JPS61101526A - 硬化型樹脂組成物 - Google Patents

硬化型樹脂組成物

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JPS61101526A
JPS61101526A JP22252384A JP22252384A JPS61101526A JP S61101526 A JPS61101526 A JP S61101526A JP 22252384 A JP22252384 A JP 22252384A JP 22252384 A JP22252384 A JP 22252384A JP S61101526 A JPS61101526 A JP S61101526A
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meth
epoxy
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acrylate
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Junichi Sakamoto
淳一 坂本
Hideo Miyake
英男 三宅
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は硬化型樹脂組成物に関するものであシ。
さらに詳しぐは、紫外線などの活性光faKより一次硬
化する反応と次いで加熱による完全硬化する反応とを併
用することKよシ、透明性および高温下での耐変色性、
接着性、耐水性、電気絶縁性などの諸性能に優れた硬化
型樹脂組成物に関する−のである。
(従来の技術) 近年、省資源、無公害、安全性などの社会的要請に伴い
、いわゆる無溶刺型樹脂である紫外線硬化型樹脂の開発
が活発に進められてきた。しかしながら、一般に紫外線
硬化型樹脂には、紫外線が照射されにくい部分や紫外線
の到達が不十分となる厚膜部分などは完全に硬化させる
ことができないという致命的な欠陥がある。
その改良方法として、紫外線硬化と有機過酸化物による
熱便化を併用した公知の方法がある。この方法では、ま
ず紫外線硬化により樹脂の流動性を失わせ1次いで有機
過酸化物による熱硬化・によシ完全硬化させるものであ
υ1紫外線硬化型塗料などに応用されている。しかし、
この方法には通常有機過酸化物を使用するため、1)保
存安定性が悪い、2)接着環が劣る1、3)熱硬化時、
7樹脂が発泡し易い、 4)空気中の酸素によシ硬化が
阻害されるなどの多くの欠点がある。
このような従来の紫外線硬化型樹脂の欠@を解決するた
めエポキシ化合物と分子内にカルボキシル基を有する光
重合性化合物を含有する光重合性化合物からなる硬化型
樹脂組成物であれば、前記した従来の紫外線硬化型樹脂
の欠陥が解決さ、れる事が既に提案されている(特開昭
59743015号)。
(発明の解決しようとする問題点) この硬化型樹脂組成物は、従来の紫外線硬化型樹脂に比
較して肉厚部分の硬化性や各種基材との密着性において
非常に優れたものであるが、高温下で長時間空気中に放
置した場合、硬化物が黄褐色に着色し易いという改良点
を残していることが判明した。
(問題点を解決する九めの手段) そこで本発明者らは高温下で長時間空気中に放置した場
合であっても殆んど着色がみられず、併せて接着性、耐
水性、電気絶縁性などの諸性能を保持した堰化型樹脂組
成物を得るべく鋭意研究を重ねた結果、特定の有機リン
化合物類を添加することにより、高温下で長時間空気中
に&1!した場合であっても殆んど着色がみられない硬
化型樹脂組成物が得られることを見出し1本発明に到達
した。
すなわち、′本発明は分子内に少なくとも2個のエポキ
シ基を有するエポキシ化合物(A)1分子内に力〜ボキ
y/L/基を有する光重合性化合物(B) tたは該化
合物(B)と坤の光重合性化合物(C)との混合物およ
び下記の一般式(1)で示されるりン化合物(D) t
−含有することを特徴とする硬化型樹脂組成物である。
(式中& Rt* Rz* Rsはそれぞれ水素原子ま
たはア、 ルキル基、置換ア〜キ〜基、アリ−/I/i
&s vl換アリ−〃基を示す。) 本発明で使用する分子内に少なくとも2個のエポ岑シ基
を有するエポキシ化合物(A) iは、エポキシ当量が
100〜4000.  好ましくは100〜1000の
ものである。     ゛ 代表的な化合物としては、ビス−フェノ−/I/A。
