JP2658072B2 - モデム装置 - Google Patents

モデム装置

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JP2658072B2
JP2658072B2 JP62224689A JP22468987A JP2658072B2 JP 2658072 B2 JP2658072 B2 JP 2658072B2 JP 62224689 A JP62224689 A JP 62224689A JP 22468987 A JP22468987 A JP 22468987A JP 2658072 B2 JP2658072 B2 JP 2658072B2
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俊二 大島
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【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術 D.発明が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段 F.作用 G.実施例 (G−1)実施例の構成(第1図〜第3図) (Gー2)実施例の動作(第4図〜第20図) H.発明の効果 A.産業上の利用分野 本発明は、通信回線を介してデータの授受を行うため
のモデム装置に関し、例えば、パーソナル・コンピュー
タにより公衆通信回路を介してデータ伝送を行うデータ
通信システム等に利用される。
B.発明の概要 本発明は、通信回線を介してデータの授受を行うため
のモデム装置において、対話型情報サービス用の制御プ
ログラムを記憶部に予め書き込んでおき、上記通信回線
を介して送られてくる制御情報に応じて、上記通信回線
を介して送られてくるデータの記憶部への書き込みある
いは上記記憶部に記憶されているデータを読み出して上
記通信回線を介して送信するるように対話型情報サービ
スを上記制御プログラムに従って行うようにしたもので
ある。
C.従来の技術 一般に、パーソナル・コンピュータにより公衆通信回
線を利用して各種データサービスを行う電子掲示板(BB
S)や電子メール等のデータ通信システムでは、データ
端末機器(DTE:Data Terminal Equipment)としてのパ
ーソナル・コンピュータをデータ回線終端機器(DCE:Da
ta Circuit Termination Equipment)としてのモデム
(変復調)装置を介して上記公衆通信回線に接続して、
上記パーソナル・コンピュータからのデータを上記モデ
ム装置を介して上記公衆通信回線に送出したり、ホスト
・コンピュータから上記公衆通信回線を介して送られて
くるデータを上記モデム装置を介して上記パーソナル・
コンピュータで受信するようになっている。また、上記
モデム装置すなわちデータ回線終端機器(DCE)とパー
ソナル・コンピュータすなわちデータ端末機器(DTE)
との間のインターフェースとしては例えばRS−232C等が
規格化されている。さらに、上記公衆通信回線には、デ
ータ通信を行うための上記モデム装置と一般的な音声通
信を行うための電話機とを網制御機器(NCU:Network Co
ntrol Unit)にて選択的に接続切り換えするようにして
いた。
D.発明が解決しようとする問題点 ところで、従来のモデム装置を利用してデータ伝送を
行うデータ通信システムでは、データ端末機器を上記モ
デム装置に接続して常に動作させておく必要があり、上
記データ端末機器として用いられるパーソナル・コンピ
ュータの利用効率の低下や該パーソナル・コンピュータ
による電力消費が問題となっている。
なお、電話機,網制御機器やモデム装置等の個別の機
器を一体化し、データ端末機器がデータ入出力端を介し
て外部接続されるデータ通信用のモデム部と音声通信用
の電話機部とを網制御部にて公衆通信回線に対して接続
切り換えするようにするとともに、上記網制御部に自動
発信機能や自動着信機能を付加したり、上記モデム部に
伝送データをメモリに蓄積するデータバッファ機能を付
加したモデム電話機も従来より提供されているが、従来
のモデム電話機は、基本的には音声通信用の電話機能と
データ通信用のモデム機能とを切り換えて使用できるよ
うになっているに過ぎず、モデム電話機単体で情報サー
ビス等を行うことはできない。
そこで、本発明の目的は、上述の如き従来の問題点に
鑑み、データ端末機器と通信回線との間に設けられるモ
デム装置本来の機能を有するばかりでなく、データ端末
機器が切り離されたモデム装置単体の状態で、制御プロ
グラムに従った対話型情報サービスを行う機能を有する
データ端末機器として機能するモデム装置を提供するこ
とにある。
E.問題点を解決するための手段 本発明は、上述の問題点を解決するために、データ端
末機器と接続されるとともに通信回線と接続されるモデ
ム装置において、対話型情報サービス用の制御プログラ
ムが書き込まれた第1の記憶部と、上記通信回線を介し
てモデム部に送られてくるデータを記憶しておく第2の
記憶部と、上記データに付加されている制御情報を解析
し、上記制御情報により対話型情報サービスが指定され
ると、上記制御プログラムに従った対話型情報サービス
を行い、上記通信回線を介してモデム部に送られてくる
データの上記第2の記憶部への書き込みあるいは上記第
2の記憶部に記憶されているデータを読み出して上記モ
デム部を介して送信する制御を行う制御部とを備え、上
記通信回線を介してモデム部に送られてくるデータに付
加されている制御情報に応じて、上記制御プログラムに
