JPS6084384A - 有機化合物の安定化方法 - Google Patents

有機化合物の安定化方法

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JPS6084384A
JPS6084384A JP19103583A JP19103583A JPS6084384A JP S6084384 A JPS6084384 A JP S6084384A JP 19103583 A JP19103583 A JP 19103583A JP 19103583 A JP19103583 A JP 19103583A JP S6084384 A JPS6084384 A JP S6084384A
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tert
organic compound
anthrone
butyl
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Keiji Kawamoto
圭司 河本
Toru Yamanaka
徹 山中
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は有機化合物の安定化方法に関する。
さらに詳しくは、熱雰囲気下に置かれた有機化合物を酸
化に基づく劣化現象から防止する方法に関するう 有機化合物は酸素の存在下で熱を受&Jると酸化反応が
促進されて劣化を起こす。このため通席は有機化合物中
に酸化防止剤を配合して酸化反応を防止することが行わ
れている。
たとえば代表的な例である合成樹脂の成形加工、とくに
熱可塑性樹脂の溶融成形加工のように酸素の存在下で高
い熱や大きな剪断応力を受けるような場合には、酸化反
応が著しく促進されて樹脂の劣化が生じる。劣化した樹
脂は着色していたりまたは機械的強度が低下していたり
して、製品としての価値がなくなることも多い。したが
って合成樹脂の成形加工の際には酸化防止剤の併用が必
要不可欠である。
ところで合成樹脂などの有機化合物の成形や使用分野に
よっては、200℃を越える、時には300℃以上の温
度領域で成形されたり使用されたりすることがある。こ
のような極めて温度の高い領域では、従来から知られて
いる酸化防止剤の多くは、それ自体が分解を起こして、
充分な酸化反応抑制効果を示さないものが多い。このた
め低い温度領域から高い温度領域に亘り酸化反応の抑制
効果を示す酸化防止剤が渇望されている。
本発明者らは、かかる現状に鑑み、広い温度範囲に亘り
酸化防止効果を示す安定剤が得られないか鋭意研究を重
ねた結果、従来増感剤として知られている、すなわち合
成樹脂に添加すると光分解性をイ1与する性質を有した
アントロン類が酸化防止効果を示すことを見出した。
アントロン類については、前述したように光分解性を付
与する性質を有していることが知られている。たとえば
特開昭413−54153号公報には、ポリエチレンま
たはポリスチレンにアントロンを配合すると紫外線や日
光に晒された場合に分解を生じることが開示されている
。また特開昭49−73436号公報にも熱可塑性樹脂
にアントロンを配合して光分解性を付与したものが、米
国特許第321.9566号公報にもポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン・プlコビレン共重合体に有機
溶媒の存在下アントロンを配合して紫外線を照射すると
架橋反応を起こすことが開示されている。しかしながら
これらの各先行文献には、アントロンが有機化合物の熱
劣化を抑える作用、とくに250℃を越えるような熱雰
囲気下でも前記作用を持続し、耐熱安定剤として優れた
性質を有していることについては全く記載も示唆もない
。むしろアントロンのような光増感化合物は熱的に不安
定であるために、上記各文献の実施例でも例示されてい
るように、できる限り低い温度(通常220 ’c以下
)で成形しているのが一般的である。
またアントロンの光分解性または架橋反応性と耐熱安定
