JPH032661Y2 - - Google Patents

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JPH032661Y2
JPH032661Y2 JP1984097159U JP9715984U JPH032661Y2 JP H032661 Y2 JPH032661 Y2 JP H032661Y2 JP 1984097159 U JP1984097159 U JP 1984097159U JP 9715984 U JP9715984 U JP 9715984U JP H032661 Y2 JPH032661 Y2 JP H032661Y2
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JP
Japan
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chamber
converter
secondary air
exhaust pipe
air introduction
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JP1984097159U
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JPS6112925U (ja
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  • Exhaust Silencers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は触媒コンバータと消音器を併設した
内燃機関用の触媒マフラーに関する。
内燃機関の排気ガス浄化と消音のため触媒コン
バータと消音器を兼ねた触媒マフラーが用いられ
ている。例えば実開昭49−84504号公報に開示さ
れたものがそれである。このものは筒状のマフラ
ー内を前部室と後部室に区画し、前部室に二次空
気取入口を設けるとともに排気ガス流入管のベン
チエリ部を設け、後部室を上部空間、触媒層、下
部空間に区画しており、排気ガスはそれらを順次
通過して排出されるようになつている。
上記のような触媒マフラーは二次空気の取入れ
をベンチリ管によつているためその吸入作用を十
分に行わせるためにはベンチエーリ管の出口側の
抵抗を少なくする必要があるので、管端と対向す
る隔壁の間隔を長くしてガス流の衝突を避けなけ
ればならない。そのため触媒マフラーの全長を連
載に適するまでに短縮できないときがある。しか
も排気ガスの経路は後部室で上部空間から下部空
間へほぼ鍵の手状に屈折するのみであるから、触
媒マフラー全長内での経路をそれほど延長するこ
とが出来ず、経路延長や経路断面の拡張による消
音効果が少ない。また、触媒作用活発化のために
は触媒へ導入される二次空気を昇温させる必要が
あるが、上記のものでは隔壁の上部空間に接する
部分は熱を受けず、触媒層と下部空間の側面のみ
から熱を受け、しかも前部室全体の空気を温める
ので二次空気の昇温は不十分である。
この考案は上記の課題を解決するためのもので
あつて筒状体を隔壁により5室に区画し、第1室
に排気管のベンチユリ部を配設し、第2、第3、
第4室をコンバータ出口室、コンバータ室、コン
バータ入口室としさらに第5室を消音室としたも
のである。第1排気管は前記ベンチユリ部を備
え、コンバータ出口室、コンバータ室を貫通して
コンバータ入口室内に傾斜させた管端開口を有
し、第2排気管はコンバータ出口室と消音室を連
通し、消音室は第3排気管により外部に開放され
た構成である。第1室の隔壁に樋状のダクトを設
けて二次空気導入管としている。
この考案の触媒マフラーは次のように作用す
る。第1排気管に流入した内燃機関の排気はベン
チエリ部で外部から新鮮な二次空気を受入れコン
バータ入口室へ放出される。この管端は斜向きに
開放されているから排気は抵抗なく拡張し、第4
隔壁にガス流が衝突することはない。排気ガスは
コンバータ室内で反応して無害化されるとともに
反応熱を得て昇温しコンバータ出口室に至る。コ
ンバータ出口室では再び拡張し第1隔壁全面を加
熱させる。この熱は樋状のダスト内を導入される
二次空気を直接昇温させ、また隔壁の過熱も防止
される。かくして加熱された二次空気は触媒の発
熱反応を活発化させ、コンバータ出口室で後続の
二次空気を温める。排気ガスは収縮して第2排気
管を通り消音室で拡張して消音され排出される。
実施例によつてこの考案を説明する。第1図に
示す触媒マフラー1は両端閉塞の筒状体2内が図
示のように左方から第1隔壁〜第4隔壁3〜6に
よつて二次空気導入室7、コンバータ出口室8、
触媒コンバータ15を収納したコンバータ室9、
コンバータ入口室10、消音室11に区画され
る。
内燃機関(図示せず)の排気を導びく第1排気
管12は二次空気導入室7、コンバータ出口室
8、触媒コンバータ室9を貫通してコンバータ入
口室10に連通している。そして二次空気導入室
7内では第1排気管12に側孔12aおよびベン
チユリ部12bが設けられる。コンバータ出口室
8とコンバータ入口室10とは第2、第3の隔壁
4,5に設けた開口4a,5aを介して両者の中
間に配設された触媒コンバータ15に連通してい
る。コンバータ出口室8と消音室11とはコンバ
ータ室9およびコンバータ入口室10を貫通する
第2排気管13によつて連通している。消音室1
1には第3排気管14が設けられその他方端は大
気に連通している。隔壁3の二次空気導入室7側
の壁面には樋状のダクト16aが固着され、二次
空気導入管16を形成しており、その一方端は二
次空気導入室7内に開放され(第2図、第3図
イ,ロ)他方端は筒状体2外部でパイプ17と接
続され、エアポンプなど(図示せず)の二次空気
