JPS6063341A - 印刷版用高強度アルミニウム合金板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は印刷版用高強度アルミニウム合金板に関するも
のである。

現在アルミニウムは平版印刷版を製造する暴利として広
く使用されている。そして、アルミニウムの平版印刷版
はアルミニウム表面を粗面化して砂目を形成させ、感光
性組成物を塗布しこれを露光現像して印刷すべき画像部
をレノスト層として残すことによって得られる。

しかして、アルミニウム表面に砂目を形成させる目的は
２つあり、その第一は印刷操作中に刷版に適切な保水性
を与えること、第二にホトレジスト被覆とアルミニウム
表面との接着性を高め、充分な耐刷力を与えることであ
る。

この砂目立ての方法としては、ボールグレイニング、ワ
イヤーグレイニング等の機械的方法や酸またはアルカリ
溶液中でエンチングする化学的方法、さらに、主として
酸系の溶液中で電解エツチングする電気化学的方法等か
実用化されている。

しカルで、機械的砂目立て法を行なう場合の問題点は、
機械や研磨剤の調整に相当の熟練度を必要とすること、
粗面化されたアルミニ１クム板の表面に食い込んだ研Ｊ
話剤、アルミニウム屑餘を取除く作業を要することであ
り、また、化学曲性目立て法の問題は、浴組成、浴温度
等を可成り狭い範囲に管理する必要があるばがりでなく
、平版印刷版支持体として必要な表面粗さを得るために
、比較的長時間のエツチングを要することであり、さら
に、最も高性能の砂目が１ｑられる電気化学的砂］」立
て法を採用した場合は、その電力消費が印刷版の製造原
価に占める割合が相当大きくなるという問題がある。

このような砂目立て法の問題点を解消する方法として、
特開昭５５−０７４８９８号公報にはグレーニング面を
有するロールにアルミニウムを通して、深さ３．５μ以
下の孔を形成させること４．ｆ徴とする砂目製造法が記
載されている。この公報の砂目立て法は、繰作が単純で
、かつ、従来の機械的性目立て法のように、研磨剤、ア
ルミニウム屑等を取除く作業は不要で、さらに、処理速
度も犬きいので製造プロセスが大幅に合理化される可能
性を有しているが、プレスにより孔を作成する際、孔の
深さだけをコントロールしたのでは、平版印刷版として
の好ましい砂目を提供することができず、この方法は未
だ実用化に致っていない。また、特開昭５４−０６３９
Ｑ２号公報には、ブラシ研磨により比較的粗い大きなピ
ンチの凹構造を形成させ、次いで、化学洗浄により研磨
剤やアルミニウム屑を化学的に除去させた後、電気化学
エツチングにより微細なピンチの凹構造を形成させるこ
とにより、大きなピッチと小さなピッチの二種の凹構造
を有する砂目立の製造法が記載されているか、このよう
な、粗面構造を有する砂目は印刷版としての保水性、レ
ンストの接着性の点で優れているが、この公報記載の方
法では製造プロセスが複雑となり、製造コストが高くな
るという問題７αがあり、即ち、機械的性目立て法と電
気化学的砂目立て法の両方の問題点を有する。

本発明者は、このような事情に鑑み、製造プロセスを大
幅に合理化するのみならず、平版印刷版用支持体として
の性能を満足しうるように研究を重ねた結果、安価で新
しい印刷版用高強度アルミニウム合金板を完成したので
ある。

本発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金板の特徴
とするところは、Ｍｎ　Ｏ，５〜２．５ｕ＋ｔ％を含有
し、残部不純物およびＡ１からなるアルミニウム合金の
表面に、互に独立或いは重なり合って波状侯様をなす長
円状の四部が２００個／１１１ｍ２以上の密度で形成さ
れており、がっ、その上に化学エツチングによる平担ピ
ンチか１〜１０μである微細四部が形成されていること
にある。

