JPS6076730A - 変倍複写機のズ−ムレンズ鏡筒 - Google Patents

変倍複写機のズ−ムレンズ鏡筒

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JPS6076730A
JPS6076730A JP58186084A JP18608483A JPS6076730A JP S6076730 A JPS6076730 A JP S6076730A JP 58186084 A JP58186084 A JP 58186084A JP 18608483 A JP18608483 A JP 18608483A JP S6076730 A JPS6076730 A JP S6076730A
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JP
Japan
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movable lens
barrel
movable
lens barrel
lens
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Application number
JP58186084A
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English (en)
Inventor
Ikuo Negoro
根来 育生
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/654,576 priority patent/US4555165A/en
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Priority to DE19843436270 priority patent/DE3436270A1/de
Publication of JPS6076730A publication Critical patent/JPS6076730A/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、ズームレンズを用いた変倍可能な複写機に係
り、特に少なくとも二つの可動レンズを有するズームレ
ンズ鏡筒の構造に関する。
「従来技術」 第1図は、原稿面D、感光面Sを固定(物像間距離不変
)とし、複写用ズームレンズLを可動のjli群レンズ
Llと後群レンズL2の二群構成から構成した場合にお
いて、両レンズL1.L2の変倍にイtなう移動軌跡の
一例を示したものである。
第2図ないし第4図は、前群レンズL1.後群レンズL
2を上記移動軌跡に沿って移動させるための従来の変倍
複写機の構成例を示すものである。まず第2rgJにお
いて原稿面D、前群レンズL1、li&群レンしL2か
らなるズームレンズLは第1図と同一の要素であり、感
光面Sは感光ドラムとして構成されている。透明板(透
明板ガラス)からなる原稿面りの下面には、照射ランプ
R1と一緒に走行する全速ミラーMlが配設され、この
全速ミラーMlからの反射光を受ける光路変換ミラーM
2、M3が一体に移動可能に支持されている。この光路
変換ミラーM2、M3は、光路長を一定に保つため、全
速ミラーMlと同方向に、かつ全速ミラーMlの移動速
度の半分の速度で移動するものであり、半速ミラーとも
呼ばれる。光路変換ミラーM2、M3は全速ミラーM1
からの反射光を180°折返してズームレンズLを通過
させ、さらに第四ミラーM4に与えるもので、第四ミラ
ーM4はその反射光を、全速ミラーMlの走査速度と同
期して回転する感光ドラムSに′j−える(全速ミラー
Mlの速度=(l/倍率)XドラムSの周速)。倍率を
変更する場合には、ズームレンズLのrt(動レンズL
1.L2を光軸方向に移動させ、かつ両レンズの間隔を
第1図で説明した間隔に設定する。
第3図、第4図は可動レンズL1.L2の移動機構の従
来例である。このレンズ移動機構は、前群レンズLLの
移動力により後群レンズL2をカムによって移動させる
もので、FはズームレンズLの光軸、11は光軸Fに平
行でベース12上の支持ブラケット13.13に固定し
た案内棒を示す。この案内棒11には第一架台14Aと