従った対話型情報サービスを行う機能を有することを特
徴とする。
F.作用 本発明に係るモデム装置において、制御部は、通信回
線を介してモデム部に送られてくるデータに付加されて
いる制御情報を解析し、上記制御情報により対話型情報
サービスが指定されると、制御プログラムに従った対話
型情報サービスを行い、上記通信回線を介してモデム部
に送られてくるデータの上記第2の記憶部への書き込み
あるいは上記第2の記憶部に記憶されているデータを読
み出して上記モデム部を介して送信する制御を行う。
G.実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
詳細に説明する。
(G−1)実施例の構成 第1図のブロック図に示す実施例は本発明をモデム電
話機に適用したもので、このモデム電話機は、公衆通信
回線1を利用して通常の音声通信を行うための電話機部
10と、パーソナル・コンピュータ2によるデータ通信を
上記公衆通信回線1を利用して行うためのモデム部20
と、上記公衆通信回線1に対する上記電話機部10と上記
モデム部20の切り換え接続を行う網制御部(NCU)30と
を一体化したモデム電話機100に本発明を適用したもの
で、このモデム電話機100の動作制御を行う制御部40、
上記制御部40の制御プログラムが書き込まれたリードオ
ンリーメモリ(ROM:Read Only Memory)51や伝送データ
等を記憶しておくランダムアクセスメモリ(RAM:Random
Access Memory)52から成る記憶部50、上記制御部40に
現在時刻情報を与えるタイマ部60等を備えている。
この実施例において、上記電話機部10は、ダイヤルデ
ータ入力用のテンキー部11と、上記テンキー部11あるい
は上記制御部40にて与えられるダイヤルデータに基づい
てダイヤル信号を発生するダイヤル信号発生回路12と、
通話用の送受話器13と、上記ダイヤル信号発生回路12お
よび上記送受話器13が接続された通話回路14にて構成さ
れており、上記ダイヤル信号発生回路12および上記送受
話器13が上記通話回路14を介して上記網制御部30に接続
されている。
また、上記網制御部30は、このモデム電話機100に上
記公衆通信回線1を外部接続するための回線接続端100A
に内部接続された回線インターフェース31と、上記電話
機部10の通話回路14と上記モデム部20の図示しない入出
力回路とを上記回線接続端100Aに上記回線インターフェ
ース31を介して選択的に接続するライン切換回路32と、
上記公衆通信回線1を介して上記回線インターフェース
31に送られてくるリング信号すなわち呼出信号を検出す
るリング検出回路33にて構成されており、上記ライン切
換回路32の動作制御が上記制御部40にて行われるととも
に、上記リング検出回路33による検出出力信号を上記制
御部40に供給するようになっている。
さらに、上記制御部40は、このモデム電話機100にデ
ータ端末機器(DTE)として上記パーソナル・コンピュ
ータ2を外部接続するためのデータ入出力端100BにRS−
232Cインターフェース70を介して内部接続されたマイク
ロプロセッサ(MPU:Microprocessor Unit)にて構成さ
れており、上記記憶部50に記憶されている制御プログラ
ムや上記タイマ部60から与えられる現在時刻情報等に基
づいて、次に述べるような各種モードの制御動作を行
い、このモデム電話機100の第2図の機能図に示すよう
な電話機能、自動発着機能、マニアル発着信機能やDTE
制御発着信機能等を作動させるようになっている。
この実施例のモデム電話機100の電話機能は、上記電
話機部10を選択するよう上記制御部40にて上記網制御部
30を制御することによって実現され、この電話機能によ
る通話モードでは、通常の多機能電話機にて行われてい
るオンフックダイヤル、リダイヤルやスピーカ受話等を
行うことができるようにしてある。
また、上記モデム電話機100の自動発着信機能、マニ
アル発着信機能やDTE制御発着機能は、上記モデム部20
を選択するよう上記制御部40にて上記網制御部30を制御
することによって実現されるもので、このモデム電話機
100のデータ入出力端100Bに外部接続した上記パーソナ
ル・コンピュータ2をデータ端末機器(DTE)として、
上記モデム部20の動作により公衆通信回線1を介して、
例えば、第3図に示すように他のデータ端末機器(DT
E)200との間でのデータ通信を行う際に、上記DTE制御
発着信機能による場合には上記制御部40が上記パーソナ
ル・コンピュータ2によるオンライン制御のもとに該パ
ーソナル・コンピュータ2の与える制御情報に従って発
着信動作を行い、また、上記マニアル発着信機能による
場合にはユーザが手動操作で上記制御部40に制御命令を
与えて発着信動作を行い、さらに、上記自動発着信機能
による場合には予め上記パーソナル・コンピュータ2や
上記公衆通信回線1を介して接続された他のデータ端末
機器200等にて与えられる制御情報に応じて上記制御部4
0が上記記憶部50のRAM52に形成した発信手続ファイルに
従って発着信動作を行うようになっている。
(G−2)実施例の動作 この実施例のモデム電話機100において、上記制御部4
0は、上記自動発着信機能のうちの自動発信機能による
制御動作を第4図のフローチャートに示してあるよう
に、自動発信機能による制御動作を行う場合、上記記憶
部50のRAM52に書き込まれている発信時刻データを監視
(ステップ101)して上記RAM52に形成されている上記発
信時刻に対応する発信手続ファイルを確認(ステップ10
