JP2724929B2 - 自動車用ウェザーストリップのコーナー部成形方法 - Google Patents
自動車用ウェザーストリップのコーナー部成形方法Info
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- JP2724929B2 JP2724929B2 JP3298348A JP29834891A JP2724929B2 JP 2724929 B2 JP2724929 B2 JP 2724929B2 JP 3298348 A JP3298348 A JP 3298348A JP 29834891 A JP29834891 A JP 29834891A JP 2724929 B2 JP2724929 B2 JP 2724929B2
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- Japan
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- corner
- lip
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- molding
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ウェザーストリ
ップのコーナー部を製造する際、押出成形直線部のリッ
プ延長部の先端不要部分を自動的にカットする成形方法
に関するものである。
ップのコーナー部を製造する際、押出成形直線部のリッ
プ延長部の先端不要部分を自動的にカットする成形方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4を参考に説明する。従来、
コーナー部を有するウェザーストリップは、下型3のコ
ーナー部凹型3aを挟んで配置したところの2本の直線
溝3b,3bにそれぞれ押出成形直線部1,1を置き、
次いでコーナー部凹型3aに成形材料を装入し、上型1
4を圧接し、コーナー部12を型成形すると共に2本の
押出成形直線部1,1と接合したものであるが、コーナ
ー部リップは、型成形によらず、接合する直線部1のリ
ップ1aの延長部1bを用い、コーナー部12の型成形
と同時に直線部リップ1aの側面に接合し、直線先端不
要部分Gは切断線Kに従って、鋏みで切断している。
コーナー部を有するウェザーストリップは、下型3のコ
ーナー部凹型3aを挟んで配置したところの2本の直線
溝3b,3bにそれぞれ押出成形直線部1,1を置き、
次いでコーナー部凹型3aに成形材料を装入し、上型1
4を圧接し、コーナー部12を型成形すると共に2本の
押出成形直線部1,1と接合したものであるが、コーナ
ー部リップは、型成形によらず、接合する直線部1のリ
ップ1aの延長部1bを用い、コーナー部12の型成形
と同時に直線部リップ1aの側面に接合し、直線先端不
要部分Gは切断線Kに従って、鋏みで切断している。
【0003】しかしながら、このコーナー部12のリッ
プ延長部1bの不要部分Gを切断するだけでも、かなり
の時間を要し、そのうえ、切断面の形状が不揃いで美観
に欠けると言う問題点がある。
プ延長部1bの不要部分Gを切断するだけでも、かなり
の時間を要し、そのうえ、切断面の形状が不揃いで美観
に欠けると言う問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、ウェザーストリップのコーナー部のリップ延長部
1bの不要部分Gを鋏みで切って、形を整えるのにかな
りの時間を要し、且つその仕上がりが悪いことである。
点は、ウェザーストリップのコーナー部のリップ延長部
1bの不要部分Gを鋏みで切って、形を整えるのにかな
りの時間を要し、且つその仕上がりが悪いことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1及び図2を参考にし
て説明する。本発明は、下型3のコーナー部凹型3aを
挟んで配置したところの2本の直線溝3b,3bにそれ
ぞれ押出成形直線部1,1を置き、次いでコーナー部凹
型3aに成形材料を装入し、上型4を圧接し、コーナー
部2を型成形すると共に2本の押出成形直線部1,1と
接合し、それと同時にコーナー部リップを型成形によら
ず、接合する押出成形直線部1のリップ1aの延長部分
1bを用い、コーナー部2の型成形と同時に直線部リッ
プ延長部1bの側面に接合するところの下型3、上型4
よりなる金型であって、上型4の下面に押出成形リップ
延長部1bの先端不用部分Gを切断するランド4aを形
成した上型4を用いている。
て説明する。本発明は、下型3のコーナー部凹型3aを
挟んで配置したところの2本の直線溝3b,3bにそれ
ぞれ押出成形直線部1,1を置き、次いでコーナー部凹
型3aに成形材料を装入し、上型4を圧接し、コーナー
部2を型成形すると共に2本の押出成形直線部1,1と
接合し、それと同時にコーナー部リップを型成形によら
ず、接合する押出成形直線部1のリップ1aの延長部分
1bを用い、コーナー部2の型成形と同時に直線部リッ
プ延長部1bの側面に接合するところの下型3、上型4
よりなる金型であって、上型4の下面に押出成形リップ
延長部1bの先端不用部分Gを切断するランド4aを形
成した上型4を用いている。
【0006】
【実施例】1,1はウェザーストリップの直線部であっ
て、押出成形によって製造したものである。2はその押
出成形直線部1,1の間に介在させるコーナー部であっ
て、型成形によって製造すると共にその両端に押出成形
直線部1,1を接合Fする。その際、コーナー部2のリ
ップは型成形によらず接合する直線部1のリップ1aの
延長部分1bを用い、コーナー部2の型成形と共に直線
部リップ延長部1bの側面に接合し、且つそれと同時に
その先端不要部分Gは所定切断線Kに従って切断する。
金型は下型3、及び上型4よりなり、下型中央にコーナ
ー部凹型3aを形成してあり、その凹型3aを挟んで、
2本の直線溝3bを形成してある。更に上型4には成形
材料の逃がし4b及びリップ1aの延長部分1bの先端
不用部分Gを切断するランド4aを形成してある。な
お、5,5はリップ1aの延長部分1bを固定するリッ
プ固定ピンである。
て、押出成形によって製造したものである。2はその押
出成形直線部1,1の間に介在させるコーナー部であっ
