JP2007134323A - プラズマディスプレイパネル及びこれを備えるプラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイパネル及びこれを備えるプラズマディスプレイ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 プラズマディスプレイパネル及びこれを備えるプラズマディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】 画像を具現化する可視光が通過する透光板と、透光板の後方に配置されるものであって、放電セルの間を区画する複数の電極埋め込み壁と、電極埋め込み壁内で離隔配置されたものであって、放電セル内で放電を起こす放電電極対と、電極埋め込み壁の後方に配置されたものであって、透光板と共に放電ガスを密封し、熱伝導率が透光板より高い素材からなる密封部材と、放電セル内に配置される蛍光体層とを備えるプラズマディスプレイパネルである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネル及びこれを備えたプラズマディスプレイ装置に係り、さらに詳細には、プラズマ放電を利用して画像を具現化するプラズマディスプレイパネル及びこれを備えたプラズマディスプレイ装置に関する。
最近、従来の陰極線管ディスプレイ装置を代替するものとして注目されているプラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel:PDP)は、複数個の放電電極が形成された二基板の間に放電ガスが封入された後に放電電圧が加えられ、これによって発生する紫外線によって所定のパターンに形成された蛍光体が励起されて所望の画像を得る装置である。
図1には、従来の一般的なPDP100が示されている。該PDP100は、前面基板101、前記前面基板101上に配置された走査電極106、及び維持電極107からなる複数の維持電極対、前記維持電極対106、107を覆う前面誘電体層109、及び前記前面誘電体層を覆う保護層111、前記前面基板101に対向して配置される背面基板115、前記背面基板115上に互いに平行に配置されたアドレス電極117、前記アドレス電極117を覆う背面誘電体層113、前記背面誘電体層113上に形成された隔壁114、及び前記背面誘電体層113の上面と隔壁114の側面とに形成された蛍光体層110を備える。
この場合、前記前面基板101及び背面基板115が、通常、PD−200またはソーダライム(soda lime)などのガラスからなる。ところが、前記のPDP100において、前面基板101及び背面基板115は、数mmの厚さを有するガラス基板から形成される。このようなガラス基板は、重いだけでなく、高価であるという問題点がある。しかし、前面基板101及び背面基板115には、それぞれ維持電極対106、107とアドレス電極117が形成されるため、重量及びコストの問題にもかかわらずガラス基板を採択するしかない。
また、PDPは、放電時に高圧などの理由によって放電空間内が高温になって、放電空間内に過剰荷電粒子が生成される。この過剰荷電粒子は、蛍光体と衝突し、この衝撃によって蛍光体が劣化されれば、画面に残像が残る。したがって、前記維持電極対で発生する熱を外部に放出させる必要があるが、前記前面基板として使われる材料の熱伝導率が劣ることから、残像が発生するという問題がある。
本発明は、前記問題点を解決するために、コストの低減及び重量の減少したPDPを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、パネルの温度上昇を防止することができる構造のPDPを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、製造工程の単純な構造のPDPを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、放電面積及び輝度を向上させうる構造のPDPを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、前記のPDPを備えるプラズマディスプレイ装置を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明の望ましい第1実施の形態によるPDPは、画像を具現化する可視光が通過する透光板と、前記透光板の後方に配置されるものであって、放電セルの間を区画する複数の電極埋め込み壁と、前記電極埋め込み壁内で離隔配置されたものであって、前記放電セル内で放電を起こす放電電極対と、前記電極埋め込み壁の後方に配置されたものであって、前記透光板と共に放電ガスを密封し、前記透光板より熱伝導率の高い素材からなる密封部材と、前記放電セル内に配置される蛍光体層とを備える。
前記密封部材は、前記電極埋め込み壁と熱伝導率が同一であるか高いことが望ましい。
ここで、前記密封部材は、アルミナ材料、Si、及びBeOからなる群のうち少なくとも一つを含む誘電体からなり、この場合、前記密封部材は、前記アルミナ材料、Si、及びBeOからなる群のうち少なくとも一つを20wt%(重量%)〜70wt%含有していることが望ましい。