2)する動作を上記タイマ部60にて与えられる現在時刻
情報と上記発信時刻データとを照合(ステップ103)し
ながら行い、上記ステップ102において予め登録された
発信時刻の発信手続ファイルが確認されるとオンフック
制御(ステップ104)を行う。次に、上記制御部40は、
上記ステップ104におけるオンフック制御が正しく行わ
れたことを確認(ステップ105)すると発信操作(ステ
ップ106)に移り、上記RAM52に予め形成されている発信
先ファイルから登録された電話番号データを読み出して
上記電話機部10の上記ダイヤル信号発生回路12に与え
て、上記電話番号データに応じたダイヤル信号を上記ダ
イヤル信号発生回路12に発生させ、上記ダイヤル信号を
上記網制御部30から上記公衆通信回線1に送出するダイ
ヤリング制御(ステップ107)を行い、データラインの
確立を確認(ステップ108)する。そして、上記制御部4
0は、上記ステップ108において発信先のデータ端末機器
200との間のデータラインの確立が確認されると、上記R
AM52に予め書き込まれているメールデータを読み出して
上記モデム部30に供給し、上記網制御部30から上記公衆
通信回路1を介して上記データ端末機器200宛に発信
(ステップ109)する。さらに、上記制御部40は、上記
ステップ109のおけるメール発信が正常に終了したか否
かを判定(ステップ110)して、正常終了の場合には上
記RAM52に設けられている履歴情報ファイルに上記自動
発信機能によるメール発信に関する履歴情報の書き込み
(ステップ111)を行ってから、発信処理済の発信手続
ファイルをクリア(ステップ112)して待機状態とな
る。また、上記制御部40は、上記ステップ108において
データラインの確立が確認できない場合、あるいは上記
ステップ110においてメール発信の正常終了の確認がで
きない場合には、ステップ113に移ってエラーチェック
を行ってから、発信状況に応じて上記RAM52の発信手続
ファイルを訂正(ステップ114)した後に、上記発信手
続ファイルに再送信の設定がなされているか否かの判定
(ステップ115)を行い、再送設定されているときには
再送時間を待って(ステップ116)、上記ステップ104の
オンフック制御動作に戻ってリダイヤル処理を行うよう
になっている。なお、リダイヤルすなわち再送の回数
は、上記ステップ114の発信手続ファイルの訂正処理に
よりリダイヤル毎に1ずつ少なくなるように訂正され
る。また、上記ステップ115の判定結果が「NO」すなわ
ち再送設定がなされていない場合には、上記ステップ11
1に移って、メール発信を正常に行うことができなかっ
たことを示す履歴情報を上記RAM52の履歴情報ファイル
に書き込んでから、発信処理済の発信手続ファイルをク
リア(ステップ112)して待機状態となる。
上記ステップ109のメール発信処理では、上記制御部4
0は、第5図のフローチャートに示すように、上記記憶
部50のRAM52に形成されている発信手続ファイルを参照
(ステップ121)し、さらに、発信メールファイルを参
照(ステップ122)することにより自動発信メールを構
成(ステップ123)し、自動発信メールを形成(ステッ
プ124)してメール送信(ステップ125)を行う。
ここで、この実施例のモデム電話機100において取り
扱うメールデータは、例えば、第6図にデータフォーマ
ットを示してあるように、制御文(DCONT)とメッセー
ジ本文(DMESS)から成り、上記メッセージ本文
(DMESS)の前に制御情報を記載した制御文(DCONT)が
付加されている。
上記制御文(DCONT)は、第7図に示すように、制御
文(DCONT)の開始を示す制御コード〔ESC/〕□にて始
まり、 KANJI:以後のデータの漢字タイプ(カナやシフトJIS
等) TITLE:メッセージのタイトル TYPE:メッセージのタイプ C・・・キャラクタータイプ B・・・バイナリータイプ UID:着信側で許可された発信元のユーザインデックス
コード LOGIN:着信側で許可された発信元のユーザのログイン
パスワード PATH:発信者コード COMMENT:コメント SIZE:メッセージのサイズ(メッセージタイプがバイ
ナリータイプの場合のみ付加される。) PASSWORD:転送パスワード(転送メールのみ付加され
る。) #nnTEL−NO:転送先の電話番号 #nnSPEED:転送先の通信速度 #nnCHAR:転送先のキャラクタ構成 #nnKANJI:転送先の漢字タイプ #nnUID:転送側で許可されたユーザインデックスコー
ド #nnLOGIN:転送側で許可されたログインパスワード #nnCOMMENT:転送先のコメント #nnTIME:転送メールの発信時刻 等の制御データにて構成され、制御文の終了を示す制御
コード〔ESC/〕□にて終わるようになっている。
ここで、上記転送パスワード〔PASSWORD〕に続く各制
御情報は、付加されている〔#nn〕がシーケンシャル番
号で各転送先に対して1つずつ与えられ、上記転送パス
ワード〔PASSWORD〕がある場合にのみ有効となる。
そして、上記制御部40は、上記ステップ124の自動発
信メールの形成処理において、上記パーソナル・コンピ
ュータ2からあるいは上記公衆通信回路1を介して与え
られるデータに基づいて、第8図のフローチャートに示
すように、形成する発信メールのタイプを判定(ステッ
プ131)する。通常の発信メールの形成処理(ステップ1
32)では、制御文(DCONT)の開始を示す制御コード〔E
SC/〕、以後のデータの漢字タイプ〔KANJI〕、メッセー
ジのタイトル〔TITLE〕、メッセージのタイプ〔TYP
E〕、発信元のユーザインデックスコード〔UID〕、発信
