JPH04277195A - 索道用搬器 - Google Patents

索道用搬器

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Publication number
JPH04277195A
JPH04277195A JP3419291A JP3419291A JPH04277195A JP H04277195 A JPH04277195 A JP H04277195A JP 3419291 A JP3419291 A JP 3419291A JP 3419291 A JP3419291 A JP 3419291A JP H04277195 A JPH04277195 A JP H04277195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
drum
carrier
rope
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3419291A
Other languages
English (en)
Inventor
Maiyaa Merunhofu Furantsu
フランツ マイヤー メルンホフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UOTANI TEKKO KK
Nichimen Co Ltd
Original Assignee
UOTANI TEKKO KK
Nichimen Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by UOTANI TEKKO KK, Nichimen Co Ltd filed Critical UOTANI TEKKO KK
Priority to JP3419291A priority Critical patent/JPH04277195A/ja
Publication of JPH04277195A publication Critical patent/JPH04277195A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、勾配の強い斜面の山
頂と山麓との間、山間の谷間、山の斜面低所と高所との
間に張設した支索に吊り下げると共に、引索により走行
させる形式の搬器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の索道は、図14に示すように両地
点の支柱1、1間に支索2を張設して、この支索2に係
合する車輪3を介し搬器4をつるし、また、上記搬器4
の走行方向両端に両方の端をそれぞれ接続した第1引索
5は、第1ドラム6にかけ渡し、上記第1ドラム6の時
計、反時計方向のドライブにより走行する第1引索5を
介し搬器4を片方の支柱1方向と、もう片方の支柱1方
向とに走行させ、さらに第2ドラム7に巻き取る第2引
索8の先端側を搬器4から垂れ下げ、まず第2引索8の
先端に木材などの荷物9を係止したのち、第2ドラム7
の運転により上記第2引索8を巻き取って上記荷物9を
引き上げると共に、搬器4の当り止め10に荷物9が当
ると第1及び第2ドラム6、7をドライブして搬器4を
走行させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような索道は、
搬器から垂れ下がっている第2引索の先端を係止荷物に
向け降送する場合、第2ドラムの運転により第2引索を
巻き戻すと共に、上記第2引索の先端側に設けてある重
錘を利用して行なう。
【0004】しかしながら、搬器と第2ドラムとの間に
かなりの距離がある場合、上記搬器と第2ドラムとの間
の第2引索の重量が著しく大きくなるため、重錘のみで
は第2引索の先端側が降送されない。このため、重錘に
よる第2引索の降送が可能になるよう第2ドラムに近い
位置に搬器を止め、次いで降送した第2引索の先端側に
重錘用付近の木材などを取付ける作業が必要になる。
【0005】また、片方の支柱側に据え付けたウインチ
の運転者と伐採位置での集材作業者との連絡にトランシ
ーバーを用いるので、集材位置の直上に瞬時に搬器を停
止させることができないなどの問題があった。
【0006】そこで、この発明の課題は、支索のいかな
る位置に搬器を停止させても確実に荷の引索を降送する
ことができ、また、集材位置の直上に搬器を停止させる
ことができるようにした索道用搬器を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は支索に係合する車輪を有する受信器付
のフレームと、上記車輪を動力源として作用するポンプ
により蓄圧されるようフレームに設けた油圧蓄圧器と、
上記フレームに共に回動するよう設けた引き戻し索の巻
回ドラム及び荷引索の巻回用溝車と、受信器に送信器か
らの信号を受けると油圧蓄圧器に接続した第1シリンダ
及び第2シリンダを作用させて支索及び荷引索をクラン
プするようフレームに設けた第1クランプ装置及び第2
クランプ装置とから成る索道用搬器を採用したものであ
る。
【0008】
【作用】搬器を走行させる場合、送信器から受信器に信
号を送って第2シリンダを作用させると、第2クランプ
装置により荷引索がクランプされる。
【0009】次に荷引索を巻き取ると、上記荷引索の巻
き取り方向に、また荷引索を巻き戻すと、上記荷引索の
巻き戻し方向に搬器が走行する。
【0010】上記走行途中の搬器を所定の位置でストッ
プさせる場合、送信器から受信器に信号を送って第1シ
リンダを作用させると、第1クランプ装置により支索が
クランプされる。その結果、搬器の走行がストップする
。なお、搬器のストップにともない荷引索の巻き取り或
は巻き戻しもストップする。