一方、前記密封部材は、黒鉛の成分を含む誘電体からなることもある。
一方、前記密封部材は、前記電極埋め込み壁と同じ素材からなることが望ましいが、この場合、前記密封部材及び電極埋め込み壁は、一体に形成されたことが望ましい。
前記放電電極対は、互いに交差するように延びる第1放電電極及び第2放電電極を備えうる。
一方、前記放電電極対は、互いに平行に延びる第1放電電極及び第2放電電極を備え、前記放電セルごとに前記放電電極対と交差するように延びるアドレス電極をさらに備えてもよい。この場合、前記アドレス電極は、前記第1放電電極及び第2放電電極と一定のギャップを有し、前記誘電体層内に配置されることが望ましい。
一方、前記放電セルに対応する前記電極埋め込み壁の側面及び前記密封部材の上面を覆うように配置される保護層をさらに備えうる。
また、前記透光板は、前記放電セルごとに所定の深さを有するグルーブが形成され、前記グルーブ内に前記蛍光体層が配置されうる。
一方、本発明の第2実施の形態によるPDPは、画像を具現化する可視光が通過する透光板と、前記透光板の後方に配置されるものであって、放電セルの間を区画する複数の電極埋め込み壁と、前記電極埋め込み壁内で離隔配置されたものであって、前記放電セル内で放電を起こす放電電極対と、前記電極埋め込み壁の後方に配置されたものであって、前記透光板と共に放電ガスを密封し、前記透光板より熱伝導率の高い素材からなる密封部材と、前記密封部材と前記電極埋め込み壁との間に形成された誘電体層と、前記誘電体層に埋め込まれ、前記放電セルごとに前記放電電極対と交差する方向に延びたアドレス電極と、前記放電セル内に配置される蛍光体層とを備える。
前記密封部材は、前記誘電体層と熱伝導率が同一であるか高いことが望ましい。
一方、前記誘電体層及び電極埋め込み壁は、同じ素材からなることが望ましい。
また、前記放電セルに対応する前記電極埋め込み壁の側面及び前記誘電体層の上面を覆うように配置される保護層をさらに備えることを特徴とするPDPを備える。
一方、本発明の他の側面におけるプラズマディスプレイ装置は、前記のような構造のPDPと、前記密封部材の前記電極埋め込み壁が配置された方向の反対側に配置されて前記PDPを支持するシャーシとを備える。
本発明は、次のような効果を提供する。
第一に、可視光線の進行する光路上に配置される従来の構成要素である電極が電極埋め込み壁内に配置されることにより、前面基板に配置される構成要素が最小化し、この結果、可視光線の透過率が画期的に改善されて輝度を向上させると共に、外光が再び外部に反射されることを防止して明室コントラストを向上させる。
第二に、ITO以外の材料を電極形成の材料として使用することが可能となり、電極の製造コストを低減させ、PDPの大面積化を容易にする。さらに、高価なITOを使用しなくても良いので、PDPの製造コストを低減させる。
第三に、放電を放電セル全体で立体的に形成させ、前記前方放電電極と後方放電電極との離隔された距離を十分に増加させつつも駆動電圧の上昇を防止して、低い電圧でも多くの放電を起こすことができる。その結果、低電圧で駆動される集積回路チップを使用することが可能になって、PDPの製造コストを低減させる。
第四に、放電電極対またはアドレス電極で発生する熱が円滑に外部に放出することが可能になるので、放電セル内で温度が減少し、パネルで残像が生じないか、または減少する。
第五に、PDPが別途の背面基板を備えていないので、重量が減少し、コストが低減する。
第六に、PDPの隔壁と密封部材とを一体に形成することができるので、全体的な製造工程が容易になる。
以下、図面を参照して本発明によるPDPについて説明する。
(第1実施の形態)
図2は、本発明の望ましい第1実施の形態によるPDP200の部分分離斜視図であり、図3は、図2のIII−III線による断面図である。また、図4は、図2に示す放電セル230及び第1、第2放電電極260、270の概略的な配置図である。
図2及び図3を参照すれば、本発明の第1実施の形態によるPDP200は、透光板210、密封部材220、電極埋め込み壁214、放電電極対260、270、及び蛍光体層225を備える。
透光板210は、これを通じて画像を具現化する可視光線が通過する。したがって、前記透光板210は、光透過性に優れた素材から製造され、その一例として、ガラスを主成分とすることができる。但し、反射輝度を減少させることにより明室コントラストを向上させるために、透光板210を着色することもある。
密封部材220は、前記透光板210と互いに平行に離隔配置される。前記密封部材220は、前記透光板210と共に、放電ガスを密封させる機能を行う。
電極埋め込み壁214は、前記透光板210と密封部材220との間に配置されてこれらと共に放電セル230を区画し、隣接する放電セル230同士の電気的、光学的クロストークを防止する。また、前記電極埋め込み壁214は、その内部に配置された電極にパルス電圧が印加される場合、荷電粒子を誘導して放電に参加する壁電荷を誘導することによって、メモリ効果による駆動を可能にし、電極が放電時に加速する荷電粒子の衝突によって損傷されることを保護する役割を果たす。