剤としての性質をその機構上から推考してみるに、前者
の光分解性や架橋反応性はアントロンが200mμ〜3
20mμの波長を有する紫外線領域光を吸収し易く、そ
のため吸収した光エネルギーまたはアン1ヘロン自身の
光分解による生成物によって、有機化合物の分子鎖が切
断されて分解するかまたは分子鎖間の橋かけを行うため
と考えられる。一方後壱の耐熱安定剤としての性質は、
熱により発生ずる、分子鎖のラジカル発生点に本発明に
用いられるアントロン系化合物が集中的に作用してラジ
カル反応をトラップするのであって、その作用、効果は
前者の場合と全く異り、むしろ従来の知見とは全く逆に
有機化合物の分解あるいは架橋反応を抑制するという作
用、効果を有することを見出したのである。
すなわち本発明は有機化合物を250°C以上の熱雰囲
気に晒すにあたり下記一般式(1)で示される化合物を
有機化合物に配合することを特徴とする有機化合物の安
定化方法である。
一般式、 (ここでR9〜R〆よ、水素、置換されてもよいアルキ
ル、シクロアルキル、アリールまたはアルアルキル、ア
ルコキシ、アシルオキシ、カルボキシル、ヒドロキシル
、アミン、ニトロ、ハロゲンであり、各間−または異っ
ていてもよい。R?は水素、置換されてもよいアルキル
、シクロアルキル、アリールまたはアルアルキル、カル
ボキシル、ハロゲンである。) 本発明の一般式(1)で示される化合物は基本的にはア
ントロンまたはその誘導体であるが、本発明の目的であ
る熱に対する酸化防止作用を有するためには10位に少
なくとも1個の水素原子が何いていなくてはならない。
10位の水素原子が2個とも他の原子または原子団に置
換されたようなジ置換されたアントロンは、耐熱安定剤
としての効果に劣るので好ましくない。
ここで一般式(1)で示されるR1〜RQが取りえる基
としては、 (11水素 (2)アルキル:好ましくは炭素原子数1〜8のアルキ
ルであって、たとえばメチル、エ チル、プロピル、イソプロピル、ブ チル、5ec−ブチル、ter t−ブチル、ペンチル
、5ec−ペンチル、ter t−ペンチル、ヘキシル
、オクチル、1.R 3,3−テトラメチルブチルなどであって、これらの水
素原子は他の原子ま たは置換基と置換されていてもかま わない。
(3)シクロアルキル:好ましくは炭素原子数5〜8の
シクロアルキルであって、たとえ ばシクロペンチル、シクロヘキシル、 α−メチルシクロヘキシル、シクロ オクチルなどであって、これらの水 素原子は他の原子または置換基と置 換されていてもかまわない。
(4)アリール:好ましくは炭素原子数6〜20の了り
−ルであって、たとえばフコニニル、 o−)リル、m−1−リル、p−トリ ル、2.3−キシリル、2,4−キシリル、2.5−キ
シリル、メシチル、ナフチル、アントリルなどであって
、これらの 水素原子は他の原子または置換基と 置換されていてもかまわない。
(5)アルアルキル:好ましくは炭素原子数7〜20の
アルアルキルであって、たとえばヘ ンシル、フェニルメチル、メチルヘ ンシル、ナフチルメチルなどであっ て、これらの水素原子は他の原子ま たは置換基と置換されていてもかま わない。
(6)アルコキシ:好ましくは炭素原子数1〜18のア
ルコキシであって、たとえばメトキ シ、エトキシ、プロポキシ、イソプ ロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、 5ec−ブトキシ、ペンチルオキシ、オクタデシルオキ
シなどである。
(7)アシルオキシ:好ましくは炭素原子数2〜18の
アシルオキシであって、たとえばア セトキシ、プロピオニルオキシ、ブ チリルオキシ、イソブチリルオキシ、 バレリルオキシ、イソブチリルオキ シ、ステアリルオキシなどである。
(8)カルボキシル (9)ヒドロキシル aO)アミノ 01)ニトロ (12塩素、フッ素または臭素などの)\ロゲンなどが
例示できる。R9−R2は上記に示した基を各間−また
は異なって取ることができる。
R9が取りうる基は、R1−R9と同様に水素、置換し
