熱軟化点が100〜200℃、100
    %応力が20〜100kg/cm2および収縮率が0.
    01〜1.5%である請求項1記載の樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 ポリウレタン樹脂(A)およびポリウレ
    タン樹脂(B)のオキシエチレン基含有量がそれぞれ1
    0〜80重量%であり、かつ吸湿量がそれぞれ3〜50
    %である請求項1または2記載の樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 (A)と(B)の重量比(樹脂固形分
    比)が10〜90:90〜10になるように混合されて
    なる請求項1〜3いずれか記載の樹脂組成物。
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