JPS6096475A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、たとえば熱転写材の色剤を被転写材に転写し
て画像を形成する転写式の画像形成装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

熱転写式のＩＮＩＩ像形成装置は、小型、安価で騒音も
なく、シかも普通紙への画像形成ができ、近年、計其機
やワードノロセッサの出力記録用のみならず複写装置に
も実用化されつつある。

しかしながら、この種の画像形成装置では、熱転写すが
ン（熱転写材）を巻芯とともにケースに収納してカセッ
ト化し、このカセットを着脱自在としたものがあるが、
このカセットを着脱する際にはカセットを収納する収納
部の収納口に設けたカバーを開閉する必要がるシ、その
着脱操作が面倒であるばかりか、部品点数が多くコスト
高となっていた。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、その目
的とするところは、転写材を収納したケースの着脱操作
が容易に行なえ、しかも部品点数を減少してコストダウ
ンを図ることができるようにした画像形成装置を提供す
ることにある。

〔発明の概要〕

本発明は、上記目的を達成するために、転写材の色剤を
被転写材に転写して画像を形成する画像形成装置におい
て、転写材を収納するケースを着脱自在に設けるととも
に、このケースの一部を外観カバーの一部に兼用したこ
とを特徴とするものでりる。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を図Ｏｕを参照して続開する。第１図中１
は装置本体で、この装置本体１の上面前部には操作盤部
１ａが形成されているとともに装置本体１の左側部位は
原稿台２にセットされた原第１１．ヲを走査する原稿走
査部４、また、右側部位はｉ−像形成部５となっている
。

上記操作部７ａには衣示部６、テンキー７・・・、キー
ボタン８等が起動″″されている。また、上記原稿走査
部４は第２図に示すように露光光学系の移動走査１ｆｌ
ｌ　９が原稿台２の下面に沿って往復動することによシ
原稿台２にセットされた原稿３を光学的に走査し、この
光学情報を光電変換して画像形成部５に入力するように
なっている。

また、上記ｉ　ｒｓ形成部５Ｖｉ、第２図および第３図
に示すような構成となっている。すなわち、画像形成部
５の略中央部に位置してプラテンＩＱが配置されている
とともにグラテン１ｏの手前（第３図の状態で左方向）
には記録ヘッドとしてのサーマルヘッド１１が配置され
ている〇上記サーマルヘッド１１はボルダ１２の後端面
に一体的に形成された放熱盤部１３に取着されていると
ともにこのホル〆１２を介して熱転写材カセットとして
の熱転写用リボンカセット（以後、単にリチンカセット
と記す）１４が装着されていてサーマルへラド１１とプ
ラテン１０との間に転写材としての熱転写リボン１５が
介在した状態となっている＠ また、グラテンｌＯの斜め下方には給紙ローラ１６が設
けられていて給紙カセット１７内に収容された被転写材
としての用紙Ｐを順次１枚ずつ取シ出すようになってい
る。この取シ出された用紙Ｐは給紙ローラ１６の斜め上
方に配置されたレジストローラ対１８によってその先端
整位が行なわれたのち、プラテンＪＯに向けて移送され
押付ローラ１９．２０によってグラテン１０に巻掛けら
れた状態とな力正確に送られる。

一方、サーマルヘッド１ノは熱転写リチン１６を介して
用紙Ｐをプラテン１０に押圧しており、第４図に示すよ
うに熱転写リボン１５上の色剤としてのインク２１を加
熱溶融して用紙Ｐに転写するようになっている。

また、上記熱転写リボンノ５＃″１：第５図中範囲Ａで
示すように用紙Ｐと略等しいサイズでイエロウ、マゼン
タ、シアンの各インク部２１ａ。

２１ｂ、２１ｃあるいは範囲Ｂで示すようにイエロウ、
マゼンタ、シアン、黒の各インク部２１ａ、２１ｂ、２
１ｃ、２１ｄを並べて設けたものであシ、１色ずつ転写
しては用紙Ｐを元に戻し、正確に順次重ねて行く。

熱転写り、ｙンに黒色インク部２１ｄが入っているもの
は、黒をきれいに出したい場合に使用され、黒色インク
部２１ｄを有しないものでも三色重ねることによシ絡点
が出せる。

このように、用紙Ｐはプラテン１０の回転によって色の
数だけ往復されるが、その時の用紙Ｐの経路は排紙トレ
イ２２の下面に沿って順次配設された第１．第２のガイ
ド２３．２４上に導ひかれることになる。