また、本発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金板
は、長円状の凹部がプレスにより形成され、その大きさ
を、長軸平均長さ１０〜１４０μ、短軸平均長さ７〜８
０μとし、また、中心線平均粗さは０．３〜１．５μと
し、さらに、化学エツチングにより形成された四部の密
度は、５，０００〜２００，０（Ｘ１個／＋ｎ＋ｎ２と
するものである。

本発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金板は、プ
レスにより形Ｉ＆、された粗くて大きなピッチの凹構造
と化学エツチングにより形成された微細で細かいピッチ
の凹構造を併せ有するＭｎ０．５〜２，５ｕ＋Ｌ％を含
有するアルミニウム合金板であり、即ち、このＭｎ　０
．５〜２．５ｕ＋Ｌ％含有のアルミニウム合金板を圧延
して所定の板厚とするに際して、表面を粗面化した圧延
Ｖ−ルで連続的にプレスすることにより、ロール表面の
粗面形状をアルミニウム合金板に転写し、その後、化学
エツチングすることにより、上記の２種の凹構造を有す
る砂目形状を、ブラシ研磨や電解エツチングを施すこと
なく、印刷版用高強度アルミニウム合金板が得られるの
である。

以下、本発明に係る印刷版用高強度アルミニ・クム合合
板について詳細に説明する。

先ず、印刷版用高強度アルミニ・クム合金板の含有成分
および成分割合について説明する。

Ｍｎは化学エツチングにより緻密で、がっ、適当な深さ
を有する凹構造を均一にそして多数形成するため、およ
び、強度や取扱い性の向上のために含有させる元素であ
り、含有量がＯ’、５＋ｌＩｔ％未満ではＭ　１＋化合
物の析出が少なく化学エツチングにより充分な粗面が得
られず、深い凹凸を１りるために長時間のエツチングを
行なうと、全面溶解しプレスによる四部が消滅するよう
になり、また、２．５ｕ＋ｔ％を越えて含有されるとＭ
ｎ化合物が粗大化し、均一性が低下すると共に靭性も低
下する。よって、Ｍｕ含有量は０．５−２．５ｕ＋ｔ％
とする。

このＭｎ以外にＦ’ｅ、　Ｃｕ、　ＭＢ、　Ｚｎを適宜
含有させてもよく、ＦｅはＭｎの晶出、析出を助長しＭ
ｎ化合物と結合してこれも微細比重る作用があり、望ま
しい含有量は０．０５〜１．５ｗＬ％であり、Ｃｕはエ
ツチング効果の向上および強度向」二のために有効な元
素であり、含有量は０．０５〜１ｕｌ１％が望ましく、
ＭＢは強度向上のために有効な元素であり、２ＩＩＩＬ
％以下の含有は許容される。また、ＺｎはＮｉｇとの共
存で強度を向上させるので、５ＩｌｌＬ％以下で含有さ
せてもよい。その他、Ｓｌ、ｉ’　ｉおよび他の不純物
は通常市販の工業純アルミニウムに含有される程度の範
囲の含有量であれば何等支障はない。

次に、本発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金板
の製造法について説明すると、上記説明したアルミニウ
ム合金溶湯を常法により鋳造、均質化処理、熱間圧延し
た後、冷開圧延を行なり・所定の板厚にするが、少なく
とも最終１パスを表面を粗面化したロールを用いて圧延
することによりロール表面の粗面形状をアルミニウム合
金板表面にプレス転写する。

均質化処理条件は、本発明に係る印刷版用高強度アルミ
ニウム合金板に使用するアルミニウム合金では、４００
〜５００°Ｃの温度域でＡＩ　Ｍ１＋系析出物か多量に
形成され、中間焼鈍を行なった場合、その再結晶粒を粗
大化し、その結果、繰返し曲げ寿命が低下するため５０
０〜６］０’ＣＸ４ＳＩ−１＋が望ましいが、曲げ性が
従来相より向上しているので５００°Ｃ以下でも可能で
ある。６１０℃、４８Ｈｒを越えて均質化処理を行なっ
ても効果が飽和し、不経済で２！１（駄である。

