JPS61101146A - 文書作成通信端末装置 - Google Patents

文書作成通信端末装置

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JPS61101146A
JPS61101146A JP59222270A JP22227084A JPS61101146A JP S61101146 A JPS61101146 A JP S61101146A JP 59222270 A JP59222270 A JP 59222270A JP 22227084 A JP22227084 A JP 22227084A JP S61101146 A JPS61101146 A JP S61101146A
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JP
Japan
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signal transmission
communication
transmission speed
terminal device
standard
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JP59222270A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Yamada
俊明 山田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61101146A publication Critical patent/JPS61101146A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、文書作成編集機能及び通信機能を有する文
書作成通信端末装置に関する。
皿米艮亙 近年、各種のデータ通信を行なう通信端末装置として、
例えば文書作成編集機能を持つワードプロセッサに高度
な通信機能を加えた、若しくはテレックスに文@編集機
能や通信処理などの機能を加えたのと同等な文書作成通
信端末装置1例えばコミュニケーションワードプロセッ
サや国際間通信の可能な文書作成端末装置(一般に[テ
レテツクス」と称される)が開発されている。
このような各種の文書作成通信端末装置の内のテレテッ
クスとして、例えば日本語テレテックスがあり、この日
本語テレテックスの通信手順(通信機能)は、CCIT
T勧告及び郵政省告示に定められているので、一般にこ
れ等に定められた標準的な第1の通信手順を実行するよ
うに構成している。
しかしなから、すべての通信端末装置相互間において、
上述のCC(TT勧告及び郵政省告示に定められた標準
的な通信手順(標準通信機能)に従ってのみ通信を行な
うのでは、高速通信化等の通信効率の向上を図れない。
目   的 二の発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、文書
作成通信端末装置における通信効率を一向上することを
目的とする。
It又 この発明は上記の目的を達成するために、相手側端末装
置が自己と同等の非標準信号伝送速度で通信可能か否か
を確認するプライベート信号伝送速度確認手段と、該ブ
ライヘート信号伝送速度確認手段の確認結果に応じて前
記相手側端末装置が自己と同等の非標準信号伝送速度で
通信する機能を有するときには予め定めた非標準信号伝
送速度を設定するプライベート信号伝送速度設定手段と
を設けたものである。なお、この明細書中においては、
CCITT勧告並びに郵政省告示等で定められた必須及
びオプションの信号伝送速度を「標準信号伝送速度」と
云い、それ以外の信号伝送速度を「非標準信号伝送速度
」 (又は「プライベート信号伝送速度」)と云う。
以下、この発明の一実施例に基づいて具体的に説明する
第1図は、この発明の一実施例を示す機能ブロック図で
ある。
この文書作成通信端末装置は、例えば入力装置。
表示装置、印刷装置、外部記憶装置、ローカル処理装置
等によって構成される文書作成編集機能を有するローカ
ル端末袋[Aと、このローカル端末装置qAによって作
成されたドキュメント(文書)を相手側文書作成通信端
末装置に送信し、また相手側文書作成通信端末装置から
ドキュメントを受信する通ずご機能(送信機能及び受信
機能のいずれか一方のこともある)を有する通信処理族
[Bとを有している。
その通信処理族[Bは、C’CITT勧告並びに郵政省
告示に定められた標準信号速度を含む標準通信機能を有
すると共に、プライベート信号伝送速度確認手段C及び
プライベート信号伝送速度設定手段りによって非標準信
号伝送速度も設定可能である。
つまり、プライベート信号伝送速度確認手段Cは、相手
側端末装置が自己と同等(同−若しくは相当)の非標準
信号伝送速度で通信可能か否かを確認し、この確認結果
をプライベート信号伝送速度設定手段りに伝達する。
それによって、このプライベート信号伝送速度設定手段
りは、プライベート信号伝送速度確認手段Cが相手側端
末装置が非標準信号伝送速度で通信可能と確認したとき
には1通信処理装置Bの信号伝送速度を標準信号伝送速
度から予め定めた非標準信号伝送速度に変更設定する。
したがって、非標準信号伝送速度として標準信号伝送速
度に比べてより高速な値を設定することにより、同−又
は相当の非標準信号伝送速度で通信する機能を有する通
信端末装置相互間においては、標準信号伝送速度で通信
する場合よりも高速で通信を行なうことができ1通信効
率が向上する。
第2図は、この発明を実施した文書作成通信端末装置の
一例を示す外観斜視図である。
なお、この文書作成通信端末装置の仕様は、テレテック
スに関するCCITT勧告並びに日本語テレテックスに
関する郵政省告示に準拠する。
この文書作成通信端末装置は、文書作成編集に必要な情
報等を入力するキーボード1と、文書情報等を表示する
ビットマツプディスプレイ装置2と、ワイヤドツトイン
パクトプリンタ3と1文書情報やシステムプログラム等
を格納するフロンビディスク装置及び薄型ハードディス