てもよいアルキル、シクロアルキル、アリールまたはア
ルアルキル、カルボキシル、ハロゲンである。
一般式(1)で示される化合物の具体的は、アントロン
、1−メチルアントロン、2−メチルアントロン、3−
メチルアントロン、10−メチルアントロン、10−エ
チルアントロン、1.3−ジメチルアントロン、1,4
−ジメチルアントロン、2,3−ジメチルアントロン、
2.4−ジメチルアントロン、2.6−ジメチルアント
ロン、2−フェニルアントロン、IO−フェニルアント
ロン、10−ヘンシルアントロン、2−クロロアントロ
ン、lO−クロロアントロン、1.6−ジクロロアント
ロン、4.10−ジクロロアントロン、10−ブロモア
ントロン、1−メI−キシアントロン、1−アセトキシ
アントロン、10−アセトキシアントロン、■−ヒドロ
キシテント[1ン、10−カルボキシアントロン、2−
ジメチルアミノアントロン、1.5−ジアミノアントロ
ン、10−ニトロアントロン、■−クロロー10−フェ
ニルアントロン、l、5−ジクロロ−10−フェニルア
ントロン、10、10−ビアントロニルなどを例示する
ことができまた本発明の一般式N)で示される化合物に
は、たとえば常温で他の構造を取りながら有機化合物が
置かれる熱雰囲気状態たとえば合成樹脂の場合にはその
溶融混合時あるいは成形加工時の温度条件下で一般式(
1)の構造に変化するような化合物も含むものとする。
このような化合物として具体的にば、9−アンl−ロー
ル、10−メチル−9−アントロール、10〜フェニル
−9〜アントロール、10−ニトロ−9−テントロール
などの9−アントロール系化合物が例示できる。
本発明に使用できる有機化合物としては、以下の有機化
合物が例示できる。
(A)1個または2個の不飽和結合を有する炭化水素か
ら誘導される重合体、 具体的にはポリオレフィンたとえば架橋構造を有してい
てもよいポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソブチ
レン、ポリメチルブテン−1、ポリ4−メチルペンテン
−1、ポリブテン−1、ポリイソプレン、ポリブタジェ
ン、ポリスチレン、 または前記の重合体を構成するモノマー同志の共重合体
たとえばエチレン・プロピレン共重合体、プロピレン・
ブテン−1共重合体、プロピレン・イソブチレン共重合
体、スチレン・イソブチレン共重合体、スチレン・フタ
ジエン共重合体、エチレンおよびプロピレンとジエンた
とえばヘキサジエン、シクロペンクジエン、エチリデン
ノルボネンなどとの3元共重合体、あるいはこれらの重
合体のブレンド物、グラフト重合体、ブロック共重合体
など、 (B)ハロケン含有ビニル重合体、 具体的にはポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
フッ化ビニル、ポリクロロプレン、塩素化ゴムなど、 (C)α、β−不飽和酸とその誘導体から誘導される重
合体、 具体的にはポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポ
リアクリルアミド、ポリアクリlコニトリル、 または前記の重合体を構成するモノマーとその他の共重
合可能な七ツマ−との共重合体たとえば、アクリロニト
リル・ブタジェン・スチレン共重合体、アクリロニトリ
ル・スチレン共重合体、アクリロニトリル・スチレン・
アクリル酸エステル共重合体など、 (D)不飽和アルコールおよびアミンまたはそのアシル
誘導体またはアセクールから誘導された重合体、 具体的にはポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポ
リステアリン酸ビニル、ポリ安息香酸ビニル、ポリマレ
イン酸ヒニル、ポリビニルアルコ−ル、ポリアリルフタ
レート、ポリアリルメラミン、 または前記重合体を構成するモノマーとその他の共重合
可能なモノマーとの共重合体たとえばエチレン・酢酸ヒ
ニル共重合体など、(E)エポキシドから誘導された重
合体、具体的にはポリエチレンオキシドまたはヒスグリ
シジルエーテルから誘導された重合体など、(F)ポリ
