JPS6093444A - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JPS6093444A
JPS6093444A JP58201023A JP20102383A JPS6093444A JP S6093444 A JPS6093444 A JP S6093444A JP 58201023 A JP58201023 A JP 58201023A JP 20102383 A JP20102383 A JP 20102383A JP S6093444 A JPS6093444 A JP S6093444A
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naphthalene
photoreceptor
charge
photosensitive layer
compd
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Masaomi Sasaki
正臣 佐々木
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Ricoh Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は電子写真用感光体に関し、詳しくは感光層中に
特定のナフタレン化合物を含有させた電子写真用感光体
に関する。
従来技術 従来、電子写真法にJ3いて使用される感光体の光導電
性累月として用いられているものにセレン、硫化カドミ
ウム、酸化亜鉛などの無機物質がある。ここにいう「電
子写真法」とは、一般に光導電性の感光体をまず暗所で
、例えばコロナ放電によって帯電せしめ、次いで像露光
し、露光部のみの電荷を選択的に逸散せしめて静電潜像
を得、この潜像部を染料、顔料などの着色材と高分子物
質などの結合剤とから構成される検電微粒子(トナー)
で瑛像し可視化して画像を形成するようにした画像形成
法の一つである。
このような電子写真法において感光体に要求される基本
的な特性としては、1)暗所で適当な電位に帯電できる
こと、2)暗所において電荷の逸散が少ないこと、3)
光照射によってすみやかに電荷を逸散せしめうろことな
どがあげられる。
ところで、前記の無機物質はそれぞれ多くの長所をもっ
ていると同時に、さまざまな欠点をも有しているのが事
実である。例えば、現在広く用いられているセレンは前
記1)〜3)の条例は充分に満足するが、製造する条件
がむずかしく、製造コストが高くなり、可撓性がなく、
ベルト状に加工することがむずかしく、熱や機械的の衝
撃に鋭敏なため取扱いに注意を要するなどの欠点もある
。硫化カドミウムや酸化亜鉛は、結合剤としての樹脂に
分散させて感光体として用いられているが、平滑性、硬
度、引張り+1,1tlI擦性などの機械的な欠点があ
るためにそのままでは反復して使用する口とができない
近年、これら無機物質の欠点を排除するlこめにいろい
ろな有機物質を用いた電子写真用感光体が提案され、実
用に供されているものもある。例えば、ポリ−N−ビニ
ルカルバゾールと2.4.7−1−リニトロフルAレン
ー9−オンとからなる感光体(米国特許第348423
7号、明細書に記載)、ポリ−N−ビニルカルバゾール
をビリリウム塩基色素で増感してなる感光体(特公昭4
8−25658号公報に記載)、有機顔料を主成分とす
る感光体(特開昭47−37543@公報に記載)、染
料と樹脂とからなる共晶錯体を主成分とする感光体く特
開昭47−10735号公報に記載)などである。これ
らの感光体は優れIこ特性を有しており実用的にも価値
が高いと思われるものであるが、電子写真法において、
感光体に対するいろいろな姿求を考慮すると、まだこれ
らの悶求を十分に満足Jるものが得られていな1のが実
状である。
だが、これまでに挙げた感光体は、いずれも目的により
又は製作方法により違いはあるが、一般的にいって優れ
た光導電性物質を使用することによって良好な特性が得
られるものである。
目 的 本発明の目的は、先に述べた従来の感光体のもつ種々の
欠点を解消し、電子写真法において要求される条件を十