元のユーザのログインパスワード〔LOGIN〕、発信者コ
ード〔PATH〕、コメント文〔COMMENT〕、メッセージの
サイズ〔SIZE〕、制御文(DCONT)の終了を示す制御コ
ード〔ESC/〕の順に制御情報を配置して制御文
(DCONT)を形成(ステップ133〜ステップ142)し、上
記制御文(DCONT)をメッセージ本文(DMESS)の前に付
加(ステップ143)することにより、発信メールを形成
する。また、転送指定を伴う発信メール(以下、転送メ
ールという。)の形成処理(ステップ144)では、制御
文(DCONT)の開始を示す制御コード〔ESC/〕、以後の
データの漢字タイプ〔KANJI〕の指定、メッセージのタ
イトル〔TITLE〕、メッセージのタイプ〔TYPE〕、発信
元のユーザインデックスコード〔UID〕、発信元のユー
ザのログインパスワード〔LOGIN〕、発信者コード〔PAT
H〕、コメント文〔COMMENT〕、メッセージのサイズ〔SI
ZE〕に続いて、転送パスワード〔PASSWORD〕を付加(ス
テップ145〜ステップ154)し、さらに、転送先パラメー
タの設定(ステップ155)を行ってから、制御文
(DCONT)の終了を示す制御コード〔ESC/〕を与えた制
御文(DCONT)を形成(ステップ156)し、上記制御文
(DCONT)をメッセージ本文(DMESS)の前に付加(ステ
ップ157)することにより、転送メールを形成する。さ
らに、上記ステップ155の転送先パラメータの設定処理
では、第9図のフローチャートに示すように、上記制御
部40は、転送先の電話番号〔TEL−NO〕、転送先の通信
速度〔SPEED〕、転送先のキャラクタ構成〔CHAR〕、転
送先の漢字タイプ〔KANJI〕、転送側で許可されたユー
ザインデックスコード〔UID〕、転送側で許可されたロ
グインパスワード〔LOGIN〕、転送先のコメント〔COMME
NT〕、転送メールの発信時刻〔TIME〕の順に転送先の制
御情報を配置(ステップ161〜ステップ168)し、さら
に、他の転送メールが有るか否かの判定(ステップ16
9)を行って、他の転送メールが有る場合にはステップ1
61に戻って、上記他の転送メールについての転送先パラ
メータの設定処理を行い、また、他の転送メールが無い
場合には転送先パラメータの設定処理を終了する。
このように、この実施例のモデム電話機100は、その
データ入出力端100Bに外部接続したパーソナル・コンピ
ュータ2にて、上記発信時刻データ、発信手続ファイル
や発信先ファイルのデータ等の制御情報をメール文に付
加したメールデータを上記制御部40に予め与えることに
より、上記制御部40が与えられたメールデータに含まれ
ている制御情報を解釈して上記発信手続ファイルや発信
先ファイル等を形成して上記記憶部50のRAM52に書き込
むようになっている。
上記モデム電話機100は、このように上記パーソナル
・コンピュータ2すなわちデータ端末機器(DTE)にて
与えられる制御情報を上記記憶部50のRAM52に記憶して
おくことによって、例えば、第10図に示すように、上記
データ入出力端100Bから上記パーソナル・コンピュータ
2を取り外したモデム電話機100単体の状態でも、上記
記憶部50のROM51に予め書き込まれている制御プログラ
ムに従って上記制御部40がデータ端末機器(DTE)とし
て働いて、上記RAM52に書き込まれている制御情報に応
じて上記公衆通信回線1を介してメールデータの発信を
自動的に行うことができる。
また、この実施例のモデム電話機100において、上記
制御部40は、上記自動発着信機能のうちの自動着信機能
による制御動作を第11図のフローチャートに示してある
ように、自動着信機能による制御動作を行う場合、上記
公衆通信回線1を介して送られてくるリング信号すなわ
ち呼出信号を検出する上記リング検出回路33に基づい
て、予め設定された回数だけ上記リング検出回路33が上
記リング信号を検出したことを確認(ステップ201)し
てから着信動作(ステップ202)に移り、上記公衆通信
回線1を介して接続された他のデータ端末機器とのハン
ドシェークを確認(ステップ203)してデータオンライ
ン(ステップ204)となると、機能判定処理(ステップ2
05)を行って、上記公衆通信回線1を介して他のデータ
端末機器から送られてくるメールデータを上記モデム部
20にて復調して上記記憶部50のRAM52に書き込むメール
受信処理(ステップ206)あるいは、上記公衆通信回線
1を介して他のデータ端末機器から送られてくるデータ
に対して自動対話サービス(ステップ207)を行う。な
お、上記制御部40は、上記ステップ203においてハンド
シェークを確認できない場合には直ちに回線を遮断して
待機状態となる。
上記制御部40は、第12図のフローチャートに示すよう
に、上記ステップ205の機能判定処理に入ると、先ず、
通信プロトコルの確認(ステップ210)を行ってから、
否定応答コード〔NAK〕を上記公衆通信回線1に送出し
て、上記公衆回線1を介してアクセスしてきた他のデー
タ端末機器200からの制御コードを受け付け、受信した
制御コードがヘッダ開始コード〔SOH〕である場合には
上記メール受信処理に移り、また、受信した制御コード
が復帰コード〔CR〕である場合には上記自動対話サービ
ス処理に移るようになっている。さらに、上記ヘッダ開
始コード〔SOH〕あるいは復帰コード〔CR〕のいずれの
制御コードも受信しない場合には、上記否定応答コード
〔NAK〕を送出後の経過時間(TNAK)を判定(ステップ2
14)し、経過時間(TNAK)が10秒になると、上記否定応
