JPS61105223A - 車両用自動変速機 - Google Patents
車両用自動変速機Info
- Publication number
- JPS61105223A JPS61105223A JP22645384A JP22645384A JPS61105223A JP S61105223 A JPS61105223 A JP S61105223A JP 22645384 A JP22645384 A JP 22645384A JP 22645384 A JP22645384 A JP 22645384A JP S61105223 A JPS61105223 A JP S61105223A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- transmission
- hydraulic
- drain port
- clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、車両用自動変速機の油圧制御装置のドレイン
ポートの形成位置にかかわる。
ポートの形成位置にかかわる。
[従来の技術]
車両用自動変速機は、流体圧アクチュエータである油圧
サーボにより変速の作動が行われる遊星歯車式、常時噛
合歯車式、無段変速式などの変速装置と、前記油圧サー
ボへの作動油の供給および排出を制御することにより前
記変速装置を車速、スロットル開度、選速機構の設定位
置など車両走行条件に応じて制御する油圧制御11装置
とを備える。
サーボにより変速の作動が行われる遊星歯車式、常時噛
合歯車式、無段変速式などの変速装置と、前記油圧サー
ボへの作動油の供給および排出を制御することにより前
記変速装置を車速、スロットル開度、選速機構の設定位
置など車両走行条件に応じて制御する油圧制御11装置
とを備える。
通常、前記変速装置は変速機ケース内に設けられ、前記
油圧制御装置は変速機ケースの下面に締結されたバルブ
ボディ内に設けられると共に同様に変速機ケースの下面
に締結されたオイルパン内に収容され、該オイルパン内
には作動油が溜められている。この油圧制御装置は、前
記油圧サーボなどから排出される油のドレインポートを
備え、ドレインポートは、通常バルブボディの表面に設
けられている。このドレインポートには、該ドレインポ
ートからの油の吸込みを防止するため、常時オイルパン
内に滞溜した油の油面上方の変速機ケース内の気中に開
口させておく必要があるものが存在し、従来はバルブボ
ディの上面にドレインポートを設けると共にドレインポ
ートの周りを上方に突出させて気中開口ドレインポート
とし、油の侵入を防止していた。
油圧制御装置は変速機ケースの下面に締結されたバルブ
ボディ内に設けられると共に同様に変速機ケースの下面
に締結されたオイルパン内に収容され、該オイルパン内
には作動油が溜められている。この油圧制御装置は、前
記油圧サーボなどから排出される油のドレインポートを
備え、ドレインポートは、通常バルブボディの表面に設
けられている。このドレインポートには、該ドレインポ
ートからの油の吸込みを防止するため、常時オイルパン
内に滞溜した油の油面上方の変速機ケース内の気中に開
口させておく必要があるものが存在し、従来はバルブボ
ディの上面にドレインポートを設けると共にドレインポ
ートの周りを上方に突出させて気中開口ドレインポート
とし、油の侵入を防止していた。
[解決しようとする問題点]
しかるに、たとえば第3図に例示する如く、エンジン1
の出力がわに主変速機2を取付け、該主変速機2の出力
がわに4輪駆動用副変速機3を取付けた車両用自動変速
機においては、車両用自動変速機の軸方向長さが大きく
なると共に軸の傾斜角より副変速機40の下面に締結さ
れたオイルパン4内のオイルレベルLは著しく高くなる
。また前記バルブボディの気中開口ドレインポート51
(第1図に図示)も変速装置に干渉するため、あまり上
方に突出させることは困難である。このため登坂路走行
、急加速などの車両走行条件により油面がL′の如く上
昇した場合、副変速機40の下面の前記オイルパン4内
に取付けられ、副変速機の油圧制御装置が設けられてい
るバルブボディ5が油面下に没し、同時に前記気中開口
ドレインポート51も油面下に没しやすかった。気中開
口ドレインポートが正常に気中開口している時はクラッ
チ作動圧油路がバルブの切換えによって作動圧供給油路
からドレインポートに連通に切換わると、油圧サーボ内
の圧力低下によりチェックボールが開き油圧サーボ内の
残りの油を排出する。このときドレインポートより空気
を吸い込み油圧サーボ内の油の排出を完了する。しかる
に気中開口ドレインポート51が油面下に没すると、前
述の如くクラッチ解放時、油圧サーボ内に負圧が発生(
とくに高速回転時)し、ドレインポートから油を吸い込
み、油圧サーボ内に残留油による遠心油圧が発生し、ク
ラッチ係合力が残留する。よって不完全な解放によるク
ラッチの引きずりが生じ、これによる発熱、耐久性の低
下、燃費の増大、オイルの劣化が生じる。またクラッチ
が変速用の場合、解放のおくれによる変速ショックが発
生する。
の出力がわに主変速機2を取付け、該主変速機2の出力
がわに4輪駆動用副変速機3を取付けた車両用自動変速
機においては、車両用自動変速機の軸方向長さが大きく
なると共に軸の傾斜角より副変速機40の下面に締結さ
れたオイルパン4内のオイルレベルLは著しく高くなる
。また前記バルブボディの気中開口ドレインポート51
