JPH02293189A - 平版印刷版用アルミニウム合金材料およびそれを用いた支持体の製造方法 - Google Patents

平版印刷版用アルミニウム合金材料およびそれを用いた支持体の製造方法

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JPH02293189A
JPH02293189A JP1114080A JP11408089A JPH02293189A JP H02293189 A JPH02293189 A JP H02293189A JP 1114080 A JP1114080 A JP 1114080A JP 11408089 A JP11408089 A JP 11408089A JP H02293189 A JPH02293189 A JP H02293189A
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榊 博和
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山内 重穂
Yuji Suzuki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,!気化学的粗面化処理適性および強度、経済
性にすぐれた平版印刷版用アルミニウム合金支持体およ
びその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に平版印刷において、アルミニウム板を支持体とし
て用いることは従来から行なわれているが、感光膜の密
着性および非画像部の保水性の点からその表面を粗面化
しておくことが必要である。
この粗面化処理方法としては、従来からポールグレイン
法、ブラシグレイン法、ワイヤーグレイン法等の機械的
粗面化法があつ九が、新たに塩酸またはこれを主体とす
る電解液(以下塩酸系電解液という)および硝酸または
これを主体とする電解液(以下硝酸系電解液という)を
用いて、アルミニウム表面を電気化学的に粗面化する方
法が採用されている。この電解粗面化法は、製版適性や
印刷性能が優れていること、およびコイル材の連続処理
に適していることから近年急速に発展している。
従来、平版印刷版用アルミニウム合金板としては、機械
的粗面化法に則しては,JI8規格のAIIQO(アル
tニウム純度99.0重量慢以上)A3003(アルミ
二ウム純度98.0〜98.5重量%)に相当するもの
が用いられ、また電解粗面化法に対しては均一な電解粗
而の得られるAl050(アルi=ウム純度99.5重
量チ以上)相轟材が用いられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、電解粗而化法にすぐれる上紀A 1050材に
おいては、アルミニウム純度が高いため強度が低く、薄
肉化すると版の取シ扱いが非常にむずかしくなり、また
、バーニング処理時、版が軟化し、この点においても版
の取り扱いが、非常にむずかしく々るという欠点がある
。たとえば、印刷技術の進歩に伴ない印刷速度が上昇し
、印刷機の版胴の両端に機械的に固定される印刷原版に
加わる応力が増えたため、印刷版支持体の強度が不足す
る場合には、この固定部分が変形または破損して、印刷
ずれ等の障害を発生したり、版が切れることにより、印
刷不能となることが度々ある。ま九、寸度安定性などの
機械的強度を確保する必要上、比較的厚いアルミ二ウム
合金板を使用せざるを得す、これが平版印刷版の製造原
価を高くする主因となっている。
アルミニウム合金のうち、アルミニウム%99.0重量
一以上、殊に少なくとも99.5重量チの高いM含有量
を有するものは、電気化学的粗面化適性に優れている。
一方、99.0%以下のM含有量を有するもの(特にJ
ISA3003アルミニウム合金板)は,強度は高いが
電気化学的粗面化適性が劣シ,更に印刷中に非画像部の
汚れも生じやすいという欠点がある。
又電気化学的粗面化を均一にするために、,U−Mn 
− Fe合金の共晶化合物の単位面積当りの個数を制御
することが特開昭60−63340公報に提示されてい
るが、これとても均一な粗面を得ることができなかった
このように1!気化学的粗面化が不均一になると、鮮明
な印刷物が得られる限度、すなわち耐刷性が劣化する。
本発明は、上記した欠点を改善し、印刷版として適切な
電気化学的粗面化処理がなされ、かつ高速印刷に適した
印刷性と十分な強度を有する平版印刷版用アルミニウム
合金支持体およびその製造方法を提供することを目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
