JPS60127321A - 低収縮性硬化型樹脂組成物 - Google Patents

低収縮性硬化型樹脂組成物

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JPS60127321A
JPS60127321A JP23697883A JP23697883A JPS60127321A JP S60127321 A JPS60127321 A JP S60127321A JP 23697883 A JP23697883 A JP 23697883A JP 23697883 A JP23697883 A JP 23697883A JP S60127321 A JPS60127321 A JP S60127321A
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meth
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acid
epoxy
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淳一 坂本
Hideo Miyake
英男 三宅
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低収縮性硬化型樹脂組成物に関するものであり
、さらに詳しくは、紫外線などの活性光線により硬化し
1次いで加熱により完全硬化する低収縮性硬化型樹脂組
成物に関するものである。
本発明者らは、従来の紫外線硬化型樹脂および熱硬化型
樹脂の欠陥を解決するために、エポキシ化合物と分子内
にカルボキシ)v基を存する光重合性化合物を含有する
光重合性化合物および光開始剤からなる硬化型樹脂組成
物を見出し、既に提案しfc(特願昭57−15293
6号)。ところが、この硬化型樹脂組成物は、従来の熱
硬化型樹脂に比較して速硬化性や作業性において非常に
優れており、また、従来の紫外線硬化型樹脂に比較して
厚膜部分の硬化性や各種基材との密着性において非常に
優れており画期的とも言えるものであった力;。
樹脂硬化物の収縮性において若千の問題点を残している
ことが判明した。
一般に、紫外線硬化型樹脂は硬化収縮が大きいAいう欠
点があり、このため1例えばIC,LSI。
タイオード、コンデンサー、すV−、スイッチなどの電
子部品などへ封入・硬化した場合、内部残留応力が大き
くなり、封止した素子が破壊されるなどの問題点がある
。上述の硬化型樹脂組成物の収縮性は従来の紫外線硬化
型樹脂と比較すると低いものであるが1本発明者らはよ
り一層の低収縮性を存し、併せて接着性、耐薬品性、耐
水性、電気絶縁性などの諸性能に優れた低収縮性1便化
を樹脂組成物を得るべく鋭意研究を重ねた結果、飽和ポ
リエステル樹脂を配合することにより目的とする低収縮
!l:硬化型樹脂組成物が得られることを見出し、本発
明に到達した。
すなわち、本発明は分子内に少なくとも2個のエポキシ
基を存するエポキシ化合物(A)1分子内にカルボキシ
ル基を有する光重合性化合物(B)または該化合物(B
)と他の光重合性化合物(C)との混合物、光開始剤か
らなる硬化型樹脂に、該硬化型樹脂に可溶な飽和ポリエ
ステル樹脂を配合してなることを特徴とする低収縮性硬
化型樹脂組成物である。
本発明の低収縮性硬化型樹脂組成物は紫外線などの活性
光線を照射することにより極く短時間のうちに樹脂の流
動性がなくなるため従来の熱硬化型樹脂と比較して大巾
な作業性の向上につながるものであり、また、従来の紫
外線硬化型樹脂単独では不可能であった厚さ10顛以上
の厚物硬化も可能であり、欠点とされていた硬化収縮も
大巾に低下させるという画期的な特性を有するものであ
って1本発明の低収量性硬化型樹脂を用いることにより
仁れまで熱硬化型樹脂および紫外線硬化型樹脂が抱えて
いた種々の欠陥を解決することが可能となった。
本発明の低収縮性硬化型樹脂組成物の硬化は。
まず分子内にカルボキシル基を有する光重合性化合物C
B)あるいは該化合物CB)と他の光重合性化合物(C
)との混合物を活性光線照射により重合させてカルボキ
シル基含存重合物とする反応と1次いで、加熱によりエ
ポキシ化合物(A)が」−記カルボキシル基含有重合物
と反応して完全硬化する反応との2段階から成るもので
あり、同時に、硬化型樹脂組成物中に均一に溶解された
飽和ポリエステル樹脂CD)により低収S性が付与され
るものであって、この様な硬化反応は従来の紫外線単独
の硬化反応や紫外線硬化と有機過酸化物による熱硬化反
応との併用による硬化反応とは本質的に異った硬化方式
である。
本発明の低収縮性硬化型樹脂組成物から得られる完全硬
化物は、低収縮性、接着性、耐薬品性、耐水性、電気絶
縁性などの諸性能に優れておシ。
また硬化型樹脂組成物としては保存安定性にも優れてい
るという大きな長所を存する。
本発明で使用する分子内に少なくとも2個のエポキシ基
を有するエポキシ化合物(A)とは、1分子中にエポキ
シ基を2個以上有するエポキシ化合物であり、そのエポ
キシ当量は100〜4,000゜好ましくは100〜1
,000である。
代表的な化合物としては、ビスフェノ−A/A、ビスフ
ェノールF、ハロゲン化ビスフェノ−/l/Aなどのジ
グリシジルエーテルであるビスフェノ−/I/型エポキ
