JPS61103187A - 大型ガス放電表示パネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は大型な画面表示を行う安価なガス放電表示パネ
ルに関するものである。

近来、競技場、競馬場、或いは各所の広場等において競
技経過や結果の情報、或いはニュース、広告等の情報を
表示するために、大型画面の単色、又はカラー表示パネ
ルが広く用いられつつある。

これらの表示パネルは一般に多数の電球、又はカラー光
源管をマトリックス状に配置して表示画面を構成してい
ることから、より構成が筒車で安価な大型画面の表示パ
ネルが要望される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の大型画面表示パネルは、上記したように多数の電
球、又はカラー光源管をマトリックス状に配置して大型
画面の表示パネルを構成しているため、その構成、組立
て等が煩雑化し、その上、特に多数のカラー光源管を用
いた大型のカラー表示パネルはかなり高価となる等の問
題がある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点は、透明絶縁性の管状体の内壁面、又は外壁
面にそれぞれ電極を対向配置し、該管の表示面側と対向
する内壁面に螢光膜を設けて内部に放電用ガスを封入し
て成るガス放電管体を形成し、該ガス放電管体を絶縁部
材を介して、少なくとも１本以上並設した構成よりなる
本発明による新規な大型ガス放電表示パネルによって解
決される。

〔作用〕

即ち、細長い透明絶縁性管状体の対向す不内壁面、又は
外壁面にそれぞれ絶縁層で被覆された複数の電極を設け
、該管の表示面側と対向する内壁面に螢光膜を設けて内
部に放電用ガスを１）人したガス放電管体を、複数本並
設した構成とすることにより、パネル構成、組立てが簡
単で、従来よりも安価な大型画面の表示パネルを得るこ
とができる。

〔実施例〕

以下図面を用いて本発明の実施例について詳細に説明す
る。

第１図は本発明に係る大型ガス放電表示パネルの一実施
例を表示面と平行な面で切断した平断面図、第２図は第
１図に示すＩＩ−ＩＩ’　切断線に沿った断面図である
。

本発明はこれら両図によって明らかなように、先ず、細
長い適切絶縁性の管状体、例えば断面形状が、−辺が４
ｍｍの中空正方形状で、肉厚が１ｍｍの透明なガラス管
１の外壁面に、図示のように複数のＸ電極ＸＩ　＋Ｘ２
　　・・・Ｘｎと、共通のＹ電極Ｙｃが対向配置され、
その各表面には、例えば耐熱性絶縁樹脂等からなる絶縁
層２が被覆されている。

又、該ガラス管１内の内壁面にはＭｇＯ等からなる保護
膜３が被覆され、表示面側と対向する内壁面に図示のよ
うに螢光膜４を設けると共に、該管１内にキセノンガス
（Ｘｅ）、又はヘリウムガス（ｌｉｅ）とキセノンガス
（Ｘｅ）の混合ガス等からなる放電用ガスを封入して構
成したガス放電管体１）を、多数本形成して用意する。

しかして、かかる多数本のガス放電管体１）ａ、ｌｌｂ
。

１）ｃ、　ｌｉｄ、　ｌｉｅ　　・・・を図示のように
並設′した構成とする。この場合、並設した各ガス放電
管体１）ａ。

１）ｂ、１）ｃ、１）ｄ、１）ｅ　　・・・内の螢光膜
３は、例えば　゛赤色螢光膜３ａ、青色螢光膜３ｂ、緑
色螢光膜３Ｃの順に規則的に繰り返して配列した形にす
る。

更に前記各ガス放電管体１）ａ、　ｌｌｂ、　１）．ｃ
、　ｌｉｄ、　ｌｉｅ・・・の複数のＸ電極ＸＩ　＋Ｘ
２　　・・・Ｘ・と、共通　　　　　　１のＹ電極Ｙｃ
は、ドントマトリクス型の表示パネルと同様にマトリク
ス状に結線を行って駆動回路と接続し、メモリー、又は
リフレッシュ駆動方法により駆動表示する構造とする。

このようなパネル構成とすることにより、構成がｗＩ単
で、安価な大型のカラーガス放電表示パネルを得ること
が可能となる。

第３図は本発明に基づく他の実施例を示す要部断面図で
あり、第２図と同等部分には同一符号を付した。

本実施例が第２図の実施例と異なる点は、透明なガラス
管ｌの外壁面に、図示のように複数のＸ電極ＸＩ　＋Ｘ
２　　・・・Ｘｎと、共通のＹ電極Ｙｃが対向配置され
、かつ内部にキセノンガス（Ｘｅ）、又はヘリウムガス
（Ｉｆ　ｃ　）とキセノンガス（Ｘｅ）の混合ガス等か
らなる放電用ガスを封入して構成した多数本のガス放電
管体２１ａ、２１ｂ、２１ｃ、２１ｄ、２１ｅ　　−−
−を、それぞれセラミック板、耐熱性絶縁樹脂板等から
なる絶縁部材２２を介在して並設した構成としたことで
ある。

本実施例の構成によれば、単色の大型ガス放電表示パネ
ルを上記カラー表示パネルよりも更に簡単、かつ安価に
得ることができる。

尚、以上の実施例では各ガス放電管体の主体をなす透明
なガラス管として、断面形状が角筒形状の透明ガラス管
を用いた場合の例について説明したが、本発明はこの例
に限定されるものでは無く、例えば断面形状が円筒形状
、六角筒形状等、必要に応じて種々に変形した透明ガラ
ス管を適用して実施できることは勿論である。

又、前記ガラス管ｌ内の内壁面に被覆されたＭｇＯ等か
らなる保護膜２は、該内壁面がガス放電により侵されな
いように保護して放電電圧を低下させると共に、ガス放
電を長時間にわたって安定に保持するためであり、該ガ
ラス管の材質によっては、必ずしも保護膜を施す必要は
ない。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、本発明に係るパネル構
成によれば、構成が簡単で、かつ安価な大型画面を表示
し得るガス放電表示パネル、特に大型画面をカラー表示
するガス放電表示パネルを提供することが可能となり、
実用上優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る大型ガス放電表示パネルの一実施
例を表示面と平行な面で切断した要部平断面図、 第２図は第１図に示すｎ−ｎ’　切断線に沿った要部断
面図、 第３図は本発明に基づく他の実施例を示す要部断面図で
ある。 図中、■は中空正方形状の透明ガラス管、２は絶縁層、
３は保護膜、４は螢光膜、ｌｌａ、　ｌｌｂ、　Ｉｌｃ
。 １）ｄ、１）ｅ・・・及び２１ａ、２１ｂ、２１ｃ、２
１ｄ、２１ｅ　　・−−は多数本のガス放電管体、２２
は絶縁部材、Ｘｌ　＋Ｘ２・・・Ｘｎは複数のＸ電極、
Ｙｃは共通のＹ電極をそれぞれ示す。 第　１　図 第２図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）透明絶縁性の管状体の内壁面、又は外壁面にそれ
   ぞれ電極を対向配置し、内部に放電用ガスを封入して成
   るガス放電管体を形成し、該ガス放電管体を絶縁部材を
   介して、少なくとも１本以上並設した構成としたことを
   特徴とする大型ガス放電表示パネル。
2. （２）上記ガス放電管体の内壁面に、螢光膜を設けて成
   ることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載し
   た大型ガス放電表示パネル。