(第1図に図示)も変速装置に干渉するため、あまり上
方に突出させることは困難である。このため登坂路走行
、急加速などの車両走行条件により油面がL′の如く上
昇した場合、副変速機40の下面の前記オイルパン4内
に取付けられ、副変速機の油圧制御装置が設けられてい
るバルブボディ5が油面下に没し、同時に前記気中開口
ドレインポート51も油面下に没しやすかった。気中開
口ドレインポートが正常に気中開口している時はクラッ
チ作動圧油路がバルブの切換えによって作動圧供給油路
からドレインポートに連通に切換わると、油圧サーボ内
の圧力低下によりチェックボールが開き油圧サーボ内の
残りの油を排出する。このときドレインポートより空気
を吸い込み油圧サーボ内の油の排出を完了する。しかる
に気中開口ドレインポート51が油面下に没すると、前
述の如くクラッチ解放時、油圧サーボ内に負圧が発生(
とくに高速回転時)し、ドレインポートから油を吸い込
み、油圧サーボ内に残留油による遠心油圧が発生し、ク
ラッチ係合力が残留する。よって不完全な解放によるク
ラッチの引きずりが生じ、これによる発熱、耐久性の低
下、燃費の増大、オイルの劣化が生じる。またクラッチ
が変速用の場合、解放のおくれによる変速ショックが発
生する。
本発明の目的は、広範囲の走行条件において気中間口ド
レインポートを油面の上方に位置させることのでき、該
ドレインポートからの油の侵入が確実に防止できる車両
用自動変速機の提供にある。
レインポートを油面の上方に位置させることのでき、該
ドレインポートからの油の侵入が確実に防止できる車両
用自動変速機の提供にある。
[問題を解決するための手段]
本発明にかかる車両用自動変速機は、変速機ケース内に
油圧サーボにより作動される変速装置を収納し、前記ケ
ースの下面に、油圧制御装置のバルブボディとオイルパ
ンとを装着してなる車両用自動変速機において、前記油
圧制御装置のドレインポートを油面上方の、変速機ケー
ス1.該変速機ケース内に嵌着された支壁(サポート)
などの固定部材の壁に設けたことを構成とする。
油圧サーボにより作動される変速装置を収納し、前記ケ
ースの下面に、油圧制御装置のバルブボディとオイルパ
ンとを装着してなる車両用自動変速機において、前記油
圧制御装置のドレインポートを油面上方の、変速機ケー
ス1.該変速機ケース内に嵌着された支壁(サポート)
などの固定部材の壁に設けたことを構成とする。
[作用および発明の効果]
気中開口ドレインポートを前記ケースに設けているため
、広範囲の運転条件に対応して必要なだけ油面の上方に
形成でき、これにより気中開口ドレインポートからの油
の吸込みが確実に防止できる。
、広範囲の運転条件に対応して必要なだけ油面の上方に
形成でき、これにより気中開口ドレインポートからの油
の吸込みが確実に防止できる。
[実施例]
本発明の車両用自動変速機を図に示す一実施例に基づき
説明する。
説明する。
1は4輪駆動自動変速機を示し、エンジンEに装着され
た自動変速機である主変速機10と、該主変速機10の
出力軸に連結された副変速機(本実施例では4輪駆動用
トランスファ)40とからなる。
た自動変速機である主変速機10と、該主変速機10の
出力軸に連結された副変速機(本実施例では4輪駆動用
トランスファ)40とからなる。
主変速機10は変速機ケース10A内に変速装置が収納
され、前記ケース下面に油圧制御装置が設けられたバル
ブボディIOBおよびオイルパン10Cが締結されてい
る。
され、前記ケース下面に油圧制御装置が設けられたバル
ブボディIOBおよびオイルパン10Cが締結されてい
る。
副変速機40は、副変速様ケースであるトランスファケ
ース2内に装着され、入力軸11、入力軸11に同軸上
に直列されると共に後輪駆動用プロペラシャフトCに連
結された第1出力軸12、前記第1出力軸12に並列さ
れると共に前輪駆動用プロペラシャフトBに連結された
第2出力軸14を備え、前記入力軸11と第1出力軸1
2との間にはプラネタリギアセットPと、該プラネタリ
ギアセットの構成要素を係脱自在に他の構成要素に連結
するための摩擦係合要素であるクラッチC3、ブレーキ
B4およびクラッチC4とが設けられ、前記第1出力軸
12に回転自在に外嵌された4輪駆動用スリーブ13と
、前記スリーブ13と第2出力軸14との間を伝動する
前輪伝動機構3とを有する。前記プラネタリギアセット
Pは入力軸11の端部にスプライン嵌合されたサンギア
S1該サンギアSと歯合するプラネタリビニオンp1該
プラネタリピニオンpと歯合するリングギアr1および
該プラネタリピニオンpを回転自在に保持すると共に前
記トランスファ40の第1出力軸12の先端に連結され
たキャリアCからなる。
ース2内に装着され、入力軸11、入力軸11に同軸上
に直列されると共に後輪駆動用プロペラシャフトCに連
結された第1出力軸12、前記第1出力軸12に並列さ
れると共に前輪駆動用プロペラシャフトBに連結された
第2出力軸14を備え、前記入力軸11と第1出力軸1
2との間にはプラネタリギアセットPと、該プラネタリ
ギアセットの構成要素を係脱自在に他の構成要素に連結
するための摩擦係合要素であるクラッチC3、ブレーキ
B4およびクラッチC4とが設けられ、前記第1出力軸
12に回転自在に外嵌された4輪駆動用スリーブ13と
、前記スリーブ13と第2出力軸14との間を伝動する
前輪伝動機構3とを有する。前記プラネタリギアセット
Pは入力軸11の端部にスプライン嵌合されたサンギア
S1該サンギアSと歯合するプラネタリビニオンp1該
