JPS6097850A - 深絞り成形用複合フイルム - Google Patents
深絞り成形用複合フイルムInfo
- Publication number
- JPS6097850A JPS6097850A JP20544983A JP20544983A JPS6097850A JP S6097850 A JPS6097850 A JP S6097850A JP 20544983 A JP20544983 A JP 20544983A JP 20544983 A JP20544983 A JP 20544983A JP S6097850 A JPS6097850 A JP S6097850A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- composite film
- thickness
- nylon
- resin layer
- Prior art date
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- Granted
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- Laminated Bodies (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、スライスハム等の食品の包装に適し、特に外
観の優れた深絞り成形用複合フィルムに関する。
観の優れた深絞り成形用複合フィルムに関する。
スライスハム等を包装するだめの深絞り成形用複合フィ
ルムとしては、耐ビンポール性を付与するポリアミド樹
脂層及び蓋材とのヒートンール性を付与するシール性樹
脂層を必須の構成要素とし、好１しくにガスバリアー性
樹脂層を有する各種構成のものが一般に使用されている
。
ルムとしては、耐ビンポール性を付与するポリアミド樹
脂層及び蓋材とのヒートンール性を付与するシール性樹
脂層を必須の構成要素とし、好１しくにガスバリアー性
樹脂層を有する各種構成のものが一般に使用されている
。
深絞り成形用複合フィルムの重要な品質の一つとして、
深絞り成形後の成形品の大部にしわ入り等がない外観の
優れたものが要求される。
深絞り成形後の成形品の大部にしわ入り等がない外観の
優れたものが要求される。
従来、上記構成のもので成形品の大部にしわ入り等がな
い外観上満足できるものはなかった。
い外観上満足できるものはなかった。
本発明者は成形品の大部に発生するしわ入シ等の原因に
つき、種々検討した結果、複合フィルムを構成する樹脂
の一つであるポリアミド樹脂が最も関与していることが
判った。そこで、通常ポリアミド樹脂として使用されて
いるｔナイロン、６乙ナイロン、乙−６乙ナイロン等か
らなるポリアミド樹脂層の肉厚をできるかぎり薄くし影
響を少なくすることを検討しだが、薄くすることによっ
て耐ピンホール性が低下シ、成形条件によってはピンホ
ールが発生し易いという欠点がある。
つき、種々検討した結果、複合フィルムを構成する樹脂
の一つであるポリアミド樹脂が最も関与していることが
判った。そこで、通常ポリアミド樹脂として使用されて
いるｔナイロン、６乙ナイロン、乙−６乙ナイロン等か
らなるポリアミド樹脂層の肉厚をできるかぎり薄くし影
響を少なくすることを検討しだが、薄くすることによっ
て耐ピンホール性が低下シ、成形条件によってはピンホ
ールが発生し易いという欠点がある。
本発明は、特定の組成からなる共重合ポリアミド樹脂を
使用することによって、ポリアミド樹脂層の肉厚を薄く
することなく、外観を向上させたものである。
使用することによって、ポリアミド樹脂層の肉厚を薄く
することなく、外観を向上させたものである。
本発明に使用する共重合ポリアミド樹脂は、６ナイロン
を主体とし、他成分をヘキサメチレンジアミンとテレフ
タル酸との重縮合物としたもの（以下ｒｘ−＋’ｒナイ
ロン」という。）又は同様にｔナイロンを主体とし、他
成分をヘキサメチレンジアミンとイソフタル酸との重縮
合成比率は、両者ともｔナイロン、りｊ−♂０重ましく
、他成分が！重量−未満のものは外観改良の効果が見ら
れず、また他成分が、２０重量を越すものについては共
重合体の製造が困難な為不都合である。
を主体とし、他成分をヘキサメチレンジアミンとテレフ
タル酸との重縮合物としたもの（以下ｒｘ−＋’ｒナイ
ロン」という。）又は同様にｔナイロンを主体とし、他
成分をヘキサメチレンジアミンとイソフタル酸との重縮
合成比率は、両者ともｔナイロン、りｊ−♂０重ましく
、他成分が！重量−未満のものは外観改良の効果が見ら
れず、また他成分が、２０重量を越すものについては共