前記した本発明の目的を達成するため、本発明では、重
量チでMn : 0.5 〜2.0%, Si : 0
.0 5〜1.0%、Fθ:゛0.15〜1.0%、残
部Alおよび不可避不純物から成シ、液体窒素中(17
゜K)における比抵抗が14μΩ鯖以下および析出物の
直径(円相当直径)が0.05〜0.2μmである析出
物の個数割合が全体の60%以上の平版印刷版用アルミ
ニウム合金材料またはさらにT1:0.01〜o.xo
%が前記した成分に加えられ、液体窒素中(フフ゜K)
における比抵抗が、式〔比抵抗(μΩm))≦x4−}
−1a[Ti%〕を満足する平版印刷版用アルミニウム
合金材料を用いること、ならびに、前記した各合金成分
を持つ鋳塊を400〜610℃で均質化処理し、400
〜610℃に加熱して熱間圧延を行い、さらに冷間圧延
を行った後、5 0 0 ℃/h 以下の昇】速度で3
50〜500℃に加熱して中間焼鈍を行い、板厚減少率
so%以上の仕上げ冷間圧延を行い、該アルミニウム合
金表面に電気化学的粗面化処理を施すことよシなる平版
印刷版用アルミニウム合金支持体の裏造方法を採用する
ものである。
〔作用〕
本発明における構成要件について具体的に説明する。
平版印刷版用として従来から用いられてきたM− Mn
  合金板を電気化学的粗面化処理した場合には、不均
一な粗大ピット(マクロピット)が形成しやすく,印刷
性能や耐刷性に悪影響を与える。
本発明者等は、不均一なマクロビットの発生原因につい
て恵入シな解析を行った結果、マトリックス中のMnの
固溶flヲ少なくすること、すなわちMn  系析出物
を多く析出させることおよびその析出物の粒子径を微細
にすることが有効であることを見出した。そして、その
ためにはAX − Mn 合金に81とFeを添加し、
Aj−Mn−81またはAI−Mn−P●−81の微細
析出物を多く析出させることが必要であることを知見し
た。
以下、本発明に基づく合金組成、比抵抗、析出物につい
て説明する。
合金組成 (1)Mn : 0.5 〜2.0 %Mnは合金の強
度を高める。また、Affi−Mn−SiあるいはAI
 − Mn − Fs − 81 の微細化合物として
析出し、電気化学的粗面化によるピットを微細均一にす
る。o.5%未満では強度向上効果が十分でなく、2.
0%を超えると強度向上効果が飽和するばかシでなく、
晶出物が多くなるため粗大ビットが増える。
(2)si : o.o s〜1.0チ81はA!−M
n−81またはAt− Mn − Fe − 8iの微
細析出物として分散すると同時に、マ} IJックス中
のMn固溶量を少なくし、その結果1気化学的粗面化に
よるビットを微細均一にする。0.05%未満ではその
効果が十分でなく、x.o%を超えると、印刷中の非画
偉部の汚れを生じ−′コすくなる。
(3)Fe : 0,1 5 〜1.0 %?●はマト
リックス中のMnの固溶量を少なくし、その結果電気化
学的粗面化によるピットを微細均一にする。O.15%
未満ではその効果が十分でなく、x.o%を超えると粗
大な金属間化合物を形成し、電気化学的粗面化によるピ
ットが粗大になる。
また、印刷中の非画儂部の汚れを生じやすくなる。
(JTi : 0.Q l〜0.10%T1は鋳塊の結
晶粒を微細化する。0.01%未満では効果が十分でな
く、0.10チを超えると電気化学的粗面化のビットが
不均一になる。
本発明で用いるアルミニウム合金は、前記以外でも、本
発明の効果を損なわない範囲でCu,MP等を含んでも
よい。但しCuは0.05%を超えると電気化学的粗面
化を阻害するので、o.oa%以下としなければならな
い。
(5)比抵抗 液体窒素中(77゜K)における比抵抗が、実験式 比抵抗(μΩ−11)≦x*+16(Ti%〕であれば
,電気化学的粗而化のビットが均一微細になる。一方比
抵抗が上記式の値上シ大きくなると、電気化学的粗面化
のピットは不均一なマクロピットとなる。
この関係式は実験によシ導き出されたものであるが、次
のようK解釈される。すなわち、合金のマトリックス中
のMn固溶量が、ある一定量以下でビットが均一微細に
なるのであるが,このMn固溶量は比抵抗でほぼ代表さ
れ、比抵抗がある値以下、すなわちMn固溶量がある値
以下であれば、ピットが均一微細になる。そして、T1
は0.01〜0.10チの範囲であればピットの分布に
影響を及ぼさないが、比抵抗に大きく影響するので、限
界の比抵抗はT1含有量に応じて変化する。
以上のような現象の結果として上式が決められている。
(6)析出物の個数割合 電気化学的粗面化によるビットは、直径0.05〜0.
