JPH077180B2 - 変倍複写光学系 - Google Patents

変倍複写光学系

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JPH077180B2
JPH077180B2 JP60280569A JP28056985A JPH077180B2 JP H077180 B2 JPH077180 B2 JP H077180B2 JP 60280569 A JP60280569 A JP 60280569A JP 28056985 A JP28056985 A JP 28056985A JP H077180 B2 JPH077180 B2 JP H077180B2
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JP
Japan
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main lens
shaped
fixed
lens
shaped lever
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JP60280569A
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JPS62138841A (ja
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久雄 藤田
強 西川
仁 茂庭
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写機等に用いられる変倍複写光学系に関する
もので、更に詳しくは原稿台又は複写光学系を移動させ
て複写を行う複写光学系で、複写用の主レンズの移動と
共に光路長を変化させて変倍複写を可能とした変倍複写
光学系に関するものである。
〔従来の技術〕
最近の複写機は等倍複写以外に、同一原稿から拡大又は
縮小した複写が要求されるようになった。そのため変倍
できる光学系を備える複写機が多くなった。変倍の方法
は、主レンズの前後に補助レンズを挿入して主レンズの
焦点距離を変更し主レンズの位置を相対的に移動して変
倍画像を形成させるものと、原稿面から感光体面に至る
全光路長を変更し、かつ主レンズの位置を移動して変倍
画像を形成するものがある。
第4図に複写機の光学系の一例を示す。原稿台1に載置
された原稿の反射ビームは、第1ミラー2で直角に光路
を曲げ、V型ミラーをなす第2ミラーユニット3に入射
する。第2ミラーユニット3で光路が180°曲げられた
ビームは結像系の主レンズ4を通過し、再びV型ミラー
である第3ミラーユニット5に入射し180°方向を変更
し第5ミラーによって反射し感光体ドラム7上に原稿像
を結像する。
今主レンズの焦点距離は一定で、光路長と主レンズの位
置を移動させる変倍方式のものに於て、主レンズの焦点
距離をf、原稿面より主レンズ迄の距離をa、主レンズ
より感光面迄の距離をbとし、倍率をmとすると次の式
が成立する。
の一般式で、等倍の場合 でありa=b=2fとなり、全光路長l=a+b=4fであ
る。
次に変倍の場合、 でm′が1より遠ざかる程全光路長は伸びてl′=a′
+b′>4fとなる。すなわち全光路長l′は、等倍の時
が最短距離で拡大、縮小共に全光路長l′は長くなって
くる。
この条件を満足させるため一般には、第4図における主
レンズ4と第3ミラーユニット(V型ミラー)5を移動
する方式をとることができる。主レンズの移動と光路長
の変更を上記の式にあてはめた状態で行うためには、そ
の変倍機構は極めて複雑であり、良質の画像を得るため
高い精度を保持した変倍複写光学系を提供することは容
易ではない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、主レンズの移動と光路長の変更を行う変倍機
構を、簡単な構造で確実に又高い精度を保持するように
した変倍複写光学系を提供することを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の問題点を解決しようとするもので、それ
はすくなくとも主レンズと、主レンズと感光体との間に
V型ミラーとを設けて、原稿像を感光体上に結像する複
写光学系の、主レンズを保持する主レンズ保持部に揺動
可能のL形レバーと回転可能の固定プーリとを設け、該
L形レバーの一端は本体に固設した山形のカム溝と滑合
し、該L形レバーの他の一端には回転可能のワイヤプー
リを固設し、前記固定プーリと前記ワイヤプーリとに懸
架されたワイヤの一端は本体に固設し、他の一端は前記
ワイヤを引張方向に付勢されてV型ミラーを保持するV
型ミラー保持部に固設し、前記主レンズ保持部の移動と
