JP2011040271A - 平面光源 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、可撓性を有し、軽量化することが可能な放電細長管を並列に配置してある平面光源を提供する。
【解決手段】本発明に係る平面光源1は、放電によって紫外光を発する放電ガスが内部に封入してある複数の放電細長管11、11、11と、複数の放電細長管11、11、11を並列に配置してある、可撓性を有する電極支持シート(第1シート)13と、電極支持シート(第1シート)13と放電細長管11、11、11との間に設けてある、放電細長管11、11、11の内部に放電を発生させる複数の電極対12、12、12とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る平面光源1は、放電によって紫外光を発する放電ガスが内部に封入してある複数の放電細長管11、11、11と、複数の放電細長管11、11、11を並列に配置してある、可撓性を有する電極支持シート(第1シート)13と、電極支持シート(第1シート)13と放電細長管11、11、11との間に設けてある、放電細長管11、11、11の内部に放電を発生させる複数の電極対12、12、12とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は平面状に発光する平面光源に関し、特に複数の放電細長管を並列に配置してある平面光源に関する。
近年、EL(Electro Luminescence)、LED(Light Emitting Diode)、放電ランプ等、様々な方式の光源を用いた平面光源が開発されている。例えば、平板型の放電ランプを用いた平面光源が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されている平面光源は、透光性を有する前面板と絶縁基板とを組み合わせ、内部に放電ガスを封入した平板型の密閉容器と、前面板の内面に形成された互いに平行な一対の放電電極と、放電電極の表面を覆う誘電体層と、密閉容器の内面に塗布された蛍光体とを備えている。
また、光出力が大きく、放電が安定した放電ランプを得るための構成が特許文献2に開示されている。特許文献2に開示されている放電ランプは、内部にキセノンを封入した円筒形のガラス管の外側表面に、互いに向かい合うように、一対の帯状電極を設ける構成である。
しかし、特許文献1に開示されている平面光源では、前面板及び絶縁基板にソーダガラス等を用いているので、可撓性をほとんど有していない。また、特許文献1に開示されている平面光源を大型化する場合、大型の前面板と絶縁基板とを組み合わせて平板型の密閉容器を形成する必要があるため、平面光源自体を軽量化することが困難であるという問題点があった。
また、特許文献2に開示されている放電ランプでは、円筒形のガラス管の外側表面に一対の帯状電極を設けてあるため、帯状電極間の接触防止の観点からガラス管の径を小さくするには限界があり、放電ランプ自体を軽量化することにも限界があるという問題点があった。また、細長いガラス管の外側表面に一対の帯状電極を設ける製造工程が必要となるので、製造コストが高くなるという問題点もあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、可撓性を有し、軽量化することが可能な放電細長管を並列に配置してある平面光源を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係る平面光源は、放電によって紫外光を発する放電ガスが内部に封入してある複数の放電細長管と、複数の前記放電細長管を並列に配置してある、可撓性を有する第1シートと、該第1シートと前記放電細長管との間に設けてある、前記放電細長管の内部に放電を発生させる複数の電極対とを備える。
第1発明では、可撓性を有し、放電細長管との間に複数の電極対を設けてある第1シートに、放電ガスが内部に封入してある複数の放電細長管を並列に配置して平面光源を構成してあるので、平面光源は可撓性を有することができ、平板型の密閉容器で平面光源を構成した場合に比べて、軽量化することが可能である。
また、第2発明に係る平面光源は、放電によって紫外光を発する放電ガスが内部に封入してあり、放電によって発する紫外光とは異なる波長の紫外光を発する蛍光体材料で構成してある蛍光体層が形成してある複数の放電細長管と、複数の前記放電細長管を並列に配置してある、可撓性を有する第1シートと、該第1シートと前記放電細長管との間に設けてある、前記放電細長管の内部に放電を発生させる複数の電極対とを備える。
第2発明では、放電によって発する紫外光を用途に応じた波長の紫外光に変換して発光する可撓性を有する平面フィルム状の紫外光源を提供することができる。フレキシブルな平面フィルム状紫外光源は医療用途などに好適である。なお、放電細長管は、蛍光体層から発せられる紫外光を透過可能なガラスで作られる。
また、第3発明に係る平面光源は、第1又は第2発明において、前記第1シートは、前記放電細長管を透過した光を反射する反射層を有する。
第3発明では、第1シートは、放電細長管を透過した光を反射する反射層を有するので、放電細長管を介して第1シートと対向する面から光を効率良く出射する平面光源を提供することができる。
また、第4発明に係る平面光源は、第1乃至第3発明のいずれか一つにおいて、複数の前記放電細長管は、前記第1シート上に1本乃至4本おきに所定の間隔を隔てて並列に配置してある。
第4発明では、複数の放電細長管は、第1シート上に1本乃至4本おきに所定の間隔を隔てて並列に配置してあるので、平面光源を、放電細長管の長手方向に略直交する方向に沿って曲げた場合であっても、隣り合う放電細長管同士が接触することがなく、平面光源をよりスムーズに曲げることができる。
また、第5発明に係る平面光源は、第1乃至第4発明のいずれか一つにおいて、前記第1シートとの間に複数の前記放電細長管を挟持する、可撓性と伸縮性とを有する第2シートを備える。
第5発明では、複数の放電細長管を第1シートとの間に挟持する第2シートが、可撓性と伸縮性とを有するので、平面光源の可撓性を確保しつつ、複数の放電細長管を並列に配置したアレイの表面を第2シートで保護することが可能である。
また、第6発明に係る平面光源は、第1乃至第5発明のいずれか一つにおいて、前記電極対は、前記放電細長管の長手方向に沿ってそれぞれに設けてある。
第6発明では、電極対は、放電細長管の長手方向に沿ってそれぞれに設けてあるので、放電細長管ごとに発光するか否かを制御することができる。