、第二架台14Bとからなるズームレンズ架台14が摺
動自在に支持され、このズームレンズ架台14の一端部
に設けたガイドローラ15は同じくベース12丑に案内
棒11と平行にして固定されたガイトレール16上を転
動する。
前群レンズLLを支持した第一鏡筒17は、第4図に示
すように、第一架台14Aに螺合固定さ柄イ七L1 猿
MV +−+フイTOj古蚤ル1本埴−―憤嘗8は、第
一架台14Aに対し移動可能で、該第−架台14Aと共
に案内棒11に移動可能に嵌められた第二架台14Bに
同様に螺合固定されている。そして第一架台14Aはそ
の一端部に延長したアーム21に、案内棒11に平行に
して支持ブラケット13に支持した送りねじ22を螺合
させていて、この送りねじ22は位置規制可能なステッ
ピングモータ(パルスモータ)23、タイミングプーリ
24、タイミングベル)25およびタイミングプーリ2
6によって回動可能となっている。
第一架台14Aには光軸Fと直交する軸28が支持され
、この軸28に間隔調整部材であるカム板29が回転自
在に支持されている。第二鏡筒1Bを螺合固定した第ニ
ー架台14Bにはこのカム板29の周縁カム面と当接す
るカムフォロア30が突出させて支持されている。31
はカム板29とカムフォロア30を常時弾接させる引張
ばねであり、したがってカム板29が回転すると、該カ
ム板29のカム面形状に従い、第二架台14B、つまり
第二鏡筒18が光軸F方向に移動する。カー板29の形
状は、第二鏡筒18に支持した後群tンズL2を第1図
の軌跡Gに沿って移動させるJうに設定されている。
カム板29の軸部には、カム板29に対する6相調整の
ための相対回動が可能で、位相調整後〜カム板29に固
定されるワイヤブー933が設【づられている、このワ
イヤプーリ33には小ねじ礪によって滑りなきように固
着したワイヤロープ35が巻回され、このワイヤロープ
35の両端は摂リブラケット13.13にそれぞれ固定
されてし)る。
したがってに記構成の従来装置は、ステッピングモータ
23により送りねじ22を回転させると第一・架台14
Aが案内棒11に沿って移動し、前群レンズL1、後群
レンズL2からなるズームレンズLの全体が光軸F方向
に移動する。このときの第一架台14Aの移動軌跡は5
複写倍率に応じ、第1図に示す前群レンズLlの軌跡E
と等しい軌跡を描く。
そして第一架台14Aが移動すると、両端を固定したワ
イヤロープ35の中間部分がワイヤプーリ33に滑りな
きように取着されていることから、ワイヤブー933、
つまりこれと同軸のカム板29が第一架台14Aの移動
量に対応する角度だけ回転し、その結果第二鏡筒18(
ffS二架台14B)はカム板29に弾接しているカム
フォロア30を介して、該カム板29の形状に従って移
動し、前群レンズLLと後群レンズL2の間隔を倍率に
応じた距離にする。つまり後群レンズL2を第1図の曲
線Gに沿って移動させる。
「従来技術の問題点J ところがこの従来装置は、特にズームレンズLを構成す
る前群レンズLLと、後群レンズL2の支持調整機構に
つき、次のような問題点がある。
第一鏡筒17、第二鏡筒18は、それぞれ第一架台14
A、第二架台14Bに螺合固定されているが、保持レン
ズに傾きが出ないようにするため。
ねじ部分の長さを一定以上とする必要があり、このため
加工時間、および組立時間に多くを要する。またレンズ
の光軸方向の初期位置の調節は、第一鏡筒17および第
二鏡筒18を回転させて行なうが、光軸方向位置を決め
た状態では回転させることができないため、レンズの性
能の良い部分を効果的に使用することができない。つま
り上記構成の変倍複写機は、第5図に示すように、原稿
面りからの反射光が、レンズLL、L2を通過した後、
スリット状に感光ドラムSに当てられるもので、レンズ
LL、L2は特定の方向、すなわち極論すれば感光ドラ
ムS上に結像するスリー2F状の光についてだけ光学性
能を発揮すればよい。本来レンズは全円状に結像するも
のであるが、製造誤差によって円状の結像平面の全面に
対して均一な性能を保つことは製作1難しい、別8する
と、光学性能を発揮すべき結像光がスリット状の光に限
られるのであれば、レンズを回転させることにより最も
性能の良い部分を見つけることができる6ところが従来
のレンズの光軸位rt調m構造はねじを使用しているた
め、光軸方向位置を変えずにレンズを回転させることが