供給源と接続される。
この考案の触媒マフラー1は次のように作用す
る。内燃機関の排気ガスは第1排気管12で触媒
マフラー1内に導入されベンチユリ部12bの吸
引作用により二次空気導入管16から導入された
二次空気を側孔12aを経て第1排気管12内に
取り入れ、コンバータ入口室10に達しここでU
ターンして隔壁5の開口5aを経て触媒コンバー
タ15内で浄化されるとともに更に温度があがつ
て隔壁4の開口4aを経てコンバータ出口室8に
至る。そして再度Uターンして第2排気管13に
よつて消音室11に至り、ここで拡張室としての
消音作用を受けて第3排気管14から大気に放出
される。この場合コンバータ出口室8内の排気ガ
スは触媒の反応熱により特に高温となるので、こ
の部分の筒状体や隔壁に熱歪を与える原因となる
が、この考案の触媒マフラーにおいては二次空気
導入管16を通過する大気によつて熱をうばわれ
るので排気ガスの高熱化は抑制され熱歪などの悪
影響を軽減する。また二次空気は隔壁を介して直
接熱を受けるので昇温効果がよく、触媒の反応を
活発化する。
第4図は本出願人らのさきの出願(特願昭59−
39044号)にかかるものであり本考案はさらにこ
れを改良したものである。
この考案の触媒マフラーは二次空気が反応後の
高温排気ガスと隔壁を介して直接熱交換するもの
で二次空気の昇温、従つて触媒反応の活発化が顕
著である。また隔壁等の過熱による熱歪も防止さ
れる。さらに排気管の管端を傾斜させて衝突をな
くし、抵抗を減じてベンチエリ効果をあげ、二次
空気の取入れを安定させるとともに全長を短縮し
て車載用に便利なものとした。また排気ガスに往
復経路をとらせて長くするとともにコンバータ入
口室、コンバータ出口室および消音室で拡張、収
縮を繰返させて消音効向を向上させたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の触媒マフラーの断面図、第
2図は第1図における矢視A−A方向の状態を示
す図。第3図イ,ロは二次空気導入管の断面図、
第4図は他の触媒マフラーの断面図である。 3,4,5,6……隔壁、12,13,14…
…排気管、15……触媒コンバータ、16……二
次空気導入管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端閉塞の筒状体内に第1隔壁、多孔の第2、
    第3隔壁および第4隔壁を設けて順次に二次空気
    導入室、コンバータ出口室、コンバータ室、コン
    バータ入口室および消音室を画成し、第1排気管
    を二次空気導入室、コンバータ出口室およびコン
    バータ室を貫通させてコンバータ入口室に開口さ
    せ、第2排気管の両端をコンバータ出口室と消音
    室とに開口させて設け、第3排気管を消音室と外
    部とを連通させて設け、二次空気導入室内に、第
    1排気管のベンチエリ部を設けるともに外部に開
    放する樋状のダクトを第1隔壁に固着して二次空
    気導入管を形成させ、第1排気管のコンバータ入
    口室内の開口端面を斜に傾斜させ、コンバータ室
    内に触媒を充填してなる触媒マフラー。
JP9715984U 1984-06-28 1984-06-28 触媒マフラ− Granted JPS6112925U (ja)

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JP9715984U JPS6112925U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 触媒マフラ−

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JP9715984U JPS6112925U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 触媒マフラ−

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JPS6112925U JPS6112925U (ja) 1986-01-25
JPH032661Y2 true JPH032661Y2 (ja) 1991-01-24

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ID=30656684

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JP9715984U Granted JPS6112925U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 触媒マフラ−

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5548955A (en) * 1994-10-19 1996-08-27 Briggs & Stratton Corporation Catalytic converter having a venturi formed from two stamped components

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4984504U (ja) * 1972-11-13 1974-07-22
JPS5087312U (ja) * 1973-12-17 1975-07-24

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JPS6112925U (ja) 1986-01-25

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