て、型成形によって製造すると共にその両端に押出成形
直線部1,1を接合Fする。その際、コーナー部2のリ
ップは型成形によらず接合する直線部1のリップ1aの
延長部分1bを用い、コーナー部2の型成形と共に直線
部リップ延長部1bの側面に接合し、且つそれと同時に
その先端不要部分Gは所定切断線Kに従って切断する。
金型は下型3、及び上型4よりなり、下型中央にコーナ
ー部凹型3aを形成してあり、その凹型3aを挟んで、
2本の直線溝3bを形成してある。更に上型4には成形
材料の逃がし4b及びリップ1aの延長部分1bの先端
不用部分Gを切断するランド4aを形成してある。な
お、5,5はリップ1aの延長部分1bを固定するリッ
プ固定ピンである。
【0007】作用について説明すると、下型3の直線溝
3b,3bにそれぞれ型成形直線部1,1を配置する。
その際、リップ1aの延長部分1bをコーナー部下型凹
型3aに沿わせ、リップ固定ピン5,5で振れ留めし、
またコーナー部凹型3aに成形材料を装入する。次いで
上型4を重ね、押付け、ランド4aでリップ1aの延長
部分1bの先端不要部分Gを切断し、コーナー部2を型
成形すると共に、両端に2本の直線部1,1、側面にリ
ップ延長部分1bをそれぞれ接合する。
3b,3bにそれぞれ型成形直線部1,1を配置する。
その際、リップ1aの延長部分1bをコーナー部下型凹
型3aに沿わせ、リップ固定ピン5,5で振れ留めし、
またコーナー部凹型3aに成形材料を装入する。次いで
上型4を重ね、押付け、ランド4aでリップ1aの延長
部分1bの先端不要部分Gを切断し、コーナー部2を型
成形すると共に、両端に2本の直線部1,1、側面にリ
ップ延長部分1bをそれぞれ接合する。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
型成形時にリップ1aの延長部分1bの先端不要部分G
が自動的に切断させられ、成形後の切断作業が不要とな
り、その工数が低減されると共に、半径3mmの円弧部R
も含め、不揃い無く、ランド4aの形状通り正確に切断
され、外観が著しく向上する。
型成形時にリップ1aの延長部分1bの先端不要部分G
が自動的に切断させられ、成形後の切断作業が不要とな
り、その工数が低減されると共に、半径3mmの円弧部R
も含め、不揃い無く、ランド4aの形状通り正確に切断
され、外観が著しく向上する。
【図1】本発明の実施例を上型を透視した状態で示す平
面図である。
面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】従来例を上型を透視した状態で示す平面図であ
る。
る。
【図4】図3のB−B断面図である。
1 押出成形直線部 1a リップ 1b リップ延長部 2 コーナー部 3 下型 3a コーナー部凹型 3b 直線溝 4 上型 4a ランド 4b 逃がし 5 ピン 12 コーナー部 14 上型 F 接合 G 不要部分 K 切断線 R 円弧部
Claims (1)
- 【請求項1】 下型(3)のコーナー部凹型(3a)を
挟んで配置したところの2本の直線溝(3b,3b)に
それぞれ押出成形直線部(1,1)を置き、次いでコー
ナー部凹型(3a)に成形材料を装入し、上型(4)を
圧接し、コーナー部(2)を型成形すると共に、2本の
押出成形直線部(1,1)と接合し、且つそれと同時に
コーナー部リップを型成形によらず、接合する押出成形
直線部(1)のリップ(1a)の延長部分(1b)を用
い、コーナー部(2)の型成形と同時に直線部リップ延
長部(1b)の側面に接合するところの下型(3)及び
上型(4)よりなる金型であって、上型(4)の下面に
押出成形リップ延長部(1b)の先端不用部分(G)を
切断するランド(4a)を形成した上型(4)を用いる
ことを特徴とする自動車用ウェザーストリップのコーナ
ー部成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3298348A JP2724929B2 (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 自動車用ウェザーストリップのコーナー部成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3298348A JP2724929B2 (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 自動車用ウェザーストリップのコーナー部成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05104537A JPH05104537A (ja) | 1993-04-27 |
JP2724929B2 true JP2724929B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=17858518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3298348A Expired - Lifetime JP2724929B2 (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 自動車用ウェザーストリップのコーナー部成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2724929B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104085095B (zh) * | 2014-06-27 | 2016-03-23 | 申雅密封件有限公司 | 一种能成型两种断面的汽车密封条的口型模具 |
-
1991
- 1991-10-16 JP JP3298348A patent/JP2724929B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05104537A (ja) | 1993-04-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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