JP4323495B2 - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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Description

本発明は、プラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel:PDP)に係り、さらに詳細には、放電電圧を低下させることができるPDPに関する。
近年、従来の陰極線管ディスプレイ装置を代替するディスプレイとして注目されているPDPは、複数の電極が形成された二つの基板の間に放電ガスを封じ込み、電極間に放電電圧を印加することにより発生する紫外線により所定のパターンで形成された蛍光体を励起し所望の画像を得る平板表示パネルである。
図1に示すように一般的な交流型PDP10は、画像を表示する上板50と、上板50と平行に結合される下板60とを備える。前面基板11上には、Y電極31とX電極32とが対を成す放電維持電極対12が配置されており、前面基板11と対向する背面基板21上には、アドレス電極22がY電極31及びX電極32と交差するように配置されている。Y電極31及びX電極32のそれぞれは、透明電極31a、32a及びバス電極31b、32bを備える。このように配置された一対のY電極31及びX電極32と、これと交差するアドレス電極22とによって形成される空間が、単位放電セルである一つの放電部を形成する。このように前面基板11と背面基板21との各面には、上記各電極を埋め込むようにそれぞれ前面誘電体層15及び背面誘電体層25がそれぞれ形成されている。前面誘電体層15上には、通常、MgOからなる保護層16が形成される。背面誘電体層25の前面には、放電距離を維持し、放電セル間の電気的および光学的なクロストークを防止する隔壁30が形成されている。この隔壁30の両側面と、隔壁30が形成されていない背面誘電体層25上の表面とには、蛍光体層26が塗布されている。
前記のようなPDPにおいて、輝度及び発光効率を向上させるためには、Y電極31とX電極32との間の距離Gを延長させる必要がある。これは、放電領域を拡大させることによって、プラズマ放電を活発に発生させるためである。
ところが、距離Gが延長されることによって、放電を開始するための電圧も上昇するという問題点がある。この場合、Y電極31及びX電極32を駆動するための電子素子の定格電圧が上昇するため、コストが上昇するという問題点がある。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたものであり、放電電圧を低下させることができるプラズマディスプレイパネルを提供することを目的とする。
また、本発明は、輝度及び発光効率が向上したプラズマディスプレイパネルを提供することを目的とする。
前記目的を達成するための本発明に係るプラズマディスプレイパネルは、背面基板と、前記背面基板に対向して配置される前面基板と、前記前面基板上に複数配置される一対の維持電極と、前記一対の維持電極をそれぞれ覆うように配置される前面誘電体層と、を備え、前記前面誘電体層には、維持放電を容易にするグルーブが形成され、前記グルーブの内面にのみ、複数の突起部が形成されていることを特徴とする。
また、前記目的を達成するための本発明に係るプラズマディスプレイパネルは、背面基板と、前記背面基板に対向して配置される前面基板と、前記前面基板と背面基板との間に配置され、複数の放電セルを画定する隔壁と、前記前面基板上に互いに離隔されて複数配置される一対の維持電極と、前記一対の維持電極と交差するように前記背面基板上に配置されるアドレス電極と、前記一対の維持電極をそれぞれ覆うように配置される前面誘電体層と、前記アドレス電極を覆うように配置される背面誘電体層と、前記放電セル内に配置される蛍光体層と、前記放電セル内に充填される放電ガスと、を備え、前記前面誘電体層には、維持放電を容易にするグルーブが形成され、前記グルーブの内面にのみ、複数の突起部が形成されていることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
また、前記突起部は、前記グルーブの側面または底面に形成されることを特徴とする。
また、前記突起部を覆うように配置された保護層をさらに備えることを特徴とする。
以上のように構成された本発明に係るプラズマディスプレイパネルは、次のような効果を有する。
第一に、前面基板のグルーブ内に形成された突起部に電界が集中するため、突起部で維持放電が開始される。したがって、放電開始電圧及び放電維持電圧が低下させることができる。また、グルーブ及び突起部によって放電が活発に発生するため、発光効率及び輝度が向上する。
第二に、グルーブによって前面誘電体層が薄くなるため、可視光の透過率が向上する。
以下、添付された図面を参照して本発明に係るプラズマディスプレイパネル(以下、「PDP」と称する)の実施の形態を詳細に説明する。図2〜図4は、本発明の実施の形態に係るPDP100を説明するために供する図である。図2はPDPの内部構造を示す分離斜視図、図3は図2のIII−III線による断面図、図4は図2のA部分の拡大図である。以下、同じ参照符号は、同じ部材を示す。
図2に示すようにPDP100は、上板150と、上板150と平行に結合される下板160とを備える。上板150は、前面基板111、前面誘電体層115、維持電極対112、及び保護層116を備える。下板160は、背面基板121、アドレス電極122、背面誘電体層125、隔壁130、及び蛍光体層126を備える。
