JPS609543B2 - 螢光体 - Google Patents

螢光体

Info

Publication number
JPS609543B2
JPS609543B2 JP16588980A JP16588980A JPS609543B2 JP S609543 B2 JPS609543 B2 JP S609543B2 JP 16588980 A JP16588980 A JP 16588980A JP 16588980 A JP16588980 A JP 16588980A JP S609543 B2 JPS609543 B2 JP S609543B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphor
output
light
hours
oxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16588980A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5790086A (en
Inventor
吉雄 木村
賢二 寺島
正男 浅田
俊夫 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP16588980A priority Critical patent/JPS609543B2/ja
Publication of JPS5790086A publication Critical patent/JPS5790086A/ja
Publication of JPS609543B2 publication Critical patent/JPS609543B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Luminescent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は新規な緑色発光蛍光体に関する。
鞍光ランプの演色性と光世力を同時に改善する一手段と
して、比較的狭帯城の発光スペクトル分布をもつ青色、
緑色、赤色発光蛍光体を適当な割合に混合して使用する
三波長方式が知られている。発光色の大中に異る三種の
蛍光体を混合使用するこの方式の蛍光ランプでは、ラン
プ点灯中に各蛍光体の光出力低下の差異によってひき起
される色ズレ現象があり、商品価値を低下させている。
昨今事務機の発達により複写機の使用台数は増加の一途
をたどっているが、特に蛍光ランプを光源とする複写機
は省エネルギーという時代の要請によく対応し、その普
及率にはめざましいものがある。
この種の複写機で、光源用蛍光ランプが点灯中に光世力
を低下することは、複写スピードを低下することにつな
がる。それ故初期光出力よりもむしろ点灯中の光出力低
下が問題となる。しかし一般蛍光ランプに比較して高負
荷状態で使用されるこれら光源用蛍光ランプの光世力低
下はかなり大きい。セリウムとテルビウムとにより付活
された桂酸イットリウム蛍光体{(Y,Ce,Tb)2
03・Si02}は、緑色の発光をもち高効率であるた
めに、三波長方式蛍光ランプ乃至複写機光源用蛍光ラン
プに使用されているものである。
しかしこの蛍光体は高効率である反面、ランプ点灯中の
光出力低下が比較的大きい点で改良することが望まれて
いる。この発明はこのような要請にこたえ、蛍光ランプ
点灯中の光出力低下を僅少に改良した新規な緑色発光蛍
光体を提供するものである。
即ちセリウムとテルビウムとにより付活され、Reをイ
ットリウム、ランタン、ガドリニウムの少なくとも一種
以上とし、0<a十b<1、x20、y20、z之0、
×+y>0、y十z>0、×+z>0、1.152x+
y+zZO.85とするとき一般式(Re,−a−bT
LCeb)208・xSi02・yP205・zA12
03で表わされることを特徴とする緑色発光蛍光体であ
る。この蛍光体を使用し、通常の方法で38ワット蛍光
ランプ例えばFL−4の・G/38を作製し、定格負荷
の30%増の高負荷にて点灯させ、点灯100餌時間後
の光出力の低下を測定した。
この結果から従釆の{(Y,Ce,Tb)203・Sj
02}で示されるセリウム、テルビウム共付活桂酸イッ
トリウム蛍光体を用いたものが低下率15%を示したの
に対し、この発明の蛍光体を用いたものは7〜14%を
示し、大幅な改良効果が認められた。さらに点灯100
餌時間後の光出力は、セリウムとテルビウム付活桂酸イ
ットリウム蛍光体の光世力をloo%とした場合、この
発明のものは最高104%である。一般式(Re,−a
−bTAceb)2031xSi021yP205・z