熱間圧延条件は、特に厳密に管理しなくても化合物の分
布が適当であれば、化学エツチング性を損なうことはな
いが、！１４　ｎの固７８量は少ないことか望ましく、
このためにはある程度以−にの高温で、例えば゛、２５
０′Ｃ以上で熱間圧延を終了させることが望ましい。

Ｍ１１固溶量を減少させるためには冷間圧延の途中で、
中間焼鈍を行なってもよく、この中間焼鈍の採用は祠料
を軟化し、１１面化ロールの表面形状を効率よく転写す
る上でも有効である。

この粗面化ロールは、例えば、鋼製の１０〜１０００μ
の微粒子をインペラー回Ｉ腰故］−５００〜：３０００
　ｒ　ｐ　＋ｎ、グリッド投入量１０〜５０（ＩＫＦｉ
／＋ｎｉ＋＋の条件で回１１云中のロールに噴射させて
製造される。そして、このロールを使用してアルミニウ
ム合金を圧延する際の、１パス当りの圧下率は３〜５０
％程度か好ましく、必要に応して複数回圧延することも
有効で“ある。圧延されたアルミニウム合金板は表面に
長円形の四部が密に並び、がっ、そのフリンジが−８１
−重なり合って波状侯様を形成している。この長円形四
部の深さは、中心線平均粗さＲａが０．３〜１．５μが
保水性、小点再現性の点から好ましい。そして、０．３
μ未満では保水性が不充分であり、また、１．５μを越
えると小点再現性か低下する。また、長円形四部の大外
さば平均で、長袖方向１０〜１４０μ、短軸方向７〜Ｓ
Ｏμか保水性、小点再現性、レジストの密着性の点から
好ましい。この長円形四部の犬ぎさがこれよりも大きく
なると、接着性、小点再現性が何れも低下する。長円形
凹部の密度は２００〜１５，０００個の範囲とするのが
よく、この密度では長円形四部のフリンジは一部重なり
合し・、全体として波状侯杆を形成する。この密度が１
氏いとレノストの接着性、保水性が低下する。

上記のプレスにより長円形四部が形成されたアルミニウ
ム合金板は、そのままでも平版印刷版用支持体として使
用することができるが、さらに、化学エツチング処理を
行なうことにより、小さなピッチの四部を形成させると
、平版印刷版としての性能か改善される。即ち、プレス
加工だけの砂目は表面に光沢があり、製版を行なった晴
の小点や印刷作業中の水上り状況好か見え難いという欠
点があり、化学エツチングでさらに、微細な凹部パター
ンを付与することにより、この問題はＩ’ｌＷ決され、
この化学エツチングの浴成分としては、弗化水素酸、硝
酸、硫酸等の酸を生木とするものと、苛性アルカリを主
体とするものか′知られており、濃度範囲は、０．３〜
３０％が一般的である。酸、アルカリ以外に珪酸塩、重
クロム酸塩、硝酸塩、弗化アンモニウム、燐酸アンモニ
ウム等の塩を添加して化学エツチングを行なってもよい
。

この化学エツチングによって形成される凹構造のピンチ
は１〜１０μで、プレスによる凹構造と比べると１桁低
い。この微細構造の密度は５０００〜２００．０００個
／ｌ１１ｍ２であり、プレスによる凹構造の上に重なっ
て形成されている。

このように、アルミニウム合金板」−に初・られた砂目
は、プレスによる大きなピッチの凹構造と化学エツチン
グによる微細な凹構造がある２重１＋Ｘ′１造であり、
従来法のブラシ研磨→化学洗汀Ｉ→電Ｆｌｉｔエンチン
グという工程で得られる砂１」に比べ、ブラシ研磨とい
う熟練を要する作業がなく、さらに、イυ１磨剤やアル
ミニウム屑を除去するという工程も電解エツチング工程
も不要となることおよび単に化学エツチングのみで平版
印刷版として必要な粗面を形成するものとは異なり、長
時間の化学エツチングを施す必要がないこと等において
大幅に合理化された方法で作ることができる。