ク装置、システム制御部1通信制御部等を内蔵した本体
10とによって構成されている。
第3図は、この文書作成通信端末装置のハードウェア構
成を示すブロック図である。
キーホード1は、各種のキーを操作することによって、
交会作成2文書伝送及びシステム制御に必要な仮片名、
平片名、′fA字、英字、数字等の文字情報及び制御情
報を入力する。
ビットマツプディスプレイ装置2は1文書作成、IQ集
操作及び文書送信操作等の各種操作に必要な情報や文告
情報を表示する。
ワイヤドツトインパクトプリンタ3は、CCITT勧告
並びに郵政省告示に規定されたすべてのグラフインク・
キャラクタコード(文字符号)及び制御機能コードを取
扱うことができ1作成文書情報や受信文書情報等を記録
紙に記録する。
フロンピディスク装@4は、公知の5インチ・ダブルデ
ンシティ・フロッピディスクドライブ(以下rFDDJ
とも称す)で構成され、ハードディスクlj ′fi5
は、公知の5インチハードディスク装置で構成されてい
る。
これ等のフロンビテイスク装置4並びにハードディスク
装置5には、システムプログラム、g字等の文字パター
ン、作成文書情報や受信文書情報等を装填するディスク
に格納する。
システム制御部(システム・コントロール・ユニットr
SCUJ )6は、CPU (中央処理装置)60、R
OM61.RAM62等からなる16ビツト・マイクロ
コンピータ・システムと、キーボードインタフェース6
3と、ディスプレイコントローラ64と、プリンタイン
タフェース65と。
FDDコントローラ66と、ハードディスクコントロー
ラ67等とからなる。
そして5このシステム制御部6は1文書の作成編集等の
ワードプロセッシング処理及び通信制御部7との文書送
受信にかかわる手順、受信文書印字などのローカル送受
信処理(両者を併せて「ローカル処理」と称す)を行な
う。
このローカル処理は、RAM62のシステム領域に格納
する主にタスクの実行管理、ファイル管理及びIloの
制御をするマルチタスク制御が可能でレジデント(常駐
)プロセス機能を有するオペレーティングシステム(O
S)、主にフロッピディスク装置4.バートチ゛イスク
装置5に対する記憶情報の入出力管理、記憶情報のファ
・イル化及びファイル管理をするファイルメンテナンス
プログラム、文書の作成編集を制御するワードプロセツ
シンクブログラム、各入出力装置を制御するプログラム
並びに通信制御部7との間のドキュメントの送付、受領
に関する制御をするプログラム等に基づいて行なう。
なお、これ等のキーボード1.ビットマツプディスプレ
イ装置2.プリンタ3.フロッピディスク装置4.ハー
ドディスク装置5及びシステム制御部6によって、第1
図に示すローカル端末装置Aが構成され、これはパーソ
ナルコンピュータ等としても使用できる。
通信制御部(コミニケーション・コントロール・ユニッ
トrccu」)7は、第1図に示す通信処理装置B、プ
ライベート信号伝送速度確認手段C及びプライベート信
号伝送速度設定手段りを兼ねた通信装置であり、例えば
第4図に示すように構成しである。
この通信制御部7は、CPU7’l 、RAM72゜R
AM73及びROM74等からなる16ビツト・マイク
ロコンピュータシステムによって全体を制御する。
なお、RAM72はワーキングエリアとして使用し、ま
たRAM73はバッテリバックアップをして受信文書情
報、送信文書情報並びに送受信ログ情報を格納する通信
メモリとして使用する。
また、ROM74には1通信制御に関わるブロクラムを
格納しである。
なお1日本語テレテックスの通信プロトコルは、物理レ
イヤ(レイヤ1)、リンクレイヤ(レイヤ2)、ネット
ワークレイヤ(レイヤ3)、トランスポートレイヤ(レ
イヤ4)、セツションレイヤ(セツション制御及びドキ
ュメント制御を含む)(レイヤ5)、プレゼンテーショ
ンレイヤ(レイヤ6)、アプリケーションレイヤ(レイ
ヤ7)のレイヤ1〜7の階層構造になっており、通信制
御部7はレイヤ1〜レイヤ6を担当する。
そして、レイヤ1〜レイヤ6のプログラムは。
上述のようにROM74に格納されるが、第5図に示す
ように各レイヤ毎にモジュールに分割しである。
なお、この実施例では、第5図に示すようにセツション
レイヤのドキュメント制御手順から直接的にトランスポ
ートレイヤ、ネットワークレイヤ。
リンクレイヤに対して指示を与える経路がある。
また、この通信制御部7は、システム制御部6(ローカ
ル端末装置)との間でSCUインタフェース75を介し
て送信文書情報、受信文書情報等のデータ転送を行ない
、システム制御部6から受領した送信文書情報はRAM
73に一旦格納した後、相手側端末装置に送出し、また
相手側端末装置からの受信文書情報もRAM73に一旦
格納しり後、シスム制御部6の要求に応じてシステム制
御部6に送出する(所謂メモリ間通信)。
さらに、この通信制御部7は、公衆電話凹線を介して相
手側端末装置との間で通信を行なうために、マルチプロ
トコル・シリアルコントローラ(MPSC)7G、モデ
ム(MODEM>77゜ラインインタフェース782回
線制御装置(AA−NCU)79.回線保護装置(PD
)80並びにモデム77、回線制御装置7日用のモデム
ポート81.NCUポート82とを備えている。
なお、公衆電話回線だけでなく、パケット交換網あるい
は回線交換網をも使用可能にするためのX、21インタ
フエース83及びコネクタ84をも有している。
さらにまた、この通信制御部7は、受信文書有り等を表
示するためにLED表示器85並びに送受信日時の管理
等に使用するカレンダ86も備えている。
第6図は、この通信制御部7を機能的に示したブロック
図である。
ホストインタフェース部7Aは、システム制御部6(ホ
ストシステム)との間に介在した第4図のSCUインタ
フェース75である。
ドキュメント制御部7Bは、階層的通信プロトコルを構
成するセツションレイヤ(レイヤ5)の内のドキュメン
ト制御手順の制御を司る。
セツション制御部7Cは、階層的通信プロトコルを構成
するセツションレイヤ(レイヤ5)の内のセツション制
御手順の制御を司る。