A1203において、y=0、z=0の場合はセリウム
「 テルビウム共付活溝酸イットリウム蛍光体{(Y,
Ce,Tb)2031Si02}として公知であり〜x
=0、z=0の場合はセリウム」テルビウム共付活りん
酸ランタン {(玖,Ce,Th)2038P2q}と
して公知である。これ等の蛍光体ではいずれも点灯10
0餌時間後の光世力低下率が15%又は18%で大であ
る。さらにx=0、y=0の場合の蛍光体として(Y,
Ce,Tb)203・AI203〜(La,Ce,Tb
)2030AI203、(Gd,Ce,Tb)21N2
03を合成し、光出力低下率と光出力を調らべてみた。
この結果低下率については、13〜17%の値が得られ
、効果が認められるものの〜光出力はいずれもセリウム
、テルビウム共付活桂酸イットリウム蛍光体の50%以
下を示して実用的でない。これ等に対しこの発明の蛍光
体は、セリウムとテルビウムとの共付活Reのホスホ・
アルミ/1シリケート、ホスホシリケート、アルミノホ
スフエートであり、Reはイットリウム、ランタン、ガ
ドリニウムの少なくとも一種以上である点で相違し、x
,y,zについての前記した数値限定の範囲外のものは
発光出力の低下率が大きく、これら範囲内のものが好ま
しい。以下実施例についてさらに詳細に説明する。
実施例 1酸化イットリウム(Y203)45.17夕
、酸化ランタン(い203)4.89夕、酸化ガドリニ
ウム(Gも03)72.50夕、酸化セリウム(Ce0
2)3.44夕、酸化テルビウム(TQ07)28.0
4夕「酸化珪素(Si02)48.07夕、りん酸水素
アンモニウム{(N比)2HP04}18.49夕、水
酸化アルミニウム{N(OH)3}4.68夕、鞠化カ
リウム(KF)2.5夕をアルミナボールミルにいれて
よく混合する。これをアルミナルツボに入れ、フタをし
、窒素雰囲気中で1000qo、1.虫篭間焼成する。
次にアルミナボールミル中でほぐし、アルミナルツボに
入れ、カーボン粉末50夕をうわのせし、フタをして窒
素雰囲気中で1450qo「 5時間焼成する。焼成後
カーボン粉末を分離除去し、アルミナボールミルにてほ
ぐし、70〜90qoの温水を用いてよく洗練し、炉過
、乾燥する。さらにアルミナルッボに入れ、窒素9接容
量%と水素5容量%とから成る還元性雰囲気中で、15
00qo「 5時間焼成する。このようにして得られた
この例の蛍光体は(YかwLら岬0do.ゆCeo.o
2TbM5)203・0.8雌i0210.07P20
510.03AI203であり、発光のピーク波長が5
4則皿付近にある緑色発光蛍光体であることを確認した
。この蛍光体を用い常法に従って、38ワット蛍光ラン
プFL−4庇・G/38を作製し、定格負荷の30%増
の高負荷状態で100幼時間点灯を続け、100独特間
点灯後の発光出力低下率と発光出力とを測定する。
比較例として、従来の{(Y,Ce,Tb)2031S
i02}で示されるセリウム、テルビウム共付活桂酸イ
ットリウム蛍光体を用い同一条件でランプを作製、点灯
し、発光出力低下率と発光出力とを測定しておく。
この結果発光出力の低下率は、比較例蛍光体に係るラン
プが15%であるのに対して、この発明の蛍光体に係る
ランプは12%であり、発光出力は比較例蛍光体による
ものの100%に対して、この発明の蛍光体によるもの
は103%であった。こ)では発光出力の低下率はラン
プ点灯初期に対する100奴時間点灯後の発光出力の低
下率で表わされ、この発明の蛍光体では3%改善されて
いる。
実施例 2 酸化イットリウム(Y203)93.72夕、酸化セリ
ウム(Ce02)1.72夕、酸化テルビウム(Tb4
07)29.90夕、酸化珪素(Si02)54.08
夕、りん酸水素アンモニウム {(N比)2HP04}
10.56夕、水酸化アンモニウム {N(OH)3}
1.56夕、界化カリウム(KF)2.5夕をアルミ
ナボールミルによってよく混合する。
以下実施例1と同様にして蛍光体を得、ランプを作製し
、100畑時間点灯後の発光出力の低下率と発光出力と
を測定する。この例の蛍光体は(Y小8Ceo心,Tb
び,6)2Q・0.9庇i02・0.0423・0.0
1山203であり、発光出力の低下率は13%、発光出
力は101%であった。実施例1,2と同様にx>0、
y>0、z>0とする各実施例3,4,5,6,7,8
,9,10,11,12,13.14,15,16 1
7,1& 19,20,21を実施例1,2とともに第
1表に示す。第 1表実施例 22 酸化イットリウム(Y203)90.34夕、酸化ガド
リニウム(W2Q)5.44夕、酸化セリウム(Ce0
2)1.722、酸化テルビウム(Tb407)29.