このようにしてアルミニウム合金板上に形成された砂目
は、このまま平版印刷版用支持体として使用することが
できるが、必要に応じ、陽極酸化、化成処理等の処理を
施こすことも可能であり、陽極酸化処理はこの分野で従
来通り行なわれている方法で行なうことができ、具体的
には硫酸、燐酸、クロム酸、Ｅｉ酸、スルファミン酸、
ベンゼンスルホン酸等、或いは、これらの２種以上を組
合せた水溶液中で、電流密度１〜５０Ａ／ｃｌ＋ｎ２、
電解時間１５秒〜１５分、浴温２５〜７５℃で行なうこ
とができ、さらに、陽極酸化後に熱水、珪酸塩、重クロ
ム酸塩、酢酸塩、親水性高分子化合物等を用いて１」孔
または親水下処理を行なってもよい。

本発明に係る印刷版用高強度アルミニウム合金板に適用
される感光性物質は特に限定されるものではなく、従来
より良く知られてν・るものを１史用することがでト、
例えば、ンアゾ樹脂と／＜イングーとからなるネガ作用
感光性組成物、０−キノンジ゛アジド化合物とバインダ
ーとからなるボン作用感光性組成物、アンド化合物と７
ペングーとからなるネガ作用感光性組成物、尤二量化型
７オ１ポリマーよりなるネガ作用感光性組成物、光重合
型モノマーとバインダーとよりなるネガ作用感光性組成
物等が挙げられる。

こｉｔらの感光性組成物を適当な溶媒に）泪１＋’ｆ、
　Ｌ、本発明に係る平版印刷版用アルミニウム合金板に
塗布し乾燥すれば、感光性平版印刷版用アルミニウム合
金板が製造され、これに、被腹写物を重ねて露光現像す
れば親水性および保水性に優れ、かつ、感光層と砂目と
の接着性が強固なＩＱれた目＋ｇ１服力律られる。

（実施例１） 硬度（ＨｖＳ６０）、平均粒度２５０μの鋼製粒子をイ
ンペラー回転数２０００ｒｐ＋１１、グリッド投入量２
５０Ｋ　ｇ／　＋ｎ　ｉ　ｎのショット条件で鋼製ロー
ルに噴射し第１［面化された表面を有する圧延ロールを
製造した。

このロールに０．２７＋ｌＩｂ＋の供試イ４’Ｎｏ、’
ｌ全通し、第一圧延の以下率７．６％、第二圧延率６％
にて圧延処理を行ない、０．２３５　ｍ　ｍ　Ｉ’ｆ−
さの粗面化されたアルミニウム合金を得た。表面の中心
線平均第１１すは０．６０μ、長円状凹構造の長軸；口
勺長さは２８１１、短軸平均長は１４μ、長円の密度は
２（１００個／ｌ１ｌｂ＋　”であった。

続いて８％ＮａＯＨ水溶液中で８０’ＣＸ３０秒の条件
で化学エンチングを施し、平均ピンチが２μ、密度が９
００００個／１１１１ｎ”の微細凹構造を付与した。

次に、３０％硫酸ｍ中で：（０℃、電硫蕾度６Ａ／ｄｍ
２の条件で２０秒間陽極酸化処理を行ない砂１１を有す
るアルミニ・〉ム合金板へを作っＩニ一方、プレス粗面
化処理後、化学エツチングを行なわずに直ちに陽極酸化
処理を行なった砂１−１を有するアルミニウム合金板を
Ｂとし、地割砂目とした。

これらのアルミニウム合金板上に（＝１与された砂目Ａ
、Ｂに、下記のＯ−キノンアジド系感光液を２０＋ｎＨ
／　ｄｅｎ２の膜厚になるよう塗布して感光性印刷版Ａ
、Ｂを得た。