連動して前記V型ミラー保持部を移動させるよう構成
し、主レンズの焦点距離をf、原稿面より主レンズまで
の距離をa、主レンズより感光面までの距離をbとする
とき、1/a+1/b=1/fを満足する計算された主レンズ保
持部の移動量とL形レバーの形状と山形のカム溝形状と
が設定されて変倍を可能とするとともに、L形レバーに
設けたワイヤプーリのL形レバーの揺動中心からの距離
を調整可能とし、主レンズの焦点距離fの誤差を吸収・
調整するよう構成されていることを特徴とする変倍複写
光学系によって達成される。
〔実施例〕
第1図、第2図に本発明による変倍光学系を示す。第1
図は変倍機構の構成図で第2図は変倍光学系の斜視図で
ある。
結像系をなす主レンズ14はレンズ保持部20に固設されて
いる。レンズ保持部20は一端をガイドシャフト30に滑合
し、他端はローラを介してガイド板31に支持され摺動可
能となっている。又2枚のミラーを直角の位置に保持し
たV型ミラー保持部15も、一端は前記ガイドシャフト30
に滑合し、他端はローラを介してガイド板31に支持され
摺動可能となっている。
レンズ保持部20の片方の側面には、支点22cを中心とし
て揺動出来るL字状のL形レバー22がある。L形レバー
22の下側の端部には回転可能のコロ22bが設けてあり、
本体に固設したカム部材24に開口した山形溝24aに滑合
している。又L形レバー22の他の一端には回転可能のワ
イヤプーリ22aが固設してある。レンズ保持部20の側面
の右上部に回転可能の固定プーリ21が固設してある。ワ
イヤ23は前記固定プーリ21とワイヤプーリ22aに懸架さ
れ、その一端は本体に固設してあるワイヤ調整板26に固
設し、他端はV型ミラー保持部15に固設してある。
次に変倍作動について説明する。第1図は等倍の時の主
レンズ14及びV型ミラー16の位置を表わしたもので、コ
ロ22bは山形溝24aの山の頂点付近に位置している。
今倍率を変更しようとすると、複写機本体の制御部が作
動し、変倍指示に応じたパルス数を発しパルスモータを
回転させる。パルスモータに直結したタイミングプーリ
を介してタイミングベルト33が移動する。レンズ保持部
20はタイミングベルト33を挟持しているためタイミング
ベルト33の移動量だけ移動する。複写機本体に固設して
あるカム部材24に設けた山形溝24aに滑合しているコロ2
2bは、レンズ保持部20が横方向に移動することにより、
山形溝24aの頂点より下がる。つまりL形レバー22は支
点22cを中心に時計方向に回動する。L形レバー22が時
計方向に回動すると、L形レバー22の一端に設けられた
ワイヤープーリ22aが右方に移動する。ワイヤプーリ22a
が右方に移動すると、ワイヤプーリ22aを介してワイヤ2
3により結合してあるV型ミラー保持部15は、ワイヤプ
ーリ22aが移動してワイヤ23がゆるんだ長さ相当分だけ
引張バネ25により右方に移動する。すなわちタイミング
ベルト33の移動によりレンズ14が移動し、それに伴なっ
てV型ミラー16が移動する。この間の光路長関係は を満足するように計算されたタイミングベルト33の移動
量と、山形溝24aの形状、L形レバー23の形状によって
成立している。
第2図においてL形レバー22の回転軸である支点22cに
設けられた巻バネ32は、L形レバー22を反時計方向に付
勢している。この巻バネ32の作用は、引張バネ25により
ワイヤ23を介して、時計方向に付勢されているコロ22b
の山形溝24aに対する押圧力を適度の強さに調整しコロ2
2b及び山形溝24aを保護するよう作用している。
主レンズ14の焦点距離はその制作誤差等により多少の違
いが生じるが、之を吸収するために本発明に於ては、L
形レバー22に設けたワイヤプーリ22aが上下方向に移動
し支点22cからの距離を変化させることが出来るように
なっている。支点22cとワイヤプーリ22aとの距離が変化
すると、L形レバー22が回動した時ワイヤプーリ22aの
移動量が変化する。この移動に対する変位量がV型ミラ
ー16と主レンズ14の間の距離の変位となり、主レンズ14
の焦点距離の誤差を吸収することが出来る。
第3図(a)は結像系をなす主レンズのレンズ構成図
で、第3図(b)は主レンズの分解斜視図である。複写
機に使用されるレンズは等倍を主体としているため一般
に絞44を中心に凸レンズ群40及び41、凹レンズ群42及び
43が対称に配置されている。又複写は原稿のごく狭い短
冊状の原稿部分を連続的に走査しながら行うスリット走
査システムであるため、その光ビームは細長く上下方向
に関してはレンズ群の中央部のみ通過する。そのためレ
ンズの不要部40a,41a,42a,43aを切除してレンズ群を偏
平にすることが出来る。主レンズの構成は、第3図