ビスフェノ−1vp 、ハロゲン化ビスフェノ−A/A
などのジグリシジルエーテルであるビ′スフエノール型
エポキシ樹脂やフェノールノボラック、クレゾールノボ
ラックなどのポリグリシジルエーテルであるノボフック
型エポキシ樹脂を代表とする2価以上の多価フェノール
類のポリグリシジルエーテル類、エチレングリコ−A/
、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコ−/’%
 L4−ブタンジオール、1.6−ヘキサンジオール、
トリメチロ−〜プロパンなどの2価以上の多価アルコー
ル類のポリグリシジルエーテル類などがある。これらの
エポキシ化合物は単独にまたは2種以上併用して使用す
ることができる。
t″fi:、、アリルグリシジルエーテル、フエ二〜グ
リシジ〜エーテルなどの分子内にエポキシ基金1似有す
るエポキシ化合物を併用して使用することもできる。
これらの分子内に少なくとも2個のエポキシ基を有する
エポキシ化合物の中で好ましい主ポキシ化合物としては
、ビスフエノーー人型エポーシ化合物、フェノールノボ
ラック型ポリエポキシ化合物、りVゾニszノボラック
型ポリエポキシ化合iなどがあげられる。
本発明で使用する分子内に1個以上のカルボキシル基を
有する光重合性化合物(B)としては6例えば、(1)
アレリル酸、メタ表り、−酸、イタ・ン酸、クロトン酸
、フマル酸などの不飽和カルボン酸系化合物類や(禦)
次の一般式(I[)で表わされる化合物がある。
(式中、和は水素又はメチル基を示し% R2およびR
3は各々脂肪族、芳香族、指環iの残基を示し、  ′
Aはエステル結合を表わし1mおよびnは各々1〜3め
正の整数を示す。) −・般式(I[)において、R2は炭素原子数2〜10
である2〜4価の炭化水素基ま九はヒドロキシN基含有
炭化水素基であることが好ましく、R3は炭素原子数2
〜10である2〜4価の脂肪族多塩基酸残基、炭素原子
数6〜15である2〜4価の芳香族多塩基酸残基または
炭素原子数6〜10である2〜4価の指環族多塩基酸残
基であることが好ましい。
一般式(I[)で表わされる化合物としては1例えば次
のような化合物がある。
mxl、n=1の化合物としては1例えば、コハク酸モ
ノ(メタ)アクリロイルオキシエチルエステlv(アク
リロイルオキシエチルエステルおよびメタクリロイμオ
キシエチ〜エステA/l−示す。
以下同様に略記する。)、フタル酸モノ(メタ)アクリ
ロイルオキシエチルエステル、マレイン酸モノ(メタ)
アクリロイルオキンエチルエステ/I/%テトラハイド
ロフタル酸モノ(メタ)アクリロイルオキシエチルエス
テ/L/、ヘキサハイドロフ・タル酸モノ(メタ)アク
リロイルオキシエチルエステ〃、エンド−ビシクロ(2
・2・1)−5−ヘプテン−2,3−ジカルボン酸モノ
(メタ)アクリロイルオキシエチルエステル、テトラハ
イドロフタル酸モノ−2−(メタ)アクリロイルオキシ
−1−(フェノキンメチル)エチルエステル、フタル酸
モノ−2−とドロキシ−3−(メタ)アクリロイルオキ
シプロピルエステ/I/、コハク酸モノー2−ヒドロキ
V−3−(メタ)アクリロイルオキシエチルエステルな
どがある。
m ” 1 h n −2の化合物としては1例えば、
トリメリット酸モノ−2−(メタ)アクリロイルオキシ
エチルエステルなどがある。m=1.n=3の化合物と
しては、例えば、ピロメリット酸モノ−2−(メタ)ア
クリロイルオキシエチルエステルなどがある。
mz2s n=1の化合物としては1例えば、フタル酸
モノ−(2,3−ビス(メタ)アクリロイルオキシイソ
プロピル〕エステ/I/、メチルテトラハイドロフタル
酸モノ−(2,3−ビス(メタ)アクリロイルオキVイ
ソプロピル〕エステ11/、テトラハイドロフタル酸モ
ノ−(2,3−ビス(メタ)アクリロイルオキフイソブ
ロビル〕エステ/I/、コハク酸モノ−(2,3−ビス
(メタ)アクリロイルオキンイソプロピル〕エステルな
どがある。
m=2−、n=2の化合物としては1例えば、トリメリ
ツliノー(4,5−ビス(メタ)アクリロイルオキシ
ネオペンチ〃〕エステル、トリメリット酸モノ−[3,
4−ビス(メタ)アクリロイルオキシイソブチ〜〕エス
テ〃などがある。
mx3sn=2の化合物としては、例えば、トリメリッ
ト酸モノ−(3,4,5−)リス(メタ)アクリロイル
オキシネオペンチル〕エステルナE−1)Zある。
(1=3.n=3の化合物としては1例えば、ピロメリ
