JPH0518619Y2 - - Google Patents

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JPH0518619Y2
JPH0518619Y2 JP1986192206U JP19220686U JPH0518619Y2 JP H0518619 Y2 JPH0518619 Y2 JP H0518619Y2 JP 1986192206 U JP1986192206 U JP 1986192206U JP 19220686 U JP19220686 U JP 19220686U JP H0518619 Y2 JPH0518619 Y2 JP H0518619Y2
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JP
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heat medium
evaporator
heating device
medium flow
flat tube
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、暖房装置用蒸発器に関する。
従来技術とその問題点 従来、この種蒸発器としては、第5図に示すよ
うに、軸線が水平となされ、かつ内部に加熱装置
が配置されるアルミニウム押出型材製円筒状蒸発
器本体40の周壁に、本体40の軸線方向に伸び
る貫通孔41が円周方向に所定間隔をおいて複数
形成され、複数のヘアピン状熱媒体流通管42の
直管部が隣り合う貫通孔41内に挿通させられ、
各ヘアピン状熱媒体流通管42がU字状連結管4
3で連結されたものが使用されていた。
ところが、上記従来の蒸発器では、熱媒体の流
路が熱媒体流通管42の屈曲部および連結管43
においてそれぞれU形に屈曲されたものとなつて
いるので、圧力損失が大きくなるという問題があ
つた。また、熱媒体の流路の面積が小さいという
問題があつた。
この考案の目的は、上記問題を解決した暖房装
置用蒸発器を提供することにある。
問題点を解決するための手段 この考案による暖房装置用蒸発器は、軸線が水
平となされ、かつ内部に加熱装置が配置される円
筒状蒸発器本体と、内部に複数の熱媒体流通路を
有し、かつ熱媒体流通路が円周方向に伸びるよう
に蒸発器本体の外周面に密着させられた円弧状偏
平管と、偏平管の下端部に接続された熱媒体入口
ヘツダと、偏平管の上端部に接続された熱媒体出
口ヘツダとを備えたものである。
実施例 以下、この考案の実施例を、図面を参照して説
明する。
第1図および第2図にはこの考案による暖房装
置用蒸発器の第1の実施例が示されている。
第1図および第2図において、暖房装置用蒸発
器1は、アルミニウム押出型材製円筒状蒸発器本
体2と、内部に複数の熱媒体流通路4を有し、か
つ熱媒体流通路4が円周方向に伸びるように蒸発
器本体2の外周面に密着させられた複数のアルミ
ニウム押出型材製円弧状偏平管3とを備えてい
る。
蒸発器本体2の内周面には、その軸線方向に伸
びる複数のフイン5が円周方向に所定間隔をおい
て一体的に設けられている。各偏平管3はそれぞ
れ略半円形状であり、蒸発器本体2の左右両側
に、本体2を挾むように、本体2の軸線方向に並
んで3つずつ配置されている。そして、偏平管3
は、図示しない固定用緊締バンドで本体2に固定
されている。偏平管3の本体2への固定は、固定
用緊締バンドに代えてブレージングにより行なつ
てもよい。また、各偏平管3の上端部は上方に、
下端部は下方にそれぞれ突出しており、下側の突
出端部3aが熱媒体入口ヘツダ6に、上側の突出
端部3bが熱媒体出口ヘツダ7にそれぞれ接続さ
れている。両ヘツダ6,7は、それぞれ一端開口
が閉鎖されるとともに他端他開口どうしがU字状
連結管8,9で連結された左右2本の管10,1
1からなる。そして、入口ヘツダ6の連結管8の
屈曲部に後述する熱媒体入口側配管23が、出口
ヘツダ7の連結管9の屈曲部に熱媒体出口側配管
24がそれぞれ接続されている。
第4図には、上記第1の実施例の蒸発器1を使
用した暖房装置が示されている。
暖房装置は、たとえばフレオンが熱媒体として
使用されるものであつて、室内ユニツト15と室
外ユニツト16を備えている。室内ユニツト15
は、空気吸込口17および空気吹出口18を有す
るケーシング19内に凝縮器20および送風機2
1が具備せしめられたものである。蒸発器1は、
室外ユニツト16のケーシング22内に配置され
ており、その入口ヘツダ6と凝縮器20の出口ヘ
ツダ、および出口ヘツダ7と凝縮器20の入口ヘ
ツダとがそれぞれ配管23,24で接続されてい
る。室外ユニツト16のケーシング19内におい
て、一方の配管23の途上には膨脹弁25が、他
方の配管24の途上には圧縮機26がそれぞれ設
けられている。蒸発器1の本体2内にはガスバー
ナ27(加熱装置)が配置され、このバーナ27
の燃焼熱によつて偏平管3内を流れる熱媒体が加
熱気化せしめられるようになつている。また、蒸
発器本体2の一端開口には、先端がケーシング2
2の外部まで伸びた排ガス管28が接続されてお
り、この排ガス管28により排ガスが大気中に放
出されるようになつている。
このような構成において、偏平管3の流通路4
内を流れる熱媒体は、ガスバーナ27の燃焼熱に
