JPS6067407A - メ−クアツプ化粧料 - Google Patents

メ−クアツプ化粧料

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JPS6067407A
JPS6067407A JP17598483A JP17598483A JPS6067407A JP S6067407 A JPS6067407 A JP S6067407A JP 17598483 A JP17598483 A JP 17598483A JP 17598483 A JP17598483 A JP 17598483A JP S6067407 A JPS6067407 A JP S6067407A
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pigment
color
powder
spherical powder
cosmetic
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JP17598483A
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Tadao Nakamura
中村 直生
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Pola Orbis Holdings Inc
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な色調補正効果を有するメークアップ化粧
料に関するものである。
従来よシ、メークアップ化粧料は一般に下地料、ファン
デーション、パウダー類等を順次塗シ重ねてゆくタイプ
が主流となっている。そして、とnらの化粧ステップの
任笈の段階において色調補正効果を有する化粧料を適用
し、顧客のもつ肌色の多様性やTPOによる微妙な色調
変化に対応していこうという方法がとら几ていた。
この様な色調補正効果を狙った化粧料の具体的な剤型と
してはアンダーメーク、ファンデージ −ヨン、コント
ロールカラー等に代表さnる乳化型のものと、ルースパ
ウダー、プレストパウダー等のパウダー型のものが主流
であった。
しかし従来の乳化型色調補正化粧料では、用いた色調補
正化粧料と他の乳化型メークアップ化粧料が化粧ステッ
プの途中、肌の上で混合さ几、その結果各々に配合さn
た顔料間でのいわゆる減法混色を生じ、くすんだ色合と
なってしまう。この色合は次に塗布さnるパウダー型化
粧料により見掛上軽減さnるが、経時において皮脂の分
泌によりパウダー型化粧料が化粧膜内に落ち込みパウダ
ーの’1llnが進むと乾粉状態と湿粉状態での光逍過
性に著しい落差がある為、もとの減法混合色が再び現扛
てくる。この現象が経ワによる化粧肌のくす゛み、不健
康なイメージ等の言葉で表現され゛る乳化型色調補正化
粧料の重大な欠点であった。
一方、パウダー型色調補正化粧料は、その化粧ステップ
上の位jgl:ならびに実際の化粧動作から混合による
減法混色は比較的起シにぐいと考えらnている。しかし
パウダー型色調補正化粧料においても、上述のように経
時においてパウダーが化粧膜内に落ち込み濡nた状態に
なると乾粉状態から湿粉状態に変化することによυ、透
明性が著しく出るという落差音生じ初期の化粧膜が失な
わnる。更には配合さnた有色顔料が、乾粉から湿粉に
なることによシ色味が著しく変化し、化粧膜全体が鮮明
度を失ないくすみにつながる。この現象を防ぐ為化粧面
しが行nるが、パウダー型のものを繰り返し用いると使
用面後には一時的に初期化粧膜に近い仕上9を再現し得
るものの、経時において前述の問題が再生し、化粧膜全
体のくすみ、汚nは更に増幅さnるという大きな問題が
あった。
そこで本発明者は、乳化型及びパウダー型の何nの色調
補正化粧料にも共通する前述の問題点を解決すべく鋭意
実験研究を重ねた結果、有色顔料を球状の有機または無
機粉体中に内包させたものを化粧料中に配合すると、減
法混色も起らすオた経時においても初期化粧膜の変化が