2μmの析出物(AI−Mn−siまたはAU−Mn−
Fe−81)の+m数割合が60%以上のとき微細均一
になシ、平版印刷版用支持体として好適になる。
直径0.05μm未満の析出物が多くなると、極微細ピ
ットが多くなり、一方、0.2μmを超える析出物が多
くなると、粗大ピットが多くなり、いずれも平版印刷版
用支持体に適さなくなる。
析出物の個数割合の測定は以下の方法による。
まず、アルミニウム合金材料を、昇温速度50〜200
℃/Secで400℃まで加熱し、δsec保持した後
空冷する。この処理はアルミニウム合金材料を再結晶さ
せるためのものであυ、加工組織(転位やサプグレン)
を除去して透過電子顕微鏡による析出物の観察を容易に
するものである。なお、この熱処理によっては析出物に
は変化はほとんど生じない。この予備熱処理の後,透過
電子顕微鏡による写真(10,000倍)を撮影し、析
出物の粒径分布を画像屏析装置(例えば(株)ニレコ製
ルーゼツクス500)によυ測定する。この場合、析出
物の直径は、円相当径すなわち写真における析出物の面
積と同じ面積を有する円の直径として測定する。この結
果から析出物の個数割合を求める。
次に製造条件について説明する。
(1)本発明のアルミニウム合金支持体は、鋳造一均質
化処理一熱間圧延一冷間圧延一中間焼鈍一仕上げ冷間圧
延の工程により製造される。但し、均質化処理と熱間圧
延前の加熱とは兼ねることもできる。すなわち、いずれ
かで下肥条件の加熱を行えばよい。
(2)均質化処理:400〜610℃ 均質化処理においては、過飽和に固溶しているMn,F
eおよびS1を析出させる。400℃未満で行うと析出
が十分に生じないため、電気化学的粗面化のピットが独
立し、粗大になる。一方610℃を超えると析出物が粗
大になり、直径0.2μmを超える析出物が60俤より
多くなシ粗犬ピットを生ずるようになる。
(3)熱間圧延 熱間圧延は400〜610℃で行なう。400℃未満で
は変形抵抗が大きいために一回当りの加工度を大きくで
きず、圧延のパス回数が増加して経済的でない。一方、
610℃を超えると析出物が成長して粗大になク、すな
わち、直径0.2μmを超える析出物が60チを超え、
粗大ビットを生ずるようになる。なお、均質化処理後、
一度鋳塊を冷却し、再び加熱して熱間圧延を行ってもよ
いし、また均質化処理後冷却せず,そのま壕熱間圧延を
行ってもよい。
(4)冷間圧延 熱間圧延板を薄くするために行う。圧延加工度は通常5
0〜95俤で行われる。
(5)中間焼鈍:350〜500℃ 中間焼鈍は材料を再結晶させると同時に析出物の量と分
布状態を制御するために行う。焼鈍温度が350℃未満
では再結晶が生じない。また、500℃を超えると析出
物の粗大化および再固溶が生じ、固溶量および析出物の
粒径分布が不適当なものとなって、電気化学的粗面化に
よるピットが均一微細とならない。さらに中間焼鈍時の
昇温速度は500゜C/h 以下で行わなければならな
い。
,500℃/h を超えると,昇温過程の析出が十分に
生じないため、Mnの固溶量が多くなシ、電気化学的粗
面化によるビットが独立して粗大になってしまう。
(6)仕上げ冷間圧延 材料の強度を増し、支持体を版胴に巻きつけるときのく
わえ切れを防止する。圧延加工度(板厚減少率)は30
%以上で行う。30チ未満では強度不足とな9、くわえ
切れの防止効果がなくなる。
次に、本発明に係る平版印刷版用アルミニウム合金支持
体の表面処理方法について詳細に説明する。