アセクール、 具体的にはポリオキシメチレン、ポリオキシエチレン、
コモノマーとしてエチレンオキシ1゛を含むようなポリ
オキシメチレンなど、(G)ポリフェニレンオキシド、 (H)ポリカーボネート、 (1)ポリスルフォン、 (J)ポリウレタンおよび尿素樹脂 (K)シアミンおよびジカルボン酸および/またばアミ
ノカルボン酸または相応するラクタムから誘導されたポ
リアミドおよびコポリアミド、具体的にはナイロン6、
ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12など、 (L)ジカルボン酸およびジアルコールおよび/または
オキシカルボン酸またば相応するラフトンから誘導され
たポリエステル、 具体的にはポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
チレフクレー1〜、ポリ1,4−ジメチロール・シクロ
ヘキサンテレフタレートなど、(M)アルデヒドとフェ
ノール、尿素またはメラミンとから誘導された架橋構造
を有した重合体、具体的にはフェノール・ホルムアルデ
ヒド樹脂、尿素・ホルムアルデヒド樹脂、メラミン・ホ
ルムアルデヒド樹脂など、 (N)アルキド樹脂、 具体的にはグリセリン・フタル酸樹脂など、(0)飽和
および不飽和ジカルボン酸と多価アルコールとのコポリ
エステルから誘導され、架橋剤としてヒニル化合物を使
用してiηられる不飽和ポリエステル樹脂ならびにハロ
ゲン含有改質樹脂、 (P)天然重合体、 具体的にはセルロース、ゴム、蛋白質、あるいはそれら
の誘導体たとえば酢酸セルロース、プロピオン酸セルロ
ース、酢酸セルロース、セルロースエーテルなど、 (Q)その他の有機化合物、 具体的には鉱油、動植物油、ロウなど 本発明の方法に従って有機化合物を安定化するには、前
記の有機化合物に一般式(I)で示される化合物を配合
することによって安定化される。
一般式(1)で示される化合物の使用割合は、対象とな
る有機化合物の種類によっても異なるが、概ね有機化合
物100重量部に対して0.001ないし10重量部、
とくに0,01ないし3重重部が好適な割合である。配
合割合が前記範囲をはすれると、酸化防止効果が充分で
ないか、もしくは有機化合物が本来有している優れた性
質を損なったり、経済的に不利になったりする。
また本発明の方法により安定化された有限化合物は、光
安定剤を併用するとさらに長期間に亘り安定化すること
ができる。光安定剤の併用量は対象となる有機化合物の
種類あるいは一般式(1)で示される化合物の種類およ
び量によっても異るが、有機化合物100重量部に対し
て概ね0.001ないし10重量部、とくに0.01な
いし3重里部が好ましい範囲である。
これらの光安定剤としてはたとえば、Z−ヒドロキシ−
4−メトキシヘンシフエノン、2−ヒドロキシ−4−n
−オクトキシヘンシフエノン、2゜2=ジ−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン、2.4−ジヒドロキシ
ヘンシフエノンなどのヒドロキシヘンシフエノンIJj
、2−(2’−ヒI′ロキシー3′−tert−ブヂル
ー57−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール、2−(2′−ヒドロキシ−3′+5’−ジーte
r t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ−5′−メチルフエニル
)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−31
5(ジーtert =アミルフェニルヘンシトリアゾー
ルなどのベンゾトリアゾール類フェニルザリシレーt・
、p −tert −プチルフェニルザリシレート、2
,4〜ジーter t−ブチルフェニル−3,5−ジー
ter t−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、ヘ
キサデシル−3,5−ジーtert−ブチルー4−ヒド