分満足しうる感光体を提供することにある。本発明の他
の目的は、!!l造が容易でかつ比較的安価に行なえ、
耐久性にも優れた電子写真用感光体を提供することにあ
る。
構成 本発明者は、多くの光導電性物質についての研究、検討
を行なった結果、下記一般式() (式中Arは置換もしくは無置換のフェニル基、または
置換もしくは無置換のスチリル基、R1は水素、低級ア
ルキル基、または置換もしくは無置換のフェニル基、R
2JjよびR3は低級アルキル基、アラルキル基、n換
もしくは無置換の)1ニル基を表わす。)で表わされる
ナフタレン化合物が電子写真用感光体置は4位あるいは
5位である。またArまたはR1におりるフェニル基上
の置換基としては、メチル、エチル、ブビル、ブチルな
どのアルキル基、メトキシ、■1〜キシ、プロポキシ、
ブトキシなどのアルコキシ基、フェノキシ基、ベンジル
オキシ基、塩素、臭素などのハロゲン原子、R2および
R3におけるフェニル基上の置換基としては、メチル、
エチル、プロピル、ブチルなどのアルキル基、メトキシ
、工;〜キシ、プロポキシ、ブI−キシなどのアルコキ
レ基、チAメI−キシ、チア11t−キシなどのチオア
ルコキシ基、チオフェニル基、塩素、臭素などのハロゲ
ン原子、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピル
アミノ、N−メチル−N−エチルアミノなどのジアルキ
ルアミノ基、ヒドロキシ基、カルボキシ基及びそのエス
テル、アシル基、フェノキシなどのアリールオキシ基、
ベンジルオキシなどのアラルキルオキシ基、トリフルオ
ロメチル基、ニトロ基、またはシアン基などが挙げられ
る。このナフタレン化合物は、後述から明らかなように
、いろいろの材料と組合されることによって予期しえな
い効果を右りる感光体を作成しうろことをも見出した。
本発明はこうした知見に塁づいて完成され1=ものであ
る。
即ち、本発明は導電性支持体上に感光層を設けた電子写
真用感光体において、前記感光層中に上記の一般式(I
)で表わされるナフタレン化合物が含有されていること
を特徴とJるものである。
本発明で用いられる前記一般式(I>で示されるナフタ
レン化合物は、下記一般式(11)[式中Δr 、 R
+は一般式(I)と同じ、Yは一1〕0(@)3Z0〈
ここてZoはノ叩ゲンを示づ)で表わされるトリフェニ
ルホス小ニウム基又は−PO(OR>2<ここでRは低
級アルキル基を示づ)で表わされるジアルキル亜リン酸
基である。]で表わされるフェニル誘導体と下記一般式
(I[I) (式中R2、R3は一般式(I)と同じ。)で表わされ
るアルデヒド化合物とを反応さぼることにより得ること
ができる。
一般式(II)で表わされるフェニル誘導体は対応づる
ハロメチル化合物と亜リン酸1〜リアルキル又は1−リ
フェニル小スフィンとを直接あるいはトルエン、テI〜
ラバイド0フラン、N 、N−ジメチルホルムアミドな
どの溶媒中で加熱することにより容易に製造される。こ
こで亜すン酸トリアルキルとしては炭素数1〜4のアル
キル基、特にメチル基、エチル基が好ましい。
こうして11られIC一般式(II)で表わされるフェ
ニル誘導体と一般式(II)で表わされるアルデヒド化
合物とを塩基性触媒の存在下、室温から100℃程度の
温度においC反応さUる。
塩基性触媒としては苛性ソーダ、苛性7Jす、ナl−リ
ウムアミド水素化ナトリウム及びすトリウムメチラ−1
〜、カリウム−1−71〜キリイドなどのアルコラ−1
〜を挙げることができる。
また、反応溶媒としてはメタノール、1タノール、イソ
プロパツール、ブタノール、2−メトキシエタノール、
1.2−ツメ1〜4ニジ1タン、ビス(2−メ1−キシ
エチル)エーテル、ジAキVン、デ1−ラヒドロフラン
、1〜ル1ン、キシレン、ジメチルスルホキシド、N、
N−ジメチルホルムアミド、N−メヂルピ[1リドン、
1.3−ジメチル−2−イミダゾリジノンなどを挙げる
ことができる。中でも極性溶媒、例えばN 、N−ジメ
チルボルムアミド、及びジメチルスルホキシドが好適で
ある。
反応温度は1)使用する溶媒の塩基性触媒に苅り−る安
定性、2)縮合成分(一般式(II)及び(II)の化
合物)の反応性、3)前記塩基性触媒中にお)Jる縮合