90夕、酸化桂素(Si02)57.09夕、りん酸水
素アンモニウム{(N凡)2HP04}7.299、界
化リチウム(LiF)1.0夕をアルミナボールミルに
てよく混合する。
これをアルミナルツボに入れ、さらにカーボン粉末50
2をうわのせし、フタをして窒素雰囲気中で1400q
o、5時間焼成する。焼成後カーボン粉末を分離除去し
、アルミナボールミルにてほぐし、70〜90℃の温水
にてよく洗練する。洗縦後炉過、乾燥する。さらにアル
ミナルッボに入れ窒素9甲容量%と水素5容量%とから
成る還元性雰囲気中にて1400oo、5時間焼成する
。このようにして得られた蛍光体は(Y岬oGら.〇3
Ceo.o,TbM6)203・0.9$i02・0.
0解205であった。
さらに実施例1と同機にして鞍光ランプを作製し、10
0加時間点灯後の発光出力の低下率と発光出力を測定し
た結果発光出力の低下率は12%であり、発光出力は1
00%であった。実施例22と同様にx>0、y>0、
z=0とる実施例23,24,26,26,27,28
,29,30,31,32,33 34,を実施例22
とともに第0表に示す。
第 0 表実施例 35 酸化イットリウム(Y203)84.69夕、酸化ガド
リニウム(Gd203)10.88夕、酸化セリウム(
Ce02)3.44夕、酸化テルビウム(Tb407)
31.78多酸化珪素(Si02)57.09夕、水酸
化アルミニウム {AI(OH)2} 4.68夕、熱
化カリウム(KF)2.59をアルミナボールミルにて
よく混合する。
以下実施例1と同様にして得られるこの例の蛍光体は(
Yo.750do.船Ceo.o2TbM7)203・
095$i02・0.03AI203であった。さらに
実施例1と同様に蛍光ランプを作製し、100餌時.間
点灯後の発光出力低下率と発光出力を測定した結果、発
光出力低下率は14%であり、発光出力は102%であ
った。
実施例35と同様にx〉0、z>0、y:0とする各実
施例30 37,38,39,40を実施例35ととも
に第m表に示す。
第m表 実施例 41 酸化イットリウム(Y203)11.29夕、酸化ラン
タン(い203)65.16夕、酸化ガドリニウム(G
ら03)7.25夕、酸化セリウム(Ce02)51.
64夕、酸化テルビウム(T広07)29.90夕、り
ん酸水素アンモニウム{(N凡)2HP04}250.