できず、いきおいレンズの性能を上げておかなくては良
好なレンズ性能を発揮させることができない。
またレンズL1、L2は組立後にそれぞれ傾き、ズレが
ないようにしなければならないが、レンズLlを第一架
台14Aに、レンズL2を第二架台14Bに螺合させ、
この第一架台14Aおよび第二架台14Bをそれぞれ別
個に案内棒11およびガイドレール16に案内させる従
来構造では、各構成部品、および構成部品間の高い精度
を維持しなければ目的の性能を得ることができない0例
えば、架台14A、14Bに穿設する。案内棒11を嵌
入させる孔と、第一鏡筒17、第二鏡筒18外周のねじ
部の芯間精度、案内棒11とがイドレール16の平行度
、あるいはガイドレールI6上を転勤するローラ15と
、第一鏡筒17、第二鏡筒18外周のねじ部の位置精度
等はいずれも重要な要素であるが、これらを高精度に維
持することは非常に困難で、加工コストおよびメンテナ
ンスに多くを要する。
「発明の目的およびIIi要」 本発明は、このような従来の複写機の変倍装置について
の問題意識に基づき、これら問題点を解消することがで
きるズームレンズ鏡筒を目的になされたもので、可動レ
ンズを固定したレンズ枠を、変倍に伴ない軸方向に移動
する単一の移動鏡筒の同軸の筒部内に嵌入させるととも
に、少なくとも−の可動レンズ枠をこの移動鏡筒に固定
して、他の−の可動レンズ枠を変倍に伴ない該移動鏡筒
内で軸方向に移動するように支持し、かつ移動鏡筒に固
定される可動レンズ枠には、上記移動鏡筒に対する軸方
向移動を伴なわない初期位置の回転位置調節手段および
軸方向位置調節手段を設けたことを特徴としている。−
の可動レンズ枠のみに、軸方向移動を伴なわない回転位
置調節および軸方向位置調節を行なわせるようにしたの
は、複数のレンズ群からなるレンズ系においては、−の
レンズ系のみを回転調節し、あるいは軸方向位置を調節
すれば、スリット光のみを用いるレンズ系に対する最適
な使用位置が見出せ、あるいは焦点距離のばらつきの補
正を行なうことができるからである。このことは経験的
に見出された。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第6図は本
発明のズームレンズ鏡筒Bの第一の実施例を示すもので
、このズームレンズ鏡筒Bは第7図に示す、上記従来例
とは構造の異なる変倍複写機に搭載することを予定して
構成したものである。第6図の前群レンズLlと後群レ
ンズL2は従来装置と同一のズームレンズLの構成レン
ズで、前群レンズL1は前群レンズ枠41.後群レンズ
L2は後群レンズ枠42にそれぞれ周知の手段により固
定されている。この二つのレンズ枠41.42は単一の
移動鏡筒43の同軸回径の軸孔44に嵌入され、前群レ
ンズ枠41は最終組立状態では移動鏡筒43に固定され
、後群レンズ枠42は移動鏡筒43に対し軸方向に移動
可能に支持されるものであるが、組立前には両者は移動
鏡筒43内で回転および軸方向移動可能である。後群レ
ンズ枠42は、半径方向に突出させた連動ビン45を有
し、この連動ビン45は移動鏡筒の遊孔46を通り、移
動鏡筒43を固定するスライドプレート50の直進ガイ
ド溝39に嵌入して該レンズ枠42の回転を規制し、光
軸方向移動のみ可能としている。他方前群レンズ枠41
の前部、移動鏡筒43からの突出部には、環状の周方向
溝47が形成されており、この周方向溝47に、移動鏡
筒43の端面に螺合させた調節ねじ48の連動板49が
嵌入している。連動板49は調節ねじ48に対し回転は
自由、軸方向には一体に移動するように支持したもので
ある。40は前群レンズ枠41を移動鏡筒43に固定す
るための止ねじである。
したがって−上記構成のズームレンズ鏡筒Bによれば、
止ねじ40を緩めた状態で、調節ねじ48の螺合位置を
調整すると、連動板49と周方向溝47の関係で前群レ
ンズ枠41の光軸方向位置を調節することができる。ま
た光軸方向位置を調節−した後、前群レンズ枠41を回
転させると、該レンズ枠41の回転は連動板49と周方
向溝47の関係で規制されているため、該レンズ枠を光
軸方向に移動させることなく回転させることができる。
したがって結像光からスリット部分のみを取り出して用
いるレンズ系において、良好なレンズ性能を発揮する前
群レンズLlの回転位置を見出すことができる。この調
