JPH0736114B2 - 自動伴奏装置 - Google Patents

自動伴奏装置

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JPH0736114B2
JPH0736114B2 JP60135292A JP13529285A JPH0736114B2 JP H0736114 B2 JPH0736114 B2 JP H0736114B2 JP 60135292 A JP60135292 A JP 60135292A JP 13529285 A JP13529285 A JP 13529285A JP H0736114 B2 JPH0736114 B2 JP H0736114B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序でこの発明を説明する。
産業上の利用分野 従来技術 問題点を解決するための手段 実施例 実施例の基本的考え方 実 実施例の構成(第1図) メインルーチン(第8図) 押鍵処理ルーチン(第9図) 割込み処理ルーチン(第10図) 発明の効果 〔産業上の利用分野〕 この発明は伴奏音を自動的に発生する自動伴奏装置に係
り、特に、伴奏音発生のためのデータが記憶されるメモ
リの容量の削減を図つた自動伴奏装置に関する。
〔従来技術〕
自動伴奏装置は、和音伴奏音,ベース音等の伴奏音を自
動的に発生するもので、演奏者によつて設定されたリズ
ム種類(ロツク,サンバ,16ビート等)および演奏者の
鍵盤操作に基づいて検出した和音種類(メジヤー,マイ
ナ,マイナセブンス等)に応じたパターンで自動伴奏音
演奏を行う。すなわち、この自動伴奏装置においては、
予め内部のメモリ内に各リズムおよび各和音の各々に対
応して多数の伴奏音データの組が記憶されている。例え
ば、その装置におけるリズム種類が16、和音種類が7の
場合は、16×7=112組の伴奏音データが記憶されてい
る。そして、設定されているリズム種類と、鍵盤操作に
応じて検出された和音種類とに対応する伴奏音データが
メモリから読み出され、この読み出されたデータに、演
奏者の鍵盤操作に基づいて検出された根音のキーコード
が加算され、この加算結果が楽音形成回路へ供給されて
伴奏音の形成が行われる。なお、この種の自動伴奏装置
として、例えば特開昭59−140495号公報に開示された
「電子楽器の自動伴奏装置」が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した伴奏音データは、通常、根音からの
音高差(度数)を示すデータである。このため、従来の
自動伴奏装置によつて音高差の大きいアルペジオ伴奏音
等を発生させようとすると、伴奏音データのビツト数が
大となり、この結果メモリ容量が非常に大きくなる問題
がある。
また、リズム種類および和音種類の応じてそれぞれに音
高差のデータを持たせていたことからメモリ容量が非常
に大きくなる問題もある。
そこで、この発明は、メモリ容量の削減を図るととも
に、指定した和音種類およびリズム種類に適した音階で
自動伴奏する自動伴奏装置を提供することを目的として
いる。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、和音を指定する和音指定手段と、複数のリ
ズム各和音毎に設けられ、複数のリズムの中から1つを
指定するリズム指定手段と、各和音種類毎に設けられ、
その和音種類において発音される音に対応するキーコー
ドがリズム種類毎に記憶された複数のキーコード変換テ
ーブルと、前記複数のキーコード変換テーブルからキー
コードを読み出すための発音コードが記憶された発音パ
ターンテーブルと、前記発音パターンテーブルから発音
を指示する発音コードを読み出す第1の読出し手段と、
前記第1の読出し手段によって読み出された発音コード
に基づいて、前記和音指定手段によって指定された和音
の種類および前記リズム指定手段によって指定されたリ
ズムに対応するキーコード変換テーブルからキーコード
を読み出す第2の読出し手段と、前記第2の読出し手段
によって読み出されたキーコードに基づいて伴奏者を形
成する楽音形成手段とを具備してなることを特徴として
いる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロツク図で
ある。最初に、この実施例の基本的考え方を説明する。
「実施例の基本的考え方」 第2図は、デイスコ(DISCO)リズムにおけるアルペジ
