JPS6063678A - 画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は、画像データの登録・保存処理をする画像処
理装置に関する。

［発明の技術的背景とその問題点１ 従来画像処理装置における画像データは、データ量を削
減しないでそのまま記憶装置たとえば記憶ディスクに格
納する、あるいはデータを圧縮することにより削減した
データ量で記憶ディスクに格納する、のいずれかの手法
により登録・保存している。ここで、データの圧縮には
種々の手法があるが、その−例は、たとえば第１図に示
すように、メインメモリに格納されている第１の画像デ
ータΔ０はそのまま記憶ディスク中の第１番目のエリア
に格納し、メインメモリ中の第２の画像データＡ１につ
いては、第２の画像データＡ１と第１の画像データΔＧ
との差分Ｂ＋　（Ａｔ　−Ａｏ　）を記憶ディスク中の
第２番目のエリアに格納し、メインメモリ中の第３の画
像データＡ２については、第３の画像データＡ２と第２
の画像データＡ１との差分Ｂ２　（Ａ２−Ａ１＞を記憶
ディスク中の第３番目のエリアに格納し、以下同様に、
隣接する画像データの差分を記憶ディスク中の所定エリ
アに格納する。そうすると、メインメモリ中の画像デー
タが１６ビツト構成であり、隣接する画像データの差分
が８ビツト構成であるとすると、前記画像データの圧縮
では８ビツトのデータ長に削減されていることになる。

なお、前記圧縮手法では、隣接する画像データの差分が
１２７を越えるとき、Δ−バー７０−を示す８ビツト構
成の指標Ｓをその差分を格納するエリアの前のエリアに
格納しておく。

前者による画像データの登録・保存手法は、記憶ディス
クから画像データを読み出し、そのまま何らのデータ変
換をすることなく画像データを表示装置に転送し、表示
装置に画像を表示することができる。したがって画像デ
ータの早いアクセスが可能であるが一枚の画像データ最
が多いので、記憶ディスクに多数枚の画像データを格納
することができないとの欠点がある。

また、後者による画像データの登録・保存手法は、一枚
の画像データ量が削減されて少なくなっているので、記
憶ディスクに多数の画像データを格納することができる
のであるが、記憶ディスクより画像データを読み出した
後、第２図に示すように、たとえば記憶ディスク中の第
１番目のエリアに格納した第１の画像データＡｏに、記
憶ディスク中の第２番目のエリアに格納した第２の差分
データＢ１を加算してメインメモリ中に第２の画像デー
タＡ１を格納するような展開処理をしなければならない
ので、その処理時間に応じて画像データのアクセスが遅
くなるとの欠点がある。

［発明の目的１ この発明は、前記事情に基づいてなされたものであり、
圧縮処理した画像データと圧縮処理しない画像データと
の両者を記憶ディスクに格納し、画像格納枚数を大幅に
減らすことなく画像データの高速アクセスを可能にした
画像処理装置を提供することを目的どするものである。

［発明の１敗要コ 前記目的を達成Ｊるためのこの発明の概要は、複数の画
像についての画像データを収集する画像生成部と画像生
成部で得た画像データを保存する登録保存部と、登録保
存部に保存された画像データを画像処理する画像処理部
とを有する画像処理装置において、前記登録保存部が演
算処理部と記憶ディスクとを有し、演算処理部で、複数
の画像データのうち、所望画像データを圧縮処理し、記
−憶ディスク中の所定記憶エリアに圧縮処理後の画像デ
ータと圧縮処理前の全ての画像データとを区分けして順
次に収容し、画像処理に応じて圧縮処理後の画像データ
又は未圧縮処理の画像データを読み出し、圧縮処理後の
画像データを読み出したときにはこれを展開処理して画
像処理部に転送するものである。

［発明の実施例］ この発明の一実施例について図面を参照しながら説明す
る。

この発明の一実施例である画像処理装置は、第３図に示
すように、たとえばＸ線ＣＴ画像の画像データを収集す
る画像生成部１より出力される画像データを一旦記憶し
、その画像データを後述の登録保存部３に出力し、また
登録保存部３より出力される画像データを一旦記憶し、
その画像データを画像処理部４に出力するメインメモリ
２と、メインメモリ２より出力する画像データを登録・
保存する登録保存部３とを有する。なお、第３図におい
て、５で示すのは表示部であり、画像処理部４で処理さ
れた画像データを入力し、画像を表示するものである。

前記登録保存部３は後述の機能実現手段を有して、メイ
ンメモリ２Ｊ：り入力する画像データから圧縮データを
作り出し、圧縮データと圧縮前の全ての画像データ（非
圧縮データ）を出力し、また、圧縮データを襞間して非
圧縮データである画像データにし、これをメインメモリ
２に出力する演算処理装置（以下ＣＰＵと略す）３Δと
、圧縮データを格納Ｊ゛る第１のエリアＡと非圧縮デー
タを格納する第２のエリアＢとを有し、演算処理装置３
△より出力される圧縮データおよび非圧縮データを前記
第１のエリアＡおよび第２のエリアＢに格納する記憶デ
ィスク３Ｂとを有する。