ット酸モノ−(3,4,5−)リス(メタ)アクリロイ
ルオキシネオペンチル〕エステルなどがある。
光重合性化合物(B)としては、前述の化合物の中で、
特に(1)のものが好ましい。これら5の分子内にカル
ボキシル基を有する光重合性化合物(B)は単独にまた
は2種以上併用して、または後記する他の光重合性化合
物(C)の1種または2種以上と併用して使用される。
本発明で使用する光重合性化合物(B+C)中に占める
分子内に1個以上のカルボキシル基を含有する光重合性
化合物(B)の配合量は10〜100重量−である。そ
の配合量が10重量%未満の場合は、得られる樹脂組成
物の硬化性が著しく劣る。
本発明で使用する光重合性化合物(C)とは分子内に1
個以上の光重合性二重結合を有する光重合可能な化合物
である。
分子内に1個の光重合性二重結合を有する光重合可能な
化合物としては、例えば、(1)メチル(メタ)アクリ
レート、エチlv(メタ)アクリレート、n−およびi
−プロピ/L/(メタ)アクリレート、yl−1see
−およびt−ブチ/L/(メタ)アクリレート、2−エ
チルへキシA/(メタ)アクリレート、ラウリlv(メ
タ)アクリレート、などのアルキA/(メタ)アクリレ
ート類、2−ヒドロキシエチ/L/(メタ)アクリレー
トなどのヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類、
あるいはポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート、ポリフロピレンゲリコールモノ(メタ)アクリレ
ートなどのポリオキシアルキレングリコ−〜モノ(メタ
)アクリレート類、テトラヒドロフルフリ/l/(メタ
)アクリレートなどの複素環含有(メタ)アクリレート
類、ジメチルアミノエチA/(メタ)アクリレート、ジ
′エチルアミノエチ/L/(メタ)アクリレートなどの
アミノアルキル(メタ)アクリレート類、  (1)ビ
スフェノ−A/Aのエチレンオキシドおよびプロピレン
オキシド付加物などのビスフェノールAのアルキレンオ
キシド付加物のモノ(メタ)アクリレ−)類、  (I
II)ジイソシアネート化合物と1個以上のアルコール
性水酸基含有化合物を予め反応させて得られる末端イソ
ンアネート基含有化合物に、さらにアルコール性水酸基
含有(メタ)アクリレートit−反応させて得られる分
子内に1個の(メタ)アクリロイルオキシ基含有するウ
レタン変性モノ(メタ)アクリレートM。
(IV)分子内に1個以上のエポキシ基を有する化合物
にアクリル酸またはメタクリル酸t−I!応させて得ら
れるエポキシモノ(メタ)アクリレート類。
および(V)カルボン酸成分としてアクリル酸またはメ
タクリル酸および多価カルボン酸とアルコール成分とし
て2価以上の多価アルコールとを反応させて得られるオ
リゴエステルモノ(メタ)アクリレート類などがある。
分子内に2個の光重合性二重結合を有する光゛重合可能
な化合物としては1例えば、(1)エチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、l、4−ブタンジオールジ(メタ)
アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アク
リレート、1,6−ヘキサンシオールジ(メタ)アクリ
レートなどのアルキレングリコ−〃ジ(メタ)アクリレ
ート類。
ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート。
トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート。
ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート。
ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート。
ポリプロピレングリコ−〜ジ(メタ)アクリレートなど
のポリオキシアルキレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート類、(J)ビスフェノ−A/Aのエチレンオキシド
およびプロピレンオキシド付加物などのビスフェノ−/
L/Aのアルキレンオキシド付加物のジ(メタ)アクリ
レート類、(1)ジイソシアネート化合物と2個以上の
アルコール性水酸基含有化合物を予め反応させて得られ
