JPS60994A - 熱転写紙及びその製造方法 - Google Patents
熱転写紙及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS60994A JPS60994A JP58108682A JP10868283A JPS60994A JP S60994 A JPS60994 A JP S60994A JP 58108682 A JP58108682 A JP 58108682A JP 10868283 A JP10868283 A JP 10868283A JP S60994 A JPS60994 A JP S60994A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- dye
- sublimable dye
- resin layer
- transfer paper
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/38207—Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱転写紙、特に昇華性呆料を用いる熱転写紙及
びその製造方法に関するものである。
びその製造方法に関するものである。
一般に熱転写記録方式は、シート状基材上に固体インク
層全備えた構成の熱転写紙と記録紙とを東ねサーマルヘ
ッドで前記基材側から加熱し前記インクを溶融又は昇華
し前記記録紙に転移して画像記録を行なうものである。
層全備えた構成の熱転写紙と記録紙とを東ねサーマルヘ
ッドで前記基材側から加熱し前記インクを溶融又は昇華
し前記記録紙に転移して画像記録を行なうものである。
前記固体インク層を昇華性染料と結着剤とで構成した熱
転写紙では記録エネルギーによって染料の昇華量がブも
なるので、昇華のみで転写記録が行なえれは階^1記録
が可能となる。しかし昇華性染料として公知の分散染料
、カチオン染料などは加熱で昇華のみを示すものは少な
く、溶融過程を伴う染料が多い。従ってこのような昇華
性染料を用いて熱転写記録全行なうと記録ドツト部のイ
ンクも溶融し基材からはがれて転写されるので、階調記
録が得られにくくなるという欠点があった。この欠点全
回避する試みとして従来、例えば特開昭53−□3八。
転写紙では記録エネルギーによって染料の昇華量がブも
なるので、昇華のみで転写記録が行なえれは階^1記録
が可能となる。しかし昇華性染料として公知の分散染料
、カチオン染料などは加熱で昇華のみを示すものは少な
く、溶融過程を伴う染料が多い。従ってこのような昇華
性染料を用いて熱転写記録全行なうと記録ドツト部のイ
ンクも溶融し基材からはがれて転写されるので、階調記
録が得られにくくなるという欠点があった。この欠点全
回避する試みとして従来、例えば特開昭53−□3八。
「熱%x $ tie Qヵ式」1開オ8ゎ、いるよう
に、熱転写紙のインク層と記録紙との間に一定の間隔を
保つようにスペーサを介在させる方法がある。
に、熱転写紙のインク層と記録紙との間に一定の間隔を
保つようにスペーサを介在させる方法がある。
しかし、この方法による実際の熱転写記録装置において
は、加熱源としてのサーマルヘッドに対する前記スペー
サの位置合はソ一定に保った状態で、このサーマルヘッ
ドに熱転写紙とスペーサと記録紙とをプラテンロールで
押し当てる圧力をノくルス的に変え、その圧力解除で該
記録紙と熱転写紙との搬送全行ない、再び加圧して記録
を行なうという動作を繰り返さねばならず、前記熱転写
紙にしわが入り易く、また記録速度が遅くなるという新
たな欠点を生じる。更に前記スペーサの厚みは記録濃度
に影響し、薄いと溶融した染料が記録紙に付着し易くな
って記録濃度が不安定になり、厚いスペーサでは記録濃
度の低下を招くという難点も生じる。
は、加熱源としてのサーマルヘッドに対する前記スペー
サの位置合はソ一定に保った状態で、このサーマルヘッ
ドに熱転写紙とスペーサと記録紙とをプラテンロールで
押し当てる圧力をノくルス的に変え、その圧力解除で該
記録紙と熱転写紙との搬送全行ない、再び加圧して記録
