JPS61107611A - 高静電容量積層母線 - Google Patents

高静電容量積層母線

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JPS61107611A
JPS61107611A JP20496484A JP20496484A JPS61107611A JP S61107611 A JPS61107611 A JP S61107611A JP 20496484 A JP20496484 A JP 20496484A JP 20496484 A JP20496484 A JP 20496484A JP S61107611 A JPS61107611 A JP S61107611A
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JP
Japan
Prior art keywords
oxide film
strip
bus bar
laminated bus
aluminum oxide
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Application number
JP20496484A
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English (en)
Inventor
川嶋 三郎
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Nippon Mektron KK
Original Assignee
Nippon Mektron KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、回路基板に多数実装されるIC又はLSI等
の電子回路部品に対する給配電路若しくは信号電路とし
て使用可能な積層母線に関し、待には、積層母線自体に
高い静電容量を具備させるように構成した高静電容量積
層母線に関する。
「従来の技術」 咎種の電気・電子機器等に組込まれる現今の回路基板に
は、IC又はLSIに代表される大規槓集積素子等の電
子部品を高密度に搭載するのが一般的な傾向となってお
り、これに伴い、回路基板における上記の如き高密度能
動電子部品等に対する給配電路及び信号電路は、高周波
ノイズ等からの悪影響を受けてそれら電子部品に誤動作
を与える虞の無いような低インピーダンスかつ高い分布
容量を備える低特性インピーダンスのものが強く要望さ
れている。回路基板の高密度実装化において、その給配
電路ないしは信号電路を最小限に低減できるような目的
で開発された回路基板用電源パスないしは積層母線は、
プラスチックフィルム等の薄い絶縁材料を帯状導体間に
介装するように構成されている為、導体相互間には適当
な分布容量を与えることが出来るが、上記のようなフィ
ルム材料で得られる分布容量を以て電路のノイズ吸収効
果を十分に発揮させることは困難である。その為、介装
絶縁材料として特殊な高誘電体部材を使用するような試
みもあるが、この手段の場合、主にコスト面で実用性に
乏しい。
斯かる事情を考慮して、本願の出願人は、帯状導体間に
薄いセラミック部材を介装するようにして分布静電容量
を良好に高めて実用性に富む高静電容量型積層母線を特
開昭54−54284号等その他で開示した。
「発明が解決しようとする問題点」 斯かる構造の高静電容量型積層母線は、誘電体部材とし
て削れ易しいセラミック薄板を主体として用いる都合上
、製造工程でば慎重に取り扱う必要があり、また、製作
後でも製品を不用意に曲げたりすると内臓セラミック薄
板が割れる虞がある。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、上記に鑑み、介装誘電体材料を従来の手段の
如く帯状導体間に別体に配装することなく、積層すべき
帯状導体自体に一体的に誘電体部材を被着可能な新規・
改善した高静電容量積層母線を提供するものであり、そ
の為に本発明では、帯状導体の一方面又は両面に一体的
にアルミニウム酸化皮膜を被着し、該アルミニウム酸化
皮膜を誘電体部材とするように構成したものである。
誘電体部材として機能するアルミニウム酸化皮膜は、帯
状導体をアルミニウム材で構成する場合にはその導体上
に直ちに陽極酸化処理手段等を用いて形成可能である外
、銅等の他の素材を採用する場合には、例えば銅板とア
ルミニウム板とからなる複合材を用意し、そのアルミニ
ウム板に適宜酸化皮膜を設けることも出来る。なお、こ
のようなアルミニウム酸化皮膜には適当な高誘電率部材
を封入させて製品の静電容量を可及的に高めるととも可
能であり、また、上記の如きアルミニウム     :
複合材に代えて、アルミニウム酸化皮膜を薄膜状に剥離
したものを鋼板その他の帯状導体に接合するような構成
も採用できる。
「作  用」 上記アルミニウム酸化皮膜は、例えば、これを陽極酸化
処理法で構成する場合には、その比抵抗が約10Ω・H
a前後の良質な電気的絶縁特性を有すると同時に、比誘
電率も略8〜11程度の値を持つので誘電体材料として
も十分に機能することとなる。−例として、約10μ厚
さのアルミニウム酸化皮膜を導体に形成した帯状導体を
積層した場合の帯状導体相互間の絶縁抵抗は10’MΩ
前後となり、得られる静電容量も 0.48μF / 
em”程度の高い値に達し、十分な実用性を具備するよ
うになる。
「実施例」 第1図及び第2図は本発明め一実施例による高静電容量
積層母線の概念的な要部切欠斜視構成図及び要部断面構
成図を夫々示し、1.3は各々アルミニウム板からなる
帯状導体であって、回路基板に接続するように一体的に
設けた端子IA及び3Aは一例としてそれら導体の各長
手方向の同一側に所要のピッチ及びオフセットで各別に
突出形成されており、図のように、それら各端子IA及
び3Aを除いて帯状導体1.3の表面には陽極酸化処理
手段で被着形成したアルミニウム酸化皮膜2.4が各々
薄く設けられている。第2図の如く、導体1.3の各酸
化皮膜2.4の密着面6は適当な接着剤を使用してもよ
く、或いは接着剤なしで両帯状導体1.3を重合せて積
層し端子IA、3Aを除いて積層体の外周面に絶縁フィ
ルムのラミネート手段又はモールド法等で絶縁外装材5
を被覆し、以て強度の高い高静電容量母線を構成するこ
とが出来る。
帯状導体1.3に被着するアルミニウム酸化皮膜2.4
は前記の如く導体1.3の全面に形成する手法に代えて
、第3図及び第4図のように積層対向面にのみアルミニ
ウム酸化皮膜2A、4Aとして各導体1.3に被着形成
し上記と同様な積層母線を構成できる。また、このよう
な構造の場合、酸化皮膜は導体1.3のいずれか一方に
のみ設け、他方は酸化皮膜を形成しない素材だけの帯状
導体を月いるように簡便に構成することも可能である。
帯状導体1.3に上記のようにアルミニウム板ではなく
銅板等を使用する場合には、例えば銅板を基礎材料とし
これにメッキ、強圧延クラット又は溶射その他溶融メッ
キ等の適宜手段でアルミニウムを所要の厚さで形成した
複合材を用意し、前記のようにアルミニウム側に陽極酸
化皮膜を設けるような実施態様も採用可能である。更に
、斯かる複合材による帯状導体に代えて、アルミニウム
酸化皮膜を薄膜状に剥離し、これを任意の導体素材に接
合したものも使用でt&る。
なお、上記のようなアルミニウム酸化皮膜を誘電体部材
として使用する手法は、本発明のような高静m溶量積層
母線に限らず、例えば、集積回路装置の入力端ノイズを
削減するために、斯かる集積回路装置の上面又は下面に
一緒に実装使用されるような平板状単体コンデンサ或い
はコンデンサ」 を複数個平板状に形成した複合コンデンサ等を構成する
場合にも同様に適用できる。
「発明の効果」 (1)本発明に係る高静電容量積層母線によれば、積層
すべき帯状導体自体にアルミニウム酸化皮膜を一体的に
被着し、この酸化皮膜層を誘電体部材として使用すると
共に、11層母線の眉間絶縁材としてもmsするので、
製造工程の大幅な短縮が可能となり、低コストな高静電
容量積層母線を提供できる。
(2)帯状導体に被着したアルミニウム酸化皮膜は従来
の別体の誘電体部材と異なり割れる等の虞がないので、
組立工程等での取り扱いが容易となり、作業能率の向上
を図れる。
(3)誘電体としてのアルミニウム酸化皮膜は絶縁性を
考慮しても ioμ−以下程度に薄(形成できると共に
、被着面積も広くすることが可能であるため、高い静電
容量の製品を簡便に構成できる。
(4)帯状導体にアルミニウム酸化皮膜を被着形成した
ものを予め多数用意して直ちに製造できろ      
 □゛′ので、生産性が極めて高い。
(51i状導体の素材は、アルミニウム材に限らず用途
に応じて銅等その他の部材を任意採用可能であるので、
仕様に最適な設計を行える。
(6)  回路基板に必要な給配電路ないしは信号電路
を!&適設計する手段として種々の!?電容量を有する
製品を簡易に提供できる。
(7)  このような高静電容量積・層母綿と本質的に
類似する集積回路装置の入力端ノイズ削減用平板単体コ
ンデンサ又は複合コンデンサ等の製造にも本発明を適用
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に従った高静電容量積層母線
の構造を概念的に示す要部切欠斜視図、第2図は第1図
に示す高静電容量積層母線の要部断面構成図、 第3図は本発明の他の実施例rζ従ってアルミニウム酸
化皮膜を一方面にのみ被着形成するようにした帯状導体
の概念的な部分斜視構成図、そして、第4図は第3図の
帯状導体を採用した場合の高静電容i#、債層母線の要
部断面m成因である。 添付図面に示す各符号の名称は、次のとおりである。 1  :  帯   状   導   体1^ :  
端            子2 : アルミニウム酸
化皮膜 2人 = アルミニウム酸化皮膜 3  :  帯   状   導   体3A  F 
  端            子4 : アルミニウ
ム酸化皮膜 4A:  アルミニウム酸化皮膜 5:絶縁外装材 6  :  密     着     面第2図 第3図 第4図 手続補正書(自発) 昭和60年12月 3日 昭和59年特 許類第204964  号2発明の名称
   高静電容量積層母線3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 =”=  東京都港区芝大門1丁目12番15号氏 名
(名称)日本メクト豐ン株式会社4、化31人   〒
 300−12 : 置、 (0298)  74−2
3516、補正により増加する発明の数  ナシ「補正
の内容」 (1)  明細書第5頁第6行のrloΩ・c m J
をrlo−”Ω・cm」と訂正する。 (21同第7頁第5行の「クラット」を「クラッド」と
訂正する。 以  上

