JPH0491104A - 光重合反応開始剤 - Google Patents

光重合反応開始剤

Info

Publication number
JPH0491104A
JPH0491104A JP20681890A JP20681890A JPH0491104A JP H0491104 A JPH0491104 A JP H0491104A JP 20681890 A JP20681890 A JP 20681890A JP 20681890 A JP20681890 A JP 20681890A JP H0491104 A JPH0491104 A JP H0491104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
parts
acid
membered ring
reaction initiator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20681890A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Sasaki
裕介 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOTEX KK
Original Assignee
OOTEX KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OOTEX KK filed Critical OOTEX KK
Priority to JP20681890A priority Critical patent/JPH0491104A/ja
Publication of JPH0491104A publication Critical patent/JPH0491104A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複素環式環状化合物用の新規な光重合反応開
始剤に係る。詳述すれば、本発明は、複素環式環状化合
物単量体に必要量を添加し、活性光エネルギーを照射し
た際、かかる複素環式環状化合物単量体を高分子状態に
重合し得る光重合反応開始剤に係る。
従来の技術及び発明か 解決しようとする課題 従来、環状化合物の重合反応は、BFs、AQBr、、
SbF5.5nCQa、5bCQs、FeCf2 、、
PF、等のルイス酸、これらルイス酸と有機ハロケン化
物との混合物、又はこれらルイス酸とトリアルキルオキ
ソニウム塩とのコンプレックスなどを触媒として用いる
カチオン開環重合、又は塩化鉄−プロピレンオキント錯
体を触媒として用いる配位アニオン重合なとが一般的で
ある。
しかし、これらの触媒を用いて重合反応を行うには、こ
れら触媒か空気中で不安定であったり、不純物に対して
敏感であったりするために、原料となる化合物や単量体
、さらに溶剤なとについて高度に精製を行い、反応系内
に高真空にしなければならないなど、原料の取り扱いや
、反応操作に十分な注意と熟練か必要であった。
一方、環状化合物の光重合に関しては、−船釣には、ジ
アゾニウム塩、ヨードニウム塩、スルホニウム塩、鉄−
アレン錯体等とルイス酸とのコンプレックス、アルミニ
ウム又は亜鉛とポルフィリン環との錯体、又は銀とルイ
ス酸との化合物などが触媒として知られている。
光重合を利用してエポキシ樹脂の光硬化を行うに当たっ
ては、これら光重合触媒の中でも、ジアゾニウム塩、ヨ
ードニウム塩、スルホニウム塩、鉄−アレン錯体等とル
イス酸とのコンプレックスが使用されている。
しかし、これら触媒の使用に関しては、(1)硬化速度
か遅い、(2)厚膜(200μm以上)硬化性か悪い、
(3)これら触媒を含む光硬化性エポキシ樹脂組成物は
シェルフライフ(棚寿命)が短い、(4)光重合中にガ
スの発生かあり、硬化生成物内にピンホール、気泡が生
ずるため均一な膜か得られない、(5)硬化開始活性種
か硬化生成物中に遊離のイオン性不純物として残存する
ため、得られた硬化生成物を電機、電子機器、部品等へ
使用した場合、電気絶縁性なとの電気特性の低下、加水
分解環境下での素子及び接点金属母材の腐食なとの問題
がある。
これらの問題点を解決するために多くの方策か講しられ
ている。たとえば、硬化速度を上げ、厚膜硬化性を向上
させるために、助触媒を用いたり、より大きな酸性を示
すイオン化合物との錯体を試作したりしているか、却っ
て硬化生成物中のイオン性不純物の残存量か増加したり
、触媒の安定性か低下している。すなわち、硬化速度や
厚膜硬化性の如き硬化性能と、触媒の熱安定性向上、残
存不純物量の低減とは相反する性質の問題であり、両者
を同時に解決する方策は未だ示されていない。
従って、このような従来の触媒を含有するエポキシ樹脂
組成物は、上述の問題点を多数含むため、使用できる用
途、市場か限られ、エポキシ樹脂硬化生成物か本来持っ
ている有用性か制限されている。