また、第7発明に係る平面光源は、第1乃至第5発明のいずれか一つにおいて、複数の前記電極対は、全ての前記放電細長管を横切る方向に沿って設けてある。
第7発明では、複数の電極対は、全ての放電細長管を横切る方向に沿って設けてあるので、放電細長管と電極対とが交差する位置ごとに発光するか否かを制御することができる。
また、第8発明に係る平面光源は、第1乃至第7発明のいずれか一つにおいて、前記放電細長管の内壁面には、二次電子放出係数の高い材料で構成してある電子放出層が形成してある。
第8発明では、例えば酸化マグネシウムのような二次電子放出係数の高い材料で構成してある電子放出層を放電細長管の内壁面に形成してあるので、放電開始に当たり電極対間に所定値の電圧を印加した時、初期空間電荷の衝撃で電子放出層から効率良く二次電子が放出され放電細長管の放電開始電圧の閾値を低下させることができる。
また、第9発明に係る平面光源は、第1乃至第7発明のいずれか一つにおいて、前記放電細長管は、断面形状が平坦部と湾曲部とを有する扁円形であり、少なくとも前記放電細長管の前記湾曲部の内壁に、放電によって発する紫外光とは異なる波長の紫外光又は可視光を発する蛍光体材料で構成してある蛍光体層が形成してある。
第9発明では、少なくとも放電細長管の湾曲部の内壁面に、放電によって発する紫外光により励起されて可視光を発する蛍光体材料で構成してある蛍光体層が形成してあり、放電細長管の平坦部の外面に電極対が形成してあるので、任意の波長の光を発する発光効率の高い平面光源を提供することができる。なお、電極対は、放電細長管の一方の平坦部の外面に接するよう第1シート上に設けてある。
また、第10発明に係る平面光源は、第1乃至第7発明のいずれか一つにおいて、前記放電細長管は、断面形状が平坦部と湾曲部とを有する扁円形であり、少なくとも前記放電細長管の前記湾曲部の内壁に、放電によって発する紫外光とは異なる波長の紫外光又は可視光を発する蛍光体材料と、二次電子放出係数の高い材料とを混合して構成してある混合層が形成してある。
第10発明では、放電細長管内に蛍光体材料と二次電子放出係数の高い材料との混合層が形成してあるので、混合層に含まれる酸化マグネシウムのような電子放出材料からの二次電子放出効果により放電細長管の放電開始電圧の閾値を低下させることができるとともに、放電細長管内の放電によって発する紫外光を蛍光体材料からの紫外光又は可視光に変換して発光する平面光源を提供することができる。なお、電極対は、放電細長管の一方の平坦部の外面に接するよう第1シート上に設けてある。
また、第11発明に係る平面光源は、第9又は第10発明において、前記蛍光体層又は前記混合層は、それぞれの前記放電細長管の長手方向に沿って部分的に形成してある。
第11発明では、蛍光体層又は混合層は、それぞれの放電細長管の長手方向に沿って部分的に形成してあるので、蛍光体層が形成してある部分から可視光を発し、蛍光体層を形成していない部分から紫外光を発することが可能な平面光源を提供することができる。
また、第12発明に係る平面光源は、第9乃至第11発明のいずれか一つにおいて、前記蛍光体層又は前記混合層は、異なる波長の光を発する少なくとも二種以上の前記蛍光体材料を前記放電細長管ごとに選択して形成してある。
第12発明では、放電細長管ごとに、異なる波長の光を発する蛍光体材料を配置してあるので、点灯駆動する放電細長管の選択により少なくとも二種以上の異なる波長の光を選択的に発光する平面光源を提供することができる。
また、第13発明に係る平面光源は、第9乃至第11発明のいずれか一つにおいて、前記蛍光体層又は前記混合層は、異なる波長の光を発する少なくとも二種以上の前記蛍光体材料を前記放電細長管と前記電極対とが交差する位置ごとに選択して形成してある。
第13発明では、一の放電細長管内の、放電細長管と電極対とが交差する位置ごとに、異なる波長の光を発する蛍光体材料を配置してあるので、放電細長管と交差する方向の電極対を選択駆動することにより少なくとも二種以上の異なる波長の光を選択的に発光する平面光源を提供することができる。
また、第14発明に係る平面光源は、第12又は第13発明において、前記放電細長管内に形成してある前記蛍光体層を構成する前記蛍光体材料の種類ごとに、対応する前記電極対の少なくとも一方の電極に選択的に電圧を印加できるようにしてある。
第14発明では、放電細長管の内壁面に形成してある蛍光体層を構成する蛍光体材料の種類ごとに、電極対の少なくとも一方の電極に選択的に電圧を印加できるようにしてあるので、少なくとも二種以上の波長の異なる光のうち、発光させたい波長の光を選択することが可能な平面光源を提供することができる。
また、第15発明に係る平面光源は、第12乃至第14発明のいずれか一つにおいて、前記蛍光体材料の種類は、赤、緑、青の可視光を発する三種類である。
第15発明では、蛍光体材料の種類は、赤、緑、青の可視光を発する三種類であるので、それらの選択的組み合わせにより多くの色の可視光を発することが可能な平面光源を提供することができる。
また、第16発明に係る平面光源は、第1又は第2発明において、前記放電細長管は、長手方向に直交する面での断面積が他の部分に比べて小さい縮小断面部分を少なくとも一つ有し、該縮小断面部分にトリガ放電セルを構成してなる。
第16発明では、放電細長管の長手方向に直交する面での断面積が小さい縮小断面部分は他の部分に比べて電界強度が高くなり、放電開始電圧が低くなるので、該縮小断面部分が放電細長管全体のトリガ放電セルとして機能し、他の部分において放電を発生させる電圧の閾値を低下させることができるので、点灯ミスのない平面光源を提供することができる。
また、第17発明に係る平面光源は、第1又は第2発明において、全ての前記放電細長管を横切る方向に沿って設けてある、複数の前記電極対のうち少なくとも一対は、一の電極対における電極間の距離が他の前記電極対における電極間の距離よりも短くなるよう設けてある。
第17発明では、放電細長管と、電極間の距離が他の電極対における電極間の距離に比べて短い電極対とが交差する位置にある放電細長管の部分は、他の部分に比べて管内の電解強度が高くなり、他の部分より低い値の電圧で放電を開始するトリガ放電セルとして機能し、先に放電する該部分からの荷電粒子の供給により他の部分において放電を発生させる電圧の閾値を低下させることができるので、点灯ミスのない平面光源を提供することができる。