る末端イソシアネート基含有化合物に、さらにアルコー
ル性水酸基含有(メタ)アクリレート類を反応させて得
られる分子内に2個の(メタ)アクリロイルオキシ基含
有するウレタン変性ジ(メタ)アクリレート類、(1v
)分子内に2個以上のエポキシ基を有する化合物にアク
リル酸または/およびメタクリル酸を反応させて得られ
るエポキシジ(メタ)アクリレート類、(■)カルボン
酸成分としてアクリル酸またはメタクリル酸および多価
カルボン酸とアルコール成分として2価以上の多価アル
コールとt−反応させて得られるオリゴエステルジ(メ
タ)アクリレート類などがある。
分子内に3個以上の光重合性二重結合を有する光重合可
能な化合物としては1例えば5(1)iJメチロールプ
ロパントリ(メタ)アクリレート。
トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート。
ペンタエリスリトールテトラ(メタコアクリレートなど
の3価以上の脂肪族多価アルコールのポリ(メタ)アク
リレート類、0)ジイソシアネート化合物と3個以上の
アルコール性水酸基含有化合物を予め反応させて得られ
る末端イソシアネート基含有化合物に、さらにアルコー
ル性水酸基含有(メタ)アクリレートを反応させて得ら
れる分子内に3個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基
を有スるウレタン変性ポリ(メタ)アクリレートM。
(lit)分子内に3個以上のエポキシ基を有する化合
物にアクリル酸または/およびメタクリル酸を反応させ
て得られるエポキシポリ(メタ)アクリレート類などが
ある。
本発明で使用するエポキシ化合物(A)と前記した分子
内に力〜ホキシル基を有する光重合性化合物(B)また
は(B)と他の光重合性化合物(C)との混合物との配
合比はエポキシ化合物(A):光重合性化合物〔(B)
または(B) + (C) ) = 10 : 90〜
90:10(重量比)の範囲であり、好ましくはエポキ
シ化合物(A)二元重合性化合物〔(B)または(B)
 + (C) ) = 20 : 80〜80:20(
重量比)の範囲である。エポキシ化合物(A)の配合量
が10重量−未満では、前記した分子内にカルボキシル
基を有する光重合性化合物(B)とエポキシ化合物(A
)との反応が実質的に少なすぎ、接着性、耐熱性などに
優れた硬化物が得がたい。また。
エポキシ化合物(A)の配合量が90重量%を超える場
合は、硬化型樹脂組成物としての粘度が高くな9、取扱
い性に欠けるとともに、活性光線による硬化反応の利点
、すなわち速硬化性を生かし得ない。
本発明で使用するリン化合物(D)とは、下記の一般式
(I)で示される化合物である。
(式中、 Rls Rzt Rsはそれぞれ水素原子ま
たはアルキル基、置換アルキル基、アリーρ基、置換ア
リール基を示す。) 一般式(I)で示されるリン化合物の代表例としては、
亜すン酸、モノメチルホスファイト、モノエチ〃ホスフ
ァイト、モノプロピμホスファイト。
モノフェニルホスファイト、モノステアリルホスファイ
ト、モノ(アクリロイルオキンエチ/I/)ホスファイ
ト、モノ(メタクリロイルオキシプロピ/I/)ホスフ
ァイトなどの亜リン酸モノエステzLzi。
ジエチルホスファイト、ジエチルホスファイト、ジグチ
ルホスファイト、ジオクチルホスファイト。
ジフェニルホスファイト、ジベンジルホスファイト、ビ
ス(アクリロイルオキシプロピ/L/)ホスファイト、
ビス(メタクリロイルオキシエチル)ホスファイトなど
の亜すン酸ジエステル類、トリエチルホスファイト、ト
リブチルホスファイト、トリステアリルホスファイト、
トリフェニルホスファイト、トリス(メタクリロイルオ
キシエチル)ホスファイト、トリス(アクリロイルオキ
シプロピ/L/)ホスファイトなどの亜すン酸トリエス
テ〜類があげられる。
本発明においてはこのリン化合物(D) t−使用する
ことが必須であり、他のリン化合物1例えばトリエチ/
?itスフエート、トリス(アクリロイ〜オキシエチA
/)ホスフェートなどのリン酸・トリエステsym*フ
ェニルホスホン酸などのホスホン酸類。
フェニル亜ホスホン酸などの亜ホス水ン酸剃などでは効
果を示さず、本発明の目的を達し得ない。
本発明で使用するリン化合物(D)は単独にまたは全種
以上併用しそ配合され為。その配合量は本発明の固化型
樹脂組成物中、0.02〜lO重量慢、好ましくは0.