を行なうという動作を繰り返さねばならず、前記熱転写
紙にしわが入り易く、また記録速度が遅くなるという新
たな欠点を生じる。更に前記スペーサの厚みは記録濃度
に影響し、薄いと溶融した染料が記録紙に付着し易くな
って記録濃度が不安定になり、厚いスペーサでは記録濃
度の低下を招くという難点も生じる。
またフルカラー記録を行なうには一律の記録エネルギー
の制御によって各色とも同様の階調特性、即ち昇華特性
を示す三原色の染料が必要であり、溶融状態を呈さない
昇華性染料の甲から三原色に近い彩度の高い色相でしか
も前記階調特性の揃つた三色金遣び出すことには限界が
あり、フルカラー記録での色再現範囲が偏ったものにな
るという欠点があった。
の制御によって各色とも同様の階調特性、即ち昇華特性
を示す三原色の染料が必要であり、溶融状態を呈さない
昇華性染料の甲から三原色に近い彩度の高い色相でしか
も前記階調特性の揃つた三色金遣び出すことには限界が
あり、フルカラー記録での色再現範囲が偏ったものにな
るという欠点があった。
本発明の目的は、昇華性染料を用いる熱転写紙における
上記1点及び欠点を解決し、熱溶融性を示す昇華性染料
を用いてもその昇華又は蒸発などの気化現象のみを利用
することによりて階調記録の可能な熱転写紙を提供する
とともに、該熱転写紙の製造方法を提供することにある
。
上記1点及び欠点を解決し、熱溶融性を示す昇華性染料
を用いてもその昇華又は蒸発などの気化現象のみを利用
することによりて階調記録の可能な熱転写紙を提供する
とともに、該熱転写紙の製造方法を提供することにある
。
本発明による熱転写紙は、シート状基材上に昇華性染料
で重色式れた合成樹脂層を備えることを特徴と1−る。
で重色式れた合成樹脂層を備えることを特徴と1−る。
また本発明による熱転写紙の第1の製造方法は、昇華性
染料と合成樹脂と第1の有機溶剤との混合溶液全シート
状基材に塗布し、該基剤上に塗布された前記混合溶i′
t−乾燥し、該基材上に得られた合成樹j指層内に含む
前記昇華性染料及び該合成樹脂層表面の前記昇華性染料
を前記合成4R脂層内に拡散し染色させるための加熱を
施し、次いで別記昇華性染料のみt−選択的に溶解する
第2の壱優溶剤によって前記染色された合成樹脂層表面
の該昇華性染料を溶去して熱転写紙を得ることを特徴と
し、第2の製造方法は、合P、樹脂と朽1の有機溶剤と
の溶液をシート状基材に塗布し、該基材上に塗布てれた
前記溶液を乾燥し、該基材上に得られた合成樹脂層上に
水および纂3の有機−溶剤のいずねかと混合し7だ昇華
性染料を塗布し、該昇華性染料を前記合成樹脂層内に拡
散し染色させるための加熱tMし、次いで前記昇華性染
料のみ全戸択的に溶解する第2の有ぜう溶剤によって前
記東色でれた合成樹脂層表面の該昇華性染料を溶去して
熱転写紙を借ることを特徴とし、第3のメJ造方法は、
フィルム状合成’rN Jlf上に水および第3の有機
溶剤のいずれかと混合した昇華性染料を塗布し、該昇華
性染料を前記合成樹脂ノー内と拡散し染色させるための
加熱を施し、次いで前記昇華性染料の=5F−全選択的
に溶解する第2の有1幾溶剤によって前記染色された樹
脂層表面の該昇華性染料全溶去し、該染色されたフィル
ム状合成樹MttMkシート状基村上にラミネート接合
して熱転写紙を得ること全特徴とする。
染料と合成樹脂と第1の有機溶剤との混合溶液全シート
状基材に塗布し、該基剤上に塗布された前記混合溶i′
t−乾燥し、該基材上に得られた合成樹j指層内に含む
前記昇華性染料及び該合成樹脂層表面の前記昇華性染料
を前記合成4R脂層内に拡散し染色させるための加熱を
施し、次いで別記昇華性染料のみt−選択的に溶解する
第2の壱優溶剤によって前記染色された合成樹脂層表面
の該昇華性染料を溶去して熱転写紙を得ることを特徴と
し、第2の製造方法は、合P、樹脂と朽1の有機溶剤と
の溶液をシート状基材に塗布し、該基材上に塗布てれた
前記溶液を乾燥し、該基材上に得られた合成樹脂層上に
水および纂3の有機−溶剤のいずねかと混合し7だ昇華
性染料を塗布し、該昇華性染料を前記合成樹脂層内に拡