シ樹脂やフェノールノボフック、クレゾールノボラック
などのポリグリシジルエーテルであるノボラック型エポ
キシ樹脂を代表とする2価以上の多価フェノ−/L’類
のポリグリシジルエーテル類、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,4
−ブタンジオール、l、6−ヘキサンジオール、トリメ
チロールプロパンなどの2価以上の多価アルコ−/L/
類のポリグリシジルエーテル類、フタル酸、インフタル
酸、7−トラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、
アジピン酸などの2価以上の多価カルボン酸類のポリグ
リシジルエステル類、アニリン、インシアヌール酸など
の窒素原子に結合した活性水素をグリシジル基で置換し
たポリグリシジルエーテル類1分子内のオレフィン結合
をエポキシ化して得られるビニルシクロヘキセンジエボ
キシド。
3.4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−工ポ
キシシクロヘキサンカルポキシレ−)、2−(3,4−
エポキV)シクロヘキンt’ −5+ 5−スピロ(3
,4−エポキシ)シクロヘキサン−m−ジオキサンなど
の指環族ポリエポキシ化合物順、N 、N tN’tN
′−テトラグリシジルメタキシレンジアミン、N。
N 、N’、N’−テトラグリシジル−1,3−ビス(
アミノfi5−1L’)シクロヘキサンなどのアミノポ
リエポキシ化合物類などがある。これらのエポキシ化合
物は単独にまたは2種以上併用して使用することができ
る。
また、アリルグリシジルエーテ/I/、フェニルグリシ
ジルエーテルなどの分子内にエポキシ基をl個有するエ
ポキシ化合物を併用して使用することもできる。
これらの分子内に少くとも2個のエポキシ基を有するエ
ポキシ化合物の中で好ましいエポキシ化合物としては、
ビスフェノールAのジグリンジルエーテル、フェノール
ノボラック型ポリエポキシ化合物、クレゾールノボラッ
ク型ポリエポキシ化合物などがあげられる。
本発明で使用する分子内に1個以上のカルボキシル基を
存する光重合性化合物(B)としては1例えば、(1)
アクリル酸、メタクリ/I/酸、イタコン酸、クロトン
酸、フマル酸などの不飽和カルボン酸系化合物類や(1
)次の一般式(I)で表わされる化合物がある。
1 (CH2=C−COOうi「(R+−)AモRs+(−
COOH)n −CI)(式中、R1は水素又はメチル
基を示し+R2およびR3は各々脂肪族、芳香族、脂環
族の残基を示し。
Aはエステル結合を表わし1mおよびnは各々1〜3の
正の整数を示す。〕 一般式(I)において、R2は炭素原子数2〜10であ
る2〜4価の炭化水素基またはヒドロキシル基含存炭化
水素基であることが好ましくhRaけ炭素原子数2〜1
0である2〜4価の脂肪族多塩基酸残基、炭素原子数6
〜15である2〜4価の芳香族多塩基酸残基または炭素
原子数6之10である2〜4価の脂環族多塩基酸残基で
あることが好ましい。
一般式CI)で表わされる化合物としては1例えば次の
ような化合物がある。
m =1 * n =1の化合物としては1例えば、コ
ハク酸モノ(メタ)アクリロイルオキシエチルエステ/
+/(アクリロイルオキシエチルエステルおよびメタク
リロイルオキシエチルエステルを示す。
以外同様に略記する。)、フタ/L’酸モノ(−メタ)
アクリロイルオキシエチルエステル、マレイン酸モノ(
メタ)アクリロイルオキシエチルエステル。
テトラハイドロフタル酸モノ(メタ)アクリロイルオキ
シエチルエステル、ヘキサハイドロフ夛ル酸モノ(メタ
)アクリロイルオキシエチルニスデル、エンド−ビシク
ロ(2・2・1)−5−へブテン−2p3−ジカルボン
酸モノ(メタ)アクリロイルオキシエチルエステル、テ
トラハイドロフタル酸モノ−2−(メタ)アクリロイル
オキシ−1−(フェノキシメチ/I/)エチルエステ)
v、フタル酸七ノー2−ヒドロキシ−3−(メタ)アク
リロイルオキシプロピルエステlv、コハク酸モノー2
−ヒドロキシ・−3−(メタ)アクリロイルオキシプロ
ピルエステルなどがアル。
rn に1 h n =2の化合物としては1例えば、
トリメリット酸モノ−2−(メタ)アクリロイルオキシ
エチルエステルなどが6る。
m =1 t n =3の化合物としては1例えば、ピ
ロメリット酸モノ−2−(メタ)アクリロイルオキシエ
チルエステルなどがアル。
m=2.n=1の化合物としては、例えば、フタル酸七
ノー(2,3−ビス(メタ)アクリロイルオキシイソプ
ロピル〕エステ/I/、メチルテトラハイドロフタル酸
七ノー(2,3−ビス(メタ〕アクリロイルオキシイソ
プロピル〕エステル、テトラハイドロフタル酸七ノー(
2,3−ビス〔メタ〕アクリロイルオキシイソプロピル
〕エステ/I/、コハク酸モノ−(2,3−ビス(メタ
)アクリロイルオキシイソプロピル〕エステルなどがあ
る。
m=2%n=2の化合物としては1例えば、トリメリッ
ト酸モノ−(4,5−ビス(メタ)アクリロイルオキシ
ネオペンチル〕エステル、トリメリット酸モノ−(3,
4−ビス(メタ)アクリロイルオキシプロピルエステル
などがある。
m=3.n−2の化合物としては、例えば、トリメリッ
ト酸モノ−(3,4,5−トリス(メタ)アクリロイル