一方、前記電極埋め込み壁214が、Pb、B、Si、Al、及びOなどのような元素を含むガラス成分から形成され、ここに必要に応じて、ZrO、TiO、及びAlのようなフィラーと、Cr、Cu、Co、Fe、TiOのような顔料とが含まれる誘電体から形成されることある。
本実施の形態において、電極埋め込み壁214が、円形の横断面を有する放電セル230を区画すると示されているが、これに限定されるものではない。すなわち、電極埋め込み壁214は、複数の放電セル230を区画することが可能であれば、多様なパターンになっても良く、例えば、放電セル230の横断面を円形以外に、三角形、四角形、五角形などの多角形、または楕円形に形成してもよい。また、電極埋め込み壁214は、放電セルをデルタやワッフル(格子)形状に区画するように形成されてもよい。
前記電極埋め込み壁の内部には、一つの放電セルごとに放電電極対260、270が形成される。該放電電極対260、270は、一般的に第1放電電極260及び第2放電電極270からなるが、これら第1放電電極260及び第2放電電極270は、対をなして放電セル230で放電を起こす。
特に、図4に示すように、各第1放電電極260は、前記放電セル230をそれぞれ取り囲む第1ループ部260a及び前記第1ループ部260aを連結する第1ループ連結部260bを備える。また、前記各第2放電電極270が、前記放電セル230をそれぞれ取り囲む第2ループ部270a及び前記第2ループ部270aを連結する第2ループ連結部270bを備える。
図4では、各第1、第2ループ部260a、270aは、円環状を有するが、これに限定されず、四角形などの多様な形状を有することが可能であり、望ましくは放電セル230の横断面と実質的に同じ形状を有する。
さらに、図2〜図4を参照すれば、本発明の第1実施の形態によるPDP200は、2電極構造を有することができる。すなわち、第1放電電極260と第2放電電極270とのうち一つは、走査及び維持電極の作用を行い、他の一つは、アドレス及び維持電極の作用を行う。
この場合、第1放電電極260の第1ループ部260aが第1方向(Y方向)に延びて形成され、第2放電電極270が、第1放電電極260が延びる第1方向(X方向)と交差する第2方向(Y方向)に沿って配置された放電セル230を取り囲んで延びる。また、この第1放電電極260及び2放電電極270が前記電極埋め込み壁214内で前記透光板210に垂直方向(Z方向)に離隔されて配置されうる。この時、前記第2放電電極270が前記第1放電電極260より前記透光板210に隣接するように配置されるが、本発明はこれに限定されるものではない。
一方、本発明は、2電極構造に限定されず、3電極構造を有しても良い。これについては後述する。
本発明によれば、図2〜図3に示すように、第1放電電極260及び第2放電電極270が直接的に可視光透過率を減少させる位置に配置されないため、アルミニウム、銅のような導電性金属から形成されることが可能である。したがって、長手方向への電圧降下が小さいので、安定した信号伝達が可能となる。
また、可視光が投射される透光板210には、図1に示すPDP100の基板101に存在した維持電極対106、107、前面誘電体層109、保護層111が存在しないため、可視光線の前方透過率が著しく向上する。したがって、本発明によるPDP200を従来の輝度レベルに画像を具現化する場合、第1、第2放電電極260、270を相対的に低い電圧で駆動することができる。
また、電極埋め込み壁214内に第1放電電極260及び第2放電電極270が埋め込まれていることから、電極埋め込み壁214は、隣接した第1放電電極260と第2放電電極270との直接通電と、陽イオンまたは電子が第1、第2放電電極260、270に直接衝突して第1、第2放電電極260、270を損傷させることを防止しつつも、電荷を誘導して壁電荷を蓄積できる、誘電体から形成されることが望ましい。
一方、密封部材220は、前記透光板210より優れた熱伝導率を有する。すなわち、透光板210が可視光線を良好に通過させるために、一般的にSiO、PhO、biなどのガラス系列の素材からなる。したがって、前記密封部材220は、SiO、PhO、biなどのガラス系列の素材より優れた熱伝導率を有する素材からなる。
これによって、放電電極対260、270から発生して電極埋め込み壁214を通過した熱が、一般的に透光板210と同じ材料から形成された従来のPDPに備えられた背面基板115より熱伝達特性に優れた密封部材220に円滑に伝導できることによって、放電セル230内で温度が減少する。したがって、放電セル230内の高熱によって発生する残像が発生しないか、減少する。
この場合、前記密封部材は、アルミナ材料、Si、及びBeOからなる群のうち少なくとも一つを含む誘電体からなることが望ましい。ここで、アルミナ材料とは、Al、AiNのようなAl含有素材をいう。これは、表1に示すようにアルミナ材料、Si、及びBeO素材がSiO、PhO、biなどのガラス系列素材に比べて熱伝導率に優れているからである。
Figure 2007134323
