JPS5822049Y2 - 温風暖房装置 - Google Patents
温風暖房装置Info
- Publication number
- JPS5822049Y2 JPS5822049Y2 JP15234376U JP15234376U JPS5822049Y2 JP S5822049 Y2 JPS5822049 Y2 JP S5822049Y2 JP 15234376 U JP15234376 U JP 15234376U JP 15234376 U JP15234376 U JP 15234376U JP S5822049 Y2 JPS5822049 Y2 JP S5822049Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- hot air
- flow
- heating device
- combustion chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱交換器を備えた温風暖房装置に関するもので
ある。
ある。
従来、公報等で公知となっている拡散燃焼を行なうバー
ナ部を存する温風暖房器を簡略化して図示すると第3図
および第4図に示すように、外装体21内に熱交換器2
2を兼用させた燃焼室23を配し、燃焼室23の一端に
は拡散燃焼を行うバナ部24を備え、他端は連通路25
を介して外装体21外へ突出させるとともに、連通路2
5は内部を膨張型消音器構成とした連続箱26を介して
排気筒27を接続している。
ナ部を存する温風暖房器を簡略化して図示すると第3図
および第4図に示すように、外装体21内に熱交換器2
2を兼用させた燃焼室23を配し、燃焼室23の一端に
は拡散燃焼を行うバナ部24を備え、他端は連通路25
を介して外装体21外へ突出させるとともに、連通路2
5は内部を膨張型消音器構成とした連続箱26を介して
排気筒27を接続している。
なお、第4図は第3図におふるA−A′線断面を示し、
28は電動機29によって、駆動される送風機であり、
30は送風機28の1駆動によって外装体21内に空気
を吸引する給気口、31は外装体21外へ温風を吐出す
るための吐出口を示し、実線矢印は、その空気流を、ま
た一点鎖線矢印はバーナ部24で発生した高温度の燃焼
排気ガス流の流れを示す。
28は電動機29によって、駆動される送風機であり、
30は送風機28の1駆動によって外装体21内に空気
を吸引する給気口、31は外装体21外へ温風を吐出す
るための吐出口を示し、実線矢印は、その空気流を、ま
た一点鎖線矢印はバーナ部24で発生した高温度の燃焼
排気ガス流の流れを示す。
以上のように構成することによって、バーナ部24で発
成した高温度の燃焼排気ガスは熱交換器22、連通路2
5、接続箱26を介して排気筒27より外部へ排出され
るとともに、送風機28によって給気口30より吸入さ
れた空気は、熱交換器22によって温風となり、吐出口
31より外装体21外へ吐出され、暖房に供される。
成した高温度の燃焼排気ガスは熱交換器22、連通路2
5、接続箱26を介して排気筒27より外部へ排出され
るとともに、送風機28によって給気口30より吸入さ
れた空気は、熱交換器22によって温風となり、吐出口
31より外装体21外へ吐出され、暖房に供される。
一方、拡散燃焼を行うバーナ部を有する温風暖房器は、
点火時間あるいは温風温度の立上り時間が短いという長
所がある反面、燃焼にともなう、騒音が非常に大きい欠
点を有し、特に排気筒を介して外部へ放出される騒音が
、他方式、例えばボット型バーナ部を有する温風暖房器
と比較して著るしく太きいという欠点があった。
点火時間あるいは温風温度の立上り時間が短いという長
所がある反面、燃焼にともなう、騒音が非常に大きい欠
点を有し、特に排気筒を介して外部へ放出される騒音が
、他方式、例えばボット型バーナ部を有する温風暖房器
と比較して著るしく太きいという欠点があった。
これに対して、従来は、第3図に示すように、連通路2
5と排気筒27とを接続する接続箱26の内部を膨張型
消音器等の消音器構成とすることによって、対策を行っ
ていた。
5と排気筒27とを接続する接続箱26の内部を膨張型
消音器等の消音器構成とすることによって、対策を行っ
ていた。
しかし、従来の場合は、外装体21外に、内部を流れる
高温度の燃焼排気ガスにより過熱される接続箱26が設
けられていたので、接続箱26の断熱処理をしなければ
ならないという問題があった。
高温度の燃焼排気ガスにより過熱される接続箱26が設
けられていたので、接続箱26の断熱処理をしなければ
ならないという問題があった。
本考案は消音部の断熱処理を不用とすることをその技術
的課題とするものである。
的課題とするものである。
この技術的課題を解決する本考案の技術的手続は次のと
おりである。
おりである。
すなわち、前記燃焼室と排気筒間に設けた内部を熱気流
が通過する二次熱交換器を外装体内に設け、この熱交換
器内に熱気流を遮断すべく配した仕切部材にて二室に分
割するとともに、この仕切部材には前記熱交換器の断面
積より小さい断面積を有し、しかもその両端を熱気流の
流動方向と対向させないように屈曲させた筒体を貫通さ
せ、この筒体を介して二室を連通させることにより二次
熱交換器内部を膨張型消音器としたものである。
が通過する二次熱交換器を外装体内に設け、この熱交換
器内に熱気流を遮断すべく配した仕切部材にて二室に分
割するとともに、この仕切部材には前記熱交換器の断面
積より小さい断面積を有し、しかもその両端を熱気流の