すなわち、第６図（イ）〜に）を参照して説明する◎ま
ず、給紙カセッ）Ｊ７よシ給紙された用紙Ｐはレゾスト
ローラ対１８、および第１の振分ガイド２５の配置部を
通ってプラテンＪθに巻掛けられる状態になる。（第６
図（イ）参照）ついで、プラテン１０が図示しないパル
スモータを駆動源として回転して用紙Ｐを所定の速さて
移送するとともにプラテン１０の軸方向に沿ってライン
トッド状に形成されたサーマルヘッド１１の発熱素子（
図示せず）が画像情報に応じて発熱し、熱転写リボン１
５のインク２１が用紙Ｐに転写される。

また、プラテン１０部を通過した用紙Ｐの先端部は第２
の振分ガイド２６によって排紙トレイ２２の下面に沿っ
て設けられた第１のＩイド２３上に送られる。（第６図
（ロ）径照〕このようにして、１つの色のインク２１が
転写された用紙Ｐはプラテン１０が逆転することによシ
逆送されるとともに第１の振分ガイド２５に回動変位動
作によシ第１のガイド２３の下面に沿って設けられた第
２のガイド２４上に送られる。（第６図（ハ）参照） このようにして用紙Ｐを複数回往復動させることによシ
複数色転写する。

最後に、全ての色のインク２Ｉが転写された用紙Ｐは、
第２の振分ガイド２６によシ排紙ローラ対２７へ案内さ
れ排紙トレイ２２上に排出される。（第６図に）参照） なお、第３図および第６図（イ）〜に）に示す２８は用
紙Ｐを手差し給紙するための手差し給紙装置である。

また、排紙ローラ対２７、排紙トレイ２２、第１．第２
のガイド２３．２４はユニット化されていて、このユニ
ット３０は第３図の２点鎖線で示すように応じて取外せ
るようになっている。

また、画像形成装置は第７図に示すように原稿走査部４
、色変換部５１．メモリ部５２、画像形成部５、および
全体！Ｉ＋ｌＪ御部５３を備えた構成となっている。

そして、原稿走査部４によって検出されたグリーン０）
、イエロー便）、シアン（Ｃ）のそれぞれの色成分の値
は、色駕換部５１によって印字媒体の色マゼンタ（ハ）
、イエローラ）、シアン（Ｃ）に色変換され、この色変
換された値はメモリ部６２へ）それぞれの色毎に、原稿
上の位置情報とともに記憶される。画像形成部５ではメ
モリ部５２よシ読み出した値によシ、マゼンタ（ロ）、
イエロー（ト）、シアン（Ｃ）、黒の）Ｃ黒はマゼンタ
（ハ）、イエローラ）、シアン（Ｃ）のＡＮＤ出力〕の
印字媒体を用紙Ｐ上へ転写する。なお、全体制御部５３
は原稿走査部４、色変換部５１．メモリ部５２、および
画像形成部５の全体を制御するようになっている。

また、す？フカセット１４は第８図に示すように熱転写
す、ｙン１５の両端部が巻回される平行な２本の巻芯３
１．３２を有しているとともに上記熱転写リボン１６の
中途部がシラテンＩＯとサーマルヘッド１１との間に介
在すべくその一部が露出する状態にケース３３で被包さ
れた構成となっている。

上記ケース３３の巻芯収容部３３ｍ　、３３ｂ間には巻
芯３１，３２の軸方向に沿い、かつ一端側が開放するス
リ、ト３４が形成されているとともに、このスリット３
４の開口端側に巻芯３１．３２の駆動力受端部３１ａ＊
３２ｍが設けられた構成となっている。

さらに、上記リボンカセット１４のケース３３は第８図
、第９図、および第１０図に示すように熱転写リボン１
６の露出部の裏面とケース３３との間にホルダ１２の後
端面に一体的に形成された放熱盤部１３およびこの放熱
盤部１３に取着されたサーマルへ、ド１１を収容するた
めの全間部４２を形成する断面＃１はコ字状に形成され
ている。

熱転写り♂ン１５の幅寸法ＬＲ（第９図参照）は巻芯３
１．３２による巻取最大径ｔ８（第８図参照）よシ大き
く、また、ケース３３に形成されたスリット３４の切込
深さｔＢ（第１０図参照）が熱転写リボン１５の幅寸法
ｔＲの半分以上、すなわち、ｔ！ｌ＞７ｔＲに設定され
ている。

このようにリボンカセットノ４はケース３３の全長をｔ
ｃとすると上下部がっながっている１Ａの範囲とスリッ
ト３４に′よって上下に２分されているｔＢの範囲とか
らなっている。また、スリット３４の幅寸法δ。は前記
ボルダ１２の厚み寸法δ１］若干幅広に設定されている
とともにスリット３４の切込深さｔＢはホルダー２の幅
寸法ｔ□とほぼ同寸法に設定されている。