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長手方向の少なくとも一側に複数の接続用端子を
    形成した帯状導体の相互間に誘電体部材を介装し、前記
    端子を除いて全体を絶縁被覆するようにした高静電容量
    積層母線において、前記誘電体部材を前記帯状導体の少
    なくとも一方面に被着形成されたアルミニウム酸化皮膜
    で構成することを特徴とする高静電容量積層母線。
  2. (2)前記帯状導体をアルミニウム材で構成した特許請
    求の範囲第(1)項に記載の高静電容量積層母線。
  3. (3)前記帯状導体をアルミニウム以外の導体部材の表
    面に被着したアルミニウム材との複合材で構成した特許
    請求の範囲第(1)項に記載の高静電容量積層母線。
  4. (4)前記アルミニウム酸化皮膜中に高誘電率部材を封
    入すべく構成した特許請求の範囲第(1)ないし同第(
    3)項のいずれかに記載の高静電容量積層母線。
JP20496484A 1984-09-29 1984-09-29 高静電容量積層母線 Pending JPS61107611A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0573859U (ja) * 1992-03-10 1993-10-08 古河電気工業株式会社 ラミネート型電源用バスバー
JP2006024449A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Kyoho Mach Works Ltd バスバーおよび通電装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144740A (en) * 1974-10-15 1976-04-16 Kawasaki Heavy Ind Ltd 2 saikuruenjinno junkatsusochi
JPS59127311A (ja) * 1982-12-30 1984-07-23 日本メクトロン株式会社 コンデンサ内蔵型積層母線

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