JPS606359Y2 - 自動車用バンパ−構造体 - Google Patents
自動車用バンパ−構造体Info
- Publication number
- JPS606359Y2 JPS606359Y2 JP15823480U JP15823480U JPS606359Y2 JP S606359 Y2 JPS606359 Y2 JP S606359Y2 JP 15823480 U JP15823480 U JP 15823480U JP 15823480 U JP15823480 U JP 15823480U JP S606359 Y2 JPS606359 Y2 JP S606359Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- chuck
- center
- bumper center
- press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車用バンパー構造体の改良に関する。
従来この種自動車用構造体、例えば、バンパーや樹脂バ
ンパー川のバンパーレインホースなトラプレス型を用い
て成形する場合、その製品1′外の何れかの両端に、例
えば第1,2図に示すようにプレス成形(絞り成形、引
張り成形)のための余裕材2′を設け、この部分に附勢
のためのチャック部を配することを必要としていた。
ンパー川のバンパーレインホースなトラプレス型を用い
て成形する場合、その製品1′外の何れかの両端に、例
えば第1,2図に示すようにプレス成形(絞り成形、引
張り成形)のための余裕材2′を設け、この部分に附勢
のためのチャック部を配することを必要としていた。
このような手段では、製品外に余裕材2′を設けるため
に、材料歩留りが悪く不経済であるばかりでなく、この
余裕材2′を切除するための余分のプレス工程が要求さ
れるなど手数がか)す、コスト高となる重大な欠点があ
った。
に、材料歩留りが悪く不経済であるばかりでなく、この
余裕材2′を切除するための余分のプレス工程が要求さ
れるなど手数がか)す、コスト高となる重大な欠点があ
った。
本考案は、このような実情に対応すべくなされたもので
、上述したようなあとで切除する余裕材を製品外に見込
むことなく、チャック部を製品の長手方向両端に配し、
チャック変形部をバンパーサイドによって被覆すること
により成形された凹溝が製品として残るために、強度の
増強ともなり、また材料の無駄及び余分なプレス作業の
省略をなさしめ、省力化及び成形作業性の向上、加えて
コストダウンを計らんとするものである。
、上述したようなあとで切除する余裕材を製品外に見込
むことなく、チャック部を製品の長手方向両端に配し、
チャック変形部をバンパーサイドによって被覆すること
により成形された凹溝が製品として残るために、強度の
増強ともなり、また材料の無駄及び余分なプレス作業の
省略をなさしめ、省力化及び成形作業性の向上、加えて
コストダウンを計らんとするものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、1は後述す
るプレス工程により得られたバンパーセンターで、該バ
ンパーセンター1の両端には、プレス成形時のチャッキ
ング作用により形成されたチャック変形部2が残留され
ている。
るプレス工程により得られたバンパーセンターで、該バ
ンパーセンター1の両端には、プレス成形時のチャッキ
ング作用により形成されたチャック変形部2が残留され
ている。
このプレス成形のためのチャック変形部2は、第6.