剤どしての反応性ににって広範囲に選択することができ
る。例えば極性溶媒を用いるときは実際には室温から1
00℃好ましくは室温から80℃である。しかし反応時
間のり、0縮又は活性の低い縮合剤を使用するときはさ
らに高い温度でもよい。
!!7造の一例を具体的に示づと上記の通りである。
製造例1 1.1−ジフェニルメヂル小スホン酸ジエチル30.4
(1(0,1モル)と4−N 、N−ジフェニルアミノ
ナフトアルデヒド32.3g (0,1モル)をN 、
N−ジメチルボルムアミド1001に溶解し、これにカ
リウム〜t−ブ1−キリイド16.8+1’(0,15
モル)を25〜30℃で加える。添加後8時間室温で攪
拌を行なりた後、反応況合物を水2001で希釈した。
析出した粉末を蘭過、水洗、乾燥後淡黄色の粉末を得た
。収■は、38.9(1(収率82%)であった。酢酸
エチル−1タノールの混合溶媒から再結晶した後、メタ
ノールで洗浄し、1−N 、N−ジフェニルアミノ−4
−(β−フェニルスチリル)ナフタレンの純品を得た。
熱分析の結果このものは200℃迄吸発熱のピークは観
察されなかった。
こうして得られる一般式(T)で表わされるナフタレン
化合物の具体例を以下穴−1に例示りる。
表−1 水元IJ感光体は、上記のようなナフタレン化合物の1
種又は2種以上を感光層に含有させたものであるが、こ
れらナフタレン化合物の応用の仕方によって第1図、第
2図あるいは第3図に示したごとくに用いることかでき
る。
第1図に33 Gプる感光体は導電性支持体1上にナフ
タレン化合物、増感染料および結合剤(結着樹脂)より
なる感光WI2が設番プられたものである。ここでのナ
フタレン化合物は光導電性物質として作用し光減衰に必
要な電荷担体の生成および移動はナフタレン化合物を介
して行なわれる。しかしながら、ナフタレン化合物は光
の可視領域においてほとんど吸収を有していないので、
可視光で画像を形成づる目的のためには可視領域に吸収
を有する増感染料を添加して増感する必要がある。
第2図におtノる感光体は、導電性支持体1上に電荷発
生物質3をナフタレン化合物と結合剤とからなる電荷搬
送媒体4の中に分散せしめた感光層2−が設【ノられた
ものである。
ここでのナフタレン化合物は結合剤(又は結合剤及び可
塑剤)とともに電荷搬送媒体4を形成し、−力、電荷発
生物質3(無機又は有機顔料のような電荷発生物質)が
電荷担体を発生づる。この場合、電荷搬送媒体4は主と
して電荷発生物質3が発生ずる電荷担体を受入れ、これ
を搬送する作用を担当している。
そして、この感光体にあっては電荷発生物質とナフタレ
ン化合物とが互いに、主として可視領域において吸収波
長領域が重ならないというのが基本的条件である。これ
は電荷発生物質3に電荷担体を効率よ(発生さLるため
には電荷発生物質表面まで、光を透過さ「る必要がある
からである。一般式(i)で表わされるナフタレン化合
物は可視領域にほとんど吸収がなく、一般に可視領域の
光線を吸収し、電荷担体を発生ずる電荷発生物質3と組
合わせた場合、特に有効にtn荷搬送物質として働くの
がその特徴である。
第3図にJjGノる感光体は、導電性支持体1上に電荷
発生物質3を主体とする電荷発生層5ど、ナフタレン化
合物を含イjする電荷搬送層4との積層からなる感光層
2#が設【ノられたものである。この感光体では、電荷
搬送4を透過した光が電荷発生層5に到達し、その領域
で電荷担体の発生が起り、一方、電荷搬送層4は電荷担
体の注入を受り、その搬送を行なうもので、光減衰に必
要な電荷担体の発生は、電荷発生物質3で行なわれ、ま
た電荷担体の搬送は、電荷搬送層4(主としてナフタレ
ン化合物が働く)で行なわれる。′こうした機構は第2
図に示した感光体にJ3いてした説明と同様である。
実際に本発明感光体を作製づるには、第1図に示した感
光体であれば、結合剤を溶かした溶液にナフタレン化合
物の11!!又は2種以上を溶解し、更にこれに増感染
料を加えた液をつくり、これを尋fu竹支持体1上に塗
布し乾燥して感光11!32を形成すればよい。
感光層2の厚さは3〜50μm1好ましくは5〜20μ
鋼が適当である。感光層2に占めるノーフタレン化合物
の石は30〜7010n%%好ましくは約50重量%で