流動方向と対向させないように屈曲させた筒体を貫通さ
せ、この筒体を介して二室を連通させることにより二次
熱交換器内部を膨張型消音器としたものである。
この技術的手段によれば熱交換器内において形成された
膨張型消音器により十分な消音が行えるとともに、この
熱交換器は外装体内に送風機構からの風が吹付けられる
ものとして設けたものであるので断熱処理を行う必要が
なくなるものである。
膨張型消音器により十分な消音が行えるとともに、この
熱交換器は外装体内に送風機構からの風が吹付けられる
ものとして設けたものであるので断熱処理を行う必要が
なくなるものである。
以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図において、1は外装体で、その内部には一次熱交
換器2および、二次熱交換器3を配し、−成熱交換器2
の一端には、拡散燃焼を行うバーナ部4を備え、他端は
連通口5を介して二次熱交換器3と連通している。
換器2および、二次熱交換器3を配し、−成熱交換器2
の一端には、拡散燃焼を行うバーナ部4を備え、他端は
連通口5を介して二次熱交換器3と連通している。
二次熱交換器3は、排気筒6を介して外装体1外部と連
通している。
通している。
二次熱交換器3内部は、仕切り部材7によって二分割し
、室A1および室Bを構成するとともに、室A、B間は
、仕切り部材7を貫通し、かつ、その端部の開口部8,
8′を熱気流の流動方向と対向しないように下方に屈曲
させて設けた筒体9によって連通している。
、室A1および室Bを構成するとともに、室A、B間は
、仕切り部材7を貫通し、かつ、その端部の開口部8,
8′を熱気流の流動方向と対向しないように下方に屈曲
させて設けた筒体9によって連通している。
連通口5の径、即ち、開口面積は、−成熱交換器2およ
び、二次熱交換器3の径、即ち、断面開口面積より小さ
く設定してあり、同様に、筒体9の開口部8,8′、排
気筒6の入口10も、熱交換器2,3の断面開口面積よ
りもその開口面積を小さくしである。
び、二次熱交換器3の径、即ち、断面開口面積より小さ
く設定してあり、同様に、筒体9の開口部8,8′、排
気筒6の入口10も、熱交換器2,3の断面開口面積よ
りもその開口面積を小さくしである。
11 、11’は、電動機12によって駆動される多翼
の送風機であり、室内空気を外装体1内へ吸引し、−次
、二次熱交換器2,3表面へ送風する。
の送風機であり、室内空気を外装体1内へ吸引し、−次
、二次熱交換器2,3表面へ送風する。
実線矢印aは、バーナ4によって発生した高温の熱気流
の流動方向を示す。
の流動方向を示す。
上記構成において、燃焼によって生じた熱気流aは、−
次、二次熱交換器2,3内部を流れ熱交換器その他を加
熱し、排気筒6より外装体1外部へ放出される。
次、二次熱交換器2,3内部を流れ熱交換器その他を加
熱し、排気筒6より外装体1外部へ放出される。
一方、燃焼により発生した騒音も同様の経路を伝播して
、外部・\放出されることになる。
、外部・\放出されることになる。
しかるに、連通口5、筒体9の開口部8゜8′、排気筒
6の入口10の大きさを、すべて熱交換器2,3の断面
開口面積より小さくしているため、−成熱交換器2から
排気筒6へ至る間の排気ガスを主とする熱気流は、収縮
、膨張を繰返すこととなり、この部分における消音作用
、すなわち、膨張型消音器による消音作用を受けるため
、排気筒6より外部へ放出される騒音は、著しく低下す
るものである。
6の入口10の大きさを、すべて熱交換器2,3の断面
開口面積より小さくしているため、−成熱交換器2から
排気筒6へ至る間の排気ガスを主とする熱気流は、収縮
、膨張を繰返すこととなり、この部分における消音作用
、すなわち、膨張型消音器による消音作用を受けるため
、排気筒6より外部へ放出される騒音は、著しく低下す
るものである。
また、筒体9の開口部8,8′を図示したように下方へ
向かって開口したため、熱気流は直ぐに開口部8内に侵
入することはなく、結局、この部分を通過する騒音は曲
折して伝播しなければならず、これによって、さらに消
音効果が増大する。
向かって開口したため、熱気流は直ぐに開口部8内に侵
入することはなく、結局、この部分を通過する騒音は曲
折して伝播しなければならず、これによって、さらに消
音効果が増大する。
また、熱交換器2,3内部を流れる熱気流も、前記した
収縮部、膨張部を交互に通過するため、流れに乱れを生
じ、熱交換器2,3の加熱を促進するとともに、筒体9
の開口部8に対しては、熱気流も曲折して流入しなけれ
ばならず、このために、特に、二次熱交換器3の加熱を
促進し、送風機11.11’によって送られた空気への
熱伝導が良好になされ、熱交換効率が向上する。
収縮部、膨張部を交互に通過するため、流れに乱れを生
じ、熱交換器2,3の加熱を促進するとともに、筒体9
の開口部8に対しては、熱気流も曲折して流入しなけれ
ばならず、このために、特に、二次熱交換器3の加熱を
促進し、送風機11.11’によって送られた空気への
熱伝導が良好になされ、熱交換効率が向上する。
なお、次、二次熱交換器2,3の表面に多数の凹凸を設
けることによってさらに、熱交換効率を向上させること
ができることは言うまでもない。
けることによってさらに、熱交換効率を向上させること
ができることは言うまでもない。
第2図は本実施例の装置による熱交換器内での消音状況
を示し、横軸に周波数(Hz )を、縦軸に減衰量(d
B)をとり、両者の関係を図示した。