この場合、密封部材220が、前記アルミナ材料、Si、及びBeOからなる群のうち少なくとも一つを20wt%〜70wt%含有していることが望ましいが、これは、前記密封部材220が前記素材を20wt%未満に含有する場合、熱伝導率があまり向上せず、前記密封部材220が前記素材を70wt%を超過して含有する場合、焼成温度が過度に高くなるためである。
一方、前記密封部材220は、黒鉛の成分を含む誘電体からなってもよい。
さらに望ましくは、前記密封部材220が、前記電極埋め込み壁214と同一であるか高い熱伝導率を有することが望ましい。すなわち、前記電極埋め込み壁214が、Pb、B、Si、Al、及びOのような元素を含むガラス成分から形成され、ここに必要に応じて、ZrO、TiO、及びAlのようなフィラーと、Cr、Cu、Co、Fe、TiOのような顔料とが含まれる誘電体から形成されることが可能であり、密封部材220が前記素材と同一であるか高い熱伝導率を有する素材からなることが望ましい。
この場合、前記密封部材220は、前記電極埋め込み壁214と同じ熱伝導率を有する同じ素材からなりうる。この場合、前記密封部材220と電極埋め込み壁214とが一体に形成されることができ、これによって、製造工程を減らすことができる。
一方、電極埋め込み壁214の側面と、放電セル230に露出される密封部材220上には、保護層215が形成されうる。前記保護層215は、プラズマ粒子のスパッタリングにより誘電体から形成された電極埋め込み壁214と第1、第2放電電極260、270との損傷を防止し、二次電子を放出して放電電圧を下げる役割を行う。保護層215は、電極埋め込み壁の側面に酸化マグネシウム(MgO)を所定の厚さに塗布することによって形成されうる。
各放電セル230を対向する透光板210上には、所定の深さを有するように第1グルーブ210aが形成されうる。前記グルーブ210aは、各放電セル230ごとに不連続的に形成されており、前記グルーブ210a内に蛍光体層225が配置されている。但し、蛍光体層225の配置位置は、前述した位置に限定されずに多様な位置に配置されてもよい。例えば、蛍光体層225が、保護層215が形成されていない電極埋め込み壁の側面に配置されてもよい。
このような蛍光体層225は、紫外線を受けて可視光線を発生させる成分を有するが、赤色発光放電セルに形成された蛍光体層はY(V,P)O:Euのような蛍光体を含み、緑色発光放電セルに形成された蛍光体層はZnSiO:Mn、YBO:Tbのような蛍光体を含み、青色発光放電セルに形成された蛍光体層はBAM:Euのような蛍光体を含む。
前記放電セル230内には、Ne、Xeなど及びこれらの混合ガスのような放電ガスが封入される。本実施の形態の場合、放電面が増加し、かつ放電領域が拡大して、形成されるプラズマの量が増加するので、低電圧駆動が可能となる。したがって、高濃度Xeガスを放電ガスとして使用しても、低電圧駆動が可能となることから、発光効率を画期的に向上させることができる。これにより、従来のPDPで高濃度Xeガスを放電ガスとして使用する場合に低電圧駆動の困難であった問題点が解決される。
以下では、図5を参照して、前記PDP200を製造する方法について詳細に説明する。
まず、実質的に平坦な透光板210を準備する。前記平坦な透光板をエッチングまたはサンドブラストすることで、それぞれグルーブ210aを形成して図5に示す透光板210を形成する。その後、蛍光体層用のペーストをグルーブ210a内にそれぞれ塗布し、乾燥及び焼成して蛍光体層225を形成する。
また、前記の工程と同時に、密封部材及び電極埋め込み壁シート形成工程を行う。ここで、電極埋め込み壁シートは、電極埋め込み壁214、第1、第2放電電極260、270及び保護層215が一体化した部材を意味する。
まず、密封部材用シートL1を準備する。そして、前記密封部材用シートL1上には電極埋め込み壁の形成のための誘電体シートが積層される。
そして、前記密封部材用シートL1上には、電極埋め込み壁214の形成のための誘電体シートが積層されるが、これについて詳細に説明すれば、次の通りである。第1誘電体シートL2を準備する。前記第1誘電体シートL2上に第1放電電極260がパターン形成されている第2誘電体シートL3を積層する。そして、第2誘電体シートL3上には、再び第3誘電体シートL4を積層し、前記第3誘電体シートL4上には、第2放電電極270がパターン形成されている第4誘電体シートL5を積層する。その後、第4誘電体シートL4上に第5誘電体シートL6を積層する。前記のように、第1、第2、第3、第4、第5誘電体シートL2、L3、L4、L5、L6が積層された後には、放電セル230が配列される位置にパンチング工程を行って、放電セル230のための放電空間を形成する。この場合、前記のようにパンチングした後には、密封部材用シートL1上に積層された第1、第2、第3、第4、第5誘電体シートL2、L3、L4、L5、L6を配置し、その後、乾燥及び焼成工程を通じて電極埋め込み壁214と密封部材220とを一体化することができる。
その後、MgOをスパッタリングして保護層215を形成する。前記の説明において各シートL1、L2、L3、L4、L5、L6は、それぞれ単一シートであると説明されているが、本発明はこれに限定されず、各シートが複数層の構造を有してもよい。