7.8図に示すようないろいろな形状変化がある。
7.8図に示すようないろいろな形状変化がある。
理想的には1、バンパーセンター1の上下縁部に生ずる
シワを消去するための引張り成形のために、第8図に示
すように、バンパーセンター1の両端に傾斜段部を形成
するのが製品としてもつとも好ましく、第3.6.7図
に示されたものは、弓状に湾曲しない直状のバンパーセ
ンターに好ましいチャック変形部である。
シワを消去するための引張り成形のために、第8図に示
すように、バンパーセンター1の両端に傾斜段部を形成
するのが製品としてもつとも好ましく、第3.6.7図
に示されたものは、弓状に湾曲しない直状のバンパーセ
ンターに好ましいチャック変形部である。
第4図は、第3図で示されたバンパーセンター1の両端
に、チャック変形部2が被覆されるようにバンパーサイ
ド3をボルトナツト4などで被着した実施例を示し、ま
た、第5図は、第8図に示したチャック変形部2を有す
るバンパーセンター1にバンパーサイド3を被着したも
のを示している。
に、チャック変形部2が被覆されるようにバンパーサイ
ド3をボルトナツト4などで被着した実施例を示し、ま
た、第5図は、第8図に示したチャック変形部2を有す
るバンパーセンター1にバンパーサイド3を被着したも
のを示している。
また第9図のように、上記バンパーセンター1の表面に
、バンパーサイド3′を一体に形成した樹脂バンパー1
′を被着してもよい。
、バンパーサイド3′を一体に形成した樹脂バンパー1
′を被着してもよい。
次に本考案に係るバンパーセンター1のプレス成形手段
を第10.11図について説明すると、5は曲率半径の
大きな凹状凹溝6を備えた雌型(パンチ)、7は上記凹
溝6に対応せる凸状凸起8を備えた雄型(ダイ)であり
、第10図のように上記雌型5の両端には上記凹溝6の
長手方向を直交する下向きコ字型の凹溝9を備えたチャ
ック部材10がとりつけられており、また上記雄型7の
両端部には、上記下向きチャック部材10の凹溝9に対
応する上向きコ字型の凸条11を備えたチャック部材1
2が、エアシリンダー機構(図示せず)により上昇付勢
された状態で配設されている。
を第10.11図について説明すると、5は曲率半径の
大きな凹状凹溝6を備えた雌型(パンチ)、7は上記凹
溝6に対応せる凸状凸起8を備えた雄型(ダイ)であり
、第10図のように上記雌型5の両端には上記凹溝6の
長手方向を直交する下向きコ字型の凹溝9を備えたチャ
ック部材10がとりつけられており、また上記雄型7の
両端部には、上記下向きチャック部材10の凹溝9に対
応する上向きコ字型の凸条11を備えたチャック部材1
2が、エアシリンダー機構(図示せず)により上昇付勢
された状態で配設されている。
いま、雌型5が雄型7から離反された位置に上昇してい
る状態で、バンパーセンターの所定の長さに切断された
帯状素材13を両型5,7間に供給し、この帯状素材1
3の両端を上記両チャック部10.12間に挟持保持せ
しめる。
る状態で、バンパーセンターの所定の長さに切断された
帯状素材13を両型5,7間に供給し、この帯状素材1
3の両端を上記両チャック部10.12間に挟持保持せ
しめる。
次いで雌型5を下降させると、帯状素材13は雌型5と
雄型7の嵌合進行に伴いその中央部から両端方向に至る
に従い順次コ字形にプレス加工される。
雄型7の嵌合進行に伴いその中央部から両端方向に至る
に従い順次コ字形にプレス加工される。
このとき帯状素材13の両端をチャックしたチャック部
材10,12も雌型5の下降に対応して降下し、帯状素
材13の両端には両チャック部材10,12の挟着プレ
ス作用によるコ字形の凸条または凹条のチャック変形部
2が形成される。
材10,12も雌型5の下降に対応して降下し、帯状素
材13の両端には両チャック部材10,12の挟着プレ
ス作用によるコ字形の凸条または凹条のチャック変形部
2が形成される。
またこの両チャック部材10.12により挟着された素
材部分は、第10図に示すように両型5.7の嵌合プレ
ス端面より下位に位置するようにしであるために、帯状
素材13は左右長手方向に引張り成形される結果となり
、特に素材の垂直方向に屈折される両辺に生じようとす
るシワの発生が阻止せしめられる。
材部分は、第10図に示すように両型5.7の嵌合プレ
ス端面より下位に位置するようにしであるために、帯状
素材13は左右長手方向に引張り成形される結果となり
、特に素材の垂直方向に屈折される両辺に生じようとす
るシワの発生が阻止せしめられる。
このプレス加工手段によって得られたバンパーセンター
は第8図に示したものと同様なものとなる。
は第8図に示したものと同様なものとなる。
このようにして得られたバンパーセンターは、帯状素材
自体が最終製品の所要寸法に適するように準備されてい
るため、従来のようにチャック変形部を切除することな
く、このチャック変形部を被覆するようにバンパーサイ
ドを付着することにより、バンパーまたはバンパーレイ
ンホースカ得られるものである。
自体が最終製品の所要寸法に適するように準備されてい
るため、従来のようにチャック変形部を切除することな
く、このチャック変形部を被覆するようにバンパーサイ
ドを付着することにより、バンパーまたはバンパーレイ
