JPS6093489A - 自動演奏装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、合奏を行なうのに好適な自動演奏装置に関
し、音色指定情報等に応じて自動演奏音の発音開始タイ
ミングケ制御する手段ケ設けたことにより快適な合奏効
果が得られるようにしたものである。

従来、メモリ等にストアされた演奏情報に基づいて自動
的に楽音信号乞発生させるようにＬ７た自動演奏装置が
知られているうこのような自動演奏装置にあっては、同
一の演奏情報に基づき異音色の楽音信号を並列的に発生
させて合奏娶行なう場合、これらの楽音信号のアタック
タイムが異なるため音として聞こえるタイミングが揃わ
ず、良好な合奏効果が得られないという問題があった。

てなわち、ある楽音信号についてアタックタイムＡＴ　
Ｆｉ第１図に示すようにエンイロープが立上りン開始し
てから振幅が立上り終了時の振幅Ａの９０％に達するま
での時間をいうものとされるが、この時間は音色毎に次
表に例示するよう７重々ばらついている。

表 このようにアタックタイムの異なる楽音信号を同一タイ
ミングで発音開始させると、例えばハープシコードの楽
音が音として聞こえた後それぞれ相当時間経過してから
クラビコード、トロンゼーン、ハーモニカの楽音が順次
に音として聞こえることになり、合奏効果としては不揃
いの感を免れないものである。

この発明の目的は、快適な合奏効果ケ得ることのできる
新規な自動演奏装置を提供することｒ（あるう この発明による自動演奏装置は、音色指定情報等の外部
からの制御入力に応じて発音開始タイミングを制御する
手段を設けたことを特徴とするもので、以下、添付図面
に示す実施例について詳述する。

第２図（ａｔ〜（ｄｌは発音開始タイミングの補正例を
示すもので、（ａｌはストアされた演奏情報が指示する
発音開始タイミングＯＮ及び発音終了タイミングＯＦＦ
　Ｙ示すもの、（ｂ）ｒ、ｔ　（ａｌのタイミングを自
動ピアノ用に補正した例を示すもの、（ｅｌは（ａｌの
タイミングを、クラビコードに音色設定された電子オル
ガン用に補正した例を示すもの、（ｄ）は（ａｌのタイ
ミングな、ハープシコードに音色設定された電子オルガ
ン用に補正した例乞示すものである。ここで、ピアノ音
、クラビコード音及びハープシコード音のアタックタイ
ムをそれぞれＡＴＩ、Ａｒ１　及びＡｒ３とすると、こ
れらはＡＴＩ）Ａｒ１）Ａｒ３なる関係にあり、第２図
に示すようにアタックタイムの短い音はど発音開始タイ
ミングを遅らせることにより各アタックタイムの終了時
点なＡ　−Ａ’線のタイミングに合わせるようにし、そ
れによって上記３音が音として聞こえるタイミングを揃
えることができる。

第３図は、この発明の一実施例による自動演奏装置ヲ示
すもので、１０は演奏データストア装置、１２は電子楽
器をそれぞれ示す。

演奏データストア装置ｌＯは、演奏すべき曲の内薄に対
応した演奏データ（音高・符長データ）を記憶したメモ
リと、このメモリから演奏データを読出すための読出回
路とを含むもので、最初の音符に対応する音高データを
読出した後最初の音符に対応する符長デ・−夕の示す音
符長音計測してその音符長が終りになると次の音符に対
応する音高データ及び符長データを読出すようにして次
々に音高データとしてのキーコードデータＫＣＹ送出す
るようになっている。なお、メモリは曲毎に交換可能な
ＲＯＭ（リード・オンリイ・メモリ）で構成してもよい
し、あるいはＲＡＭ（ランダム・アクセス・メモリ）で
構成し、これに磁気テープ等の記録媒体から読取った演
奏データ乞書込むようにしてもよい。

電子楽器１２においては、音色選択回路１４、時間補正
回路１６、楽音形成回路１８及びスピーカ加が設けられ
ている。

音色選択回路１４は、ハープシコード、クラビコード等
の音色を選択するための音色選択スイッチを含むもので
、選択された音色を指定する音色指定データＴＳＤ　Ｙ
時間補正回路１６及び楽音形成回路１８に供給するよう
になっている。

時間補正回路１６は、演奏データストア装置１０からキ
ーコードデータＫＣＹ受取り、これを音色指定データＴ
ＳＤ　に応じて定まる時間だけ遅らせて送出するもので
、その送出データとしてのキーコードデータＫＣ’は楽
音形成回路１８ＧＣ供給される。