答コード〔NAK〕の送出回数(NNAK)を判定(ステップ2
15)して、上記送出回数(NNAK)が10に満たない場合に
は上記ステップ211に戻って上記否定応答コード〔NAK〕
の送出を繰り返し行い、また、上記送出回数(NNAK)が
10になると回線を遮断して待機状態となる。
さらに、上記制御部40は、上記メール受信処理の制御
動作を第13図のフローチャートに示してあるように、上
記公衆通信回線1を介して送られてくるデータにデータ
ブロック単位に付加されているブロック番号のチェック
(ステップ221)および反転ブロック番号のチェック
(ステップ222)により受信データに付加されていたブ
ロック番号が正しいことを確認してからチェックサムエ
ラーを判定(ステップ223)し、チェックサムの正しい
データを上記記憶部50のRAM52のデータバッファ領域に
蓄積(ステップ224)する。そして、上記制御部40は、
上記RAM52に蓄積したデータの解析処理(ステップ225)
を完了すると、肯定応答コード〔ACK〕を上記公衆通信
回線1に送出(ステップ226)して、受信データ監視
(ステップ227)し、送信終了コード〔EOT〕が上記公衆
通信回線1を介して送られてきたか否かの判定(ステッ
プ228)を行い、上記送信終了コード〔EOT〕を受信した
ときには回線を遮断してメール受信を終了し、また、上
記送信終了コード〔EOT〕が送られてきていないときに
は受信データブロックのヘッダ開始コード〔SOH〕が上
記公衆通信回線1を介して送られてきたか否かの判定
(ステップ229)を行う。上記ステップ229において、上
記ヘッダ開始コード〔SOH〕の受信を確認できない場合
には上記ステップ227に戻って受信データの監視を継続
し、また、上記ヘッダ開始コード〔SOH〕の受信を確認
した場合には、上記ステップ221に戻って新たなブロッ
ク番号の確認動作を行う。
ここで、上記ステップ221におけるブロック番号のチ
ェック動作の結果が「NO」の場合すなわち本来のブロッ
ク番号でなかった場合には、受信したデータブロックの
ブロック番号が、上記ステップ225において先にデータ
解析したデータブロックのブロック番号と同じであるか
否かの判定(ステップ230)を行い、その判定結果が「Y
ES」すなわ既に受信済のデータブロックであるときには
上記ステップ226の肯定応答コード〔ACK〕の送出動作に
移り、また、上記ステップ230における判定結果が[N
O」である場合には送信側に誤ったデータを送ってきた
ことを知らせる否定応答コード〔NAK〕を上記公衆通信
回線1に送出(ステップ231)してから、上記ステップ2
27のデータ監視動作に移り、次の受信データを監視す
る。なお、上記ステップ222における反転ブロック番号
のチェック動作の結果が「NO」あるいは上記スッテプ22
3におけるチェックサムエラーの判定結果が「YES」の場
合にも、上記ステップ231に移り、否定応答コード〔NA
K〕を上記公衆通信回線1に送出(ステップ231)してか
ら、上記ステップ227のデータ監視動作に移って次の受
信データを監視する。
また、上記制御部40は、第14図のフローチャートに示
すような制御動作により上記データ解析処理を行う。
すなわち、上記制御部40は、上記記憶部50のRAM52の
データバッファ領域に蓄積された受信データを監視(ス
テップ241)して、上記受信データ中の制御コード〔ESC
/〕のチェック(ステップ242),上記受信データのフォ
ーマットチェック(ステップ243),タイトル〔TITLE〕
確認(ステップ244),データタイプ〔TYPE〕のチェッ
ク(ステップ245),ユーザインデックスコード〔UID〕
のチェック(ステップ246)、ログインパスワード〔LOG
IN〕のチェック(ステップ247)を行ってから、発信人
の確認(ステップ248)とコメント文〔COMMENT〕の確認
(ステップ249)を行う。次に、上記制御部40は、上記
受信データのデータタイプがバイナリ・タイプ(B)で
あるかキャラクタタイプ(C)であるかの判定(ステッ
プ250)を行い、バイナリ・タイプ(B)のときにはデ
ータサイズをチェック(ステップ251)してから、上記
受信データ中の転送パスワード〔PASSWORD〕をチェック
(ステップ252)、また、上記受信データのデータタイ
プがキャラクタ・タイプ(C)であるときには直ちに上
記ステップ252に移って転送パスワード〔PASSWORD〕の
チェックを行う。そして、上記制御部40は、上記ステッ
プ252において受信データ中に転送パスワード〔PASSWOR
D〕が含まれていない場合には、受信データを着信メー
ルデータと判断して着信メール処理(ステップ253)に
移り、上記受信データ中の制御コード〔ESC/〕のチェッ
ク(ステップ254)により、受信データ中のメールデー
タの確認(ステップ255)を行ってから、上記記憶部50
のRAM52のメールボックス領域に上記メールデータの書
き込み(ステップ255)を行い、さらに、上記RAM52の履
歴情報ファイルに上記メール受信動作に関する履歴情報
の書き込み(ステップ257)を行って、上記メール受信
動作を終了する。
ここで、上記制御部40は、上記ステップ242,ステップ
243,ステップ245,ステップ246,ステップ247およびステ
ップ251における各チェックの結果、受信データが所定
の規格を満たしていない場合には、そのエラー情報を確
認(ステップ258)して、上記RAM52のデータバッファ領
域をクリア(ステップ259)してから、上記ステップ257
に移ってメール受信動作を正常に行うことができなかっ
たことを示す履歴情報を上記RAM52の履歴情報ファイル