オ伴奏の発音パターンの一例を示す図である。この図に
示すように、和音がC(シーメジヤ),Cm(シーマイ
ナ),C7(シーセブンス)の場合に、音長パターンは各
々異なる。なお、以下、「発音パターン」の語は各音の
音高および音長の両者を考慮したパターンを意味ものと
し、また、「音長パターン」の語は各音の音長のみを考
慮したパターンを意味するものとする。
一方、メジヤ系に属する各和音、例えば、CとCM7(シ
ーメジヤセブンス)の各発音パターンは、音高について
は変える必要があるが、音長パターンについては変える
必要がない。マイナ系,セブンス系に属する各コードに
ついても同様のことが言える。そこでこの実施例におい
ては、各和音を第1表に示すようにグループ分けし、各
和音グループについては同一の音長パターンに基づい
て、異なる音高の伴奏音を形成するようになつている。
すなわち、この実施例においては、メモリ内に第3図に
示す発音パターンテーブルTaおよび第4図に示すキーコ
ード変換テーブルTbが各々記憶されている。発音パター
ンテーブルTaは、リズム種類(16)×和音グループ数
(3)個のパターンテーブルTa1−1〜Ta16−3から構
成されており、また、各パターンテーブルTa1−1〜Ta1
6−3内には各々4ビツトの発音コードCODEが記憶され
ている。なお、各テーブルTa1−1〜Ta16−3のワード
数はいずれも16ワードである。一方、キーコード変換テ
ーブルTbは、各和音に対応する変換テーブルTb−1〜Tb
−7と、各変換テーブルTb−1〜Tb−7に各々附属する
サブテーブルTb−1a〜Tb−7aとから構成されており、各
変換テーブルTb−1〜Tb−7,サブテーブルTb−1a〜Tb−
7a内には各々キーコードKC(8ビツト)が記憶されてい
る。なお、変換テーブルTb−1〜Tb−7は各々16バイ
ト、サブテーブルTb−1a〜Tb−8aは各々1〜3バイトで
ある。
そして、例えばリズム<1>(ロツク)が設定されてい
る場合において、C(シーメジヤ)が演奏者の押鍵に基
づいて検出されると、パターンテーブルTa1−1内の各
発音コードCODEが0番地から順次読出され、読出された
発音コードCODEが変換テーブルTb−1によつてキーコー
ドKCに変換され、このキーコードKCに根音のキーコード
KCが加算されて楽音形成回路へ供給される。これにより
伴奏者の形成が行われる。また、CM7が検出された場合
は、上記と同様にパターンテーブルTa1−1内の各発音
コードCODEが順次読出され、読出された発音コードCODE
が変換テーブルTb−2によつてキーコードKCに変換され
る。
なお、この実施例においては、キーコードKCとして第2
表に示す各値が用いられている。
この第2表に示すように、キーコードKCは隣接するキー
毎に「1」づつ異なるようになつている。また、休符に
対してはキーコードKC「0」が割当てられている。
次に、第5図はリズムがレギエ(REGGAE),サルサ(SA
LSA),デイスコの場合におけるC7(シーセブンス)の
発音パターン例を示す図である。この図からも明らかな
ように、和音がセブンスの場合における伴奏音形成に必
要とされるキーコードKCは、休符も含めて次の17種類の
音に対応するキーコードKCであり、これ以外にはない。
G3,A3,A3,F4,C4,D4,D4, E4,F4,G4,A4,A4,D5,C5,DD5,E5, 休符 (なお、「G3」とは第3オクターブG音を意味する。) したがつて、第4図に示す変換テーブルTb−4内にはこ
の17種の音に対応するキーコードKCを記憶させておけば
よいことになる。しかし、17種のキーコードKCの内の1
つを発音コードCODEによつて読出すためには、発音コー
ドCODEのビツト数を5ビツト(ハード的には1バイト)
とする必要があり、発音パターンテーブルTaの容量が大
きくなつてしまう。他方、全てのリズムにおけるセブン
スの和音を形成するには上述した17種のキーコードKCが
必要であるが、1つのリズムのみについてみれば、16種
のキーコードKCによつてセブンスの和音を形成すること
ができる。例えば、リズムがレギエまたはサルサの場合
は、第6図に示すグループAの16種のキーコードKCによ
つてセブンスの和音を形成することができ、また、リズ
ムがデイスコの場合は、同図のグループBに示す16種の
キーコードKCによつてセブンスの和音を形成することが
できる。なお、図の矢印は「上と同じ」を意味する。ま
た、レギエ,サルサ,デイスコ以外のリズムの場合も、
セブンスの和音は上記のグループAまたはBのいずれか