プラネタリピニオンpと歯合するリングギアr1および
該プラネタリピニオンpを回転自在に保持すると共に前
記トランスファ40の第1出力軸12の先端に連結され
たキャリアCからなる。
ブレーキB4はリングギアrをトランスファケース2に
係合するための多板式摩擦ブレーキであり、トランスフ
ァケース2内に嵌着された固定部材である中間支壁20
に形成されたシリンダ2Cと該シリンダ2C内に装着さ
れたピストン2Pとで構成される油圧サーボ3−4より
作動される。クラッチC3はプラネタリギアセットPの
主変速機10側に配置され、サンギアSとキャリアCと
の断続を行うものであり、キャリアCに連結されたシリ
ンダ3Cと該シリンダ3C内に装着されたピストン3P
とで構成される油圧サーボC−3により作動される。
係合するための多板式摩擦ブレーキであり、トランスフ
ァケース2内に嵌着された固定部材である中間支壁20
に形成されたシリンダ2Cと該シリンダ2C内に装着さ
れたピストン2Pとで構成される油圧サーボ3−4より
作動される。クラッチC3はプラネタリギアセットPの
主変速機10側に配置され、サンギアSとキャリアCと
の断続を行うものであり、キャリアCに連結されたシリ
ンダ3Cと該シリンダ3C内に装着されたピストン3P
とで構成される油圧サーボC−3により作動される。
クラッチC4はキャリアC1,:連結した第1出力軸1
2と第2出力軸14を駆動するための前輪伝動機構3の
一方のスプロケット31に連結したスリーブ13とを断
続させるための多板式摩擦クラッチであり、第1出力軸
12に回転自在に支持されたシリンダ4Cと該シリンダ
4C内に装着されたピストン4pとで構成される油圧サ
ーボC−4により作動される。
2と第2出力軸14を駆動するための前輪伝動機構3の
一方のスプロケット31に連結したスリーブ13とを断
続させるための多板式摩擦クラッチであり、第1出力軸
12に回転自在に支持されたシリンダ4Cと該シリンダ
4C内に装着されたピストン4pとで構成される油圧サ
ーボC−4により作動される。
トランスファケース2の下面には、オイルパン4が締結
され、ざらにその内部には車両走行条件に応じて前記油
圧サーボB−4、C−3、C−4への作動油の供給およ
び排圧を制御する油圧制御装置が設けられているバルブ
ボディ5が締結されている。
され、ざらにその内部には車両走行条件に応じて前記油
圧サーボB−4、C−3、C−4への作動油の供給およ
び排圧を制御する油圧制御装置が設けられているバルブ
ボディ5が締結されている。
前記油圧サーボC−3およびC−4のピストン3pおよ
び4pには、その底面の外周がわ部にこれらピストンに
形成され油圧サーボの内外を連通させる穴3b、4b内
に嵌め込まれ外側端61が弁口とされた筒状弁ケース6
2内にチェックボール63を遊嵌してなるチェック弁6
が取付けられている。このチェック弁6は、高速回転時
で且つ油圧サーボが排圧状態にあるとき遠心力の作用で
ボール63が弁口61から外れて弁口61が開き、この
開いた弁口61から同じく遠心力の作用でシリンダの外
周部に滞留している作動油を円滑にドレインさせ、残存
作動油によりピストンへ荷重が加わることを防止してい
る。また油圧サーボへ油圧(ライン圧)が供給されてい
るときは、この油圧の作用でボール63は弁口61に押
圧され弁口61は閉じられている。
び4pには、その底面の外周がわ部にこれらピストンに
形成され油圧サーボの内外を連通させる穴3b、4b内
に嵌め込まれ外側端61が弁口とされた筒状弁ケース6
2内にチェックボール63を遊嵌してなるチェック弁6
が取付けられている。このチェック弁6は、高速回転時
で且つ油圧サーボが排圧状態にあるとき遠心力の作用で
ボール63が弁口61から外れて弁口61が開き、この
開いた弁口61から同じく遠心力の作用でシリンダの外
周部に滞留している作動油を円滑にドレインさせ、残存
作動油によりピストンへ荷重が加わることを防止してい
る。また油圧サーボへ油圧(ライン圧)が供給されてい
るときは、この油圧の作用でボール63は弁口61に押
圧され弁口61は閉じられている。
このクラッチC3およびクラッチC4の各油圧サーボC
−3およびC−4の排圧は、シリンダ3C14Cの内周
に設けられた作動油給排ポート3d、 4d→トランス
フアケース内に設けられた作動油給排油路3e、 4e
→バルブボデイ5内のスプール弁→ドレインポート→オ
イルパンの順序で排出されるが、ドレインポートが油中
に開口していると、油圧サーボが排圧状態にあるとき、
このドレインポートから逆に作動油が吸込まれ、遠心力
の作用で前記チェック弁6から噴出される状態が起こり
やすい。
−3およびC−4の排圧は、シリンダ3C14Cの内周
に設けられた作動油給排ポート3d、 4d→トランス
フアケース内に設けられた作動油給排油路3e、 4e
→バルブボデイ5内のスプール弁→ドレインポート→オ
イルパンの順序で排出されるが、ドレインポートが油中
に開口していると、油圧サーボが排圧状態にあるとき、
このドレインポートから逆に作動油が吸込まれ、遠心力
の作用で前記チェック弁6から噴出される状態が起こり
やすい。
すなわちクラッチ解放時油圧サーボ内に負圧が発生(と
くに高速回転時)し、ドレインポートから油を吸い込み
、油圧サーボ内に遠心油圧が発生し、不完全な解放によ
るクラッチの引きずりが生じ、これによる発熱、および
耐久性の低下、燃費の増大、オイルの劣化が生じる。よ
って従来は第1図に破線で示す如くバルブボディ5の上
面に突設された気中に開口した埋材ドレインポート51