また、一方では半導体メモリーなとの大型化等に伴い、
使用されるエポキシ樹脂の低弾性率化か進められている
。これは、エポキシ樹脂と他の樹脂、たとえば、シリコ
ン樹脂、ブタンエン等のコム状樹脂などとを共重合させ
るエポキシ樹脂中へのソフトセグメントの導入等の手段
によって実施されている。しかし、原料樹脂製造にお(
プる工程が増加するため、樹脂のコストか上昇し、その
結果、これら低弾性率化エポキシ樹脂を使用した製品の
コスト高を招いている。
また、これら低弾性率化エポキシ樹脂は相対的に硬化反
応が遅いという欠点も有している。
課題を解決するための手段 本発明は、従来の複素環式環状化合物の光重合用触媒に
関する上述の問題点を解消して、光硬化性に優れ、かつ
保存安定性が良く、目的用途に応じて、その硬化生成物
の機械的性質等の物理特性を良好に調整し、しかも硬化
生成物中における遊離イオンによる不純物か低減される
ため電気特性か良好で、腐食性の少ない硬化生成物を与
える新規な光重合反応開始剤を提供することを目的とす
る。
本発明による複素環式環状化合物の光重合用の反応開始
剤は、分子内に炭素−炭素不飽和二重結合を有し、かつ
同一分子内に炭素−酸素不飽和二重結合を有する共役系
α不飽和不飽和カルボン酸を含有することを特徴とする
作用 本発明の光重合反応開始剤として用いられる共役系α不
飽和不飽和カルボン酸化合物は、−放火%式% (式中、R1及びR2は水素又は直鎖状又は分枝状の飽
和又は不飽和アルキル基、置換又は未置換のアリール基
又はカルボキシ基であり、R3は水素又は置換又は未置
換のアルキル基であり)で表されるものである。
具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、
イソクロトン酸、ソルビン酸、ケイ皮酸、マレイン酸、
フマル酸、ントラコン酸、イタコン酸等であり、単独で
又は2以上の混合物として使用される。これらの中でも
特に好適な共役系αβ−不飽和カルボン酸は、アクリル
酸、メタクリル酸である。
本発明の光重合反応開始剤か適用可能な複素環式環状化
合物は、3員環、4員環、5員環、6員環又は7員環を
有する各種の化合物である。
たとえば、3員環を含む化合物としては、エチレンオキ
シド、プロピレンオキシド、エピクロルヒドリン、スチ
レンオキシド、シクロヘキセンオキシト、シクロヘキセ
ンスルフィト、これら3員環エーテルを有するジエン系
単量体、重合体又は共重合体、ビスフェノールA型エポ
キン樹脂、ビスフェノールF型エポキン樹脂及びこれら
の水添加物又は臭素化物、クレゾールノボランク型エポ
キシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂の如き
エピクロルヒドリンとフェノール化合物との重縮合物、
エピクロルヒドリンと多価アルコールとの重縮金物、脂
環式エポキシ樹脂、ポリグリシジルアミン系エポキシ樹
脂である。
4員環を含む化合物としては3.3−ビス(クロロメチ
ル)オキセタンがあり、5員環を含む化合物として13
−ジオキソラン、2−ピロリドンがあり、6員環を含む
化合物はトリオキサンであり、7員環を含む化合物は6
−ヘキサノラクトン、ε−カプロラクタムである。
本発明による光重合反応開始剤は、上記複素環式環状化
合物100重量部当たり5−100重量部、好ましくは
7−80重量部の量で添加、配合され、均一な混合物を
生成する。
本発明の反応開始剤の添加量か5重量部以下では、目的
の重合生成物の収率や重合度か低く、方100重量部を
越えると、環状化合物と反応開始剤との混合溶液の溶液
安定性か低下する。
上述の本発明による光重合反応開始剤を含有する複素環
式環状化合物溶液の光重合に際して、光照射雰囲気は高
真空下、不活性ガス中、大気圧下のいずれでも良く、ま
た、冷却照射、加温照射、常温照射のいずれの方法によ
っても光重合は進行する。また、光照射後、所定温度内
で後重合を進行させる光誘起重合法も適用できる。
これら光重合もしくは光誘起重合に必要な活性光エネル
ギー源としては、特に特別なものはなく、波長として2
0Or++++ 〜400nm、特に好ましくは250
nm〜38(lnmの紫外域の光線か得られればよい。
光照射時間(光照射エネルギー量)は、重合目的物の対
光活性度合、目標とする重合度や架橋度に応して任意に
選択される。
本発明による光重合反応開始剤は、該反応開始剤による
複素環式環状化合物の硬化重合反応の促進剤として機能
する金属化合物と併用される。
このような金属化合物としては、コバルトアセチルアセ
トネート、ナフテン酸コバルト、亜鉛アセチルアセトネ
ート、ナフテン酸亜鉛、ヨウ化亜鉛、アルミニウムアセ
チルアセトネート、エチルアセトアセトネートアルミニ
ウムジイソプレート等がある。
通常、これらは単独で又は2種以上の混合物として、光
重合反応開始剤100重量部当たり0.001−50重
量部、好ましくは0.1−45重量部の量で配合される
。該金属化合物が0.001重量部よりも少ない場合に
