JPS6337626Y2 - - Google Patents

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JPS6337626Y2
JPS6337626Y2 JP9155784U JP9155784U JPS6337626Y2 JP S6337626 Y2 JPS6337626 Y2 JP S6337626Y2 JP 9155784 U JP9155784 U JP 9155784U JP 9155784 U JP9155784 U JP 9155784U JP S6337626 Y2 JPS6337626 Y2 JP S6337626Y2
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JP
Japan
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combustion tube
heat
combustion
plate
red
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JP9155784U
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JPS617764U (ja
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は輻射窓付きの温風暖房機に関するもの
である。
従来例の構成とその問題点 一般に赤熱体を設けて輻射暖房を行なう温風暖
房機は例えば実公昭56ー24347号公報に示されて
いるように従来から知られている。ところがこれ
は燃焼筒内が赤熱体を設けるのに十分な広さを有
するタイプにおいてであり、第6図に示すように
燃焼筒Aが円筒状のものであつて水平方向に配設
されているものではバーナBからの火炎Cによつ
て輻射暖房をすることが知られている程度であつ
た。しかしながらこのタイプのものは十分な輻射
熱が得られず、その効果に不満が残るものであつ
た。これは燃焼筒A内に従来と同様の赤熱体を設
けることで解決できるが、燃焼筒A内が狭いため
に赤熱体の赤熱による熱劣化や、赤熱体の熱収縮
に起因する種々の不都合が生じる。
考案の目的 本考案は上記の点に鑑みてなしたもので、赤熱
体の固定不良による問題を解消し長期間にわたつ
て良好な輻射暖房が得られるようにすることを目
的としたものである。
考案の構成 本考案は上記目的を達成するため燃焼筒の略垂
直長手方向に赤熱板を設けるとともに、この赤熱
板は上下方向の一端を燃焼筒壁に固定して懸垂
し、かつ他端を燃焼筒内に設けた遮熱板を利用し
て支持するように構成してある。
実施例の説明 以下その一実施例を第1図〜第5図を用いて説
明すると、1は暖房機本体で、前面下部に温風吹
出口2を有している。3は同暖房機本体1の前面
に設けた輻射窓で、第5図に示す如く耐熱性の透
明ガラス4が取付けてある。5は本体1内に設け
たバーナで、仕切板6に固定してある。7はこの
バーナ5の火炎形成側に連設した燃焼筒で、水平
方向に配設してある。8は上記燃焼筒7の輻射窓
3と対応する前面上方に設けた輻射用窓で、第4
図に示す如くプレスによつて形成した平坦面の開
口7aに耐熱性の透明ガラス9を装着して構成し
てあり、10はガラス取付用の枠体、11は耐熱
性パツキン、12は取付け用ビスである。13は
上記燃焼筒7内に設けた遮熱板で、燃焼筒7と並
行に配設した熱交換パイプ14群とは反対側の内
周面に設けてある。この遮熱板13は第4図に示
すように角型筒を半裁したような型となつてお
り、その下面部分には長手方向数ケ所に切起し片
によつて形成した支持部15が設けてある。16
は上記燃焼筒7内に設けた赤熱板で、略垂直長手
方向に配設してあり、ステンレス等の耐熱性材料
で形成してある。この赤熱板16は第4図に示す
ように断面略L字状に形成して上部水平片16a
に隆起部16bを設け、この隆起部16bに燃焼
筒外から螺通したビス17を締め付けて燃焼筒壁
に懸垂固定してある。そしてこの赤熱板16の下
端は遮熱板13の支持部15に遊びを持たせて嵌
挿し支持してある。またこの実施例の赤熱板16
は、バーナ5側の端縁には耐熱板18を巻き付け
て熱劣化を防止するとともに、バーナ5とは反対
側の端縁には排ガス抵抗板部16cを設けてバー
ナ5から遠く離れた部分でも十分赤熱するように
配慮してある。これは例えば開口度の異なる孔を
設けるなどしてバーナ5から離れるほど赤熱板の
熱容量が小さくなるようにしてもよく、またこれ
らの併用であつてもよい。
なお図中19は燃焼筒7と熱交換パイプ14群
とを連結する排気ヘツダ、20は上記燃焼筒7と
熱交換パイプ14とに風を送るフアンで、熱交換
後の温風は温風吹出口2より室内に供給される。
上記構成において、バーナ5からの燃焼ガスは
燃焼筒7、排気ヘツダ19、熱交換パイプ14群
を通つて室外に放出される。そしてフアン20か
らの風は熱交換パイプ14と燃焼筒7に当つて温