(b)に示す如く一対の取付座14bをもった鏡枠14aの一
方に、凹レンズ群42を内蔵したスペーサ45と、凸レンズ
群40が組込まれ、レンズ押え(図示せず)で押えられ
る。又他の一方も凹レンズ群43を内蔵したスペーサ46及
び凸レンズ群41が組込まれている。主レンズは偏平に形
成されるので、その占めるスペースは少く、レンズ自体
は軽量となる利点がある。主レンズ14は取付座14bによ
って前記のレンズ保持部20に取付けられる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ワイヤとL形レバーを使用した極めて
簡単な構造の変倍機構により、安価でありながら精度が
高い変倍が可能となり、ワイヤプーリの位置を変化させ
るだけの簡単な操作で主レンズの焦点距離その他の誤差
が吸収・調整できる変倍光学系が提供された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による変倍機構の構成図で、第2図は変
倍光学系の斜視図である。第3図(a)は主レンズのレ
ンズ構成図で、第3図(b)は主レンズの分解斜視図で
ある。第4図は複写機の一般の光学系を示したものであ
る。 14…主レンズ、15…V型ミラー保持部 16…V型ミラー、20…レンズ保持部 21…固定プーリ、22…L形レバー 22a…ワイヤプーリ、22b…コロ 22c…支点、23…ワイヤ 24…カム部材、24a…山形溝 33…タイミングベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−40517(JP,A) 実開 昭55−137149(JP,U) 実開 昭51−137335(JP,U) 実開 昭54−153232(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】すくなくとも主レンズと、主レンズと感光
    体との間にV型ミラーとを設けて、原稿像を感光体上に
    結像する複写光学系の、 主レンズを保持する主レンズ保持部に揺動可能のL形レ
    バーと回転可能の固定プーリとを設け、 該L形レバーの一端は本体に固設した山形のカム溝と滑
    合し、該L形レバーの他の一端には回転可能のワイヤプ
    ーリを固設し、 前記固定プーリと前記ワイヤプーリとに懸架されたワイ
    ヤの一端は本体に固設し、他の一端は前記ワイヤを引張
    方向に付勢されてV型ミラーを保持するV型ミラー保持
    部に固設し、 前記主レンズ保持部の移動と連動して前記V型ミラー保
    持部を移動させるよう構成し、 主レンズの焦点距離をf、原稿面より主レンズまでの距
    離をa、主レンズより感光面までの距離をbとすると
    き、 1/a+1/b=1/fを満足する計算された主レンズ保持部の
    移動量とL形レバーの形状と山形のカム溝形状とが設定
    されて変倍を可能とするとともに、 L形レバーに設けたワイヤプーリのL形レバーの揺動中
    心からの距離を調整可能とし、主レンズの焦点距離fの
    誤差を吸収・調整するよう構成されていることを特徴と
    する変倍複写光学系。
JP60280569A 1985-12-12 1985-12-12 変倍複写光学系 Expired - Lifetime JPH077180B2 (ja)

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JPS62138841A JPS62138841A (ja) 1987-06-22
JPH077180B2 true JPH077180B2 (ja) 1995-01-30

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US7834367B2 (en) 2007-01-19 2010-11-16 Cree, Inc. Low voltage diode with reduced parasitic resistance and method for fabricating
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JPS5837059Y2 (ja) * 1978-04-15 1983-08-20 ミノルタ株式会社 3種以上の変倍を行なうスリット走査露光型複写機のミラ−位置微調整装置
JPS5611084U (ja) * 1979-07-05 1981-01-30
JPS6177037A (ja) * 1984-09-25 1986-04-19 Fuji Xerox Co Ltd 複写機の変倍機構

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