ロキシベンゾエートなどのヘンシェード類、2.2′−
チオビス(4tert−オクチルフェノール)Ni塩、
〔2,26チオビス(4−1ert−オクチルフェノラ
ート)〕〕τn−ブチルアミン旧(3,5−ジーter
 t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ホスポン酸モ
ノエチルエステルNi塩などのニッケル化合物類、α−
シアノ−β−メチル−β−(p−メトキシフェニル)ア
クリル酸メチルなどの置換アクリ1コニトリル類及びN
−2−エチルフェニル−N′−2−エトキシ−5−te
rt−フェニルシュウ酸ジアミド、N−2−エチルフェ
ニル−N’−2−エトキシフェニルシュウ酸ジアミドな
どのシュウ酸ジアニリド類、ビス(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジン)セバシエ−1・、ポリ 
(f6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)イミ
ノ) −1,3+5−トリアジン−2,4−ジイル(4
−(2,2,6,6−チトラメチルピペリジル)イミノ
)へキサメチレン〕、2−(4−ヒドロキシ−2,2,
6,6−チトラメヂルー1−ピペリジル)エタノールと
コハク酸ジメチルとの縮合物などのヒンダードアミン化
合町井が挙げられる。
本発明の安定化方法の好適な例としては、たとえば合成
樹脂の成形加工分野への応用が挙げられる。たとえば熱
可塑性樹脂と一般式(1)の化合物必要に応じて光安定
剤とをリボンブレンダー、タンブラーブレンダー、ヘン
シェルミキサーなどで混合あるいは混合後押出機、バン
バリーミキサ−1二本ロールなどで溶融混合するか炭化
水素や芳香族溶媒に熔解してポリマー溶液に混合し、そ
の後単軸押出機、ベント式押出機、二本スクリュー押出
機、三本スクリュー押出機、円錐型三木スクリュー押出
機、コニーシー、プラテイフイケーター、ミクストルー
ダー、二軸コニカルスクリュー押出機、遊星ねじ押出機
、歯車型押出機、スクリューレス押出機などを用いて押
出成形、射出成形、ブロー成形などを行う。
本発明においてはその他公知の種々の配合剤を併用して
もよい。このような配合剤としてはたとえばフェノール
系または硫黄系酸化防止剤が例示できる。フェノール系
酸化防止剤としては、たとえば2.6−シーtert−
ブチル−p−クレゾール、ステアリル(3,3−ジメチ
ル−4−ヒ1′口キシベンジル)チオグリコレート、ス
テアリル−β−(4−ヒドロキシ−3,5−ジーter
 t−ブチルフェノール)プロピオネート、ジステアリ
ル−3,5−ジーtert −ブチル−4−ヒドロキシ
ヘンシルホスホネート、2.4.6−1−リス(3’、
5′−ジーtert−ブチルー4′−ヒドロキシヘンシ
ルチオ)−1,3,5〜トリアジン、ジステアリル(4
−ヒドロキシ−3−メチル−5−tert−ブチルヘン
シル)マロネー1−12.2’−メチレンビス(4−メ
チル−6−tert−ブチルフェノール)、4.4′−
メチレンビス(2,6−ジーter t−ブチルフェノ
ール) 、2.2’−メチレンビス(6−(1−メチル
シクロヘキシル)p−クレゾール〕、ヒス〔3,5−ヒ
ス(4−ヒドロキシ−3−tert−フチルフェニル)
ブチリックアシドコグリコールエステル、4.4′−ブ
チリデンビス(6−tert−ブチル−m−クレゾール
’) 、1,1.3−1−リス(2−メチル−4−ヒ[
゛ロキシー5−tert−ブチルフェニル)ブタン、ビ
ス〔2−tert−ブチル−4−フチル−6−(2−ヒ
ドロキシ−3−Lert−ブチル−5−メチルヘンシル
)フェニル〕テレフタレート、1,3.5− トリス(
2,6−シメチルー3−ヒドロキシ−4tert−フチ
ル)ヘンシルイソシアヌレート、L3,5−1−リス(
3,5−シーtert−ブチルー4−ヒドロキシベンジ
ル)−2,4,6−1−リスチルベンゼン、テトラキス
〔メチレン−3−(3,5−ジーtert−ブチルー4
−ヒドロキシフェニル)フ煽ピオネー日メタン、1.3