【0011】荷引索の先端側を降送する場合、まず、第
1クランプ装置による支索のクランプ状態を維持しなが
ら受信器に信号を送って第2クランプ装置により荷引索
のクランプを解除する。
【0012】次に、引き戻し索を巻き取ると、ドラムか
ら上記引き戻し索が巻き戻されるので、上記巻き戻しに
ともないドラムと共に溝車がドライブされる。その結果
、上記溝車に巻回してある荷引索が降送される。降送さ
れた荷引索の先端に品物を係合したのち、上記荷引索を
巻き取って品物を吊り上げる。このとき、ドラムには、
引き戻し索が巻き取られる。
【0013】そして所定の位置に吊り上げた品物が到達
すると、荷引索の巻き取りを停止し、次いで第2クラン
プ装置により荷引索をクランプする。
【0014】その後に、第1クランプ装置による支索の
クランプを解除したのち、荷引索の巻き取り或は巻き戻
しにより所定の位置迄搬器を走行させる。
【0015】上記吊り上げ、そして搬出位置に品物が到
達すると、まず搬器の走行をストップさせて第1クラン
プ装置により支索をクランプし、次いで第2クランプ装
置による荷引索のクランプを解除すると、上記荷引索を
巻き戻しながら品物が降下する。
【0016】
【実施例】以下、この発明に係る実施例を添付図面に基
づいて説明する。図1に示すように、フレーム21の上
縁両端には、支索Aに係合させて上記フレーム21を走
行させる車輪22が設けられている。
【0017】23はフレーム21の走行にともない回転
する車輪22を動力源として作用するポンプ24により
蓄圧されるよう上記フレーム21に設けた油圧蓄圧器で
ある。
【0018】上記のポンプ24は、オイルタンク25と
油圧蓄圧器23とに接続され、車輪22の車軸とポンプ
24の運転軸とにそれぞれ設けてあるスプロケット26
にチェン27をかけ渡して運転するようになっている。
【0019】また、フレーム21には、共に回動する引
き戻し索Bの巻回ドラム28と荷引索Cの巻回用の溝車
29とが設けられている。上記のドラム28及び溝車2
9は、図示の場合並設したが、共に回動するよう伝達機
構を介在して別々に軸承する場合もある。なお、図示の
ようにフレーム21に補助溝車29’を設けて、溝車2
9から補助溝車29’に、上記補助溝車29’から溝車
29に荷引索Cを巻き付けることにより、上記荷引索C
のスリップをなくすることができる。
【0020】さらに、フレーム21には、上記油圧蓄圧
器23に接続した第1シリンダ30の作用により支索A
をクランプする第1クランプ装置31と、油圧蓄圧器2
3に接続した第2シリンダ32の作用により荷引索Cを
クランプする第2クランプ装置33とが設けられている
【0021】上記の第1クランプ装置31及び第2クラ
ンプ装置33は、図3及び図4に示すように、フレーム
21に取付けた固定体34と、末端に支点用のピン35
を有する可動体36と、上記固定体34と可動体36と
の先端対向面に設けた挾持爪37と、固定体34から離
反する方向に可動体36を押し戻すバネ38とから成り
、可動体36に接続した第1シリンダ30及び第2シリ
ンダ32の作用により固定体34の方向に上記可動体3
6を押して、両挾持爪37により支索A及び荷引索Cを
挾持、即ちクランプする。
【0022】また、フレーム21には、送信器(図示省
略)からの信号を受けて油圧蓄圧器23と第1シリンダ
30及び第2シリンダ32とを結ぶ回路(図示省略)の
途中に設けてあるそれぞれの電磁弁(図示省略)を開閉
する受信器39が設けられている。なお、受信器39の
電源には、充電式のバッテリー40が使用される。
【0023】図中41はアンテナ、42は溝車29に巻
回した荷引索Cの押え車、43及び44は索のガイド車
である。
【0024】次に上記構成された搬器の使用方法を説明
する。
【0025】図6及び図7に示す下げ集材の場合、高所
の支柱51と低所の支柱51との間に第1ドラム52の
支索Aを張設すると共に、上記の支索Aに車輪22を係
合させて搬器を吊り下げる。また、ドラム28には、第
3ドラム54の引き戻し索Bの先端を固定すると共に、
所定の長さ巻き付けておく。さらに、溝車29には、第
2ドラム53の荷引索Cを引き出して両支柱51間のシ
ーブ55間にかけ渡すと共に、低所側支柱51の方向に
反転し、そして溝車29に巻回する。
【0026】次いで、低所側から高所方向に搬器を走行
させるには、まず第2クランプ装置33により荷引索C
をクランプしたのち、第2ドラム53に荷引索Cを巻き
取る。
【0027】このとき、搬器の走行にともない第3ドラ
ム54から引き戻し索Bが巻き戻される。
【0028】所定の位置に搬器が到達すると、第2ドラ
ム53の運転を停止し、かつ第1クランプ装置31によ
り支索Aをクランプする。
【0029】その後に、まず第2クランプ装置33によ
る荷引索Cのクランプを解除し、次いで第3ドラム54
に引き戻し索Bを巻き取りながらドラム28をドライブ
すると、上記ドラム28と共に回動する溝車29により
荷引索Cが降送(このとき第2ドラム53から荷引索C
が巻き戻される)され、集材地点に上記荷引索Cの先端
が到達すると、第3ドラム54の運転をストップする。
【0030】しかして品物Xに荷引索Cの先端を係止し
たのち、第2ドラム53に荷引索Cを巻き取りながら品
物Xを吊り上げる。上記品物Xの吊り上げにともない共
に回動するドラム28に引き戻し索Bが巻き取られる。
【0031】また、品物Xの吊り上げ終了時には、第2
クランプ装置33により荷引索Cをクランプする。
【0032】その後に第1クランプ装置31による引索
Aのクランプを解除し、次いで第2ドラム53の荷引索
Cを巻き戻して低所方向に搬器を走行する。
【0033】必要ならば、第3ドラム54に引き戻し索
Bを巻き取って搬器を走行する。
