JPH03126088A - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JPH03126088A
JPH03126088A JP1264742A JP26474289A JPH03126088A JP H03126088 A JPH03126088 A JP H03126088A JP 1264742 A JP1264742 A JP 1264742A JP 26474289 A JP26474289 A JP 26474289A JP H03126088 A JPH03126088 A JP H03126088A
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JP
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JP1264742A
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English (en)
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Tokuji Hayakawa
早川 徳次
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0091Means for obtaining special acoustic effects
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2240/00Data organisation or data communication aspects, specifically adapted for electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2240/325Synchronizing two or more audio tracks or files according to musical features or musical timings

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、複数の音源を使用する自動演奏装置に関し
、特に複数音源間での同期発音を制御する技術に関する
ものである。
[発明の概要] この発明は、発音指令に即応して発音開始する第1の音
源と発音指令から遅れて発音開始する第2の音源とをそ
なえた自動演奏装置において、第2の音源に対する発音
指令よりも第1の音源に対する発音指令を遅らせること
により両音源間で同期のとれた楽音発生を可能としたも
のである。
[従来の技術] 従来、メモリ等から読出したキー情報に基づいてパイプ
オルガン、ピアノ等の機械的音源を駆動するようにした
自動演奏装置が知られている。
また、メモリ等から読出したキー情報に基づいて波形読
出方式、波形合成方式等の電子的音源を駆動するように
した自動演奏装置も知られている。
[発明が解決しようとする課題] 上記した2種類の音源のうち、電子的音源は、発音指令
に即応して楽音発生を開始するものであるが、機械的音
源は、例えばピアノの場合、発音指令に応じてハンマー
を駆動する等の動作が入るため、発音指令から遅れて発
音開始するのを免れない。
そこで、上記2種類の音源を併用して自動演奏を行なわ
せると、同一の発音指令に対して電子的音源よりも機械
的音源の発音開始が遅れ、良好な合奏効果が得られない
という問題点がある。
この発明の目的は、異種音源間で同期のとれた楽音発生
を可能にすることにある。
[課題を解決するための手段] この発明による第1の自動演奏装置は、(a)各々発音
指令に応答して発音開始する第1及び第2の音源であっ
て、該第2の音源の方が該第1の音源よりも発音指令の
受取りから発音開始までの時間が長くなっているものと
、 (b)キー情報を順次に且つ自動的に発生する情報発生
手段と、 (c)この情報発生手段からキー情報が発生されるたび
に該キー情報と同一内容の第1及び第2のキー情報を該
第2のキー情報より該第1のキー情報が遅れるようにし
て送出する情報遅延手段と、 (d)前記第1のキー情報を前記第1の音源に発音指令
として供給すると共に前記第2のキー情報を前記第2の
音源に発音指令として供給する情報供給手段と をそなえたものである。
また、この発明による第2の自動演奏装置は、(a)各
々発音指令に応答して発音開始する第1及び第2の音源
であって、発音指令の受取りから発音開始までの時間を
異にするものと、(b)キー情報を順次に且つ自動的に
発生する情報発生手段と、 (c)この情報発生手段からキー情報が発生されるたび
に該キー情報と同一内容の第1及び第2のキー情報を該
第2のキー情報より該第1のキー情報が遅れるようにし
て送出する情報遅延手段と、 (d)第1又は第2のモードを任意に指定するモード指
定手段と、 (e)このモード指定手段で第1のモードが指定された
状態では前記第1及び第2のキー情報を前記第1及び第
2の音源にそれぞれ発音指令として供給すると共に、前
記モード指定手段で第2のモードが指定された状態では
前記第1及び第2のキー情報を前記第2及び第1の音源
にそれぞれ発音指令として供給する情報供給手段と をそなえたものである。
[作 用] 上記した第1の自動演奏装置によれば、第2のキー情報
に対する第1のキー情報の送出遅れを第1の音源(例え