オキシネオペンチル〕エステルなどがある。
m=3、n=3の化合物としては1例えば、ピロメリッ
ト酸モノ−(3,4,5−トリス(メタ)アクリロネル
オキシネオペンチル〕エステルナトカある。
光重合性化合物(B)としては、前述の化合物の中で、
特に(1)のものが好ましい。これらの分子内にカルボ
キシル基を存する光重合性化合物(B)は単独にまたは
2種以上併用して、または後記する他の光重合性化合物
(C)の1種または2種以上と併用して使用される。
本発明で使用する光重合性化合物(B 十C−)中に占
める分子内に1個以上のカルボキシル基を含有する光重
合性化合物(B)の配合量は10〜10o−重量%であ
る。その配合量が10重重量未満の場合は、得られる樹
脂組成物の硬化性が著しく劣る。
本発明で使用する光重合性化合物(C)とは5分子内に
1個以上の光重合性二重結合を有する光重合可能な化合
物である。
分子内に1個の光重合性二重結合を有する光重合可能な
化合物としては1例えば、(1)スチレン。
α−メチルスチレン、クロロスチレンなどのスチレン系
化合物類、(1)メチ/L/(メタ)アクリレート、エ
チ/L7(メタ)アクリレート、n−およびi−プロピ
)v (メタ〕アクリレ−)on−+就−およびt−ブ
チル(メタ)アクリレート、2−エチルへキシlv(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタコアクリレート、ス
テアリ/l/(メタ)アクリレートなどのアルキ/I/
(メタ)アクリレート類、メトキシエチ/I/(メタ)
アクリレート、エポキシモノ/I/(メタ)アクリレー
ト、ブトキシエチ/L/(メタ)アクリレートなどのア
ルコキシアルキlv(メタ)アクリレート類、フェノキ
シエチル(メタ)アクリレートなどのアリロキシアルキ
ル(メタ)アクリレート類、2−ヒドロキシエチ/I/
(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキ/L/(
メタ)アクリレート類、ハロゲン置換アルキル(メタ)
アクリレート類、あるいはポリエチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ
(メタ)アクリレートなどのポリオキシアルキレングリ
コールモノ(メタ)アクリレート類あるいはアルコキシ
ポリオキシルアルキレンモノ(メタ)アクリレートなど
の置換ア/l/lルモノ(メタ)アクリレート類、テト
ラヒドロフルフリ/I/(メタコアクリレートなどの複
素環含有(メタ)アクリレート類、(Il+)ビスフェ
ノ−/l/Aのエチレンオキシドおよびプロピレンオキ
シド付加物などのビスフェノ−/l/Aのアルキレンオ
キシド付加物のモノ(メタ)アクリレート類、水素化ビ
スフェノ−/l/Aのエチレンオキシドおよびプロピレ
ンオキシド付加物などの水素化ビスフェノールAのアル
キレンオキシド付加物のモノ(メタ)アクリレート類、
(lv)ジイソシアネート化合物と1個以上のアルコー
ル性水酸基含有化合物を予め反応させて得られる末端イ
ンシアネート基含有化合物に、さらにアルコ−/L/性
水性基酸基含有タ〕アクリレート類を反応させて得られ
る分子内に1個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有す
るウレタン変性モノ(メタ)アクリレートm、(V)分
子内に1個以上のエポキシ基を有する化合物にアクリル
酸またはメタクリル酸を反応させて得られるエポキシモ
ノ(メタ)アクリレート類、およヒ(Vl)カルボン酸
成分としてアクリル酸またはメタクリル酸および多価カ
ルボン酸とアルコール成分として2価以上の多価アルコ
−・ルとを反応させて得らレルオリゴエステル七ノ(メ
タ)アクリV−)類などがある。
分子内に2個の光重合性二重結合を存する光重合可能な
化合物としては、例えば、(1)エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ
)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)ア
クリレート、ネオベンチルグリコールジ(メタ)アクリ
レート、1,6−へキサンジオールジ(メタ)アクリレ
ートなどのアルキレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト類、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート。
トリエチレングリコールレジ(メタ)アクリレート。
ジフロピレングリコールジ(メタ)アクリレート。
ポリプロレングリコールジ(メタ)アクリレート。
ホリフロピレングリコールジ(メタ)アクリレートなど
のポリオキシアルキレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート類、ハロゲン置換アルキレングリコールジ(メタ)
アクリレート類などの置換アルキレングリコールジ(メ
タ)アクリレート類、(ll)ビスフェノールAのエチ
レンオキシドおよびプロピレンオキシド付加物などのビ
スフェノールAのアルキレンオキシド付加物のジ(メタ
)アクリレート魚、水素化ビスフェノ−/l/Aのエチ