90夕、水酸化アルミニウム{山(OH)2}7.8夕
、弗化リチウム0.5夕をアルミナポールミルにてよく
混合する。
これをアルミナルツボに入れ、さらにカーボン粉末50
夕をうわのせしてフタをし、窒素雰囲気中で1350℃
、5時間焼成する。嫌成後カーボン粉末を分離除去し、
アルミナボールミルにてよくほぐし、70〜9ぴ0の温
水にてよく洗練後、炉過、乾燥する。さらにアルミナル
ッボに入れ窒素9接客量%と水素5容量%から成る還元
雰囲気中にて1350℃、5時間焼成する。このように
して得られたこの例の蛍光体は(YM。Lも‐4。Gげ
びMCe。.3。ThO..6)2〇3・0‐9$i〇
2・0.0私1203である。さらに実施例1と同様に
蛍光ランプを作製し100q時間点灯後の発光出力低下
率と発光出力を測定した結果、発光出力低下率は12%
であり、発光出力は101%であった。実施例41と同
様にy>0,z>0,x=0とする各実施例42,43
,44,45,40 47,48 49,50を実施例
41とともに第W表に示す。
第W表 以上説明したようにこの発明の蛍光体は、いずれも54
則伽付近に発光ピークを持つ緑色発光蛍光体であり、ラ
ンプ点灯中における発光出力の低下率を大幅に改善して
、発光出力の向上がはかられる有用な蛍光体である。
これ等各実施例では、酸化アルミニウム (N203)成分の原料種として水酸化アルミニウム{
山(OH)3}を使用したが、焼成後の最終的な形とし
て酸化アルミニウム(N203)となるものであれば、
水酸化アルミニウムに限定されるものではない。
また他の原料も同様に原料種を限定しない。セリウム、
テルビウム共付活蛍光体は36則m付近の紫外線励起に
よっても効率良く発光するため、高圧水銀灯に利用され
るが、この発明の蛍光体も同様に使用出来る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 セリウムとテルビウムとにより付活され、Reをイ
    ツトリウムY、ランタンLa、ガドリニウムGdの少な
    くとも一種以上とし、0<a+b<1、x≧0、y≧0
    、z≧0、x+y>0、y+z>0、x+z>0、1.
    15≧x+y+z≧0.85とするとき、一般式(Re
    _1_−_a_−_bTb_aCe_b)_2O_3・
    xSiO_2・yP_2O_5・zAl_2O_3で表
    わされることを特徴とする緑色発光蛍光体。
JP16588980A 1980-11-27 1980-11-27 螢光体 Expired JPS609543B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16588980A JPS609543B2 (ja) 1980-11-27 1980-11-27 螢光体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16588980A JPS609543B2 (ja) 1980-11-27 1980-11-27 螢光体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5790086A JPS5790086A (en) 1982-06-04
JPS609543B2 true JPS609543B2 (ja) 1985-03-11

Family

ID=15820893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16588980A Expired JPS609543B2 (ja) 1980-11-27 1980-11-27 螢光体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS609543B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58187483A (ja) * 1982-04-28 1983-11-01 Nichia Denshi Kagaku Kk 螢光体
WO1994029403A1 (en) * 1993-01-13 1994-12-22 Mickellsun Pty. Ltd. Luminescent material
JP4619509B2 (ja) * 2000-09-28 2011-01-26 株式会社東芝 発光装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5790086A (en) 1982-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101851508A (zh) 铕激活的硅酸盐绿色荧光粉及其在白光发光二极管中的应用
JPS59102979A (ja) 螢光体
JPS6010065B2 (ja) 緑色発光螢光体
JPS61258892A (ja) 螢光ランプ
CN107629794A (zh) 一种铕离子Eu3+激活的铋基发光材料、制备方法及应用
JPH0523316B2 (ja)
CN115287066B (zh) 一种Eu2+激活的含卤素硼酸盐青光荧光粉及其制备方法和应用
JPS609543B2 (ja) 螢光体
CN102936497A (zh) 一种发射主峰变化可调的荧光材料及其制备方法
CN111286331A (zh) 一种Bi3+掺杂窄带蓝光铝镓酸盐荧光粉及其制备方法
JPS598381B2 (ja) 高演色性螢光ランプ
JPS6014056B2 (ja) 螢光体
JPH02170888A (ja) 青色発光蛍光体の製造方法
CN109929554B (zh) 一种硼磷酸盐绿色荧光粉及其制备方法和应用
KR930003975B1 (ko) 형광체 및 이를 사용한 형광램프
JPH0460516B2 (ja)
RU2093542C1 (ru) Люминесцентный состав для энергоэкономичных ламп с улучшенной цветопередачей
JP2726521B2 (ja) 蛍光体及び蛍光ランプ
JPH04270782A (ja) 蛍光体およびこれを用いた蛍光ランプ
JPS6244792B2 (ja)
JPS607676B2 (ja) 螢光体
CN104212459B (zh) 一种具有石榴石结构的黄橙光荧光粉及其制备方法
JPS6121506B2 (ja)
JPH0823011B2 (ja) バナジン酸イットリウム蛍光体およびその製造方法
JPS5947288A (ja) 螢光体