JP2638591B2 - レンズ保持調整機構 - Google Patents

レンズ保持調整機構

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JP2638591B2
JP2638591B2 JP60062677A JP6267785A JP2638591B2 JP 2638591 B2 JP2638591 B2 JP 2638591B2 JP 60062677 A JP60062677 A JP 60062677A JP 6267785 A JP6267785 A JP 6267785A JP 2638591 B2 JP2638591 B2 JP 2638591B2
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lens
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projection
projection lens
optical axis
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晴洋 兵藤
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Minolta Co Ltd
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はレンズ保持機構に関し、さらに詳しくは、複
写機等の被投影位置が固定である投影装置における投影
レンズの被投影面に対する傾きを微調整可能に保持する
レンズ保持調整機構に関する。
従来の技術 第4図は転写型複写機の光学系を模式的に表した斜視
図である。図示しない露光ランプによって原稿面を照明
し、その反射光を反射ミラ(2),(3),(4)、投
影レンズ(5)、及び反射ミラー(6)によって被投影
位置である感光体ドラム(7)上に導いて結像する。以
後、この投影レンズ(5)を通る光の、スリット露光面
を含む光路を示す平面をスリット平面と呼ぶことにす
る。
以上のような構成の光学系によって、原稿像を感光体
ドラム(7)上に結像するわけであるが、投影レンズ
(5)の位置に狂いによっては、感光体ドラム(7)面
上の像がぼやけたり、像の投影位置がずれたりする。こ
のレンズの位置の狂いについては3つの要因が考えられ
る。
まず、第1の要因は、投影レンズ(5)のスリット平
面上でのスリット長手方向(矢印(a)方向)の狂いで
ある。第5図に示すように、投影レンズ(5)の位置が
矢印(a)方向にずれると、像面(m)(ここでは感光
体ドラム表面)での結像面(n)の位置がスリット長手
方向(矢印(a)方向)にずれる。
第2の要因は、投影レンズ(5)のスリット平面にお
ける光軸方向(矢印(b)方向)のズレである。第6図
に示すように、投影レンズ(5)が光軸方向にずれる
と、結像面(n)の位置が光軸方向に移動し、像面
(m)(ここでは感光体ドラム表面)上での画像とピン
トと倍率がずれる。
第3の要因は、投影レンズ(5)の光軸(l)の傾き
である。第7図に示すように、投影レンズの光軸(l)
が設計上の光軸(l0)に対して傾いて配置されると、投
影レンズ(5)の光軸が被投影面に対して傾くため、こ
の結果、結像面(n)が像面(m)に対して傾き、像面
(m)上でのピントがずれる。
このような要因を調整する調整機構として、従来、投
影レンズ(5)を保持する保持台と長穴等の遊びを有す
る穴で係合することによって、その穴の遊び分だけ投影
レンズ(5)をスリット平面上においてあらゆる方向に
移動可能とし、上記の3つの要因をそれぞれ調整可能に
したレンズ保持調整機構が知られている。
ところで、これらの要因は互いに関連し合いながら像
面の位置ずれを発生させる。特に第2の要因は個別に調
整可能であるが、第1の要因と第3の要因とは互いに関
連が深く、例えば、第1の要因による像面(m)上のス
リット長手方向の位置ずれを調整後、第3の要因による
像面の傾きを調整しようとして投影レンズ(5)を露光
光の経路を含む平面内で回転させると、この回転に伴っ
てスリット長手方向の像面の位置ずれが新たに発生す
