JPS6023078A - 転写材カセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、たとえば熱転写式の画像形成装置に適用し得
る転写材カセットに関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

熱転写式の画像形成装置は、小型、安価で騒音もなく、
しかも普通紙への画像形成ができ、近年、計算機やワー
ドプロセッサの出力記録用のみならず複写装置にも実用
化されつつある。

しかしながら、従来この種画像形成装置に使用される熱
転写材はケース等は無く２本の巻芯に両端を巻回したも
のを使用者が独立にセットするようになっており、 （１）熱転写材の交換が大変面倒で時間がかかる０ （１１）熱転写材の色剤で手金汚すことがあった・θＩ
Ｄ　セットする際、熱転写材にしわを発生させてしまい
画像形成不良等をまねく。

Ｑψ　熱転写材の装着に要する専有ス波−スが大きい。

などの問題があった。

〔発明の目的〕

一本発明は、上記事情にもとづきなされたもので、その
目的とするところは、たとえば熱転写拐等の転写材の装
着および取外しが手を汚すことなく、しかも迅速かつ確
実に行ない得るようにした転写材カセッｌ−に提供しよ
うとするものである。

〔発明の概要〕

本発明はかかる目的を達成するために、両端部がそれぞ
れ巻芯に巻回された転写材をその中途部が露出するよう
にケースで被包するとともに上記ケースの巻芯収容部間
かつ巻芯の軸方向に沿った状態に開口部を形成した構成
としたものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第１４図全参照
して説明する。第１図は画像形成装置の外観を示すもの
で、図中Ｉは装置本体で、この装置本体Ｉの上面前部に
は操作盤部１ａが形成されているとともに後述するよう
に装置本体Ｉの左側部位は原稿台２にセットされた原稿
３全走査する原稿走査部（スキャナ部）４．また、右側
部位には画像形成部（グリンタ部）５となっている。

上記操作部１ａには表示部６．テンキー７・・・。

キーボタン８等が配置されている。また、上記原稿走査
部４（ま第２図に示すように露光光学系の移動走査部９
が原稿台２の下面に沿って往復動することにより原稿台
２にセットされた原稿３を光学的に走査し、この光学情
報を光電変換して画像形成部５に入力するよりになって
いる。

また、上記画像形成部５は％第２図および第３図に示す
ような構成となっている。すなわち、画像形成部５の略
中央部に位置してグラテン１０が配置されているととも
にグラテンＩＯの手前（第３図の状態で左方向）には記
録ヘッドとしてのサーマルヘクト１１が配置されている
。

１−記サーマルヘツドＩＩはホルダ１２の後端面に一体
的に形成された放熱盤１３ＶＣ取着されＣいるとともに
このホルダ１２を介して熱転写材カセットと（７ての第
１の熱転写用りはンカセット（以後、単にリボンカセッ
トと記す）１４が保持されていてサーマルへ〉ドＩＺと
グラテンＩＯとの間に熱転写材としての熱転写りｚン１
５が介在した状態となりている。

また、グラテンＩＯの斜め下方には給紙ローラＩ６が設
けられていて給紙カセットＩ７内に収容された被転写材
としての用紙ｐ’４順次１枚づ７つ取り出すようになっ
ている。この取り出された用紙Ｐは給紙ローラＩ６の斜
め上方に配置されたレジス）　０−９対Ｉ８によってそ
の先端整位が行なわれたのちグラテンＸ−Ｏに向けて移
送され押付ローラ１９．２０によってグラテン１０に巻
掛けられた状態となり正確に送られる。

一方、サーマルヘッドＩＩは熱転写材としての熱転写リ
ボンＺ５？介して用紙Ｐをプラテン１０に押圧しており
、第４図に示すように熱転写リボン１５上の色剤として
のインク２’１ｌｆｌＪ口熱溶融して用紙Ｐに転写する
ようになっている。