レンオキシドおよびプロピレンオキ7ド付加物等の水素
化ビスフェノールAのアルキVンオキシド付加物のジ(
メタ)アクリレート類、 (lft)ジインシアネート
化合物と2個以上のアルコール注水酸基含有化合物を予
め反応させて得られる末端インシアネート基含有化合物
に、さらにアルコ−A/li水酸基含有(メタ)アクリ
t/−)類を反応させて得られる分子内に2個の(メタ
)アクリロイルオキシ基を有するウレタン変性ジ(メタ
)アクリレート類、(Iv)分子内に2個以上のエポキ
シ基を有する化合物にアクリル酸または/およびメタク
リル酸を反応させて得られるエポキシジ(メタ)アクリ
レ−)m、(V)カルボン酸成分としてアクリル酸また
はメタクリル酸および多価カルボン酸とアルコール成分
として2価以上の多価アルコールとを反応させて得られ
るオリゴエステρジ(メタ)アクリレート類などかある
口 分子内に3個以上の光重合性二重結合を存する光重合可
能な化合物としては1例えば、(リトリメチロールプロ
パントリ(メタンアクリレート、トリメチロールエタン
トリ(メタンアクリレート。
ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレートなど
の3価以上の脂肪族多価アルコールのポリ(メタ)アク
リレート類、3価以上のハロゲン置換脂肪族多価アルコ
ールのポリ(メタ)アクリレート類、0)ジイソシアネ
ート化合物と3個以上のアルコ−/l/注水酸基含有化
合物を予め反応させて得られる末端インシアネート基含
有化合物に。
さらにアルコ−tv注水酸基含有(メタ)アクリレート
を反応させて得られる分子内に3個以上の(メタ)アク
リロイルオキシ基を有するウレタン変性ポリ(メタ)ア
クリレートm、(Ill)分子内に3個以上のエポキシ
基を存する化合物にアクリル酸または/およびメタクリ
ル酸’酸を反応させて得られるエポキシポリ(メタ)ア
クリレート類などがある。
本発明で使用するエポキシ化合物(A)と前記した分子
内にカルボキシル基を有する光重合性化合物(B)また
は(B)と他の光重合性化合物(C)との混合物との配
合比はエポキシ化合物(A〕二光重合注化合物〔(B)
または(B) + (C) ) = 10 : 90〜
90:10(重量比)の範囲であり、好ましくけエポキ
シ化合物(A):光重合性化合物〔(B)またはCB)
 + (C) ) = 20 : 80〜80:20(
重量比)の範囲である。エポキシ化合物(A)の配合量
が10重量%未満では、前記した分子内にカルボキシル
基/基を有する光重合性化合物(B)とエポキシ化合物
(A)との反応が実質的に少なすぎ、接着性、耐薬品性
などに優れた硬化物が得がたい。また、エポキシ化合物
(A)の配合量が90重量%を超える場合は、硬化型樹
脂組成物としての粘度が高くなり、取扱い性に欠けると
ともに、活性光線による硬化反応の利点、すなわち速硬
化性を生かし得ない。
本発明で使用する光開始剤とは、光重合性化合物の光重
合反応を促進する化合物であり1例えば。
ベンジルジメチルケタールなどのケタール類、ベンゾイ
ンメチルエーテ)v、ベンゾインエチルエーテル、ベン
ゾイン−1−プロピルエーテル、ベンゾイン、α−メチ
ルベンゾインなどのベンゾイン類、9.10−アントラ
キノン、1−クロルアントラキノン、2−クロルアント
ラキノン、2−エチルアントラキノンなどのアントラキ
ノン類、ベンゾフェノン、p−クロルベンゾフェノン、
pl’メチルアミノベンゾフェノンなどのベンゾフェノ
ン類、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、
1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−
2−メチルプロピオフェノンなどのプロピオフェノン類
、ジベンゾスベロンなどのスペロン類、ジフェニルジス
ルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、チオキ
サントンなどの含イオウ化合物類、メチレンブルー、エ
オシン。
フルオレセインなどの色素類などがあげられ、単独にま
たは2種以上併用して使用される。
本発明においてはこの光開始剤の配合量はエポキシ化合
物(A)と光重合性化合物との総inに対して0.05
〜20重量%であり、好ましくは0.5〜10重量%で
ある。
本発明においてはエポキシ基とカルボキシル基との反応
を促進させる必要がある場合は反応促進剤の添加が効果
的である。反応促進剤としては。
例1−L’、2−メチ〃イミダゾール、2−エチルイミ
ダゾール、2,4−ジメチルイミダゾ−μ、2−エチ/
v−4−メチルイミダゾ−/l/、 2−ウンデシルイ
ミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾ−μ。
1−ビニル−2−メチルイミダゾール、1−ベンジル−
2−メチルイミダゾ−1L/、 2−フェニルイミダゾ
ール、1−ビニル−2−エチルイミダゾール、イミダゾ
ール、2−フエニ/L’−4−メチルイミダゾール、1
−ビニ/’−214−ジメチルイミダゾール、1−ビニ
/l/−2−エチル−4−メチルイミダゾールなどのイ
ミダゾ−/L/類、ベンジルジメチルアミン、 2,4
.6− トリジメチルアミノフェノ−/I/、)リエタ