重合体の製造が困難な為不都合である。
本発明の複合フィルムにおけるポリアミド樹脂層以外の
層構成については、各種樹脂の使用や組合せが可能であ
る。
層構成については、各種樹脂の使用や組合せが可能であ
る。
シール性樹脂としてはアイオノマー樹脂、ポリエチレン
、エチレンと他の成分との共重合体が好適に使用でき、
またガスバリアー性樹脂層としては、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体けん化物等が使用できる。更に眉間の接着
強度を向上させる目的で変性ポリオレフィン等の接着性
樹脂を介在させてもよい。
、エチレンと他の成分との共重合体が好適に使用でき、
またガスバリアー性樹脂層としては、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体けん化物等が使用できる。更に眉間の接着
強度を向上させる目的で変性ポリオレフィン等の接着性
樹脂を介在させてもよい。
本発明の複合フィルムの製造方法については、各樹脂層
を共押出し法によ多積層する方法が得られるフィルムの
特性や生産性の点から好ましい。
を共押出し法によ多積層する方法が得られるフィルムの
特性や生産性の点から好ましい。
以下本発明を実施例にて説明する。
後述する各構成の複合フィルムを第１層が外側になるよ
う、三菱重工■製の深絞り成形機ＭＶＰ−４’０／型で
１００℃×λ秒間加熱した後、３．０ ｋｇｌｔｒ＆
のゲージ圧力で直径１００ｔｔｒｓ深さ３０ｔｍの大き
さに絞り成形した。ただちに成形加工した孔の中に直径
りｒｔｔａｎのスライスハム２００１を充填し、下記の
蓋材を被せて真空包 ３− 装した後、／１ＯＩＩＩＩ＋ｌＸ１３０１１１＋の矩形
に裁断して各包装体とした。得られた各包装体を１週間
放置（ｊ’ｃ、１００％相対湿度の雰囲気中）後の外観
（大部のしわ等）及び耐ピンホール性の評価結果を表−
ｌに示す。なお大部のしわについては、深絞り成形時の
加熱条件をりＯ℃×λ秒間としたものについても評価し
た。蓋材としては、無延伸のポリプロピレン（厚さＪＯ
ｐ）／塩化ビニリデンをコートしたセロファン（３０μ
）／アイオノマー樹脂（３０μ）からなるフィルムを使
用した。外観の評価については、肉眼観察し、該当の欠
点が全くなく極めて優れているもの（◎）、欠点がほと
んどなく良好なもの（○）、欠点が見られ問題のあるも
の（△）とした。
う、三菱重工■製の深絞り成形機ＭＶＰ−４’０／型で
１００℃×λ秒間加熱した後、３．０ ｋｇｌｔｒ＆
のゲージ圧力で直径１００ｔｔｒｓ深さ３０ｔｍの大き
さに絞り成形した。ただちに成形加工した孔の中に直径
りｒｔｔａｎのスライスハム２００１を充填し、下記の
蓋材を被せて真空包 ３− 装した後、／１ＯＩＩＩＩ＋ｌＸ１３０１１１＋の矩形
に裁断して各包装体とした。得られた各包装体を１週間
放置（ｊ’ｃ、１００％相対湿度の雰囲気中）後の外観
（大部のしわ等）及び耐ピンホール性の評価結果を表−
ｌに示す。なお大部のしわについては、深絞り成形時の
加熱条件をりＯ℃×λ秒間としたものについても評価し
た。蓋材としては、無延伸のポリプロピレン（厚さＪＯ
ｐ）／塩化ビニリデンをコートしたセロファン（３０μ
）／アイオノマー樹脂（３０μ）からなるフィルムを使
用した。外観の評価については、肉眼観察し、該当の欠
点が全くなく極めて優れているもの（◎）、欠点がほと
んどなく良好なもの（○）、欠点が見られ問題のあるも
の（△）とした。
耐ピンホール性の評価は、上述した成形条件において、
深さの異なる２種の金型な用いて絞９成形を行ない評価
した。深さ弘Ｏｍまでピンホールの生じないもの（◎）
、深さ３０ｔｍまでピンホールの生じないもの（○）と
した。
深さの異なる２種の金型な用いて絞９成形を行ない評価
した。深さ弘Ｏｍまでピンホールの生じないもの（◎）
、深さ３０ｔｍまでピンホールの生じないもの（○）と
した。
＝ ４−
発明品ｌ
第１層（外側層）のガスバリアー性樹脂層にエチレン含
有率４’ｊモルチ、けん化度タタ、ｊモルチのエチレン
−酢酸ビニル共重合体けん化物、第２層のポリアミド樹
脂層として６Ｔナイロンの含有率が７０重量％の６−６
Ｔナイロンを、第３層として変性ポリオレフィン（アト
マーＬＰ−３０１、三片石油化学工業■製）を、第１層
のンール性樹脂層として、酢酸ビニル含有率４％のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体の構成となるように、各樹脂
を設定温度２３０℃の共押出し環状口金内で積層した後
、冷却して直径２７０ｍのインフレーションフィルムを
得た。
有率４’ｊモルチ、けん化度タタ、ｊモルチのエチレン