少ないという知見を得たものである。
然しなから、この様な効果を発現させるためには・顔料
全有機または無機粉体中に均一に内包させることが1つ
の条件となる。一般に顔料はその表面特性から親水性顔
料と親油性顔料に大別さt%親水性顔料は無機粉体に入
り易く、逆に親油性顔料は有機粉体に内包し易い性質を
有している。従って、親水性顔料全有機粉体にまたは親
油性顔料を無機粉体に内包しようとしても、凝集を起し
均一に内包できなかったシ・粉体表面への顔料の付層の
みで目的のものが得らnない場合が多い。この改善方法
として親水性顔料の親油化表面処理または親油性顔料の
親水化表面処理などもあるが、この表面処理後の状態に
おいても2種以上の顔料全同時に内包しようと1−ると
未だ顔料自体の比重差または分散性の違い等によシ均一
に粉体中に内包させるには6度なテクニックを必要とす
るものであった。
本発明では、上述のような製法上のデメリット全克服す
るために、メカノケミカル反応を利用して顔料同志を結
合させ、均−且つ再現性よく2種以上の顔料を球状粉体
中に内包することを可能としたものである。
本発明は、有色顔料とこnと異種の有色及び/または白
色顔料の1独以上とを、乾式もしく(σ湿式法で4を合
摩砕し、メカノケミカル反応により得らt’L、 fi
−複合顔料を、有機または無機球状粉体中に内包せしめ
た顔料内包型球状粉体の1独または21M以上配合する
こと全特徴とするメークアップ化粧料に関するものであ
る。
本発明に適用さnる有色顔料としては、黄色酸化鉄、赤
色酸化鉄、黒色酸化鉄、群青、酸化クロム、水酸化クロ
ム、酸化コバルト、マンガンバイオレット等の無機顔料
、タートラジン、サンセットエロFCF 、ブリリアン
トブルーFCF等ノアルミニウムレーキ、ジルコニウム
レーキ、バリウムレーキ、ヘリンドンピンクON、 +
77−ルルビンBOA 、レーキレッドODA 、カー
ボンブラック、フタロシアニンブルー等の有機顔料が挙
げらnる。また白色顔料としては、例えば二に&化チタ
ン、粉末シリカ、ケイ酸カルシウム、酸化亜鉛、硫酸バ
リウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、メルク、
カオリン、ベントナイト、セリサイト等が挙げら扛る。
ここで有色顔料もしくは白色顔料の平均粒子径としては
、外層物質への同包後の平均粒子径との関連から0.0
1〜1μの範囲のものがよシ効果的な結果金与えるもの
である。
次に前記顔料を内包し球状粉体を形成する外層物質とし
ては無水ケイ酸、含水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム等の無機粉体、再
生セルロース、結晶セルコース等のイ1−桜粉体及びエ
チレン、ゾロピレン、酢酸ビニル、スチレン、アクリル
酸及ヒソのニスデル(メチル、エチル等)、メタクリル
酸及びそのエステル(メチル、エチル等)等より選択さ
nるt Mまたは2釉以上のホモポリマーまたはコポリ
マー粉体、史にはナイロンパウダー、ポリビニルピロリ
ドンパウダー等が挙げら庇る。そしてこれらの球状粉体
の平均粒子径としては、1〜25μ、好適には2〜15
μの範囲のものが選択さ几る。伺故ならば、−魁゛にフ
ァンデーションナト独での使用、またFj、7frね塗
シ使用をも考慮すると、皿上での化粧膜厚さは2〜10
μ程朋であシ、こnと同等乃至は若干大きめの粒子を用
いた場合にその色調補正効果が最大に発揮される為であ
る。従って、1μより小さくなると色調補正効果は発揮
できないし、また2 5 ttよシ大きくなると今度は
。悩触面での第°和感を生じてくるので避けるべきであ
る。
本発明においては、その目的とする色に応じて前記M色
及び白色顔料から適宜選択して組合せ、こ1.ヲ乾式ま
たは湿式法で混合摩砕し、メカノケミカル反応により結
合させた複合顔料を得る。次いで、得らnた複合顔料の
親水度もしく?′i列油度に応じて、外層物質全選択し
、こtK複合顔料全日包させるとよシ良好な顔料内包型
球状粉体が得らnるものである。ここで複合顔料の内包
量としては、顔料内包型球状粉体総重量に対して5〜6