ナフトキノソノアンド−５−スルホニルクロライドと１
ｏ−クレソパ−ル・ホルムアルテ゛ヒトノボ゛ランクと
の縮合物　５．０ｇ ｌ１１−クレゾール・ホルムアルデヒド７ポラツク（住
友デュレス社製）　９．０ｇ ビクトリアピュアーブルーＢ　ＯＩ（（保土谷化学社製
）　０．１ｇ す７トキノンジアノトー４−スルホニルクロライド　０
，１９ｇ エチルセロソルブ　１００Ｂ このようにして作られた感光性印刷版に、網点チャート
、ステップタブレット、ボッフィルムを密着し、メタル
ハライドランプで露光し、続いてメタ珪酸ソーダ４％水
溶液で現像を行なったところＡ、Ｂ何れの試料も５段ク
リアで２％の網点が再現されていたか、非画像部の反！
ｌＩ率（ＪＩＳＩ）５７０５．９．　］項の方法）が試
料ノ＼は１．０％であるのに月し、試料Ｂは２１．３％
もあり、小点か二洸しく見にくかった。続いて、オフセ
ット印刷ｔｌ！　（ロランド社パルバ）で印刷試験を行
なったか、ノ＼は水−１−り状態か見易いのに対し、Ｂ
は砂１］の光沢のために者しく見１こくかった。

（実施例２） 実施例１と同様のプレス条件で供試４’Ｊ’Ｎｏ、２を
粗面化した後、１０％ＮａＯＨ水溶液中で６（１℃、１
分の条件で化学エツチングを施し、平均ピンチか５．０
μ、密度か１４０００個／ＩＩＩ　Ｉｌｌ　”の徽細凹
柘造をｆｊ”ｊした。さらに、硫酸２０％浴中で浴温２
５°Ｃ１７＋工’ｔＡ’ｂ密度６Ａ／ｄｍ２の条件で、
２０秒間陽（ぐえ酸化外Ｊｊｌを行ない、アルミニウム
合金板」二に砂Ｉ」０を得た。

比較としてプレス１１１面化と陽極酸化処理は砂ｌｌＣ
と同一であるが化学エンチングを省略したアルミニウム
合金板に砂目りを作成した。

このようにして作成した砂目Ａ、Ｂを１１．酸ソーダ１
％水溶液で８（１”ｃ、１分間の化成処理を行なった後
、下記に示す組成のノアゾ系感光疫を１７Ｂ／ｄｍ２の
膜厚に塗布し感光性印刷版を得た。

Ｐ−ジアゾフェニルアミン・ホルムアルデヒド縮合物の
１）Ｆ６塩（ノアゾニウム塩）　０．４２ＢＰ−ヒドロ
キシフェニルメタクリル７ミド・アクリロニトリル・ア
クリル酸エチルとメタクリル酸の共重合体　６．０８ ビクトリアピュアーブルーｌ３０１−１（保土谷化学社
製）　０．１．６８ ポリアクリル酸（日本純薬社製、ンユリマーノ＼Ｃ−１
０１−）　０．１８゜ メチルセロツル７　１００ｇ この感光性印刷版Ｃ，Ｄに網点チャー１、ステップタブ
レット、ネガフィルムを密着し、メタルハライドランプ
で露光し、下記組成の現像液で未露光部を除去したとこ
ろ、何れの印刷版もベタ５段において２％の網点が再現
されていた。しか腰化学エツチングを施さない試料りは
非画像部の光沢度が高く（２５％）、１％の光沢度の試
料Ａと比へると小点の見易さという点で劣っている。

次に試料Ｃ，Ｄをオフセット印刷機（ローランド社パル
バ）で印刷評価したか、Ｃに比べてｌ）は水」ニリの状
態が極めて見にくかった。さらに、Ｃ１Ｄの非画像部の
汚れにくさ、汚れ回復のし易さについて比較を行なった
。印刷中に服への水の（Ｊｌ、給を停止して汚れが発生
するまでの印刷枚数（汚れにくさ）はＣが８枚、Ｄが７
枚であった。次に非画像部に全面インキをイ」着させた
状態で水の供給を再開し、非画像部から完全に汚れかな
くなるまでの印刷枚数（汚れ回復のし易さ）について比
較したところ、Ｃが３７枚、Ｄが４３枚で（１１工れの
場合も化学エツチングを施したＣの方が優れていた。