トランスポート制御部7Dは1階層的通信プロトコルを
構成するトランスポートレイヤ(レイヤ4)手順の制御
を司る。
ネットワークレイヤ7Eは、階層的通信プロトコルを構
成するネットワークレイヤ(レイヤ3)手順の制御を司
る。
リンク送信制御部7F及びリンク受信制御部7G並びに
データ送信部7H及びデータ受信部7エは、各々階層的
通信プロトコルを構成するリンクレイヤ(レイヤ2)の
送信制御及び受信制御並びにシリアル/パラレル変換、
フレーム作成等の制御を司る。
データ変復調制御部7Jは、送信データの変調及び受信
データの復調を司る第4図のモデム77、網インタフェ
ース部7に、網制御部7L、回線保護部7Mは、各々第
4図のラインインタフェース78、回線制御装置7日2
回線保護装@80であり、これ等は階層的通信プロトコ
ルを構成する物理レイヤである。
プライベート機能判別部70は、自己のドキュメント通
信機能を示す機能情報をドキュメント制御部7Bに渡し
てセツションレイヤのドキュメント制御手順で相手側端
末装置に送信させ、また受信した相手側端末装置からの
機能情報に基づいて相手側端末装置がプライベート通信
機能(非標準通信機能)を有するか否かを判別する。
プライベート機能指示部7Pは、プライベート機能判別
部70の判別の結果に応じて相手側端末装置が自己と同
等(同−若しくは相当)の非標準通信機能(プライベー
ト通信機能)を有するとき、トランスボート・データ・
ブロック長制御部7Q。
ネットワーク・データ・フィールド長制御部7R及びリ
ンクIフレーム最大ビット数制御部7Sに対してプライ
ベート通信機能の設定を指示する。
トランスポート・データ・ブロック長制御部7Qは、プ
ライベート通信機能の設定が指示されたときに、トラン
スポート制御部7D(トランスポートレイヤ手順)にお
けるトランスポート・データ・ブロック長を予め定めた
非標準値に設定する。
ネットワークデータフィールド長制御部7Rは。
プライベート通信機能の設定が指示されたときに、ネッ
トワーク制御部7E(ネットワークレイヤ手順)におけ
るデータパケットの最大データフィールド長を予め定め
た非標準値に設定する。
リンク■フレーム最大ビット数制御部7Sは、プライベ
ート通信機能の設定が指示されたときに。
リンク送信制御部7F及びリンク受信制御部7G(リン
クレイヤ手順)における情報(I)フレームの最大ビッ
ト数を予め定めた非標準値に設定する。
モデム通信速度制御部7Tは、自己が非標準の信号伝送
速度で通信可能なこと示すプライベート信号伝送速度情
報をデータ送信部7Hを介して送出させると共に、また
相手側端末装置からプライベート信号伝送速度情報を受
信したか否かを判断して、相手側端末装置が非標準の信
号伝送速度を有するときにデータ変復調制御部7Jにお
ける信号伝送速度を予め定めた非標準値に設定する第1
図のプライベート信号伝送速度確認手段C及びプライベ
ート信号伝送速度設定手段りである。
次に、このように構成したこの実施例の作用について第
7図以降をも参照して説明する。
まず、CCITT勧告並びに日本語テレテックスに関す
る郵政省告示に定められた日本語テレテックスに関する
標準通信機能に関して概略を説明する。なお、詳細な説
明はCCITT勧告並びに郵政省告示に委ねる。
テレテックスサービスは、公衆電話回線網(PSTN)
、パケット交換網(PSDN)及び回線交換データ網(
C3DN)に導入され5日本語テレテックスにあっては
いずれも網も使用できるが。
ここでは公衆電話回線網(PSTN)を使用する場合に
ついて説明する。
先ず、前述したような階層的通信プロトコルを構成する
各レイヤの機能は1次のとおりである。
物理レイヤ:モデム、ビン配置などの物理的条件 リンクレイヤ(データ・リンクレイヤ):伝送制御手順 ネットワークレイヤ:ネットワーク内のルーチン制御 トランスホートレイヤニネットワークの違いを吸収 セツションレイヤ:データの送受信の制御などプレデン
テーションレイヤ:データの符号化。
フォーマット等 次に、公衆電話回線網に適用した日本語テレテックスに
おける呼制御手順について第7図を参照して説明する。
この場合には、公衆電話回線が接続された後。
第7図に示すように、最初に発呼側から応答確認又は回
線切替後1秒以内に発呼側が日本語テレテックス端末装
置であることを示す発呼識別信号CSTを送信し、着呼
側が応答又は回線切替後l、8〜2.5秒以内に自己が
日本語テレテックス端末装置であることを示す着呼応答
信号ASTを送信する呼設定手順が実行される。
なお、発呼側は、着呼応答信号AST又は後述するモデ
ム機能表示信号MCIを含むフレームを検出したときに
1発呼識別信号C3Tの送信を停止する。また、発呼識
別信号C3Tの信号形式は、モデムの搬送波の送信(0
,5〜0.7秒)と休止(1゜5〜2,0秒)の繰返し
2着呼応答信号ASTの信号形式は、モデムの搬送波を
18〜2.5秒間送信する。
次に、このようにして呼制御手順を実行した後実行する
モデム制御手順について第8図乃至第11図を参照して
説明する。
まず、このモデム制御手順における信号のフレーム構成
は1日本語テレテックス情報フィールドを持つフレーム
の構成は第11図(イ)に示すように、 rF: F:
A:C:TCF:TIF: FC5: FJであり、日
本語テレテックス情報フィールドを持たないフレームの
構成は同図(ロ)に示すようにrF:F:A:C:TC
F:FC8:FJである。
これ等の各フレームの各構成要素の名称:@能等二信号
形式は1次のとおりである。
F:フラグ・フィールド フレームの開始・終了を示し、フレーム同期をを確立す
る。信号形式はro1]、11110Jである。
Aニアドレス・フィールド アドレス情報を伝送する。信号形式は「111111t
lである。
C:制御フィールド フレームの機能を識別する。信号形式は[000100
11Jである。
TCF:日本語テレテックス制御フィールド信号の機能
を識別する。信号形式は後述する。
TIF:日本語テレテックス情報フィールド端末装置の
持つ機能情報を伝送する。信号形式は後述する。
FC,S:フレーム・チェック・シーケンスAからTI