本発明における砂目立て方法は、塩酸系または硝酸系電
解液中で交流を流し、砂目立てする電解粗面化法である
。本発明においては、アルミニウム表面を金属ワイヤー
でひつかくワイヤーブラシグレイン法、研摩球と研摩剤
でアルミニウム表面を砂目立てするポールグレイン法、
ナイロンブラシと研摩剤で表面を砂目立てするブラシグ
レイン法のような機械的粗面化法を電解粗面化法と併用
してもよい。
電解粗面化処理に先立って、アルミニウム表面に付着し
た圧延油あるいは機械的粗面化後のかみ込んだ研摩剤(
機械的粗面化を施こしたばあい)を除去し、表面を清浄
化するための表面処理が行なわれる。一般的に、圧延油
除去のためにはトリクレン等の溶剤や界面活性剤を用い
て表面を清浄する方法が用いられる。また、1〜30%
の水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム
,珪酸ナトリウム等の水溶液に,アルミニウム合金板を
20〜80℃の温度で5秒−250秒間浸漬し、次いで
、lO〜30チ硝酸または硫酸水溶液に20〜70℃の
温度で5秒〜250秒間浸漬して、アルカリエッチング
後の中和およびスマット除去を行なう方法は、圧延油の
除去並びに研摩剤の除去のいずれに対しても一般的に用
いられる。
このアルミニウム合金板の表面清浄化後、電解粗面化処
理が施される。
本発明において電解粗面化処理に使用される電解液は、
塩酸溶液を使用する場合の濃度は.0.01〜3重量一
の範囲で使用することが好ましく、0.05〜2.5重
量チであれば更に好ましい。また.硝酸溶液を使用する
場合の濃度は、0.2〜5!量チ、好ましくは0.5〜
3重量チが好適である。
また、この電解液には必要に応じて硝酸塩、塩化物、モ
ノアミン類、ジアミン類、アルデヒド類、シん酸,クロ
ム酸、ホウ酸、シュウ酸等の腐蝕抑制剤(または安定化
剤),砂目の均一化剤などを加えることができる。
電解液の温度は通常10〜60℃で処理される。
この際に使用される交流電流は、正負の極性が交互に変
換されたものであれば、矩形波、台形波、正弦波いずれ
のものも用いることができ、通常の商用交流の単相およ
び三相交流電流を用いることができる。また電流密度は
、5〜IOOA/(1??/で、10〜300秒間処理
することが望ましい。
本発明におけるアルミニウム合金支持体の表面粗さは、
電気量によって調整し、0.2〜0.8μmとする。0
.8μmをこえると、JI8Al050材を用いた場合
に比べて極端に粗面化面がマクロピットで覆われ、これ
は印刷中に汚れの発生原因となシ、好ましくない。また
、0.2μm未満では、印刷版上の浸し水のコントロー
ルが出来ずシャド一部の網点部がカラミ易くなシ、良好
な印刷物が得られない。
このように砂目立てされたアルミニウム合金は、10〜
50%の熱硫酸(40〜60℃)や希薄なアルカリ(水
酸化ナトリウム等)によシ表面に付着したスマットが除
去される。アルカリで除去した場合は、引続いて洗浄の
ため酸(硝酸または硫酸)に浸漬して中和する。
表面のスマット除去を行なった後、陽極酸化皮膜が設け
られる。陽極酸化法は、従来よりよく知られている方法
を用いることができるが、硫酸が最も有用な電解液とし
て用いられる。それについで、リン酸もまた有用を電解
液である。さらに特開昭55−28400号公報に開示
されている硫酸とリン酸の混酸法もま九有用である。
硫酸法は通常直流電流で処理が行なわれるが、交流を用
いることも可能である。硫酸の濃度は5〜30チで使用