0重景%重量には10〜20重t(Xの範囲である。5
%より少ない景では、総体的に内包顔料由来の色調効果
が薄らぎ、また30%を超えて内包させても色調効果面
での増強が見らfない。
次に本発明における複合顔料ならびに顔料内包型球状粉
体の製造例を示す。
製造例 1 水酸化クロムと二酸化チタンを1:4の北軍で混合した
粉体100部を、ボールミル中で40 hrθ乾式混合
摩砕し薄緑色複合顔料を得た。
製造例 2 黄酸化鉄二赤色1俊化鉄:二酸化チタン−4:1:20
の混合粉体100部と5%塩化第2鉄水浴液250部と
を、ボーにミル中で24 hrF3湿式混合摩砕後、洗
浄、デカンテーションを繰り返し、乾燥後、ハンマーミ
ルにて粉砕して肌色の複合顔料をイqた。
製造例 3 ヘリンドンピンクCN:粉末シリカ=1=2より成る赤
色複合顔料2部と水ガラス15部を2%ツイン80を含
むトルエン40部に分散させ、このものに塩化カルシウ
ム11部を純水100部に溶解せしめた溶液を加え、乳
化中和反応を行なう。終了後デカンテーション、温水洗
浄、温メタノール洗浄にて未反応物、トルエンを除去し
、水洗乾燥後粉砕し、内包率10%、平均粒子径10μ
の顔料内包型球状粉体を得た。
製造例 4 メタクリル酸メチル50部、トルエン1500部および
過酸化クメン0.4部全混合し均一な溶液とした。精製
水1800部に活性剤(アニオン活性剤)0.3部を溶
解した活性剤水溶液に群青:二酸化チタン−1=4より
成る青色複合顔料10部を分散させた。この分散液に前
記モノマー溶液を加え、攪拌下70℃で8 hrs重合
反応を行なった。反応終了後、水洗、エタノール洗#を
繰シ返し、乾燥して、内包率20%、平均粒子径10μ
の顔料内包型球状粉体を得た。
本発明において前記のようにして得らnた顔料内包型球
状粉体は、メークアップ化粧料中に通常5〜50M景%
、好ましくは10〜60重量%配合さfる。55%未満
の配合量では色調補正効果を充分発揮することは不可能
になシ、また50%を超える量を配合しても色調補正効
果史 の弁なる上昇は見ら′nない。
また、顔料内包型球状粉体以外の成分としては、通常メ
ークアップ化粧料に用いらnる水、油剤、活性剤、各種
添加剤などが挙げら6%また通常の粉体も本発明の目的
全損なわない範囲で配合できる。
本発明は、メークアップ化粧料中にかかる顔科内包型球
状粉体全配合したものである為、ファンデーション、パ
ウダー等に配合さn、た顔料と混合することがなく、こ
の為減法混色効果も起シにくいものである。更に化粧塗
布膜と同等乃至は若干大きい粒子径を有する為、顔料内
包型球状粉体のもつ色調がそのまま生かせる利点k ’
ff L 、結果として希望する色副に対する補正をく
すみ、不健康なイメージを感じさせることなく可能にし
たものである。
次に本発明により得らCるメークアップ化粧料を評価す
る為、後記実施例1乃至4に示した本発明のコントロー
ルカラー及びフイニシングパウダーと、顔′#+全内包
させず個々に配合(他の成分は全て同じ)した対照コン
トロールカラー及びフイニシングパウダーとを用いて、
その色調補正効果の比較評価試@を行なった。また併用
のメークアップ化粧料としては、ポーラミルティーラフ
アンプ−ジョンの31号、22号、24号、16号を用
いた。その結果を表−1から表−4で示す。
く試験方法〉 0肌色測定 女子顔面上に、供試コントロールカラーを塗布した後フ
ァンデーションを塗布(実施例1及び2)またはファン
デーションを塗布した後供Eフイニシング!9:ウダー
ヲ払布(実施例6及び4)し、塗布後10分後、更にフ
イニシング・ξウダー使用時は6時間後に、村上色研高
速色彩計を用い、顔面上5ケ所(額、鼻のきわ、頬中心
部、目尻、あご)の肌色を測色した。測色結果は、捕0
(色相)、△L (明度)、△a’ (彩度)によシ化
粧を行なわない素肌との差として表示さn、且つ前記5
ケ所の測定値の平均値で示した。
0光透過性(透明性)測定 ファンデーションの各号をスライドグラス上へ0.5ミ
ルのドクターブレードを用いて塗布し、各々の値(T%