本発明では、複数の電極対を設けてある可撓性を有する第1シート上に、放電ガスが内部に封入してある複数の放電細長管を並列に配置して平面光源を構成してあるので、フィルム状の大型平面光源を容易に構成することができる。また放電細長管内に形成した各種の蛍光体層により、放電によって発する紫外光とは異なる波長の紫外光や可視光に変換して発光することができるので、用途に応じて発光波長を選択でき、大面積で軽量のフレキシブルな平面光源を提供することができる。
(実施の形態1)
以下に、本発明の実施の形態1に係る平面光源について、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る平面光源の構成を示す斜視図である。図2は、図1に示す平面光源のA−A断面図である。図3は、図1に示す平面光源のB−B断面図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る平面光源の構成を示す平面図である。
以下に、本発明の実施の形態1に係る平面光源について、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る平面光源の構成を示す斜視図である。図2は、図1に示す平面光源のA−A断面図である。図3は、図1に示す平面光源のB−B断面図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る平面光源の構成を示す平面図である。
図1に示すように、本実施の形態1に係る平面光源1は、放電によって紫外光を発する放電ガスが内部に封入してある複数の放電細長管11、11、11を電極支持シート(第1シート)13に並列に配置してある。複数の電極対12、12、12は予め電極支持シート13の表面にパターニングされた状態で当該電極支持シート13と放電細長管11、11、11との間に、放電細長管11の長手方向に略直交する方向に設けてある。放電細長管11、11、11はガラス製の管である。管径の大きさは特に限定されるものではないが、例えば管の長手方向と直交する面での断面形状が円形の場合、直径0.5〜5mm程度であることが望ましい。構成する平面光源の大きさは、放電細長管11の長さと配置する本数とで任意に設定でき、例えば1mm径で長さ1mの放電細長管11を1000本配置することにより約1m2 の光源を容易に作ることができる。管の長手方向と直交する面での断面形状は、円形、半円形、楕円形、扁平楕円形、方形等、どのような形状であってもよい。図1に示すように平坦部と湾曲部とを有する扁平楕円形を含む扁円形状の断面を有する放電細長管11は、平坦部において電極対12との十分な接触面積を確保できる点で好ましい。また、放電細長管11、11、11の内部には放電によって紫外光を発するネオン、キセノン等の放電ガスが所定の混合割合、所定の圧力で封入してある。なお、放電細長管11の端部は、図2に示すように、放電ガスが漏れないように封止部材15で封止してある。
平面光源の背面側に位置する電極支持シート13は、可撓性を有するシート(フレキシブルシート)であり、例えばポリカーボネートフィルム、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等で構成してある。また電極支持シート13は、その表面に放電細長管11を透過した光を反射する絶縁性フィルムあるいはコーティングの反射層14を有している。電極対12の下地層となる反射層14は、放電細長管11を透過した光が可視光であれば可視光、放電細長管11を透過した光が紫外光であれば紫外光を、反射する絶縁性の材料で構成してある。もちろんこの反射層14は電極支持シート13の裏面に金属反射膜として形成することもできる。また電極支持シート13を構成する樹脂フィルムの中に酸化チタンのような反射材料の粉末を混入させることで同様の効果を得ることも可能である。
複数の電極対12、12、12は、放電細長管11の長手方向に略直交する方向のストライプ状パターンを持って電極支持シート13の上(図1乃至図3の場合、絶縁性の反射層14の表面)に設けてある。ただし、電極対12は、隣接する電極の間で放電細長管11の内部において放電を発生させることができるものであれば、特にストライプ状に設けることに限定されるものではない。図2に示すように電極対12は、一対のX電極12X及びY電極12Yで構成してあるが、封止部材15近傍の最外端の電極対12は、後述するように他の電極対12、12の一対のX電極12X及びY電極12Yとは間隙寸法の異なるX電極12X0及びY電極12Y0で構成してある。電極対12、12、12は、当該分野で公知の各種の材料を用いて単層又は多層の形で形成することができる。電極対12、12、12に用いる材料としては、例えば、ITO(酸化錫ドープ酸化インジウム)、SnO2 等の透明な導電性材料や、Ag、Au、Al、Cu、Cr等の金属の導電性材料が挙げられる。フィルム状の電極支持シート13上で電極の曲げ耐性を確保するため、電極パターンはベタ膜よりも網目状が好ましい。また電極の放電細長管11と接する側の表面を反射面としてさらに輝度の向上を図ることができる。
電極支持シート13上に電極対12、12、12を形成する方法としては、当該分野で公知の各種の方法を用いることができる。例えば、印刷等の厚膜形成技術を用いて形成しても良いし、物理的堆積法、化学的堆積法等の薄膜形成技術とフォトリソグラフィのパターニング手法を用いて形成しても良い。厚膜形成技術としては、スクリーン印刷等が挙げられる。薄膜形成技術のうち、物理的堆積法としては、蒸着法、スパッタ法等が挙げられる。化学的堆積法としては、熱CVD法、光CVD法、プラズマCVD法等が挙げられる。このようにして予め一表面上に複数の電極対12が形成された電極支持シート13は、放電細長管11の背面支持部材としての機能を有し、その電極対12の形成面に複数の放電細長管11が並べて図示しない接着剤で貼り付けられる。