され、20’C−60℃の温度範囲で5〜250秒間電
解処理されて、表面に1〜1 0 g/n?の酸化皮膜
が設けられる。さらにこのときの電流密度は1〜20A
/d一が好ましい。リン酸法の場合には、5〜50%の
濃度、30〜60℃の温度で、10〜300秒間、1〜
1 5 k/ddの電流密度で、処理される。
このように、陽極酸化皮膜を設けた後、必要に応じて後
処理を行なうことができる。例えば、英国特許第123
0447号公報に開示されたポリビニルホスホン酸の水
溶液中に浸漬処理する方法や、米国特許第318146
1号公報に開示されたアルカリ金属珪酸塩の水溶液に浸
漬する方法が用いられる。また、必要に応じて、親水性
高分子の下塗り層を設けることも可能であるが、その後
に設ける感光性物質の性質によシ、取捨選択される。
本発明の裂遣方法によって製造された支持体には、以下
に例示する感光層を設けて平版印刷版とすることができ
る。
〔!〕  ポリヒドロキシ系高分子化合物の0−ナフト
キノンジアジドスルホン酸エステルおよびフェノール・
クレゾール混合のノボランク樹脂を含有する感光層を設
ける場合。
ポリヒドロキシ系高分子化合物としては、平均分子量で
1000〜7000のものが用いられ,例えばベンゼン
環上にヒドロキシ基を2個以上有する。フェノール化合
物(例えばレゾルシノール、ビロガロール等)とアルデ
ヒド化合物(例えばホルマリン、ベンズアルデヒド等)
との重縮合物がある。この他、フェノールーホルムアル
デヒト樹脂、クレゾールーホルムアルデヒド樹脂、P−
tart−プチルフエノールーホルムアルデヒド樹脂,
フェノール変性キシレン樹脂が挙げられる。さらに好適
なノボラツク樹脂としては、比較的高分子量のフェノー
ルを含むノボラツク樹脂で、特開[55−57841号
公報に開示されているフエノールーm−クレゾールーホ
ルムアルデヒドノボラツク樹脂が好ましい。また、露光
によ9可視像を形成するために0−ナフトキノンジアジ
ド−4−スルホニルクロライド,p−ジアゾジフエニル
アミンの無機アニオン塩,トリハロメチルオキサジアゾ
ール化合物、ペンゾフラン環を有するトリハロメチルオ
キサジアゾール化合物等の光によシルイス酸を発生する
化合物等が添加される。一方色素としては、ビクトリア
ブルーBOH,クリスタルバイオレット、オイルブルー
、等のトリフエニルメタン色素が用いられる。これらの
成分からなる感光性組成物が、固形分として,0.5〜
3.0g/rl設けられる。
〔It)  ジアゾ樹脂と水酸基を有する水不溶性且つ
親油性高分子化合物を含有する感光層を設ける場合。
前述の如く、陽極酸化皮膜を設けたのち、米国特許第3
181461号に開示されているアルカリ金属シリケー
ト浴中に浸漬する。このように処理した表面にジアゾ樹
脂のPF●塩またはBP,塩とジアゾ樹脂の有機塩と水
酸基を有する水不溶性且つ親油性高分子化合物を含有す
る感光層を設けることが好ましい。かかる感光層を本発
明による支持体表面に塗布すると、保存安定性および可
視画性が優れ、特に高温・多湿下等の苛酷な条件下で安
定な感光性平版印刷版を得ることができる。
このためのジアゾ樹脂は、PP,塩またはBF,塩と有
機塩から成り,トリイソプロビルナフタレンスルホン[
、414’−ビフエニルジスルホン酸% 5ースルホサ
リチル酸、2.5−ジメチルベンゼンスルホン酸、2−
ニトロベンゼンスルホン酸、1−ナフトール−5−スル
ホン酸、およUp−トルエンスルホン酸等の芳香族スル
ホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフエノン
−5−スルホン酸等の水酸基含有芳香族スルホン酸等が
挙げられる。
また水酸基含有の高分子化合物は、N量平均分子量で5
千〜50万の化合物で例えば、(1)N−(4−ヒドロ
キシフェニル)アクリルアミド、N−(4−ヒドロキシ
フェニル)メタクリルアミド、N−(4−ヒドロキシナ
フチル)メタクリルアミド等と他の七ノマーとの共重合
体、 (2)  O−   −  tたはp−ヒドロ苧システ
レンm と他のモノマーとの共重合体、 (3)O−、m−、またはp−ヒドロキシフェニルメタ
クリレート等と他のモノマーとの共重合体が挙げられる
上記モノマーとしては,例えば、 (イ)アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸等の
4,β一不飽和カルボン酸。
(口) アクリル酸メチル アクリル酸エチル等のアル
キルアクリレート。
(ハ) メチルメタクリレート、エチルメタクリレート
等のアルキルメタクリレート。
(ニ) アクリルアミド、メタクリルアミド等のアクリ
ルアミドもしくはメタクリルアミド類。
(ホ)エチルビニルエーテル ヒドロキシエチルビニル
エーテル等のビニルエステル類。
(ヘ)スチレン、d−メテルスチレン等のスチレン類。
(})  メチルビニルケトン等のビニルケトン類。
(ト)エチレン、プロピレン、イソグレン等のオレフイ
ン類。
(IJ)  N−ビニルピロリドン、N−ビニル力ルバ
ゾール アクリロニトリル メタクリロニトリル等が挙
げられ、その他芳香族性水酸基を含有するモノマーと共
重合し得るモノマーであればよい。
また,感光層中に添加される油溶性染料は、ビクトリア
ビュアープルーBOH、クリスタルバイオレット、ビク
トリアプルー メチルバイオレット、オイルブルー#6
03等が好ましい。これらの組成の感光層を形成するに
は、フッ素系の界面活性剤,ノニオン系界面活性剤、可
塑剤(例えばジブチルフタレート、ポリエチレングリコ
ール、フタル酸ジエチル、リン酸トリオクチル等)およ
び公知の安定剤(例えば、リン酸、亜リン酸、有機酸)
等を加えて、乾燥後の塗布重量が0.5〜2.5g/r
l となるように設ける。
〔エ〕  カルボン酸残基壕たは無水カルボン酸残基を
有する重合体、付加重合性不飽和化合物および光重合開
始剤を含有する光重合型感光性組成物からなる感光層を
設ける場合。
光重合型感光性材料の場合には、塩酸浴で砂目立てされ
た支持体表面をリン酸またはリン酸と硫酸の混酸によ9
陽極酸化することが好ましい。
リン酸浴中で陽極酸化し、シリケート処理した後、カル
ボン酸残基または無水カルボン酸残基を有する重合体、
付加重合性不飽和化合物および光重合開始剤を含有する
光重合型感光性組成物の層を設ける。また、特開昭60
−10’7042号公報に開示されているような電子写
真感光体を用いた平版印刷版に用いることができる。
このように形成された印刷版は、保存性がよく、しかも
、露出した非画像部のアルミニウム板表面は、印刷イン
キで汚れ難く、しかも汚れたインキを迅速に除去する良
好な親水性を有しており、感光層との高い接着力を有す
る。
この目的に適合するカルポン酸残基または無水カルボン
酸残基を有する重合体としては、下記の〔幻〜〔D〕の
中から選ばれた構造単位を有する重合体が好ましい。
(式中R,およびR,は水素原子またはアルキル基を示
し、R,はフエニレン基またはヒドロキシ基を有してい