によつて形成することができる。セブンス以外の他の和
音についても同様のことが言える。
そこでこの実施例においては、全てのリズムをA,Bの2
グループに分け、グループAの各リズムについての伴奏
音形成に必要なキーコードKC(16個またはそれ以下)を
第4図の変換テーブルTb−1〜Tb−7に記憶させ、ま
た、グループBに属するキーコードKCの内、グループA
のキーコードKCと異なるもののみサブテーブルTb−1a〜
Tb−7aに記憶させている。例えばセブンスの和音につい
ては、第6図のAグループの各キーコードKCを変換テー
ブルTb−4内に記憶させ、また、第6図のBグループの
「A2」のキーコードKCのみをサブテーブルTb−4a内に記
憶させている。そして、発音コードCODEを4ビツトと
し、メモリの1バイト中に2個の発音コードCODEを記憶
させ、これにより発音パターンテーブルTaのメモリ容量
の削減を図つている。なお、変換テーブルTb−1〜Tb−
7とサブテーブルTb−1a〜Tb−7aの使い分けについては
後に説明する。
「実施例の構成」 次に、第1図に示す実施例について詳述する。
第1図において、符号1はCPU(中央処理装置)、2はC
PU1において用いられるプログラムが記憶されたプログ
ラムメモリ(ROM)、3はテーブルメモリ(ROM)であ
る。このテーブルメモリ3には、第3図に示す発音パタ
ーンテーブルTaが3組記憶されていると共に、第4図に
示すキーコード変換テーブルTbが1組記憶されている。
ここで、発音パターンテーブルTaが3組設けられている
理由は、この実施例においては発音パターンの異なる3
音の伴奏音を同時に発生し得るようになつているからで
ある。次に、符号3aもテーブルメモリであり、このテー
ブルメモリ3aには和音・根音検出テーブルが記憶されて
いる。この和音・根音検出テーブルは、演奏音による伴
奏音の押下鍵(通常、複数)に基づいて和音および和音
の根音を検出すためのもので、押下鍵の組合せの各々に
1:1で対応して、和音の種類を示す和音データおよび根
音のキーコードKCが記憶されている。
4はデーター時記憶用のデータメモリであり、このデー
タメモリ4内には予め第7図に示す各レジスタが設定さ
れている。5は鍵盤である。この鍵盤5はメロデイ音演
奏用のメロデイ鍵盤と、伴奏音用の伴奏鍵盤とからな
り、また、各鍵盤キーの下部には、キー操作検出用のキ
ースイツチが設けられている。6は鍵盤回路であり、CP
U1からの指示に応じて鍵盤5の各キースイツチのオン/
オフ状態を順次バスラインBUSへ出力する。7はスイツ
チ回路であり、音色選択スイツチ,リズム選択スイツ
チ,伴奏音スタート/ストツプスイツチ等のスイツチ類
および各スイツチの出力をバスラインBUSに接続するイ
ンターフエイス回路とから構成されている。なお、伴奏
音スタート/ストツプスイツチはプツシユオン/リリー
スオフ型のスイツチである。8はテンポパルス発生器で
あり、テンポ設定用ヴオリユームとクロツクパルス発生
回路とから構成され、テンポ設定用ヴオリユームの設定
位置に対応する周期のテンポパルスを割込信号としてCP
U1へ出力する。9は楽音形成回路であり、バスラインBU
Sを介して供給されるメロデイ音のキーコードKCおよび
伴奏音のキーコードKCに基づいて、複数の楽音発生チヤ
ンネルにおいて楽音信号を形成し、各楽音信号をミキシ
ングしてスピーカ10へ出力する。
次に、上記構成による実施例の動作を第8図〜第10図に
示すCPU1の動作フローチヤートを参照して説明する。
「メインルーチン」 まず、第8図はメインルーチンを示すフローチヤートで
ある。電源が投入されると、CPU1の処理は、まずステツ
プS1へ進み、第7図に示すレジスタRUN(1ビツト)お
よびCLK(4ビツト)がクリアされる。次にステツプS2
へ進むと、スイツチ回路7内の伴奏音スタート/ストツ
プスイツチの処理が行われる。すなわち、同スタート/
ストツプスイツチのオン/オフ状態がチエツクされ、オ
ン状態であればレジスRUN内のデータ(この場合“0")
が反転される。このステツプS2の処理から明らかなよう
に、レジスタRUN内のデータは、スタート/ストツプス
イツチが1回押されると“1"となり、再度、押されると
“0"となる。そして、レジスタRUN内のデータ“1"は、
伴奏音発生を意味し、“0"は伴奏音停止を意味してい
る。次に、ステツプS3へ進むと、リズム選択スイツチの
処理が行われる。すなわち、現在選択されているリズム
の番号が検出され、検出されたリズム番号が第7図のレ
