JPS60936B2 - 電磁石装置 - Google Patents

電磁石装置

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JPS60936B2
JPS60936B2 JP16010377A JP16010377A JPS60936B2 JP S60936 B2 JPS60936 B2 JP S60936B2 JP 16010377 A JP16010377 A JP 16010377A JP 16010377 A JP16010377 A JP 16010377A JP S60936 B2 JPS60936 B2 JP S60936B2
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JP
Japan
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movable
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core
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Expired
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JP16010377A
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English (en)
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JPS5491762A (en
Inventor
通隆 山本
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
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Publication of JPS60936B2 publication Critical patent/JPS60936B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電磁総電器などに使用する電磁石装置に関す
る。
従来、この種の電磁石装置は、第5図に示すように「電
磁コイル30を巻装した固定鉄心31に可動鉄心32の
基端部32aを当接させ、電磁コイル30の非通電時に
は、復帰ばね部材33のばね力をカード34を介して可
動鉄心32の先端部32bに伝えることにより、これを
固定鉄心31の先端部31aから離間させ、電磁コイル
30の通電時にはも固定鉄心31の磁気吸引力により、
可動鉄○32の先端部32bを吸着移動させるものが知
られている。
なお、同図中、35は可動接触片、36は固定接触片、
37はヒンジ‘まね部材である。ところが上記構成では
、可動鉄心32が固定鉄心31へ吸着移動する際に、上
記復帰ばね部材33のばね力が抵抗となって、吸着移動
に要する時間(動作時間)が長くなる懐向にある。
このため、復帰ばね部材33のばね力をある程度に抑え
たものを用いることになるが、ばね力をあまり弱くする
と復帰時間が長くなってしまう。この発明は上記の点を
考慮してなされたもので、ばね部村を可動鉄心と固定ブ
ロックの間に介挿し、この介挿にあたって、ばね部村の
先端部を可動鉄0の先端部に係止させ、基端部を、基端
部固定点と可動鉄○の固定鉄0へのヒンジ点を結ぶ線が
可動鉄0の先端部の可動範囲内を通るように選定された
固定ブロック上の基端部固定点に固定することにより、
上記ばね部材にスナップアクショ作用をもたせ、可動鉄
心の動作および復帰時間を短くした電磁石装置を提供す
ることを目的とする。
以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図中、10は電磁コイル11を巻装した固定鉄心、
12はロ字形の可動鉄心で、その基端部12aにヒンジ
孔12bが形成されており、このヒンジ孔12bを固定
鉄心10の基端部10aに設けられた突片10bに俵合
して固定鉄心10に支承されている。また「可動鉄心1
2の先端部12cには固定鉄心10の先端部10c側へ
延びるアーム片13が突設され、かつ、復帰用ばね部材
14が、その一端をアーム片13の先端部13aに突設
した突起13b‘こ係止し、池端を絶縁ベース15の凹
所15aに投入してアーム片13と絶縁ベース15との
間に介挿されている。16はばね部材で、その先端部1
6aは可動鉄心12の先端部12cに係止され、基端部
16bはコイルスプール17の鍔部17aなどの固定ブ
ロック18に固定されており、このばね部材16によっ
て可動鉄心12の先端部12cは固定ブロック18方向
と反対方向へ付勢されている。
第2図に示すように、上記ばね部材16の基端部16b
が固定ブロック181こ固定される位置、すなわち、ば
ね部村16の基端部固定点aは、この点aと可動鉄01
2の固定鉄DIOへのヒンジ点bとを結ぶ線cが可動鉄
心12の復帰時におけるその先端部12cと上記ヒンジ
点bとを結ぶ線dと、吸引時における先端部(仮想線)
12cと上記ヒンジ点bとを結ぶ線eの間、すなわち可
動鉄心12の先端部12cの可動範囲内を通るように選
定されている。なお19は可動接触片19aを有する可
動接触片ブロックで、リベット19bで上記可動鉄心1
2の両側部12d,12dに固定されている。
つぎに、上記構成の作用を説明する。電磁コイル11の
非通電時においては、可動鉄心12は第2図の実線で示
すように、復帰用ばね部材14のばね力によって、その
先端部12Cが固定鉄心10の先端部10cから離間し
た復帰位置にある。電磁コイルj lに通電すると、固
定鉄心10および可動鉄○12からなる磁気回路が形成
されて、可動鉄心12は上記ヒンジ点bを中心とした円
弧運動をし、仮想線に示すようにその先端部12cは固
定鉄心10の先端部10cに吸着される。この際、上記
ばね部材16は基端部固定点aを中心にして、可動鉄心
12と共に円弧運動を行うが、上記基端部固定点aが、