−酢酸ビニル共重合体けん化物、第２層のポリアミド樹
脂層として６Ｔナイロンの含有率が７０重量％の６−６
Ｔナイロンを、第３層として変性ポリオレフィン（アト
マーＬＰ−３０１、三片石油化学工業■製）を、第１層
のンール性樹脂層として、酢酸ビニル含有率４％のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体の構成となるように、各樹脂
を設定温度２３０℃の共押出し環状口金内で積層した後
、冷却して直径２７０ｍのインフレーションフィルムを
得た。
各層の厚さ構成は、第１層が３０μ、第２層が１０μ、
第３層が／ｊμ、第グ層がりｊμである。
第３層が／ｊμ、第グ層がりｊμである。
発明品λ
発明品／と同一の材料を使用し、厚さ構成の異なる複合
フィルムを得た。第１層が３０μ、第２層が３０μ、第
３層が／ｊμ、第弘層が７５μである。
フィルムを得た。第１層が３０μ、第２層が３０μ、第
３層が／ｊμ、第弘層が７５μである。
発明品３
第２層のポリアミド樹脂層として、＆Ｉナイロンの含有
率が７０重量％の６−６エナイロンを使用した他は発明
品ｌと同じ材料を使用した複合フィルム。第１層が３０
μ、第１層が１０μ、第３層がｌ！μ、第ｖ層が２！μ
でおる。
率が７０重量％の６−６エナイロンを使用した他は発明
品ｌと同じ材料を使用した複合フィルム。第１層が３０
μ、第１層が１０μ、第３層がｌ！μ、第ｖ層が２！μ
でおる。
発明品弘
発明品３と同一の材料を使用し、厚さ構成の異なる複合
フィルムを得た。第１層が３０μ、第２層が３０μ、第
３層が／ｊμ、第を層が７ｊμである。
フィルムを得た。第１層が３０μ、第２層が３０μ、第
３層が／ｊμ、第を層が７ｊμである。
比較品／
第２層のポリアミド樹脂層としてｔ６ナイロンの含有率
が１３重量％の６−６６ナイロンを使用した他は発明品
ｌと同じ材料を使用した複合フィルム。第１層が３０μ
、第２層が１０μ、第３層がｌｊ′μ、第ｖ層、がり！
μである。
が１３重量％の６−６６ナイロンを使用した他は発明品
ｌと同じ材料を使用した複合フィルム。第１層が３０μ
、第２層が１０μ、第３層がｌｊ′μ、第ｖ層、がり！
μである。
比較品！
比較品ｌと同一の材料を使用し、厚さ構成の異なる複合
フィルム。第１層が３０μ、第２層が３０μ、第３層が
ｉｔμ、第グ層が７ｊμである。
フィルム。第１層が３０μ、第２層が３０μ、第３層が
ｉｔμ、第グ層が７ｊμである。
表−１
表−１から本発明品／−４に比較し、発明品とポリアミ
ド樹脂層の使用樹脂が異なる比較品ｌ、コでは外観が劣
り、成形条件が低温のもの（りＯ℃×２秒間）では大部
のしわ入９が発生 ７− することが判る。
ド樹脂層の使用樹脂が異なる比較品ｌ、コでは外観が劣
り、成形条件が低温のもの（りＯ℃×２秒間）では大部
のしわ入９が発生 ７− することが判る。
特に肉厚の厚い比較品コでは外観が悪くなることが判る
。これに対し、本発明品は肉厚が厚い（発明品２、≠）
ものでも外観が優れ、成形条件が低温でも大部のしわ入
りが発生しないことが判る。
。これに対し、本発明品は肉厚が厚い（発明品２、≠）
ものでも外観が優れ、成形条件が低温でも大部のしわ入
りが発生しないことが判る。
上述したように、本発明は、食品包装に適した深絞シ成
形用複合フィルムを提供するものであり、その効果は著
しく大きい。
形用複合フィルムを提供するものであり、その効果は著
しく大きい。
８ −
Claims (1)
- 少なくともポリアミド樹脂層及びシール性樹脂層を有す
る深絞り成形用複合フィルムにおいて、上記ポリアミド
樹脂層が乙ナイロンを主体共重合ポリアミド樹脂からな
ることを特徴とする深絞り成形用複合フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20544983A JPS6097850A (ja) | 1983-11-01 | 1983-11-01 | 深絞り成形用複合フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20544983A JPS6097850A (ja) | 1983-11-01 | 1983-11-01 | 深絞り成形用複合フイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6097850A true JPS6097850A (ja) | 1985-05-31 |
| JPH0337505B2 JPH0337505B2 (ja) | 1991-06-05 |
Family