る。このため、第3の要因調整後、再び投影レンズ
(5)のスリット長手方向の位置を調整する必要があっ
た。
しかしながら、従来の調整機構において、このような
調整を行おうとすると、長穴等の遊びの分だけ投影レン
ズ(5)が、すべての方向に自在に移動してしまうとい
う問題があった。そのため、従来の調整機構では、第1
の要因に基くスリット長手方向の調整と、第3の要因に
基く投影レンズの光軸の被投影面に対する傾き調整をそ
れぞれ単独に行うこと自体不可能であった。
また、従来の調整機構において、例えば第1の要因に
基くスリット長手方向の調整機構を部品の設置精度によ
り省略し、長穴を投影レンズ(5)の光軸の被投影面に
対する傾き調整が可能な方向のみに設けることも考えら
れる。しかしながら、このような構成を採用しようとし
ても、投影レンズ(5)の傾き調整を行うとスリット長
手方向に像面が移動してしまうため、スリット長手方向
の調整機構は省略することができなかった。この結果、
結局2方向の調整を省略することができず、調整機構の
複雑化を招来していた。
発明が解決しようとする問題点 そこで、本発明は簡単な操作で投影レンズの光軸の被
投影面に対する傾きを調整することのできるレンズ保持
調整機構を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明は、複写機等の、被
投影位置が固定である投影装置における投影レンズの光
軸の被投影面に対する傾きを微調整可能に保持するレン
ズ保持調整機構であって、上記投影レンズを保持するレ
ンズ鏡筒と、上記レンズ鏡筒を保持する第1保持台と、
上記レンズ鏡筒内の投影レンズの2主点の中心を回動支
点として、上記レンズ鏡筒付近での露光光の経路を含む
平面内で上記レンズ鏡筒が回動可能なように上記第1保
持台を保持する第2保持台とを備えたことを特徴とす
る。
作用 上記構成において、第1の保持台を回動支点を中心と
して回動させることにより、第1の保持台に設けられた
レンズ鏡筒内の投影レンズを、その2主点の中心を支点
として露光光の経路を含む平面上で回動させ、投影レン
ズの光軸の被投影面に対する傾きを調整する。この結
果、投影レンズの光軸の被投影面に対する傾きを調整す
るために、投影レンズを回転させても、像面が位置ずれ
を起こさない。
実施例 第1図は、本発明の実施例のレンズ保持調整機構(1
7)を示す斜視図であり、第2図はその側面図である。
第2図に示すように4枚のレンズ(13),(14),(1
5),(16)を内部に位置決めして収容している円筒形
の投影レンズ鏡筒(5)は上部保持台(6)の切り欠き
部(6a),(6b),(6c),(6d)上に載置され適当な
手段で固着されている。この上部保持台(6)は下部保
持台(8)に回転支点軸(7)を中心として、スリット
平面と平行な平面上を回動可能に支持されている。ここ
で、この回転支点軸(7)は上部保持台(6)の4つの
切り欠き部(6a),(6b),(6c),(6d)の中心に設
けられており、この4つの切り欠き部(6a),(6b),
(6c),(6d)の内部端部は同じ形状で斜めに切り欠い
てあるため、投影レンズ鏡筒(5)を切り欠き部(6
a),(6b),(6c),(6d)上に載置することによっ
て、容易に投影レンズの光軸が回転支点(7)上に通る
ように位置決めできる。さらに、このようにして載置さ
れた投影レンズ鏡筒(5)を、光軸方向にスライドし、
投影レンズの2主点(H1),(H2)の中心が回転支点軸
(7)上に位置するところで固着する。また、下部保持
台(8)左部はガイド軸に貫通されており、変倍複写を
行う時、このガイド軸(9)に沿ってレンズ保持調整機
構(17)は移動可能であると共に、下部保持台(8)右
側側面部に回転可能に設けられている案内コロ(10)が
図示しないガイド板上に載置されることによってレンズ
保持調整機構(17)は保持されている。さらに、案内コ
ロ(10)の側面の下部保持台(8)上面には、板バネ
(12)が一端に固着されており、この板バネ(12)の他
端が上部保持台(6)と圧接していて、上部保持台
(6)を矢印(C)方向に回動させるべく押圧してい
る。この押圧力による上部保持台(6)の回動を阻止す