ば電子的音源)に対する第2の音源(例えば機械的音源
)の発音開始遅れに対応して定めておくことにより第1
及び第2の音源間で楽音発生を同期させることができる
また、上記した第2の自動演奏装置によれば、第1及び
第2の音源として例えば電子的音源及び機械的音源をそ
れぞれ用いた場合には第1のモードを指定し、第1及び
第2の音源として例えば機械的音源及び電子的音源をそ
れぞれ用いた場合には第2のモードを指定することによ
りいずれの場合にも第1の自動演奏装置に関して上述し
たと同様にして第1及び第2の音源間で発音発生を同期
させることができる。すなわち、上記した2つの場合に
対処するには情報遅延手段を2つ設けることも考えられ
るが、この発明では1つの情報遅延手段を用い、モード
を切換えるようにしたので、構成が簡単となる利点があ
る。
[実施例] 第1図は、この発明の一実施例による自動演奏装置の構
成を示すもので、この自動演奏装置は、演奏データのメ
モリ書込み、キーデータの遅延、複数音源での自動演奏
等がマイクロコンピュータによフて制御されるようにな
っている。
自動演 装置の構成 第1図 第1図の自動演奏装置10において、データバス11に
は、中央処理装置(cPU)12、プログラムメモリ1
4、レジスタ群16、演奏メモリ18.テンポクロツタ
発生器20、外部入出力回路22、スイッチパネル24
、トーンジェネレータ(TG)26等が接続されている
CP U 12は、メモリ14にストアされたプログラ
ムに従って各種処理を実行するもので、これらの処理に
ついては第7図乃至第11図を参照して後述する。
レジスタ群16は、CP U12による各種処理に際し
て使用される多数のレジスタを含むもので、この発明の
実施に関係するレジスタについては後述する。
演奏メモリ18は、自動演奏用の演奏データ(キーデー
タ及びタイミングデータ)を記憶するもので、そのデー
タフォーマットについては第4図を参照して後述する。
テンポクロツタ発生器20は、与えられたテンポに従っ
てテンポクロツタ信号TCLを発生するもので、この信
号TCLはCP U 12に割込み命令として供給され
、第9図のルーチンを開始させるために使用される。
外部入出力回路22は、例えばキーボードあるいはM 
I D I (Musical Instrument
 DigitalInterface)等の通信回線か
らキーデータを入力すると共に、例えば電気的に駆動可
能なピアノ等の外部音源にキーデータを出力するもので
ある。
スイッチパネル24は、各種の制御スイッチ及び表示器
が設けられたもので、この発明の実施に関係するスイッ
チ及び表示器を列挙すると次の通りである。
(1)書込み/プレイ(REC/PLY)スイッチS1
・・・このスイッチは、書込みモード又はプレイモード
を指定するためのものである。書込みモードは、メモリ
18に演奏データを書込むモードであり、プレイモード
は、メモリ18から演奏データを読出して自動演奏を遂
行するモードである。
(2)スタート/ストップ(ST/SP)スイッチS2
・・・このスイッチは、書込みモード又はプレイモード
に関して動作の開始又は停止を指令するためのものであ
る。
(3)入力イネーブル(INEN)スイッチS3・・・
これは、外部入出力回路22を介してのキーデータ入力
を可能にするためのものである。
(4)出力イネーブル(OUTEN)スイッチS4・・
・このスイッチは、外部入出力回路22を介してのキー
データ出力を可能にするためのものである。
(5)発音イネーブル(SNDEN)スイッチS5・・
・このスイッチは、内部音源としてのTG28へのキー
データ送出を可能にするためのものである。
(6)デイレイモード選択スイッチ56〜S8・・・こ
れらのスイッチのうち、S6はコモン(cMN)モード
選択スイッチ、S7はマイナス(−)モード選択スイッ
チ、S8はプラス(+)モード選択スイッチである。デ
イレイモードとしては、コモン、マイナス、プラスの3
つモードがあり、いずれのモードにおいてもO〜500
の範囲で2 [ms]単位で任意の遅延量を設定可能で
ある。コモンモードは外部音源へのキーデータと内部音
源(TG26)へのキーデータとに共通に等量の遅延を
かけるモードであり、マイナスモードは外部音源へのキ
ーデータより内部音源へのキーデータを遅らせるモード
であり、プラスモードは内部音源へのキーデータより外
部音源へのキーデータを遅らせるモードである。
(7)ピアノモード選択スイッチS9・・・これは、外
部音源として電気駆動可能なピアノを用いたような場合
に主として用いられるものであって、このスイッチによ
りピアノモードを選択すると、外部音源へのキーデータ
に対して内部音源へのキーデータが一定量(この実施例
では20[a+s])だけ遅延される。すなわち、ピア
ノモードは、スイッチS7で選択されるマイナスモード
において遅延量を20 [ms]に設定した場合と等価
であり、マイナスモードの一態様と見ることができる。
(8)遅延量表示器DSP・・・これは、設定遅延量を
表示するもので、マイナスモード又はピアノモードの選
択時にはマイナスの符号が表示され、コモンモード又は
プラスモードの選択時にはプラスの符号が表示される。
なお、電源オン時には、遅延量として「0」が表示され
る。
(g)ダウン(DWN)及びアップ(UP)スイッチS
IO及びSll・・・これらのスイッチは、表示器DS
Pに示された遅延量を増減設定するためのもので、アッ