ジスタRHY内に書込まれる。次いで、同リズム番号が前
述したリズムグループA,Bのいずれに属するかが検出さ
れ、この検出結果に応じて第7図のレジスタRHY,G内に
リズムグループ名(AまたはB)が書込まれる。次に、
押鍵処理ルーチンS4(第9図参照)へ進み、この押鍵処
理ルーチンS4の処理が終了すると再びステツプS2へ戻
り、以後、上記の各処理を繰り返し実行する。
「押鍵処理ルーチン」 次に、押鍵処理ルーチンS4について説明する。まず、第
9図のステツプSa1においてキー走査が行われ、メロデ
イ鍵盤および伴奏鍵盤の全てのキーのオン/オフ状態が
検出される。次にステツプSa2へ進むと、前回のステツ
プSa1の検出結果と今回のステツプSa1の検出結果とが比
較され、この比較結果に基づいて各キーの操作状態の変
化(イベント)が検出される。そして、全キーについて
イベントが発生していなければ(全キーの操作状態に変
化がなければ)、第8図のステツプS2へ戻り、いずれか
のキーにイベントが発生していた場合は、ステツプSa3
へ進む。ステツプSa3では、メロデイ鍵にイベントが発
生したか否かが判断され、この判断結果が「YES」の場
合は、ステツプSa4へ進む。ステツプSa4では、イベント
が発生したキーのキーコードKCと、キーのオン/オフの
別を示すキーオン信号(“1"または“0")が楽音形成回
路9へ出力される。これにより、楽音形成回路9におけ
るメロデイ音の発音/発音停止が制御される。一方、ス
テツプSa3における判断結果が「No」の場合はステツプS
a5へ進む。ステツプSa5では、伴奏鍵にイベントが発生
したか否かが判断される。そしてこの判断結果が「YE
S」の場合はステツプSa6へ進む。ステツプSa6では、和
音および根音の検出が行われる。すなわち、まず、伴奏
鍵の操作状態に対応するアドレス信号が作成され、テー
ブルメモリ3aへ出力される。これにより、現在押下され
ている伴奏鍵に対応する和音データおよび根音のキーコ
ードKCが各々テーブルメモリ3aから読み出される。次い
で、読出された和音データおよび根音のキーコードKCが
各々第7図に示すレジスタWRおよびKKC内に格納され
る。そして、第8図のステツプS2へ戻る。一方、前述し
たステツプSa5における判断結果が「No」の場合は、第
8図のステツプS2へ戻る。
「割込み処理ルーチン」 次に、第10図に示す割込み処理ルーチンについて説明す
る。この実施例においては、前述したようにテンポパル
ス発生器8から出力されるテンポパルスによつて、CPU1
に周期的に割込みがかかるようになつている。そして、
CPU1に割込みがかかると、CPU1の処理が第10図の割込み
処理ルーチンへ飛ぶ。
この割込み処理ルーチンでは、まずステツプSb1におい
てレジスタRUN内のデータが“1"が否か判断される。そ
して、この判断結果が「No」の場合はステツプSb2へ進
み、レジスタCLKがクリアされる。そして、第8図のメ
インルーチンへ戻る。一方、ステツプSb1の判断結果が
「YES」の場合(伴奏音の発生を行う場合)は、ステツ
プSb3へ進む。ステツプSb3では、まず第7図のレジスタ
WR内の和音データが「メジヤ系」,「マイナ系」,「セ
ブンス系」のいずれに属するかが検知され、この検知結
果に対応する和音グループデータが第7図のレジスタWG
D内に格納される。次いで、第7図のレジスタRHY内のリ
ズム番号,レジスタWGD内の和音グループデータおよび
レジスタCLKの内容(この場合、「0」)がテーブルメ
モリ3へ出力される。上記リズム番号および和音グルー
プデータがテーブルメモリ3へ供給されると、第3図に
示すパターンテーブルTa1−1〜Ta16−3の内の1つ
(以下、TaM−Nとする)が選択され、そして、レジス
タCLKの内容「0」がテーブルメモリ3へ供給される
と、選択されたパターンテーブルTaM−Nの第0番地内
の発音コードCODEが読出され、第7図のレジスタCODER
内に格納される。次にステツプSb4へ進むと、レジスタR
HY・G内のリズムグループ名が「B」か否かが判断され
る。そして、この判断結果が「No」の場合(リズムクル
ープが「A」の場合)は、ステツプSb5へ進む。ステツ
プSb5では、第7図のレジスタRG内に“0"が書込まれ
る。そしてステツプSb6へ進む。ステツプSb6では、上述
したレジスタRG内のデータ“0"、レジスタWR内の和音デ
ータおよびレジスタCODER内の発音コードCODEが各々テ
ーブルメモリ3へ出力される。上記レジスタRG内のデー