散し染色させるための加熱tMし、次いで前記昇華性染
料のみ全戸択的に溶解する第2の有ぜう溶剤によって前
記東色でれた合成樹脂層表面の該昇華性染料を溶去して
熱転写紙を借ることを特徴とし、第3のメJ造方法は、
フィルム状合成’rN Jlf上に水および第3の有機
溶剤のいずれかと混合した昇華性染料を塗布し、該昇華
性染料を前記合成樹脂ノー内と拡散し染色させるための
加熱を施し、次いで前記昇華性染料の=5F−全選択的
に溶解する第2の有1幾溶剤によって前記染色された樹
脂層表面の該昇華性染料全溶去し、該染色されたフィル
ム状合成樹MttMkシート状基村上にラミネート接合
して熱転写紙を得ること全特徴とする。
次に図面を参照して本発明について詳しく説明する。
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の熱転写紙の第1及
び第2の実施例の構造を示す部分断面図である。
び第2の実施例の構造を示す部分断面図である。
第1図において熱転写紙は、コンデンサ紙、ポリイミド
フィルムなどの厚で6〜12μm程厩のシート状耐熱性
基材(以下単に基材)1の上に厚さ0.5〜4μm程度
でかつ昇華性染料で染色された合成樹脂層2を備えてな
る前記合成樹脂層2にはアルキド樹脂、変性ポリエステ
ル樹脂、アクリル樹脂を始め、塩化ビニル系、ポリアミ
ド系ポリプロピレン系などの樹脂、更にその誘導体、共
重合体などが使われる。また合成樹脂を染色する昇華性
染料には分散染料又はカチオン染料を用いる。
フィルムなどの厚で6〜12μm程厩のシート状耐熱性
基材(以下単に基材)1の上に厚さ0.5〜4μm程度
でかつ昇華性染料で染色された合成樹脂層2を備えてな
る前記合成樹脂層2にはアルキド樹脂、変性ポリエステ
ル樹脂、アクリル樹脂を始め、塩化ビニル系、ポリアミ
ド系ポリプロピレン系などの樹脂、更にその誘導体、共
重合体などが使われる。また合成樹脂を染色する昇華性
染料には分散染料又はカチオン染料を用いる。
本実施例の熱転写紙は以下に述べる第1〜第3の製造方
法によって製造することができる。
法によって製造することができる。
まずilの製造方法では、昇華性染料と合成樹脂をif
<1の有機溶剤中で混合、溶解した溶液を基材lの上に
塗布した後、前記第1の有機溶剤を蒸発させて乾燥し、
得られた基材1上の合成樹脂層2に含まれる前記昇華性
染料及び該合成樹脂層2表面に析出した過分の昇華性染
料を該合成樹脂層2内に十分拡散、染色させるために1
60℃前後の温度で加熱し、更に合成樹脂溶解せず昇華
性染料のみを選択的に溶解するエタノールなどの第2の
有機溶剤によって上記合成樹脂層2の上に残った余分の
昇華性染料を溶解して除去する。ここで前記基材1上に
塗布する溶液に使われる前記第1の有機溶剤としては合
成樹脂を溶解するものが適用されるが、例えば酢酸エチ
ル、酢酸セロソルブ、エチルメチルケトン、シクロヘキ
サノン、ベンゼン、トルエン、アセトンなどから選択し
て使用できる。
<1の有機溶剤中で混合、溶解した溶液を基材lの上に
塗布した後、前記第1の有機溶剤を蒸発させて乾燥し、
得られた基材1上の合成樹脂層2に含まれる前記昇華性
染料及び該合成樹脂層2表面に析出した過分の昇華性染
料を該合成樹脂層2内に十分拡散、染色させるために1
60℃前後の温度で加熱し、更に合成樹脂溶解せず昇華
性染料のみを選択的に溶解するエタノールなどの第2の
有機溶剤によって上記合成樹脂層2の上に残った余分の
昇華性染料を溶解して除去する。ここで前記基材1上に
塗布する溶液に使われる前記第1の有機溶剤としては合
成樹脂を溶解するものが適用されるが、例えば酢酸エチ
ル、酢酸セロソルブ、エチルメチルケトン、シクロヘキ
サノン、ベンゼン、トルエン、アセトンなどから選択し
て使用できる。
続いて本実施例の熱転写紙を製造した具体例について述
べる。分散染料・・・20重縫部、熱可塑性の変性ポリ
エステル樹脂・・・10重量都、エチルメチルケトン・
・・100重量部の組成の溶液を基紙として例えば厚さ
10μm のコンデンサ紙にワイヤーバーで塗布し前記
第1の製造方法により厚さ2 −・−μmの染色された