Fまでの伝送誤りの有無を検出する。
信号の生成方法は省略する。
次に、日本語テレテックス制御フィールドTCFの信号
形式は1次のとおりである。
(1)着呼側が送信する場合 MCI:モデム機能表示信号 着呼側のモデム機能を発呼側に表示するための識別信号
であり、後に続<TIFでモデム機能を示す。信号形式
はrl 0000000」である。
TCR:受信可信号 後述するモデム機能通知信号MFIに従った通信ができ
ることを発呼側に通知する。信号形式はrLOOOOl
ooJである。
TFI:トレーニング失敗信号 後述するトレーニング・チェック信号(TCC)が正常
に受信できなかったことを発呼側に通知する。信号形式
はrolooolooJである。
(2)発呼側が送信する場合 MFI:モデム機能通知信号 モデム機能表示信号MCIに対して1発呼側で使用する
モデム機能を通知するための識別信号であり、後に続<
TIFでモデム機能を示す。
信号形式はrloooooloJである。
TCC:トレーニング・チェック信号 モデム機能通知信号MFIで伝送速度とし・てオプショ
ンの4800ビット毎秒を通知した場合、着呼側でトレ
ーニングチェックを行なうために送信する。信号形式は
「500〜900オクテツトの「0」」である。
次に2日本語テレテックス情報フィールドTIFの信号
形式は、次のとおりである。
オクテツト番号1 : 2400ビット毎秒の信号伝送
速度を示すときにはrooooooloJ、4800ビ
ット毎秒の信号伝送速度を示すときにはroooool
ooJである。
オクテツト番号2:話者エコーに対する保護があること
を示し、且つ同期信号が長いことを示すときにばro 
0000000J 、同じく同期信号が短いことを示す
ときにはrooooooloJであり1話者エコーに対
する保護が無ないことを示し、且つ同期信号が長いこと
を示すときにはrooooo 100」、同じく同期信
号が短いことを示すときにはrooooolloJであ
る。
次に、第8図に示す発呼側の処理について簡単に説明す
る。
まず1着呼側からモデム機能信号MCIを受(Hしたか
否かを判別して、11秒(30〜45秒)経過するまで
モデム機能信号MCIを受“信しなければ1回線切断処
理をする。
そして、T」秒以内にモデム機能信号MCIを受信すれ
ば1次に日本語テレテックス情報フィールドTIFをチ
ェックして信号伝送速度として4.8に毎秒を要求して
いるか否かを判別する。
このとき、4.8に毎秒を要求していれば、モデム機能
通知信号MFI  (4,8K)を送信し。
トレーニングチェック信号TCCを送信する。
その後、トレーニングチェック信号TCCからT3秒(
3秒±5%)経過前で、モデム機能表示信号MCI及び
トレーニング失敗信号TFIを受信しないで、受信可信
号TCRを受信すれば、リンクレイヤ手順に移行する。
また、受信可信号TCRを受信することなく。
トレーニング・チェック信号T、CC後T3秒経過した
とき、あるいは13秒経過前にモデム機能表示信号MC
Iあるいはトレーニング失敗信号TF■を受信したとき
には、T1秒経過前であれば再度4.8に要求かの判別
処理に戻り、T1秒経過後であれば回線切断処理をする
これに対して、4.8に要求でなければ、モデム機能通
知信号MFI  (2,4K)を送信し、モデム機能通
知信号MFI後T2秒(3秒±5%)経過前に、モデム
機能表示信号MCIを受信しないで、受信可信号TCR
を受信したときには、リンクレイヤ手順に移行する。
また、受信可信号TCRを受信することなくモデム機能
通知信号MFI後T2秒経過したとき。
あるいはT2秒経過前にモデム機能表示信号MCIを受
信したときには、T、秒経過前であれば。
再度モデム機能通知信MFI  (2,4K)を送信す
る処理に戻り、T、秒経過であれば回線切断処理をする
次に、第S図に示す着呼側の処理について簡単に説明す
る。
ます、6回目の試行か否かをチェックして、6回目試行
であれば回線切断処理をし、6回目の試行でなければ、
モデム機能表示信号MCIを送信する。
その後、モデム機能通知信号MFIを受信しかか否かを
チェックして、モデム機能通知信号MF■を受信しなけ
れば、モデム機能表示信号MCI後T4秒(3秒±5%
)経過したか否かをチェックし、T4秒経過前であれば
再度モデム機能通知信号MFI受信か否かのチェックを
繰返し、14秒経過したときには、6回目の試行か否か
のチェック処理に戻る。
そして、モデム機能通知信号MFIを受信したときには
、信号伝送速度が2.4K (2400ビット毎秒)で
あればそのまま、また2、4にでなければトレーニング
・チェック信号TCCを受(iしたときに、受信可信号
TCRを送信する。
そして、リンクレイヤの最初の信号を受信したときには
、リンクレイヤ手順を続行する。
また、リンクレイヤの最初の信号を受信するまでに、モ
デム機能通知信号MFIを受信したときには、そのまま
信号伝送速度が2.4Kか否かのチェック処理に戻り、
モデム機能通知信号MFIを受信しなければ、T5秒(
30〜45秒〕経過するまではリンクレイヤの最初の信
号を受信したか否かのチェック処理に戻り、15秒経過
したときには回線切断処理をする。
これに対して、信号伝送速度が2.4にでなく、トレー
ニング・チェック信号TCCを受信しなければ、トレー
ニング失敗信号TFIを送信した後。
モデム機能通知信号MFIを受信したか否かをチェック
する。
そして、このとき、モデム機能通知信号MFIを受信す
れば、信号伝送速度が2.4Kか否かのチェック処理に
戻り、また下5秒経過前にモデム機能通知信号MFIを
受信できなければ、回線切断処理をする。
なお、第10図に2400ビット毎秒で通信する場合(
イ)、4800ビット毎秒で通信する場合(ロ)、48
00ビット毎秒が通らず(×で示す)2400ビット毎
秒で通信する場合(ハ)の各タイムチャート例を示しで
ある。
このようなモデム制御手順を実行することによって、信
号伝送速度、同期信号の長/短、エコーの有/無、のネ
ゴシェーションがなされる。この点が、公衆電話回線網
に適用した場合の日本語テレテックスの特徴的手順であ
る。