に書き込んで、上記メール受信動作を終了する。
さらに、上記制御部40は、上記ステップ252におい
て、受信データ中に転送パスワード〔PASSWORD〕が含ま
れていることを確認した場合には、受信データを転送メ
ールデータと判断して転送メール受信処理(ステップ25
3)に移り、第15図のフローチャートに示すような制御
動作を行う。
すなわち、上記制御部40は、転送メール受信処理に移
ると、先ず、転送制御情報の確認(ステップ261)動作
に入り、上記受信データのフォーマットのチェック(ス
テップ262)、上記受信データ中に転送制御情報として
含まれている転送先電話番号データ〔TEL−NO〕のチェ
ック(ステップ263)、通信速度データ〔SPEED〕のチェ
ック(ステップ264)、データ構成のチェック(ステッ
プ265)、漢字タイプコード〔KANJI〕のチェック(ステ
ップ266)、ユーザインデックスコード〔UID〕のチェッ
ク(ステップ267)、ログインパスワード〔LOGIN〕のチ
ェック(ステップ268)等の各種転送制御情報の確認処
理を行ってから、コメント文〔COMMENT〕の確認(ステ
ップ269)を行い、さらに、発信時刻データ〔TIME〕を
チェック(ステップ270)する。そして、次に、上記受
信データ中の制御コード〔ESC/〕のチェックにより、受
信データ中の転送メールデータの確認(ステップ271)
を行ってから、上記記憶部50のRAM52の転送メール領域
に上記転送メールデータの書き込み(ステップ272)を
行う。そして、上記受信データに付加されている転送制
御情報に基づいて発信手続処理(ステップ273)を行
い、さらに、上記RAM52の履歴情報ファイルに上記メー
ル受信動作に関する履歴情報の書き込み(ステップ27
4)を行って、上記転送メール受信動作を終了する。
そして、上記制御部40は、第16図のフローチャートに
示すように、上記ステップ273の発信手続処理におい
て、受信データのメッセージ本文(DMESS)に付加され
ている上述の如き制御文(DCONT)中の制御情報を解釈
して、発信手続ファイル作成処理(ステップ281)、発
信メールの作成処理(ステップ282)を行ってから、発
信時刻の記録(ステップ283)を行う。
上記制御部40は、上記ステップ281の発信手続ファイ
ル作成処理では、第17図のフローチャートに示すよう
に、発信区分、メッセージのタイトル〔TITLE〕、発信
者のユーザインデックスコード〔UID〕、発信者コード
〔PATH〕、コメント文〔COMMENT〕、メッセージのタイ
プ〔TYPE〕の指定(ステップ284〜ステップ289)を行
い、さらに、未発信メンバー数の指定(ステップ29
0)、発信メールファイル数の指定(ステップ291)を行
う。次に、上記制御部40は、発信メールファイル数が複
数であるか否かの判定(ステップ292)を行って、発信
メールファイル数が複数でない場合には発信ファイル名
を1つ指定(ステップ293)し、また、発信メールファ
イル数が複数である場合には、その数だけ発信ファイル
名を指定(ステップ294)してから、発信メンバー数の
確認(ステップ295)して上記発信メンバー数が複数で
あるか否かの判定(ステップ296)を行って、発信メン
バー数が複数でない場合にはその発信先のパラメータ設
定(ステップ297)を1回行い、また、発信メンバー数
が複数である場合には、その数だけ発信先のパラメータ
設定(ステップ298)を行って、上記発信手続ファイル
作成処理を終了する。
また、上記制御部40は、上記ステップ281の発信メー
ル作成処理では、第18図のフローチャートに示すよう
に、発信者のユーザインデックスコード〔UID〕、発信
者コード〔PATH〕、メッセージのタイプ〔TYPE〕、メッ
セージのタイトル〔TITLE〕を順次に登録(ステップ301
〜ステップ304)してから、メッセージ本文を登録(ス
テップ305)し、さらに、ファイル名を登録(ステップ3
06)して、上記発信メール作成処理を終了する。
そして、この実施例のモデム電話機100では、上述の
ようにして上記制御部40が上記公衆通信回線1を介して
送られてきた受信データのうちの転送メールデータすな
わちメッセージ本文(DMESS)を上記記憶部50のRAM52に
記憶しておくとともに、上記メッセージ本文(DMESS
に付加されている制御文(DCONT)中の制御情報を解釈
して上記発信手続ファイルや発信先ファイル等を形成し
て上記RAM52に書き込んでおくことにより、上述の自動
発信機能を利用して、上記タイマ部60にて与えられる現
在時刻情報に基づいて、上記制御情報により指定される
発信時刻に上記メッセージ本文(DMESS)を転送メール
データとして上記RAM52から読み出して、上記制御情報
にて指定された発信先に上記公衆通信回線1を介して発
信する制御を行う。
さらに、上記制御部40は、上記自動対話サービス処理
を第19図のフローチャートに示すような制御動作にて行
う。
すなわち、上記制御部40は、上記自動対話サービス処
理の制御動作に入ると、先ず、診断フラグが設定されて
いるか否かのチェック(ステップ401を行ってから、オ
ープニングメッセージの表示データとインデックスコー
ド〔UID〕の入力を促すメッセージの表示データを上記
公衆通信回線1に順次に送出(ステップ402,ステップ40
3)してから、上記公衆通信回線1を介してユーザが送
ってくるユーザインデックスコード〔UID〕のチェック
動作(ステップ404)を行う。上記ステップ404のチェッ
ク動作においてユーザインデックスコード〔UID〕の確
認ができない場合には、第1のカウンタタイマAを起動