あり、また、感光層2に占める増感染料のmは0.1〜
5重量%、好ましくは0.5〜3重量%である。増感染
料としては、ブリリアントグリーン、ヒフi・リアブル
ー[3,メチルバイAレツ1−、クリスタルバイオレッ
ト、アシツドバイオレツ1−6Bのような1−リアリー
ルメタン染料、0−ダミン810−ダミン6G、0−ダ
ミンGエキスi−ラ、工AシンS1エリト0シン、ロー
ズベンガル、フルオレレインのようなキサンチン染料、
メチレンブルーのにうなチアジン染料、シアニンのよう
なシシ!ニン染料、2.6−ジフ1ニル−4−<N 、
N−ジメチルアミノフェニル)チアピリリウムバークロ
レート、ベンゾビリリウム塩(特公昭48−25658
号公報に記載)などのピリリウム染料などが挙げられる
。なお、これらの増感染料は単独で用いられても211
以上が併用されてもよい。
また、第2図に示した感光体を作製するには、1種又は
2種以上のナフタレン化合物と結合剤とを溶解した溶液
に電荷発生物質3の微粒子を分散りしめ、これを導電性
支持体1上に塗布し乾燥して感光層2′を形成すればよ
い。
感光層2−の厚さは3〜50μ11好ましくは5〜20
μ懺が適当である。感光層2′に占めるナフタレン化合
物の量は10〜95重fn%、好ましくは30〜90重
石%であり、また、感光層2二に占める電荷発生物質3
のmは0.1〜50重湯%好ましくは1〜20重量%で
ある。電荷発生物質3としては、例えばセレン、セレン
−テルル、硫化カドミウム、硫化カドミウム−セレン、
α−シリコンなどの無機顔料、有機顔料としては例えば
シーアイピグメントブル−25(カラーインデックスC
I 21180)、シーアイピグメントレッド41(C
121200)、シーアイアシッドレッド52 (CI
 4510G)、シーアイベーシックレッド3 (CI
 45210)カルバゾール骨格を有するアゾ顔料(特
開昭53−95033号公報に記載)、ジスチリルベン
ゼン骨格を有するアゾ顔料(特開昭53−133445
号公報に記載)、トリフェニルアミン骨格を有するアゾ
顔料(特開昭53−132347号公報に記載)、ジベ
ンゾヂAフ1ン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−2
1728号公報に記載)、オキサジアゾール骨格を有す
るアゾ顔料(特j[l昭54−12742号公報に記載
)、フルオレノン骨格を右り°るアゾ顔FI−(特開昭
54−22834号公報に記載)、ビススチルベン骨格
を有するアゾ顔n(特開昭54−17733号公報に記
載)ジスチリルオキ゛リージアゾール骨格を有するアゾ
顔料(特開昭54−2129号公報に記載)、ジスチリ
ルカルバゾール骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−1
49G7号公報に記載)などのアゾ顔料、例えばシーア
イピグメントブルー16(CI−74100>などのフ
タロシアニン系顔料、例えばシーアイバットブラウン5
 (CI 73410)、シーアイバラ1〜ダイ(CI
 73030)などのインジゴ系顔料、アルゴスカーレ
ツl−8’(バイエル社製)、インダスレンスカーレッ
トR(バイエル社製)などのペリレン系顔料などが挙げ
られる。なお、これらの電荷発生物質は単独で用いられ
ても2種以上がg1用されてもよい。
更に第3図に示した感光体を作製Jるには、1!電性支
持休1上に電荷発生物質3を真空蒸@りるか或いは、電
荷発生物質3の微粒子を必要によって結合剤を溶解した
適当な溶媒中に分散した分散液を塗布、乾tRJるかし
て、更に必要であればパフ研磨などの方法によって表面
仕上げ、膜厚調整などを行なって電荷発生層5を形成し
、この上に1種又は211以上のナフタレン化合物と結
合剤とを溶解した溶液を塗布、乾燥して電荷搬送M4を
形成すればよい。なお、ここで電荷発生層5の形成に用
いられる電荷発生物質3は前記の感光層2′の説明にお
いてしたのと同じものである。
電荷発生層5の厚さは5μl以下好ましくは2μ−以下
であり、電荷WJ送層4の厚さは3〜50μ鋼好ましく
は5〜20μmが適当である。電荷発生層5が電荷発生
物質3の微粒子を結合剤中に分散させたタイプのものに