上記構成において、平面光源1を可視光源とする場合には、放電細長管11ごとに、放電によって発する紫外光により励起されて可視光を発する蛍光体材料で構成してある蛍光体層16、例えば赤色(R)用の蛍光体層16R、緑色(G)用の蛍光体層16G、青色(B)用の蛍光体層16Bが内壁面に形成してある。RGB3色の蛍光体層16がそれぞれ形成してある放電細長管11、11、11を一組として一つの光源ユニットを構成し、複数の光源ユニットを並置することで、より多くの色の可視光を発することが可能な平面光源1となる。なお、赤色(R)用の蛍光体層16Rでは、紫外光照射により赤色発光する(Y、Gd)BO3 :Eu3+等の蛍光体材料を用いる。緑色(G)用の蛍光体層16Gでは、紫外光照射により緑色発光するZn2 SiO4 :Mn等の蛍光体材料を用い、青色(B)用の蛍光体層16Bでは、紫外光照射により青色発光するBaMgAl12O17:Eu2+等の蛍光体材料を用いる。放電細長管11の内部へ蛍光体層を形成する方法としては、感光性の蛍光体塗布液を導入してパターン露光する方法や、蛍光体層を形成した細長い樋状の支持部材を放電細長管11内に挿入する方法を適宜採用することができる。なお、RGB3色にそれぞれ発光する蛍光体材料のいずれを用いるか放電細長管11ごとに選択して、放電細長管11の内壁面に蛍光体層16を形成する場合に限定されるものではない。例えば、異なる波長の可視光を発する少なくとも二種以上の蛍光体材料のいずれを用いるか放電細長管11ごとに選択して、放電細長管11の内壁面に蛍光体層16を形成しても良い。また、同一種の蛍光体材料を用いて、全ての放電細長管11の内壁面に蛍光体層16を形成しても良い。
さらに、放電細長管11の内壁面に形成する蛍光体層16は、放電細長管11の断面が扁平楕円形状の場合、内壁の全ての面に形成しても良いし、放電細長管11の内壁の湾曲部に形成しても良い。図5は、放電細長管11、11、11の長手方向に直交する面での断面図である。図5(a)は、放電細長管11、11、11の内壁の全ての面に蛍光体層16、16、16を形成した放電細長管11、11、11の長手方向に直交する面での断面図である。図5(b)は、放電細長管11、11、11の内壁の湾曲部52に蛍光体層16、16、16を形成した放電細長管11、11、11の長手方向に直交する面での断面図である。なお、放電細長管11、11、11の長手方向に直交する面での断面は、図5の紙面に対して左右方向に扁平した扁平楕円形状の断面である。
また、放電細長管11、11、11の放電ガスと接する内壁面には、放電細長管11を構成するガラス材料より二次電子放出係数の高い電子放出材料、例えば酸化マグネシウム(MgO)で構成してある電子放出層(図示省略)を形成してある。図5(a)に示すように、放電細長管11、11、11の内壁の全ての面に蛍光体層16、16、16を形成する場合、蛍光体材料とMgO等の電子放出係数の高い電子放出材料との混合層を、蛍光体層16に代えて放電細長管11、11、11の内壁の全ての面に形成する。一方、図5(b)に示すように、放電細長管11、11、11の内壁の湾曲部52に蛍光体層16、16、16を形成する場合、蛍光体層16を形成していない上下の扁平面51に電子放出層(図示省略)を形成する。ここで、電子放出材料は、MgOに限定されるものではなく、CaO、SrO、MgSrO、SrCaO等のPDP(プラズマディスプレイパネル)の保護層に用いられている材料でも良い。
図3に示す、上記構成において、平面光源1を紫外光源とする場合には、放電細長管11、11、11の内壁面に蛍光体層16、16、16を形成することなくガス放電による紫外光の発光をそのまま利用する構成と、紫外発光蛍光体を利用して、放電によって発する紫外光とは異なる波長の紫外光に変換して発光させる構成とがある。キセノンを含む混合ガスを利用すると蛍光体なしで遠紫外域の真空紫外光を発光する光源を構成することができる。また同様に放電ガスとしてキセノンを含む混合ガスを利用し、さらに図5に示した蛍光体層16の蛍光体材料としてガドリニウム(Gd)のような希土類系の紫外発光蛍光体を用いることにより、放電によって発する紫外光とは異なる波長の紫外光を発光するフレキシブルな平面光源を得ることができる。なお、平面光源1を紫外光源とする場合、放電細長管11、11、11は紫外光を透過する材料で構成する必要がある。例えば、紫外光を透過する材料には、石英ガラス(SiO2 )、MgF2 、CaF2 、LiF等がある。
図1乃至4に示すように、実施の形態1に係る平面光源では、電極対12、12、12は、並列に配置してある放電細長管11、11、11を横切る方向に放電細長管11の下部の平坦部外面に接する外部電極として設けてあるので、駆動はPDPの場合と同様ACパルス駆動となる。X電極12XとY電極12Yとの間に、放電細長管11の内部で放電を発生させる電圧の閾値以上のパルス電圧を交互に印加した場合、放電細長管11と電極対12とが交差する位置の放電セルとなる放電細長管11の内部にいわゆる面放電形式の放電が発生する。この構成においては、電圧の印加を電極対ごとに個別に制御できるようにしておけば電極対に沿ったラインごとに放電とそれに伴う発光のオン・オフを制御することができる。
図6は、全ての放電細長管11、11、・・・を横切る方向に沿って電極対12、12、…を設けた実施の形態1に係る平面光源を点灯駆動する回路の基本的構成を示す回路図である。図6に示すように、X電極12X、12X、・・・は、回路基板61Xに実装したドライバICにそれぞれ接続してあり、Y電極12Y、12Y、・・・は、回路基板61Yに実装したドライバICにそれぞれ接続してある。駆動回路62はタイミング信号発生回路及びパルス信号発生回路を含み、回路基板61X及び回路基板61Yに接続し、回路基板61X(回路基板61Y)の駆動に必要なパルス電圧を供給する。電源63は、駆動回路62に接続した直流又は交流電源で、回路基板61X及び回路基板61Yを介して電極対12X,12Yを駆動するために必要な電力を供給している。
電極対12、12、12は、図1に示すように放電細長管11、11、11を横切る方向に沿って設けることに限定されるものではなく、放電細長管11、11、11の長手方向に沿って、放電細長管11ごとに設けても良い。図7は、放電細長管11の長手方向に沿って電極対12をそれぞれに設けた実施の形態1に係る平面光源1を点灯駆動する回路の基本的構成を示す回路図である。図7に示す平面光源1は、放電細長管11、11、・・・の長手方向に沿って、一対のX電極12X及びY電極12Yが放電細長管11ごとに設けてある。これにより、平面光源1は、放電細長管11ごとに放電とそれに伴う発光のオン・オフを制御することができる。なお、図7に示す平面光源1について、図6に示した平面光源1と同じ構成要素は、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