前面基板111と背面基板121とは、互いに所定間隔離隔されて配置され、これらの間に放電が発生する放電空間が画定される。このような前面基板111及び背面基板121は、可視光の透過率に優れたガラスなどを利用して形成されることが好ましい。しかしながら、明暗コントラストの向上のために、前面基板111及び背面基板121の少なくとも一方が着色されても良い。
前面基板111と背面基板121との間には隔壁130が配置されている。さらに詳細には、隔壁130は、背面誘電体層125上に配置されている。このような隔壁130は、放電空間を複数の放電セル180に画定し、放電セル180の間の光学的及び電気的クロストークを防止する機能を有する。図2には、隔壁130が四角形の横断面を有するマトリックス配列の放電セルを画定するものと示されているが、必ずしもこれに限定されるものではない。すなわち、隔壁130は、放電セル180が三角形、五角形などの多角形、または円形、楕円形などの横断面を有するように形成されても良く、ストライプのような開放型に形成されても良い。また、隔壁130は、放電セル180をワッフル形状やデルタ形状の配列として画定しても良い。
背面基板121に対向する前面基板111上には維持電極対112が配置されている。ここで、維持電極対112は、維持放電を起こすために前面基板111の背面に形成された一対の維持電極131、132を意味し、前面基板111上には、このような維持電極対112が所定の間隔で平行に複数配列されている。維持電極対112のうち、一方の維持電極はX電極131であって、共通電極としての機能を有し、他方の維持電極はY電極132であって、走査電極としての機能を有する。本実施の形態では、維持電極対112が前面基板111上に配置されるが、維持電極対112の配置位置は、これに限定されるものではない。例えば、維持電極対112は、前面基板111から背面基板121に向う方向に所定間隔離隔して配置することもできる。
X電極131及びY電極132のそれぞれは、透明電極131a、132a及びバス電極131b、132bを備えている。透明電極131a、132aは、放電を発生させるための導電体であると共に蛍光体126から放出される光が前面基板111に進むことを妨害しないようにするために、導電性の透明な材料から形成されるが、このような材料としては、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)である。しかし、前記ITOのような透明な導電体は、一般的にその抵抗が大きく、透明電極のみで維持電極を形成する場合、その長手方向への電圧降下が大きくなるため、長手方向に進むにしたがってより多くの駆動電力が消費され、応答速度が遅くなる。これを改善するために、前記透明電極上には金属材質から形成されるバス電極131b、132bが配置される。バス電極は、Ag、Al、またはCuのような金属を利用して単層構造に形成することができるが、Cr/Al/Crなどの多層構造に形成されることもできる。このような透明電極及びバス電極は、フォトエッチング法、フォトリソグラフィ法などを利用して形成する。
X電極131及びY電極132の形状及び配置を詳細に説明すれば、バス電極131b、132bは、単位放電セル180で所定間隔離隔されて平行に配置され、放電セル180を横切って(放電セル180と交差して)延長される。前記のように、各バス電極131b、132bには、透明電極131a、132aが電気的に接続されるが、四角形の透明電極131a、132aは、単位放電セル180ごとに不連続的に配置される。このような透明電極131a、132aの一側は、バス電極131b、132bに連結され、他側は、放電セル180の中心方向に配置される。
前面基板111上には、維持電極対112を埋設するように前面誘電体層115が形成されている。前面誘電体層115は、相互に隣接するX電極131とY電極132とが互いに通電されることを防止すると共に、荷電粒子または電子がX電極131とY電極132とに直接衝突してX電極131及びY電極132を損傷させることを防止する。また、前面誘電体層115は、電荷を誘導する機能を有する。このような前面誘電体層115は、PbO、B、またはSiOなどを利用して形成される。
対をなすX電極131とY電極132との間の前面誘電体層115には、グルーブ145が形成されている。グルーブ145は、前面誘電体層115の所定の深さで形成され、グルーブ145の深さは、プラズマ放電による前面誘電体層115の破損可能性、壁電荷の配置、放電電圧の大きさなどを考慮して決定される。例えば、グルーブは、前面基板111が露出されるような深さまで形成されても良い。
図2及び図3に示すように、放電セル180ごとに1個のグルーブ145が対応するように形成されているが、本発明は、必ずしもこれに限定されず、放電セル180ごとに複数のグルーブ145が対応するように形成されても良い。また、放電セル180ごとに同数のグルーブ145が対応する必要はない。例えば、赤色発光放電セル、緑色発光放電セル、及び青色発光放電セルに相異なる数のグルーブ145が形成されることができる。
このようなグルーブ145によって前面誘電体層115が薄くなるため、前方への可視光の透過率が向上する。グルーブ145は、実質的に長方形の横断面を有するように形成されているが、必ずしもこれに限定されず、多様な形状に形成されることができる。
また、図2に示すように、グルーブ145は、X電極131とY電極132との間に放電セル180を横切って延びるように形成されている。この場合、グルーブ145は、排気工程時に放電空間に充填されている不純ガスの排気路を提供し、注入工程時に放電ガスの流入路を提供できる。しかし、図5のPDPの上板250に示すように、前面誘電体層215に形成されたグルーブ245は、放電セル280を単位として不連続的に形成されることができる。前面誘電体層215上には保護層216が形成される。
