JPS609642Y2 - ガス密閉型暖房機 - Google Patents
ガス密閉型暖房機Info
- Publication number
- JPS609642Y2 JPS609642Y2 JP18208081U JP18208081U JPS609642Y2 JP S609642 Y2 JPS609642 Y2 JP S609642Y2 JP 18208081 U JP18208081 U JP 18208081U JP 18208081 U JP18208081 U JP 18208081U JP S609642 Y2 JPS609642 Y2 JP S609642Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- auxiliary heat
- tube
- cross
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は補助熱交換器を改良したガス密閉型暖房機に
関するものである。
関するものである。
前記のような暖房機として実開昭５１−３１３４３号公
報に示すものや第１図、第２図に示すように実開昭４９
−４８７４８号公報にて開示されたものが一般に知られ
ている。
報に示すものや第１図、第２図に示すように実開昭４９
−４８７４８号公報にて開示されたものが一般に知られ
ている。
この暖房機は、箱体１の前面に室内空気の吐出口２と吸
込口３とを設け、箱体１内部にガス供給管４からのガス
および強制給排気用の送風機５ａを備えた空気供給管５
からの空気を混合して燃焼させる密閉型のガス燃焼筒６
と、補助熱交換器７とを設け、これらを通った燃焼空気
を屋外に排出する排気管８を備え、さらに箱体１内下部
に吸込口３から吸込んだ室内空気を前記熱交換器７およ
び燃焼筒６との熱交換により温風として吐出口２から室
内へ循環させる熱搬出用送風機９を設けたものである。
込口３とを設け、箱体１内部にガス供給管４からのガス
および強制給排気用の送風機５ａを備えた空気供給管５
からの空気を混合して燃焼させる密閉型のガス燃焼筒６
と、補助熱交換器７とを設け、これらを通った燃焼空気
を屋外に排出する排気管８を備え、さらに箱体１内下部
に吸込口３から吸込んだ室内空気を前記熱交換器７およ
び燃焼筒６との熱交換により温風として吐出口２から室
内へ循環させる熱搬出用送風機９を設けたものである。
このような暖房機の補助熱交換器７は、従来第３図に示
すように金属板で壁体１０を構成した密閉箱状の扁平型
のものであったが、壁体１０の表面が平担面に近いため
熱搬出用送風機９からの送風と十分な熱交換ができず、
排気温度が高かった。
すように金属板で壁体１０を構成した密閉箱状の扁平型
のものであったが、壁体１０の表面が平担面に近いため
熱搬出用送風機９からの送風と十分な熱交換ができず、
排気温度が高かった。
そこで補助熱交換器として放熱面積を大きくして熱交換
性を向上させるために、屈曲自在管（フレキシブルパイ
プ）を使うことが考えられる。
性を向上させるために、屈曲自在管（フレキシブルパイ
プ）を使うことが考えられる。
しかし、断面が大型のまま伸縮自在管を使用すると、笛
の原理により、ある点で共鳴管を形成し、暖房機の運転
時に騒音を発生する。
の原理により、ある点で共鳴管を形成し、暖房機の運転
時に騒音を発生する。
この考案は前述したように補助熱交換器としての放熱面
積を増大させる手段として屈曲自在管を用い、しかもこ
の屈曲自在管からの共鳴音等の発生を効果的に抑えよう
とするものである。
積を増大させる手段として屈曲自在管を用い、しかもこ
の屈曲自在管からの共鳴音等の発生を効果的に抑えよう
とするものである。
そのためにこの考案の構成は屈曲自在管の断面形状を丸
形以外のだ円形状に形成するとともに、その屈曲自在管
、すなわち補助熱交換器の排気出口部にオリフイスを設
けたことを特徴とするものである。
形以外のだ円形状に形成するとともに、その屈曲自在管
、すなわち補助熱交換器の排気出口部にオリフイスを設
けたことを特徴とするものである。
この構成によりこの考案によれば、補助熱交換器と熱搬
出用送風機からの送風との間の熱交換効率を向上させら
れるからその分燃焼空気の排気温度を低くすることがで
きるとともに、オリフィスにより燃焼空気の流れが断面
変化するため補助熱交換器を形成する屈曲自在管の中に
共鳴音が生じにくくなるという効果が期待できるもので
ある。
出用送風機からの送風との間の熱交換効率を向上させら
れるからその分燃焼空気の排気温度を低くすることがで
きるとともに、オリフィスにより燃焼空気の流れが断面
変化するため補助熱交換器を形成する屈曲自在管の中に
共鳴音が生じにくくなるという効果が期待できるもので
ある。
また屈曲自在管が断面だ円形状であるので、形成も簡単
である。
である。
以下この考案を一実施例につき図に基いて説明する。
第４図は、一実施例による補助熱交換器で、屈曲自在管
１１から構成されこの屈曲自在管１１の断面形状を第５
図の丸形ではなく、第６図に示すようにだ円形に腰共鳴
音の発生を防止する。
１１から構成されこの屈曲自在管１１の断面形状を第５
図の丸形ではなく、第６図に示すようにだ円形に腰共鳴
音の発生を防止する。
１３は第７図、第８図に示すように補助熱交換器７の排
気出口部１２に燃焼空気の流れを絞るように設けたオリ
フィスである。
気出口部１２に燃焼空気の流れを絞るように設けたオリ
フィスである。
以上のように構成した補助熱交換器は、第１図、第２図
のものに替えて、このような暖房機に使用するものであ
る。
のものに替えて、このような暖房機に使用するものであ
る。
従来の扁平型の補助熱交換器を用いた第１図、第２図に
示す暖房機と、補助熱交換器を実施例のものに替えた場
合における燃焼空気の機外への排気温度は１５０ｄｅｇ
が１４０ｄｅｇと低下した。
示す暖房機と、補助熱交換器を実施例のものに替えた場
合における燃焼空気の機外への排気温度は１５０ｄｅｇ
が１４０ｄｅｇと低下した。
また、断面丸型の屈曲自在管で構成した補助熱交換器と
、実施例の断面だ円形にしたものの発生音をマイクロフ