楽音形成回路１８は、キーコードデータＫＣ’Ｙ受取る
たびに、受取データに対応した音＾ケ有する楽音信号を
形成するもので、形成場れる楽音信号の音色特性は音色
指定データＴＳＤ　に応じて決定されるようになってい
る。そして、楽音形成回路１８から送出される楽音信号
はスピーカ囚に供給され、音響に変換される。

演奏データストア装置１０からのキーコードデータＫＣ
は、電子楽器１２と同一構成の他の電子楽器にも供給さ
れ、上記したと同様に処理される。−例として、電子楽
器１２においてハープシコードの音色を選択し、上記他
の電子楽器においてクラビコードの音色を選択するもの
とすると、電子楽器１２０時間補正回路１６では上記他
の電子楽器の同種の回路におけるより大きな時間遅れが
設定婆れる。

このため、電子楽器１２の楽音形成回路１８には、上記
他の電子楽器の同種の回路に供給されるよりも遅れてキ
ーコードデータＫＣ’が供給逼れる。従つて、上記他の
電子楽器において第２図（ｃｌに示すようにクラビコー
ド音が発音開始された後、電子楽器１２において第２図
（ｄ）に示すようにハープシコード音が発音開始される
。この結果、ハープシコード音及びタラビコード音は音
として聞こえるタイミングかはは一致するようになり、
良好な合奏効果が得られる。

第４図は、この発明の他の実施例〉示すもので、第３図
におけると同様の部分には同様の符号乞付して帥細説明
？省略するっ 第４図の自動演奏装置の特徴は、演奏データストア装置
１０と時間補正回路１６とを一括してキーコードテータ
発生ユニッ）２２Ａ”ｌ構成したことである。演奏デー
タストア装置１０からのキーコードデータＫＣは、時間
補正回路１６と同様にしてユニット２２Ａ内に設けられ
た他の時間補正回路２介して電子楽器１２Ａと同様の他
の電子楽器に供給される。

第５図は、この発明の更に他の実施例４示すもので、第
３図におけると同様の部分には同様の符号を付して詳細
説明を省略する。

第５図の自動演奏装置の特徴は、演奏データストア装置
１０と、音色選択回路１４と、時間補正回路１６とを一
括してキーコードデータ発生ユニット２Ｂ内構成したこ
とである。この場合、′電子楽器１２Ｂは単一音色の楽
音を発生するもので、これには音色指定データＴＳＤ　
が供給されない。従って、音色選択回路１４では電子楽
器１２Ｂと同一の音色を選択することになる。

演奏データストア装置１０からのキーコードデータＫＣ
は、時間補正回路１６と同様にしてユニット２２Ｂ内に
設けられた他の時間補正回路を介して電子楽器１２Ｂと
同様の他の電子楽器に供給嘔れるうこの他の電子楽器は
電子楽器１２Ｂとは異なる音色の楽音を発生するもので
あり、上記他の時間補正回路に対応して設けられた音色
選択回路では上記他の電子楽器と同一の音色ン選択する
ことになる。

上記実施例では、再生用楽器として電子楽器を例示した
が、これは自動ピアノ等でもよい。自動ピアノの場合、
鍵に付けたルノイドをタッチデータに応じて駆動するの
で、キーコードデータの他にタッチデータも必要である
。

以上のように、この考案によれば、音色指定情報等の外
部からの制御入力に応じて発音開始タイミングを制御す
る手段を設けたので、音色毎にアタックタイムを考慮し
て発音開始タイミングを遅らせることにより異音色の楽
音間で音として聞こえるタイミングを揃えることができ
、良好な合奏効果が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、エン間ロープ波形の一例を示す波形図、 第２図（ａｌ〜（ｄｌは、発音開始タイミングの補正例
乞示すタイムチャート、 第３図、第４図及び第５図は、この発明の異なる実施例
を示すブロック図である。 １０・・・演奏データストア装置、１２　、１２Ａ　、
　１２Ｂ・・・電子楽器、１４・・・音色選択回路、１
６・・・時間補正回路、１８・・・楽音形成回路、ＺＡ
、２２Ｂ・・・キーコードデータ発生ユニット。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ストアされた演奏情報に基づいて自動的に楽音信号を発
   生するようにＬ７た自動演奏装置において、外部からの
   制御人力に応じて前記楽音信号の発音開始タイミングを
   制御する手段を設けたこと７特徴とする自動演奏装置つ