1〜5.0重量s*ある。配合量がO0O′2重量%未
満であると着色防止効果がなく。
また10重□量チを超えた場合効果の増加がなく。
逆に耐水性、耐湿性などに悪戯響を及ぼすので好ましく
ない・ 本発明において、電子線以外の活性光線を使用し゛て光
重合性化合物の光重合反応を行う場合は光開始剤の添加
が効果的である。
光開始剤としては1例えばベンジルジメチルケタ−〃な
どのケターIL’fR%ベンゾインメチルエーテル、ペ
ンゾインエチ〃エーテA/、ベンゾイン−i−フロビル
エーテル、ベンゾイン、α−メチルベンゾインなどのベ
ンゾイン類、 9.10−アントラキノン、1−クロル
アントラキノン、2−クロルアントラキノン、2−二チ
ルアントラキノンなどのアントラキノン類、ベンゾフェ
ノン、p−クロ〃ベンゾフェノン、p−ジメチルアミノ
ベンゾフェノンなどのベンゾフェノン類、2−ヒドロキ
V−2−メチルプロピオフェノン、1−(4−イソプロ
ピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオ
フェノンなどのプロピオフェノン類、ジベンゾスベロン
などのスペロン類、ジフェニルジスルフィド、テトラメ
チルチウフムジス〃フィト、チオキサントンなどの含イ
オウ化合物類、メチレンブルー、エオシン、フルオレセ
イ7などの色素類などがあげられ、単独にまたは2種以
上併用して使用される。
本発明においてはこの光開始剤の配合量はエポキシ化合
物(A)と光重合性化合物との総量に対して0.05〜
20重ffl慢であり、好ましくは0.5〜10重量%
である。
本発明においてはエポキシ基と力lレボキ/ /L’ 
Mとの反応を促進させる必要がある場パ合は反応促進剤
の添加が効果的である。反応促進剤としては。
例えば、2−メチルイミダゾール、2、−エチルイミダ
ゾ−μ、2−エチA/−4−メチルイミダゾール、1−
ペンレ°ルー2−メチ〜イミダゾ−〜などのイミダゾ−
/L/類、ベンジルジメチルアミン、トリエタノールア
ミン、 N、N−ツメチルアミノエタノ−/L/、 N
、N−ジエチルアミノエタノ−/’ * NvN−ジプ
ロピルアミノエタノールなどの第3級アミン類、トリツ
メチルアミノメチ/I/フェノールのトリアセテートお
よびトリベンゾエートなどの第3級アミン塩類などがあ
シ、単独にまたは2種以上併用して使用される。
本発明においてはこれら反応促進剤の添加量はエポキシ
化合物(A)と光重合性化合物との総量に対して0.0
5〜5重量%であシ、好ましくは0.1〜3.5重量%
である。
本発明に使用する硬化型樹脂組成物は室温または必要に
よシ加温下で攪拌混合することによシ容易に製造される
。製造時の熱重合や貯蔵中・の暗反応を防止するために
、ハイドロキノン、ハイドロキノン七ツメチルエーテル
、1−ブチルーカテコーA/、p−ベンゾキノン、2t
5− t−ブチル−ハイドロキノン、フェノチアジンな
どの公知の熱重合防・止剤t−添加するのが望ましい。
その混加量は本発明に使用する光重合性化合物に対し0
.001〜0.1・重量%であり、好ましくは0.00
4〜0.05重量%である。
本発明に使用する硬化型樹脂組成物には上記添加剤の他
に、公知の着色剤1表面平滑剤、消泡剤。
充填剤などの各種添加剤上必要に応じて添加することが
できる。
本発明の硬化型樹脂組成物の硬化方法は、まず活性光線
の照射によシカ〃ポキシp基を有する光重合性化合物(
B)あるいは(B)と他の光重合性化合物(C)との混
合物を重合させ方pボキシル基含有重合物とし1次いで
加熱によジェポキシ化合物(A)と上記重合物に含有さ
れるカルボキシル基とを反応させて完全硬化させる2段
階から成る。