てもよいアルキレン基、R.は水素原子、置換基を有し
ていてもよいアルキル基、R,は置換基を有していても
よいアルキル基、アリル基もしくはアリール基またはシ
クロアルキル基を表わし、nは0または1を表わす) よシ具体的な構造単位としては、式(人)としてアクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、ビニル安息香酸等が
挙げられ、式(B)としてマレイン酸、マレイン酸モノ
ヒドロキシアルキルエステル、マレイン酸モノシクロヘ
キシルエステル等カ挙ケラれ、式(C)としてマレイン
酸モノアルキルアミド、マレイン酸モノヒドロキシアル
キルアミド等が挙げられ、式(D)として無水マレイン
酸、無水イタコン酸等が挙げられる。重合体としては通
常平均分子量1000〜10万のものを使用する。
付加重合性不飽和化合物は、光重合型感光性樹脂組成物
が活性光線の照射を受けた場合、相互に三次元方向で付
加重合し、不溶化をもたらすようなエチレン性不飽和二
重結合を有する単量体である。例えば、不飽和カルボン
酸、不飽和カルポン酸と脂肪族ポリヒドロキシ化合物と
のエステル不飽和カルボン酸と芳香族ポリヒドロキシ化
合物とのエステル等が挙げられる。
光重合開始剤は、ペンゾイン、ペンゾインアルキルエー
テル、ペソゾフエノン、アントラキノン、ミヒラーケト
ン等を単独もしくは組合わせて用いることができ、1〜
3 g/一の乾燥後の塗布量になるように設ける。
以上のようにして平版印刷版を作成する。
〔実施例〕
実施例によって本発明を詳細に説明する。
第1表に示す醜1〜階11の合金を溶解、鋳造し、両面
を面削して厚さ500m、幅1000簡、長さ3 5 
0 0.の鋳塊とし、これに540゜Cにおいて均質化
処理を施し,450℃に加熱して熱間圧延を行った後、
冷間圧延を行い、昇温速度50℃/h,温度380℃で
中間焼鈍を行なってから、板厚減少率85%で仕上げ冷
間圧延を施し、0.3 0■厚さの合金板を得た。
第1表 こうして得た合金板について、機械的性質、電気伝導度
、析出物分散状況を調べた。析出物分散状況は、前記の
予備熱処理を行った後10,000倍の透過電子顕微f
i(TEM)写真をルーゼツクス500により画像解析
することにより行った。
画像解析の対象面積は200μ一とした。その結果を第
2表に示す。
次に、前記の0.30m+厚さの合金板の表面を、10
チ水酸化ナトリウム水溶液で化学的エッチングを施した
後、20%硝酸中で、湛度20゜Cで中和洗浄し、1%
硝酸電解液で、電流密度30A/dW?.50℃、10
秒間の交流電解を行った。
ひきつづき15チ硫酸の50℃水溶液に3分間浸漬して
表面を清浄化したのち20チの硫酸を主成分とする電解
液中で浴湛30℃で3g/aW?の酸化皮膜を設けた。
このようにして作成したサンプルに下記の感光層を乾燥
時の塗布量が2.5g/m’  となるように設けた。
メチルセロソルブ        27重景部3KWの
メタルハライドランプを用いて、1mの距離で、50秒
間露光し、4%メタケイ酸ナトリウム水溶液によって2
5℃、45秒間現像して、水洗乾燥後,ガム引きし、平
版印刷版を得た。
これらの印刷版をオフセット印刷機KOHに取付け、非
画偉部の汚れおよび耐刷性を調べた。電気化学的粗面化
による砂目は、電子顕微鏡(sgM)で表面観察した。
この結果を前述第2表に示す。
本発明例階1〜NIl5の場合、引張強さが:l.7.
49f/一以上と高く、比抵抗が低く、0.05〜0.