前記画像処理装置３△は、第４図に示す機能実現手段を
有する。すなわち、３Ｃで示すのはバッファメモリであ
り、メインメモリ２より出力される多数枚の画像につい
ての画像データを、第１の転送部３Ｄと第２の転送部３
Ｆに出力する。第１の転送部３Ｄは、画像データをバッ
ファメモリ３Ｃより圧縮処理部３Ｆに転送する。第２の
転送部３Ｅは、第１の転送部３Ｄに出力したのと同一の
画像データを、バッファメモリ３Ｃからデータ書込部３
Ｇに転送する。圧縮処理部３Ｆは、転送されてきた画像
データを圧縮し、データ書込部３Ｇに転送する。このと
きの圧縮処理として、たとえば、入力する画像データを
、そのデータ長の１／３のデータ長を有する画像データ
に変換する処理が挙げられる。データ書込部３Ｇは、記
憶ディスク３Ｂ中の第１のエリアに圧縮データを書き込
み、第２のエリアには非圧縮データを書き込む。ここで
、記憶ディスク３Ｂとして、第５図に示すように、１基
のファイリングディスク３日を用いるとすると、前記フ
ァイリングディスク３Ｈが、非圧縮データとして４００
枚の画像データを収納する記憶エリアを有するとすれば
、たとえば最初のエリアから２００枚目のエリアまでを
第１のエリアＡとして６００枚の圧縮データを収納し、
また、２０１枚目のエリアから最後のエリアまでを第２
のエリアＢとして２００枚の非圧縮データを収納する。

なお、ファイリングディスク３日は記憶エリアのほかに
コントロールテーブルエリアをも有する。そして、第１
のエリアＡおよび第２のエリアＢへのデータの出き込み
手順は、たとえば、次のようにして行なうことができる
。すなわち、圧縮データを第１のエリアＡに格納し、非
圧縮データについては、各画像についてのディレクトリ
番号おにσ格納アドレスデータを前記コントロールテー
ブルエリアに格納し、非圧縮データを第２のエリアＢに
格納する。記憶ディスク３Ｂとして１基のファイリング
ディスク３１」を使用するとき、第２のエリア日への非
圧縮データの格納は、第６図に示すようにファイリング
ディスク３Ｈの最終の記憶エリアから所定の記憶エリア
にさがのほるように順次に行われる。そして、所定の記
憶エリアに非圧縮データを格納し終ってもなお、格納す
べき非圧縮データがあるときは、その非圧縮データを前
記最終の記憶エリアから所定の記憶エリアに順次に書ぎ
かえていく。また、第１のエリアＡとして仮想的に設定
された記憶エリアに圧縮データを収納し終ってもなお、
格納すべき圧縮データがあるときは、その圧縮データを
、第２のエリアＢの所定の記憶エリアから最終の記憶エ
リアに向って順次に収納していく。

次に、データ読み出しのための機能実現手段は次のよう
に構成される。すなわち、３Ｉで示すのはデータ読み出
し部であり、画像処理に必要なデータを記憶ディスク３
Ｂより読み出し、読み出したデータが圧縮データである
ときにはこれを展開処理部３Ｊに転送し、また、読み出
したデータが非圧縮データであるときにはこれをメイン
メモリ２に転送する。データの読み出し手順としては、
たとえば先ず、記憶ディスク３Ｂのコントロールテーブ
ル玉リア内に格納されているディレクトリ番号を読み出
し、読み出すべき画像データのディレクトリ番号を検索
することにより読み出すべき画像データは第２のエリア
Ｂの何番目に収納されているかを判別して第２のエリア
Ｂから非圧縮データを読み出し、第２のエリアＢにめる
画像データが収納されていないときには第１のエリアＡ
に収納されている圧縮データをめる画像データとして読
み出す。展開処理部３Ｊは、データ読み出し１３１より
転送される圧縮データを、そのデータ長を３倍に展開す
ることより、もとの非圧縮の画像データに再生し、これ
をメインメモリ２に出力する。

次に、以上構成の画像処理装置の作用について説明する
。

画像生成部１で収集した画像データたとえばＸ線画像デ
ータはメインメモリ２で一旦格納された後、登録保存部
３に画像ごとに転送される。

登録保存部３では、画像ごとに転送されてくる画像デー
タを、バッファメモリ３Ｇおよび第１の転送部３Ｄを介
して画像データを圧縮処即部３Ｆに転送し、同時に同一
の画像データを、バッファメモリ３Ｃおよび第２の転送
部３Ｅを介してデータ書き込み部３Ｇに転送する。圧縮
処理部３Ｆでは、転送されてくる画像データを、たとえ
ばそのデータ長が１／３となるようにデータ変換し、こ
れを圧縮データとしてデータ書き込み部３Ｇに転送する
。データ書き込み部３Ｇは、第２の転送部３Ｆより転送
されてくる非圧縮データを、第５図および第６図に示す
ように第２のエリアＢにその最終のエリアから所定のエ
リアに向って順次に格納する。このとき、非圧縮データ
のディレクトリ番号および格納アドレスデータはコント
ロールテる圧縮データを、記憶ディスク３Ｂであるファ
イリングディスク３１−１の第１のエリアＡに、最初の
記憶エリアから所定の記憶エリアへと順次に収納してい
く。