光重合反応条件としては、光量20mW/−〜2゜00
 mWloA において時間0.1秒〜5分が好ましい
。また熱硬化反応条件としては温度40℃〜250℃に
おいて時間10秒〜120分が好ましい。
本発明の硬化型樹脂組成物は、紫外線、電子線などの活
性光線を照射して重合反応を誘起させる。
紫外線照射に用いる光源としては、太陽光線、ケミカル
ランプ、低圧水銀灯、高圧水銀灯、カーボンアーク灯、
キセノンランプ、メタルハライドランプなどが使用され
る。電子線を照射する場合には必ずしも光開始剤は必要
としない。
加熱に用いられる熱源としては1例えば、−赤外線ヒー
ター、熱風加熱、高周波加熱などの公知の加熱方法が使
用される。 3 (発明の効果) (1)本発明の樹脂組成物は一般式(I)で示されるリ
ン化合物を配合することにより短時間で透明な固化物が
得られ、高温雰囲気下でも長時間透明性を維持し、はと
んど着色がない。他のリン化合物では着色が生ずる。
(2)  本発明の樹脂組成物は加熱にょシ硬化を行な
い、紫外線などの活性光線が照射されにくい肉、厚部分
や遮光された部分であっても樹脂の完全硬化物を得るこ
とができ、併せて紫外線硬化型樹脂の特長である速硬化
性を有している。−(3)  本発明の樹脂組成物は多
量の充てん剤が配合される場合や、肉厚部であっても紫
外線照射に↓り極く短時間のうちに樹脂の流動性が失わ
れるため、・直ちに次工程へ移すことができ、従来の熱
硬化型樹脂あるいは紫外線・熱硬化併用型樹脂と比較し
て大巾な生産性向上が可能である。
(4)本発明p樹脂組成物は硬化状f!空小さいため電
子部品の封止などく使用する場合、!子機能を破壊する
ことなく封止することが可能″r:あシ。
同時に各種プラスチック、セラミック、ガラス。
金属などとの密着性も優れている、 本発明の硬化型樹脂組成物はこのような長所を生かして
、IC,LSI、ダイオード、サイリスタ、へイブリッ
ドIC%抵抗器、コンデンサー。
発光ダイオード、液晶表示素子、光センサ−、圧力セン
サー、温度センサーなどの電子部品、光電子部品の封止
・被覆用途に使用される。また、塗料用途、インキ用途
、接着用途逐どの分野にも使用可能である。
(実施例) 以下1本発明を具体的に説明するために実施例を挙げる
が1本発明はそれらの実施例に何ら限定されるものでは
ない。
実施例中1部計よびチとあるの−は各々重量部および重
量−を示す。硬化型樹脂組成物の樹脂特性およびその硬
化物の性能は次の方法により測定した。
l)粘度: JIS  K6901に従いブルックフィ
ールド型粘度計!用いて25℃で一測定した。
2)着色度:厚さ3謂の暉化物のb値をデジタル測色色
差計を用いて測定した。  、 3)接着!!)、:100μmポリエステルフイ〃゛ム
上の20μm厚、の樹脂硬化物試験片をセロファンテー
プ剥離試験によυ測定した。
4)耐水性;硬化物を沸騰水中に60分間浸漬し。
外観の異常の有無を判定した。
5)  [気絶練性: JIS  K6911に従い厚
さ3闘の注型板の体積固有抵抗値を測定した。
実施例1 ビスフェノ−A/A型エポキシ化合物であるエピコート
1001(油化ンエルエポキシ社製)100部、コハク
酸モノアクリロイ〜オキシエチルエステル48部、テト
ラヒドロフルフリルアクリレート70部を攪拌容器に仕
込み、80℃で混合攪拌し、透明な樹脂組成物(1)を
得た。得られ九樹脂組成物(1)の粘度は16ポイズで
あった。この樹脂組成物(1) 100部に対し1着色
防止剤として亜すン酸0.2部、光開始剤として2−ヒ
ドロキシ−2−メチルブロピオフエノン0.5部、およ
び硬化促進剤としてN、N−ジエチルアミノエタノ−、
、/I10.5部を配合して氷発明、の硬化型樹脂組成