を介してなされている。しかるに本実施例の如く特に4
輪駆動(4WD>車両においては、前述の如く前記堤上
端のドレインポート51も油をかぶり易い。
くに高速回転時)し、ドレインポートから油を吸い込み
、油圧サーボ内に遠心油圧が発生し、不完全な解放によ
るクラッチの引きずりが生じ、これによる発熱、および
耐久性の低下、燃費の増大、オイルの劣化が生じる。よ
って従来は第1図に破線で示す如くバルブボディ5の上
面に突設された気中に開口した埋材ドレインポート51
を介してなされている。しかるに本実施例の如く特に4
輪駆動(4WD>車両においては、前述の如く前記堤上
端のドレインポート51も油をかぶり易い。
本発明では前記油圧サーボC−3、C−4のドレインポ
ートをバルブボディに設けず、該バルブボディからトラ
ンスファケース2の前支壁2Aに設けた油路9から、該
前支壁2Aの主変速機がわに気中開口ドレインポート9
1を介して主変速機がわに排出するようにしている。こ
のようにすることで気中開口ドレインポートの位置を所
望なだけ油面から上方に設定でき、該気中開口ドレイン
ポートからの油の吸い込みを確実に防止できる。
ートをバルブボディに設けず、該バルブボディからトラ
ンスファケース2の前支壁2Aに設けた油路9から、該
前支壁2Aの主変速機がわに気中開口ドレインポート9
1を介して主変速機がわに排出するようにしている。こ
のようにすることで気中開口ドレインポートの位置を所
望なだけ油面から上方に設定でき、該気中開口ドレイン
ポートからの油の吸い込みを確実に防止できる。
このドレインポート91およびドレイン油路は変速機ケ
ースの所望の位置に形成できるが、本実施例の如く前支
壁2Aに設け、ドレイン油を積極的に主変速機がわへ排
出することにより、主変速様のオイルパンIOC内の作
動油不足が解消できると共に、副変速機のオイルパン内
の油面レベルを適正に保持できる効果がある。
ースの所望の位置に形成できるが、本実施例の如く前支
壁2Aに設け、ドレイン油を積極的に主変速機がわへ排
出することにより、主変速様のオイルパンIOC内の作
動油不足が解消できると共に、副変速機のオイルパン内
の油面レベルを適正に保持できる効果がある。
なお上記実施例において変速機ケースにドレインポート
を設けたがクラッチのザボート等変速機ケースに連結し
た固定部材に油路を配設し、気中開口ドレインポートを
設けてもよい。
を設けたがクラッチのザボート等変速機ケースに連結し
た固定部材に油路を配設し、気中開口ドレインポートを
設けてもよい。
前記伝動機構3は、スリーブ13にスプライン嵌合され
たスプロケット31、第2出力軸14に形成されたスプ
ロケット33およびこれらスプロケット間に張設された
チェーン35からなる。
たスプロケット31、第2出力軸14に形成されたスプ
ロケット33およびこれらスプロケット間に張設された
チェーン35からなる。
通常走行時には油圧サーボC−3に主変速機の油圧制御
装置により発生させたライン圧を供給してクラッチC3
を係合させ、油圧サーボB−4およびC−4を排圧して
ブレーキB4およびクラッチC4を解放させる。これに
よりプラネタリギアセットPのサンギアSとキャリアC
とは連結され、動力は入力軸11から第1出力軸12に
減速比1で伝達され後輪のみの2輪駆動走行が得られる
。このとき入力軸11からの動力は、サンギアS1プラ
ネタリビニオンp1リングギアrを介さずにクラッチC
3を介してキャリアCより第1出力軸12に伝達される
。この2輪駆動走行中、4輪駆動走行が必要となったと
きは運転席などに設けたシフトレバ−を手動シフトし、
トランスファケース2の下面に締結されたバルブボディ
5内に設けられているトランスファ制御装置により油圧
サーボC−4にライン圧を徐々に供給しクラッチC4を
円滑に係合させると、第1出力軸12とスリーブ13と
が連結され、伝動機構3、第2出力軸14およびプロペ
ラシャフトBを経て前輪にも動力が伝達され、入力軸1
1から第1出力軸12および第2出力軸14に減速比1
で動力伝達がなされ、4輪駆動直結走行状態(高速4輪
駆動状態)が得られる。この4輪駆動走行中、急坂路な
ど出力トルクの増大が必要なときに運転席に設けたシフ
トレバ−(図示せず)を手動シフトすると、油圧制御装
置内の高速4輪駆動状態と低速4輪駆動状態との切換弁
の作用により油圧サーボ3−4へライン圧を徐々に供給
すると共に適切なタイミングで油圧サーボC−3の油圧
を排圧し、ブレーキ84を徐々に係合せしめると共にク
ラッチC3を円滑に解放させる。これによりサンギアS
とキャリアCとは解放されると共にリングギアrは固定
され、動力は入力軸11からサンギアS1プラネタリビ
ニオンp1キヤリアCを介して減速され第1出力軸12
および第2出力軸14に伝達され、トルクの大きな4輪
駆動減速走行状態(低速4輪駆動状態)が得られる。
装置により発生させたライン圧を供給してクラッチC3
を係合させ、油圧サーボB−4およびC−4を排圧して
ブレーキB4およびクラッチC4を解放させる。これに
よりプラネタリギアセットPのサンギアSとキャリアC
とは連結され、動力は入力軸11から第1出力軸12に
減速比1で伝達され後輪のみの2輪駆動走行が得られる
。このとき入力軸11からの動力は、サンギアS1プラ
ネタリビニオンp1リングギアrを介さずにクラッチC
3を介してキャリアCより第1出力軸12に伝達される
。この2輪駆動走行中、4輪駆動走行が必要となったと
きは運転席などに設けたシフトレバ−を手動シフトし、