プスイッチSIOを押すたびに表示値は2 [ms] 
!#位で増加し、ダウンスイッチSllを押すたびに表
示値は2 [msコ単位で減少する。
TG26は、外部入出力回路22を介して入力されるキ
ーデータ又はメモリ18から読出されるキーデータに応
じて楽音信号を形成・送出する内部音源であり、例えば
電子的音源が用いられる。TG26からの楽音信号は、
出力アンプ、スピーカ等を含むサウンドスシテム28に
供給され、音響に変換される。
タイマー回路30は、−例として2 [ms]の周期で
タイミング信号TMCを発生するもので、この信号TM
CはCPU12に割込み命令として供給され、第11図
のルーチンを開始させるために使用される。
勅 の概 (第2図及び第3図) 第2図は、上記した自動演奏装置lOの概念図であり、
これを参照して動作の概要を説明する。
外部入力としてのキーデータは、スイッチS3により入
力可能(INEN)としておくと、ゲートGlを介して
オア回路ORに供給される。また、人力キーデータは、
スイッチS1により書込みモード(REC)を選択して
おくと、ゲートG2を介してメモリ18に書込まれる。
メモリ18に記憶されたキーデータは、スイッチS1に
よりプレイモード(FLY)を選択しておくと、ゲート
asを介して読出され、オア回路ORに供給される。
オア回路ORから送出されるキーデータ(G+からの入
力キーデータ又はG、からの読出キーデータ)は、内部
用の遅延手段Dt、yes及び外部用の遅延手段DLY
OLITに供給される。この実施例では、1つの遅延手
段が設けられるだけであるが、ここでは説明の便宜上D
LYIN及びDLYoutの2つの遅延手段を示してあ
り、TI及びToは各々の遅延手段の設定遅延量を示す
遅延手段DLYrsからのキーデータは、スイッチS5
により発音可能(SNDEN)としておくと、ゲートG
4を介して内部音源としてのTG26に供給され、これ
に応じてTG26が楽音信号を発生する。また、遅延手
段DLYou丁からのキーデータは、スイッチS4によ
り出力可能(OUTEN)としておくと、ゲートGsを
介して外部音源32に供給され、これに応じて外部音源
32が楽音信号を発生する。
第3図は、デイレイモード毎の音源駆動動作を示すもの
であり、同図において、DLYMDはデイレイモードレ
ジスタを、D LYTMはデイレイタイムレジスタを表
わす。
コモン(cMN)モードにおいては、D LYMDの値
が0であり、DLYTMの値がOであると、内部音源及
び外部音源のいずれも遅延なく即駆動される。これは、
第2図の回路において、T I =TO=0とした場合
に対応する。また、DLYTMの値がO以外であると、
内部音源及び外部音源がその値に対応する遅延にて駆動
される。これは、第2図の回路において、TI=To≠
0とした場合に対応する。
マイナスモードにおいては、DLYMDの値が1であり
、D LYTMの値が0であると、上記したT I =
TO=Oの場合と同様に内部音源及び外部音源が即駆動
される。また、DLYTMの値が0以外であると、内部
音源はその値に対応する遅延にて駆動され、外部音源は
遅延なしで即駆動される。これは、第2図の回路におい
て、TI≠0、TO=Oとした場合に対応する。このよ
うな遅延動作は、内部音源として即応谷型の電子的音源
を用い且つ外部音源として遅延応答型の機械的音源を用
いた場合等に楽音発生を同期させるために好都合なもの
である。
プラスモードにおいては、DLYMDの値が2であり、
D LYTMが0であると、上記したT I =TO=
Oの場合と同様に内部音源及び外部音源が即駆動される
。また、D LYTMの値がO以外であると、内部音源
は遅延なしに即駆動され、外部音源はDLYTMの値に
対応した遅延にて駆動される。これは、第2図の回路に
おいて、TI=O,To≠0とした場合に対応する。こ
のような遅延動作は、内部音源として遅延応答型の機械
的音源を用い且つ外部音源として即応谷型の電子的音源
を用いた場合等に楽音発生を同期させるために好都合な
ものである。
この実施例では、第2図に示したように2つの遅延手段
を設けて各々の遅延量を制御するのではなく、1つの遅
延手段を設けてモード切換えを行なうことにより第3図
に示したようないくつかの動作を可能にしている。
演奏データフォーマット(第4図) 第4図は、メモリ18における演奏データフォーマット
を示すものである。
メモリ18内には、アドレス進行に従って2バイトの演
奏データが順次に記憶され、最後に1バイトのエンドコ
ードデータENDが記憶される。各演奏データは第1バ
イトのキーデータと第2バイトのタイミングデータとか
らなっており、各キーデータはMSB(j%上位ビット
)が1又はOでそれぞれキーオンイベント又はキーオフ
イベントを表わし、下位7ビツトが発音又は消音すべき
楽音の音高に対応したキーコードを表わす。また、各タ
イミングデータは、1小節内でO〜31のいずれかのタ
イミング値を表わす。メモリ18のアドレスは、アドレ
スポインタADPによって示される。
レジスタ群16 レジスタ詳16内のレジスタのうち、この発明の実施に
関係するものを列挙すると次の通りである。
+11 アドレスポインタADP・・・これは、メモリ
18のアドレスナンバがセットされるものである。
(2) キーデータ用リングバッファDLYKD・・・
これは、第5図に示すようにO〜255のアドレスを有
するレジスタで、各アドレス毎にキーデータをストア可
能である。