物(a) を得た。
次いで厚さ3flの、スベー サーをはさんだ2枚のガ
ラス板の間に樹脂組成物(a)を注入した後、85mW
/−の紫外線を30秒間照射し10次いで120℃で2
0分間加熱して縦10個、横1051゜厚さ3削の注型
板を作成した。得られた注型板の性能′に第1表に示し
た。次に得られた注型板を100℃の空気雰囲気下に所
定時間放置後1着色度を測定した。得られた結果を第2
表に示した。
′!a1表 ・第2表 比i例1 実施例1の硬化型樹脂組成物(a)から着色防止′剤で
ある亜リン酸0.2部を除いた硬化型樹脂組成物(b)
を得た。次いで実施例1と同様にして厚さ3gのスペー
サーをはさんだ2枚のガラス板の間に得られた樹脂組成
物(b)を注入した後、55mw/aAの紫外線t−3
0秒間照射し1次いで120℃で20分間加熱して縦I
 Qm、 横IQcm、厚さ3朋の注型板を作成した。
得られ比法型板の性能は実施例1と変らないものであっ
たが、100℃の空気雰囲気下に所定時間放置したとこ
ろ着色が著しいものであった。得られた結果を第3表に
示した。
第3表 実施例2.比較例2.3.4.5 ビスフェノ−A/A型エポキシ化合物であるエピコート
828(油化シェルエポキシ社製)387J。
フタル酸モノアクリロイルオキシエチルエステル53部
、テトラヒドロフ/L/7す〃アクリレート31部f:
攪拌容器に仕込み、室温で混合攪拌し。
透明な樹脂組成物(2)を得た。得られた樹脂組成物(
2)の粘度は12ボイズであった。この樹脂組成物(2
) 100部に対して着色防止剤として実施例2ではト
リフェニルホスファイトを1部、比較例2゜3.4.5
ではそれぞれトリフェニルホスフェ−1010)を各々
1部配合した。更に実施例2および比較例2.3.4.
5に党閥始剤として2−ヒドロキシ−2−メチルプロピ
オフェノン0.5部。
硬化促進剤としてN、N−ジエチルアミノエタノ−/I
10.5部を配合して本発明の硬化型樹脂組成物(c)
および比較のための硬化型樹脂組成物(d) (e)(
f)(g) ′t−得た。
次いで実施例1と同様にして厚さ3Hのスペーサーをは
さんだ2枚のガラス板の間に得られた樹脂組成物(c)
 (d) (e) (f) (g) t−各々注入した
後。
asmwZ−の紫外線を30秒間照射し1次いで120
℃で20分間加熱してJf105@、横10倒。
厚さ3WaIの注型板を作成した。
得られた注型板の性能はそれぞれ実施例1と変らないも
のであったが100℃の空気雰囲気下に所定時間放置し
たところ実施例2に較べて比較例2.3.4.5はいず
れも着色が著しいものであった。得られた結果を第4表
に示した。
第    4    表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  分子内に少なくとも2個のエポキシ基を有するエポキ
    シ化合物(A)、分子内にカルボキシル基を有する光重
    合性化合物(B)または該化合物(B)と他の光重合性
    化合物(C)との混合物および下記の一般式( I )で
    示されるリン化合物(D)を含有することを特徴とする
    硬化型樹脂組成物。 一般式( I ):▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3はそれぞれ水素原子ま
    たはアルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換ア
    リール基を示す。)
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