次に、リンクレイヤ(レイヤ2ンにおけるフレーム構成
は、第12図に示すよう、F(フラグ):A(アドレス
・フィールド):C(制御フィールトン 二I (情報
フィールド):Fe2(フィールド・チェック・シーケ
ンス)二F(フラグラで構成される。
なお、情報(I)フィールド(■フレーム)の最大ビッ
ト数は、ネットワークレイヤにおけるユーザ・データ・
フィールド長の標準値が128オクテット、ネットワー
クレイヤヘッダか4オクテツトであるので、標準値は1
056ビツト(128X8+4X8)である。
次に、ネットワークレイヤ(レイヤ3)におけるデータ
転送フェースにおけるネットワーク・データ・ブロック
(データパケット)の構成は、第13図に示すように、
4オクテツトのネットワークレイヤヘッダとネットワー
ク・ユーザ・データ・フィールドで構成される。
なお、ネットワーク・ユーザ・データ・フィールド長(
データフィールド長)の標準値は、最大128オクテツ
トである。
次に、トランスボート・レイヤ(レイヤ4)について説
明する。
二のトランスポートレイヤにおいては、情報及び制御の
指令単位はブロックと称され、TCRニドランスポート
・コネクション要求TCAニドランスポート・コネクシ
ョン受付けTCCニドランスポート・コ不グション切断
TBR: )−ランスボート・ブロックリジェクトTD
T:t−ランスポート・データ・ブロックがある。
なお、トランスポート・ブロックの一般的構成を第14
図(イ)に、またトランスポート・データ・ブロック(
TDT)のブロック構成を同図(ロ)に夫々示しである
このトランスポート・データ・ブロック(TDT)にお
けるデータ長(トランスボート・データ・ブロック長ン
の標準値は、128オクテツトである。
このトランスポートレイヤのシーケスにおいて、コネク
ション確立のシーケンスでは1発呼側かTCR(着信参
照情報= rOJ 、発信参照情報9発呼アドレス、被
呼アドレス、最大データ長ンを送出し、これに対してコ
ネクション確立のときには被呼側からTCA (着信参
照情報2発信参照情報。
最大データ長)を送出し、コネクション確立でないとき
には被呼側からTCC(着信参照情報1発信参照情報、
切断理山)を送出する。
また、データ転送シーケンスでは、上位レイヤ(セツシ
ョンレイヤ)から受けたデータ(トランスボートサービ
スデータユニット:TSDU)を適切な長さに分割して
、トランスボート・データ・ブロックTDTとしてネッ
トワークレイヤに渡し。
また分割した最後のブロックにはTSDU終了表示を付
加する(第14図(ロ)参照)。
次に、セツションレイヤ(レイヤ5)について説明する
セツションレイヤには、セツション制御及びトキュメン
1〜制御の2つの手順がある。
まず、セツション制御としては、 OWC:片方向のデータ転送のみ可能 TWA :半2重(交互)で両方向のデータ転送が可能 TWS C全2重(同時)で両方向のデータ転送が可能 という3つのモートがある。
日本語テレテックスにおいては、公衆電話回線網(PS
TN)に適用するときには、V、27t、erモデムを
使用するため、これ等の内の半2重が適用される。
このセツション制御を遂行するために必要なコマンド/
レスポンスを第1表に示す。
第1表 次に、ドキュメント制御は、ドキュメントを転送する機
能を提供する。ドキュメントとは、lぺ−シ又は複数の
ページから構成される文書を意味する。
ドキュメント制御の手順は、第2表に示すコマンド/レ
スポンス及び説明を省略するパラメータによって遂行さ
れる。
第2表 このドキュメント制御は、ページ毎にドキュメントペー
ジ境界コマンド(CDPB)でチェックポイント参照番
号を提供するところに特徴がある。
つまり、ページ番号はチェックポイント参照番号と同一
であり、この値により、同期制御、誤り回復制御、ウィ
ンドー制御を遂行する。
以上のような通信プロトコルに従ってドキュメントを通
信するときのリンクレイヤ以上のレベルにおける通信プ
ロトコルシーケンスの一例を第15図に示しである。
これを簡単に説明すると、まず、リンクレベルにおいて
、発呼側が非同期平衡モート設定要求(SABM  P
)をし、これに対して被呼側が非番号制確認応答(UA
F)してリンクレベルのコネクションが確立される。な
お、要求、応答におけるrPJ、rFJは、各々ボール
ビット(Pビット)、ファイナルビット(Fビット)を
意味するが、その使用方法は勧告の説明に委ねる。
そこで1次に不ツトワゴクレベルにおいて、発呼側か発
呼要求(CR)をし、これに対して被呼側が着呼応答(
CA)をして、ネットワークレベルのコネクションが確
立される。
次に、トランスポートレベルにおいて1発呼側がコネク
ション要求(T CR)をし、これに対して被呼側がト
ランスポートコネクション要求のパラメータ (アドレ
ス、最長データ長等)をチェックし、受付可能なので、
コネクション応答(TCA)をして、トランスポートレ
ベルのコネクションが確立される。
そして、セツションレベルのセツション制御において、
発呼側がセツション開始要求(CSS)をし5.:れに
対して被呼側が要求パラメータ(発呼端末識zす1日時
情報等)をチェックして、受付可能なので、セツション
開始応答(R3S P)をしている。
この状態になると、ドキュメント転送が可能になるので
、セツションレベルのドキュメント制御において、ます
発呼側からドキュメント開始(CDS)を発した後、ド
キュメントを転送(CDUI)L、■頁分のドキュメン
トの転送が終了すると、ドキュメント境界(CDPB)
を送信する。
これによって、被呼側は、その転送された1頁分の責任
を負うことができるかをチェックして、受付けたので1
発呼側に対してページ境界確認(RDPBP)を送出し
ている。
そして、この例では2頁分のドキュメントを転送するた
め、再度発呼側からドキュメントを転送し、その転送が
終了した後、ドキュメント終了(CDE)を送り、これ
に対して被呼側がドキュメント終了確認(RDEP)を
送っている。
その後、セツションレベルのセツション制御において1
発呼側からセツション終了(C3E)を指示し、これに
対して被呼側がセツション終了応答(R3−EP)をし