より加熱気化せしめられ、配管24を通つて圧縮
機26により圧縮されてから凝縮器20に送られ
る。そして、凝縮器20を通過する間に、送風機
21により吸込口17を通つてケーシング19内
に吸込まれた室内空気に放熱して液化し、配管2
3を通つて膨脹弁25により膨脹させられてから
蒸発器1の入口ヘツダ6に送られる。ケーシング
19内において凝縮器20を通過する熱媒体から
熱を奪つた空気は、吹出口18から室内に吹出さ
れ、この空気により室内が暖房される。
第3図にはこの考案の暖房装置用蒸発器の第2
の実施例が示されている。
第3図において、暖房装置用蒸発器30は、円
筒状蒸発器本体2に、内部に複数の熱媒体流通路
4を有し、かつ熱媒体流通路4が円周方向に伸び
るように欠円形に形成された3つのアルミニウム
押出型材製偏平管31が、本体2の軸線方向に並
ぶように、欠損部を下方に向けて嵌め被せられ、
本体2の外周面に偏平管31が密着させられたも
のである。偏平管31の両端部は下方に突出して
おり、この下方突出端部31aが入口ヘツダ6に
接続されている。また、各偏平管31の上端部に
おいてそれぞれ上壁に開口が形成され、この開口
に出口ヘツダ32が接続されている。出口ヘツダ
32は管状で、各管31の開口に対応する部分に
上記開口と合致する開口が形成されている。上記
2つの実施例においては、蒸発器本体2および偏
平管3,31はアルミニウム押出型材製である
が、これに限るものではない。
考案の効果 この考案による暖房装置用蒸発器は、軸線が水
平となされ、かつ内部に加熱装置が配置される円
筒状蒸発器本体と、内部に複数の熱媒体流通路を
有し、かつ熱媒体流通路が円周方向に伸びるよう
に蒸発器本体の外周面に密着させられた円弧状偏
平管とを備えたものであるから、従来の蒸発器と
比べて熱媒体の流通路の面積がはるかに大きくな
る。しかも、流路の屈曲箇所が従来のものに比べ
て少なくなるので、圧力損失が従来の蒸発器に比
べて小さくなる。したがつて、従来の蒸発器に比
べて熱交換効率が向上する。さらに、熱媒体流通
路が円周方向に伸びる円弧状偏平管の下端部に接
続された熱媒体入口ヘツダと、偏平管の上端部に
接続された熱媒体出口ヘツダとを備えているの
で、偏平管の下端部に接続された入口ヘツダから
偏平管内に入つた熱媒体は、熱媒体流通路内を上
昇するさいに、蒸発器本体内に配置される加熱装
置によつて加熱されて蒸発し、偏平管の上端部か
ら出口ヘツダに送り出される。したがつて、熱媒
体の流れがスムーズになり、熱交換効率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による蒸発器の第1の実施例
を示す斜視図、第2図は第1図の−にそう拡
大断面図、第3図はこの考案による蒸発器の第2
の実施例を示す斜視図、第4図はこの考案による
蒸発器を使用した暖房装置を示す概略図、第5図
は従来例を示す斜視図である。 1,30……暖房装置用蒸発器、2……アルミ
ニウム押出型材製円筒状蒸発器本体、3,31…
…アルミニウム押出型材製円弧状偏平管、4……
熱媒体流通路、6……入口ヘツダ、7,32……
出口ヘツダ、27……ガスバーナ(加熱装置)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸線が水平となされ、かつ内部に加熱装置27
    が配置される円筒状蒸発器本体2と、内部に複数
    の熱媒体流通路4を有し、かつ熱媒体流通路4が
    円周方向に伸びるように蒸発器本体2の外周面に
    密着させられた円弧状偏平管3,31と、偏平管
    3,31の下端部に接続された熱媒体入口ヘツダ
    6と、偏平管3,31の上端部に接続された熱媒
    体出口ヘツダ7,32とを備えた暖房装置用蒸発
    器。
JP1986192206U 1986-12-12 1986-12-12 Expired - Lifetime JPH0518619Y2 (ja)

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JP1986192206U JPH0518619Y2 (ja) 1986-12-12 1986-12-12

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JP1986192206U JPH0518619Y2 (ja) 1986-12-12 1986-12-12

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JPS6397066U JPS6397066U (ja) 1988-06-23
JPH0518619Y2 true JPH0518619Y2 (ja) 1993-05-18

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101036509B1 (ko) * 2010-09-30 2011-05-24 정광호 탄소히터를 이용한 온수생성장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5219257U (ja) * 1975-07-29 1977-02-10

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