風となり、室内に放出される。
一方、燃焼筒7内の赤熱板16はバーナ5から
の燃焼ガスに加熱されて赤熱し、その赤外線は輻
射窓3を付して室内に放射され、輻射暖房が行な
われる。
ここで上記燃焼筒7は赤熱板16が赤熱するこ
とによつて従来のものよりは強く加熱され、熱劣
化の度合が激しくなる。特に熱交換パイプ14群
とは反対側の部分はフアン20からの風による熱
交換(冷却)が少ないので顕著に現われる。しか
しながら本考案の燃焼筒7はこの部分に遮熱板1
3を設けているので赤熱板16からの熱線はこの
遮熱板13によつてさえぎられることになり、赤
熱板16を設けたことによる不都合は生じない。
また上記赤熱板16は熱収縮を繰返すが、この
考案の赤熱板16は一端のみをビス止めして懸垂
支持しているので上記熱収縮があつても何らさし
つかえがなく、赤熱板16の変形等によう赤熱む
ら等の問題は発生しない。しかも上記赤熱板16
の他端は前記遮熱板13を利用して遊嵌支持して
いるので、懸垂のみによる問題、例えば赤熱板1
6が第4図中左右いずれかの方向に変形移動して
赤熱状態が悪化する等のこともなくなる。
考案の効果 以上実施例の説明で明らかなように本考案によ
れば、熱変形、熱劣化、赤熱むら等の問題を起す
ことなく長期間にわたつて良好な輻射暖房が可能
となり、その効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における輻射式温風
暖房機の斜視図、第2図は同側断面図、第3図は
同正面からみた断面図、第4図は燃焼筒の拡大断
面図、第5図は本体の輻射窓を示す拡大断面図、
第6図は従来例を示す正面図である。 1……本体、2……温風吹出口、3……輻射
窓、5……バーナ、7……燃焼筒、13……遮熱
板、14……熱交換パイプ、15……支持部、1
6……赤熱板、20……フアン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に温風吹出口ならびに輻射窓を設けた本体
    と、この本体内に設けたバ−ナならびにこのバー
    ナに連設して水平方向に配設した燃焼筒及びこの
    燃焼筒と並行になる如く配設した熱交換パイプ
    と、上記燃焼筒及び熱交換パイプに風を当てて温
    風を供給するフアンと、前記燃焼筒の前面に設け
    た輻射用窓と、この輻射用窓と対向させて設けた
    赤熱板と、上記燃焼筒の熱交換パイプとは反対側
    の内周面に設けた遮熱板とを備え、上記赤熱板は
    燃焼筒の略垂直長手方向に配設するとともに、そ
    の上下端の一方を燃焼筒壁に固定し他端を前記遮
    熱板に設けた支持部に遊嵌して支持させた輻射式
    温風暖房機。
JP9155784U 1984-06-19 1984-06-19 輻射式温風暖房機 Granted JPS617764U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9155784U JPS617764U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 輻射式温風暖房機

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JP9155784U JPS617764U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 輻射式温風暖房機

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Publication Number Publication Date
JPS617764U JPS617764U (ja) 1986-01-17
JPS6337626Y2 true JPS6337626Y2 (ja) 1988-10-05

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ID=30647552

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JP9155784U Granted JPS617764U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 輻射式温風暖房機

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0740395Y2 (ja) * 1992-04-09 1995-09-20 株式会社共信 ドライクリーニング用溶剤などのろ過装置

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Publication number Publication date
JPS617764U (ja) 1986-01-17

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