:ありTは、電荷発生物質3の微粒子の電荷発生層5に
占める割合は10〜95重量%、りrましくは50〜9
0重量%程度である。また、電荷搬送層4に占めるナフ
タレン化合物の量は10〜9;I重量%好ましくは30
〜90重量%である。
なお、これらの感光体製造において、)9電性支持休1
に、アルミニウムなどの金属板又は金属箔、アルミニウ
ムなどの金属を蒸着したプラスックフィルム、あるいは
、導電処理を施した紙などが用いられる。また、結合剤
としては、ポリアミド、ポリウレタン、ポリニスデル、
エル4ニジ樹脂、ポリクトン、ポリカーボネートなどの
縮合樹脂や、ポリビニルクトン、ボリスヂレン、ポリ−
N−ビニルカルバゾール、ポリアクリルアミドのような
ビニル重合体などが用いられるが、絶縁性でかつ接着性
のある樹脂はすべて使用できる。必要により可塑剤が結
合剤に加えられるが、そうした可塑剤としてはハロゲン
化パラフィンポリ塩化ビフェニル、ジメヂルナフタリン
、ジブチルフタレートなどが例示できる。
更に、以上のようにして得られる感光体には、導電性支
持体と感光層の間に、必要に応じて接Iti層又はバリ
ヤ層を段けることがでさ。
る。これらの層に用いられる材料としては、ポリアミド
、ニトロセルロース、酸化アルミニウムなどであり、ま
た膜Wは1μm以下が好ましい。
本発明の感光体を用いて複写を行なうには、感光面に帯
電、露光を施した後、現象を行ない、必要によって、紙
などへ転ηをijなう。
本発明の感光体は感度が高く、また可撓性に富むなどの
優れた利点を有している。
以下に実施例を示す。下記実施例におい“0部は1“べ
て重量部である。
実施例1 電荷発生物質とし”(ダイj′ンプルー(シーアイピグ
メントブルー25、CI 21180) 76部、ポリ
エステル樹脂(バイ0ン200、(株)東洋紡績製)の
2%テトラヒドロンフラン溶液1260部およびテ1〜
ラヒドロフラン3700部をボールミル中で粉V?混合
し、得られた分散液をアルミニウム蒸着したポリニスデ
ルベースよりなる導電性支持体のアルミニウム面上にド
クターブレードを用いて塗布し、自然乾燥して厚さ約1
μmのffi荷発生層を形成した。
一方、電荷搬送物質としてN(1,4の)−フタレン化
合物2部、ポリカーボネー1〜樹脂(パンライトに13
00、(株)重大製) 2部およびテトラヒドロフラン
16部を混合溶解して溶液としIC後、これをtfJ記
電荷発生層上にドクターブレードを用いて塗布し、80
℃で2分間、ついで105℃で5分間乾燥して厚さ約2
0μmの電荷搬送層を形成せしめて感光体No、1を作
成した。
実施例2〜18 電荷発生物質および電伺搬送物質(ナフタレン化合物)
を表−2に示したものに代えた以外は実施例1とまり1
C<同様にして感光体N002〜18を作成した。
表−2 実施例19 厚さ約300μmのアルミニウム板上に、セレンを厚さ
約1μmに真空蒸着して電荷発生層を形成せしめL 6
次いでN o、21ナフタレン化合物2部、ポリエステ
ル樹脂〈デュポン社製ポリエステルアドヒーシプ490
00) 3部おJ:びテ1−ラヒド[179245部を
混合、溶解して電荷搬送層形成液をつくり、これを上記
の電荷発生層(セレン蒸着層)上にドクターブレードを
用いて塗布し、自然乾燥した後、減圧下で乾燥して厚さ
約10μmの電侑搬3.!i層を形成μしめて、本発明
の感光体N O,19を得1= 。
実施例20 を用いて電荷発生層(但し、庁さは約0.3μm)を形
成し、またナフタレン化合物をNo。
21の代りにNo、12のものを用いIこ以外は実施例
19とまったく同様にして感光(41N o、20を作
成した。
実施例21 ダイアンブルー(実施例1で用いたものと同じ)1部に
デ1〜ラヒドロフラン158部を加えた混合物をボール
ミル中で粉砕、混合した後、これにN o、45のナフ
タレン化合物12部、ポリエステル樹脂(デュポン社製
ボリエスデルアドヒーシブ49000) 18部を加え
て、さらに混合して得た感光層形成液を、jフルミニラ
ム蒸着ポリエステルフィルム上にドクターブレードを用
いて塗41ノシ、100℃で30分間乾燥して厚さ約1
6μ印の感光層を形成せしめて、本発明の感光体N O