再度、図4を参照して、電極対12、12、12のうち、封止部材15近傍の最外端の電極対12は、他の電極対12、12とは電極幅及び電極間の距離が異なる。具体的に、最外端の電極対12は、X電極12X0及びY電極12Y0で構成されており、X電極12X0及びY電極12Y0の電極幅は他の電極対12、12のX電極12X及びY電極12Yの電極幅よりも細い。また、X電極12X0とY電極12Y0との電極間の距離は、他の電極対12、12のX電極12XとY電極12Yとの電極間の距離よりも短い。そのため、X電極12X0及びY電極12Y0に対応する位置の最外端の放電セルでは他の放電セルに比べて電界強度が高くなるので、放電開始電圧の閾値が他の放電セルよりも低いものとなる。この結果、各電極対12間に放電開始電圧を超える共通のパルス電圧を印加した時、放電開始電圧の低い最外端の放電セルにおいて印加パルスの立ち上がりの早い時点で放電が発生し、そこから他の放電セルに多くのプライミング粒子が供給されて全ての放電セルで確実な放電を発生させることができる。つまり、本実施の形態1の場合、電極間隔を狭くした電極対12に対応する最外端の放電セルがトリガ放電セルとして機能する。なお、X電極12X0とY電極12Y0との電極間の距離を短くしたトリガ放電セルを構成する電極対12は、最外端に限らず全ての放電細長管11を横切る形でどこかに少なくとも一対設けてあれば良い。
また放電細長管11と最外端のX電極12X0及びY電極12Y0の電極対12とが交差する位置にある放電セルをトリガ放電セルとして機能させることで、先に点灯するトリガ放電セルから供給される電子やイオンなどのプライミング粒子が他の放電セルの管内壁に薄膜形態で形成された、又は蛍光体層16に混合された電子放出材料により二次電子を誘発・増倍して、全ての放電セルでの放電の発生を確実なものとする。
トリガ放電セルは、X電極12X0とY電極12Y0との電極間の距離を、他の電極対12、12のX電極12XとY電極12Yとの電極間の距離よりも短い構成に限定されるものではなく、放電細長管11の長手方向に直交する面での断面積が他の放電セルに比べて小さい縮小断面部分を少なくとも一つ有するような構成であっても良い。図8は、放電細長管11の長手方向に直交する面での断面積が他の部分に比べて小さい縮小断面部分を有する平面光源1の長手方向での断面図である。図8に示すように、放電細長管11の封止部材15近傍の端部は、他の部分に比べて長手方向に直交する面での断面積が小さくなっている。この縮小断面部分を上下から挟む形で電極12A、12Aを設けることにより他の放電セルよりも放電開始電圧の低いトリガ放電セルを構成することができる。
以上のように、本発明の実施の形態1に係る平面光源1は、複数の電極対12を設けてある可撓性を有する電極支持シート13上に、放電ガスが内部に封入してある複数の放電細長管11、11、・・・を並列に配置して構成してあるので、平面光源1は、全体としてフィルム状となり、放電細長管11の長手方向に略直交する方向に対して可撓性を有し、設置できる場所の自由度を増すことができるとともに、平板型の密閉容器で平面光源を構成した場合に比べて、軽量化することが可能である。なお、図1乃至図4に示した平面光源1は一例であり、電極支持シート13にさらに多くの放電細長管11を並列に配置することで、より大型の平面光源を実現することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2では、複数の放電細長管11、11、・・・のうちから必要な放電細長管11を選択して発光する平面光源1の構成について説明する。発光する放電細長管11を選択する構成として、放電細長管11を挟んで最外端の電極対12と対向する位置に、放電を発生させる放電細長管11を選択する信号を供給する選択電極を設ける構成が考えられる。図9は、本発明の実施の形態2に係る平面光源1の構成を示す平面図である。図10は、図9に示す平面光源1のD−D断面図である。図9に示す平面光源1は、電極対12、12、12が並列に配置してある全ての放電細長管11、11、11を横切る方向に沿って設けてある。また、平面光源1は、最外端のX電極12X0及びY電極12Y0で構成してある電極対12と放電細長管11を挟んで対向する位置に、放電細長管11ごとの選択電極17、17、17が設けてある。なお、図9に示す平面光源1について、図4に示した平面光源1と同じ構成要素は、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
本発明の実施の形態2では、複数の放電細長管11、11、・・・のうちから必要な放電細長管11を選択して発光する平面光源1の構成について説明する。発光する放電細長管11を選択する構成として、放電細長管11を挟んで最外端の電極対12と対向する位置に、放電を発生させる放電細長管11を選択する信号を供給する選択電極を設ける構成が考えられる。図9は、本発明の実施の形態2に係る平面光源1の構成を示す平面図である。図10は、図9に示す平面光源1のD−D断面図である。図9に示す平面光源1は、電極対12、12、12が並列に配置してある全ての放電細長管11、11、11を横切る方向に沿って設けてある。また、平面光源1は、最外端のX電極12X0及びY電極12Y0で構成してある電極対12と放電細長管11を挟んで対向する位置に、放電細長管11ごとの選択電極17、17、17が設けてある。なお、図9に示す平面光源1について、図4に示した平面光源1と同じ構成要素は、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図10に示すように、選択電極17、17、17は、放電細長管11を挟んで電極対12と対向する位置に、それぞれ独立して設けてあるので、放電細長管11ごとに選択電極17と電極対12の一方又は両方との間に電圧を印加することができる。選択電極17と電極対12との間に、放電細長管11の内部で放電を発生させる電圧の閾値以上の電圧を印加することで、放電細長管11、11、11の、選択電極17、17、17と電極対12とで挟まれた部分に対向放電が発生する。
選択電極17と電極対12との間に放電開始電圧を超える電圧を印加した放電細長管11(選択した放電細長管11)では、選択電極17、17、17と電極対12とで挟まれた最外端の選択用セルに放電が発生し、それに伴う荷電粒子が管内壁面に形成された図示しない二次電子放出係数の高い材料の層から二次電子を誘発して他の放電セルにプライミング効果をおよぼす。これにより、選択した放電細長管11の放電を発生させる電圧の閾値が、他の放電細長管11の放電を発生させる電圧の閾値よりも低下する。そのため、平面光源1は、残りの電極対12に共通のパルス電圧が交互に印加される状態において、選択用セルが点灯された放電細長管11においてのみ長手方向に連続する放電セルが点灯発光することになる。この場合、共通のパルス電圧は、選択用セルからのプライミング効果の有無で放電のオン・オフが制御できるレベルに調整される。つまり平面光源1は、選択用セルからのプライミング効果で低下した放電を発生させる電圧の閾値以上で、かつプライミング効果を受ける前の放電を発生させる電圧の閾値未満の値のパルス電圧を印加することで、選択した放電細長管11のみに放電を発生させて発光を得ることができる。