トランスファケース2の下面に締結されたバルブボディ
5内に設けられているトランスファ制御装置により油圧
サーボC−4にライン圧を徐々に供給しクラッチC4を
円滑に係合させると、第1出力軸12とスリーブ13と
が連結され、伝動機構3、第2出力軸14およびプロペ
ラシャフトBを経て前輪にも動力が伝達され、入力軸1
1から第1出力軸12および第2出力軸14に減速比1
で動力伝達がなされ、4輪駆動直結走行状態(高速4輪
駆動状態)が得られる。この4輪駆動走行中、急坂路な
ど出力トルクの増大が必要なときに運転席に設けたシフ
トレバ−(図示せず)を手動シフトすると、油圧制御装
置内の高速4輪駆動状態と低速4輪駆動状態との切換弁
の作用により油圧サーボ3−4へライン圧を徐々に供給
すると共に適切なタイミングで油圧サーボC−3の油圧
を排圧し、ブレーキ84を徐々に係合せしめると共にク
ラッチC3を円滑に解放させる。これによりサンギアS
とキャリアCとは解放されると共にリングギアrは固定
され、動力は入力軸11からサンギアS1プラネタリビ
ニオンp1キヤリアCを介して減速され第1出力軸12
および第2出力軸14に伝達され、トルクの大きな4輪
駆動減速走行状態(低速4輪駆動状態)が得られる。
運転席に設けられたトランスファ40のシフトレバ−(
図示しない)は、H2(2輪駆動直結)、H4(4輪駆
動直結)、L4(4輪駆動減速)の各レンジの副シフト
ポジションSSPを有し、この副シフトポジションSS
Pの設定レンジとブレーキB4、クラッチC3およびC
4の係合および解放と車両の走行状態の作動関係を表1
に示す。
図示しない)は、H2(2輪駆動直結)、H4(4輪駆
動直結)、L4(4輪駆動減速)の各レンジの副シフト
ポジションSSPを有し、この副シフトポジションSS
Pの設定レンジとブレーキB4、クラッチC3およびC
4の係合および解放と車両の走行状態の作動関係を表1
に示す。
表1
表1において、Eは対応するクラッチ、ブレーキが係合
していることを示し、×は対応するクラッチおよびブレ
ーキが解放していることを示す。
していることを示し、×は対応するクラッチおよびブレ
ーキが解放していることを示す。
4輪駆動用トランスファ40の油圧制御装置であるトラ
ンスファ制御装置400は、第3図に示す如く主変速機
10の油圧制御装置100から油路6を介してライン油
圧を供給され、運転席に設けられた変速段の選択手段で
あるシフトレバ−によりトランスファマニュアル弁41
0を操作し、油路7および油路8に供給すると共にクラ
ッチC3とブレーキB4の係合を切換るインヒビタ弁4
40、並びに各弁間およびクラッチ、ブレーキの油圧シ
リンダを連絡する油路からなる。
ンスファ制御装置400は、第3図に示す如く主変速機
10の油圧制御装置100から油路6を介してライン油
圧を供給され、運転席に設けられた変速段の選択手段で
あるシフトレバ−によりトランスファマニュアル弁41
0を操作し、油路7および油路8に供給すると共にクラ
ッチC3とブレーキB4の係合を切換るインヒビタ弁4
40、並びに各弁間およびクラッチ、ブレーキの油圧シ
リンダを連絡する油路からなる。
トランスファマニュアル弁410は、第3図に示す如く
、運転席に設けられているシフトレバ−(図示せず)に
連結されたスプール411を有し、2輪駆動直結(H2
)位置に設定されたとき油路6と油路1とを連絡すると
共に油路8をドレインポート416に連絡し、4輪駆動
直結(H4)位置に設定されたとき油路6と油路7およ
び油路8とを連絡し、4輪駆動減速くL4)位置に設定
されたとき油路6と油路8とを連絡すると共に油路7を
ドレインポート415に連絡する。
、運転席に設けられているシフトレバ−(図示せず)に
連結されたスプール411を有し、2輪駆動直結(H2
)位置に設定されたとき油路6と油路1とを連絡すると
共に油路8をドレインポート416に連絡し、4輪駆動
直結(H4)位置に設定されたとき油路6と油路7およ
び油路8とを連絡し、4輪駆動減速くL4)位置に設定
されたとき油路6と油路8とを連絡すると共に油路7を
ドレインポート415に連絡する。
インヒビタ弁440は、第1の設定位置(図示下方)と
第2の設定位置(図示上方)とを有し、図示上方から第
1の設定位置く図示下方)と第2の設定位置く図示上方
)との移動によりクラッチC3の油圧サーボC−3、ブ
レーキ3−4の油圧サーボB−4へのライン圧油の給排
を行う切換弁であるスプール441および該スプール4
41と直列され、第1の設定位置(図示下方)と第2の
設定位置(図示上方)とを有する。第2の設定位置(図
示上方)に付勢された時、スプール441を第2の設定
位置とするプランジャ442を有し、スプール441は
いずれも同一径でスプール441を第1の設定位置に付
勢する手段であるスプリング450が背設された図示上
端のスリーブ状ランド445と図示下端ランド447、
および中間ランド446を有する。
第2の設定位置(図示上方)とを有し、図示上方から第
1の設定位置く図示下方)と第2の設定位置く図示上方
)との移動によりクラッチC3の油圧サーボC−3、ブ
レーキ3−4の油圧サーボB−4へのライン圧油の給排
を行う切換弁であるスプール441および該スプール4
41と直列され、第1の設定位置(図示下方)と第2の
設定位置(図示上方)とを有する。第2の設定位置(図
示上方)に付勢された時、スプール441を第2の設定
位置とするプランジャ442を有し、スプール441は
いずれも同一径でスプール441を第1の設定位置に付