(3)遅延計測用リングバッファDLYCNT・・・こ
れは、第5図に示すようにDLYKDのアドレスに対応
して0〜255のアドレスを有するレジスタで、各アド
レス毎にタイマー回路30からのタイミング信号TMC
を計数可能である。
(4)リングバッファ入力ポインタPIN・・・これは
、第5図に示すようにDLYKD及びD LYCNTに
共通の入力アドレスを指示するもので、256になるタ
イミングで0にリセットされる。
(5)リングバッファ出力ポインタPOtJT・・・こ
れは、第5図に示すようにDLYKD及びDLYCNT
に共通の出力アドレスを指示するもので、256になる
タイミングで0にリセットされる。
(6)デイレイモードレジスタDLYMD・・・これは
、スイッチS6、S7又はS8の操作に応じてそれぞれ
0(コモンモード)、1  (マイナスモ−ド)又は2
(プラスモード)がセットされるものである。
(7)デイレイタイムレジスタDLYTM・・・これは
、0〜250のいずれかの値がセットされるもので、ス
イッチSlO又はSllの操作によりlずつ値が変更制
御され、スイッチSIO及びSllを同時に押したとき
はOにリセットされる。表示器DSPに表示されるのは
、DLYTMの値を2倍した値である。
(8)ランフラグRUN・・・これは1ビツトのレジス
タであり、lならば書込モードでの書込動作又はプレイ
モードでの演奏動作が進行中であることを表わし、Oな
らばこれらのいずれの動作も停止中であることを表わす
(9)書込み/プレイフラグREC・・・これは1ビツ
トのレジスタであり、lならば書込みモードを表わし、
0ならばプレイモードを表わす。
(10)外部入力フラグIN・・・これは1ビツトのレ
ジスタであり、lならば外部入力の許可を表わし、0な
らば外部入力の禁止を表わす。
(11)外部出力フラグOUT・・・これは1ビツトの
レジスタであり、1ならば外部出力の許可を表わし、0
ならば外部出力の禁止を表わす。
(12)発音フラグSND・・・これは1ビツトのレジ
スタであり、1ならば内部音源の発音許可を表わし、0
ならば内部音源の発音禁止を表わす。
(13)キーデータレジスタKD・・・これはキーデー
タをストアする8ビツトのレジスタである。
(14)テンポクロックカウンタCLK・・・これは、
テンポクロツタ発生器20からのテンポクロツタ信号T
CLを計数するためのもので、1小節内で0〜31のカ
ウント値をとり、32になるタイミングで0にリセット
される。
(15)変数レジスタi・・・これは、任意の変数をセ
ット可能なもので、この実施例ではPOUTのアドレス
ナンバがセットされる。
キーデータの遅 制御動作(第6図) 第6図は、キーデータの遅延制御動作の一例を説明する
ためのもので、タイミング信号TMCに基づくタイマー
割込み及びキーデータKDIKD、・・・の入力に伴う
リングバッファDLYKD及びDLYCNTの内容変化
を示している。
初期状態では、DLYKD及びDLYCNTがすべて空
であり、PIN及びPOUTはいずれもナンバOのアド
レスを示しているものとする。
1回目のタイマー割込みでは、DLYKD及びDLYC
NTのいずれも内容に変化がない。
この後、キーデータKDIが入力されると、DLYKD
においてPINの示すアドレスにKD、をセットすると
共にDLYCNTにおいて該アドレスと同一ナンバのア
ドレスにOをセットする。そして、PINのアドレス値
を1アツプする。
次に、2回目のタイマー割込みでは、DLYCNTにお
いてPIN−1とPOUTとの間のアドレス(この場合
はナンバ0のアドレス)のカウント値を1アツプする。
この後、キーデータK D 2及びK D sが人力さ
れると、DLYKDにはKD2を且つDLYCNTには
0をそれぞれセットしてPINの値を1アツプし、さら
にDLYKDにはK D sを且つD LYCNTには
OをそれぞれセットしてPINの値を1アツプする。そ
して、3回目のタイマー割込みでは、DLYCNTにお
いてPIN−1とPOUTとの間のアドレス(この場合
はナンバ0〜2のアドレス)のカウント値を1ずつアッ
プする。
この後は、同様にしてタイマー割込みのたびにDLYC
NTにてPIN−1とPOUTとの間のすべてのアドレ
スのカウント値を1アツプすると共に、キーデータ入力
のたびにPINの示すアドレスにDLYKDではキーデ
ータを且つDLYCNTではOをそれぞれセットし、P
IHの値を1アツプする。
予めDLYTMに4がセットされていたものとすると、
5回目のタイマー割込みでPOUTの示すアドレスのカ
ウント値が4となり、この値がDLYTMの値と一致す
るので、キーデータKDIを出力する。そして、POU
Tの値を1アツプする。この場合、キーデータKDIの
出力先は、デイレイモードとしてコモン、マイナス、プ
ラス又はピアノのいずれが遭択されているかによって異
なる。すなわち、キーデータK D lは、コモンモー
ドなうば内部音源及び外部音源に出力され、マイナスモ
ード又はピアノモードならば内部音源に出力され、プラ
スモードならば外部音源に出力される。
6回目のタイマー割込み以降の動作は、上記の動作から
容易に類推できるので、説明を省略する。
メインルーチン(第7図) 第7図は、メインルーチンの処理の流れを示すもので、
このルーチンは電源オンに応じてスタートする。
まず、ステップ40では初期設定処理を行なう。
例えばRUN、CLK、PIN、POUT。
REC%DLYMD、DLYTM等にはいずれも0をセ