整後は止ねじ40で100群レンズ枠41を移動鏡筒4
3に固定すればよい。
なおこの調整の際、後群レンズ枠42を同様に回転調節
する必要はない。前述のように、一方のみを回転させれ
ば、スリット光に対する最適な使用位置を見出すことが
でき、双方を回転調節することによるメリットは、調整
時間等を総合的に考慮すると、ないことが経験的に知ら
れたからである。また焦点距離のばらつきの補正も、前
群レンズ枠41についてのみ軸方向位置を調節すれば行
なうことができる。
」−記ズームレンズ鏡筒Bは、fJS7図に全体を示す
変倍複写機のスライドプレート50上に固定されている
。以下この変倍複写機について説明すると、スライドプ
レート50は、ベースプレート51上のガイドシャフト
52に往復動tIf能に支持されている。カイトシャフ
ト52はベースプレート51」−に止めねじ53で固定
したカムプレート54の両端部に固定されていて、ズー
ムレンズLの前群レンズL1、後群レンズL2を光軸F
方向にカイトする。
カムプレート54上には、第7図の両端部にプーリ55
.55が、また上端部にステッピングモータ56を介し
て回転駆動されるワイヤプーリ57がそれぞれ支持され
ており、このプーリ55、ワイヤブー957間に巻回し
たワイヤローブ58は、その一端部が上記スライドプレ
ート50に固定的に、他端部が該スライドプレート50
に引張ばね59を介して弾性的に結ばれている。引張ば
ね59はスライドプレート50の起動停止時のショック
の軽減、ワイヤローブ58の初期の寸法誤差の補iE、
および使用に伴なう伸びの補正のため設けたものである
。ステッピングモータ56は位相調整のため1円弧状取
付孔60を有している。
スライドプレート50−1−には、ピン61によりカム
レバー62が枢着されている。このカムレバー62は略
り字状をしていて、そのスームレンズ鏡筒B側の一方の
腕62aに−1−記連動ピン45を嵌入させる長溝63
を有し、カムプレート54側の腕62bにカムフォロア
64を有している。
そしてこのカムフォロア64は、カムプレート54に形
成したカム面65に常時当接するように、図示しないば
ね手段、例えばピン61に巻回したトーションスプリン
グによりイ+1勢されている。カム面65は後群レンズ
L2に、スライドプレート50との合成運動で、第1図
の移動軌跡Gをグーえるように形状設定されている。
なおスライドプレート50にはカムレバー62と反対側
の端部に、光軸方向の位置調節をOf能にして位置検出
プレート66が取す付けられている。この位置検出プレ
ート66は、ベースプレート51に固定したフォトイン
タラプタ67のU字状部を通過するもので、この位置検
出プレート66がフォトインタラプタ67を遮光するか
否かで、拡大域、縮小域が検出される。等倍位置は、位
置検出プレート66がフォトインタラプタ67の遮光を
開始する位置、つまりフォトインタラプタ67の出力が
大きく変化する位置として設定される。この位置検出プ
レート66およびフォトインタラプタ67による位置検
出手段は、従来装置においても用いられている公知のも
のであり、本発明はこの位置検出手段の構成を問わない
またスライドプレート50、ベースプレート51および
カムプレート54には、組立時の位置決めf段として、
第8図に明瞭に示すように長溝(または長孔)70、小
孔71および小孔72が設けられている。長溝70はカ
ムプレート54の下面に延長した位置決めアーム73に
、スライドプレー)50の移動方向と直角に穿設したも
ので、コtLL−+(7)J、%tfl’170、小孔
71、小孔72はこれらに位置決めピン74を挿通した
状態でこれら各要素を固定することにより、例えば等倍
状態に各要素がセットされるように位置を定めたもので
ある。位置決めピン74は組立後除去する。スライドプ
レート50の位置決め用開口を孔とせず長溝70とした
のは、スライドプレート50はその移動方向に位置決め
されればよく、また長溝70によれば位置決めピン74
を挿入しやすくなるからである。勿論この位置決めは、
予め定めた規定倍率の拡大または縮小位置につき行なっ
てもよい。
」ニ記構成の変倍複写機によれば、ステッピングモータ
56を駆動すると、ワイヤプーリ57、プーリ558よ
びワイヤローブ58を介してスライドプレート50.つ
まり前群レンズLlと後群レンズL2からなるズームレ