勢する手段であるスプリング450が背設された図示上
端のスリーブ状ランド445と図示下端ランド447、
および中間ランド446を有する。
プランジャ442は前記スプール441のランドと同一
径の図示上端ランド448と、該上端ランド448より
大径の下端ランド449を有する。これらスプール44
1およびプランジャ442により、上端油室451、ス
リーブ状ランド445と中間ランド446と下端ランド
447の間の第1および第2中間゛油室452.453
、スプール441とプランジャ442との間の油室45
4、およびトランスファマニュアル弁410からのライ
ン圧供給油路7と連絡している下端油室456が形成さ
れている。
径の図示上端ランド448と、該上端ランド448より
大径の下端ランド449を有する。これらスプール44
1およびプランジャ442により、上端油室451、ス
リーブ状ランド445と中間ランド446と下端ランド
447の間の第1および第2中間゛油室452.453
、スプール441とプランジャ442との間の油室45
4、およびトランスファマニュアル弁410からのライ
ン圧供給油路7と連絡している下端油室456が形成さ
れている。
このインヒビタ弁440は、スプール441が図示下方
に設定されたときには、上端油室451はスリーブ状ラ
ンド445の油口443を介して油路6Aと連通し、ラ
イン圧油路6は減速用油路6Bと連絡し、油路6Cは前
記油路9を介して気中開口ドレインポート91に連結さ
れているドレインポート457と連絡する。スプール4
41が図示上方に設定されたときは、下端油室451は
スリーブ状ランド445の油口443を介してドレイン
ポート458と連通し、減速用油路6Bはドレインポー
ト459と連絡し、油路6は直結用油路6Cと連絡する
。絞り61を介して連絡した油路6Aには車両走行条件
を入力とする電子制御装置500の出力によりON、
OFFされる電磁ソレノイド弁S4とが設けられ車両走
行条件が高速段(H2、H4)より低速段(L4)への
変速許可領域(または低速段L4より高速段H2、H4
への変速制限領域)内のときOFFされて油路6Aに油
路6のライン圧を発生させ、低速段(L4)より高速段
(H2、H4)の変速許可領域(または高速段H2、H
4より低速段L4への変速制限領域)内のときはONさ
れ、油路6Aの油圧を排圧する。
に設定されたときには、上端油室451はスリーブ状ラ
ンド445の油口443を介して油路6Aと連通し、ラ
イン圧油路6は減速用油路6Bと連絡し、油路6Cは前
記油路9を介して気中開口ドレインポート91に連結さ
れているドレインポート457と連絡する。スプール4
41が図示上方に設定されたときは、下端油室451は
スリーブ状ランド445の油口443を介してドレイン
ポート458と連通し、減速用油路6Bはドレインポー
ト459と連絡し、油路6は直結用油路6Cと連絡する
。絞り61を介して連絡した油路6Aには車両走行条件
を入力とする電子制御装置500の出力によりON、
OFFされる電磁ソレノイド弁S4とが設けられ車両走
行条件が高速段(H2、H4)より低速段(L4)への
変速許可領域(または低速段L4より高速段H2、H4
への変速制限領域)内のときOFFされて油路6Aに油
路6のライン圧を発生させ、低速段(L4)より高速段
(H2、H4)の変速許可領域(または高速段H2、H
4より低速段L4への変速制限領域)内のときはONさ
れ、油路6Aの油圧を排圧する。
これにより油路6Aには変速許可領域(または変速制限
領域)に関連した油圧が発生する。
領域)に関連した油圧が発生する。
トランスファ40の各設定レンジにおける作動を説明す
る。
る。
A)トランスファマニュアル弁410がH2レンジに設
定されたとき油路8が排圧されているので、油圧サーボ
C−4の排圧によってクラッチC4は解放され、スリー
ブ13には動力が伝達されず、2輪駆動状態が維持され
る。また油路7に第1の油圧信号であるライン圧信号が
発生する。
定されたとき油路8が排圧されているので、油圧サーボ
C−4の排圧によってクラッチC4は解放され、スリー
ブ13には動力が伝達されず、2輪駆動状態が維持され
る。また油路7に第1の油圧信号であるライン圧信号が
発生する。
ソレノイド弁S4がOFFの時、油路7からインヒビタ
弁440の下端油室456にライン圧信号が供給され、
スプール441およびプランジャ442は第2の設定位
置(図示上方)に設定され油路6Bはドレインポート4
59に連絡して排圧され、これにより油圧サーボ3−4
は排圧されるのでブレーキB4は解放される。油路6C
はインヒビタ弁440のスプール441、プランジw
442が第2の設定位置(図示上方)に設定しているた
め油路6に連絡し、油圧サーボC−3にライン圧を供給
しクラッチC3を係合させている。したがってトランス
ファ40はH2(2輪駆動直結状態)になる。
弁440の下端油室456にライン圧信号が供給され、
スプール441およびプランジャ442は第2の設定位
置(図示上方)に設定され油路6Bはドレインポート4
59に連絡して排圧され、これにより油圧サーボ3−4
は排圧されるのでブレーキB4は解放される。油路6C
はインヒビタ弁440のスプール441、プランジw
442が第2の設定位置(図示上方)に設定しているた
め油路6に連絡し、油圧サーボC−3にライン圧を供給
しクラッチC3を係合させている。したがってトランス
ファ40はH2(2輪駆動直結状態)になる。