ットする。そして、ステップ42に穆る。
ステップ42では、スイッチS2にオンイベントありか
判定し、あり(Y)ならばステップ44に穆り、1から
RUNの値を差引いたものをRUNにセット(すなわち
RUNの値を1ならば0に、0ならば1に反転)する。
そして、ステップ46に穆り、RUNの値が1か(スタ
ートか)判定する。
ステップ46の判定結果が肯定的(Y)であったときは
、ステップ48でADPにOをセットしてから、ステッ
プ50でCLKにOをセットする。これは、書込みモー
ド又はプレイモードの動作を開始する際の初期設定処理
である。また、ステップ46の判定結果が否定的(N)
であったときは、ステップ52に移り、RECの値が1
か(書込みモードか)判定する。
ステップ52の判定結果が肯定的(Y)であったときは
、書込みモードをストップしたことになり、ステップ5
4で演奏メモリ18にエンドコードデータENDを書込
む。また、ステップ52の判定結果が否定的(N)であ
ったときは、プレイモードをストップしたことになる。
ステップ42又は52の判定結果が否定的(N)であっ
たとき、あるいはステップ50又は54の処理が終った
とぎは、ステップ56に移り、スイッチS5にオンイベ
ントありか判定する。この判定結果が肯定的(Y)であ
ればステップ58でSNDの値を反転する。
ステップ56の判定結果が否定的(N)であったとき又
はステップ58の処理が終ったときは、ステップ60に
移り、スイッチS3にオンイベントありか判定する。こ
の判定結果が肯定的(Y)であればステップ62でIN
の値を反転する。
ステップ60の判定結果が否定的(N)であったとき又
はステップ62の処理が終ったときは、ステップ64に
穆り、スイッチS4にオンイベントありか判定する。こ
の判定結果が肯定的(Y)であればステップ66でOU
Tの値を反転する。
ステップ64の判定結果が否定的(N)であったとき又
はステップ66の処理が終ったときは、ステップ68に
移り%RUNの値が1か判定する。この判定結果が否定
的(N)であればステップ70でスイッチS1にオンイ
ベントありか判定し、あり(Y)ならばステップ72で
RECの値を反転する。すなわち、書込みモードでの書
込動作又はプレイモードでの演奏動作が進行中でないと
きのみ書込みモードからプレイモードへの変更又はその
逆の変更が可能である。
ステップ68の判定結果が肯定的(Y)であったとき、
ステップ70の判定結果が否定的(N)であったとき又
はステップ72の処理が終ったときは、ステップ74に
移る。
ステップ74では、PINO値とPOUTの値とが等し
いか(リングバッファ内に遅延すべきデータなしか)判
定する。この判定結果が肯定的(Y)であればステップ
76に移り、スイッチ86〜S8のいずれかにオンイベ
ントありか判定する。
ステップ76の判定結果が肯定的(Y)であればステッ
プ78に移り、押されたスイッチに対応する値(S6オ
ンならばO,37オンならば1,38オンならば2)を
DLYMDにセットする。そして、ステップ80に移り
、DLYMDの値が1が(マイナスモードか)判定し、
■である(Y)ならばステップ82で表示器DSPに符
号「−」を表示し、■でない(N)ならばステップ84
で符号「+」を表示器DSPに表示する。
ステップ76の判定結果が否定的(N)であったとき、
あるいはステップ82又は84の処理が終ったときは、
ステップ86に移り、スイッチS9にオンイベントあり
か判定する。この判定結果が肯定的(Y)であれば、ピ
アノモードが選択されたことになり、ステップ88でD
LYMDに1を且つDLYTMにlOをそれぞれセット
してからステップ90でDLYTMの値を2倍した値(
すなわち20)と符号「−」とを表示器DSPに表示す
る。
上記ステップ76〜90の処理によれば、デイレイモー
ドの変更はリングバッファ内に遅延すべきデータがない
ときのみ可能である。
ステップ74又は86の判定結果が否定的(N)であっ
たとき又はステップ90の処理が終ったときは、ステッ
プ92に移り、スイッチSIO又はSllにオンイベン
トありか判定する。この判定結果が肯定的(Y)であれ
ばステップ94に移り、スイッチsio及びSllが同
時押しか判定する。
ステップ94の判定結果が否定的(N)であったときは
、ステップ96に穆り、押されたスイッチに応じてD 
LYTMの値を1ダウン(スイッチSllオンのとき)
又は1アツプ(スイッチSllオンのとき)する。この
場合、数値変更可能なのは、0〜250の範囲である。
また、ステップ94の判定結果が肯定的(Y)であった
とぎは、ステップ98に移り、DLYTMにOをセット
する。
ステップ96又は98の処理が終ったときは、ステップ
100に移り、DLYTMの値を2倍した値を表示器D
SPに表示する。この場合、既に表示されている符号は
そのまま保存(wI続表示)する。
ステップ92の判定結果が否定的(N)であったとき又
はステップ100の処理が終ったときは、ステップ10
2に移り、第8図について後述するように外部入力のサ
ブルーチンを実行する。
この後は、ステップ104でその他の処理(例えば音色
、音量、テンポ等の設定処理)を行なってからステップ
42に戻り、それ以降の処理を上記したと同様に繰返す
のサブルーチン 第8 第8図は、外部入力のサブルーチンを示すもので、ステ
ップ110では、入力処理すべきキーデータありか判定
し、この判定結果が否定的(N)であれば以下に述べる