ID=16507060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20544983A Granted JPS6097850A (ja) | 1983-11-01 | 1983-11-01 | 深絞り成形用複合フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6097850A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62227626A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-06 | Kohjin Co Ltd | 収縮性ポリアミドフイルム及びその製造法 |
| JPS63256437A (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-24 | イー・アイ・デユポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニー | 多層プラステツク容器 |
| JPH01154752A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-16 | Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd | 共押出複合フィルム |
| EP0526814A2 (de) * | 1991-08-06 | 1993-02-10 | Wolff Walsrode Aktiengesellschaft | Polyamidhaltige Verbundfolie mit gleichmässiger Dicke nach dem Tiefziehen |
| EP0755778A1 (de) | 1995-07-28 | 1997-01-29 | Wolff Walsrode Ag | Sterilisationsfeste Sperrschichtfolie auf Basis von Polyamiden und Polyolefinen |
-
1983
- 1983-11-01 JP JP20544983A patent/JPS6097850A/ja active Granted
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62227626A (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-06 | Kohjin Co Ltd | 収縮性ポリアミドフイルム及びその製造法 |
| JPH054897B2 (ja) * | 1986-03-31 | 1993-01-21 | Kojin Kk | |
| JPS63256437A (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-24 | イー・アイ・デユポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニー | 多層プラステツク容器 |
| JPH01154752A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-16 | Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd | 共押出複合フィルム |
| JPH069916B2 (ja) * | 1987-12-11 | 1994-02-09 | 三井・デュポンポリケミカル株式会社 | 共押出複合フィルム |
| EP0526814A2 (de) * | 1991-08-06 | 1993-02-10 | Wolff Walsrode Aktiengesellschaft | Polyamidhaltige Verbundfolie mit gleichmässiger Dicke nach dem Tiefziehen |
| EP0755778A1 (de) | 1995-07-28 | 1997-01-29 | Wolff Walsrode Ag | Sterilisationsfeste Sperrschichtfolie auf Basis von Polyamiden und Polyolefinen |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0337505B2 (ja) | 1991-06-05 |
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