JPH0559437B2 - - Google Patents

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JPH0559437B2
JPH0559437B2 JP58201789A JP20178983A JPH0559437B2 JP H0559437 B2 JPH0559437 B2 JP H0559437B2 JP 58201789 A JP58201789 A JP 58201789A JP 20178983 A JP20178983 A JP 20178983A JP H0559437 B2 JPH0559437 B2 JP H0559437B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
tone
sound
musical tone
electronic musical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58201789A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6093489A (ja
Inventor
Yoshiki Nishitani
Mitsuhiko Mori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP58201789A priority Critical patent/JPS6093489A/ja
Publication of JPS6093489A publication Critical patent/JPS6093489A/ja
Publication of JPH0559437B2 publication Critical patent/JPH0559437B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、合奏を行なうのに好適な自動演奏
装置に関し、音色指定情報等に応じて自動演奏音
の発音開始タイミングを制御する手段を設けたこ
とにより快適な合奏効果が得られるようにしたも
のである。 従来、メモリ等にストアされた演奏情報に基づ
いて自動的に楽音信号を発生させるようにした自
動演奏装置が知られている。このような自動演奏
装置にあつては、同一の演奏情報に基づき異音色
の楽音信号を並列的に発生させて合奏を行なう場
合、これらの楽音信号のアタツクタイムが異なる
ため音として聞こえるタイミングが揃わず、良好
な合奏効果が得られないという問題があつた。 すなわち、ある楽音信号についてアタツクタイ
ミングATは第1図に示すようにエンベロープが
立上りを開始してから振幅が立上り終了時の振幅
Aの90%に達するまでの時間をいうものとされる
が、この時間は音色毎に次表に例示するよう種々
ばらついている。
【表】 このようにアタツクタイムの異なる楽音信号を
同一タイミングで発音開始させると、例えばハー
プシコードの楽音が音として聞こえた後それぞれ
相当時間経過してからクラビコード、トロンボー
ン、ハーモニカの楽音が順次に音として聞こえる
ことになり、合奏効果としては不揃いの感を免れ
ないものである。 この発明の目的は、快適な合奏効果を得ること
のできる新規な自動演奏装置を提供することにあ
る。 この発明による自動演奏装置は、 (a) 演奏すべき楽曲を構成する音符に対応した音
高データを該楽曲の進行に従つて発生するデー
タ発生手段と、 (b) このデータ発生手段からの音高データに応答
して互いにアタツクタイムを異する異音色の複
数の楽音信号を並列的に発生する楽音発生手段
と、 (c) 前記複数の楽音信号について振幅エンベロー
プの立上り終了タイミングを合わせるように前
記複数の楽音信号のうち少なくとも1つのもの
の発音開始タイミングを制御する制御手段と をそなえたものである。 この発明の構成によれば、複数の楽音信号につ
いて振幅エンベロープの立上り終了タイミングを
合わせることができるので、複数の楽音信号が音
として聞こえるタイミングが揃うようになり、快
適な合奏効果が得られる。 以下、添付図面に示す実施例についてこの発明
を詳述する。 第2図a〜dは発音開始タイミングの補正例を
示すもので、(a)はストアされた演奏情報が指示す
る発音開始タイミングON及び発音終了タイミン
グOFFを示すもの、(b)は(a)のタイミングを自動
ピアノ用に補正した例を示すもの、(c)は(a)のタイ
ミングを、クラビコードに音色設定された電子オ
ルガン用に補正した例を示すもの、(d)は(a)のタイ
ミングを、ハープシコードに音色設定された電子
オルガン用に補正した例を示すものである。ここ
で、ピアノ音、クラビコード音及びハープシコー
ド音のアタツクタイムをそれぞれAT1、AT2
及びAT3とすると、これらはAT1>AT2>
AT3なる関係にあり、第2図に示すようにアタ
ツクタイムの短い音ほど発音開始タイミングを遅
らせることにより各アタツクタイムの終了時点を
A−A′線のタイミングに合わせるようにし、そ
れによつて上記3音が音として聞こえるタイミン
グを揃えることができる。 第3図は、この発明の一実施例による自動演奏
装置を示すもので、10は演奏データストア装
置、12は電子楽器をそれぞれ示す。 演奏データストア装置10は、演奏すべき曲の
内容に対応した演奏データ(音高・符長データ)
を記憶したメモリと、このメモリから演奏データ
を読出すための読出回路とを含むもので、最初の
音符に対応する音高データを読出した後最初の音
符に対応する符長データの示す音符長を計測して
その音符長が終りになると次の音符に対応する音
高データ及び符長データを読出すようにして次々
に音高データとしてのキーコードデータKCを送
出するようになつている。なお、メモリは曲毎に
交換可能なROM(リード・オンリイ・メモリ)
で構成してもよいし、あるいはRAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)で構成し、これに磁気テ
ープ等の記録媒体から読取つた演奏データを書込
むようにしてもよい。 電子楽器12においては、音色選択回路14、
時間補正回路16、楽音形成回路18及びスピー
カ20が設けられている。 音色選択回路14は、ハープシコード、クリビ
コード等の音色を選択するための音色選択スイツ
チを含むもので、選択された音色を指定する音色
指定データTSDを時間補正回路16及び楽音形
成回路18に供給するようになつている。 時間補正回路16は、演奏データストア装置1
0からキーコードデータKCを受取り、これを音