タ“0"および和音データがテーブルメモリ3へ出力され
ると、変換テーブルTb−1〜Tb−7の内の和音データに
対応するテーブル(以下、Tb−Kとする)が選択され、
そして、発音コードCODEがテーブルメモリ3へ出力され
ると、選択されたテーブルTb−K内の、同発音コードCO
DEをアドレスとするエリア内のキーコードKCが読出さ
れ、この読み出されたキーコードKCが第7図のレジスタ
KCR内に格納される。
一方、ステツプSb4の判断結果が「YES」の場合は、ステ
ツプSb7へ進む。ステツプSb7では、レジスタCODER内の
発音コードCODEに対応するキーコードKCがリズムグルー
プAとBとで異なるか否かが判断される。例えばレジス
タWR内の和音データがセブンスの和音を示している場合
は、第6図に示すように発音コードCODEが「E」(16進
数)の場合のみ対応するキーコードKCが異なる。したが
つて、和音がセブンスの場合、ステツプSb7では、レジ
スタCODER内の発音コードCODEが「E」か否かが判断さ
れる。そして、この判断結果が「No」の場合は、上述し
たステツプSb5,Sb6の処理、すなわち、リズムグループ
Aの場合と同じ処理が行なわれる。一方、ステツプSb7
の判断結果が「YES」の場合は、ステツプSb8へ進む。ス
テツプSb8では、レジスタRG内に“1"が書込まれ、ま
た、レジスタCODER内に和音レジスタWR内の和音データ
に対応するサブレジスTb−Kaのアドレスが書込まれる。
次いでステツプSb6へ進むと、前述したようにレジスタR
G内のデータ“1"、レジスタWR内の和音データおよびレ
ジスタCODER内のデータが各々テーブルメモリ3へ出力
される。上記レジスタRG内のデータ“1"および和音デー
タがテーブルメモリ3へ出力されると、サブテーブルTb
−1a〜Tb−7aの内の和音データに対応するサブテーブル
Tb−Kaが選択され、そして、レジスタCODER内のデータ
がテーブルメモリ3へ出力されると、同データによつて
上記サブテーブルTb−Kaがアドレスされる。これによ
り、同サブテーブルTb−KaからキーコードKCが読み出さ
れ、読み出されたキーコードKCが第7図のレジスタKCR
内に格納される。
次に、ステツプSb9へ進むと、レジスタKCR内のキーコー
ドKCと、レジスタKKC内の根音のキーコードKCとが加算
され、この加算結果がレジスタKCR内に格納される。次
いで、Sb10へ進むと、レジスタKCR内のキーコードKCが
楽音形成回路9へ出力される。楽音形成回路9は、この
キーコードKCを受け、伴奏音信号を形成する。
以上述べたステツプSb3〜Sb10の処理により第1番目の
伴奏音信号が形成された。ところで、前述したように、
この実施例においては第3図に示す発音パターンテーブ
ルTaが3組設けられており、3音の伴奏音を同時に形成
するようになつている。したがつて、CPU1は上記の処理
の後、再び第2番目,第3番目の発音パターンテーブル
Ta(図示略)を用いて上記と同じ処理を繰り返す。そし
て、第3番目の伴奏音のキーコードKCを楽音形成回路9
へ出力した時点でステツプSb11へ進む。ステツプSb11で
は、レジスタCLKの内容がインクリメントされる。(こ
の場合、「1」となる。)次いで、ステツプSb12へ進む
と、レジスタCLKの内容が「16」より小か否かが判断さ
れる。そして、この判断結果が「YES」の場合は、メイ
ンルーチンへ戻る。
次に、再びCPU1へテンポパルスが供給されると、第10図
の割込み処理ルーチンが再び実行される。この場合、レ
ジスタCLKの内容が「1」であることから、発音パター
ンテーブルTaの内の、選択されているテーブルTaM−N
の1番地内の発音コードCODEが読み出され、キーコード
変換テーブルTbによつてキーコードKCに変換され、次い
で根音のキーコードKCが加算されて楽音形成回路9へ出
力される。また、この処理が3回繰り返される。次に、
ステツプSb11の処理によりレジスタCLKの内容が「2」
とされ、そしてメインルーチンへ戻る。以下、CPU1へテ
ンポパルスが供給される毎に上記の処理が繰り返され
る。そして、パターンテーブルTaM−N内の16個の発音
コードCODEの処理が終了すると、ステツプSb12の判断結
果が「No」となり、ステツプSb2へ進む。ステツプS2で
は、レジスタCLKがクリアされる。これにより、以後、
再びパターンテーブルTaM−N内の各発音コードCODEの
処理が0番地から順次行われる。また、演奏者の伴奏鍵
の操作状態が変化した場合は、変化後の操作状態に対応