図11は、図9に示す選択電極を設けた平面光源1の点灯制御回路の基本的構成を示す回路図である。図11に示すように、選択電極17、17、・・・は、回路基板61Aに実装したドライバICにそれぞれ接続してある。選択回路65は、回路基板61Aに接続し、駆動回路62からの信号に基づき、電圧を印加する選択電極17を選択する。なお、図11に示す平面光源1の回路構成について、図6に示した平面光源1の回路構成と同じ構成要素は、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
以上のように、本発明の実施の形態2に係る平面光源1は、放電細長管11上の、電極対12と対向する位置に選択電極17を設けることで、前述したように放電細長管11ごとに発光するか否かを制御することができる。例えば赤色(R)の蛍光体を内蔵した放電細長管11の選択電極17を選択駆動することにより赤色(R)の放電細長管11のみが発光して赤色光源として利用でき、選択電極17の選択により光源の発光色を適宜、選択することができる。
選択電極17、17、17を設ける平面光源1は、電極対12、12、12が全ての放電細長管11、11、11を横切る方向に沿って設けてある場合に限定されるものではなく、電極対12、12、12が放電細長管11、11、11の長手方向に沿って、放電細長管11、11、11のそれぞれに設けてある場合であっても良い。図12は、本発明の実施の形態2に係る平面光源1の別の構成を示す平面図である。図13は、図12に示す平面光源1のE−E断面図である。図12に示す平面光源1は、電極対12、12、12が放電細長管11、11、11の長手方向に沿って、放電細長管11、11、11のそれぞれに設けてあること、共通電極18が全ての放電細長管11、11、11の最外端を横切る方向に沿って設けてあること以外、図9に示した平面光源1と同じ構成であるため、同じ構成要素は、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。ただし、この場合新たに付設した共通電極18では放電細長管11、11、11を選択して放電を発生させることができないので放電細長管11ごとに設けられた電極対12の一方のX電極12Xを個別に導出して選択電極として駆動できるようにしている。図14は、単一の共通電極18を設けた図12に示す平面光源1の点灯制御回路の基本的構成を示す回路図である。図14に示すように、選択回路65は、回路基板61Xに接続し、駆動回路62からの選択信号に基づき、共通電極18との間の選択用セルで放電を開始するように選択されたX電極12に所定の電圧を印加する。なお、図14に示す平面光源1の回路構成について、図11に示した平面光源1の回路構成と同じ構成要素は、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
また、図15は、本発明の実施の形態2に係る平面光源1のさらに別の構成を示す平面図である。図16は、図15に示す平面光源1のF−F断面図である。図15に示す平面光源1は、選択電極17、17、17が放電細長管11の封止部材15側の端部上面に接して放電細長管11の長手方向の電極対12と対向するようそれぞれ設けてあること以外、図12に示した平面光源1と同じ構成であるため、同じ構成要素は、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。選択電極17とY電極12Yとが同じ平面光源1の長手方向に沿って設けられているため、Y電極12Yと接続する回路基板61Yと、選択電極17と接続する回路基板61Aとを平面光源1の同じ側に設けておく必要がある。図17は、放電細長管11ごとに選択電極17を設けた図15に示す平面光源1の点灯制御回路の基本的構成を示す回路図である。図17に示すように、平面光源1は、選択電極17を個別に選択する選択回路65を、回路基板61Yを設けた平面光源1の側と同じ側に設けてある。なお、図17に示す平面光源1の回路構成について、図14に示した平面光源1の回路構成と同じ構成要素は、同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3では、異なる波長の可視光を発する少なくとも二種以上の蛍光体材料のいずれを用いるか放電細長管11と電極対12とが交差する位置ごとに選択して、該位置にある放電細長管11の内壁面に蛍光体層16を形成した平面光源1の構成について説明する。図18は、本発明の実施の形態3に係る平面光源1の一の放電細長管11の内部の構成を示す模式図である。図18(a)は、本発明の実施の形態3に係る平面光源1の一の放電細長管11の構成を示す平面図である。図18(b)は、図18(a)に示す放電細長管11のG−G断面図である。図18(a)に示すように、放電細長管11は、ガラス製の蛍光体支持部材21を内部に設けてあり、放電細長管11の内側の形状と蛍光体支持部材21の外側の形状とが一致する。放電細長管11の断面形状が扁平楕円形状の場合、蛍光体支持部材21は、図18(b)に示すように相似形状の樋型又はハーフパイプ型であり、内面の長手方向に沿って蛍光体層16R、蛍光体層16G、蛍光体層16Bが形成してある部分が順に並んでいる。蛍光体層16R、蛍光体層16G、蛍光体層16Bのそれぞれの間には、蛍光体層16を形成していない部分があり、該部分は紫外光(UV)を透過する部分である(図18ではUVと表記)。またこのUV部分に紫外発光蛍光体層を設けても良い。
本発明の実施の形態3では、異なる波長の可視光を発する少なくとも二種以上の蛍光体材料のいずれを用いるか放電細長管11と電極対12とが交差する位置ごとに選択して、該位置にある放電細長管11の内壁面に蛍光体層16を形成した平面光源1の構成について説明する。図18は、本発明の実施の形態3に係る平面光源1の一の放電細長管11の内部の構成を示す模式図である。図18(a)は、本発明の実施の形態3に係る平面光源1の一の放電細長管11の構成を示す平面図である。図18(b)は、図18(a)に示す放電細長管11のG−G断面図である。図18(a)に示すように、放電細長管11は、ガラス製の蛍光体支持部材21を内部に設けてあり、放電細長管11の内側の形状と蛍光体支持部材21の外側の形状とが一致する。放電細長管11の断面形状が扁平楕円形状の場合、蛍光体支持部材21は、図18(b)に示すように相似形状の樋型又はハーフパイプ型であり、内面の長手方向に沿って蛍光体層16R、蛍光体層16G、蛍光体層16Bが形成してある部分が順に並んでいる。蛍光体層16R、蛍光体層16G、蛍光体層16Bのそれぞれの間には、蛍光体層16を形成していない部分があり、該部分は紫外光(UV)を透過する部分である(図18ではUVと表記)。またこのUV部分に紫外発光蛍光体層を設けても良い。