るため、下部保持台(8)端部の折り曲げ部(8a)に微
調ネジ(11)が板バネ(12)の押圧方向に抗する方向に
螺合しており、その先端部が下部保持台(8)と当接し
ている。
以上のような構成のレンズ調整保持機構(17)を、被
投影面上に回転支持軸(7)が位置するように、複写機
本体内に設置し、微調ネジ(11)によって投影レンズ鏡
筒(5)を、2つの主点(H1),(H2)の中心を支点と
して回動させ、投影レンズ鏡筒(5)の光軸を被投影面
位置に合わす。この時、この回動中心が2つの主点の中
心なるよう投影レンズ鏡筒(5)を設置したため、第7
図に示すように、設計上の光軸(l0)上の点(A)が投
影される位置(A1),(A2)は、実際の投影レンズ鏡筒
(5)の光軸(l)の傾きに関係なく、常に設計上の光
軸(l0)上であるため、この光軸の調整が容易である。
このように、本実施例においては、投影レンズ(5)
を回転させても像面がスリット長手方向に移動しないた
め、投影レンズ(5)の光軸の被投影面に対する傾き
を、像面のスリット長手方向の位置ずれとは独立に調整
することができる。従って、本実施例においては、スリ
ット長手方向の調整機構を設けることなく、被投影面に
対する傾きを調整する機構のみで投影レンズ(5)の調
整機構を構成することが可能である。
また、本実施例において、スリット長手方向の像面の
位置ずれに対する調整機構を設けたとしても、スリット
長手方向の像面の位置ずれ調整と被投影面に対する光軸
の傾き調整とをそれぞれ独立に行うことができるので、
調整を容易に行うことができる。
なお、上記実施例は対称型レンズを用いたものであっ
たが第3図のような非対称型レンズにおいても、回動軸
上に2主点(H)(H′)の中心を位置するように投影
レンズ鏡筒を設置すれば同様の効果を得ることができ
る。
発明の効果 以上の説明で明らかな様に、本発明の調整機構によれ
ば、レンズの2主点の中心を回動支点として投影レンズ
が回動可能に保持されているので、投影レンズを回転さ
せても像面が位置ずれを起こさないため、簡単な操作で
投影レンズの光軸の被投影面に対する傾きが調整され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のレンズ保持調整機構を示す斜
視図、第2図は第1図に示すレンズ保持調整機構の断面
図、第3図は第2の実施例であるレンズ保持調整機構の
断面図、第4図は転写型複写機の光学系を模式的に表し
た斜視図、第5図,第6図,第7図は、投影レンズの位
置による結像面の位置の変化を表した図である。 (5)……投影レンズ鏡筒、(6)……上部保持台、
(6a),(6b),(6c),(6d)……切り欠き部、
(7)……回転支点軸、(8)……下部保持台、(11)
……微調ネジ、(12)……板バネ、(17)……レンズ保
持装置、(H1),(H2)……主点。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写機等の、被投影位置が固定である投影
    装置における投影レンズの光軸の被投影面に対する傾き
    を微調整可能に保持するレンズ保持調整機構であって、 上記投影レンズを保持するレンズ鏡筒と、 上記レンズ鏡筒を保持する第1保持台と、 上記レンズ鏡筒内の投影レンズの2主点の中心を回動支
    点として、上記レンズ鏡筒付近での露光光の経路を含む
    平面内で上記レンズ鏡筒が回動可能なように上記第1保
    持台を保持する第2保持台と、 を備えたことを特徴とするレンズ保持調整機構。
JP60062677A 1985-03-26 1985-03-26 レンズ保持調整機構 Expired - Lifetime JP2638591B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS579763Y2 (ja) * 1979-07-04 1982-02-25
JPS5938433U (ja) * 1982-09-03 1984-03-10 株式会社学習研究社 オ−バ−ヘツドプロジエクタ−

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