.5− トリス(3,5−ジーtert−ブチルー4−
ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、1,3.5−
1−リス〔(3゜5− ’; −tert、−フチルー
4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシエチル〕
イソシアヌレート、2−オクチルチオ−4,6−ジ(4
−ヒドロキシ−3゜5−ジーtert−ブチル)フェノ
キシ−1,3,5−トリアジン、4,4(チオビス(6
tert−ブチル−m−クレゾール)などのフェノール
類及び4.4′−ブチリデンビス(2Lert−フチル
ー5−メチルフェノール)の炭酸オリゴエステル(例え
ば重合度2,3゜4.5,6,7,8,9.10など)
などの多価フェノール炭酸オリゴエステル類が挙げられ
る。
硫黄系抗酸化剤としてはたとえばジラウリル−、シミリ
スチル−、ジステアリル−などのジアルキルチオジプロ
ピオネート及びフチルー、オクチル−、ラウリル−、ス
テアリル−などのアルキルチオプロピオン酸の多価アル
コール(例えばグリセリン、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、ペンクエリス1月〜−ル、トリ
スヒドロキシエチルイソシアヌレート)のエステル(例
えばペンタエリスリトールテトララウリルチオプロピオ
ネート)が挙げられる。
また別には含リン化合物を配合してもよく、たとえばト
リオクチルボスファイト、トリラウリルボスファイト、
トリデシルボスファイト、オクチル−ジフェニルホスフ
ァイト、トリス(2,4−ジーtert−ブチルフェニ
ル)ボスファイト、トリフェニルホスファイト、トリス
(ブトキシエチル)ボスファイト、トリス(ノニルフェ
ニル)ボスファイト、ジステアリルペンタエリスリトー
ルジホスファイト、テトラ (トリデシル) −1,1
,3−1−リス(2−メチル−5−tert−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)ブタンジホスファイト、テト
う(CI21携合アルキル) −4,4′−イソプロビ
リデンジフェニルジボスファイト、テトラ(トリデシル
)−4゜4iブチリデンビス(3〜メチル−6−ter
t−ブチルフェノール)ジホスファイト、トリス(3,
5−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキシフェニル)
ボスファイト、トリス(モノ・ジ混合ノニルフェニル)
ホスファイト、水素化−4,4′−イソプロピリデンジ
フェノールポリボスファイト、ビス(オクチルフェニル
)・ビス(4,4′−ブチリデンビス(3−メチル−6
−tert−ブチルフェノール)〕 ・1.6−ヘキサ
ンシオールジボスフアイト、フェニル・4.4′−イソ
プロピリデンジフェノール・ペンタエリスリトールジホ
スファイト、ビス(2,4−ジーtert−ブチルフェ
ニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2
,6−シーtert−ブチル−4−ブチルフェニル)ペ
ンタエリスリトールジホスファイト、トリス(4,4′
−イソプロピリデンビス(2−tert−ブチルフェノ
ール)〕ボスファイト、フェニル・ジイソデシルホスフ
ァイト、ジ(ノニルフェニル)ペンタエリスリトールジ
ホスファイト、トリス(1,3−ジ−ステアロイルオキ
シイソプロビル)ホスファイト、4,47−イソプロピ
リデンビス(’2−tert−ブチルフェノール)・ジ
(ノニルフェニル)ホスファイト、9.10−ジ−ヒド
ロ−9−オキサ−10−ホスファフェナンスレン−10
−オキサイド、テトラキス(2,4−ジーtert−フ
チルフェニル)−4゜4′−ビフエニレンジホスホナイ
トなどが挙げられる。
また6−ヒドロキシクロマン誘導体たとえばα、β、γ
、δの各種トコフェロールやこれらの混合物、2−(4
−メチル−ペンタ−3−エニル)−6−ヒドロキシクロ
マンの2,5−ジメチル置換体、2.5.8−1−ジメ