樹脂層を形成し熱転写紙を得ることができる。なお昇華
性染料と合成樹脂との添加量の比率は合成樹脂に比べ十
分多い量の昇華性染料を用いればよいが、上記第1の製
造方法の最後の工程で溶去する余分の染料の損失を少な
くし、高い記録濃度を得るためには合成樹脂10重量部
に対し昇華性染料5〜20重量部の範囲が望ましい。ま
た記録濃度の観点から合成樹脂層2の厚みは0.5〜4
μm程度が適している。
べる。分散染料・・・20重縫部、熱可塑性の変性ポリ
エステル樹脂・・・10重量都、エチルメチルケトン・
・・100重量部の組成の溶液を基紙として例えば厚さ
10μm のコンデンサ紙にワイヤーバーで塗布し前記
第1の製造方法により厚さ2 −・−μmの染色された
樹脂層を形成し熱転写紙を得ることができる。なお昇華
性染料と合成樹脂との添加量の比率は合成樹脂に比べ十
分多い量の昇華性染料を用いればよいが、上記第1の製
造方法の最後の工程で溶去する余分の染料の損失を少な
くし、高い記録濃度を得るためには合成樹脂10重量部
に対し昇華性染料5〜20重量部の範囲が望ましい。ま
た記録濃度の観点から合成樹脂層2の厚みは0.5〜4
μm程度が適している。
次に第2の製造方法では、合成樹脂、昇華性染料などの
41り成材料は上記第1の製造方法におけるものと同様
のものを使用する。合成樹脂と前記第1のイ1磯醪剤の
溶iを基材1上に塗布し、この塗布された前記溶液を乾
燥し、前記塗布で該基材1王に形成された合成樹脂層2
の上に、水中又は第3のイf機溶剤中に昇華性染料を分
散又は溶解させた液を塗布し、昇華性染料を該合成樹脂
層2内に拡散をせて該合成樹脂層2を染色するために1
60℃前後の温度で加熱し、更に合成樹脂を溶解せず昇
華性染料のJ9−に選択的に溶解するエタノールなどの
前記第2の有機溶剤によって前記合成樹脂層2の上に残
った余分の昇華性染料を溶解して除去する。なお前記有
機溶剤も第1の製造方法で述べたものが主として使用さ
れる。
41り成材料は上記第1の製造方法におけるものと同様
のものを使用する。合成樹脂と前記第1のイ1磯醪剤の
溶iを基材1上に塗布し、この塗布された前記溶液を乾
燥し、前記塗布で該基材1王に形成された合成樹脂層2
の上に、水中又は第3のイf機溶剤中に昇華性染料を分
散又は溶解させた液を塗布し、昇華性染料を該合成樹脂
層2内に拡散をせて該合成樹脂層2を染色するために1
60℃前後の温度で加熱し、更に合成樹脂を溶解せず昇
華性染料のJ9−に選択的に溶解するエタノールなどの
前記第2の有機溶剤によって前記合成樹脂層2の上に残
った余分の昇華性染料を溶解して除去する。なお前記有
機溶剤も第1の製造方法で述べたものが主として使用さ
れる。
次に第3の製造方法では、ポリエステル、ポリアミド、
塩化ビニル、ポリプロピレン、アクリル系などの高分子
合成樹脂、あるいはその誘導体、共重合体などのフィル
ム状の合成樹脂が、前記第1及び第2の製造方法におけ
る合成樹脂層2として使用されるヤのて令噛。第2の製
造方法で述べた合成樹脂層の染色方法と全く同じ方法で
フィルムを染色し、この染色されたフィルムをシート状
基材1上に直接ラミネートあるいは接着剤で接合する。
塩化ビニル、ポリプロピレン、アクリル系などの高分子
合成樹脂、あるいはその誘導体、共重合体などのフィル
ム状の合成樹脂が、前記第1及び第2の製造方法におけ
る合成樹脂層2として使用されるヤのて令噛。第2の製
造方法で述べた合成樹脂層の染色方法と全く同じ方法で
フィルムを染色し、この染色されたフィルムをシート状
基材1上に直接ラミネートあるいは接着剤で接合する。
なお該接着剤としてポリビニルアルコール、ノ
ポリビニルブチラール樹脂、フェノール樹脂など公仰の
ものが使われる。
ものが使われる。
上記第1の実施例では、暴利1KllIlt熱性シート
を用いたがml熱性の若干劣る市分子フィルムでるって
も耐熱性被膜を備えることによって熱転写紙を構成1−
る仁ともできる。例えば本発明の熱転写紙の第2の実施
例を示す第2図におけるように、高分子フィルム4(厚
さ6〜12μm程度)K耐熱性被膜3(厚さ0,5〜1
μm程度)を付与し該高分子フィルム4上に合成樹脂層