その後、透光板210と密封部材220とをアライン配置し、フリットなどを利用して封着工程を行う。その後、排気/放電ガス注入工程を連続的に行ってPDPを製造する。排気/放電ガス注入工程後にエージングなどの多様な後処理工程を行うことができる。
前記のように、本発明によるPDP200は、電極埋め込み壁214と密封部材220とを一体に形成することができ、工程が類似した段階に細分されて行えるので、製造が非常に容易になるという長所を有する。
前記のような構成を有する本発明の一実施の形態によるPDP200の駆動方法は、次の通りである。
まず、第1放電電極260と第2放電電極270との間にアドレス放電が起こり、このアドレス放電の結果として、維持放電が起こる放電セル230が選択される。その後、前記選択された放電セル230の第1放電電極260と第2放電電極270との間に交流である維持電圧が印加されれば、第1放電電極260と第2放電電極270との間に維持放電が起こる。この維持放電によって励起された放電ガスのエネルギー準位が低くなりつつ紫外線が放出される。そして、この紫外線が蛍光体層225を励起させるが、この励起された蛍光体層225のエネルギー準位が低くなるにつれて可視光が放出され、該放出された可視光が画像を構成する。
従来のPDP100においては、維持電極106、107間の維持放電が水平方向に発生して放電面積が相対的に狭い。しかし、本実施の形態によるPDP200の維持放電は、放電セル230を限定するあらゆる側面で発生するだけでなく、放電面積が相対的に広いという長所がある。
また、本実施の形態における維持放電は、放電セル230の側面に沿って閉曲線に形成されてから順次に放電セル230の中央部に拡散する。これによって、維持放電が起こる領域の体積が増加し、また、従来にはほとんど使用していなかった放電セル内の空間電荷も発光に寄与するようになる。このような事項は、PDPの発光効率の向上という結果となる。特に、本実施の形態において、放電セル230の横断面が円形であるので、放電セル230のあらゆる側面で維持放電が均一に発生するという長所を有する。
また、維持放電が放電セル230の中心部でのみ発生するので、従来のPDP100の問題点であって荷電粒子による蛍光体のイオンスパッタリングが防止され、その結果、同じ画像を長時間表示しても永久残像が生じないという長所がある。
また、維持放電時に前記第1、第2放電電極260、270に電圧が印加されることによって発生する高熱が、電極埋め込み壁214及び密封部材220を通過して外部に円滑に放出できることによって、パネル温度が低くなりかつ残像が改善される。
本発明による第1実施の形態の変形例として、3電極構造のPDPの一例が図6及び図7に示されている。この場合、前述した実施の形態と同じ参照番号は同じ部材を示す。本発明に適用された3電極構造とは、第1放電電極360及び第2放電電極370と共にアドレス電極380が電極埋め込み壁214内に配置されたことを意味する。
これについて詳細に説明すれば、第1放電電極360と第2放電電極370とが対をなして放電セル330で放電を起こし、互いに平行に延びる。各第1放電電極360は、第1方向(X方向)に配置された放電セル330をそれぞれ取り囲む第1ループ部360aと、前記第1ループ部360aを連結する第1ループ連結部360bとを備え、各第2放電電極370も第1方向(X方向)に配置された放電セル330をそれぞれ取り囲む第1ループ部370aと、前記第1ループ部370aを連結する第1ループ連結部370bとを備える。
また、第1放電電極360及び第2放電電極370が延びる方向と交差するように延びるアドレス電極350が配置されている。アドレス電極350は、前記電極埋め込み壁内で前記第1、第2放電電極360、370と透光板210に垂直方向(Z方向)に離隔して配置されている。各アドレス電極350は、各放電セル330を取り囲む第3ループ部350aと、前記第3ループ部350aを連結する第3ループ連結部350bとを備える。
本実施の形態では、アドレス放電電圧を下げるために、透光板210の垂直方向を基準として第2放電電極370、アドレス電極350、第1放電電極360が順次に配置されている。しかし、本発明はこれに限定されず、アドレス電極350が透光板210に最も近く配置されるか、または最も遠く配置されてもよく、アドレス電極350が密封部材220内に形成されてもよい。
前記アドレス電極350は、第1放電電極360と第2放電電極370間の維持放電をより容易にするためのアドレス放電を起こすためのものであって、さらに具体的には、維持放電の開始電圧を下げる役割を行う。アドレス放電は、走査電極とアドレス電極との間に起こる放電であって、アドレス放電が終了すれば、走査電極側に陽イオンが蓄積され、共通電極側に電子が蓄積されることで、走査電極と共通電極との間の維持放電がさらに容易になる。本実施の形態では、第1放電電極360が走査電極として作用し、第2放電電極370が共通電極として作用するが、本発明はこれに限定されるものではない。
(第2実施の形態)
図8は、本発明の望ましい第2実施の形態によるPDP400の部分分離斜視図であり、図9は、図8のIX−IX線による断面図である。