チル置換体、2,5,7.8−テトラブチル置換体、2
,2.7−1−ジメチル 5 tert−ブチル−6−
ヒドロキシクロマン、2,2.5− )ジメチル−7−
tert−ブチル−6−ヒドロキシクロマン、2,2゜
5−トリメチル−6−1ert−プヂル−6−ヒドロキ
シクロマン、2.2−ジメチル−5−tert−ブチル
−6−ヒドロキシクロマンなど、また別には一般式%式
% (ここでMはMg 、CaまたはZn、△は水酸基以外
のアニオン、x、yおよび2は正数、aは0または正数
をあられす)で示される複化合物、たとえば Mg6A % (011)16GO3・41120゜M
g2A 7!2 (OII)20COJ ・51120
゜Mg5;A 12 (Oll)14CO3・4112
0、Mg1oA 7!2 (011)22 (CO31
2・41120 、Mg6八I12 (OII)((、
llPO4・41120 、Ca6^112(Off)
16C031H20、Zn/、八 I!2 (011)
1bCO3・41120、Zn6八(1;z (Off
)+65k・41120.11g6八I!2 (Oll
)+6SO< ・41120 、Mg、A I!2(O
II)、2Co3・3■20などを配合してもよい。
成形加工性改善のため滑剤を配合してもよく、たとえば
パラフィンワックス、ボリエチレンワックス、ポリプロ
ピレンワックスなどの脂肪族炭化水素類、カプリン酸、
ううリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、マーガリン
酸、ステアリン酸、アラキシン酸、ベヘニン酸などの高
級脂肪酸類またはこれらの金M塩頬、すなわちリチウム
塩、カルシウム塩、ナトリウム塩、マグネシウム塩、カ
リウム塩など、パルミチルアルコール、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコールなどの脂肪族アルコール類、
カプロン酸アミド、カプリル酸アミド、カプリン酸アミ
ド、ラウリン酸アミド、ミリスチン酸アミド、パルミチ
ン酸アミド、ステアリン酸アミドなどの脂肪族アミド類
、脂肪酸とアルコールとのエステル類、フルオロアルキ
ルカルボン酸またはその金属塩、フルオロアルキルスル
ボン酸金属塩などのフッ素化合物類が挙り1られる。
その他必要に応じて、造核剤、帯電防止剤、可塑剤、ス
リップ剤、アンチブロッキング剤、j!It 燃剤、無
機または有機の充填剤、顔料、染料など通常配合される
化合物も併用することができる。
以下、実施例により本発明の詳細な説明するが、本発明
はこれらの実施例に制限されるものではなく、その目的
を川われない限り、如何なる態様も取り得る。
実施例1〜3および比較例1〜2 メルトフローレート(以下MFRと略称する)1.48
/l0m1n (ASTM D 123B、L) 、密
度0.912g/cJ (A S TM D 1505
 )のポリプロピレン100重量部に、第1表に示す化
合物を配合してヘンシェルミキサーで混合したのち、2
0mmφの押出典にて280℃で造粒した。製造したペ
レットのMFR(ASTM D 123B、L)と極限
粘度(以下〔η〕と略称する。135℃、デカリン)を
第1表に示す。尚ポリプロピレンには、同時にハロゲン
補促剤としてステアリン醇カルシウムを0.1重量実施
例4および比較例3〜5 M F Ro、8g/lomin (A S TM D
 1238. E)、密度0.945g/ cJ (A
 S T M D 1505 )の高密度ポリエチレン
100重量部に、第2表に示す化合物を配合し、ヘンシ
エルミキザーで混合したのら、20mmφ押出機にて1
90°Cの温度で造粒した。得られたペレットを用いて
、さらに300℃の条件で造粒を3回繰り返した。合計
4回(190℃×1回、300℃×3回)の溶融混練が
なされて得られたペレットのVFR(ASTM D 1
238.B)と〔η〕(135℃、デカリン)の経時変
化をを第2表に示す。尚高密度ポリエチレンには、同時
にハロゲン補促剤としてステアリン酸カルシウムを0.