ノ一ルアミン、トリエチルアミン。
N、N’−ジメチルピペリジン、α−メチルベンジルジ
メチルアミン、N−メチルモルホリン、N、N−ジメチ
ルアミノエタノ−z’i NHN−ジエチルアミノエタ
ノ−v、N、N−ジプロピルアミノエタノール、ジメチ
ルアミノメチルフェノールなどの第3級アミン類、トリ
ツメチルアミノメチルフェノールのトリアセテートおよ
びトリベンゾエートなどの第3級アミン塩類などがあり
、単独にまたは2種以上併用して使用される。
本発明においてはこれら反応促進剤の添加量はエポキシ
化合物(A)と光重合性化合物との総量に対して0.0
5〜5重に優であシ、好ましくは0.1〜3.5重量%
である。
本発明で使用する飽和ポリエステル樹Ill (D)と
は、飽和多価カルボン酸またはその誘導体と多価アルコ
ール類から合成されるポリエステル樹脂である。
飽和多価カルボン酸成分としては1例えば、テレフタル
酸、イソフタル酸、オルソフタル酸。
2.6−ナフタレンジカルボン酸、5−ナトリウムスル
ホイソフタル酸などの芳香族ジカルボン酸。
コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ド
デカンジオン酸などの脂肪族ジカルボン酸、1.4−シ
クロヘキサンジカルボン酸、テトラヒドロフタル酸、ヘ
キサヒドロフタル酸、クロレンド酸などの脂環族ジカル
ボン酸などか挙げられる。
これらの成分は単独もしくは併用して使用される。
多価アルコール成分としては5例えば、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1.4−ブタンジオール
、1,5−ペンタンジオ−/l’1lt6−ヘキサンジ
オー/I/、ネオペンチルグリコールナトのアルキレン
グリコール、ジエチレングリコール。
トリエチレングリコ−/L/、テトラ以上のポリエチレ
ングリコ−/I/、ジプロピレングリコール、トリ以上
のポリプロピレングリコ−/I/などのポリアルキレン
グリコール、ジブロモネオベンチルグリコールなどのハ
ロゲン化アルキレングリコ+/I/11.4−シクロヘ
キサンジオール、ビスシェノールAのエチレンオキシド
およびプロピレンオキシド付加物、水素化ビスフェノ−
/l/Aのエチレンオキシドおよびプロピレンオキシド
付加物、1,4−シクロヘキサンジメタツールなどが挙
げられる。仁れらのグリコール成分は単独または併用し
て使用される。
飽和多価カルボン酸成分としては前述のジカルボン酸の
他にトリメリット酸、ピロメリット酸などの3価以上の
飽和カルボン酸を用いてもよい。
多価アルコール成分としては前述のグリコールの他にト
リメチロールプロパン、トリメチロールエタン、ペンタ
エリスリトールなどの3価以上の多価アルコールを併用
することも可能である。必要に応じて、1価カルボン酸
や1価ア/L/″1−ルを少量併用することもある。こ
れらの飽和ポリエステル樹脂は1種のみ使用するかある
いは2種以上を併用する。
本発明で使用する飽和ポリエステル樹脂(D)の製造方
法には特に制限はなく、エステル交換法。
直接エステル化法など公知の方法か採用され、必要に応
じて、テトラ−n−グチルチタネート、シュウ酸第1ス
ズなどの公知の触媒が使用される。
本発明で使用する飽和ポリエステル樹BW (D)は、
前記した化合物1分子内に少なくとも2個のエポキシ基
を有するエポキシ化合物(A) 、分子内にカルボキシ
ル基を有する光重合性化合物CB)または(B)と他の
光重合性化合物(C)との混合物および光開始剤とから
なる硬化型樹脂に可溶であることが必要である。不溶で
あると実用的な低収縮性を発揮しない。
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレ
ートのような結晶性の高い飽和ポリエステルは溶解性か
悪く、使用不可能であるため1例えば、多価カルボン酸
成分としてイソフタル酸やアジピン酸などを、またグリ
コール成分として。
プロピレングリコールや1.6−へキサンジオールを共
重合して可溶化して使用する。
上記溶解性を満足する飽和ポリエステル樹脂CD)の好
ましい成分を例示すると、多価カルボン酸成分としてテ
レフタル酸とイソフタル酸の二成分系。
テレフタル酸、イソフタル酸およびアジピン酸の三成分
系、プレフタル酸とアジピン酸の二成分系。
テレフタル酸、イソフタル酸およびセパシン酸の三成分
系などがあり、また、多価アルコール成分としては、エ
チレングリコールとプロピレングリコールの二成分系、
エチレングリコ−y’ ト1 t6−ヘキサンジオール
の二成分系、エチレングリコールとネオペンチルグリコ
ールの二成分系などかあるが、勿論これらに限定される
ものではない。
また、飽和ポリエステル樹脂(D)の溶解性は飽和ポリ
エステル樹脂(D)の酸価や分子量によっても非常に影
響を受けるので1分子量けi、 o o o〜15、 
O00の範囲にあることが必要であり、酸価は50以下
であることが好ましい。 “ 本発明において使用する飽和ポリエステル樹脂(D)の
配合量は1本発明の硬化型樹脂100重量部に対して3
〜80重量部、好ましくけ5〜60重量部である。飽和
ポリエステル樹脂(D)の配合量が3重量部未満である
と低収縮性は不十分となり、一方、60重置部を超える
と粘度が高くなり過ぎる。