,21を作成した。
かくしてつくられた感光体No、1〜21について、市
取の静電複写紙試験装置(K K III L+電機製
作所11JSl)428型)を用いて−6K V又は+
6KVのコロナ放電を20秒間行なって帯電せしめた後
、20秒間暗所に放電し、その時の表面電位Vpo(ポ
ル1〜)を測定し、ついでタングステンランプ光を感光
体表面の照度が4.5ルツクスになるよう照剣してその
表面電位がvpoの1/2になるまでの時間(秒)をめ
、露光ME 1/2 (ルックス・秒)を綽出した。そ
の結采を表−3に示づ。
また、以上の各感光体を市販の電子写真複写機を用いて
帯電せしめた後、原図を介して光照射を行なって静電潜
像を形成せしめ、乾式現像剤を用いて現像し、得られた
画像(1・す−画像)を普通紙」ニに静電転写し、定着
したところ、鮮明な転写画像が得られた。現像剤として
湿式現像剤を用いた場合も同様に鮮明な転写画像が得ら
れた。
処−一」先 以上述べたように、本発明感光体は、前記一般式(I)
で示されるナフタレン化合物を用いることにより、感光
体として要求され条件を十分に満足し、鮮明な画像を形
成づ−るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図Jjよび第3図は木ti明にかかわる電
子写真感光体の厚さ方向に拡大した断面図である。 1・・・導電11支持体 2.2′、 2″・・・感光層 3・・・電荷発生物質 4・・・電拘搬送媒体又は電荷搬送層 5・・・電荷発生層 21図 才2図 才3m 手続主11)正癲 昭和58年11月110 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年10月28U3付提出の特
許出願 32、発明の名称 電子写真用感光体 3、補正をりる者 事イ′[との関係 特許出願人 名 称 (674)株式会社 リ ] −4、代理人 5、補正命令の日イq (自発) ンゼン環上の買換基としてはJ1%:n■正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性支持体上に下記一般式(I)で表されれる
    ナフタレン化合物を少なくとも1つを有効成分として含
    有する感光層を有することを特徴とする電子写真用感光
    体。 \ 3 (式中A「は置換もしくは無置換のフェニル基、または
    置換もしくは無置換のスチリル基、R1は水素、低級ア
    ルキル基、または置換もしくは無置換のフェニル基、R
    2およびR3は低級アルキル基、アラルキル基、U換も
    しくは無置換のフェニル基を表わす。)
JP58201023A 1983-10-28 1983-10-28 電子写真用感光体 Granted JPS6093444A (ja)

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DE19843439113 DE3439113A1 (de) 1983-10-28 1984-10-25 Styrol-derivate und elektrophotographische photoleiter, welche zumindest eines der derivate enthalten
GB08427280A GB2151223B (en) 1983-10-28 1984-10-29 Styrene derivatives and electrophotograhic photoconductors containing them
US07/545,124 US5072043A (en) 1983-10-28 1990-06-27 Styrene derivatives and electrophotographic photoconductor comprising one of the styrene derivatives
US07/754,552 US5292896A (en) 1983-10-28 1991-09-04 Amino styrene derivatives

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