JPS608433Y2 - フォトカプラを備えた回路 - Google Patents

フォトカプラを備えた回路

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Publication number
JPS608433Y2
JPS608433Y2 JP15175279U JP15175279U JPS608433Y2 JP S608433 Y2 JPS608433 Y2 JP S608433Y2 JP 15175279 U JP15175279 U JP 15175279U JP 15175279 U JP15175279 U JP 15175279U JP S608433 Y2 JPS608433 Y2 JP S608433Y2
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JP
Japan
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light
conductive
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photocoupler
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JP15175279U
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JPS5670666U (ja
Inventor
愛郎 高木
Original Assignee
オリジン電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は導電性ケースを有するフォトカプラ、該フォ
トカプラの発光素子側に接続された発光素子側制御電源
及び前記フォトカプラの受光素子側に接続された受光素
子側制御電源からなるフォトカプラを備えた回路に関す
る。
先ず第1図及び第2図に従ってフォトカプラを備えた回
路に関する従来例を説明する。
これらの図において1は受光素子側制御電源、2は受光
素子側制御電源、3は発光素子、4は受光素子、5は導
電性ケース、6は検出部、7はプリント回路基板、8は
半田、C□、C2はコンデンサを示す。
ここで発光素子3のリード線に接続された導線9.9′
及び受光素子4のリード線に接続された導線10.10
’は実際上は図示の様にプリント回路基板7上に形成さ
れた導電性パターンより戒る。
この様な構造において、発光素子側制御電源1と受光素
子側制御電源2間は交流電圧、コモンモードノイズ、ス
パイク等が印加されると、ノイズ電流等が発光素子のリ
ード線から発光素子のリード線と導電性ケース5の間に
存在する浮遊容量C3、導電性ケース5及び受光素子の
リード線と導電性ケース5の間に存在する浮遊容量C4
とを介して検出部6に流れるので、受光素子4の出力が
誤動作する。
このように従来のフォトカプラを備えた回路では発光素
子側制御電源1と受光素子側制御電源2間に加えられる
交流電圧、コモンモードノイズ、スパイク等によりフォ
トカプラが誤動作をして、結局使用している機器を誤動
作させることになる。
本考案はこのようなフォトカプラの誤動作を防止し得る
フォトカプラを備えた回路を提供するものである。
以下図面に従って本考案の実施例を説明する。
第3図は本考案の一実施例を説明するための図であり、
第4図乃至第6図は夫々第3図の実施例に使用される導
電性取付金具について説明するための図である。
これらの図において、プリント回路基板7上に形成され
且つ前記受光素子側制御電源2の一方の端子A′に結合
された導電性パターン11に設けられた切欠口に導電性
ケース5に取付けた導電性取付金具12の脚部を挿入−
半田8付けすることにより、導電性ケース5を受光素子
側制御電源の一方の端子A′に接続している。
この場合切欠口は内壁が導電性であるいわゆるスルホー
ルであることが望ましく導電性ケースを密着させて強固
に半田付は又は導電性接着剤で接着することができるの
で静電シールド効果を簡単に永続して保持できる。
第4図において使用される導電性取付金具12は略U字
型金具部分にプリント回路基板取付用の脚部を設けた形
のものであり、導電性の板を打ち抜くことによって容易
に多数作ることができる。
又第5図及び第6図は導電性取付金具12として針金の
ような導線を図示のように折曲げて加工したもので、第
5図においては導電性取付金具12を導電性ケース5の
上から被せて左右でバネを効かせて挟持したものであり
第6図においては導電性取付金具12を導電性ケース5
の横から被せて上下でバネを効かせて挟持したものであ
る。
同第3図乃至第6図において第1図及び第2図における
と同一の記号は第1図及び第2図の部材に相当する部材
を示す。
この様な構造にすることにより発光素子側制御電源1と
受光素子側制御電源2間に交流電圧、コモンモードノイ
ズ、スパイク等が印加されたとしても、ノイズ電流等が
発光素子のリード線から発光素子のリード線と導電性ケ
ース5の間に存在する浮遊容量β3、導電性ケース5及
び導電性取付金具12を介して受光素子側制御電源の一
方の端子A′に流れるので検出部6に悪影響を与えず、
従って受光素子4の出力が誤動作するのを防止すること
ができる。
しかもフォトカプラの取付金具からの着脱が極めて容易
であり、且つ他のリード線などと同一面で半田付作業を
行えるので生産性が良い。
尚、以上の実施例においては、導電性ケース5を受光素
子側制御電源2の一方の端子A′に接続した装置を示し
たが、端子AとA′とは交流的には同電位であるので、
導電性ケース5を受光素子側制御電源2の他方の端子A
に接続しても以上述べた実施例と全く同様の効果が得ら
れる。
又導電性取付金具としては、以上述べたものの他に種々
の形のものが考えられるが、いずれのものにおいても以
上述べたと同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のフォトカプラを備えた回路を
説明するための図、第3図は本考案の一実施例を説明す
るための図、第4図乃至第6図は夫々第3図の実施例に
使用される導電性取付金具について説明するための図で
ある。 1・・・・・・発光素子側制御電源、2・・・・・・受
光素子側制御電源、3・・・・・・発光素子、4・・・
・・・受光素子、5・・・・・・導電性ケース、6・・
・・・・検出部、7・・・・・・プリント回路基板、8
・・・・・・半田、9.9’、10.10′・・・・・
・導線(導電性パターン)、11・・・・・・導電性パ
ターン、12・・・・・・導電性取付金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性ケースを有するフォトカプラ、該フォトカプラの
    発光素子側に接続された発光素子側制御電源及び前記フ
    ォトカプラの受光素子側に接続された受光素子側制御電
    源からなるフォトカプラを備えた回路において、前記フ
    ォトカプラの導電性ケースと前記受光素子側制御電源の
    一端とを導電性取付金具を介して接続したことを特徴と
    するフォトカプラを備えた回路。
JP15175279U 1979-11-01 1979-11-01 フォトカプラを備えた回路 Expired JPS608433Y2 (ja)

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JPS5670666U JPS5670666U (ja) 1981-06-11
JPS608433Y2 true JPS608433Y2 (ja) 1985-03-25

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