本発明の低収縮性硬化型樹脂組成物は室温または必要に
より加温下で攪拌混合することにより容易に製造される
。製造時の熱重合や貯蔵中の暗反応を防止するために、
ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、
1−グチルシーカテコ−/I/、p−ベンゾキノン、2
.5−t−ブチル−ハイドロキノン、フェノチアジンな
どの公知の熱重合防止剤を添加するのが望ましい。その
添加量は本発明の光重合性化合物に対し0.001〜0
.1重量%であり、好ましくは0.001〜0.05重
量%である。
本発明の低収量性硬化型樹脂組成物には上記添加剤の他
に、公知の充填材1着色剤1表面平滑剤。
消泡剤などの各種添加剤を必要に応じて添加することが
できる。
本発明の低収縮性硬化型樹脂組成物の硬化方法は、まず
活性光線の照射によりカルボキシル基を有する光重合性
化合物(B)あるいけ(B)と他の光重合性化合物(C
)との混合物を重合させカルボキシμ基含有重合物とし
1次いで加熱によりエポキシ化合物(A)と上記重合物
に含存されるカルボキシル基とを反応させて完全硬化さ
せる2段階から成る。
光重合反応条件としては、光量20mW/−〜200 
m W /−において時間0.1秒〜15分が好ましい
。また熱硬化反応条件としては温度40℃〜250℃に
おいて時間10秒〜120分が好ましい。本発明の低収
縮性硬化型樹脂組成物は、紫外線、電子線などの活性光
線を照射して重合反応を誘起させる。
紫外線照射に用いる光源としては、太陽光線。
ケミカルランプ、低圧水銀灯、高圧水銀灯、カーボンア
ーク灯、キセノンランプ、メタルハライドランプなどが
使用される。電子線を照射する場合には必ずしも光開始
剤は必要としない。
本発明の低収縮性硬化型樹脂組成物は、前記した重合反
応にひき続き、加熱を行い完全硬化物とする。加熱に用
いられる熱源としては、例えば。
赤外線ヒーター、熱風加熱、高周波加熱熱板などの公知
の加熱方法が使用される。
本発明の低収縮性硬化型樹脂組成物rri前述したよう
に、従来の紫外線硬化型樹脂組成物あるいは熱硬化型樹
脂組成物とは本質的に異なる硬化反応であり1本発明の
低収縮性硬化型樹脂組成物を使用することにより、低収
a跣、接N注、耐薬品性。
耐水性、1M、気絶縁性などのR性能に浸れた最終硬化
物を得ることができる。
本発明の効果としては次の点があげられる。
1)硬化収縮を大巾に低下できる。
2)本発明の樹脂組成物は硬化収縮が小さいため、例え
ば電子部品の封止などに使用される場合。
素子機能を破壊することなく封止することが可能であり
、同時にプラスチック、セラミック、ガラス、金属など
との密着性も優れている。
3)本発明の樹脂組成物はその硬化工程に必要な設備の
占有面積が比較的小さくて済み、経済的である。
4)エポキシ化合物(A)と光重合性化合物(B)また
l−t (B)と(C)の混合物は相溶性が良好であり
、樹脂組成物の粘度は自由に調整できる。
5)本発明の樹脂組成物は一液性であるため作業性に優
れており、かつ保存安定性が良好である。
6)本発明の樹脂組成物は紫外線照射により極く短時間
のうちに樹脂の流動性が失われるため。
直ちに次工程へ移すことができ、従来の熱硬化′ 型樹
脂と比較して大巾な生産性向上が可能である。
7)本発明の樹脂組成物は従来の紫外M硬化型樹脂では
困難であった10部以上の肉厚硬化物が可能であり、ま
た多量の充てん材や着色剤が配合された樹脂組成物でも
硬化可能である。
本発明の低収縮性樹脂組成物はこのような長所を生かし
て、IC,LS1.ダイオード、トヲンジスタ、サイリ
スク、ハイブリッドIC,抵抗器、コンデンサ、レーザ
ー素子、太陽電池1発光ダイオード、液晶表示素子、光
センサ−、圧力センサー、湿度センサーなどの電子部品
の封止・被覆用途に使用される。また、塗料用途、イン
キ用途。
接着用途などの分野にも使用可能である。
以下1本発明を具体的に説明するために実施例を挙げる
が1本発明はそれらの実施例に何ら限定されるものでは
ない。
実施例中、単に部およびチとあるのは各々mN部および
重tit%を示す。
低収縮性硬化型樹脂組成物の樹脂特性およびその硬化物
の性能は次の方法により測定した。
1)粘 度: JIS K6901に1■じてグルツク
フィールド型粘度計を用いて25 ℃で測定した。
2)収縮率:第1図に示した石英製型枠を用いて硬化後
の樹脂硬化物の寸法と石 英製型枠との寸法とを25℃にて 測定し1次式によって収縮率を めた。
LI+L2・・・・・・石英m%枠の25℃での長さく
關) L’1.I L12・・・・・・樹脂硬化物の25℃で
の長さく鵡) 3)接着性:硬化型樹脂組成物を未処理の厚さ100μ
mポリエスデlv−フィル ム上にバーコーターを用いて厚さ 約20μmに塗布し、硬化後の接 層性ヲゴバン目−セロファン・テ ープ剥離試験法により測定した。
4)耐薬品yl : IIk化物を25℃の5%苛註ソ
ーダ。
5%硫酸、トクリレン、トルエン およびインピロパノールに24時 間浸漬し、外観の異常の有無を判 定した。
5)耐水tl硬化物を沸騰水中に60分間浸漬し、外観
の異常の有無を判定した。
6)透明性:厚さ31131の硬化物の光透過率を日立
製作新製124型分光光度計を 用いて波長700mμにおいて測 定した。