ような処理が不要なので第7図のルーチンにリターンす
る。なお、第8図乃至第11図においてrRETJはリ
ターンを表わす。
ステップ110の判定結果が肯定的(Y)であったとき
は、ステップ112で入力処理すべきキーデータをKD
にセットしてから、ステップ114でRECの値が1で
且つRUNの値が1か(書込み動作進行中か)判定する
。この判定結果が肯定的(Y)であればステップ116
に移り、メモリ18においてADPの示すアドレスにK
Dのキーデータを書込み、ADPの値を1アツプする。
そして、ステップ118に移り、ADPの示すアドレス
にCLKの値を書込み、ADPの値を1アツプする。
ステップ116及び118の処理によりメモリ18への
演奏データ書込みが可能になる。
ステップ114の判定結果が否定的(N)であった(す
なわち書込み動作が進行中でなかった)とき又はステッ
プ118の処理が終ったときは、ステップ120に移り
、INの値が1か(入力許可か)判定する。この判定結
果が否定的(N)であれば入力キーデータに基づく音源
制御が不要であるので第7図のルーチンにリターンする
。また、ステップ120の判定結果が肯定的(Y)であ
ればステップ122に移り、DLYMDの値が2(プラ
スモード)又はDLYTMの値が0(遅延なし)か判定
する。
ステップ122の判定結果が肯定的(Y)であったとき
は、ステップ124に移り、SNDの値が1か(内部音
源発音許可か)判定する。この判定結果が肯定的(Y)
であればステップ126に移り、KDのキーデータをT
G26に送出し、発音又は消音処理を行なう。すなわち
、キーデータのMSBが1であれば該キーデータ中のキ
ーコードニ対応した音高の楽音を発生開始し、キーデー
タのMSBが0であれば該キーデータ中のキーコードに
対応した音高の楽音を減衰開始する。
ステップ122又は124の判定結果が否定的(N)で
あったときは、あるいはステップ12fiの処理が終っ
たときは、ステップ128に穆り、DLYMDの値が1
(マイナスモード)又はDLYTMの値が0(遅延なし
)か判定する。この判定結果が肯定的(Y)であればス
テップ130に移り、OUTの値が1か(出力許可か)
判定する。この判定結果が肯定的(Y)であればステッ
プ132に移り、KDのキーデータを外部音源32に送
出する。
ステップ128又は130の判定結果が否定的(N)で
あったとき、あるいはステップ132の処理が終ったと
きは、ステップ134に穆り、DLYTMの値が0b)
(遅延なしか)判定する。
この判定結果が肯定的(Y)であれば遅延制御不要なの
で第7図のルーチンにリターンするが、否定的(N)で
あればステップ136に移り、第1O図について後述す
るように遅延待機のサブルーチンを実行する。そして、
ステップ136の後は、第7図のルーチンにリターンす
る。
上記したステップ122〜132によれば、外部から人
力したキーデータに基づいて内部音源及び外部音源の即
駆動が可能になる。
クロック  みルーチン(第9図) 第9図は、クロック割込みルーチンを示すもので、この
ルーチンは、テンポクロツタ侶号TCLの各クロックパ
ルス毎にスタートする。
まず、ステップ140では、RUNの値が1か判定する
。この判定結果が否定的(N)であれば以下に述べるよ
うな処理が不要なので第7図のルーチンにリターンする
。また、ステップ140の判定結果が肯定的(Y)であ
ワたときは、ステップ141 に移り、RECの値が0
か(プレイモードか)判定する。この判定結果が否定的
(N)でありたときは、書込みモードであったことにな
り、ステップ168に移る。
ステップ168では、CLKの値を1アツプする。そし
て、ステップ170でCLKの値が32か判定し、その
判定結果が否定的(N)であれば第7図のルーチンにリ
ターンする。また、ステップ170の判定結果が肯定的
(Y)であればステップ172でCLKに0をセットし
てから第7図のルーチンにリターンする。
書込みモードの場合には、前述した第8図のステップ1
18においてCLKの値がタイミングデータとしてメモ
リ18に書込まれる。
ステップ141の判定結果が肯定的(Y)であったとき
は、プレイモードであったことになり、ステップ142
に移る。ステップ142では、ADPの示すデータがエ
ンドコードデータENDか判定し、その判定結果が肯定
的(Y)であればステップ143でRUNに0をセット
してから第7図のルーチンにリターンする。この結果、
自動演奏は終了となる。なお、この後第9図のルーチン
に入ってきても、ステップ140の判定結果が否定的(
N)となるので、ステップ141以下の処理は行なわれ
ない。
ステップ142の判定結果が否定的(N)であったとき
は、ステップ144に移り、ADPの示す演奏データの
タイミング値がCLKO値と等しいか判定する。この判
定結果が否定的(N)であれば読出すべきタイミングで
ないのでステップ168に移り、それ以降の処理を上記
したと同様に実行してから第7図のルーチンにリターン
する。
ステップ144の判定結果が肯定的(Y)であったとき
は、ステップ146に移り、ADPの示す演奏データ中
のキーデータを読出す。そして、ステップ148で読出
キーデータをKDにセットしてからステップ150でA
DPの値を2アツプする。
この結果、ADPは次に読出すべきキーデータのアドレ
スを指示するようになる。
ステップ150の後は、ステップ152に移る。ステッ
プ152.154.156.158.160.162.