は、その効果かあまり見られず、一方50重量部以上で
は重合目的物の硬化を阻害したり、添加した溶液組成物
の安定性か低下する。
硬化重合反応において使用可能な他の促進剤としては、
第2級アミノ基又は第3級アミノ基、カルボニル基及び
エステル基から選ばれる少なくとも1の官能基を分子内
に有するルイス塩基性化合物かある。具体的には、該ル
イス塩基性化合物は、イミダゾール、N−メチルイミダ
ゾール、N−ビニルイミダゾール、N−メチル−2−ピ
ロリドン、N−ビニルビロリトン、2−ビニルピリジン
、4−ビニルピリジン不飽和プロピオラクトン、カルボ
ン酸エステル類の中から選ばれる有機化合物である。
一般に、これらは1種又は2種以上の混合物として、光
重合反応開始剤100重量部当たり0.1−20(1重
量部、好ましくは10−150重量部で使用される。
該ルイス塩基性化合物がO,I重量部より少ない場合は
、その添加の効果が見られず、一方、200重量部を越
えると重合目的物の硬化反応を阻害したり、添加溶液の
安定性か低下する。
本発明によれば、上述の金属化合物及びルイス塩基性化
合物の両方を硬化促進剤として使用することも可能であ
る。
これらの両方の化合物を硬化促進剤として使用すると、
光重合反応開始剤の使用量を低減でき、収率、架橋度等
の向上が達成されるなど他の利点も得られる。
次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するか、本
発明は以下の例のみに限定されるものではない。
これら実施例における反応開始剤及び促進剤、各単量体
、溶剤等については、市販試薬、工業用樹脂を特に精製
することなくそのままで使用している。また、活性エネ
ルギー源としては、高圧水銀ランプ(セン特殊光源源H
L −1000DL、 80W/cTl′l)からの光
線を紫外線透過フィルター(メルグレオ製UG5)を透
過させ、250nm−380nmの波長光線のみとして
使用し、照度60mW/ cm 2(365nm換算)
にて常温大気圧下で無色透明ガラスサンプル瓶に深さ3
順まで充填した光重合反応開始剤を含有する複素式環環
状化合物に対して15J/cTn2照射した。照射終了
後、好適な溶剤にて未反応モノマー、促進剤等を洗浄除
去し、65°Cにて一昼夜減圧乾燥後、秤量して収量を
求め、仕込み量との重量比を収率とした。また、重合硬
化生成物をアセトン/メチルエチルケトン(30/ 7
0:v/v)溶液にて20時間煮沸抽出した後、65℃
にて一昼夜減圧乾燥し、溶剤不溶不融のゲル物の重量を
求め、抽出前の重量に対するゲル物の重量比を架橋度と
した。
なお、以下の実施例に示す配合量の部は、すべて重量部
である。
実施例1 攪拌機を具備するフラスコにシクロヘキセンオキシト1
00部及びアクリル酸7部を導入し、充分に攪拌して透
明な混合溶液を得た。
このようにして得られた液状溶液を上述の無色透明なガ
ラスサンプル瓶に所定深さまで導入し、15J/cm’
で光照射を行い、重合硬化させた。
光重合により得られた微黄色の透明な固体について、上
述の方法に従って収率を求めた。収率は186%であっ
た。
実施例2 前記実施例1と同様にして、シクロヘキセンオキシド1
00部にアクリル酸73部を配合、混合し、光照射を行
ったところ、微黄色透明固体を収率833%で得た。
実施例3 シクロヘキセンオキシト100部にイソクロトン酸87
部を配合、混合し、光照射を行ったところ、淡黄色粘稠
体を収率512%で得た。
実施例4 シクロヘキセンオキシト100部にアクリル酸7部、コ
バルトアセチルアセトネート043部を配合、混合し、
光照射を行ったところ、淡緑色透明固体を収率25%で
得た。
実施例5 シクロヘキセンオキシド100部にアクリル酸7部、ヨ
ウ化亜鉛0.43部を配合、混合し、光照射を行ったと
ころ、透明固体を収率314%で得た。
実施例6 シクロヘキセンオキシト100部にN−メチルイミダゾ
ール82部を配合、混合した溶液10(1部にアクリル
酸21部、コバルトアセチルアセトネート09部を配合
、混合した。得られた溶液に光を照射して重合させたと
ころ、赤紫色透明グリース状物を収率446%で得た。
実施例7 シクロヘキセンオキシト100部にアクリル酸75部、
ヨウ化亜鉛32部、コバルトアセチルアセトネート03
部を配合、混合し、光照射を行ったところ、緑色透明固
体を収率579%で得た。
上記実施例1−7の光照射前の混合溶液では、いずれも
、室温において特に顕著な粘度上昇も観察されず、3週
間以上安定であった。
実施例8 スチレンオキシド100部にアクリル酸7部を配合、混
合し、光照射を行ったところ、収率186%で透明固体
を得た。
実施例9 スチレンオキシド100部にアクリル酸6部、コバルト
アセチルアセトネート04部を配合、混合し、光照射を
行ったところ、淡緑色透明固体を収率301%で得た。
実施例10 スチレンオキシド100部(こ4−ビニルビりシン8フ
部を配合、混合した溶液100部に、アクリル酸102