第2実施の形態によるPDP400は、透光板410、密封部材420、電極埋め込み壁414、第1放電電極460、第2放電電極470、誘電体層424と、アドレス電極480、蛍光体層425を備える。加えて、本発明は、保護層415をさらに備えることもある。
本発明の第2実施の形態によるPDP400が第1実施の形態と異なる点は、前記密封部材420と前記電極埋め込み壁414との間に誘電体層424が配置され、その誘電体層424にアドレス電極480が埋め込まれるという点である。
この場合、対をなす第1放電電極460及び第2放電電極470は、本発明の第1実施の形態と同様に面放電構造を有するか、または対向放電構造を有することができる。以下では、誘電体層424と共に対向放電構造を中心に第2実施の形態を説明する。
透光板410は、一般的にガラスを主成分とする光透過性に優れた素材から製造される。但し、反射輝度を減少させることによって明室コントラストを向上させるために、透光板410を着色することもある。
図8及び図9を参照すれば、透光板410上には、前記放電セル430を区画し、隣接する放電セル430同士の電気的、光学的クロストークを防止するために配置される電極埋め込み壁414が示されている。本実施の形態において、電極埋め込み壁414は、四角形の横断面を有する放電セル430を区画すると示されているが、本発明はこれに限定されるものではない。
前記電極埋め込み壁414の後方には、前記放電セル430を密封するように密封部材420が配置されている。この場合、前記電極埋め込み壁414と前記密封部材420との間に誘電体層424が形成される。この場合、前記誘電体層424は、前記電極埋め込み壁414の下側面と密着して形成されることが望ましい。前記誘電体層424は、多様な素材を利用して形成することが可能であり、望ましくは、誘電体を利用して形成される。また、誘電体層424は、電極埋め込み壁414と同じ素材で一体に形成されることが製造において望ましい。
この場合、前記密封部材420は、透光層410より優れた熱伝導率を有することが望ましい。ここで前記密封部材420は、アルミナ材料、Si、及びBeOからなる群のうち少なくとも一つを含む誘電体からなることができ、この場合、前記密封部材420は、前記アルミナ材料、Si、及びBeOからなる群のうち少なくとも一つを20wt%〜70wt%含有していることが望ましい。一方、前記密封部材420が、黒鉛の成分を含む誘電体からなることもある。これについては、本発明の第1実施の形態に説明した内容と同一なので、詳細な説明を省略する。
また、前記密封部材420は、誘電体層424と熱伝導率が同一であるか、前記誘電体層424より熱伝導性に優れた素材からなることが望ましく、これによって、放電電極対460、470及びアドレス電極480に発生した高熱が誘電体層424及び密封部材420を通過して外部に円滑に放出する。
前記第1放電電極460及び第2放電電極470は、電極埋め込み壁414の内部に配置されている。第1放電電極460は、第2放電電極470と対をなして放電セル430で放電を起こす。各第1放電電極460及び第2放電電極470は、第1方向(図8ではY方向)に延びて形成され、放電セル430の中心に向かって互いに対向するように配置される。このように、前記第1放電電極460と第2放電電極470とが対向放電構造を有するので、放電セル430内で放電が均一に発生するという長所を有する。
誘電体層424内には、前記第1放電電極460及び第2放電電極470と交差する第2方向(図8ではX方向)に延びるアドレス電極480が配置されている。本実施の形態において、アドレス電極480は、誘電体から形成された誘電体層424内に配置されるので、放電による損傷が防止される。なお、第1放電電極460は走査電極の機能を行い、第2放電電極470は共通電極の機能を行うが、本発明はこれに限定されるものではない。
電極埋め込み壁414内に第1放電電極460及び第2放電電極470が埋め込まれているので、電極埋め込み壁414は、隣接した第1放電電極460と第2放電電極470との直接通電と、陽イオンまたは電子が第1、第2放電電極460、470に直接衝突して第1、第2放電電極460、470を損傷させることを防止すると共に、電荷を誘導して壁電荷を蓄積することができる誘電体から形成されることが望ましい。
電極埋め込み壁414の側面と放電セル430に露出される誘電体層424上には、保護層415が形成されている。保護層415は、電極埋め込み壁414の側面に酸化マグネシウム(MgO)を所定の厚さに塗布することによって形成されうる。
各放電セル430を対向する透光板410上には、所定の深さを有するように第1グルーブ410aが形成されている。グルーブ410aは、各放電セル430ごとに不連続的に形成されており、前記グルーブ410a内に蛍光体層425が配置されている。このような蛍光体層425に対する詳細な事項は、前述した第1実施の形態に詳細に記載されているので、ここでは省略する。
前記放電セル430内には、Ne、Xe及びこれらの混合ガスのような放電ガスが封入される。
第2実施の形態によるPDP400を製造する方法は、前述した第1実施の形態と同様であるので、ここでは省略する。
前記のような構成を有する本発明の第2実施の形態によるPDP400の駆動方法は、次の通りである。