これと上記ヒンジ点bとを結ぶ糠cが可動鉄○12の先
端部12aの可動範囲内を通るように選定されているの
で、上記円弧運動時にスナップアクション作用を生ずる
。つまり「可動鉄心12が固定鉄心10の先端部10c
へ向って移動いまじめて、可動鉄心12のばね部村係止
点fが基端部固定点aとヒンジ点bとを結ぶ線cの延長
上の点を過ぎると、上記ばね部材16のばね力は急速に
下方に転じ、スナップアクション作用を生ずる。したが
って、可動鉄」CI2は、固定鉄心10の吸引力に上記
スナップアクション作用が加わって、短時間に移動し、
かつ、これを電磁継電器に使用した場合はし固定接点と
可動接点との接触圧が大きくなる。電磁コイル11への
通電をしや断した場合における可動鉄012の固定鉄0
10から離間する方向への復帰動作においても、ばね部
材16による上記と同様のスナップアクション作用が生
じ、短時間に復帰する。
また、上記ばね部材16のばね力は、可動鉄心12を固
定鉄心10の基端部10a側と反対方向に付勢させてお
り「かつ、可動鉄心12の基端部12aに形成したヒン
ジ孔12bを固定鉄心10の突片10bに舷合している
ので可動鉄心12が固定鉄心10から離脱するのを防止
している。
上記実施例のように、ばね部材16の基端部16bを固
定する固定ブロック18をコイルスプール17の鍔部1
7aとすると、固定が容易である。第4図は、上記電磁
石装置をたて形の電磁継電器に利用したもので、可動鉄
D120の基端部120aを固定鉄心100から突設の
ヨーク200に支承し、ばね部材160が、その基端部
160bを絶縁ベースなどの固定ブロック180‘こ固
定し「先端部160aを可動鉄心120の先端部120
cに係止して、可動鉄心120と固定ブロック180と
の間に設けられている。
そして、ばね部材160の基端部固定点aは、この点a
と可動鉄CI20のヒンジ点bとを結ぶ線が可動鉄01
20の先端部120cの可動範囲内を通るように選定さ
れている。この場合も、先の実施例と同様に「 このば
ね部材160‘こよってスナップアクション作用が生じ
、可動鉄心120の動作、復帰時間が短縮され、接点の
接触圧が増大される。なお「 14川ま復帰用ばね部材
11川ま電磁コイル、190は可動接触片ブロックであ
る。以上詳述したように、この発明に係る電磁石装置は
、可動鉄心の基端部を固定鉄心に支承し、固定ブロック
に基端部を固定されたばね部材の先端部を上記可動鉄0
の先端部に係止させ、この‘まね部材の基端部固定点と
可動鉄○のヒンジ点とを結ぶ線が可動鉄Dの先端部の可
動範囲内を通るように上記ばね部材の基端部固定点を選
定して構成したので、上記可動鉄○の動作および復帰動
作においてL上記ばね部材によってスナップアクション
作用が発生し、その動作時間を短か〈することができる
しかも、上記ばね部材のばね力によって、可動鉄0が固
定鉄0から離脱するのを防止することができ、従来必要
であったヒンジばね部材を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電磁石装置の平面図、第2図は
第1図の2一2線に沿う断面図、第3図は分解斜視図、
第4図はこの発明の電磁石装置をたて形の電磁継電器に
利用した場合の側面図「第5図は従来の電磁石装置の一
例を示す側面図である。 10・・…・固定鉄心「 12……可動鉄心、12a・
・・・・・基端部、12b・・・・・・ヒンジ孔、12
c・…−・先端部、13・・・…アーム片、14・・…
・復帰用ばね部材、15・…・’絶縁ベース、16…・
・・ばね部村「 16a・…・・先端部、16b…・・
・基端部、17・…・・コイルスプール、17a・・…
・鍔部、18……固定ブロック、a・・・・・・基織部
固定点、b・・・・・・ヒンジ点、c・…・・基端部固
定点とヒンジ点を結ぶ線。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可動鉄心の基端部を固定鉄心に支承し、固定ブロツ
    クに基端部を固定されたばね部材の先端部を上記可動鉄
    心の先端部に係止させ、このばね部材の基端部固定点と
    可動鉄心のヒンジ点とを結ぶ線が可動鉄心の先端部の可
    動範囲内を通るように上記ばね部材の基端部固定点を選
    定してなる電磁装置。 2 上記可動鉄心の基端部にヒンジ孔を形成し、このヒ
    ンジ孔を固定鉄心の突片に嵌合した特許請求の範囲第1
    項記載の電磁石装置。 3 上記固定ブロツクがコイルスプールの鍔部である特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の電磁石装置。 4 上記可動鉄心の先端部に固定鉄心側へ延びるアーム
    片を突設し、このアーム片と絶縁ベースとの間に復帰用
    ばね部材を介挿した特許請求の範囲第1項、第2項また
    は第3項記載の電磁石装置。
JP16010377A 1977-12-28 1977-12-28 電磁石装置 Expired JPS60936B2 (ja)

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JP16010377A JPS60936B2 (ja) 1977-12-28 1977-12-28 電磁石装置

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JP16010377A JPS60936B2 (ja) 1977-12-28 1977-12-28 電磁石装置

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Publication Number Publication Date
JPS5491762A JPS5491762A (en) 1979-07-20
JPS60936B2 true JPS60936B2 (ja) 1985-01-11

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