部、コバルトアセチルアセトネート04部を配合、混合
した。得られた溶液について光照射を行ったところ、褐
色固体を収率39%で得た。
実施例11 脂環式エポキシ樹脂(チハガイギー製アラルダイトCY
−179)100部にアクリル酸132部を配合、混合
し、光照射を行ったところ、架橋度20の透明固体を収
率80%で得た。
実施例12 脂環式エポキン樹脂(チハガイギー製アラルダイトCY
−279)100部にアクリル酸187部、ヨウ化亜鉛
0.8部を配合、混合し、光照射を行ったところ、架橋
度50の透明固体を収率85%で得た。
実施例13 脂環式エポキシ樹脂(チハガイギー製アラルダイトCY
−1,79)100部にアクリル酸16.3部、亜鉛ア
セチルアセトネート05部、N−ビニルイミダゾール3
2部を配合、混合し、光照射を行ったところ、架橋度3
2の淡褐色透明固体を収率96%で得た。
実施例14 1.3−ビス(N、N−グリシジルアミノメチル)シク
ロヘキサン(三菱ガス化学型テトラットC)100部に
アクリル酸40部、コバルトアセチルアセトネート00
4部、N−ビニルピロリド210部を配合、混合し、光
照射を行ったところ、架橋度81の淡褐色透明固体を収
率100%で得た。
実施例15 シクロヘキセンスルフィト100部にアクリル酸74部
を配合、混合し、光照射を行ったところ、淡黄色透明固
体を収率142%で得た。
実施例16 13−ンオキソラン100部にアクリル酸97部を配合
、混合し、光照射を行ったところ、白色粉末を収率12
4%で得た。
実施例17 2−ピロリドン100部にアクリル酸847部、コバル
トアセチルアセトネート08部を配合、混合し、光照射
を行ったところ、赤紫色透明固体を収率78%で得た。
発明の効果 本発明による光重合反応開始剤は、複素環式環状化合物
の光重合において下記の利点を示す。
(1)硬化性か良い。すなわち、硬化速度、深部硬化性
共に優れている。
(2)光重合反応開始剤の添加量、及び併用する触媒の
成分及び添加量を適宜調整することにより、多種の複素
環式環状化合物を光重合でき、また、その重合度(分子
量)等も任意に調整できる。
(3)当該光重合反応開始剤は共重合性を有しているた
め硬化生成物中における遊離のイオン性不純物か低減す
る。従って、硬化生成物の電気的特性、すなわち電気絶
縁性などの性質か向上し、加水分解環境下での金属母材
の腐食も低減できる。
(4)当該光重合反応開始剤及び触媒成分はごく一般的
なものであり、比較的安価である。
(5)当該光重合反応開始剤を添加した溶液の安定性か
良い。
(6)取り扱いか容易である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複素環式環状化合物の光重合用の反応開始剤におい
    て、分子内に炭素−炭素不飽和二重結合を有し、かつ同
    一分子内に炭素−酸素不飽和二重結合を有する共役系α
    、β−不飽和カルボン酸を含有することを特徴とする、
    光重合反応開始剤。 2 請求項1記載のものにおいて、コバルト、亜鉛、ア
    ルミニウムの金属化合物でなる群から選ばれる少なくと
    も1の金属化合物及び/又はルイス塩基性化合物を硬化
    促進剤として添加してなる、光重合反応開始剤。 3 請求項1記載のものにおいて、前記共役系α、β−
    不飽和カルボン酸が、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1及びR_2は水素又は直鎖状又は分枝状
    の飽和又は不飽和アルキル基、置換又は未置換のアリー
    ル基又はカルボキシ基であり、R_3は水素又は置換又
    は未置換のアルキル基であり)で表されるものである、
    光重合反応開始剤。 4 請求項3記載のものにおいて、前記共役系α、β−
    不飽和カルボン酸が、アクリル酸、メタクリル酸、クロ
    トン酸、イソクロトン酸、ソルビン酸、ケイ皮酸、マレ
    イン酸、フマル酸、シトラコン酸、イタコン酸である群
    から選ばれる少なくとも1のものである、光重合反応開
    始剤。 5 請求項4記載のものにおいて、前記共役系α、β−
    不飽和カルボン酸が、アクリル酸又はメタクリル酸であ
    る、光重合反応開始剤。 6 請求項2記載のものにおいて、前記金属化合物が、
    コバルトアセチルアセトネート、ナフテン酸コバルト、
    亜鉛アセチルアセトネート、ナフテン酸亜鉛、ヨウ化亜
    鉛、アルミニウムアセチルアセトネート、エチルアセト
    アセトネートアルミニウムジイソプレートでなる群から
    選ばれるものである、光重合反応開始剤。 7 請求項2記載のものにおいて、前記ルイス塩基性化
    合物が、第2級アミノ基又は第3級アミノ基、カルボニ
    ル基及びエステル基から選ばれる少なくとも1の官能基
    を分子内に有する有機化合物である、光重合反応開始剤