まず、第1放電電極460とアドレス電極480との間にアドレス放電が発生し、該アドレス放電の結果として維持放電が起こる放電セル430が選択される。その後、前記選択された放電セル430の第1放電電極460と第2放電電極470との間に交流である維持電圧が印加されれば、第1放電電極460と第2放電電極470との間に維持放電が起こる。この維持放電によって励起された放電ガスのエネルギー準位が低くなりつつ紫外線が放出される。そして、この紫外線が蛍光体層425を励起させるが、この励起された蛍光体層425のエネルギー準位が低くなるにつれて可視光が放出され、この放出された可視光が画像を構成するようになる。
(第3実施の形態)
図10は、本発明の他の側面で望ましい実施の形態によるプラズマディスプレイ装置1000の断面図である。前記プラズマディスプレイ装置1000は、第1実施の形態及び第2実施の形態によるPDP200、400と前記PDPの密封部材220、420の背面に配置されるシャーシ500とを備える。
以下では、図10に示すように、説明の便宜上、本発明の第1実施の形態によるPDPとこれに結合されたシャーシの構造を説明する。
シャーシ500は、PDP200から伝えられる熱を放熱し、PDP200を構造的に支持する機能を果たす。また、シャーシ500の一側には、PDP200を駆動するための駆動部(図示せず)が配置されることもある。
図10を参照すれば、一般的なプラズマディスプレイ装置とは異なって、別途の背面基板が不要なため、全体的な重量が減少するだけでなく、コストが低減する。また、製造方法も容易である長所を有する。
図10には、PDP200とシャーシ500とが直接的に接触するように示されているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、PDP200から発生する熱を拡散したり、シャーシ500に伝達するために、密封部材220とシャーシとの間に熱伝導シートが介在されることもある。また、PDP200とシャーシとの機械的な固定力を増加させるために、両面テープなどの接着部材がシャーシ500と密封部材220との間に介在されることもある。
本発明は、図面に示された実施の形態を参考に説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これより多様な変形及び均等な他の実施の形態が可能であるという点を理解できるであろう。したがって、本発明の真の技術的な保護範囲は、特許請求の範囲によって決定されなければならない。
本発明は、PDP関連の技術分野に好適に用いられる。
従来の一般的なPDPの分離斜視図である。 本発明の第1実施の形態によるPDPの部分分離斜視図である。 図2のIII−III線による断面図である。 図2に示す放電セル及び第1、第2放電電極の概略的な配置図である。 図2に示すPDPの製造方法を概略的に示す断面図である。 PDPが3電極構造を有する状態を示す断面図である。 図6に示す放電セル、第1、第2放電電極、及びアドレス電極を示す配置図である。 本発明の第2実施の形態によるPDPの部分分離斜視図である。 図8のIX−IX線による断面図である。 本発明の望ましい第3実施の形態によるプラズマディスプレイ装置の断面図である。
符号の説明
200、400 PDP
210、410 透光板
210a、410a グルーブ
214、414 電極埋め込み壁
220、420 密封部材
225、425 蛍光体層
230、430 放電セル
260、360、460 第1放電電極
270、370、470 第2放電電極
380、480 アドレス電極
424 誘電体層
500 シャーシ
1000 プラズマディスプレイ装置

Claims (24)

  1. 画像を具現化する可視光が通過する透光板と、
    前記透光板の後方に配置されるものであって、放電セルの間を区画する複数の電極埋め込み壁と、
    前記電極埋め込み壁内で離隔配置されたものであって、前記放電セル内で放電を起こす放電電極対と、
    前記電極埋め込み壁の後方に配置されたものであって、前記透光板と共に放電ガスを密封し、前記透光板より熱伝導率の高い素材からなる密封部材と、
    前記放電セル内に配置される蛍光体層を備えるプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記密封部材は、前記電極埋め込み壁と熱伝導率が同一であるかより高いことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記密封部材は、アルミナ材料、Si、及びBeOからなる群のうち少なくとも一つを含む誘電体からなることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記密封部材は、前記アルミナ材料、Si、及びBeOからなる群のうち少なくとも一つを20wt%〜70wt%含有していることを特徴とする請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記密封部材は、黒鉛の成分を含む誘電体からなることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記密封部材は、前記電極埋め込み壁と同じ素材からなることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記密封部材及び電極埋め込み壁は一体に形成されたことを特徴とする請求項6に記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記放電電極対は、互いに交差するように延びる第1放電電極及び第2放電電極を備えることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 前記放電電極対は、互いに平行に延びる第1放電電極及び第2放電電極を備え、