)を5回測定し平均した。次に供試コントロールカラー
を各々のファンデーション上へ重ね塗シし、10分後、
同様に測定した。
表−r 表−4* * fi−3及び4において、ファンデーションのみの
時の測定値(」°、≦1、Δc”)は表−1及び2の数
値に同じである。
く評価〉 表−1に示されたのは、一般的に言わnるグリーン系コ
ントロールカラーによる化粧肌色補正効果の低彩度化効
果全組ったものである。対照コントロールカラー■を下
地にしfc場合には何nのファンデーション号数を用い
た場合にも、極端な低彩度化現象(△C°の減少)が透
明性(T%)の減少(カバー力増大)ヲ・併って生じて
おり、化粧肌色のくすんだ仕上シにつながっている。こ
扛に対して実施例1のコントロールカラーを下地にした
場合には、低彩度化効果が適切で且つ透明性の低下への
影響も無視できる程小さく所期の狙いが達成さnている
衣−2では、コントロールカラーによる化粧肌色の色合
いをオークル系へ移行させる色相移行効果を狙ったもの
である。対照コントロールカラー■を用いた場合には色
相移行効果(諒0の増加)も弱く、1つ著しい透明性(
T%)の減少を併っており、また低彩度化(△C0の減
少)も見らnる。このことが異和感のある白浮きのカバ
ー化粧に結びついている。こnに対し実施例2のコント
ロールカラー■を用いた場合には対照品よりも強い色相
移行効果金石し、且つ透明性の減少もわずかでアク、所
期の狙い通りとなっている。
表−3では、ピンク系への色相移行効果をパウダータイ
プで狙ったものである。対照フイニシングパウダー◎を
用いた場合には、初期(10分後)の効果(」0の減少
)はよく現nているが、経時(3時間後)では効果が著
しく落ちてきており(IM”の増加)、初期の化粧感が
消失している。一方、実施例6のフイニシングパウ、ダ
ー◎を用いた場合は、当初は対照品よりも若干色相移行
効果が弱いものの、経時ではほとんど効果の変動がなく
初期の化粧感を維持している。
表−4では、表−1で示した様な低彩度化効果(△0°
の減少)をパウダータイプで狙ったものである。この場
合にも経時(3時間後)では、対照フイニシングパウダ
ーOの時は効果が著しく落ちている(m’の増加)が、
実施例4のフィニシングパウダー〇では効果がよく持続
さnている。
次に実施例を示す。尚、配合割合はおのおの重量部であ
る。
実施例1 コントロールカラーの (方法) a、bをそれぞれ80℃に加温後、bをaに添加し、乳
化釜中で混合しつつ30℃まで冷却する。
実施例2 コントロールカラー■ (方法) 実施例1と同様vc して行なった。
実施例3 フイニシングパウダー◎ b〔流動パラフィン 7 (方法) aiベヘンェルCキサ−で混合した後、ハンマーミルに
て粉砕、そのものにb’2添加し、ヘンシェルミキサー
で混合、ハンマーミルにて粉砕し、金型中にてプレスす
る。
実施例4 フイニシングパウダー◎ b〔流動パラフィン 7 (方法) 実施例3と同様にして行なった。
特許出願人 ポーラ化成工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)有色顔料とこnと異種の有色及び/または白色顔料
    の1141以上とを、乾式もしくは湿式法で混合摩砕し
    、メカノケミカル反応にょシ得らnた複合顔料を、有機
    または無機球状粉体中に内包せしめた顔料内包型球状粉
    体全1種または2種以上配合することを特徴とするメー
    クアップ化粧料。 2)複合顔料の内包量が顔料内包型球状粉体総重量に対
    し5〜30重蓋%である特許請求の範囲第1)項記載の
    メークアップ化粧料。 6)顔料内包型球状粉体の配合量が化粧料総重量に対し
    5〜50ffi量%である特許請求の範囲第1)〜第2
    )項記載のメークアップ化粧料。
JP17598483A 1983-09-22 1983-09-22 メ−クアツプ化粧料 Granted JPS6067407A (ja)

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