164・、166の処理は、前述した第8図のステップ
122.124゜126、128.130.132.1
34.136の処理とそれぞれ同様のものであるので、
詳細な説明を省略する。
ステップ152〜162の処理によれば、メモリ18か
ら読出したキーデータに基づいて内部音源及び外部音源
の即駆動が可能になる。また、ステップ164及び16
6の処理によれば、DLYTMの値が0でないときのみ
第1O図の遅延待機のサブルーチンが実行される。
ステップ166の後は、上記したと同様にステップ16
8以降の処理を実行してから第7図のルーチンにリター
ンする。
のサブルーチン 第10 第1O図は、遅延待機のサブルーチンを示すもので、ス
テップ180では、DLYKDにおいてPINの示すア
ドレスDLYKD (PIN)にKDのキーデータをセ
ットする。そして、ステップ182に移り、DLYCN
TにおいてPINの示す7ドl、スDLYCNT (P
 IN)にOをセットする。
この後、ステップ184では、(PIN+t)。
MOD、256なる演算により得られた値をPINにセ
ットする。一般に、A、MOD、Bなる演算は、AをB
で割算(整数演算)して余りを求めるもので、(PIN
+z)、MOD、256の演算によれば、PINの値が
0〜254のいずれかであったときばPINにはPIN
+1の値がセット(すなわちPINの値が1アツプ)さ
れ、PINの値が255であったときはPINにOがセ
ットされる。
ステップ180〜184の処理は、第6図に関して前述
したキーデータKD、等の入力時の動作に対応する。ス
テップ184の後は、元のルーチン(第8図又は第9図
のルーチン)にリターンする。
タイマー  みルーチン  11 第11図は、タイマー割込みルーチンを示すもので、こ
のルーチンはタイミング信号TMCの発生のたびに(す
なわち2 (mslの周期で)スタートする。
まず、ステップ190では、PINの値とPOUTの値
とが等しいか判定し、この判定結果が肯定的(Y)であ
ればリングバッファ内に遅延すべきデータがないので第
7図のルーチンにリターンする。
ステップ190の判定結果が否定的(N)であフたとき
は、ステップ192に穆り、iにPOUTの値をセット
する。そして、ステップ194に穆る。
ステップ194では、DLYCNTにおいてiで示され
るアドレスDLYCNT(i)のカウント値を1アツプ
する。そして、ステップ196に移り、(i+1)、M
OD、256の演算で得られた値をiにセットする。す
なわち、iの値が0〜254のいずれかであったときは
、Iにはi+1の値がセット(すなわちiの値が1アツ
プ)され、lの値が255であったときは、iに0がセ
ットされる。
次に、ステップ198では、lの値がPINの値と等し
いか判定し、この判定結果が否定的(N)であればステ
ップ194に戻り、ステップ194〜198を1=PI
Nとなるまで繰返す。この結果、第6図について前述し
たようにPIN−1とPOUTとの間のすべてのアドレ
スのカウント値が1アツプされる(例えば第6図のタイ
マー割込みタイミング番号3に対応するDLYCNTの
カウント値変化参照)。
1=PINとなると、ステップ198の判定結果が肯定
的(Y)となり、ステップ2001.:6る。ステップ
200では、DLYCNTにおいてPOUTの示すアド
レスDLYCNT (POUT)のカウント値がDLY
TMの値以上か判定する。この判定結果が否定的(N)
であれば出力すべき遅延二に達していないことになり、
第7図のルーチンにリターンする。これは、第6図にお
いて例えばタイマー割込みタイミング番号2〜4等のタ
イミングでキーデータを出力しなかったことに相当する
ステップ200の判定結果が肯定的(Y)であったとき
は、ステップ202に移り、DLYKDにおいてPOU
Tの示すアドレスDLYKD(POUT)のキーデータ
をKDにセットする。
そして、ステップ204に移る。
ステップ204では、DLYMDの値が2以外か(コモ
ンモード又はマイナスモードか)判定し、この判定結果
が肯定的(Y)であればステップ206に移る。ステッ
プ206では、SNDの値が1か(内部音源発音許可か
)判定し、この判定結果が肯定的(Y)であればステッ
プ208に穆る。ステップ208では、前述した第8図
のステップ126と同様にしてKDのキーデータをTG
26に送出し、発音又は消音処理を行なう。
ステップ204又は206の判定結果が否定的(N)で
あったとき、あるいはステップ208の処理が終ったと
きは、ステップ210に穆り、DLYMDの値が1以外
か(コモンモード又はプラスモードか)判定する。この
判定結果が肯定的(Y)であればステップ212に移り
、OUTの値が1か(出力許可か)判定する。この判定
結果が肯定的(Y)であればステップ214に移り、前
述した第8図のステップ132と同様にしてKDのキー
データを外部音源32に送出する。
ステップ21G又は212の判定結果が否定的(N)で
あったとき、あるいはステップ214の処理が終ったと
きは、ステップ216に移り、(POUT+1)、MO
D、256 (7)演算で得られた値をPOUTにセッ
トする。すなわち、POUTの値がO〜254のいずれ