ンズLの全体が光軸F方向に移動し、それに伴ないカム
面65、カムフォロア64、カムレバー62、連動溝6
3.?M動ピン458よび後群レンズ枠42を介して後
群レンズL2が前群レンズL1に対して移動する。
この前群レンズLlおよび後群レンズL2の移動軌跡は
、l)η述のように第1図の移動曲線E、Gに一致し、
したがって各複写倍率につきピントの合ったコピーを得
ることができる。スライドプレート50はステッピング
モータ56により各複写倍率位置に停止させられる。複
写倍率は無段階にしても、予め定めた多段にしてもよい
この変倍複写機は、後群レンズL2の移動位置は、従来
例と異なリカムレパー62およびカム面65によって規
制され、カム面65はスライドプレート50の移動軌跡
に沿って設けられていて、平面的な配置とすることがで
きるので、装置全体の小型化が図れ、特に高さを低くす
ることができるという特徴がある。
もっとも本発明のズームレンズ鏡筒は、第2図の変倍複
写機等、他の構造のものにも用いることができる。ff
12図の例では、移動鏡筒43に半径方向のアームを設
け、このアームに案内棒11と送りねじ22を通し、後
群レンズ鏡筒42の位置を同様のカム機構を用いて規制
すればよい。また1−記変倍複写機は原稿台固定タイプ
であるが、本発明のズームレンズ鏡筒は、原稿台が動く
タイプにも適用可能である。
第9図、第1O図は本発明の別の実施例を示すもので、
第6図の実施例と同一の構成要素にはこれと同一の符号
を付している。第9図は、前群レンズ鏡筒41の外周面
に環状の周方向溝81を穿設し、移動鏡筒43に穿けた
半径方向孔82に、この周方向溝81に嵌まる調節頭部
83を偏心位置に有する偏心調節ビン84を回転可能に
嵌めたものである。偏心調節ピン84はその周面に形成
した環状のV溝85と、このV溝85に係合する円錐状
頭部を有する止ねじ86により抜は止めされており、止
ねじ86を締めることにより回転11−めされる。
この実施例によれば、止ねじ86を緩めて偏心調節ピン
84を回転させるとそのiJR節頭部83が光軸方向に
移動し、これに伴ない周方向溝81で調節頭部83と係
合している前群レンズ枠41が光軸方向に移動する。光
軸方向の位置調節後は11−ねじ86により偏心調節ビ
ン84の回転止めをする0周方向溝81と調節頭部83
は前群レンズ枠41の回転を妨げることがなく、回転調
節後は。
止ねじ40により前群レンズ枠41を移動鏡@43に固
定する。
第1θ図の例は、移動鏡筒43と前群レンズ枠41の間
に中間筒88を嵌め、この中間筒88をねじ部89で移
動′鏡筒43に螺合させるとともに、中間筒88内に前
群レンズ枠41を回転可能に嵌めたものである。前群レ
ンズ枠41の前端には位置決めフランジ90が突設され
、中間筒88にはこのフランジ90を受り入れる大径の
段部91が形成されている。前群レンズ枠41を中間筒
88に固定するための止ねじ92は、このフランジ90
と段部91の最大径部との間において中間筒8Bに螺合
され、これを締めるとその頭部により前群レンズ枠41
が中間筒88に固定される。
したがってこの例では中間筒88をねじ部89に従って
回転させると、光軸方向の調節ができ、前群レンズ枠4
1を中間筒88に対して回転させると、光軸方向移動を
伴なうことのない回転調節を行なうことができる。調節
終r後は、止ねじ40.92を締める。
なお上記実施例は移動鏡筒43の同軸同径の軸孔44内
に前群、後群のレンズ枠41.42を嵌めたものである
が、移動鏡筒43に同軸で径の異なる軸孔を形成し、こ
れらに前群、後群のレンズ枠をそれぞれ嵌めるようにし
てもよい。
「発明の効果」 以上のように本発明の変倍複写機のズームレンズ鏡筒は
、変倍に伴ない移動する単一の移動鏡筒の同軸の軸孔内
に、可動レンズを固定したレンズ枠を嵌めたものである
から、簡単な構造にして可動レンズ間の光軸のずれや傾
きが生じにくいという特徴がある。また移動鏡筒に固定
する側のレンズ枠は、移動鏡筒に対する軸方向移動を伴
なわない初期位置の回転位置調節手段および軸方向位置
調節手段を有するから、感光体上にスリント状に結像さ
せる光のみを用いるレンズ系における最適回転位置を簡
単に見出すことができ、また焦点距離の微調整を容易に
行なうことができる。したがって、感光体上にスリット
状に照射される光に対しそのレンズ系の持つ最高の性能