また、上記熱転写リデン１５は第５図中範囲イで示すよ
うに用紙Ｐと略等しいサイズでイエロウ（Ｙ）、マゼン
タ輔、シアン０の各インク部２１ｇ、２１ｂ、２Ｚｃあ
るいは範囲口で示すヨウにイエロウ（１）、マゼンタ輪
、シアン初、黒（Ｂ）の各インク部２　Ｚ　ａ　、　２
　ｌ　ｂ　、　２　Ｚ　ｅ　、２Ｊｄを並べて設けたも
のであり、１色ずつ転写しては用紙ｐ１元に戻し、正確
に順次重ねて行く。

熱転写リデンに黒色インク部２１（１が入りているもの
は、黒をきれいに出したい場合に使用され、黒色インク
部２１ｄｆ有しないものでも三色重ねることにより絡点
が出せる。

このように、用紙ＰはグラテンＩＯの回転によって色の
数だけ往復されるが、その時の用紙Ｐの経路は排紙トレ
イ２２の下面に沿りて順次配設された第１．第２のガイ
ド２３．２４上に導びかれることになる〇 すなわち、第６図（イ）〜に）を参照して説明する。

まず、給紙カセット１７より給紙された用紙Ｐはレジス
トロー２１８．および第１の振分ガイド２５の配置部を
通ってプラテンＩＯに巻掛けられた状態になる。（第６
図（イ）参照）ついで、プラテン１０が図示しないｔ９
ルスモークを駆動源として回転して用紙Ｐ’Ｔｈ所定の
速さで移送するとともにグラテンＩＯの軸方向に沿って
ライントッド状に形成されたサーマルヘッド１１の発熱
素子（図示せず）が画像情報に応じて発熱し、熱転写す
ｇン１５のインク２１が用紙Ｐに転写される。

また、グラテン１０部を通過した用紙Ｐの先端部は第２
の振分ガイド２６によって排紙トレイ２２の下面に沿っ
て設けられた第１のｆイド２３上に送られる。（第６図
（（ロ）参照）このようにして、１つの色のインク２１
が転写され、た用紙Ｐはグラテン１０が逆転する−こと
により逆送されるとともに％第１の振分ガイド２５の回
動変位動作により第１のガイド２３の下面に沿って設け
られた第２のがイド２４上に送られる。（第６図（う参
照） このようにして用紙Ｐを複数回往復動させることにより
複数色転写する。

最後に、全ての色のインク２Ｉが転写され几用紙Ｐは、
第２の振分がイド′２６により排紙ローラ対２７へ案内
され排紙トレイ２２上に排出される。（第６図に）参照
） また、画像形成装置は第７図に示すように原稿走査部４
１色変換部２８．メモリ部２９９画像形成部５．および
全体制御部３０を備えた構成となっているＯ そして％原稿走査部４によって検出された緑。

黄、赤のそれぞれの色成分の値は、色変換部２８によっ
て印字媒体の色マゼンタ曽、イエロウ（イ）。

シアン（Ｃ’ｌＫ色変換され、この色変換された値はメ
モリ部２９へ、それぞれの色毎に、原稿上の位置情報と
ともに記憶される。画像形成部５ではメモリ部２９より
読み出した値により、マゼンタ（ロ）、イエａつ（イ）
、シアン（ｃ）　ｒ　Ｍ（［３）　Ｃａｃｔ　−ｑゼ／
り（ロ）、イエロウラ）、シアン（Ｃ）のＡＮＤ出力〕
の印字媒体を用紙Ｐ上へ転写する。なお、全体制御部３
０は原稿走査ｍ　４１色変換部２８．メモリ部２９．お
よび画像形成部５の全体全制御するようになっている。

また、排紙ローラ対２７．排紙トレイ２２゜第１．第２
のガイド２３．２４はユニット化すれていて、このユニ
ットは、必要に応じて取外せるようになっている。

また、りはンカセット１４は第８図ないし第１２図に示
すように熱転写り？７１５の両端部が巻回される平行な
２本の巻芯ｓ　Ｚ　ｌ　ｓ　２に有しているとともに上
記熱転写すはン１５の中途部が１ラテン１０とサーマル
ヘッド１１との間に介在すべくその一部が露出する状態
にケース３３で被包された構成となっている。なお、熱
転写す／ン１５の幅寸法は巻芯３１．３２による巻取最
大径より大きく、さらに、上記ケース３３の巻芯収容部
３３　ａ　、　３．９　ｂ間には第１０図に示すように
巻芯３Ｉ′″、３２の軸方向に沿って、両端部が端板（
蓋体）　３　、？　ｃ　、　３３　ｄによって閉塞され
た開口部３４が形成されている。