B)トランスファマニュアル弁410がH4レンジに設
定されたとき、油路7および油路8の双方へライン圧が
供給される。
定されたとき、油路7および油路8の双方へライン圧が
供給される。
ソレノイド弁S4が叶Fの時、油路7からインヒビタ弁
440の下端油室456にライン圧信号が供給され、ス
プール441およびプランジャ442は第2の設定位置
く図示上方)に設定され、油路6Bはドレインポート4
59に連絡して排圧され、これにより油圧サーボB4は
排圧されるのでブレーキB4は解放される。油路6Cは
インヒビタ弁440のスプール441、プランジャ44
2が第2の設定位置(図示上方)に設定しているため油
路6に連絡し、油圧サーボC−3にライン圧を供給しク
ラッチC3を係合させている。
440の下端油室456にライン圧信号が供給され、ス
プール441およびプランジャ442は第2の設定位置
く図示上方)に設定され、油路6Bはドレインポート4
59に連絡して排圧され、これにより油圧サーボB4は
排圧されるのでブレーキB4は解放される。油路6Cは
インヒビタ弁440のスプール441、プランジャ44
2が第2の設定位置(図示上方)に設定しているため油
路6に連絡し、油圧サーボC−3にライン圧を供給しク
ラッチC3を係合させている。
油路8へ供給されたライン圧は油圧サーボC−4に供給
され、クラッチC4を係合させる。これによりトランス
ファ40はH4(4輪駆動直結状態)になる。
され、クラッチC4を係合させる。これによりトランス
ファ40はH4(4輪駆動直結状態)になる。
C)トランスファマニュアル弁410がL4レンジに設
定されたとき、油路7が排圧されると共に油路8にライ
ン圧が供給される。これによりクラッチC4は係合され
て4輪駆動状態が維持される。
定されたとき、油路7が排圧されると共に油路8にライ
ン圧が供給される。これによりクラッチC4は係合され
て4輪駆動状態が維持される。
高速段(H2、H4)より低速段(L4)への変速制限
領域内でソレノイド弁S4が叶Fされているときは、油
路6Aより油室454にライン圧が供給されており、ト
ランスファマニュアル弁410がし4レンジに設定され
ると、下端油室456へ供給されていたライン圧信号は
排圧されるので、油室454に印加されるライン圧によ
ってインヒビタ弁440のプランジャ442は第1の設
定位置(図示下方)に設定されるが、インヒビタ弁44
0のスプール441は第2の設定位置(図示上方)に設
定されたままとなり変速はされず、エンジンEのオーバ
ーランおよび変速ショックの発生を防いでいる。
領域内でソレノイド弁S4が叶Fされているときは、油
路6Aより油室454にライン圧が供給されており、ト
ランスファマニュアル弁410がし4レンジに設定され
ると、下端油室456へ供給されていたライン圧信号は
排圧されるので、油室454に印加されるライン圧によ
ってインヒビタ弁440のプランジャ442は第1の設
定位置(図示下方)に設定されるが、インヒビタ弁44
0のスプール441は第2の設定位置(図示上方)に設
定されたままとなり変速はされず、エンジンEのオーバ
ーランおよび変速ショックの発生を防いでいる。
H2・H4→L4変速許可領域でソレノイド弁S4がO
Nされているときにトランスファマニュアル弁410が
L4レンジに設定されたとき、またはH2・H4→L4
変速制限領域でソレノイド弁S4がOFFのときトラン
スファマニュアル弁410がL4状態でH2・H4→し
4変速制限領域からH2・H4→L4変速許可領域にな
りソレノイド弁S4が叶FからONされたとぎは油路6
Aは排圧されるので、スプール441はスプリング45
0の作用で第1の設定位置く図示下方)に設定され、こ
れにより油路6と油路6Bが連絡し、ブレーキB4の油
圧サーボ3−4に作動油が供給され、油路6Cがドレイ
ンポート457に連絡して油路9から気中開口ドレイン
ポート91を介して排圧され、クラッチC3の油圧サー
ボC−3の油圧が排圧される。これによりトランスファ
40は低速4輪駆動状態となる。
Nされているときにトランスファマニュアル弁410が
L4レンジに設定されたとき、またはH2・H4→L4
変速制限領域でソレノイド弁S4がOFFのときトラン
スファマニュアル弁410がL4状態でH2・H4→し
4変速制限領域からH2・H4→L4変速許可領域にな
りソレノイド弁S4が叶FからONされたとぎは油路6
Aは排圧されるので、スプール441はスプリング45
0の作用で第1の設定位置く図示下方)に設定され、こ
れにより油路6と油路6Bが連絡し、ブレーキB4の油
圧サーボ3−4に作動油が供給され、油路6Cがドレイ
ンポート457に連絡して油路9から気中開口ドレイン
ポート91を介して排圧され、クラッチC3の油圧サー
ボC−3の油圧が排圧される。これによりトランスファ
40は低速4輪駆動状態となる。
いったん低速4輪駆動状態となった後、H2・H4→[
4変速制限領域になりソレノイド弁S4がOFFされて
も油路6Aのライン圧はインヒビタ弁440の油室45
4に印加されると同時にスプール441のスリーブ状ラ
ンド445の油口443を介して上端油室451に印加
されるため、スプール441は変位せずに低速4輪駆動
状態が保たれる。
4変速制限領域になりソレノイド弁S4がOFFされて
も油路6Aのライン圧はインヒビタ弁440の油室45
4に印加されると同時にスプール441のスリーブ状ラ
ンド445の油口443を介して上端油室451に印加
されるため、スプール441は変位せずに低速4輪駆動
状態が保たれる。