    。 8 請求項7記載のものにおいて、前記有機化合物が、
    イミダゾール、N−メチルイミダゾール、N−ビニルイ
    ミダゾール、N−メチル−2−ピロリドン、N−ビニル
    ピロリドン、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン
    、β−プロピオラクトン、カルボン酸エステル類の中か
    ら選ばれるものである、光重合反応開始剤。 9 請求項1記載のものにおいて、前記複素環環状化合
    物が、3員環を含む化合物、4員環を含む化合物、5員
    環を含む化合物、6員環を含む化合物、又は7員環を含
    む化合物である、光重合反応開始剤。 10 請求項1記載のものにおいて、前記3員環を含む
    化合物が、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、エ
    ピクロルヒドリン、スチレンオキシド、シクロヘキセン
    オキシド、シクロヘキセンスルフィド;これら3員環エ
    ーテルを有するジエン系単量体、重合体又は共重合体;
    ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型
    エポキシ樹脂及びこれらの水添加物又は臭素化物、クレ
    ゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノールノボラッ
    ク型エポキシ樹脂の如きエピクロルヒドリンとフェノー
    ル化合物との重縮合物;エピクロルヒドリンと多価アル
    コールとの重縮合物;脂環式エポキシ樹脂、ポリグリシ
    ジルアミン系エポキシ樹脂であり、4員環を含む化合物
    が、3,3−ビス(クロロメチル)オキセタンであり、
    5員環を含む化合物が、1,3−ジオキソラン、2−ピ
    ロリドンであり、6員環を含む化合物がトリオキサンで
    あり、7員環を含む化合物が6−ヘキサノラクトン、ε
    −カプロラクタムである、光重合反応開始剤。 11 請求項1記載のものにおいて、前記複素環式環状
    化合物100重量部に対して5ないし100重量部、好
    ましくは7ないし80重量部の量で使用される、光重合
    反応開始剤。 12 請求項2記載のものにおいて、前記金属化合物及
    びルイス塩基性化合物を、光重合反応開始剤100重量
    部当たり、それぞれ0.001ないし50重量部、好ま
    しくは0.1ないし45重量部、及び0.1ないし20
    0重量部、好ましくは10ないし150重量部の量で添
    加してなる光重合反応開始剤。
JP20681890A 1990-08-06 1990-08-06 光重合反応開始剤 Pending JPH0491104A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20681890A JPH0491104A (ja) 1990-08-06 1990-08-06 光重合反応開始剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20681890A JPH0491104A (ja) 1990-08-06 1990-08-06 光重合反応開始剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0491104A true JPH0491104A (ja) 1992-03-24

Family

ID=16529597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20681890A Pending JPH0491104A (ja) 1990-08-06 1990-08-06 光重合反応開始剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0491104A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7515812B2 (en) 2003-10-10 2009-04-07 Panasonic Corporation Recording medium, reproduction device, program, and reproduction method

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5097324A (ja) * 1973-12-20 1975-08-02
JPS6067446A (ja) * 1983-09-24 1985-04-17 Toagosei Chem Ind Co Ltd カプロラクトンポリエステル不飽和単量体の製造方法
JPS61101526A (ja) * 1984-10-23 1986-05-20 Toyobo Co Ltd 硬化型樹脂組成物