2μmの析出物の個数割合が60%以上であシ、砂目は
微細であって、印刷枚数が、85,000枚以上と多く
耐刷性が良好であシ、非画偉部の汚れも少ない。
比較例階6は、Mnが少ないために強度が低く、Na’
7は、■が多いために砂目が不曳で印刷枚数が少なく、
NQ8は、81が少ないために比抵抗が高く、砂目不良
で印刷枚数が少ない。la9は、81が多いために非画
像部の汚れが多い。階10は、Feが多いために砂目が
不良で印刷枚数が少なく、非画像部の汚れも多い。NQ
IIは、T1が多いために砂目が不良で、印刷枚数が少
ない。
次に、第1表の−1〜−5の合金について、均質化処理
温度、熱間圧延の加熱湛度、中間焼鈍の条件および仕上
げ冷間圧延の減少率ならびに粗面化の方法を糧々変えて
、同様に0.30m+厚さの合金板を得た。そして、前
述と全く同様に、機械的性質、比抵抗、析出物の個数割
合、砂目、耐刷性および非画像部の汚れを調べた。なお
、粗面化の方法のうち、電気化学的粗面化は上記の実施
例と全く同様に、10%水酸化ナトリウム水溶液で化学
エッチング−20%硝酸中で中和洗浄−1%硝酸電解液
中で交流電屏により行なった。また、機械的粗面化は、
アルミナ研摩剤を懸濁させた水を吹き付け麿から、アル
ミニウム合金板をナイロンプラシで研摩した後,10チ
水酸化ナトIJウム水溶液で化学エッチングし、20e
s硝酸中で中和洗浄することにより行った。そして、化
学的粗面化は、10チ水酸化ナトリウム水溶液により化
学エッチングし、20チ硝酸中で中和洗浄することによ
シ行なった。
第3表に結果を示す。
本発明の製造条件で合金板を製造した場合、結果は良好
であるが,何らかの条件が逸脱した場合、強度不足、比
抵抗の不適当、析出物の個数割合の不適当、砂目不良お
よび/または印刷枚数の不足となって表われている。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したとおシ構成されていることによ
υ、平版印刷版用アルミニウム合金支持体は十分な強度
を有するため版割れを生じにくく、電気化学的粗面化に
よるビットが微細均一であるから耐刷性にすぐれており
、なおかつ耐汚れ性にすぐれているという顕著な効果を
奏するものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%でMn:0.5〜2.0%、Si:0.0
    5〜1.0%、Fe:0.15〜1.0%、残部Alお
    よび不可避不純物から成り、液体窒素中(77゜K)に
    おける比抵抗が14μΩmm以下および析出物の直径(
    円相当直径)が0.05〜0.2μmである析出物の個
    数割合が全体の60%以上の板であつて、電気化学的粗
    面化処理に適した平版印刷版用アルミニウム合金材料。
  2. (2)重量%でTi:0.01〜0.10%をさらに含
    み、液体窒素中(77゜K)における比抵抗が式〔比抵
    抗(μΩmm)〕≦14+16〔Ti%〕を満足する請
    求項1記載の平版印刷版用アルミニウム合金材料。
  3. (3)重量%でMn:0.5〜2.0%、Si:0.0
    5〜1.0%、Fe:0.15〜1.0%、残部Alお
    よび不可避不純物よりなる合金鋳塊を、400〜610
    ℃で均質化処理し、400〜610℃に加熱して熱間圧
    延を行い、さらに冷間圧延を行つた後、500℃/h以
    下の昇温速度で350〜500℃に加熱して中間焼鈍を
    行い、板厚減少率30%以上の仕上げ冷間圧延を行い、
    該アルミニウム合金表面に電気化学的粗面化処理を施す
    ことを特徴とする平版印刷版用アルミニウム合金支持体
    の製造方法。
  4. (4)重量%でさらにTi:0.01〜0.10%を含
    む請求項3記載の平版印刷版用アルミニウム合金支持体
    の製造方法。
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