(ステップ405)して、所定時間(n0)の経過を待って
(ステップ406)、回線を遮断して待機状態となる。上
記ステップ404のチェック動作において上記所定時間(n
0)内にユーザインデックスコード〔UID〕を確認できた
場合には、ステップ407に移って、ログインパスワード
〔LOGIN〕の入力を促すメッセージの表示データを上記
公衆通信回線1に送出(ステップ407)してから、上記
公衆通信回線1を介してユーザが送ってくるログインパ
スワード〔LOGIN〕のチェック動作(ステップ408)を行
う。上記ステップ404のチェック動作においてログイン
パスワード〔LOGIN〕の確認ができない場合には、第2
カウンタタイマBを起動(ステップ409)して、所定時
間(n1)の経過を待って(ステップ410)履歴情報の書
き込み処理(ステップ420)を行って、回線を遮断して
待機状態となる。上記ステップ408のチェック動作にお
いて上記所定時間(n1)内にログインパスワード〔LOGI
N〕を確認できた場合には、ログオン(ステップ411)し
て、上記診断フラッグによる本人確認にて診断モードに
判定(ステップ412)を行う。そして、診断モードの場
合には、後述する診断サービス処理(ステップ413)を
行い、他の場合には、ログオンメッセージの表示データ
とメインメニューの表示データを上記公衆通信回線1に
順次に送出(ステップ414,ステップ415)してから、上
記公衆通信回線1を介してユーザが送ってくるメニュー
選択データを判定(ステップ416)する。そして、上記
メニュー選択データによる指定メニューのデータを上記
公衆通信回線1に送出(ステップ417)する。また、上
記メニュー選択データにてログオフが指定させた場合に
は、ログオフ処理(ステップ418)を行って、上記ログ
オフ処理が正常に行われた否かの判定(ステップ419)
を行い、上記ログオフ処理が正常に行われていない場合
には、上記ステップ415に戻ってメインメニューの表示
データを上記公衆通信回線1に送出する。また、上記ロ
グオフ処理が正常に行われている場合には、ステップ42
0に移って、履歴情報の書き込み処理を行ってから、回
線を遮断して待機状態となる。
さらに、上記制御部40は、上記診断サービス処理に入
ると、第20図のフローチャートに示すように、先ず、診
断サービス処理におけるメニューの表示データを上記公
衆通信回線1に送出(ステップ441)してから、上記公
衆通信回線1を介してユーザが送ってくるメニュー選択
データを判定(ステップ442)する。
上記メニュー選択データにより回線診断モードが指定
(ステップ443)された場合には、送出キャラクタの総
数指定(ステップ444)を行ってから、リモートループ
バックを起動(ステップ445)して、ループバックの確
立を確認(ステップ446)する。そして、回線診断動作
を開始(ステップ447)すると、上記公衆通信回線1に
キャラクタデータを送出(ステップ448)し、送出キャ
ラクタの総数チェック(ステップ449)を行いながら、
送出したキャラクタデータと上記公衆通信回線1を介し
てループバックされてくるキャラクタデータとを比較し
てエラーチェック(ステップ450)を行うとともに、エ
ラーカウント(ステップ451)を行い、上記ステップ444
において指定されたキャラクタ総数だけキャラクタデー
タを送出してからループバックを解除(ステップ452)
する。上記ループバックの解除の後に、ループバックテ
ストの結果を示す送出キャラクタ数、受信キャラクタ
数、エラー数等の表示データを上記公衆通信回線1に送
出(ステップ453)して、回線診断動作を終了(ステッ
プ454)し、上記ステップ441に戻って診断サービス処理
におけるメニューの表示データを上記公衆通信回線1に
送出する。
また、上記メニュー選択データによりモデム情報の表
示モードが設定された場合には、モデム情報の表示モー
ドを示す表示データを上記公衆通信回線1に送出(ステ
ップ455)してから、上記制御部40に設定されている上
記モデム部20のステータスをチェック(ステップ456)
して、このステータスを示す表示データを上記公衆通信
回線1に送出(ステップ457)してから、上記ステップ4
41に戻って診断サービス処理におけるメニューの表示デ
ータを上記公衆通信回線1に送出する。
さらに、上記メニュー選択データにより診断サービス
処理の終了が指定された場合には、終了処理(ステップ
458)を行って、正常に終了したか否かを判定(ステッ
プ459)する。上記ステップ458において終了処理が正常
に行われた場合には、上記診断フラグをオフ(ステップ
460)してから、履歴情報の書き込み処理(ステップ46
1)を行い、その後回線を遮断して待機状態となる。ま
た、上記ステップ458において終了処理が正常に行われ
ない場合には、上記診断フラグをオフすることなく、履
歴情報の書き込み処理(ステップ461)を行い、その後
回線を遮断して待機状態となって、同一ユーザによる診
断処理サービスの再要求に備える。
なお、上記メール受信や自動対話サービス行う自動着
信機能も、上述の自動発信機能と同様にモデム電話機10
0単体で働くようになっている。
H.発明の効果 本発明に係るモデム装置では、制御部が第1の記憶部
に予め書き込まれている対話型情報サービス用の制御プ
ログラムに従った対話型情報サービスを行い、通信回線
を介して供給されるデータの第2の記憶部への書き込み
あるいは上記第2の記憶部に記憶されているデータを読
み出して上記通信回線を介して送信する制御を行うの
で、モデム装置単体で対話型情報サービスを行うことが
できる。
すなわち、本願発明に係るモデム装置は、制御部が、