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5097324A (ja) * 1973-12-20 1975-08-02
JPS6067446A (ja) * 1983-09-24 1985-04-17 Toagosei Chem Ind Co Ltd カプロラクトンポリエステル不飽和単量体の製造方法
JPS61101526A (ja) * 1984-10-23 1986-05-20 Toyobo Co Ltd 硬化型樹脂組成物

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7515812B2 (en) 2003-10-10 2009-04-07 Panasonic Corporation Recording medium, reproduction device, program, and reproduction method
US8107788B2 (en) 2003-10-10 2012-01-31 Panasonic Corporation Recording medium, playback device, recording method and playback method
US8131130B2 (en) 2003-10-10 2012-03-06 Panasonic Corporation Recording medium, playback apparatus, recording method, and playback method
US8406604B2 (en) 2003-10-10 2013-03-26 Panasonic Corporation Playback apparatus, recording method, and playback method
US8437625B2 (en) 2003-10-10 2013-05-07 Panasonic Corporation Playback apparatus program and playback method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4739032A (en) Aromatic oligomers and resins
US20080194740A1 (en) Directly photodefinable polymer compositions and methods thereof
JP5037348B2 (ja) エポキシ樹脂組成物
US20110112266A1 (en) Curable copolymer and curable resin composition
EP1925630B1 (en) Thermosetting resin composition
KR20120099044A (ko) 반도체 봉지용 에폭시 수지 조성물, 반도체 장치 및 이형제
JP5543199B2 (ja) オキセタン樹脂組成物
JP2001342240A (ja) エポキシ樹脂組成物
JPH0491104A (ja) 光重合反応開始剤
US20230331688A1 (en) Diepoxy compound, curable composition, cured product, and optical member
JP3047800B2 (ja) 側鎖にオキセタニル基を含有する重合体の製造方法
JP5097541B2 (ja) 透明耐熱性樹脂およびその製造方法、並びに透明耐熱性樹脂を含有する光学材料
JP2782093B2 (ja) 重合性組成物
EP3421477B1 (en) Organopolysiloxane and production method therefor, and curable composition
WO2005061583A1 (ja) カチオン重合性樹脂組成物
JP2001081111A (ja) カチオン重合性樹脂組成物の製造方法
JP3858471B2 (ja) オキセタニル基を有する高分子量重合体の製造方法
JP2003105036A (ja) 低誘電正接樹脂組成物と絶縁体および半導体装置
EP0483796A2 (en) A composition comprising polyether compounds, a process for the preparation thereof and a curable resin composition
JPS627719A (ja) エポキシ樹脂の製法
JPH11217406A (ja) カチオン硬化促進剤を含有する熱硬化性組成物
JPH0372507A (ja) 新規なエポキシ樹脂及びその硬化方法
JPS6119624A (ja) 硬化性組成物
JP3247741B2 (ja) エポキシ樹脂硬化剤
JPS61192729A (ja) 反応性のオリゴマ−