かであったときは、POUTにはPOUT+1の値がセ
ット(すなわちPOUTの値が1アツプ)され、iの値
が255であったときは、POUTにOがセットされる
ステップ216の後は、ステップ200に戻り、それ以
降の処理を上記したと同様に繰返す。この結果、例えば
第6図においてタイマー割込みタイミング番号6の所で
示すようにD LYTMの値と等しい遅延量に達したキ
ーデータがKD2及びKD、のように複数あるときは、
その複数のキーデータがほぼ同時に出力されることにな
る。
なお、ステップ200では、DLYCNT (POUT
)=DLYTMだけでなく、DLYCNT(POUT)
>DLYTMも判断しているので、例えば第6図におい
てタイマー割込みタイミング番号5の直前にD LYT
Mの値として3を設定したような場合には、番号5に対
応するタイマー割込みではキーデータKD2及びKD3
だけでなく、キーデータKD、も出力されるようになる
変形例 この発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種
々の改変形態で実施可能なものである。
例えば、次のような変更が可能である。
(1)遅延量はすべてプリセット(固定値)であっても
よい。
(2)内部音源又は外部音源として複数の音源を設け、
各音源毎に遅延量を設定可能としてもよい。
(3)遅延制御の対象は、キー情報に限らず、音色、音
量等の操作子情報を含めてもよいし、あるいはキー情報
のみに限り、操作子情報を含めないようにしてもよい。
(4)発音指令から遅れて発音開始する音源としては、
機械的音源に限らず、多量の計算に時間を要する電子的
音源等も用いることができる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、キー情報を遅延制御
して複数音源間での楽音発生を同期させるようにしたの
で、音楽的に好ましい合奏効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による自動演奏装置の構
成を示すブロック図、 第2図は、第1図の自動演奏装置の概念図、第3図は、
デイレイモード毎の音源駆動動作を説明するための図、 第4図は、演奏データメモリ18のデータフォーマット
を示す図、 第5図は、リングバッファのデータフォーマットを示す
図、 第6図は、キーデータの遅延制御動作を説明するための
タイムチャート、 第7図は、メインルーチンを示すフローチャート、 第8図は、外部人力のサブルーチンを示すフローチャー
ト、 第9図は、クロック割込みルーチンを示すフローチャー
ト、 第10図は、遅延待機のサブルーチンを示すフローチャ
ート、 第11図は、タイマー割込みルーチンを示すフローチャ
ートである。 lO・・・自動演奏装置、11・・・データバス、12
・・・中央処理装置、14・・・プログラムメモリ、1
6・・・レジスタ群、18・・・演奏メモリ、20・・
・テンポクロツタ発生器、22・・・外部入出力回路、
24・・・スイッチパネル、26・・・トーンジェネレ
ータ(内部音源)、28・・・サウンドシステム、30
・・・タイマー回路、32・・・外部音源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)各々発音指令に応答して発音開始する第1及
    び第2の音源であって、該第2の音源の方が該第1の音
    源よりも発音指令の受取りから発音開始までの時間が長
    くなっているものと、 (b)キー情報を順次に且つ自動的に発生する情報発生
    手段と、 (c)この情報発生手段からキー情報が発生されるたび
    に該キー情報と同一内容の第1及び第2のキー情報を該
    第2のキー情報より該第1のキー情報が遅れるようにし
    て送出する情報遅延手段と、 (d)前記第1のキー情報を前記第1の音源に発音指令
    として供給すると共に前記第2のキー情報を前記第2の
    音源に発音指令として供給する情報供給手段と をそなえた自動演奏装置。 2、(a)各々発音指令に応答して発音開始する第1及
    び第2の音源であって、発音指令の受取りから発音開始
    までの時間を異にするものと、 (b)キー情報を順次に且つ自動的に発生する情報発生
    手段と、 (c)この情報発生手段からキー情報が発生されるたび
    に該キー情報と同一内容の第1及び第2のキー情報を該
    第2のキー情報より該第1のキー情報が遅れるようにし
    て送出する情報遅延手段と、 (d)第1又は第2のモードを任意に指定するモード指
    定手段と、 (e)このモード指定手段で第1のモードが指定された
    状態では前記第1及び第2のキー情報を前記第1及び第
    2の音源にそれぞれ発音指令として供給すると共に、前
    記モード指定手段で第2のモードが指定された状態では
    前記第1及び第2のキー情報を前記第2及び第1の音源
    にそれぞれ発音指令として供給する情報供給手段と をそなえた自動演奏装置。
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