この開口部３４はサーマルヘラＦＩＺのプラテン１０方
向の投影面積よりも大きく設定されていて、第８図に示
すようにサーマルヘッドＩＩ。

放熱盤１２．およびホルダ１３ｆ一体としたヘッドユニ
ット３５が入り込むことができるようになっている。

また、第１１図に示すように一方の端板３　Ｊ　ｃには
上記開口部３４と連通ずる状態に切欠部からなる開放部
３６が形成されており、上記ヘッドユニット３５を第８
図、＄１１図、および第１３図の２点鎖線位置に対向す
ることによりリゼンカセット１４を端板３３ａｖＣよっ
て邪魔されることなくグラテン１０の軸心方向に沿って
抜き差しできるようにｔ、Ｈっている。

上記ヘッドユニット３５は第１３図に示すように支持機
構３９．３９を介し゛Ｃフレーム３７に取付けられてい
てフリラテンＺｏに対して接離する方向に移動可能とな
っているとともに図示しない手段により外部から変位さ
せることができるようになっている。

しかして、すｌｔンカセットＩ４の装着時にはヘッドユ
ニット３５をプラテン１０がら離間する方向に変位させ
た状態として端板３３　ｃに形成された開放部３６を対
向させてＩＪ　ｚンヵセソト１４をその長手方向（プラ
テンの軸方向）に沿って押し込んで開口部３４をヘッド
ユニット３５の端面に対向させる。ついで、ヘッドユニ
ット３５ｆ、ｆラテン１０側に戻すことにより第８図の
実線で示すように開口部３４に完全に嵌入させれば良い
。

また、取外し時には、上記逆の操作を行なえば良い。

また、第１３図に示ゝづ“ようにフレーム３７の一方の
側板３７ａにはりデンカセット１４を挿脱する挿脱用切
欠部３８が形成されているが、この切欠部３８の形状は
りビンカセット１４の挿入方向を規制する形状となって
おり、誤挿入を防止できるようになっている。

また、開放部３６が形成された端板３３ｃ側に巻芯３１
　、３２の駆動力受端部、９Ｚａ＋、９２ａ−が設けら
れた構成となっている。（第１０図参照） さらに、巻芯３　Ｚ　、　、？　２の駆動力受端部３Ｉ
ａは、第１４図に示すようにケース３３の端面に形成さ
れた透孔に対向しているとともに巻芯６３１．３２の端
部に一対の切欠溝４０ｅ４Ｏｆ形成した状態となってい
て、す＋Ｉ？ンヵセット１４を所定位置に装着したとき
、モータ４１の駆動軸４１ｈに取着されたカップリング
４２の係止突起４３．４３が上記切欠溝４０．４０に係
合し。

モータ４１の駆動力が巻芯３１もしくは３２に伝達され
るようになっている。また、上記カップリング４２はモ
ータ４１の軸方向に移動自在となっていて、す？フカセ
ットＩ４の装着時カッ１リング４２の係止突起４．１　
、４３が巻芯３Ｚもしくは３２の切欠Ｒ４ｏ＊ａｏに係
合しない位置関係になったときカップリング４２がスゲ
リング４４の付勢力に抗して変位し、リゼンカセッ）１
４の装着動作を妨げることが無いようになっている。

一方、カップリング４２の変位動作によってスイッチ４
５のレバー４６が押されてモータ４１が回転し、カップ
リング３７の係止突起３８．３１１が巻芯３Ｉもしくは
３２の切欠溝４０，４０に対向した時点でこれらが係合
するとともにこのとき、カップリング４２゛の戻り動作
によってスイッチ４５がＯＦＦシ、モータ４１が停止す
るようになっている。

なお、スイッチ４５のＯＦＦ時には、カップリング４２
とスイッチ４５のレバー４６との相互対向面間には若干
の隙間が形成されていて、通常の動作時にモータ４ｖの
回転の妨げとならないようになっている。