するパターンテーブルTaM−N′の処理が同様にして行
われる。
以上が第1図に示す実施例の詳細である。なお、上記実
施例は、第2図,第5図に示すアルペジオ伴奏の場合の
みならず、オートベース,オートコード等にも勿論適用
可能である。また、上記実施例はパターンテーブルTa1
−1〜Ta16−3を各々16ワードとしているが、これを例
えば32ワード等にしてもよい。また、上記実施例におい
ては、和音,リズム共グループ分けしているが、和音の
みあるいはリズムのみをグループ分けしてもよく、双方
ともグループ分けしなくてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、第1のテーブ
ル(発音パターンテーブル)に発音コードを記憶させて
おくとともに、和音種類およびリズム種類毎に第2のテ
ーブル(キーコード変換テーブル)にキーコードを記憶
させておき、第1のテーブルから発音コードを読み出
し、指定された和音の種類と指定されたリズムに対応し
た第2のテーブルによってキーコードに変換して楽音形
成手段に供給するようにしたので、第2テーブルには、
指定した和音種類およびリズム種類の双方に適する音階
のみ1つづつ記憶しておけばよく、和音種類およびリズ
ム種類の双方に適する伴奏音形成に必要なデータを記憶
させるメモリの容量を削減することができる効果が得ら
れる。
また、和音をグループ分けし、あるいはリズムをグルー
プ分けすれば、さらにメモリ容量を削減することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロツク図、 第2図は伴奏音の一例を示す図、 第3図,第4図は各々第1図のテーブルメモリ3内に設
けられた発音パターンテーブルTaおよびキーコード変換
テーブルTbを示す図、 第5図は伴奏音の他の例を示す図、 第6図は和音がセブンスの場合におけるリズムグループ
を示す図、 第7図は第1図のデータメモリ4内に設定されたレジス
タを示す図、 第8図〜第10図は各々第1図のCPU1の動作を示すフロー
チヤートであり、 第8図はメインルーチンのフローチヤート、 第9図は押鍵処理ルーチンのフローチヤート、 第10図は割込処理ルーチンのフローチヤートである。 1……CPU、2……プログラムメモリ、3,3a……テーブ
ルメモリ、4……データメモリ、5……鍵盤、6……楽
音形成回路、Ta……発音パターンテーブル、Tb……キー
コード変換テーブル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 和音を指定する和音指定手段と、 (b) 複数のリズムの中から1つを指定するリズム指
    定手段と、 (c) 各和音種類毎に設けられ、その和音種類におい
    て発音される音に対応するキーコードがリズム種類毎に
    記憶された複数のキーコード変換テーブルと、 (d) 前記複数のキーコード変換テーブルからキーコ
    ードを読み出すための発音コードが記憶された発音パタ
    ーンテーブルと、 (e) 前記発音パターンテーブルから発音を指示する
    発音コードを読み出す第1の読出し手段と、 (f) 前記第1の読出し手段によって読み出された発
    音コードに基づいて、前記和音指定手段によって指定さ
    れた和音の種類および前記リズム指定手段によって指定
    されたリズムに対応するキーコード変換テーブルからキ
    ーコードを読み出す第2の読出し手段と、 (g) 前記第2の読出し手段によって読み出されたキ
    ーコードに基づいて伴奏音を形成する楽音形成手段と を具備してなる自動伴奏装置。
  2. 【請求項2】前記発音パターンテーブルは、1または複
    数の和音からなる和音グループ毎に設けられていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動伴奏装
    置。
  3. 【請求項3】前記キーコード変換テーブルは、第1のリ
    ズムグループに対応して設けられた変換テーブルと、第
    2のリズムグループに対応して設けられたサブテーブル
    とからなり、前記サブテーブルには前記変換テーブル内
    の各キーコードと異なるキーコードのみが記憶されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の自動伴奏装置。
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