また、図2から図4に示すように、グルーブ145の内面には、複数の突起部119a、119bが形成されている。突起部119a、119bは、円錐状、半円状などを有しても良いが、本発明は、必ずしもこれに限定されるものではない。また、各突起部119a、119bは、互いに同じ形状を有する必要もない。X電極131及びY電極132に電圧が印加される場合、とがっている形状を有する突起部119a、119bで電界が集中する現象が発生する。これについての詳細な事項は後述する。
突起部119a、119bは、グルーブ145内で多様な位置に形成されることができるが、グルーブの側面145a及び底面145bに形成されることが好ましい。図4に示すように、グルーブの側面145aに形成された突起部119aと、グルーブの底面145bに形成された突起部119bとが示されている。しかし、本発明は、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、図6に示すように、前面誘電体層315に形成されたグルーブ345の両側面345aにのみ突出部319が形成されることができる。このような前面誘電体層315及び突起部319上には、保護層316が形成される。
PDP100は、前面誘電体層115を覆う保護層116をさらに備えることが好ましい。保護層116は、放電時に荷電粒子及び電子が前面誘電体層115に衝突して前面誘電体層115が損傷されることを防止する。特に、突出部119a、119bには電界が集中するため、保護層116によって覆われていることが破損防止の点で好ましい。また、保護層116は、放電時に2次電子を多量に放出してプラズマ放電を活発にさせる。このような機能を行う保護層116は、2次電子放出係数が高く、可視光の透過率の高い物質を利用して形成する。保護層116は、前面誘電体層115が形成された後に、主にスパッタリング、電子ビーム蒸着法で薄膜に形成される。
前面基板111に対向する背面基板121上には、アドレス電極122が配置されている。アドレス電極122は、X電極131及びY電極132と交差するように放電セル180を横切って延びる。
アドレス電極122は、X電極131とY電極132との間の維持放電をさらに容易にするためのアドレス放電を起こすためのものであって、さらに具体的には、維持放電が起こるための電圧を低下させる役割を担う。アドレス放電は、Y電極132とアドレス電極122との間に起こる放電であって、アドレス放電が終了すれば、Y電極132側とX電極131側とに壁電荷が蓄積され、これにより、X電極131とY電極132との間の維持放電がさらに容易になる。
このように配置された一対のX電極131及びY電極132と、これと交差するアドレス電極122とによって形成される空間が単位放電セル180を形成する。
背面基板121上には、アドレス電極122を埋設するように背面誘電体層125が形成されている。背面誘電体層125は、放電時に荷電粒子または電子がアドレス電極122に衝突してアドレス電極122を損傷させることを防止し、同時に電荷を誘導できる誘電体から形成されるが、このような誘電体としては、PbO、B、またはSiOなどがある。
背面誘電体層125上に形成された隔壁130の両側面と、隔壁130が形成されていない背面誘電体層125の前面とには、赤色、緑色、青色の発光蛍光体層126が配置されている。蛍光体層126は、紫外線を受けて可視光線を発生させる成分を有するが、赤色発光の放電セルに形成された蛍光体層は、Y(V,P)O:Euのような蛍光体を含み、緑色発光の放電セルに形成された蛍光体層は、ZnSiO:Mn、YBO:Tbのような蛍光体を含み、青色発光の放電セルに形成された蛍光体層は、BAM:Euのような蛍光体を含む。
また、放電セル180には、ネオン(Ne)、キセノン(Xe)などが混合された放電ガスが充填され、前記のように放電ガスが充填された状態で、前面基板111及び背面基板121の最端部に形成されたフリットガラスのような密封部材により前面基板111及び背面基板121が互いに封合されて結合される。
前記のように構成された本実施の形態に係るPDP100の作動を説明すれば、次の通りである。
PDP100で発生するプラズマ放電は、アドレス放電と維持放電とに大別される。アドレス放電は、アドレス電極122とY電極132との間にアドレス放電電圧が印加されることによって発生し、このアドレス放電によって、維持放電を発生させる放電セル180が選択される。
その後、前記選択された放電セル180のX電極131とY電極132との間に維持電圧が印加される。この時、前面誘電体層115に形成されたグルーブ145に電界が集中する。これは、X電極131とY電極132との間の放電経路が短縮され、この部分に電場が強く発生して電界が集中し、電荷、荷電粒子、励起種などの密度が高くなるためである。特に、突起部119a、119bは、相対的に尖った形状を有するため、突起部119a、119bの尖った部分には、相対的に強い電界が形成される。したがって、突起部119a、119bの間に先に維持放電が開始されるため、放電開始電圧が低くても済むという利点がある。また、このように開始された放電が次第にグルーブ145の外部に広がる。放電が広がる場合にも、グルーブ145及び突起部119a、119bによって、荷電粒子などの発生が活発化するため、放電維持電圧が低くなるという利点がある。