    前記放電セルごとに前記放電電極対と交差するように延びるアドレス電極をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 前記アドレス電極は、前記第1放電電極及び第2放電電極と一定のギャップを有し、前記誘電体層内に配置されることを特徴とする請求項9に記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 前記放電セルに対応する前記電極埋め込み壁の側面及び前記密封部材の上面を覆うように配置される保護層をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載のプラズマディスプレイパネル。
  12. 前記透光板は、前記放電セルごとに所定の深さを有するグルーブが形成され、前記グルーブ内に前記蛍光体層が配置されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  13. 前記電極埋め込み壁の側面を覆うように配置される保護層をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  14. 画像を具現化する可視光が通過する透光板と、
    前記透光板の後方に配置されるものであって、放電セルの間を区画する複数の電極埋め込み壁と、
    前記電極埋め込み壁内で離隔配置されたものであって、前記放電セル内で放電を起こす放電電極対と、
    前記電極埋め込み壁の後方に配置されたものであって、前記透光板と共に放電ガスを密封し、前記透光板より熱伝導率の高い素材からなる密封部材と、
    前記密封部材と前記電極埋め込み壁との間に形成された誘電体層と、
    前記誘電体層に埋め込まれ、前記放電セルごとに前記放電電極対と交差する方向に延びたアドレス電極と、
    前記放電セル内に配置される蛍光体層と、を備えるプラズマディスプレイパネル。
  15. 前記密封部材は、前記誘電体層と熱伝導率が同一であるかより高いことを特徴とする請求項14に記載のプラズマディスプレイパネル。
  16. 前記密封部材は、アルミナ材料、Si、及びBeOからなる群のうち少なくとも一つを含む誘電体からなることを特徴とする請求項14に記載のプラズマディスプレイパネル。
  17. 前記密封部材は、前記アルミナ材料、Si、及びBeOからなる群のうち少なくとも一つを20wt%〜70wt%含有していることを特徴とする請求項16に記載のプラズマディスプレイパネル。
  18. 前記密封部材は、黒鉛の成分を含む誘電体からなることを特徴とする請求項14に記載のプラズマディスプレイパネル。
  19. 前記誘電体層及び電極埋め込み壁は、同じ素材からなることを特徴とする請求項14に記載のプラズマディスプレイパネル。
  20. 前記透光板は、前記放電セルごとに所定の深さを有するグルーブが形成され、前記グルーブ内に前記蛍光体層が配置されることを特徴とする請求項14に記載のプラズマディスプレイパネル。
  21. 前記放電セルに対応する前記電極埋め込み壁の側面及び前記誘電体層の上面を覆うように配置される保護層をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載のプラズマディスプレイパネル。
  22. 画像を具現化する可視光が通過する透光板と、前記透光板の後方に配置されるものであって、放電セルの間を区画する複数の電極埋め込み壁と、前記電極埋め込み壁内で離隔配置されたものであって、前記放電セル内で放電を起こす放電電極対と、前記電極埋め込み壁の後方に配置されたものであって、前記透光板と共に放電ガスを密封し、前記透光板より熱伝導率の高い素材からなる密封部材と、前記放電セル内に配置される蛍光体層と、を備えるプラズマディスプレイパネルと、
    前記密封部材の前記電極埋め込み壁が配置された方向の反対側に配置されて、前記プラズマディスプレイパネルを支持するシャーシと、を備えるプラズマディスプレイ装置。
  23. 前記密封部材とシャーシとの間には、これらを結合する結合部材が介在していることを特徴とする請求項22に記載のプラズマディスプレイ装置。
  24. 前記密封部材とシャーシとの間の結合部材の配置されていない領域には、熱伝導シートが介在していることを特徴とする請求項23に記載のプラズマディスプレイ装置。
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