通信回線を介してモデム部に送られてくるデータに付加
されている制御情報を解析し、上記制御情報により対話
型情報サービスが指定されると、上記制御プログラムに
従った対話型情報サービスを行い、上記通信回線を介し
てモデム部に送られてくるデータの上記第2の記憶部へ
の書き込みあるいは上記第2の記憶部に記憶されている
データを読み出して上記モデム部を介して送信する制御
を行うので、データ端末機器と通信回線との間に設けら
れるモデム装置本来の機能を有するばかりでなく、デー
タ端末機器が切り離されたモデム装置単体の状態で、制
御プログラムに従った対話型情報サービスを行うデータ
端末機器として機能する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すモデム電話機の
ブロック図であり、第2図は上記実施例のモデム電話機
の機能を示す機能図であり、第3図は上記モデム電話機
の使用状態を示す模式図であり、第4図は上記モデム電
話機の自動発信機能を利用した制御部の制御動作を示す
フローチャートであり、第5図は上記制御部による上記
自動発信機能を利用した制御動作におけるメール発信処
理の制御動作を示すフローチャートであり、第6図は上
記モデム電話機が取り扱う伝送データのデータフォーマ
ットを示す模式図であり、第7図は上記伝送データのデ
ータフォーマットの具体例を示す模式図であり、第8図
は上記制御部による上記メール発信処理における自動発
信メールの形成処理の制御動作を示すフローチャートで
あり、第9図は上記制御部による上記メール発信処理に
おける転送先パラメータの設定処理の制御動作を示すフ
ローチャートであり、第10図はデータ端末機器を取り外
した上記モデム電話機の使用状態を示す模式図であり、
第11図は上記モデム電話機の自動着信機能を利用した上
記制御部の制御動作を示すフローチャートであり、第12
図は上記制御部による上記自動着信機能を利用した制御
動作における機能判定処理の制御動作を示すフローチャ
ートであり、第13図は上記制御部による上記自動着信機
能を利用した制御動作におけるメール受信処理の制御動
作を示すフローチャートであり、第14図は上記制御部に
よる上記メール受信処理おけるデータ解析処理の制御動
作を示すフローチャートであり、第15図は上記制御部に
よる上記メール受信処理おける転送メール受信処理の制
御動作を示すフローチャートであり、第16図は上記制御
部による上記転送メール受信処理おける発信手続処理の
制御動作をフローチャートであり、第17図は上記制御部
による上記発信手続処理における発信手続ファイル作成
処理の制御動作を示すフローチャートであり、第18図は
上記制御部による上記発信手続処理における発信メール
作成処理の制御動作を示すフローチャートであり、第19
図は上記制御部による上記自動着信機能を利用した制御
動作における自動対話サービス処理の制御動作を示すフ
ローチャートであり、第20図は上記制御部による上記自
動対話サービス処理おける回線診断サービス処理の制御
動作を示すフローチャートである。 1……公衆通信回線 2……パーソナル・コンピュータ 10……電話機部 20……モデム部 30……網制御部 40……制御部 50……記憶部 60……タイマ部 100……モデム電話機 100A……回線接続端 100B……データ入出力端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−167261(JP,A) 特開 昭61−284155(JP,A) 特開 昭60−148266(JP,A) 実開 昭62−71956(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ端末機器と接続されるとともに通信
    回線と接続されるモデム装置において、 対話型情報サービス用の制御プログラムが書き込まれた
    第1の記憶部と、 上記通信回線を介してモデム部に送られてくるデータを
    記憶しておく第2の記憶部と、 上記データに付加されている制御情報を解析し、上記制
    御情報により対話型情報サービスが指定されると、上記
    制御プログラムに従った対話型情報サービスを行い、上
    記通信回線を介してモデム部に送られてくるデータの上
    記第2の記憶部への書き込みあるいは上記第2の記憶部
    に記憶されているデータを読み出して上記モデム部を介
    して送信する制御を行う制御部とを備え、 上記通信回線を介してモデム部に送られてくるデータに
    付加されている制御情報に応じて、上記制御プログラム
    に従った対話型情報サービスを行う機能を有することを
    特徴とするモデム装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60148266A (ja) * 1984-01-12 1985-08-05 Fujitsu Ltd メツセ−ジ配信方式
JPS61167261A (ja) * 1985-01-18 1986-07-28 Computer Tekunika:Kk 情報伝送方式
IT1202122B (it) * 1985-09-23 1989-02-02 Giuseppe Paccagnella Apparecchio fotomeccanico a contatto, atto a realizzare da originali fotografici normali copie modificate a carattere circolare

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