（実施例３） 実施例１と同様のプレス条件で供試４’Ａ’　Ｎ　ｏ、
　３を粗面化した後、ＮＨ，Ｆ・Ｉ（Ｆ　］ＯＯ＋７／
　ｌの水溶液中で５０℃、１分の条件で化学エンチング
を行ない、平均ピッチが１０μ、平均密度７０００個／
１ｉｌｌｎ’の微細凹構造を伺与した。

次いで、４２％燐酸浴中で電流密度３　Ａ　／　（Ｉｎ
＋　”、浴温２５°Ｃの温度で５分間陽極酸化処理を行
ない、下記組成の光二量化型７オトポリマー感光液を１
４Ｉｎ　ｇ／　ｄ　１１２の膜厚となるように塗布し、
感光性印刷版を作った。

Ｐ−フェニレンノアクリル酸ジエチルエステルと１．４
　’）ヒドロキシエトキシ−シクロヘキサンとの縮合で
作られすこポリエステル　４．０８２−ベンゾイルメチ
レン−１−メチル−β−す７トチアゾリン　０．３２ｇ 安息香酸　０．１６８ ハイドはキノン　Ｏ，０８ｇ ７タロシアニンブルー顔料　０．８゜ モノクロロベンゼン　１００Ｉ０１ このように作られた感光性平版印刷版に網点チャート、
ステップタブレット、ネガフィルムを密着してメタルハ
ライドランプで露光し、下記の組成の現像液で未露光部
を除去した。

４−ブチロラクトン５００ｍ１ トリエタノールアミン　５０ｔｎｌ グリセリン５ｏＩＩＩＩ アビエナン酸メチル　５ｎ１１ 水添ウツドレノン（ハーキュレスパ・ングー社のステイ
ベライトレノン）　（１，５８ 湿潤剤（デュポン社製のゾニールＡ）　４．５ｍｌ得ら
れた刷版は５段ベタにおいて１土１％の網７（−ηか再
現されていた。平版印刷は（ｒ＋−ランド社パルバ）に
収１」けて印刷試験を行なったところ、水上りも見易く
、汚れら発生ぜ一１゛に１０万枚の良好な印刷物か゛イ
ｉ）やれた。

（比較例ｊ） 鋼製ロールを回転させながらロール表面に砥石で研磨し
線状模様を有する圧延ロールを１１１だ、、この圧延ロ
ールに０．２７ｍｂ＋のＮｏ、４のアルミニウム合金板
を通し、第一圧延の圧下率７．６％、第二圧延の圧下率
６％の圧延を行ない、中心線平均粗さ１．２μの線状模
様を有する砂目を得た。

この砂１」に実施例３と同一条件で化学エンチング、燐
酸アルマイト処理、感光液塗布、露光、現像を行なった
ところ、中間調部分に砂］１の線状模様が見られ、５段
ベタで１％の網点は再現されなかった。この事実はプレ
ス四部が波状模様の時のみ良好な網点再現性が得られる
ことを示している。

以上説明したように、本発明に係る平版印刷版用アルミ
ニウム合金板は、網点の再現性がよく、反射率も低く、
水上り状態が見易いという平版印刷版として優れた効果
を奏するものである。

第１頁の続き

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）Ｍｎ　Ｏ，５〜２．５帆％を含有し、残部不純物
   およびＡ１からなるアルミニウム合金の表面しこ、互に
   独立或いは重なり合って波状模様をなす長円状の四部が
   ２００個／ｍａｎ２以上の密度で形成されており、がっ
   、その上に化学エツチングによる平均ピンチが１〜１０
   μである微細四部が形成されていることを特徴とする印
   刷版用高強度アルミニウム合金板。
2. （２）プレスにより形ノ友された長円状の門？！ＩＳが
   、長軸平均長さ１０〜１４０μ、短軸平均長さ７〜８０
   μ、中心線平均Ｉｌｌさ０．３〜１．５μであることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の印刷版１１１　
   ｉｎ□強度アルミニウム合金板。
3. （３）化学エツチングにより形成された凹部の密度が、
   ５　、０００〜２００．０００個／ＩＩＩ　Ｉｌｌ　２
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の印
   刷版用高強度アルミニウム合金板。