ォンで測定したところ、第９図、第１０図に示す周波数
特性が得られ、３２０〜３６０Ｈ２の共振周波数が１８
０〜２００Ｈｚに低下し、共鳴音の大きさを大幅に減少
させることができた。
、実施例の断面だ円形にしたものの発生音をマイクロフ
ォンで測定したところ、第９図、第１０図に示す周波数
特性が得られ、３２０〜３６０Ｈ２の共振周波数が１８
０〜２００Ｈｚに低下し、共鳴音の大きさを大幅に減少
させることができた。
以上説明したようにこの考案によれば、ガス密閉型暖房
機において、補助熱交換器として屈曲自在管を利用する
ことにより、断面積が大きくとれ、燃焼空気の排気温度
を低くすることができる。
機において、補助熱交換器として屈曲自在管を利用する
ことにより、断面積が大きくとれ、燃焼空気の排気温度
を低くすることができる。
さらに屈曲自在管が断面丸形以外のだ円形状であるので
笛の原理による共鳴音の発生は少なく、騒音の対策を講
じることができるものである。
笛の原理による共鳴音の発生は少なく、騒音の対策を講
じることができるものである。
またオリフィスによっても燃焼後の空気の排出流口を変
化させることにより、上記屈曲自在管の断面形状と同様
に共鳴音の発生を抑えているので、より静かな燃焼状態
を得ることができる。
化させることにより、上記屈曲自在管の断面形状と同様
に共鳴音の発生を抑えているので、より静かな燃焼状態
を得ることができる。
なお屈曲自在管を用いたことにより加熱や冷却に伴う補
助熱交換器自体の膨張、収縮にある程度対応させること
ができるから、熱応力の集中等による変形等の発生を防
止できるという効果も期待できる。
助熱交換器自体の膨張、収縮にある程度対応させること
ができるから、熱応力の集中等による変形等の発生を防
止できるという効果も期待できる。
第１図および第２図はガス密閉型暖房機の一例を示す正
面図および側面図、第３図は従来の補助熱交換器の斜視
図、第４図は屈曲自在管で構成した補助熱交換器の斜視
図、第５図および第６図は断面丸型およびこの考案の一
実施例である断面だ円形の屈曲自在管の横断面図、第７
図および第８図は補助熱交換器の要部断面図及び正面図
、第９図及び第１０図は断面丸形および断面だ円形の補
助熱交換器の周波数特性図である。 １・・・・・・箱体、２・・・・・・吐出口、３・・・
・・・吸込口、４・・・・・・ガス供給管、５・・・・
・・空気供給管、６・・・・・・ガス燃焼筒、７・・・
・・・補助熱交換器 訃・・・・・排気管、９・・・・
・・熱搬出用送風機、１０・・・・・・壁体、１１・・
・・・・屈曲自在管、１２・・・・・・排気出口部、１
３・・・・・・オリフィス。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
面図および側面図、第３図は従来の補助熱交換器の斜視
図、第４図は屈曲自在管で構成した補助熱交換器の斜視
図、第５図および第６図は断面丸型およびこの考案の一
実施例である断面だ円形の屈曲自在管の横断面図、第７
図および第８図は補助熱交換器の要部断面図及び正面図
、第９図及び第１０図は断面丸形および断面だ円形の補
助熱交換器の周波数特性図である。 １・・・・・・箱体、２・・・・・・吐出口、３・・・
・・・吸込口、４・・・・・・ガス供給管、５・・・・
・・空気供給管、６・・・・・・ガス燃焼筒、７・・・
・・・補助熱交換器 訃・・・・・排気管、９・・・・
・・熱搬出用送風機、１０・・・・・・壁体、１１・・
・・・・屈曲自在管、１２・・・・・・排気出口部、１
３・・・・・・オリフィス。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 箱体の前面に室内空気の吸込口と吐出口とを設け、箱体
内部に強制給排気がなされる密閉型のガス燃焼筒と補助
熱交換器と、これらからの熱搬出用送風機とを設け、補
助熱交換器に燃焼空気を屋外に出す排気系を接続したも
のにおいて、前記補助熱交換器を屈曲自在管で構成し、
この管の断面形状を丸形以外のだ円形状にするとともに
、補助熱交換器の排気出口部にオリフィスを設けたこと
を特徴とするガス密閉型暖房機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18208081U JPS609642Y2 (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | ガス密閉型暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18208081U JPS609642Y2 (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | ガス密閉型暖房機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57190339U JPS57190339U (ja) | 1982-12-02 |
| JPS609642Y2 true JPS609642Y2 (ja) | 1985-04-04 |
Family
ID=29980127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18208081U Expired JPS609642Y2 (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | ガス密閉型暖房機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609642Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-07 JP JP18208081U patent/JPS609642Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57190339U (ja) | 1982-12-02 |
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