JP2663272B2 - 画像露光装置 - Google Patents

画像露光装置

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JP2663272B2
JP2663272B2 JP63037229A JP3722988A JP2663272B2 JP 2663272 B2 JP2663272 B2 JP 2663272B2 JP 63037229 A JP63037229 A JP 63037229A JP 3722988 A JP3722988 A JP 3722988A JP 2663272 B2 JP2663272 B2 JP 2663272B2
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裕義 丸山
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  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はたとえば電子写真複写機等の画像露光装置に
関し、特に原稿の光像をスリットを介して感光体上に露
光するものに関する。
(従来の技術) 従来、この種の画像露光装置としては、たとえば第7
図及び第8図に示すようなものがある。すなわち、100
は原稿101面を照明する照明光源であり、照明光源100に
よって照明された原稿101面からの反射光をミラー102に
よって折返し、図示しない結像光学系を介して感光体表
面に結像露光するようになっている。一方原稿101の画
像反射光Lの光路中に、スリット103が設けられ、この
スリット103によって感光体に露光する露光光量を規制
していた。
そして原稿に忠実な露光ムラのない複写物を得るため
には、均一反射表面を有する原稿を考えた場合に感光体
表面上の照度分布がスリット103の長さ方向全中に亘っ
て均一になることが必要であり、従来からのスリット10
3の幅を調整板104によって調整することにより、光量調
整を行っていた。さらに画像端部の光量を調整するため
に、サイド反射板105も位置調整可能として画像端部の
光量調節も可能としていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、近年電子写真複写機にあっては、小型
化多機能化の傾向から次のような理由でスリット幅が小
さくなってきている。すなわち、縮小、拡大機能が付与
された場合、拡大複写時には感光体上の露光幅が等倍時
に比して広がってしまうこと、また小型化に伴い感光体
の外径も小型化の傾向となり露光幅を大きくできないこ
と等がその理由である。
そのため、露光幅調整時に調整板104の調整位置精度
を上げなければ、感光体上でり照度を全域に亘って均一
にすることが難しくなっている。因みにスリット幅が3.
5mmの時、0.1mmのズレで3%の照度変動が生じてしま
う。ところが、従来では調整板104を手でもって位置調
整しているにすぎず、精密な調整が困難で調整工程に多
大な時間を要するという欠点があった。
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところはスリット巾の微
調整を可能とすることにより、露光光量分布の調整工程
の時間短縮を図ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明にあっては、光源
によって照明された原稿からの光をスリットを介して被
露光面に照射する画像露光装置において、 スリット長手方向の中央付近に設けられた軸を中心に
回動可能な二枚の主調整板と、夫々主調整板に取り付け
られており二枚の主調整板の回動中心側とは逆側の端部
付近を中心に回動可能な二枚の補助調整板とを有し、主
調整板はスリット長手方向の略中央を境に左右独立にス
リット幅を調整可能であり、補助調整板はスリット長手
方向の両端のスリット幅を更に調整可能であることを特
徴とする。
(作 用) 而して、露光光量分布の調整にあたっては、まず、主
調整板の位置を微調整機構によって移動調整することに
より、全体的な光量分布を調整する。つぎに補助調整板
を微調整機構にによって微調整して、スリットの長手方
向両端部の光量分布調整をする。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第
1図乃至第6図は本実施例の一実施例に係る画像露光装
置を電子写真複写機に適用した例が示されている。露光
装置は、光学系移動方式により原稿2面を走査するもの
で、原稿台1上の原稿2を走査して、装置内部に配置し
た感光体ドラム30表面に原稿画像を結像露光するように
なっている。
移動光学系は、照明ランプ3と第1ミラー8を組み付
けた照明ランプユニット10と、この照明ランプユニット
10に対して1/2の速度で追走する移動ミラーユニット11
とから構成されている。而して照明ランプ3によって照
明された原稿2の画像光を第1,第2,第3ミラー8,11a,11
bを介して折返し、結像レンズ7を通して、さらに第1,