ている。
そして、ネットワークレベルにおいて、発呼側は復旧要
求(CQ)をし、これに対して被呼側が切断確認(CF
)応答をしたどきには、リンクレベルにおいて発呼側か
切断要求(DISCP)をし、これに対して被呼側が非
番号制確認(’UAF)をし、リンクレベルのコネクシ
ョンが切断され、これに同期してトランスポートコネク
ションも切断される。
以上かCCITT勧告並びに郵政省告示による日本語テ
レテックスの標準的な通信機能の概要である。
ところで、前述したように日本語テレテックスにおいて
は、標準通信機能の内の標準信号伝送速度として、24
00ビット秒(BPS)機能を必須とし、48008P
Sをオプション機能として有する。
しかしながら、このような標準機能の信号伝送速度での
みすべての通信端末装置相互間で通信を実行するよりも
9例えば相互の端末装置が7200BPS、9600B
PSといった標準信号伝送速度よりも高速の信号伝送速
度で通信を実行可能ならば、そのような信号伝送速度で
通信を行なった方が通信時間が短縮し、特に公衆電話回
線を使用したときには、電話料金の低減を図れる。なお
、この非標準通信機能を「非標準信号伝送速度通信機能
」と称する。
また、公衆電話回線に適用する日本語テレテックスにお
いては、前述したように半2重通信、すなわち発呼側と
被呼側とが交互に送信権を獲得して送信を行なうので、
信号伝送速度が同しであれば全2重通信に比へて通信効
率が悪い。
したがって1例えば2つの端末装置がリンクレイヤにお
ける情報CI)フレームの最大ビット数等が標準値より
も大きなビット数で送信を行なえるようにすれば、通信
速度が向上して通信時間が短縮し、電話料金の低減を図
ることができる。なお、この非標準通信機能を「非標準
伝送データ長通信機能」と称する。
この実施例における文書作成通信端末装置は。
上述のような通信効率を向上するための2つの機能、す
なわち非標準信号伝送速度通信機能及び非標準伝送デー
タ長通信機能を備えている。以下。
具体的に説明する。
ます、非標準(プライベート)信号伝送速度通信機能に
ついて第16図°乃至第20図を参照して述べる。
この実施例においては、モデム制御手順における日本語
テレテックス情報フィールドTIFのオクテツト番号l
の機能として、前述した標準的な信号伝送速度r240
0ビット毎秒J、r4800ビット毎秒」に加えて、非
標準信号伝送速度としてr7200ビット毎秒J、r9
600ビット毎秒Jの少なくとも一方を設定し、720
0ビット毎秒(BPS)の信号伝送速度を示す信号形式
として例えばrooooloooJ  (ヘキサ表現で
08H)を、9200ビット毎秒(BPS)の信号伝送
速度を示す信号形式として例えば「00010000J
  (ヘキサ表現でLOH)を新規に設定する。
これ等の信号伝送速度1’7200BPsJ及びr96
00BPsJの少なくとも一方を有するとき、プライベ
ート信号伝送速度通信機能を有することになる。
次に1着呼側及び発呼側のモデム制御手順について、前
述した標準的モデム制御手順(第S図及び第10図ンと
異なる点を説明する。
まず1着呼側は、モデム制御手順の実行を開始したと゛
きには、第16図及び第18図に示すように、郵政省告
示に従ったフレーム構成でモデム機能表示信号MCIを
送信する。
そして、自己がプライベート信号伝送速度通(i機能を
有するときには、その旨(信号伝送速度の内容を含む)
を示すプライベートモデム機能表示信号(プライベート
信号伝送速度情報)PMCIを発呼側に送信する。勿論
、自己がプライベート信号伝送速度通信機能を有しない
ときには、このプライベートモデム機能表示信号PMC
Iは送信されない。
なお、このモデム機能表示信号MCI及びプライベート
モデム機能表示信号PMCIの一例を第1S図に示しで
ある。
この場合、一般に発呼側にプライベート信号伝送速度通
信機能がなければ、モデム機能表示信号MCIを待って
いる時、キャリアが出てから最初のフレームしか取込ま
ないので、プライベートモデム機能表示信号PMCIは
無視される。
ただし、プライベートモデム機能表示信号PMCIを送
出することによって、悪影響が生じるようなときには1
例えば第20図に示すようにフレームをアホート(フラ
グを付けないで終る)にしてもよい。
そして1着呼側は1発呼側からの信号伝送速度を示す応
答情報であるモデム機能通知信号MFIを受信したとき
には、所定の処理を実行した後、そのモデム機能通知信
号MFIで指示された信号伝送速度のモートにモデムを
セットする。
すなわち、着呼側端末装置は、自己が非標準信号伝送速
度で通信可能であることを示すプライベート信号伝送速
度情報を発呼側に送出し、これに対する発呼側端末装置
の応答情報によって発呼側の信号伝送速度が非標準信号
伝送速度か否かを確認して、この確認結果に応した信号
伝送速度を設定する。
一方1発呼側は、第17図及び第18図に示すように、
着呼側からのモデム機能表示信号MCIを受信し、その
後キャリア断になるまでに前述したプライベートモデム
通信機能表示信号PMCIを受信しないときには、図示
しないが前述した標準信号伝送速度を示すモデム機能通
知信号MFIを送信し、所定の処理を実行した後、モデ
ム機能表示信号MCIで示される標準信号伝送速度のモ
ードにモデムをセットする。
これに対して、プライベートモデム機能表示信号PMC
Iを受信したときには、キャリア断になった後、図示し
ないが前述した非標準信号伝送速度を示すモデム機能通
知信号MFIを送信し、所定の処理を実行した後、プラ
イベートモデム機能表示信号PMCIで示される非標準
信号伝送速度のモードにモデムをセットする。
このように発呼側端末装置は、着呼側端末装置からのプ
ライベート信号伝送速度情報を受信したか否かで着呼側
端末装置が非標準信号伝送速度で通信可能か否かを確認
して、この確認結果に応じた信号伝送速度情報を示す応
答信号を送出すると共に、確認結果に応じた信号伝送速
度を設定する。
このように2つの端末装置が互いに同等の非標準信号伝
送速度通信機能を有するときには、標準信号伝送速度よ