2を前記第1〜第3の製造方法のいずれかにより形成す
れば第1の実施例における熱転写紙と同等の性能のもの
が得られる。なお前記高分子フィルム4としてポリエス
テル系又はポリアミド系樹脂などのフィルムを用い、こ
れに公知の方法によりシリコン樹脂塗膜又はアルミ蒸着
膜を前記耐熱性被膜3として付与すればよい。
を用いたがml熱性の若干劣る市分子フィルムでるって
も耐熱性被膜を備えることによって熱転写紙を構成1−
る仁ともできる。例えば本発明の熱転写紙の第2の実施
例を示す第2図におけるように、高分子フィルム4(厚
さ6〜12μm程度)K耐熱性被膜3(厚さ0,5〜1
μm程度)を付与し該高分子フィルム4上に合成樹脂層
2を前記第1〜第3の製造方法のいずれかにより形成す
れば第1の実施例における熱転写紙と同等の性能のもの
が得られる。なお前記高分子フィルム4としてポリエス
テル系又はポリアミド系樹脂などのフィルムを用い、こ
れに公知の方法によりシリコン樹脂塗膜又はアルミ蒸着
膜を前記耐熱性被膜3として付与すればよい。
以−ヒの説明により明らかなように本発明の製造方法に
より製造された熱転写紙によれば、該熱転写紙を用いて
サーマルヘッドで記録紙に熱転写記録を行う際合成樹脂
層が直接に接しても溶融した染料が該記録紙に付着する
ことがなく(たとい合成樹脂層がサーマルヘッドの発熱
で軟化しても記録紙に付着、転移することは起こらず)
、昇華又は蒸発などの気化現象による染料分子が前記合
成4114脂層から遊離し前記記録紙に染着し画像が形
成される。すなわち昇華性染料の前記気化現象のみを利
用して熱転写による階調記録ができる。従って所望の昇
華性染料として熱溶融性を示すものも対象とすることが
でき広い範囲の種別から所望の色相及びMi調特性の昇
華性染料を選択できるので、晶面品質のフルカラー記録
に著しく寄与することができるという効果が生じる。
より製造された熱転写紙によれば、該熱転写紙を用いて
サーマルヘッドで記録紙に熱転写記録を行う際合成樹脂
層が直接に接しても溶融した染料が該記録紙に付着する
ことがなく(たとい合成樹脂層がサーマルヘッドの発熱
で軟化しても記録紙に付着、転移することは起こらず)
、昇華又は蒸発などの気化現象による染料分子が前記合
成4114脂層から遊離し前記記録紙に染着し画像が形
成される。すなわち昇華性染料の前記気化現象のみを利
用して熱転写による階調記録ができる。従って所望の昇
華性染料として熱溶融性を示すものも対象とすることが
でき広い範囲の種別から所望の色相及びMi調特性の昇
華性染料を選択できるので、晶面品質のフルカラー記録
に著しく寄与することができるという効果が生じる。
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の熱転写紙の第1及
び第2の実施例の構造を示す部分断面図である。 図に2いて、1・・・・・・シート状耐熱性基材、2・
・・・・・合成樹脂層、3・・・・・・#熱性被膜、4
・・・・・・高分子フィルム。
び第2の実施例の構造を示す部分断面図である。 図に2いて、1・・・・・・シート状耐熱性基材、2・
・・・・・合成樹脂層、3・・・・・・#熱性被膜、4
・・・・・・高分子フィルム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)シート状基材上に昇華性染料で染色された合成樹
脂層を備えることを特徴とする熱転写紙。 (2) 昇華性染料と合成樹脂と第1の有機溶剤との混
合溶液をシート状基材に塗布し、該基材上に塗布された
前記混合溶液を乾燥し、該層・1オ上に得られた合成樹
脂層内に含む前記昇華性染料及び該台成圏脂層表面の前
記昇華性染料を前記合成樹脂Jti内に拡散し染色させ
るための加熱を施し、次いで前記昇華性染料のみを選択
的に溶解する第2の有機溶封によって前記染色された合
成樹脂層表面の該昇華性染料を溶去して熱転写紙を得る
ことを特徴とする熱転写紙の製造方法。 (32合成樹脂と第1の有機溶剤との溶液をシート 2
状基材に塗布し、該基材上に塗布てれた前記溶液を乾燥