画像処理部４での画像処理に必要な画像データは次のよ
うにしてファイリングディスク３日より読み出す。デー
タ読み出し部３Ｉは、ファイリングディスク３１−１の
コントロールテーブルエリアからディレクトリ番号およ
び格納アドレスデータを読み出し、画像処理に必要な画
像データが第２のエリアに収納されているかどうかを検
索し、読み出すべき画像データが第２のエリアにも収納
されているとぎには、第２のエリアから非圧縮データを
読み出してこれをメインメモリ２に転送し、読み出すべ
き画像データが第１のエリアに収納されているとぎには
圧縮データを第１のエリアより読み出してこれを展開処
理部３Ｊに転送する。展開処理部３Ｊは、転送されてき
た圧縮データをたとえばそのデータ長を３倍に展開し、
展開して得た画像データをメインメモリ２に転送Ｊる。

メインメモリ２は順次転送されてくる画像データを一旦
格納した後、順次に画像処理部４に転送し、ここで必要
な画像処理を行なって表示部５で画像表示をする。

以上のように、前記実施例によると、全ての画像データ
をそのまま記憶ディスクに収納する場合に比べて多数枚
の画俄データを保存登録することができ、また、画像処
理に際しては、記憶ディスク中の非圧縮データを読み出
して使用することができるので、圧縮データを記憶ディ
スク中に収納している場合に比べて画像データのアクセ
スが早い。

以上、この発明の一実施例について詳述したが、この発
明は前記実施例に限定されるものではなく、この発明の
要旨を変更しない範囲内で適宜に変形して実施すること
ができるのはいうまでもない。

前記実施例では、第６図に示すように、１基の記憶ディ
スクを用い、この記憶ディスク中に第１のエリアＡと第
１のエリアＢとを設けたが、第７図に示すように、２基
の記憶ディスクを用い、一方の記憶ディスク中に第１の
エリアＡを設け、他方の記憶ディスク中に第２のエリア
Ｂを設けてもよい。

また、前記バッファメモリ３Ｃでは、サベての画像デー
タを第１の転送部３Ｄと第２の転送部３わりに、メイン
メモリ２より転送されてくる画像データから画像処理頻
度の高い画像データを選び出し総べての画像データを第
１の転送部３Ｄに転送する一方、画像処理頻度の高い画
像データは第２の転送部３Ｅに転送する選別部を設けて
もよい。

〔発明の効果］ この発明によると、画像生成部により得られる多数枚の
画像データを、圧縮処理して記憶ディスク中に収納する
ので、従来のように圧縮処理しないで画像データそのま
まを記憶ディスクに収納する場合に比べて多数の画像デ
ータを収納することができ、また、同一の画像データを
そのまま記憶ディスク中に収納するので、画像処理に要
する画像データのアクセスを早くすることができる、簡
単な構成の画像処理装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は画像データの圧縮処理を示す説明図、第２図は
圧縮した画像データの展開処理を示す説明図、第３図は
この発明の一実施例を示すプロツ構成を示すブロック図
、第５図は前記実施例における記憶ディスクでのデータ
の収容を示す説明図、第６図は前記記憶ディスクにおけ
る非圧縮データの収容を示１説明図、および第７図はこ
の発明の他の実施例における記憶ディスクとデータとの
収容関係を示′！ｌ説明図である。 １・・・・・・画像生成部、３・・・・・・登録保存部
、３Ａ・・・・・・演算処理部、３Ｂ・・・・・・記憶
ディスク、４・・・・・・画像処理部 弔４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の画像についての画像データを収集する画仲生成部
   と画像生成部で得た画像データを保存する登録保存部と
   、登録保存部に保存された画像データを画像処理す′る
   画像処理部とを有する画像処理装置において、前記登録
   保存部が演斡処理部と記憶ディスクとを有し、演算処理
   部で、複数の画像データのうち、所望画像データを圧縮
   処理し、記憶ディスク中の所定記憶エリアに圧縮処理後
   の画像データと圧縮処理前の全ての画像データとを区分
   けして順次に収容し、画像処理に応じて圧縮処理後の画
   像データ又は未圧縮処理の画像データを読み出し、圧縮
   処理後の画像データを読み出したときにはこれを展開処
   理して画像処理部に転送するようにしたことを特徴とす
   る画像処理装置。