7)電気絶縁性: JIS K6911に準じて厚さ3
間の注型板を作成し体積固有抵抗値 を測定した。
実施例1゜ ビスフェノールA型エポキシ化合物であるエビコ−) 
828 (油化シエルエポキシ社製)38部、コハク酸
モノアクリロイルオキシエチルエステル22部、ネオペ
ンチルグリコールジアクリレート20部、2−ヒドロキ
シ−2−メチルプロピオフェノン0.4部およヒN、N
−ジエチルアミノエタノ−/110.4部を攪拌容器に
仕込み、室温で混合攪拌し、透明な樹脂組成物(1)を
得た。得られた樹脂組成物の粘度f′i2.6ポイズで
あった。この樹脂組成物(1) 100部に対して常法
により合成した下記組成の飽和ポリエステル樹脂(A)
を20部配合し。
70℃で混合攪拌し1本発明の低収縮性硬化型樹脂組成
物(a)を得た。
飽和ポリエステル樹脂(A)の組成 飽和多価カルボン酸成分 多価アルコール成分テレフタ
ル酸 50モルチ エチレングリコール40モ/L/%
イソフタル酸 50モlv% 1,6−ヘキサンジオ−
/L/60モ/L/%次に第1図に示した石英製型枠の
中へ、得られた樹脂組成物(a)を注入し85mW/−
の紫外線を10秒間照射したところ、この樹脂組成物(
a)は流動性を失い半固形状となった。次いで120℃
で20分間加熱し、この樹脂組成物(a)の収縮率測定
用硬化物を得た。得られた硬化物を石英製型枠から取り
外し25℃空気中で放冷した後、第1図に示したLIお
よびLIを測定し、硬化収縮率をめた。
次に得られた硬化型樹脂組成物(a)を、未処理の厚さ
100μmポリエチレンテレフタレート・フィルム上に
バーコーターを用いて厚さ約20μ〃lに塗布し、13
5mW/cAの紫外線を5秒間照射したところ、この樹
脂組成物(a)は流動性を失い半固形状となった。次い
で120℃で10分間加熱して硬化させた後、ゴパン目
−セロファン・テープ剥離試駆法によりポリエチレンテ
レフタレート・フィルムとの接着性を測定した。
得られた硬化収縮率および接着性の結果は次の通りであ
った。
収縮率 0.78% 接着性 100/100 別に、厚さ2間の15crn角力゛ラス板に離型剤を塗
布し、これを2枚重ねて間に厚さ3關のスペーサーをは
さみ、得られた樹脂組成物(a)を注入した。次に85
mW/−の紫外線を10秒間照射したところ、この樹脂
組成物<a)は流動性を失い半固形状となった。次いで
120℃で20分間加熱し厚さ3閣の硬化物を得た。
得られた硬化物の性能は次の通りであった。
耐薬品性 膨潤、クラックなどの発生が全くみられず良
好な耐薬品性を示した。
耐水性 外観変化はなかった。
電気絶縁性 2X1018Ω・個 比較例1゜ 飽和ポリエステル樹脂(A)を配合しない以外は実施例
1と同様にして測定した結果は、接着性。
耐薬品性、耐水性および電気絶縁性には大差がなかった
が、収縮率は2.74%であった。
実施例2゜ ビスフェノ−1L/ A 型エポキシ化合物であるエピ
コート828(油化シェルエポキシ社製938部。
コハク酸モノアクリロイルオキシエチルエステル22部
、1,6−ヘキサンジオ−/l’23部、ベンジルジメ
チルケタール0.5部およびN、N−ジエチルアミノエ
タノ−A/9.5部を攪拌容器に仕込み、室温で混合攪
拌し、透明な樹脂組成物(2)を得た。得られた樹脂組
成物の粘度は1.7ポイズであった。
この樹脂組成物(2> 100部に対して実施例1で得
られた飽和ポリエステル樹脂(A)を20部配合し70
℃で混合攪拌し1本発明の低収縮性樹脂組成物(b)を
得た。
次に実施例1と全く同様にして収縮率と接着性を測定し
1次の結果を得た。
収縮率 0172チ 接着性 100/100 別に、実施例1と同様にして、厚さ3Bの硬化物を得た
。得られた硬化物の性能は次の通りであった。
耐薬品性 膨潤、クラックなどの発生が全くみられず良
好な耐薬品性を示した。
耐水性 外観変化はなかった。
電気絶縁性 1X1015Ω・m 実施例3〜9゜ 飽和ポリエステル樹脂(A)の配合斑を斐えた以外は実
施例2と同様にして第1表に記載の低収縮性硬化型樹脂
組成物を11111製し、収縮キと接着性を測定した。
別に、実施例1と同様にして、jvさ3題の硬化物を得
た。収縮率、接着性、耐薬品性、耐水性および電気絶縁
性の測定結果を第1表にまとめて示した。
比較例2゜ 飽和ポリエステル樹脂(A)を配合しない以外は実施例
2と同様にして測定した結果は、接着性。
耐薬品性、耐水性および電気絶縁比には大差がなかった
が、収縮率は2.58%であった。測定結果を第1表に
併記した。
第1表 す樹脂組成物(2) 100部に対する配合量。
比較例3゜ 実施例2で得られた樹脂組成物(2) 100部に対し
て、市販ポリメチルメタアクリレート樹脂を10部配合
し100℃で5時間以上混合檀拌したが樹脂組成物(2
)には溶解しなかった。
同様にして樹脂組成物(2)100部に対して、市販ポ
リスチレン樹脂を10部配合し100℃で5時間以上混
合攪拌したが、同様に樹脂組成物(2)には溶解しなか
った。
更に、樹脂組成物(2) 100部に対して、市販メタ
クリル酸メチル−メタクリル酸−n−ブチル共重合体(
メタクリル酸メチ/I/:メタクリ/’酸−n−プチル
=60740重量比)を10部配合し。
100℃で5時間以上混合1−拝したが同様に樹脂組成
物(2)には溶解しなかった。