第2,第3固定ミラー31,32,33を介して感光体ドラム30上
に結像するものである。
照明ランプユニット10は、案内レール9に摺動自在に
支持される第1ミラー台13上に、上記照明ランプ3と第
1ミラー8が組み付けられている。第1ミラー8は原稿
2からの画像光の光軸Lに対して所定角度だけ傾斜させ
て配置しており、光路中に原稿2の走査方向に対して直
角方向に延びるスリットSが設けられている。そして、
照明ランプ3は画像光の光軸Lに対して走査方向側に配
置され、ランプ3の周囲に反射板4,5,6が配設されてい
る。
一方、上記スリットSの開口巾dは、調整板によって
調整可能となっている。調整板は、スリット12の長手方
向略全体の開口巾を調整する2枚の第1,第2主調整板1
4,15と、スリットSの長手方向両端部の開口巾を調整す
る2枚の第1,第2補助調整板16,17とから成っている。
すなわち各調整板14〜17はスリットSを挟んで反照明ラ
ンプ3側に配設され、その側縁をスリットSに臨ませる
ことにより、スリツト幅を規制するようになっている。
主調整板14,15は、それぞれスリットSの半分の長さ
で、中央側の端部が軸18を支点としてミラー台13に回動
自在に支持されている。一方、第1補助調整板16は第1
主調整板14に対してピン19を支点として回動自在に支持
され、同様に第2補助調整板17は第2主調整板15に対し
てピン20を支点として回動自在に支持されている。
一方、上記第1,第2主調整板14,15は微調整機構とし
てのねじ送り機構Cによって微調整可能となっている。
ねじ送り機構Cは第1主調整板14を例にとって説明する
と、第1主調整板14の自由端部付近においてミラー台13
の端壁13aと所定の間隔Bでもって対向配置されるよう
な起立片14aが設けられている。そして調整ねじ21をミ
ラー台端壁13aに穿設された孔13bを通して調整板の起立
片14aに形成したねじ穴部14bに螺合している。一方、ミ
ラー台端壁13aと起立片14a間にはばね22が介装されてい
て、第1主調整板14を矢印A方向に付勢している。而し
て調整ねじ21を回すことにより、主調整板14をミラー台
端壁13aに対して移動させてスリット幅を調整するよう
になっている。また、27,27はそれぞれ第1,第2主調整
板14,15をミラー台13に固定するための固定ビスであ
る。
また、上記第1,第2補助調整板16,17は微調整機構と
しての偏心カム機構Dによって微調整可能となってい
る。偏心カム機構Dは、第1補助調整板16について説明
すると第6図に示すような偏心カム23が用いられる。こ
の偏心カム23は片面にドライバ用の溝23aが刻設された
円板部23bと、円板部23bの中心軸に対して偏心させたビ
ス部23cとから成っている。すなわち、第1補助調整板1
6は第1主調整板14上に重ねて取付けられており、この
第1補助調整板16には略矩形状の切欠き16aが設けられ
ていて、この切欠き16aの開口縁には互いに平行に対面
する一対の切起し片16b,16bが設けられている。この切
起し片16b,16b間の間隔は偏心カム23の円板部23bの外径
と同一幅に形成されており、切欠き16aを通して偏心カ
ム23のビス部23cか第1主調整板14にねじ込まれてい
る。而して第5図に示すように偏心カム23を回転させる
ことにより、ビス部23cを中心に円板部23bを偏心させ、
第1主調整板14に対して第1補助調整板16を移動させる
ものである。また、28,28は第1,第2補助調整板16,17を
固定するための固定ビスである。
上記構成の画像露光装置にあっては、露光光量分布の
調整作業は次のようにしてなされる。
まず、スリット12の長さ方向の全体の光量分布が傾い
ている場合には、固定ビス27,27を緩めて第1,第2主調
整板14,15が移動可能な状態にする。そして、調整ねじ2
1,21を回転させて第1,第2主調整板14,15全体を軸18を
中心に移動させる。調整ねじ21と第1,第2主調整板14,1
5は螺合しているので、この調整ねじ21を回転させるこ
とによりギャップbは変化する。一方第1,第2主調整板
14,15は常にA方向(スリット12を狭める方向)に付勢
されているのでスリット幅が変化する。
次に、スリットSの長手方向両端部の光量分布のみが
不均一の場合には、第1補助調整板16について説明する
と、この第1補助調整板16のみを移動させて端部の光量
調整を行う。第1補助調整板16の移動は、切欠き16aに
入り込んだ偏心カム23を回転させることにより行う。偏
心カム23のビス部23cは下方の第1主調整板14に螺合し
ており、カム23を回転させるとねじ穴位置を中心に円板
部23bの位置がずれ、この円板部23bに係合する切欠き16
aの切起し片16b,16bがこの円板部23bに追従して第1補
助調整板16はピン19を支点として回動する。
光量調整完了後、各調整板14,……17の固定ビス27,28
を締めてミラー台13に固定する。
このような調整方法を用いれば、たとえば調整ねじ21
がM3であればねじピッチが0.5mmであるので、調整ねじ2
1を一回転させても、第1,第2主調整板14,15はわずか0.