し、該基材上に得られた合成樹脂層上に水2よび第3の
有機溶剤のいずれかと混合した昇華性染料を塗布し、該
昇華性染料を前記合成樹脂層内に拡散し染色させるため
の加熱を施し、次いで前記昇華性染料のみを選択的に溶
解する第2の有機溶剤によって前記染色された合成樹脂
層表面の該昇華性染料を溶去して熱転写紙を得ることを
特徴とする熱転写紙の製造方法。 (4)フィルム状合成樹脂上に水および第3の有機溶剤
のいずれかと混合した昇華性染料を塗布し、該昇華性染
料を前記合成樹脂層内に拡散し染色させるための加熱を
施し、次いで前記昇華性染料の与を選択的に溶解する第
2の有機溶剤によって前記染色された樹脂層表面の該昇
華性染料を溶去し、該染色されたフィルム状合成樹脂層
をシート状基材上にラミネート接合して熱転写紙金得る
こと全特徴とする熱転写紙の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58108682A JPS60994A (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 熱転写紙及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58108682A JPS60994A (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 熱転写紙及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60994A true JPS60994A (ja) | 1985-01-07 |
Family
ID=14490993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58108682A Pending JPS60994A (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 熱転写紙及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60994A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61286198A (ja) * | 1985-06-13 | 1986-12-16 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | サ−マルプリンタ用転写シ−ト |
JPS63107588A (ja) * | 1986-05-15 | 1988-05-12 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 熱転写記録媒体 |
JPH01301370A (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-05 | Iwasaki Tsuneo | 昇華型熱転写シート |
-
1983
- 1983-06-17 JP JP58108682A patent/JPS60994A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61286198A (ja) * | 1985-06-13 | 1986-12-16 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | サ−マルプリンタ用転写シ−ト |
JPS63107588A (ja) * | 1986-05-15 | 1988-05-12 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 熱転写記録媒体 |
JPH01301370A (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-05 | Iwasaki Tsuneo | 昇華型熱転写シート |
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