【0034】上記低所側の所定位置に搬器が到達すると
、まず荷引索Cの巻き戻しをストップし、次いで第1ク
ランプ装置31により支索Aをクランプしたのち、第2
クランプ装置3による荷引索Cのクランプを解除する。
【0035】然るのち、第3ドラム53に引き戻し索B
を巻き取ると、上述のように荷引索Cと共に品物Xが降
送される。
【0036】図8及び図9に示すように水平に搬器を走
行させる場合、第3ドラム54の引き戻し索Bを両支柱
51のシーブ55間にかけ渡すと共に、ドラム28に巻
き取る。
【0037】図10及び図11に示すように上げ集材や
、図12及び図13のようにフレーム21に第4ドラム
56のワイヤDの先端を接続して搬器を走行させる使用
方法がある。
【0038】なお、いずれもドラム28の引き戻し索B
の巻き戻しにより荷引索Cが降送される。
【0039】
【効果】以上のように、この発明に係る索道用搬器によ
れば、ドラムに巻回してある引き戻し索の巻き戻しによ
り荷引索を降送することができるので、荷引索の降送用
重錘などが不要になり、かついかなる位置でも確実に降
送することができる。
【0040】また、受信器に受ける信号により第1クラ
ンプ装置を作用させて支索をクランプするので、集材な
どの位置の直上に確実に搬器を停止させることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る搬器の正面図
【図2】同上の一部切欠平面図
【図3】第1クランプ装置の一部切欠拡大平面図
【図4
】第2クランプ装置の縦断拡大側面図
【図5】蓄圧部分
の拡大平面図
【図6】第1使用例の正面図
【図7】同上の要部を示す拡大斜視図
【図8】第2使用例の正面図
【図9】同上の要部を示す拡大斜視図
【図10】第3使用例を示す正面図
【図11】同上の要部を示す拡大斜視図
【図12】第4
使用例を示す正面図
【図13】同上の要部を示す拡大斜視図
【図14】従来
の索道の正面図
【符号の説明】
A  支索 B  引き戻し索 C  荷引索 21  フレーム 22  車輪 23  油圧蓄圧器 24  ポンプ 25  タンク 26  スプロケット 27  チェン 28  ドラム 29  溝車 30  第1シリンダ 31  第1クランプ装置 32  第2シリンダ 33  第2クランプ装置 34  固定体 35  ピン 36  可動体 37  挾持爪 38  バネ 39  受信器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  支索に係合する車輪を有する受信器付
    のフレームと、上記車輪を動力源として作用するポンプ
    により蓄圧されるようフレームに設けた油圧蓄圧器と、
    上記フレームに共に回動するよう設けた引き戻し索の巻
    回ドラム及び荷引索の巻回用溝車と、受信器に送信器か
    らの信号を受けると油圧蓄圧器に接続した第1シリンダ
    及び第2シリンダを作用させて支索及び荷引索をクラン
    プするようフレームに設けた第1クランプ装置及び第2
    クランプ装置とから成る索道用搬器。
JP3419291A 1991-02-28 1991-02-28 索道用搬器 Pending JPH04277195A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3419291A JPH04277195A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 索道用搬器

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JP3419291A JPH04277195A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 索道用搬器

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Publication Number Publication Date
JPH04277195A true JPH04277195A (ja) 1992-10-02

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ID=12407317

Family Applications (1)

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JP3419291A Pending JPH04277195A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 索道用搬器

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JP (1) JPH04277195A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021528342A (ja) * 2018-06-19 2021-10-21 エムエム フォルストテヒニック ゲーエムベーハー 2本ロープ式運転および3本ロープ式運転において牽引ロープまたは巻上げロープをそれぞれ強制的に繰り出す汎用キャリッジ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6023078A (ja) * 1983-07-18 1985-02-05 Toshiba Corp 転写材カセツト
JPS6244845U (ja) * 1985-09-05 1987-03-18

Patent Citations (2)

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