表2に副変速機のシフト位置における油路6と油路7.
8との連通状態を示す。
8との連通状態を示す。
表2
表2においてOは連通してライン圧が供給されている場
合を示し、×は排圧されている場合を示す。
合を示し、×は排圧されている場合を示す。
第1図は4輪駆動自動変速機の副変速機の断面図、第2
図はトランスファケースの側面図、第3図はトランスフ
ァ制御装置の油圧回路図、第4図は4輪駆動自動変速機
を搭載した車両の側面概略図である。
図はトランスファケースの側面図、第3図はトランスフ
ァ制御装置の油圧回路図、第4図は4輪駆動自動変速機
を搭載した車両の側面概略図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)変速機ケース内に油圧サーボにより作動される変速
装置を収納し、前記ケースの下面に、油圧制御装置のバ
ルブボディとオイルパンとを装着してなる車両用自動変
速機において、 前記油圧制御装置のドレインポートを油面上方の前記ケ
ース壁または固定部材に設けたことを特徴とする車両用
自動変速機。 2)前記変速装置は、歯車変速装置と、前記油圧サーボ
により作動され前記歯車変速装置の回転要素を他の回転
要素または固定要素に係脱自在に連結するクラッチまた
はブレーキを備え、 前記油圧サーボは、クラッチの油圧サーボであることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用自動変速
機。 3)前記変速装置は、主変速機の出力がわに連結される
副変速機であることを特徴とする特許請求の範囲第2項
記載の車両用自動変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22645384A JPS61105223A (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 | 車両用自動変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22645384A JPS61105223A (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 | 車両用自動変速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61105223A true JPS61105223A (ja) | 1986-05-23 |
JPH0586516B2 JPH0586516B2 (ja) | 1993-12-13 |
Family
ID=16845333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22645384A Granted JPS61105223A (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 | 車両用自動変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61105223A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5379874A (en) * | 1992-05-19 | 1995-01-10 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Fluid pressure control device for an automatic transmission in a vehicle |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5722455A (en) * | 1980-07-15 | 1982-02-05 | Nissan Motor Co Ltd | Oil pump of automatic transmission gear |
JPS57105464U (ja) * | 1980-12-19 | 1982-06-29 |
-
1984
- 1984-10-26 JP JP22645384A patent/JPS61105223A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5722455A (en) * | 1980-07-15 | 1982-02-05 | Nissan Motor Co Ltd | Oil pump of automatic transmission gear |
JPS57105464U (ja) * | 1980-12-19 | 1982-06-29 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5379874A (en) * | 1992-05-19 | 1995-01-10 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Fluid pressure control device for an automatic transmission in a vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0586516B2 (ja) | 1993-12-13 |
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