比較例4゜ ビスフェノ−/L’Aのエチレンオキシド4モル付加物
のジアクリレート40部、テトラヒドロフルフリルアク
リレート15部およびトリメチロールプロパントリアク
リレート15部を撹拌容器に仕込み、室温で混合攪拌し
、透明な樹脂組成物(3)を得た。得られた樹脂組成物
(3)の粘度は4ポイズであった。得られた樹脂組成物
(3) 100部に対し光開始剤としてベンゾインエチ
ルエーテル3部を配合して紫外線硬化型樹脂組成物(c
)を得た。
次いで収縮率測定用の石英製型枠に得られた樹脂組成物
(c)を注入し、85mW/cIAの紫外線を2分以上
照射したが殆んど液状のままであり、収縮率の測定を行
うに到らなかった。
実施例10゜ ビスフェノ−IvAIfiエポキシ化合物であるエピ:
y−)1001(油化ンエpエポキシ社製)100部、
コハク酸モノアクリロイルオキシエチルエステル48部
、テトラヒドロフルフリルアクリレ−)70部、2−ヒ
ドロキシ−2−メチルプロピオフェノン1部およびNU
N−ジエチルアミノエタノ−/I/1部を攪拌容器に仕
込み、60℃で混合攪拌し、透明な樹脂組成物(4)を
得た。得られた樹脂組成物(4)の粘度は16ポイズで
あった。得られた樹脂組成物(4) 100部に対し常
法により合成した下記組成の飽和ポリエステル樹脂(B
)を20部配合し60℃で混合攪拌し1本発明の低収縮
性硬化型樹脂組成物(d)を得た。
飽和ポリエステ/I/(B)の組成 飽和多価カルボン酸成分 テレフタル酸 49モ/l/% イソフタル酸 49モルチ 5−ナトリウムスルホイソフタル酸 2モル饅多価アル
コール成分 エチレングリコ−/L/ 50モ/L/%ネオペンチル
グリコール 50モ/I/%次に実施例1と同様にして
石英製型枠の中へ得られた樹脂組成物(d)を注入し8
5mW/−の紫外線を10秒間照射したところ、この樹
脂組成物(d)は流動性を失い半固形状となった。次い
で120℃で20分間加熱し、この樹脂組成物(d)の
収縮率測定用硬化物を得た。得られた硬化物の収縮率を
実施例1と同様にしてめた。
別に、得られた樹脂組成物(d)を、未処理の厚さ10
0μmポリエチレンテレフタレ−6・・フイルム上にバ
ーコーターを用いて厚さ約20μmに塗布し、85F7
i1W/dの紫外線を5秒間照射し、次いで120℃で
10分間加熱して硬化させた後、実施例1と同様にして
ポリエチレンテレフタレート・フィルムとの接着性を測
定した。
得られた収縮率および接着性の結果は次の通りであった
収縮率 0.32% 接着性 100/100 さらに、実施例1と同様にして厚さ2mの15鋸角ガラ
ス板に離型剤を塗布し、これを2枚重ねて間に厚さ3閤
のスペーサーをはさみ、得られた樹脂組成物(d)を注
入した。次に85mW/ctAの紫外線を8秒間照射し
たところ、この樹脂組成物(d)は流動性を失い牛固形
状となった。次いで120℃で15分間加熱し厚さ3a
amの硬化物を得た。
得られた硬化物の性能は次の通シであった。
耐薬品性 膨潤、クラックなどの発生が全くみられず良
好な耐薬品性を示した。
耐水性 外m変化はなかった。
電気絶縁性 2X101”Ω・α 実施例11〜15゜ 飽和ポリエステル樹脂(B)の配合量を変えた以外は実
施例10と同様にして第2表に記載の低収縮性硬化型樹
脂組成物を調製し、収縮率と接着性を測定した。
別に、実施例1Oと同様にして、厚さ3mの硬化物を得
た。収縮率、接着性、耐薬品性、耐水性および電気絶縁
性の測定結果を第2表にまとめて示した。
比較例5゜ 飽和ポリエステル樹脂(B)を配合しない以外は実施例
10と同様にして測定した結果は、接着性、耐薬品性、
耐水性および電気絶縁性には大差がなかったが、収量率
は0.78%であった。測定結果を第2表に併記した。
第 2 表
【図面の簡単な説明】
第1図は収縮率を測定するために用いた石英型枠の見取
因を示す。 八は1300調、Bは25■、Cは10關、Dは約11
6”mEは約10mである。 第2図は石英ll!型枠の樹脂注入部の側面図を示す。 Llは111.051i11であり+L2はII6.4
2am、 dは3mである。 第3図は硬化物の側面図を示す。 第20 第3図 手続補正書 昭和59年9月6日 L 事件の表示 昭和58年特許願第236978号 & 発明の名称 低収縮性硬化型樹脂組成物 & 補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 表 補正の対象 図 面 振 補正の内容 (1)第2図を別紙の通り訂正する。 第2面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 分子内に少なくとも2個のエポキシ基を存するエポキシ
    化合物(A)、分子内にカルボキシル基を有する光重合
    性化合物(B)または該化合物CB)と他の光重合性化
    合物(C)との混合物、および光開始剤からなる硬化型
    樹脂に、該硬化型樹脂に可溶な飽和ポリエステル樹脂(
    D)を配合してなることを特徴とする低収縮性硬化型樹
    脂組成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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