りも高速の非標準の信号伝送速度で通信を行なうことが
できるので、通信時間が短縮して電話料金の低減を図れ
る。
なお、ここでは、モデム制御手順において、自己が非標
準信号伝送速度通信機能を有することを示す情報(プラ
イベートモデム機能表示信号PMCI)を送出するよう
にしているが、これに限るものではない。
例えば、呼制御手順における着呼応答信号ASTに自己
が非標準信号伝送速度通信機能を有していることを示す
情報を含ませることもでき、このようにしたときには発
呼側がその着呼応答信号ASTをチェックして着呼側か
非標準信号伝送速度通信機能を有していれば、それに応
じて自己もその非標準信号伝送速度通信機能を設定する
ようにすればよい。
次に、非標準(プライベート〕伝送データ長通信機能に
ついて第21図乃至第24図を参照して説明する。
まず、トランスポートレベルまでのコネクションが確立
され、セツションの開始及び開始肯定があったものとす
る。
この状態で1発呼側はドキュメント制御レベルにおいて
、まず第21図及び第23図に示すように自己の通信機
能、すなわち非標準伝送データ長通信機能を有するか否
かを示すパラメータを含むドキュメント機能リスト(C
DCL)を送出し、被呼側からのドキュメント機能リス
ト肯定(RDCLP)応答を待つ。
そして、被呼側からのドキュメント機能リスト肯定(R
DCLP)を受けたときには、そのドキュメント機能リ
スト背定(RDCLP)に含まれる被呼側の通信機能を
判別する。
このとき、被呼側が非標準伝送データ長通信機能を有す
るときには、トランスポートレイヤ、ネットワークレイ
ヤ、リンクレイヤに対してトランスポート・テ゛−タ・
ブロック長、ネットワーク・ユーザ・データ・フィール
ド長(最大データフィールド長)、■ (情報)フレー
ムの最大ビット数を各々予め定めた非標準値に設定する
ことを指示する(第5図のドキュメント制御手順からト
ランスポートレイヤ、ネットワークレイヤ、リンクレイ
ヤに直接指示を与える経路参照)。
それによって、トランスポートレイヤは、トランスポー
ト・データ・ブロック長を、128オクテツトの標準値
から例えば256オクテツトあるいは512オクテツト
の非標準値に変更する。
また、ネットワークレイヤは、データパケットのネット
ワーク・ユーザ・データ・フィールド長(最大データフ
ィールド長)を、128オクテツトの標準値から例えば
256オクテツトあるいは512オクテツトの非標準値
に変更する。
さらに、リンクレイヤは、■ (情報)フレームの最大
ビット数を、1056ビツトの標準値から例えば208
2ヒツト(256X8+4X8)あるいは4128ビツ
ト(512X8+4 X8)に変更する。
なお、この場合、非標準値としての128オクテツトあ
るいは512オクテツトのいずれを選択するかは、ドキ
ュメント機能リスト((、DCL)及びドキュメント機
能リスト肯定(RDCLP)のパラメータで予め定めて
おけばよい。
また、被呼側の通信機能が標準機能であれば、非標準通
信機能(非標準伝送データ長通信機能)で通信できない
ので、トランスポート・データ・ブロック長、ネットワ
ーク・ユーザ・データ・フィールド長及び■フレームの
最大ビット数を標準値のままにして変更しない。
一方、被呼側は、ドキュメント制御レベルにおいて第2
2図及び第23図に示すように1発呼側からのドキュメ
ント機能リスト(CDCL)を受信したときには、自己
の通信機能、すなわち非標準伝送データ長通信機能の有
無を示すパラメータを含むドキュメント機能リスト肯定
(RDLCP)を送信する。
そして1発呼側からのドキュメント機能リストCDCl
−に含まれる発呼側の通信機能を示すパラメータをチェ
ックして機能を判別し、自己と同等の非標準伝送データ
長通信機能があれば、上述した発呼側の場合と同様に、
トランスポート・データダブロック長、ネットワーク・
ユーザ・データ・フィール;く長(最大データフィール
ド長)及び■フムームの最大ビット数を予め定めた非標
準値に変更する。
このようにして、トランスポート・データ・ブロック長
、最大データフィールド長及びIフムームの最大ヒツト
数が定まった後1発呼側及び被呼側は、ドキュメントの
転送を開始する。
このドキュメント転送におけるシーケンスについて第2
4図を参照して説明する。
ます、半2重通信におけるリンクレイヤのアウトスタン
ディング・フレームの最大数Kが7であるとすると、7
情?U (I)フレーム毎に送信潅か反転する。
したがって、例えば標準通信機能で通信を行なうときに
は、第24図(イ)に示すように、ドキュメント開始(
CDS)を送出後、6回のドキュメント転送(CDUI
)を行なうと、送信権が被呼側に移り、図中に破線が示
す範囲内ではリンクレイヤ及びネットワークレイヤの送
達確認処理が行なわれ、その後再度発呼側に送信権が移
り、4回のドキュメント転送(CDUI)を行なった後
、ドキュメント終了(CDE)を送出している。
これに対して、非標準伝送データ長通信機能として、ト
ランスポート・データ・ブロック長、最大データフィー
ルド長及び■フムームの最大ビット数を例えば128オ
クテツトの標準値に対して256オクテツト及び208
0ビツトに設定したとすると、1回のドキュメント転送
(CDUI)で伝送できるデ、−タ量(伝送データ長)
が2倍になるので、上述のドキュメントの転送は10回
のドキュメント転送(CDUI)が必要であったのに対
して、5回のドキュメント転送(CDUI)で行なうこ
とができるので、ドキュメント開始(COS)からドキ
ュメント終了(CDE)までは7回で済む。
したかつて、被呼側に送信権を渡すことなく全ドキュメ
ントを転送できることになり、送信権の反転回数が減少
し、その結果通信時間が短くなるので電話料金も低減す
る。
このように、この文書作成通信端末装置は、非標準通信
機能として、 (1) I準的な信号伝送速度よりも速い非標準信号伝
送速度通信機能 (2)標準的な伝送データ長よりも大きい非標準伝送デ
ータ長通信機能 を有し、相手側端末装置が自己と同等の非標準通信機能
を有するときには、その非標準通信機能に従って通信を
実行する。
それによって、通信効率が向上して、通信時間が短縮さ