蛍光体支持部材21の内壁面に、部分的に蛍光体層16R、蛍光体層16G、蛍光体層16Bを形成するためには、例えば、フォトリソグラフィー法、スクリーン印刷等を用いる。なお、蛍光体支持部材21の形状が樋状又はハーフパイプ形状であるため、蛍光体層16を形成する内壁面が外部に露出しているので、従来のフォトリソグラフィー法、スクリーン印刷等を用いることができる。蛍光体層16R、蛍光体層16G、蛍光体層16Bを形成した蛍光体支持部材21は、放電細長管11に挿入され、その後放電ガスを封入し、さらに両端を封止部材15で封止している。なお、放電細長管11内における蛍光体支持部材21は、蛍光体層が形成された樋状の開口側内面が電極支持シート13を設けた裏面側を向くような位置関係を有する。従って、放電細長管11が図1及び図5に示したような扁平楕円形状の場合、蛍光体支持部材21は、放電細長管11の両側湾曲部と上部の平坦部に相似した形状を有し、開口側が下向きに配置される。これにより、蛍光体支持部材21の挿入にも関わらず、放電面は放電細長管11自身の下側平坦部の内面(MgO面)とすることができる。
図19は、本発明の実施の形態3に係る平面光源1の点灯制御回路の基本的構成を示す回路図である。図19に示すように、平面光源1は、電極対12、12、・・・のX電極12X、12X、・・・及びY電極12Y、12Y、・・・が並列に配置してある全ての放電細長管11、11、・・・を横切る方向に沿って設けてある。そして、放電細長管11、11、・・・と、一つのX電極12X及び一つのY電極12Yで構成される一対の電極対12とが交差する位置に、放電細長管11、11、・・・の蛍光体層16R、蛍光体層16G、蛍光体層16Bを形成してある部分や蛍光体層16を形成していない、又は紫外蛍光体層を形成した部分UVを有している。
X電極12X、12X、・・・は、駆動回路62から共通に所定値のパルス電圧が印加され、Y電極12Y、12Y、・・・は、同一の発光色のライン群ごとに共通接続して選択回路65に接続され、図示しない選択ボタンなどで選択された電極群に対して所定値のパルス電圧が交互に印加される。例えば、選択回路65が、蛍光体層16Rが形成してある部分を通るY電極12Y、12Y、・・・の群を選択した場合、放電細長管11の蛍光体層16Rが形成してあるラインの部分に、放電細長管11の内部で放電を発生させる電圧の閾値以上の電圧が印加されることになるので、該部分で放電が発生し、平面光源1は赤色の可視光を発光する。また、選択回路65が、蛍光体層16を形成していない、又は紫外蛍光体層を形成した部分UVを通るY電極12Y、12Y、・・・の群を選択した場合、放電細長管11の部分UVの放電セルのラインに、放電を発生させる電圧の閾値以上の電圧が印加されることになるので、該部分で放電が発生し、平面光源1は紫外光を発光する。
以上のように、本発明の実施の形態3に係る平面光源1は、一つの放電細長管11の内部に、異なる波長の光を発する蛍光体層16が形成してある部分を設けることにより、少なくとも二種以上の異なる波長の光を発する平面光源1を提供することができる。また、蛍光体材料の種類が、赤、緑、青の可視光を発する三種類であることで、より多くの色を発することが可能な平面光源1を提供することができる。さらに、蛍光体層16を形成する部分は、それぞれの放電細長管11の長手方向に沿って部分的であるので、紫外光を発する部分と、可視光を発する部分とを併存させた平面光源1を提供することができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4では、複数の放電細長管11、11、・・・を電極支持シート(第1シート)と保護シート(第2シート)とで挟持した平面光源1の構成について説明する。図20は、本発明の実施の形態4に係る平面光源1を放電細長管11の長手方向に直交する面での断面図である。図20に示すように、平面光源1は、電極対12及び反射層14を設けた電極支持シート13に複数の放電細長管11、11、・・・を並列に配置し、電極支持シート13と保護シート31とで放電細長管11、11、・・・を挟持する構成である。
本発明の実施の形態4では、複数の放電細長管11、11、・・・を電極支持シート(第1シート)と保護シート(第2シート)とで挟持した平面光源1の構成について説明する。図20は、本発明の実施の形態4に係る平面光源1を放電細長管11の長手方向に直交する面での断面図である。図20に示すように、平面光源1は、電極対12及び反射層14を設けた電極支持シート13に複数の放電細長管11、11、・・・を並列に配置し、電極支持シート13と保護シート31とで放電細長管11、11、・・・を挟持する構成である。
保護シート31は可撓性と伸縮性とを有するシート(フレキシブルシート)であり、例えばポリカーボネートフィルム、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等で構成してある。さらに、放電細長管11、11、・・・は、電極支持シート13に所定の間隔I、例えば放電細長管11の長手方向に直交する面での断面形状が扁平楕円形状の場合、放電細長管11の長径の10分の1以上を隔てて並列に配置してある。例えば放電細長管11の長径の外形寸法が1mmの場合、放電細長管11の1本おき又は3乃至4本おきに0.1mm程度もしくはそれ以上の間隔を設けて配置することで全体としての可撓性を十分確保することができる。
なお、保護シート31は、ガラス製の放電細長管11、11、・・・を破損などから保護するために設けてあるシートであるが、平面光源1の光の出射面側に設けてあるシートであるため、可視光や紫外光を透過する性質を有する必要がある。またこの保護シート31の内側面に上述した選択電極17に設けることができるほか、フィルタ層や電磁波遮蔽層のような機能フィルムを積層して適用しても良い。