を示し、横軸に周波数(Hz )を、縦軸に減衰量(d
B)をとり、両者の関係を図示した。
なお、熱交換器の長さを、消音しようとする周波数のl
/4波長となるようにすれば、消音効率は極めて良い。
/4波長となるようにすれば、消音効率は極めて良い。
なお、実施例では、仕切り部材7に筒体9を貫通させた
構成により、二次熱交換器3内に消音器を設けたが、要
は、仕切り部材7に、二次熱交換器3の断面開口面積よ
りも小さい開口面積をもつ熱気流の通過孔を形成すれば
良い。
構成により、二次熱交換器3内に消音器を設けたが、要
は、仕切り部材7に、二次熱交換器3の断面開口面積よ
りも小さい開口面積をもつ熱気流の通過孔を形成すれば
良い。
また実施例では、−次、二次熱交換器2,3を備えた場
合につき述べたが、熱交換器は一個であってもまた、そ
の他複数個備えておっても良く、また本実施例の側熱交
換器の双方、または、−炭熱交換器2側に消音器構造を
付与することも可能である。
合につき述べたが、熱交換器は一個であってもまた、そ
の他複数個備えておっても良く、また本実施例の側熱交
換器の双方、または、−炭熱交換器2側に消音器構造を
付与することも可能である。
以上のように本考案の温風暖房装置は、特に二次熱交換
器内部に膨張型消音器を構成したものであり、燃焼排気
ガス等の騒音を著しく低減でき、しかも、それに併せて
、熱交換効率の向上が図れ、効率の良い温風暖房が威さ
れる。
器内部に膨張型消音器を構成したものであり、燃焼排気
ガス等の騒音を著しく低減でき、しかも、それに併せて
、熱交換効率の向上が図れ、効率の良い温風暖房が威さ
れる。
特に拡散燃焼方式のバーナを用いた場合の騒音の低下を
図るのに有効である。
図るのに有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における温風暖房装置の概略
断面図、第2図は同装置の熱交換器内部における消音状
況を示す図、第3図は従来の温風暖房装置の断面図、第
4図は第3図の人−に線断面図である。 3・・・・・・熱交換器、5・・・・・・連通口、6・
・・・・・排気筒、1・・・・・・仕切り部材、8,8
′・・・・・・開口部、9・・・・・・筒体(通過孔)
、11 、11’・・・・・送風機。
断面図、第2図は同装置の熱交換器内部における消音状
況を示す図、第3図は従来の温風暖房装置の断面図、第
4図は第3図の人−に線断面図である。 3・・・・・・熱交換器、5・・・・・・連通口、6・
・・・・・排気筒、1・・・・・・仕切り部材、8,8
′・・・・・・開口部、9・・・・・・筒体(通過孔)
、11 、11’・・・・・送風機。
Claims (1)
- 外装体内に、拡散燃焼型バーナを備えた燃焼室と、この
燃焼室と排気筒間に設けられ、かつ内部を前記燃焼室か
らの熱気流が通過する熱交換器と、前記熱交換器外表面
に対して送風する送風機構とを設け、前記熱交換器内に
熱気流を遮断すべく仕切材を設けて、この熱交換器内を
二室に分割するとともにこの仕切部材には、前記熱交換
器の断面積より小さい断面積を有し、かつその両端を熱
気流の流動方向と対向させないように屈曲させた筒体を
貫通させ、この筒体を介して前記二室を連通させて熱交
換器内部を膨張型消音器とした温風暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15234376U JPS5822049Y2 (ja) | 1976-11-12 | 1976-11-12 | 温風暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15234376U JPS5822049Y2 (ja) | 1976-11-12 | 1976-11-12 | 温風暖房装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5371236U JPS5371236U (ja) | 1978-06-14 |
JPS5822049Y2 true JPS5822049Y2 (ja) | 1983-05-11 |
Family
ID=28760555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15234376U Expired JPS5822049Y2 (ja) | 1976-11-12 | 1976-11-12 | 温風暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822049Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016042007A (ja) * | 2014-08-19 | 2016-03-31 | 株式会社ノーリツ | 消音器および燃焼装置 |
-
1976
- 1976-11-12 JP JP15234376U patent/JPS5822049Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016042007A (ja) * | 2014-08-19 | 2016-03-31 | 株式会社ノーリツ | 消音器および燃焼装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5371236U (ja) | 1978-06-14 |
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