を引き出して使用することができるため、レンズを回転
調節できない従来の変倍複写機のズームレンズ程レンズ
自体の性能を上げなくとも、良好な光学性能を得ること
ができ、このため全体として安価な製造コストで変倍複
写機用のズームレンズ鏡筒を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は変倍に伴なうズームレンズと原稿面および感光
面の関係を示す関係図、第2図は変倍可能な複写機の一
般の光路系を示す概念図、第3図は従来の変倍複写機の
例を示す斜視図、第4図は第3図の従来例におけるズー
ムレンズの支持構造を示す断面図、MS5図は感光ドラ
ムに対するスリットn光を説明するための要部の斜視図
、第6図は本発明のズームレンズ鏡筒の実施例を示す、
第7図のVl−Vl線に沿う断面図、第7図は第6図の
ズームレンズ鏡筒を用いた変倍複写機の平面図、第8図
はff17図の変倍複写機のスライドプレート、ベース
プレートおよびカムプレート間の位置決め手段の例を示
す要部の斜視図、第9図、第1θ図はそれぞれ本発明の
ズームレンズ鏡筒の実施例を示す断面図である。 L・・・ズームレンズ、D・・・原稿面、S・・・感光
ドラム、Ml・・・全速ミラー、M2、M3・・・光路
変換ミラー、Ll・・・前群レンズ、L2・・・後群レ
ンズ、40・・・止ねじ、41・・・前群レンズ枠、4
2・・・後群レンズ枠、43・・・移動鏡筒、44・・
・軸孔、45・・・連動ビン、47・・・周方向溝、4
8・・・連動板、49・・・調節ねじ、81・・・周方
向溝、83・・・調節頭部、84・・・偏心調節ピン、
8G・・・市ねじ、88・・・中間筒、89・・・ねじ
部、92・・・止ねじ。 特j1出願人 旭光学工業株式会社 同代理人 三 浦 邦 夫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)原稿面と感光面の間に、少なくとも二つの可動レ
    ンズを有するズームレンズを配し、これらの可動レンズ
    の位置および間隔を変化させて複写倍率を変化させる変
    倍複写機において、上記ズームレンズの可動レンズをそ
    れぞれレンズ枠に固定し、これらのflf動レンズ枠を
    変倍に伴ない軸方向に移動する単一の移動鏡筒の同軸の
    軸孔内に嵌入させ、少なくとも−の可動レンズ枠をこの
    移動鏡筒に固定するとともに、他の−の可動レンズ枠を
    変倍に伴ない該移動鏡筒内で軸方向に移動するように支
    持し、かつ移動鏡筒に固定される可動レンズ枠には、」
    二記移動鏡筒に対する軸方向移動を伴なわない初期位置
    の回転位置調節手段および軸方向位置調節手段を設けた
    ことを特徴とする変倍複写機のズームレンズ鏡筒。 に固定される可動レンズ枠の回転位置調節手段および軸
    方向位置調節手段は、移動鏡筒に回転および軸方向移動
    可能に嵌めた可動レンズ枠と;可動レンズ枠の移動鏡筒
    からの突出部外周に穿設した周方向溝と;この周方向溝
    に嵌入する連動板を一体的に有する、移動鏡筒端面に螺
    合させた調節ねじと;可動レンズ枠を移動鏡筒に固定す
    るための正ねじとからなっている変倍複写機のズームレ
    ンズ鏡筒。 (3) 4.を訂請求の@囲第1項において、移動鏡筒
    に固定される可動レンズ枠の回転位置調節手段および軸
    方向位置調節手段は、移動鏡筒に回転および軸方向移動
    可能に嵌められ、外周面に周方向溝を穿設した可動レン
    ズ枠と;この可動レンズ枠の周方向溝に嵌入する調節頭
    部を偏心位置に有し。 移動m、nの半径方向孔に回転nf能に嵌めた偏心調節
    ピンと;この偏心調節ピンの回転を規制する止めねじと
    からなっている変倍複写機のズームレンズ鏡筒。 に固定される可動レンズ枠の回転位置調節手段および軸
    方向位置調節手段は、移動鏡筒と可動レンズ枠との間に
    位置し、移動鏡筒に螺合・され、可動レンズ枠を回転可
    能に嵌めたφFIJf筒と;上記中間筒を移動鏡筒に固
    定するための止ねじと;上記可動レンズ枠を中間筒に固
    定する止ねじとからなっている変倍複写機のズームレン
    ズ鏡筒。
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