しかして、リボンカセット１４の装着時にはホルダー２
の端面にスリット３４の開口端面を対向させてリデンカ
セッ）７（をその長手方向（プラテンの軸方向）に沿っ
て押し込んで第１１図および第１２図に示すようにホル
ダー２とスリット３４を係合させれば良く、また、取外
し時には逆方向に引抜けば良い。

なお、第１２図よシ判るように、サーマルヘッド１ノの
幅方向の支持強度は、ホルダ１２の幅寸法ｔＨによフ決
まるため、スリット３４の切込深さｔＢを残量の部分の
寸法１Ａよシ大きく、すなわちｔＩｌ＞ｔＡになるよう
に寸法を決定する０また、リボンカセットＩ４は、第１
図および第２図に示すように装置本体１の右側面に形成
された挿脱口４３を介してホルダ１２に装着したシ抜取
った９できるようになっている。また、リボンカセット
１４のケース３３のスリット３４と反対側はカバ一部材
４４よりなっておシ、このカバ一部材４４はリボンカセ
ット１４が装置本体１に装着された状態で装置本体１の
外観カバー４５を兼用するようになっている。

以上の構成によれば、リボンカセットＪ４のケース３３
の一部を外観カバー４５に兼用することによυ、カセッ
トＩ４の着脱操作が開閉カバー等を開閉操作することな
く容易に行なえ、しかも開閉カバーが不安のため部品点
数が減少しコストダウンを図ることができる。

なお、本発明は、上記実施例に限定されることなくまた
とえば第１３図に示すように、リボンカセット！４のカ
バ一部材４４を把手形状としてもよく、この場合、この
把手部４６をつかむことによってリボンカセット１４の
装脱操作を容易に行なうことができる。

また、リボンカセット１４のカバ一部材４４を透明もし
くは半透明材料で構成することによシ、熱転写りｚン１
５の残量、サイズ、色等が外部から確紹できる。

さらに、給紙カセット１７が装置本体１の前面側から着
脱するもので、しかも一部が装置本体１の前面よシ突出
するものについて説明したが、本発明は、これに限るも
のでなく、たとえば第１４図に示すように装置本体ｌ内
に給紙カセット１７の全部が収容されるタイプのものに
採用してもよく、また第１５図に示すように、装置本体
Ｉの上面側から着脱し得るものに適用してもよく、ま・
た、カセットタイプのものでなくてもよい。要は転写材
の色剤を被転写材に転写して所定の画像を形成するよう
にした画像形成装置であればどのようなものであっても
よいことは勿論である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、転写材の色剤を被
転写拐に転写して画像を形成する画像形成装置において
、転写材を収納するケースを着厄自在に設けるとともに
、このケースの一部を外観カバーの一部に兼用したから
、転写材を収納したケースの着脱操作が容易に行なえ、
しかも部品点数を減少してコストダウンを図ることがで
きる等の優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第１２図は本発明の一実施例を示すもので
、第１図は画像形成装置の外観斜視図、第２図は同じく
一部切欠して示す概略的斜視図、第３図は同じく概略的
縦断側面図、第４図は転写動作状態を説明するための斜
視図、第５図は転写材のインク塗布状態を示す平面図、
第６図（イ）〜に）は多色転写時における用紙の動きを
説明する説明図、第７図は要部の構成を示すブロック図
、第８図は転写材カセットを示す断面図、第９図および
第１θ図は要部である転写材カセットを示す概略的斜視
図、第１１図および第１２図は転写材カセットの装着状
態を示す斜視図、第１３図は本発明の他の実施例を一部
切欠して示す概略的斜視図、第１４図および第１５図は
本発明を適用し得るそれぞれ異なる形態の画像形成装置
の概略的縦断側面図である◇１４・・・カセット、１５
・・・転写材（熱転写す？ン）、ｐ・・・被転写材（用
紙）、２１・・・色剤（インク）、３３・・・ケース、
４６・・・把手部、４４・・・カバ一部材、４５・・・
外観カバー。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第６図 第６図 ρ 第９図 第１０図 第１１図 ｉｉ’５１２図 Ｔ　、３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （リ　転写材の色剤を被転写材に転写して画像を形成す
   るものにおいて、転写材を収納するケースを着脱自在に
   設けるとともに、このケースの一部を外観カバーの一部
   に兼用したことを特徴とする画像形成装置。 （２）　ケースの外観カバーを兼用する部分を把手形状
   としたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の画
   像形成装置。