なお、リビンカセット１４は、第１図および第２図に示
すように装置本体Ｉの右側面に形成された挿脱口４７を
介してホルダ１２に装着したり抜取ったりできるように
なっている。上記挿脱口４７は特定のオペレータのみに
よって開扉可能な阻止手段としての扉体４８によって閉
塞されるようになっており、特定のオ被レータ以外の人
にょろりデンカセット１４の取出しを阻止するようにな
っている。

なお、本発明は上記実施例に限るものでない。

すなわち、給紙カセットＩ７が装置本体Ｉの前面側から
着脱するもので、しかも一部が装置本体１の前面より突
出するものについて説明したが、本発明は、これに限る
ものでなく、たとえば、第１５図に示すように装置本体
Ｉ内に給紙カセット１７の全部が収容されるタイプのも
のに採用してもよく、また第１６図に示すように、装置
本体・Ｉの上面側から着脱し得るものに適用してもよく
、また、カセットタイプのものでなくてもよい。要は転
写材の色剤を被転写材に転写して所定の画像を形成する
ようにした画像形成装置であればどのようなものに適用
してもよいことは勿論である。

その他、本発明は本発明の要旨を変えない範囲で種々変
形実施可能なことは勿論である。

なお、上述の他の実施例（第１５図および第１６図）の
説明において、前述の一実施例と同一部分は同一の符号
を付して詳細な説明を省略する。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によればたとえば、熱転写
材等の転写材の装着および取外しが手を汚すことなく、
しかも迅速かつ確実に行ない得るとともにカセット化し
ない場合に比べて転写材の装着に要する専有スペースを
小さいものとすることができるといった効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の転写材カセットヲ採用した画像形成装
置の外観斜視図、第２図は同じく一部切欠して示す概略
的斜視図、第３図は同じく概略的縦断側面図、第４図は
転写動作状態を説明するための斜視図、第５図は熱転写
材のインク塗布状態を示す平面図、第６図ビ）〜に）は
多色転写時における用紙の動きを説明する説明図、第７
図は要部の構成を示すブロック図、第８図は装着状態に
おける転写材カセットの断面図。 第９図は転写材カセットの斜視図、第１０図は第９図Ｘ
−Ｘ線に沿う断面図、第１１図は転写材カセットの左側
面図、第１２図は同じく右側面図、第１３図は装着状態
における転写材カセットの概略的斜視図、第１４図は巻
芯駆動部の概略的斜視図、第１５図および第１６図は本
発明を適用し得るそれぞれ異なる形態の画像形成装置の
概略的縦断側面図である。 ｚ　Ｚ　、Ｙｆｊヘッド（サーマルヘッド）、ｌ、？・
・・ホ２し”ｆ、ｘｉ・・・熱転写材カセット（リゲン
カセット）、１５・・・転写材（熱転写ＩＪ　ｇン）　
、ＳＸ　。 ３２・・・巻芯、３３・・・ケース、３４・・・開口部
。 ３５・・・ヘッドユニット、３６・・・開放部・出願人
代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第４　図 第６図 １ 第６図

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）　転写材と、この転写材の両端部がそれぞれ覆囲
   された巻芯と、これら巻芯を収容する巻芯収容部を有す
   るとともに上記転写材の中途部が露出するように被包す
   るケースを具備し、上記ケースの上記巻芯収容部間かつ
   巻芯の軸方向に沿った状態に開口部を形成したことを特
   徴とする転写材カセット。
2. （２）転写材が巻取り最大径より大きい幅寸法を有して
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の転写
   材カセット。
3. （３）　ケースに形成された開口部の面積が記録ヘッド
   のグラテン方向の投影面積よりも大きいこと１ｒ：特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の転写材カセット。
4. （４）　ケースに形成された開口部は記録ヘッドのホル
   ダが入り込むことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の転写材カセット。
5. （５）　ケースは少くともその一端面部に上記開口部と
   連通ずる状態に開放部が形成されていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の転写材カセット。
6. （６）巻芯の駆動力受端部が開放部形成側にあることを
   特徴とする特許請求の範囲第５項記載の転写材カセット
   。