ンホースカ得られるものである。
このように本考案によれば、加工素材とて製品の長さに
適合させたものを使用することができ、而もプレス加工
に際し、チャックした変形部はバンパーサイドまたは樹
脂バンパーによって被覆されることから、従来のように
このチャック変形部を切除する必要がないために材料の
歩留りがよく、而も切除工程が省けることから、省力化
は勿論のこと経済的効果は大きく、簡単な構成により大
巾なコストダウンが計れるなど実用上の効果は大きい。
適合させたものを使用することができ、而もプレス加工
に際し、チャックした変形部はバンパーサイドまたは樹
脂バンパーによって被覆されることから、従来のように
このチャック変形部を切除する必要がないために材料の
歩留りがよく、而も切除工程が省けることから、省力化
は勿論のこと経済的効果は大きく、簡単な構成により大
巾なコストダウンが計れるなど実用上の効果は大きい。
更に本考案では、バンパーセンターの両端部に、バンパ
ーセンターの長手方向と直交するチャック変形部を形成
したので、バンパーセンター製品の強度を向上させるこ
とができるとともに、バンパーセンターの復元力効果が
得られ、他物との接触に強く、変形の少ないバンパーが
提供しうる特長がある。
ーセンターの長手方向と直交するチャック変形部を形成
したので、バンパーセンター製品の強度を向上させるこ
とができるとともに、バンパーセンターの復元力効果が
得られ、他物との接触に強く、変形の少ないバンパーが
提供しうる特長がある。
第1図は従来のバンパーセンターのプレス加工後の一部
斜視図、第2図は同上余裕部の切除を示す一部の斜視図
、第3図は本考案バンパーセンターのプレス加工後の一
部を示す斜視図、第4図及び第5図は製品の一部斜視図
、第6. 7. 8図は夫々バンパーセンターのチャッ
ク変形部を示す一部の斜視図、第9図は樹脂バンパー製
品の一部斜視図、第10図はプレス加工装置の要部の縦
断正面図、第11図は同上縦断側面図である。 1・・・・・・バンパーセンター、2・・・・・・チャ
ック変形部、 3・・・・・・バンパーサイド、 1′・・・・・・樹脂バンパ 3′・・・・・・バンパーサイド部。
斜視図、第2図は同上余裕部の切除を示す一部の斜視図
、第3図は本考案バンパーセンターのプレス加工後の一
部を示す斜視図、第4図及び第5図は製品の一部斜視図
、第6. 7. 8図は夫々バンパーセンターのチャッ
ク変形部を示す一部の斜視図、第9図は樹脂バンパー製
品の一部斜視図、第10図はプレス加工装置の要部の縦
断正面図、第11図は同上縦断側面図である。 1・・・・・・バンパーセンター、2・・・・・・チャ
ック変形部、 3・・・・・・バンパーサイド、 1′・・・・・・樹脂バンパ 3′・・・・・・バンパーサイド部。
Claims (2)
- (1)帯状金属素材の長手方向両端をチャックした状態
で、プレス成型によりプレス加工して得られた断面形状
がコ字型若しくはV字型などのバンパーセンターであっ
て、該バンパーセンターの両端に、このバンパーセンタ
ーの長手方向と直交するチャック変形部を形成・し、こ
のチャック変形部を被覆するようバンパーサイドを被着
せしめたことを特徴とする自動車用バンパー構造体。 - (2)上記バンパーセンターの表面に、バンパーサイド
を一体形成した樹脂バンパーを被着した実用新案登録請
求の範囲第1項記載の自動車用バンパー構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15823480U JPS606359Y2 (ja) | 1980-11-04 | 1980-11-04 | 自動車用バンパ−構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15823480U JPS606359Y2 (ja) | 1980-11-04 | 1980-11-04 | 自動車用バンパ−構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5780344U JPS5780344U (ja) | 1982-05-18 |
JPS606359Y2 true JPS606359Y2 (ja) | 1985-02-28 |
Family
ID=29517310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15823480U Expired JPS606359Y2 (ja) | 1980-11-04 | 1980-11-04 | 自動車用バンパ−構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606359Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-04 JP JP15823480U patent/JPS606359Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5780344U (ja) | 1982-05-18 |
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