れ電話料金の低減を図れる。
なお、上記実施例においては、上記(1)及び(2)の
いずれの機能をも有する例について述べたが。
(1)の機能だけあるいは(2)の機能だけでも標準的
通信機能に比べて通信効率の向上(通信時間の短縮)を
図れることは、既に述へたことろから明らかであり、(
1)及び(2)の各機能を併有することによっていずれ
か一方の機能のみを備える場合に比べて一層通信効率の
向上が図れるのである。
また、上記実施例においては1通信処理装置(CCU)
を本体に内蔵した文書作成通信端末装置について述べた
が、例えば通信処理装置を別体にしたもの(通信コント
ローラあるいは通信アダプタと称される)であっても同
様に実施できる。
さらに、上記実施例においては、1台の文書作成通信端
末装置が送信及び受信をいずれの場合においても上述の
ような非標準通信機能による通信を実行できる例につい
て述べたが、例えば送信専用あるいは受信専用の文書作
成通信端末装置にも同様に実施することができる。
勿論、この場合には、上述した相手側が自己と同等の非
標準通信機能を有するか否か確認するために必要に情報
の送出の内の送信専用あるいは受信専用にとって不要な
機能が省略される。
勤ニー米 以上説明したように、この発明によれば1文書作成通信
端末装置における通信効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す機能ブロック図。 第2回は、この発明を実施した文書作成通信端末装置の
一例を示す外観斜視図、 第3図は、同じくそのハードウェア構成を示すブロック
図、 第4図は、同じくその通信制御部(CCU)の−例を示
すブロック図、 第5図は、同じく通信制御部の通信プログラム(通信プ
ロトコル)構成を示す構成図、第6図は、同じく通信制
御部の機能ブロック図。 第7図は、標準通信機能における呼制御手順のシーケン
スを示すタイムチャート、 第8図、第9図及び第10図は、同じくモデム制御手順
の説明に供する発呼側2着呼側の各処理フロー図及びタ
イムチャート図、 第11図は、同じくモデム制御手順における信号のフレ
ーム構成を示す説明図。 第12図は、同じくリンクレイヤにおけるフレーム構成
を示す説明図、 第13図は、同じくネットワークレイヤにおけるネット
ワーク・データ・ブロック構成を示す説明図、 第14図は、同じくトランスポートレイヤにおけるデー
タ・ブロックの一般的構成及びトランスボート・データ
・ブロック(TDT)のブロック構成を示す説明図、 第15図は、同じくドキュメント転送時のリンクレイヤ
以上の通信プロトコルのシーケンスの一例を示す説明図
、 第16図、第17図及び第18図は、非標準通信機能と
してのモデム制御手順の着呼側2発呼側の処理の要部を
示すフロー図及びシーケンスの一例を示すタイムチャー
ト図。 第19図及び第20図は、同じくその説明に供するモデ
ム機能表示信号MCI及びプライベ−トモデム機能表示
信号PMCIの異なる例を示す説明図、 第21図、第22図は、同じくドキュメント制御手順の
発呼側及び着呼側の処理の要部を示すフロー図。 第23図は、同じく非標準通信機能を実行したときの通
信プロトコルシーケンスの一例を示す説明図。 第24図は、同じく標準通信機能及び非標準通信機能に
おけるドキュメント転送時の通信状態の一例を示すシー
ケンス図である。 1・・・キーボード 2・・・ビットマツプディスプレイ装置3・・プリンタ
    4・・・フロッピディスク装置5・・・ハード
ディスク装置 6・・・システム制御部(SCU) 7・・通信制御部(CCU> 第1図 第16図      第17図 第18図 第19図 第20図 第21図 トヤユメンl獣応−i? 第22図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 文書作成編集機能及び標準通信機能を有する文書作
    成通信端末装置において、相手側端末装置が自己と同等
    の非標準信号伝送速度で通信可能か否かを確認するプラ
    イベート信号伝送速度確認手段と、該プライベート信号
    伝送速度確認手段の確認結果に応じて前記相手側端末装
    置が自己と同等の非標準信号伝送速度で通信可能と確認
    したときには非標準信号伝送速度を設定するプライベー
    ト信号伝送速度設定手段とを設けたことを特徴とする文
    書作成通信端末装置。 2 プライベート信号伝送速度確認手段が、モデム制御
    手順の実行時に自己が非標準信号伝送速度で通信可能で
    あることを示すプライベート信号伝送速度機能情報を発
    呼側端末装置に送出し、該情報に対する発呼側端末装置
    の応答情報に基づいて確認する手段を備えている特許請
    求の範囲第1項記載の文書作成通信端末装置。 3 プライベート信号伝送速度確認手段が、モデム制御
    手順の実行時に着呼側端末装置から非標準信号伝送速度
    で通信可能であることを示すプライベート信号伝送速度
    情報を受信したか否かで確認し、該確認結果に応じた応
    答情報を着呼側端末装置に送出する手段を備えている特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載の文書作成通信端末
    装置。
JP59222270A 1984-10-24 1984-10-24 文書作成通信端末装置 Pending JPS61101146A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0290752A (ja) * 1988-08-09 1990-03-30 Sun Microsyst Inc 複数のデータ処理装置間のデータ転送装置および方法
JPH0362660A (ja) * 1988-09-19 1991-03-18 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 通信セツトアツプ方法

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