以上のように、本発明の実施の形態4に係る平面光源1は、放電細長管11、11、・・・を電極支持シート13との間に挟持する保護シート31を備え、保護シート31が可撓性と伸縮性とを有するので、光源全体が平面フィルム状となり、殊に放電細長管11の長手方向に略直交する方向に対して自由に曲げることができる。また、放電細長管11、11、・・・は、電極支持シート13に所定の間隔Iを隔てて並列に配置してあるので、平面光源1を、放電細長管11の長手方向に略直交する方向に対して曲げても、隣り合う放電細長管11同士が湾曲を妨げることがなく、平面光源1をよりスムーズに曲げることができる。
なお、放電細長管11を保護する構成は、保護シート31を設ける構成に限定されるものではなく、保護シート31の代わりにゲル状の樹脂で放電細長管11を覆う構成でも良い。ゲル状の樹脂で放電細長管11を覆った構成でも、平面光源1を、放電細長管11の長手方向に略直交する方向に対して曲げることができる。
1 平面光源
11 放電細長管
12 電極対
13 電極支持シート
14 反射層
15 封止部材
16 蛍光体層
17 選択電極
18 共通電極
21 蛍光体支持部材
31 保護シート
61A、61X、61Y 回路基板
62 駆動回路
63 電源
65 選択回路
11 放電細長管
12 電極対
13 電極支持シート
14 反射層
15 封止部材
16 蛍光体層
17 選択電極
18 共通電極
21 蛍光体支持部材
31 保護シート
61A、61X、61Y 回路基板
62 駆動回路
63 電源
65 選択回路
Claims (18)
- 放電によって紫外光を発する放電ガスが内部に封入してある複数の放電細長管と、
複数の前記放電細長管を並列に配置してある、可撓性を有する第1シートと、
該第1シートと前記放電細長管との間に設けてある、前記放電細長管の内部に放電を発生させる複数の電極対と
を備えることを特徴とする平面光源。 - 放電によって紫外光を発する放電ガスが内部に封入してあり、放電によって発する紫外光とは異なる波長の紫外光を発する蛍光体材料で構成してある蛍光体層が形成してある複数の放電細長管と、
複数の前記放電細長管を並列に配置してある、可撓性を有する第1シートと、
該第1シートと前記放電細長管との間に設けてある、前記放電細長管の内部に放電を発生させる複数の電極対と
を備えることを特徴とする平面光源。 - 前記第1シートは、前記放電細長管を透過した光を反射する反射層を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の平面光源。
- 複数の前記放電細長管は、前記第1シート上に1本乃至4本おきに所定の間隔を隔てて並列に配置してあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の平面光源。
- 前記第1シートとの間に複数の前記放電細長管を挟持する、可撓性と伸縮性とを有する第2シートを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の平面光源。
- 前記電極対は、前記放電細長管の長手方向に沿ってそれぞれに設けてあることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の平面光源。
- 複数の前記電極対は、全ての前記放電細長管を横切る方向に沿って設けてあることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の平面光源。
- 前記放電細長管の内壁面には、二次電子放出係数の高い材料で構成してある電子放出層が形成してあることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の平面光源。
- 前記放電細長管は、断面形状が平坦部と湾曲部とを有する扁円形であり、
少なくとも前記放電細長管の前記湾曲部の内壁に、放電によって発する紫外光とは異なる波長の紫外光又は可視光を発する蛍光体材料で構成してある蛍光体層が形成してあることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の平面光源。 - 前記放電細長管は、断面形状が平坦部と湾曲部とを有する扁円形であり、
少なくとも前記放電細長管の前記湾曲部の内壁に、放電によって発する紫外光とは異なる波長の紫外光又は可視光を発する蛍光体材料と、二次電子放出係数の高い材料とを混合して構成してある混合層が形成してあることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の平面光源。 - 前記蛍光体層又は前記混合層は、それぞれの前記放電細長管の長手方向に沿って部分的に形成してあることを特徴とする請求項9又は10に記載の平面光源。
- 前記蛍光体層又は前記混合層は、異なる波長の光を発する少なくとも二種以上の前記蛍光体材料を前記放電細長管ごとに選択して形成してあることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一項に記載の平面光源。
- 前記蛍光体層又は前記混合層は、異なる波長の光を発する少なくとも二種以上の前記蛍光体材料を前記放電細長管と前記電極対とが交差する位置ごとに選択して形成してあることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一項に記載の平面光源。
- 前記放電細長管内に形成してある前記蛍光体層を構成する前記蛍光体材料の種類ごとに、対応する前記電極対の少なくとも一方の電極に選択的に電圧を印加できるようにしてあることを特徴とする請求項12又は13に記載の平面光源。
- 前記蛍光体材料の種類は、赤、緑、青の可視光を発する三種類であることを特徴とする請求項12乃至14のいずれか一項に記載の平面光源。
- 前記放電細長管は、長手方向に直交する面での断面積が他の部分に比べて小さい縮小断面部分を少なくとも一つ有し、該縮小断面部分にトリガ放電セルを構成してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の平面光源。
- 全ての前記放電細長管を横切る方向に沿って設けてある、複数の前記電極対のうち少なくとも一対は、一の電極対における電極間の距離が他の前記電極対における電極間の距離よりも短くなるよう設けてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の平面光源。
- 前記放電細長管のそれぞれの最外端に、前記電極対の少なくとも一方と対向して選択電極を設けてあることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載の平面光源。
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