5mmしか移動しないので、ごく僅少な微調整も可能とな
る。また、偏心カム23の偏心量aを0.5mmと設定する
と、カムの半回転で第1,第2補助調整板16が1mm移動す
るだけであるので、容易に微調整が可能となる。
また、上記端部光量補正用の第1,第2補助調整板16,1
7の回転支点となるピン19,20位置を、照明ランプ3のサ
イド反射板12からの反射光の入射端域にもってくれば、
端部の光量補正が容易となる。通常照明ランプ3は機械
寸法に制約されて発光源長さを十分長くとることができ
ないために、端部光量が低下してしまう。このような光
量低下を補うために、上記したサイド反射板12を設けて
端部光量を増やしている。したがって、端部の光量補正
は、このサイド反射板12からの反射光を調整すればよい
ので、補助調整板16,17をサイド反射板12からの反射光
の入射域端に位置させることにより、光量分布を均一に
調整することができる。
尚、上記実施例にあっては、光学系移動走査方式の露
光装置について説明したが、原稿台移動走査方式の露光
装置についても同様に適用できる。その他、要するに、
原稿からの画像光をスリットによって規制するような露
光方式をとる画像露光装置について適用できるものであ
る。
また、本実施例においては、画像露光装置を電子写真
複写機の露光部に適用した例について説明したが、その
他ファクシミリやコンピーュータの入力装置等の読取素
子によって露光画像を読取るようなものに広く適用する
ことができる。
(発明の効果) 本発明は以上の構成および作用から成るもので、スリ
ット幅を調整する調整板の微調整機構を設けたので、ス
リット巾が小さい場合でも容易に露光光量分布の均一化
の調整をすることができ、調整作業を短時間に行うこと
ができる。そして二枚の主調整板によりスリットを長手
方向に二分割して左右の光量分布のバランスを調整可能
とするとともに、二枚の補助調整板により両端の光量分
布をそれぞれ主調整板にならってなだらかに調整可能と
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る画像露光装置の照明ラ
ンプユニットの一部破断平面図、第2図は第1図の装置
が適用された電子写真複写機の概略構成図、第3図は第
1図のランプユニットの概略縦断面図、第4図は第1図
のランプユニットの補助調整板近傍の拡大平面図、第5
図は第4図のV−V線に沿う要部拡大断面図、第6図は
第4図の偏心カムの概略斜視図、第7図および第8図は
従来の画像露光装置の照明ランプユニットの平面図およ
び縦断面図である。 符号の説明 2……原稿、3……照明ランプ 9……照明ランプユニット 14,15……第1,第2主調整板 16,17……第1,第2補助調整板 21……調整ねじ、22……ばね 23……偏心カム、30……感光体ドラム C……ねじ送り機構(微調整機構) D……カム機構(微調整機構) S……スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 英一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 木村 直雅 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 遠山 芳邦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 丸山 裕義 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 大橋 将志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−81125(JP,A) 特開 昭58−86574(JP,A) 実開 昭57−201552(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源によって照明された原稿からの光をス
    リットを介して被露光面に照射する画像露光装置におい
    て、 スリットの長手方向の中央付近に設けられた軸を中心に
    回動可能な二枚の主調整板と、夫々主調整板に取り付け
    られており二枚の主調整板の回動中心側とは逆側の端部
    付近を中心に回動可能な二枚の補助調整板とを有し、主
    調整板はスリット長手方向の略中央を境に左右独立にス
    リット幅を調整可能であり、補助調整板は、スリット長
    手方向の両端のスリット幅を更に調整可能であることを
    特徴とする画像露光装置。
JP63037229A 1988-02-19 1988-02-19 画像露光装置 Expired - Lifetime JP2663272B2 (ja)

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JPS5886574A (ja) * 1981-11-18 1983-05-24 Fuji Xerox Co Ltd 複写機の露光調整装置

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