維持放電時に励起された放電ガスのエネルギー準位が低くなると、紫外線が放出される。そして、この紫外線が放電セル180内に塗布された蛍光体126を励起させるが、この励起された蛍光体126のエネルギー準位が低くなると、可視光が放出され、この可視光が前面誘電層115及び前面基板111を透過して出射され、ユーザーが認識できる画像を形成する。
本発明は、図面に示された実施形態を参考に説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるという点が理解できる。したがって、本発明の真の技術的範囲は、特許請求の範囲に記載によって決められなければならない。
本発明は、PDP関連の技術分野に適用可能である。
従来の技術に係るPDPの概略的な内部構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るPDPの分離斜視図である。 図2のIII−III線による断面図である。 図3のA部分を拡大した拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係るPDPの変形例であって、グルーブが不連続的に形成されたものを示す上板の部分斜視図である。 図3のA部分の変形例であって、突起部の形成位置が異なる形態を示す拡大断面図である。
符号の説明
100 PDP、
111 前面基板、
112 維持電極対、
115 前面誘電体層、
116 保護層、
121 背面基板、
122 アドレス電極、
125 背面誘電体層、
126 蛍光体層、
130 隔壁、
131、132 維持電極、
131a、132a 透明電極、
131b、132b バス電極、
145 グルーブ、
150 上板、
160 下板、
180 放電セル。

Claims (16)

  1. 背面基板と、
    前記背面基板に対向して配置される前面基板と、
    前記前面基板上に複数配置される一対の維持電極と、
    前記一対の維持電極をそれぞれ覆うように配置される前面誘電体層と、を備え、
    前記前面誘電体層には、維持放電を容易にするグルーブが形成され、前記グルーブの内面にのみ、複数の突起部が形成されていることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記グルーブは、前記一対の維持電極を構成する一の維持電極と前記一の維持電極に隣接する他の維持電極との間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記突起部は、前記グルーブの側面に形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記突起部は、前記グルーブの底面に形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記突起部を覆うように配置される保護層をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記グルーブは、前記基板が露出されるように形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記グルーブは、互いに平行に一方向に沿って延びていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記グルーブは、一方向に沿って不連続的に形成されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 背面基板と、
    前記背面基板に対向して配置される前面基板と、
    前記前面基板と背面基板との間に配置され、複数の放電セルを画定する隔壁と、
    前記前面基板上に互いに離隔されて複数配置される一対の維持電極と、
    前記一対の維持電極と交差するように前記背面基板上に配置されるアドレス電極と、
    前記一対の維持電極をそれぞれ覆うように配置される前面誘電体層と、
    前記アドレス電極を覆うように配置される背面誘電体層と、
    前記放電セル内に配置される蛍光体層と、
    前記放電セル内に充填される放電ガスと、を備え、
    前記前面誘電体層には、維持放電を容易にするグルーブが形成され、前記グルーブの内面にのみ、複数の突起部が形成されていることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  10. 前記グルーブは、前記一対の維持電極を構成する一の維持電極と前記一の維持電極に隣接する他の維持電極との間に形成されていることを特徴とする請求項9に記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 前記突起部は、前記グルーブの側面に形成されることを特徴とする請求項9に記載のプラズマディスプレイパネル。
  12. 前記突起部は、前記グルーブの底面に形成されることを特徴とする請求項9に記載のプラズマディスプレイパネル。
  13. 前記突起を覆うように配置される保護層をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載のプラズマディスプレイパネル。
  14. 前記グルーブは、前記前面基板が露出されるように形成されることを特徴とする請求項9に記載のプラズマディスプレイパネル。
  15. 前記グルーブは、前記放電セルと交差するように延びていることを特徴とする請求項9に記載のプラズマディスプレイパネル。
  16. 前記グルーブは、前記放電セルごとに不連続的に形成されることを特徴とする請求項9に記載のプラズマディスプレイパネル。
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