01重量部配合した。 −/ 7′ 〜 / / //″′ 実施例5〜7および比較例6〜7 M F Ro、5g/10m1n (A S TM D
 1238.260℃、5kg)、密度0.835g/
10m1n cl (A S ′rM D1505)の
ポリ−4−メチルペンテン−1100重坪部に第3表に
示す化合物を配合し、ヘンシエルミキザーで混合したの
ち、押出機にて340℃で造粒した。製造したペレット
のMFR(ASTM D123B (260℃、5kg
))および〔η)(135℃、デカリン)を第3表に示
す。尚ポリ−4−メチルペンテン−1には、同時にハロ
ゲン補促剤としてステアリン酸亜鉛を0.03重量部配
合した。 7/″′ 7/ 、/””’ 7、″ /ノ′ 7、/′ 第 3 表 1夕 娼1 ):園 実施例8 実施例1と同じポリプロピレン1oo*量=nニアント
ロンを0.05重量部、併用する耐熱安定剤としてIr
ganox 1010およびTrganox 1076
 (n−オクタデシル−3−(4’−ヒドロキシ−s’
、 5’−ジーter t−〕゛チチルフエノールンブ
ロピオネート0.1重量部づつ、および光安定剤として
ザノールLS770(ビス<2.2’、6.6’−テト
ラメチル−4−ピペリジン)セバケート)を0.05重
量部配合し、実施例1と同様に280℃で造粒した。得
られたペレットのVFRは2.4g/ lomin、 
(77)は2.51dl/gであった。次いで得られた
ペレットより200℃でプレス成形により厚さ0.5m
mのブレスシートを作成し、該シートから長さ5cmの
クンベル試験片を打抜き、ASTM D 1499に準
じて耐候性試験を行った。
測定条件はブラックパネル温度63±3”C1水噴霧(
12分間)1回/1時間であり、iif価は試験前後に
おける引張破断点伸び残率で行った。その結果、100
時間照射後で90%、200時間照射後で70%、40
0時間照射後で20%であった。
実施例9および比較例8 ポリカーボネート(奇人パーライト)をITI N’/
)末に粉砕後、120℃、24時間で真空乾燥した。乾
燥後のポリカーボネート粉末100重量部にアントロン
を0.1重量部配合し、20mmφ押出機にて340℃
で造粒した。得られたペレットはほとんど着色していな
かった。
一方アントロンの代わりにIonox 100 (4−
ヒドロキシメチル−2,6−ジーter t−ブチルフ
ェノール)をO91重量部配合したものは黄色に着色し
ていた。
出願人 三井石油化学工業株式会社 代理人 山 口 和 手続補正書(自発) 昭和よg年/2月2z日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年待詐願第191035号 2、発明の名称 有機化合物の安定化方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (58B)三井石油化学工業株式会社 4、代理人 〒100 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 5、自発?ili jE 6、補正の対象 明絆1吉の発明の詳細な説明の間 7、?#正の内容 (1)明細ll32頁第3表の実施例5および実施例6
の重量部の欄をそれぞれ0.05から025に補正する
(2)同表比較例6のMFRの欄を7.5から75に補
正する。
(3)同表比較例7のMFRの欄、を’7.0から40
に補正1.エ リ1!ζ1ハ111;)ト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)有機化合物を250°C以上の熱雰囲気に晒すに
    あたり下記一般式(1)で示される化合物を有機化合物
    に配合することを特徴とする有機化合物の安定化方法。 (ここでR1−R8は、水素、置換されてもよいアルキ
    ル、シクロアルキル、了り−ルまたはアルアルキル、ア
    ルコキシ、アシルオキシ、カルボキシル、ヒドロキシル
    、アミノ、ニトロ、ハロゲンであり、各間−または異っ
    ていてもよい。R9は水素、置換されてもよいアルキル
    、シクロアルキル、アリールまたはアルアルキル、カル
    ボキシル、ハロゲンである。)(2)有機化合物100
    重量部に対して一般式(1)で示される化合物を0.0
    01ないし10重量部配合する特許請求の範囲第1項記
    載の有機化合物の安定化方法。 (3)光安定剤を併用する特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の有機化合物の安定化方法。
JP19103583A 1983-10-14 1983-10-14 有機化合物の安定化方法 Granted JPS6084384A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002020540A (ja) * 2000-07-12 2002-01-23 Sumitomo Chem Co Ltd ブタジエン系重合体組成物
JP2002531664A (ja) * 1998-12-10 2002-09-24 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 安定化熱可塑性組成物

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