色指定データTSDに応じて定まる時間だけ遅ら
せて送出するもので、その送出データとしてのキ
ーコードデータKC′は楽音形成回路18に供給さ
れる。 楽音形成回路18は、キーコードデータKC′を
受取るたびに、受取データに対応した音高を有す
る楽音信号を形成するもので、形成される楽音信
号の音色特性は音色指定データTSDに応じて決
定されるようになつている。そして、楽音形成回
路18から送出される楽音信号はスピーカ20に
供給され、音響に変換される。 演奏データストア装置10からのキーコードデ
ータKCは、電子楽器12と同一構成の他の電子
楽器にも供給され、上記したと同様に処理され
る。一例として、電子楽器12においてハープシ
コードの音色を選択し、上記他の電子楽器におい
てクラビコードの音色を選択するものとすると、
電子楽器12の時間補正回路16では上記他の電
子楽器の同種の回路におけるより大きな時間遅れ
が設定される。このため、電子楽器12の楽器形
成回路18には、上記他の電子楽器の同種の回路
に供給されるよりも遅れてキーコードデータ
KC′が供給される。従つて、上記他の電子楽器に
おいて第2図cに示すようにクリビコード音が発
音開始された後、電子楽器12において第2図d
に示すようにハープシコード音が発音開始され
る。この結果、ハープシコード音及びクラビコー
ド音は音として聞こえるタイミングがほぼ一致す
るようになり、良好な合奏効果が得られる。 第4図は、この発明の他の実施例を示すもの
で、第3図におけると同様の部分には同様の符号
を付して詳細説明を省略する。 第4図の自動演奏装置の特徴は、演奏データス
トア装置10と時間補正回路16とを一括してキ
ーコードデータ発生ユニツト22Aを構成したこ
とである。演奏データストア装置10からのキー
コードデータKCは、時間補正回路16と同様に
してユニツト22A内に設けられた他の時間補正
回路を介して電子楽器12Aと同様の他の電子楽
器に供給される。 第5図は、この発明の更に他の実施例を示すも
ので、第3図におけると同様の部分には同様の符
号を付して詳細説明を省略する。 第5図の自動演奏装置の特徴は、演奏データス
トア装置10と、音色選択回路14と、時間補正
回路16とを一括してキーコードデータ発生ユニ
ツト22Bを構成したことである。この場合、電
子楽器12Bは単一音色の楽音を発生するもの
で、これには音色指定データTSDが供給されな
い。従つて、音色選択回路14では電子楽器12
Bと同一の音色を選択することになる。 演奏データストア装置10からのキーコードデ
ータKCは、時間補正回路16と同様にしてユニ
ツト22B内に設けられた他の時間補正回路を介
して電子楽器12Bと同様の他の電子楽器に供給
される。この他の電子楽器は電子楽器12Bとは
異なる音色の楽音を発生するものであり、上記他
の時間補正回路に対応して設けられた音色選択回
路では上記他の電子楽器と同一の音色を選択する
ことになる。 上記実施例では、再生用楽器として電子楽器を
例示したが、これは自動ピアノ等でもよい。自動
ピアノの場合、鍵に付けたソレノイドをタツチデ
ータに応じて駆動するので、キーコードデータの
他にタツチデータも必要である。 以上のように、この発明によれば、互いにアタ
ツクタイムを異にする異音色の複数の楽音信号を
並列的に発生する際に該複数の楽音信号について
振幅エンベロープの立上り終了タイミングを合わ
せるように該複数の楽音信号のうち少なくとも1
つのものの発音開始タイミングを制御するように
したので、異音色の楽音間で音として聞こえるタ
イミングを揃えることができ、良好な合奏効果が
得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、エンベロープ波形の一例を示す波形
図、第2図a〜dは、発音開始タイミングの補正
例を示すタイムチヤート、第3図、第4図及び第
5図は、この発明の異なる実施例を示すブロツク
図である。 10……演奏データストア装置、12,12
A,12B……電子楽器、14……音色選択回
路、16……時間補正回路、18……楽音形成回
路、22A,22B……キーコードデータ発生ユ
ニツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 演奏すべき楽曲を構成する音符に対応し
    た音高データを該楽曲の進行に従つて発生する
    データ発生手段と、 (b) このデータ発生手段からの音高データに応答
    して互いにアタツクタイムを異する異音色の複
    数の楽音信号を並列的に発生する楽音発生手段
    と、 (c) 前記複数の楽音信号について振幅エンベロー
    プの立上り終了タイミングを合わせるように前
    記複数の楽音信号のうち少なくとも1つのもの
    の発音開始タイミングを制御する制御手段と をそなえた自動演奏装置。
JP58201789A 1983-10-27 1983-10-27 自動演奏装置 Granted JPS6093489A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58201789A JPS6093489A (ja) 1983-10-27 1983-10-27 自動演奏装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP58201789A JPS6093489A (ja) 1983-10-27 1983-10-27 自動演奏装置

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Publication Number Publication Date
JPS6093489A JPS6093489A (ja) 1985-05-25
JPH0559437B2 true JPH0559437B2 (ja) 1993-08-31

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ID=16446955

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JP58201789A Granted JPS6093489A (ja) 1983-10-27 1983-10-27 自動演奏装置

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JPS644499U (ja) * 1987-06-26 1989-01-11
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